JP2002259781A - ポイント情報処理装置およびポイント情報を処理するプログラム - Google Patents

ポイント情報処理装置およびポイント情報を処理するプログラム

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JP2002259781A
JP2002259781A JP2001051695A JP2001051695A JP2002259781A JP 2002259781 A JP2002259781 A JP 2002259781A JP 2001051695 A JP2001051695 A JP 2001051695A JP 2001051695 A JP2001051695 A JP 2001051695A JP 2002259781 A JP2002259781 A JP 2002259781A
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point
point information
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JP2001051695A
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English (en)
Inventor
Yoshio Onishi
善雄 大西
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ポイントは相互に価値の互換性がないので、買
い物の量は多いにもかかわらずなかなか商品やサービス
と交換できる程度の一定の量のポイントがたまらない。
さらに互換性がないので財布などには複数のポイントカ
ード(ポイントのたまった量を記録する機能を有するも
の)を入れて持ち歩かなければならずかさばって不便で
ある。ポイントカードが多くなってくると自分がどの店
のポイントカードを持っていたのかさえわからなくなる
場合もある。 【解決手段】本発明においては、異なる発行主体によっ
て発行された複数のポイント間のポイントの値の変換を
処理装置によって可能とした。さらに、ポイント値を含
む個人ポイント情報に通知先情報を含ませることで個人
ポイント情報の全部または一部を自動的に通知できるよ
うにし、個人が自己のポイントを容易に管理可能とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、サービス又は商
品などとの交換をする価値を表象するポイントの処理に
関し、特に特定の種類のポイントと他の種類のポイント
との間の交換価値の変換の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】「ポイント」とは、前述のようにサービ
ス又は商品その他の財産的価値を有するものと交換をす
る価値を表象する数字、文字、その他の記号をいう。買
い物額に応じて百貨店やガソリンスタンド、飲食店など
で発行されるポイントが代表的なものである。この他
に、飛行機の飛行距離に応じて発行されるいわゆるマイ
レージポイントのようなものや、パチンコ店でパチンコ
の玉と交換して発行されるいわゆる貯玉ポイントのよう
なものも含む。さらに、株式会社が発行する株券、社
債、各国政府が発行している貨幣、国債、も本件発明に
言うところのポイントの概念に含まれる。「サービス」
又は「商品」は、特に限定せず、その一般的な意味で用
いられる。例えば、そのポイントを発行する者によって
提供されるサービス、商品などが該当する。百貨店であ
れば、1000ポイント溜まると1000円の百貨店で
利用できる商品券と交換し、その商品券でもってその百
貨店で販売されているあらゆる商品を購入することがで
きる。即ち、ポイントが商品券という別の種類のポイン
トに変換された後、百貨店で購入できる「商品」と交換
されるのである。貨幣や国債、株券、社債なども最終的
に何らかの「商品」乃至は「サービス」と交換可能であ
る。
【0003】このポイントは、そのポイントの発行者で
ある事業者から、その事業者の顧客に対して発行される
ことが多い。例えば、ポイントの発行者が百貨店である
場合には、発行される相手は、その百貨店の顧客であ
る。
【0004】ポイントを発行する趣旨は、一般的に顧客
をリピーターとして確保することを目的とすることが多
い。ポイントがたまれば、一定の財産的価値と交換可能
であるとすると、顧客はそのポイントを蓄積するために
そのポイント発行者の店で繰り返し買い物をしようとす
るからである。
【0005】現在このような顧客のリピートを促すポイ
ントシステムを導入している業種としては、百貨店やス
ーパー、ドラッグストアなどの小売店、商品を生産する
メーカー、サービスを提供するサービス事業者など多く
の業種にわたっている。
【0006】ポイントの発行は一般的に、購入した商品
やサービスの金額に比例してポイントの量が多くなるシ
ステムを採用している場合が多い。たとえば、ある百貨
店では、商品1000円の買い物に対して1ポイントを
与えるというルールがある。そうすると、10000円
の買い物に対しては10ポイント、50000円の買い
物に対しては50ポイントという具合に買い物の額に応
じて発行されるポイントが増えてゆくのである。このポ
イントの発行の量と、買い物との関係はポイント発行者
によりまちまちである。例えば、ある百貨店では買い物
1000円に対して、ポイントが1ポイント発行され、
他の百貨店では買い物1000円に対してポイントが2
ポイント発行されるという具合である。
【0007】このことからも理解できるように、各ポイ
ント発行主体によってのみそのポイントの財産的価値が
確保されるのであり、あるポイント発行主体によって発
行されたポイントを他のポイント発行主体に提示しても
財産的価値は認められない。
【0008】例えば、ある発行主体において1000ポ
イント貯めると1000円相当の商品との交換が認めら
れていたとしても、その発行主体と異なる発行主体にお
いては、1000円相当の商品やサービスとの交換価値
が認められることはない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】現在多くの発行主体に
よってポイントの制度が導入されており、家庭の主婦
や、OLをはじめとして買い物を頻繁にする層の人たち
は複数のポイント制度を利用している。
【0010】しかしながら、これらのポイントは相互に
価値の互換性がないので、買い物の量は多いにもかかわ
らずなかなか商品やサービスと交換できる程度の一定の
量のポイントがたまらない。さらに互換性がないので財
布などには複数のポイントカード(ポイントのたまった
量を記録する機能を有するもの)をいれて持ち歩かなけ
ればならずかさばって不便である。ポイントカードが多
くなってくると自分がどの店のポイントカードを持って
いたのかさえわからなくなる場合もある。
【0011】ポイントカードの枚数が多くなってくる
と、利用しているポイント制度がどのような制度であっ
たかいちいち把握しておくことが大変になる。さらに、
ポイントに有効期限がある場合などには有効期限の管理
も煩雑になって、せっかく貯めたポイントが無効になる
こともある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明においては、異な
る発行主体によって発行された複数のポイント間のポイ
ントの値の変換を処理装置によって可能とした。
【0013】さらに、ポイント値を含む個人ポイント情
報に通知先情報を含ませることで個人ポイント情報の全
部または一部を自動的に通知できるようにし、個人が自
己のポイントを容易に管理可能とした。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本件発明の実施の形態を説
明する。
【0015】図1に示すのは、本件発明の基本概念を示
す図である。この図にあるように、本件発明のポイント
処理装置では異なるポイント発行主体のポイントを特定
の変換ルールに基づいて変換する。
【0016】例えば、この図の例では、北百貨店で買い
物をして50ポイントを貯めた者が、本件発明のポイン
ト処理装置でポイントを南百貨店のポイントに変換する
と、南百貨店の100ポイントが得られる。この者は、
この南百貨店のポイントを南百貨店で利用することで南
百貨店で定める100ポイント分のサービスや、商品と
交換をすることが可能となる。
【0017】もちろん、このような変換を可能とするた
めには、北百貨店と南百貨店との間でポイントの互換性
について取り決めが必要である。変換ルールは、この取
り決めに基づいて定められる。
【0018】この図の例では、北百貨店と南百貨店とい
う二つのポイント発行主体に関して説明したが、ポイン
ト発行主体の数は特に問題とならず、いくつの発行主体
間でポイントの変換を可能としてもよい。
【0019】また、この図の例で説明すると、北百貨店
と南百貨店との間にはポイントの互換性があるので、南
百貨店のポイントを北百貨店のポイントに変換すること
ももちろん可能であり、また、一旦北百貨店のポイント
を南百貨店のポイントに変換した後に、再び北百貨店の
ポイントに戻すことも可能である。
【0020】このように、ポイントの互換性を持たせる
と、ポイントカードなども1種類で済み、またどの店で
買い物をしても複数の店で利用できるポイントがたまる
ので、利用者としてはポイントの利用価値が高まる。
【0021】ポイント発行者の側から考えると、利用価
値が高く、管理が容易なポイントを発行しているとそれ
だけ利用者が増えるので、このような互換性を有しない
ポイント制度を採用している店に比較して差別化が可能
となる。
【0022】<実施形態1>次に実施形態1について説
明する。
【0023】図2は、本件発明の実施形態1のポイント
処理装置の機能ブロック図の一例を示すものである。こ
の図にあるように、このポイント処理装置0200は、
商品購入またはサービス提供のためのポイントについて
の情報であるポイント情報を処理するポイント情報処理
装置であって、変換ルール管理部0202と、ポイント
受付部0201と、ポイント変換部0203と、ポイン
ト蓄積部0204とを具備する。
【0024】変換ルール管理部0202は、ポイント情
報を変換するルールを示す情報である変換ルール情報を
管理する。例えば、北百貨店のポイントと南百貨店のポ
イントとの変換比率は、北百貨店のポイントの2倍を南
百貨店のポイントと等価とする、などというものであ
る。
【0025】ポイント受付部0201は、ポイント情報
を構成するポイントの値であるポイント値を有する変換
前ポイント情報を受け付ける。「受付」とは、例えば、
ポイント情報処理装置0200に差し込まれたポイント
カードから該当する発行主体のポイント値を読み取るこ
とである。もちろん、インターネットなどのネットワー
ク経由で変換前ポイント値を受け付けるようなものであ
っても良い。また、特定の記録媒体に記録された情報を
読み取るような仕方で受け付けるものであっても良い。
【0026】ポイント変換部0203は、前記変換ルー
ル管理部0202で管理されている変換ルール情報に基
づいて前記ポイント受付部0201で受け付けた変換前
ポイント情報を変換して新たなポイント情報である変換
後ポイント情報を生成する。ここで「新たなポイントと
は、変換前のポイントと財産的価値との交換率が異なる
ポイント、ないしは、発行主体が異なるポイントなどの
異種のポイントを言う。
【0027】この点で、電子マネーなどもポイントの概
念に含めることが可能である。異なるポイントとは、異
なる国家によって発行されている異なる貨幣単位を意味
する。従って、このポイント処理装置0200は、両替
機としての機能させることも可能である。
【0028】ポイント蓄積部0204は、前記ポイント
変換部0203で生成した変換後ポイント情報を蓄積す
る。蓄積されたポイント情報は、例えば、ポイントカー
ドに書き込まれたり、管理情報としてそのままポイント
情報処理装置0200に残されたり、または、ポイント
情報を集中的に管理する管理センターなどに送られたり
する。このポイント蓄積部0204はハードウエアとし
ては、一時的なメモリ、恒久的なメモリの両者を含む。
従って、ダイナミックRAM、ROM、フラッシュメモ
リ、ハードディスク装置、磁気テープ記憶装置、フロッ
ピィ−ディスク装置、DVD装置など各種の記憶装置に
よって構成可能である。
【0029】なお、ここで用いた用語である「ポイント
受付部」、「変換ルール管理部」、「ポイント変換
部」、「ポイント蓄積部」などの「〜部」は、実体的な
回路に基づいて構成されているものであってもよいし、
プログラムのモジュールなどによるものであってもよ
い。さらに、これらを組み合わせて構成されるものであ
ってもよい。このことは、この明細書の全体を通じて共
通であるので今後繰り返して説明しない。
【0030】図3に示すのは、実施形態1の処理の流れ
を模式的に示したものである。このポイント処理装置で
は、まず、変換前ポイント情報を取得する。例えば、こ
の情報にはポイント発行主体である「北百貨店」、ポイ
ント値である「50ポイント」などの情報が含まれる。
【0031】変換先であるポイントの発行主体などが特
定され、変換ルール情報が取得される。変換ルール情報
とは、例えば、北百貨店のポイントの2倍と南百貨店の
ポイントとが等価である、などというものである。
【0032】この変換ルールに従って変換が行われる
と、例えば、変換前ポイント情報としての「北百貨
店」、「ポイント値=50ポイント」というものが、
「南百貨店」、「ポイント値=100ポイント」と変換
される。
【0033】図4に示すのは、この実施形態1の処理の
流れを示す図である。この図にあるように、まず、ポイ
ント情報を構成するポイントの値であるポイント値を有
する変換前ポイント情報を受け付ける(ステップS04
01)。つぎに、ポイント情報を変換するルールを示す
情報である変換ルール情報に基づいて前記ステップで受
け付けた変換前ポイント情報を変換して新たなポイント
情報である変換後ポイント情報を生成する(ステップS
0402)。最後に、前記ステップで生成した変換後ポ
イント情報を蓄積する(ステップS0403)。
【0034】ここで説明したステップによって構成され
る処理は、コンピュータに実行させるためのプログラム
の形態で構成されるもの、または、そのプログラムをコ
ンピュータ読取可能な記録媒体に記述して構成したもの
などの実現形態がある。このことについては、本件明細
書で処理の流れを説明する際に共通であるので、今後こ
の説明は繰り返さない。
【0035】<実施形態2>実施形態2について説明す
る。
【0036】図5に示すのは、本件発明の実施形態2の
ポイント情報処理装置の機能ブロック図の一例である。
この図にあるように、このポイント処理装置0500
は、商品購入またはサービス提供のためのポイントにつ
いての情報であるポイント情報を処理するポイント情報
処理装置であって、変換ルール管理部0503と、ポイ
ント受付部0501と、ポイント変換部0504と、ポ
イント蓄積部0505とさらに、利用者識別子受付部0
502を具備する。
【0037】実施形態1のものとの相違点は、利用者識
別子受付部0502を具備する点であり、その他につい
ては、基本的に実施形態1と同じであるので繰り返し説
明しない。
【0038】実施形態1との相違点である利用者識別子
受付部0502は、利用者を識別する利用者識別子を受
け付ける。「受け付け」の態様は、前述のものと同じで
ある。ただし、ポイントがポイントカードなどによって
利用者に管理されている場合には、そのポイントカード
に利用者識別子が記録されていると便利である。その場
合には、ポイント受付部0501が変換前ポイント情報
をポイントカードから受け付けると同時に利用者識別子
受付部0502が同じポイントカードから利用者識別子
を受付る。
【0039】また、この実施形態においては、前記ポイ
ント蓄積部0505が前記利用者識別子受付部0502
で受け付けた利用者識別子と前記ポイント変換部050
4で生成した変換後ポイント情報を蓄積する。変換後の
ポイントの所有者などを明確化するためである。
【0040】図6に示すのは、実施形態2においてポイ
ント情報などが処理される様子を模式的に示したもので
ある。実施形態1と相違する点は、利用者識別子を取得
し、その利用者識別子と変換後ポイント情報とともにポ
イント蓄積部0505に蓄積する点である。この蓄積の
代表的な一例としては、利用者識別子と、変換後ポイン
ト情報とを関連付けて蓄積するというものである。
【0041】この利用者識別子は、必ずしも個人一人に
対して、一つの識別子が与えられるものでなくてもよ
く、個人一人に対して、複数の利用者識別子を与えるも
のであってもよい。また、個人識別子は、銀行口座や、
健康保険などの番号と一対一に対応させるものであって
もよい。
【0042】図7に示すのは、この実施形態の処理の流
れを示す図である。この図にあるように、まず、ポイン
ト情報を構成するポイントの値であるポイント値を有す
る変換前ポイント情報を取得する(ステップS070
1)。ついで、利用者を識別する利用者識別子を受け付
ける(ステップS0702)。そして、ポイント情報を
変換するルールを示す情報である変換ルール情報に基づ
いて前記ステップで受け付けた変換前ポイント情報を変
換して新たなポイント情報である変換後ポイント情報を
生成する(ステップS0703)。最後に、前記ステッ
プで生成した変換後ポイント情報と利用者識別子とを蓄
積する(ステップS0704)。
【0043】<実施形態3>次に実施形態3について説
明する。この発明の実施形態3のものは、変換実績蓄積
部を有する点が、実施形態1、2と異なる。
【0044】図8は、実施形態3のポイント情報処理装
置の機能ブロック図の一例である。この図にあるよう
に、このポイント情報処理装置0800は、変換ルール
管理部0802と、ポイント受付部0801と、ポイン
ト変換部0803と、ポイント蓄積部0805と、さら
に、変換実績蓄積部0804を具備する。
【0045】図9は、実施形態3の別のポイント譲歩処
理装置の機能ブロック図の一例である。このポイント情
報処理装置0900は、変換ルール管理部0904と、
ポイント受付部0901と、ポイント変換部0903
と、ポイント蓄積部0906と、利用者識別子受付部0
902とさらに、変換実績蓄積部0905を具備する。
【0046】図8、図9に示すポイント情報処理装置は
基本的に、実施形態1、2のものと同じであるので、相
違点についてのみ説明する。
【0047】この実施形態の特徴点である変換実績蓄積
部0804、0905は、ポイント変換部0803、0
903での変換実績に関する情報である変換実績情報を
蓄積し、変換ルール管理部0802、0904で管理さ
れている変換ルール情報がこの変換実績蓄積部080
4、0905で蓄積した変換実績情報を加味した情報で
ある点である。
【0048】図10は、この実施形態の処理の様子を模
式的に示したものである。例えば、利用者識別子とし
て、「UID=001」の利用者が、「北百貨店」の
「ポイント値=50ポイント」を「南百貨店」のポイン
トに変換しようとしてこの実施形態のポイント情報処理
装置を利用したとする。利用者識別子受付部で「UID
=001」が取得され、その利用者識別子「UID=0
01」の過去の変換実績情報「変換回数=5」が変換実
績蓄積部に蓄積されている変換実施記情報から取得され
る。そして、変換ルール管理部にその変換実績情報がわ
たされ、「北百貨店」のポイント値を「南百貨店」のポ
イント値に変換する際の倍率の値「N」として「2」が
選択される。なぜなら、この変換ルール情報は、変換実
績情報を加味したものとなっているからであり、その内
容は、変換回数が10回以下の場合には、N=2、11
回以上の場合にはN=2.5となっている。この変換ル
ール情報に基づいてポイント変換部にてポイントの変換
が行われ「北百貨店の50ポイント」が「南百貨店の1
00ポイント」に変換され、処理を終了する。
【0049】この具体例で明らかなように、「変換実績
情報」とは、例えば、過去の変換回数である。その他に
「変換実績情報」としては、過去に変換したポイントの
値、変換先が複数ある場合には、特定の変換先に関して
の過去の変換ポイントの値、変換回数などである。ま
た、これらに大売り出しなどの特定の期間などの時間と
いう要素を付加して変換実績情報としてもよいし、その
ポイントを取得した経過情報などを付加してもよい。そ
の他各種の変換実績情報を用いることができ、ポイント
制度を利用したサービスの多様化を図ることができる。
【0050】図11に示すのは、この実施形態の処理の
流れを示す図である。この図にあるように、まずポイン
ト情報を構成するポイントの値であるポイント値を有す
る変換前ポイント情報を受け付ける(ステップS110
1)。その後、ポイント情報を変換するルールを示す情
報である変換ルール情報であって、変換実績情報を加味
したものに基づいて前記ステップで受け付けた変換前ポ
イント情報を変換して新たなポイント情報である変換後
ポイント情報を生成する(ステップS1102)。そし
て、前記ステップにおける変換後ポイント情報の生成に
関する変換実績を蓄積する(ステップS1103)。最
後に前記ステップで生成した変換後ポイント情報を蓄積
する(ステップS1104)。
【0051】なお、変換ルール情報としては、図27に
示すようなものもある。例えば、同図a)のようなテー
ブルをもっていて、北百貨店のポイント値が1から10
0ポイントの間には、いずれの場合にも南百貨店のポイ
ントを50ポイントとするなどのいわゆるステップ状の
変換である。さらに、同図b)にあるように、変換ルー
ル変数として、北百貨店のポイント数のみならず、ポイ
ント変換の季節、ポイント変換の時間、ポイント変換の
場所など採用することも考えられる。
【0052】<実施形態4>なお、上記実施形態2、3
において、利用者識別子を利用してポイント情報処理を
行う場合にはポイント情報とこの利用者識別子とを関連
付けることで個人的なポイント情報管理が可能となる。
そこで、実施形態4においては、利用者識別子と、ポイ
ント値とを有する情報として個人ポイント情報なる概念
を採用した。「個人ポイント情報」は、これらの情報以
外に、個人の氏名、年齢、職業、役職、趣味、健康、収
入、買物の嗜好、家族構成などの情報を付加することが
できる。従って、ポイント発行主体からはマーケッティ
ングなどの有効な情報となり、利用者からは、ポイント
発行主体からの有益な情報の提供を受けられるという利
点を有する。
【0053】図12に示すのは、この実施形態の機能ブ
ロック図の一例である。この図にあるように、このポイ
ント情報処理装置1200は、変換ルール管理部120
4と、ポイント受付部1201と、ポイント変換部12
03と、ポイント蓄積部1205と、利用者識別子受付
部1202とさらに、ポイント情報管理部1206を具
備する。これにポイント変換実績蓄積部が備わっていて
も良い。
【0054】この実施形態の特徴点は、ポイント情報管
理部1206であるので、その部分について説明し、他
の部分についての説明は省略する。このポイント情報管
理部1206で管理される情報は「個人ポイント情報」
である。「個人ポイント情報」とは、利用者識別子とポ
イント値を有する。「有する」であるので、前述のよう
に、個人の氏名、年齢、職業、役職、趣味、健康、収
入、買物の嗜好、家族構成などの情報を含ませることが
可能である。
【0055】この個人ポイント情報は、ポイント発行主
体のマーケッティングなどの情報として有効活用され
る。
【0056】図13は、この実施形態の処理の流れを示
す図である。この図にあるように、まずポイント情報を
構成するポイントの値であるポイント値を有する変換前
ポイント情報を受け付ける(ステップS1301)。つ
いで、利用者を識別する利用者識別子を受け付ける(ス
テップS1302)。その後、ポイント情報を変換する
ルールを示す情報である変換ルール情報であって、前記
ステップで受け付けた変換前ポイント情報を変換して新
たなポイント情報である変換後ポイント情報を生成する
(ステップS1303)。そして、前記ステップにおけ
る変換後ポイント情報と利用者識別子を蓄積する(ステ
ップS1304)。最後に前記ステップで生成した変換
後ポイント情報のポイント値を利用者識別子と関連付け
て蓄積する(ステップS1305)。
【0057】図14から16は、実施形態1から4まで
のポイント情報処理装置の画面構成例である。まず、図
14にあるように、ポイントカードなどを差し込むと、
会員情報入力画面が現われる。この画面は最初の利用の
際にはすべての事項を入力する必要があるが、二回目以
降には、不足分、変更分などの入力のみをすれば足り
る。次に、メニュー画面に移る。メニュー画面では、利
用者が何をしたいか入力する。例えば、現在のポイント
値の確認、ポイントを提示してサービスなどを受けるた
めのクーポンの出力、ポイントの変換、ポイントを利用
して直接商品の購入などである。
【0058】図15に示すのは、ポイント確認画面と変
換サイト指定画面である。この例では、ポイント確認画
面で「北百貨店」、「南百貨店」のポイント値が出てい
る。
【0059】図16に示すのは、ポイントの変換をする
際に利用者に確認のために示される変換レート確認画面
の例と、変換結果を示す画面の例である。
【0060】<実施形態5>つぎに、実施形態5につい
て説明する。実施形態5の情報処理装置は、個人ポイン
ト情報の全部または一部をそのポイントの所有者に通知
する機能を有するポイント情報処理装置である。
【0061】図17は、この実施形態のポイント情報処
理装置の機能ブロック図の一例である。この図に示すよ
うに、このポイント情報処理装置1700は、ポイント
情報管理部1702と、個人ポイント情報取得部170
1と、通知条件管理部1704と、通知条件判定部17
03と、ポイント通知部1705とからなる。
【0062】ポイント情報管理部1702は、ポイント
情報の通知先を示す通知先情報とポイント値を有する個
人ポイント情報を管理する。ポイント情報の通知先と
は、一般的にはそのポイントの利用者である。ポイント
の利用者は、例えば、ポイントの所有者である。例え
ば、住所、電子メールアドレス、などによって示され
る。個人ポイント情報取得部1701は、個人ポイント
情報の全部または一部を前記ポイント情報管理部170
2から取得する。この個人ポイント情報には、個人の氏
名、年齢、職業、役職、趣味、健康、収入、買物の嗜
好、家族構成などの情報を含ませることが可能である。
一部でもよいので、個人ポイント情報の一部でもよい。
通知条件管理部1704は、ポイント情報を通知する条
件である通知条件を管理する。「通知条件」の一例とし
ては、ポイント値が例えば100ポイントを超えたこ
と、ポイントの有効期限が残り1週間となったこと、ポ
イントを変える商品に利用者の嗜好に合致した商品が新
しく登録されたこと、利用者の異動、引越し、結婚など
所定のイベントがあったことなど各種のものである。通
知条件判定部1703は、前記通知条件管理部1704
で管理されている通知条件を取り出し、当該通知条件を
満たすか否かを前記個人ポイント情報取得部1701で
取得した情報から判断する。ポイント通知部1705
は、前記通知条件判定部1703での判定が通知条件を
満たす場合に、前記個人ポイント情報取得部1701が
取得した個人ポイント情報の全部または一部(個人ポイ
ント情報取得部が取得した情報と必ずしも一致する必要
はない)を当該個人ポイント情報が有する通知先情報が
示す通知先に通知する。
【0063】図18に示すのは、この実施形態の処理の
流れを模式的に表したものである。この図にあるよう
に、まず、個人ポイント情報の全部または一部が取得さ
れる。例えば、通知先情報「abc@efg.ne.j
p」と「ポイント値=103ポイント」である。一方、
通知条件としては「ポイント値が100ポイントを超え
たこと」が定められている。判定部では、個人ポイント
情報に含まれる「ポイント値=103ポイント」が通知
条件である「100ポイントを超える」を満たしている
と判断し、「通知先」である「abc@efg.ne.
jp」に個人ポイント情報の一部である現在のポイント
値「103ポイント」が通知される。
【0064】図19に示すのは、「通知先」である「a
bc@efg.ne.jp」に個人ポイント情報の一部
である現在のポイント値「103ポイント」が通知され
た様子を示す図である。
【0065】図20に示すのは、この実施形態の処理の
流れの一例を示す図である。この図にあるように、ま
ず、ポイント情報の通知先を示す通知先情報とポイント
値を有する個人ポイント情報の全部または一部を取得す
る(ステップS2001)。ついで、ポイント情報を通
知する条件である通知条件を取り出し(ステップS20
02)、さらに、当該通知条件を満たすか否かを前記個
人ポイント情報取得部で取得した情報から判断する(ス
テップS2003)。判断が通知条件を満たす場合に、
前記個人ポイント情報取得部が取得した個人ポイント情
報の全部または一部(個人ポイント情報取得部が取得し
た情報と必ずしも一致する必要はない)を当該個人ポイ
ント情報が有する通知先情報が示す通知先に通知し(ス
テップS2004)、満たさない場合には、通知を行わ
ない。
【0066】<実施形態6>次に実施形態6について説
明する。実施形態6は、ポイント変更ルールが固定のも
のでなく、ポイント情報に基づいてポイントを変更する
か、しないか判断するものである。この点において、前
述の発明が、ポイントの変換を所定の固定ルールに従っ
て行っていたいのと相違する。このポイント情報処理装
置は、例えばボーナスポイントの付与などに利用すると
便利である。
【0067】図21は、このポイント情報処理装置の機
能ブロック図の一例である。この図にあるように、この
ポイント情報処理装置2100は、ポイント情報管理部
2102と、ポイント情報取得部2101と、変更条件
管理部2104と、変更条件判定部2103と、ポイン
ト変更ルール管理部2105と、ポイント変更部210
6と、ポイント情報蓄積部2107とからなる。
【0068】ポイント情報管理部2102は、ポイント
値を有するポイント情報を管理する。「管理する」と
は、蓄積し、必要に応じて更新し、削除することを言
う。ポイント情報取得部2101は、前記ポイント情報
管理部2102で管理されているポイント情報を取得す
る。ポイント情報には、ポイント値の他に、個人ポイン
ト情報には、個人の氏名、年齢、職業、役職、趣味、健
康、収入、買物の嗜好、家族構成などの情報を含ませる
ことが可能である。変更条件管理部2104は、ポイン
ト値を変更する条件である変更条件を管理する。「変更
条件」とは、「ポイント情報」が満たすべき条件であ
る。この条件をポイント情報が満たしたときにポイント
の変更がなされる。具体例としては、ポイント値、ポイ
ント情報に含まれている利用者識別子の値、個人の氏
名、年齢、職業、役職、趣味、健康、収入、買物の嗜
好、家族構成などの具体的内容などである。変更条件判
定部2103は、前記変更条件管理部2104で管理さ
れている変更条件を取り出し、当該変更条件を満たすか
否かを前記ポイント情報取得部で取得したポイント情報
から判断する。ポイント変更ルール管理部2105は、
ポイント情報が有するポイント値を変更するためのルー
ルであるポイント変更ルールを管理する。例えば、ポイ
ント値を2倍にする。ポイント値に100ポイントのボ
ーナスポイントを付加するなどである。ポイント変更部
2106は、前記変更条件判定部2103での判定が変
更条件を満たす場合に、前記ポイント変更ルール管理部
2105で管理されているポイント変更ルールを取り出
し、当該ポイント変更ルールに基づいて前記ポイント情
報取得部2101で取得したポイント情報が有するポイ
ント値を変更する。ポイント情報蓄積部2107は、前
記ポイント変更部2106での変更結果を蓄積する。
【0069】図22に示すのは、この実施形態の処理の
流れを模式的に示したものである。まず、ポイント情報
が「ポイント値=777ポイント」として取得される。
変更条件判断部では、変更条件とポイント情報とが合致
するか判断される。この例では、ポイント値が555以
降のいわゆる「ぞろめ」「3桁」であることであるの
で、「ポイント値=777ポイント」は、この変更条件
に合致する。そこで、変更部において、ポイント変更ル
ール「ポイント値を変更前の2倍」を取出し、ポイント
情報「ポイント値=777ポイント」をその2倍の「ポ
イント値=1554ポイント」とする。
【0070】図23は、この実施形態の処理の流れを示
す図である。この図にあるように、まず、ポイント値を
有するポイント情報を取得し(ステップS2301)、
ついで、ポイント値を変更する条件である変更条件を取
り出し、当該変更条件を満たすか否かを前記ポイント情
報取得手順にて取得したポイント情報から判断する(ス
テップS2302)。そして、前記判断手順での判定が
変更条件を満たすとの判定である場合に、ポイント情報
が有するポイント値を変更するためのルールであるポイ
ント変更ルールを取得して(ステップS2303)、当
該ポイント変更ルールに基づいて前記手順にて取得した
ポイント情報が有するポイント値を変更する(ステップ
S2304)。最後に、変更結果を蓄積する(ステップ
S2305)。
【0071】この実施形態によれば、ポイント制度の利
用者に特典などを与える際に条件を与えて自動的にポイ
ントを増加できるのでバーゲンセールなどの集客手段と
して有効である。もちろん、ポイント値は増加のみなら
ず減少することにも本件ポイント情報処理装置を利用で
きることは言うまでもない。
【0072】<実施形態7>次に、実施形態7について
説明する。実施形態7のポイント情報処理装置は、実施
形態1のポイント情報処理装置にポイント集計機能を有
する点に特徴がある。
【0073】図24に示すのは、この実施形態のポイン
ト情報処理装置である。この図にあるように、このポイ
ント情報処理装置2400は、変換ルール管理部240
2と、ポイント受付部2401と、ポイント変換部24
03と、ポイント蓄積部2405とを具備し、さらに、
ポイント情報管理部2404と、第一ポイント取得部2
406と、ポイント集計部2407を有する。
【0074】特徴点は、ポイント集計部2407である
ので、これに関して説明する。まず、ポイント情報管理
部2404は、ポイント値を有するポイント情報を管理
する。ここで管理されているポイント値は、外部から来
たものでもよい。例えば、通信回線を通じて他のポイン
ト情報処理装置から送られてきたものでもよい。第一ポ
イント取得部2406は、前記ポイント情報管理部24
04で管理されているポイント情報が有するポイント値
を取得する。ポイント集計部2407は、前記ポイント
蓄積部2405が蓄積した変換後ポイント情報が有する
ポイント値と前記第一ポイント取得部2406が取得し
たポイント値を集計する。「集計する」とは、ポイント
の加算を行い、その結果を保存して、随時加算して行く
ことである。もちろん、加算以外に原産される場合もあ
る。この構成により、例えば、ポイント利用者ごとに、
ポイント発行主体毎に、ポイント変換先毎にポイント値
の集計が可能となる。ポイント利用者後値に集計する際
には、ポイント情報に含まれている利用者識別子でソー
トした結果を集計すればよいし、その他、ポイント情報
に含まれている各種情報を利用してポイント情報のソー
トを行い、ポイント値を集計することで目的に合ったポ
イント値の集計が可能となる。
【0075】図25は、ある利用者のポイント集計の処
理の流れを模式的に示したものである。まず、ある利用
者が、「北百貨店」の「ポイント値=50ポイント」を
南百貨店のポイントに変換するとする。そうすると変換
ルール情報は、北百貨店のポイント値を二倍にするとい
うものであるので、この変換によってこの利用者のポイ
ント値は100ポイントに変換された。またポイント情
報として、この利用者の南百貨店の過去の持ちポイント
は3ポイントであると解るので、集計部では、変換後ポ
イント情報である100ポイントと、情報管理部にあっ
た3ポイントとを集計して、トータルで103ポイント
のポイント値となる。
【0076】図26は、この実施形態の処理の流れを召
す図である。この図にあるように、まず、ポイント情報
を構成するポイントの値であるポイント値を有する変換
前ポイント情報を受け付ける(ステップS2601)。
ついで、ポイント情報を変換するルールを示す情報であ
る変換ルール情報に基づいて前記ステップで受け付けた
変換前ポイント情報を変換して新たなポイント情報であ
る変換後ポイント情報を生成する(ステップS260
2)。そして、生成された変換後ポイント情報を蓄積し
(ステップS2603)、既に管理されているポイント
情報が有するポイント値を取得する(ステップS260
4)。前記変換後ポイント情報が有するポイント値と既
に管理されていたポイント情報が有するポイント値を集
計し(ステップS2605)、処理を終了する。
【0077】
【発明の効果】各種の発行主体によるポイントカードな
どの間に互換性ができるので、財布などには複数のポイ
ントカードをいれて持ち歩く必要がなくなる。また、自
分がどの店のポイントカードを持っていたのかなどの管
理をする手間も少なくなる。
【0078】ポイントに有効期限がある場合などには有
効期限の管理も通知機能によって煩雑さが少なくなり、
貯めたポイントが無効になることもすくなくなる。
【0079】さらに、ポイントの互換性があることでポ
イントの利用範囲が実質的に拡大し、ポイント発行者に
とっても集客の効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本件発明の概念を示す図
【図2】実施形態1の機能ブロックの一例を示す図
【図3】実施形態1の処理の流れを示す模式図
【図4】実施形態1の処理の流れを示す図
【図5】実施形態2の機能ブロックの一例を示す図
【図6】実施形態2の処理の流れを示す模式図
【図7】実施形態2の処理の流れを示す図
【図8】実施形態3の機能ブロックの一例を示す図
【図9】実施形態3の機能ブロックの一例を示す図
【図10】実施形態3の処理の流れを示す模式図
【図11】実施形態3の処理の流れを示す図
【図12】実施形態4の機能ブロックの一例を示す図
【図13】実施形態4の処理の流れを示す図
【図14】本件発明のポイント情報処理装置の画面例
【図15】本件発明のポイント情報処理装置の画面例
【図16】本件発明のポイント情報処理装置の画面例
【図17】実施形態5の機能ブロックの一例を示す図
【図18】実施形態5の処理の流れを示す模式図
【図19】本件発明のポイント情報処理装置の画面例
【図20】実施形態5の処理の流れを示す図
【図21】実施形態6の機能ブロックの一例を示す図
【図22】実施形態6の処理の流れを示す模式図
【図23】実施形態6処理の流れを示す図
【図24】実施形態7の機能ブロックの一例を示す図
【図25】実施形態7の処理の流れを示す模式図
【図26】実施形態7処理の流れを示す図
【図27】実施形態3の変換ルール情報の具体例を示す
【符号の説明】
0200 ポイント情報処理装置 0201 ポイント受付部 0202 変換ルール管理部 0203 ポイント変換部 0204 ポイント蓄積部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品購入またはサービス提供のためのポイ
    ントについての情報であるポイント情報を処理するポイ
    ント情報処理装置であって、ポイント情報を変換するル
    ールを示す情報である変換ルール情報を管理する変換ル
    ール管理部と、ポイント情報を構成するポイントの値で
    あるポイント値を有する変換前ポイント情報を受け付け
    るポイント受付部と、前記変換ルール管理部で管理され
    ている変換ルール情報に基づいて前記ポイント受付部で
    受け付けた変換前ポイント情報を変換して新たなポイン
    ト情報である変換後ポイント情報を生成するポイント変
    換部と、前記ポイント変換部で生成した変換後ポイント
    情報を蓄積するポイント蓄積部とを具備するポイント情
    報処理装置。
  2. 【請求項2】利用者を識別する利用者識別子を受け付け
    る利用者識別子受付部をさらに具備し、前記ポイント蓄
    積部が前記利用者識別子受付部で受け付けた利用者識別
    子と前記ポイント変換部で生成した変換後ポイント情報
    を蓄積することを特徴とする請求項1記載のポイント情
    報処理装置。
  3. 【請求項3】前記ポイント変換部での変換実績に関する
    情報である変換実績情報を蓄積する変換実績蓄積部と、
    前記変換ルール管理部で管理されている変換ルール情報
    が、前記変換実績蓄積部で蓄積した変換実績情報を加味
    した情報であることを特徴とした請求項1または請求項
    2記載のポイント情報処理装置。
  4. 【請求項4】利用者識別子とポイント値を有する個人ポ
    イント情報を管理するポイント情報管理部をさらに具備
    し、前記ポイント蓄積部が蓄積する変換後ポイント情報
    は個人ポイント情報として前記ポイント情報管理部に蓄
    積されることを特徴とする請求項2または請求項3いず
    れか記載のポイント情報処理装置。
  5. 【請求項5】ポイント情報の通知先を示す通知先情報と
    ポイント値を有する個人ポイント情報を管理するポイン
    ト情報管理部と、個人ポイント情報の全部または一部を
    前記ポイント情報管理部から取得する個人ポイント情報
    取得部と、ポイント情報を通知する条件である通知条件
    を管理する通知条件管理部と、前記通知条件管理部で管
    理されている通知条件を取り出し、当該通知条件を満た
    すか否かを前記個人ポイント情報取得部で取得した情報
    から判断する通知条件判定部と、前記通知条件判定部で
    の判定が通知条件を満たす場合に、前記個人ポイント情
    報取得部が取得した個人ポイント情報の全部または一部
    を当該個人ポイント情報が有する通知先情報が示す通知
    先に通知するポイント通知部を具備するポイント情報処
    理装置。
  6. 【請求項6】ポイント値を有するポイント情報を管理す
    るポイント情報管理部と、前記ポイント情報管理部で管
    理されているポイント情報を取得するポイント情報取得
    部と、ポイント値を変更する条件である変更条件を管理
    する変更条件管理部と、前記変更条件管理部で管理され
    ている変更条件を取り出し、当該変更条件を満たすか否
    かを前記ポイント情報取得部で取得したポイント情報か
    ら判断する変更条件判定部と、ポイント情報が有するポ
    イント値を変更するためのルールであるポイント変更ル
    ールを管理するポイント変更ルール管理部と、前記変更
    条件判定部での判定が変更条件を満たす場合に、前記ポ
    イント変更ルール管理部で管理されているポイント変更
    ルールを取り出し、当該ポイント変更ルールに基づいて
    前記ポイント情報取得部で取得したポイント情報が有す
    るポイント値を変更するポイント変更部と、前記ポイン
    ト変更部での変更結果を蓄積するポイント情報蓄積部を
    具備するポイント情報処理装置。
  7. 【請求項7】ポイント値を有するポイント情報を管理す
    るポイント情報管理部と、前記ポイント情報管理部で管
    理されているポイント情報が有するポイント値を取得す
    る第一ポイント取得部とをさらに具備し、前記ポイント
    蓄積部が蓄積した変換後ポイント情報が有するポイント
    値と前記第一ポイント取得部が取得したポイント値を集
    計するポイント集計部を有することを特徴とする請求項
    1記載のポイント情報処理装置。
  8. 【請求項8】商品購入またはサービス提供のためのポイ
    ントについての情報であるポイント情報を処理するため
    のコンピュータに実行させるためのプログラムであっ
    て、ポイント情報を構成するポイントの値であるポイン
    ト値を有する変換前ポイント情報を受け付けるポイント
    受付手順と、ポイント情報を変換するルールを示す情報
    である変換ルール情報に基づいて前記ポイント受付手順
    で受け付けた変換前ポイント情報を変換して新たなポイ
    ント情報である変換後ポイント情報を生成するポイント
    変換手順と、前記ポイント変換部で生成した変換後ポイ
    ント情報を蓄積するポイント蓄積手順とをコンピュータ
    に実行させるポイント情報を処理するためのプログラ
    ム。
  9. 【請求項9】商品購入またはサービス提供のためのポイ
    ントについての情報であるポイント情報を処理するため
    のコンピュータに実行させるためのプログラムであっ
    て、ポイント情報を構成するポイントの値であるポイン
    ト値を有する変換前ポイント情報を受け付けるポイント
    受付手順と、ポイント情報を変換するルールを示す情報
    であって、過去の変換実績を加味した変換ルール情報に
    基づいて前記ポイント受付手順で受け付けた変換前ポイ
    ント情報を変換して新たなポイント情報である変換後ポ
    イント情報を生成するポイント変換手順と、前記ポイン
    ト変換手順で生成した変換後ポイント情報を蓄積するポ
    イント蓄積手順と前記変換前ポイント情報を変換した変
    換実績に関する情報である変換実績情報を変換実績蓄積
    手順と、をコンピュータに実行させるポイント情報を処
    理するためのプログラム。
  10. 【請求項10】ポイント情報の通知先を示す通知先情報
    とポイント値を有する個人ポイント情報の全部または一
    部を取得する個人ポイント情報取得手順と、ポイント情
    報を通知する条件である通知条件を取得し、当該通知条
    件を満たすか否かを前記個人ポイント情報取得手順にて
    取得した情報から判断する手順と、前記通知条件を満た
    す場合に、前記個人ポイント情報取得手順にて取得した
    個人ポイント情報の全部または一部を当該個人ポイント
    情報が有する通知先情報が示す通知先に通知する通知手
    順とをコンピュータに実行させるポイント情報を処理す
    るためのプログラム。
  11. 【請求項11】ポイント値を有するポイント情報を取得
    するポイント情報取得手順と、ポイント値を変更する条
    件である変更条件を取り出し、当該変更条件を満たすか
    否かを前記ポイント情報取得手順にて取得したポイント
    情報から判断する判断手順と、前記判断手順での判定が
    変更条件を満たすとの判定である場合に、ポイント情報
    が有するポイント値を変更するためのルールであるポイ
    ント変更ルールを取得して、当該ポイント変更ルールに
    基づいて前記手順にて取得したポイント情報が有するポ
    イント値を変更するポイント値変更手順と、前記ポイン
    ト値変更手順での変更結果を蓄積するポイント値変更結
    果蓄積手順とを実行するポイント情報を処理するための
    コンピュータプログラム。
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