JP2002259703A - 車事故の費用補填方法、保険料金決定装置、保険料金システム及び運転履歴情報記録媒体 - Google Patents

車事故の費用補填方法、保険料金決定装置、保険料金システム及び運転履歴情報記録媒体

Info

Publication number
JP2002259703A
JP2002259703A JP2001051819A JP2001051819A JP2002259703A JP 2002259703 A JP2002259703 A JP 2002259703A JP 2001051819 A JP2001051819 A JP 2001051819A JP 2001051819 A JP2001051819 A JP 2001051819A JP 2002259703 A JP2002259703 A JP 2002259703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insurance
history information
recording medium
driving history
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001051819A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Iiyama
恵市 飯山
Junzo Kitawaki
順造 北脇
Yuji Egami
裕士 江上
Shinichi Dosaka
伸一 道坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001051819A priority Critical patent/JP2002259703A/ja
Publication of JP2002259703A publication Critical patent/JP2002259703A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車事故は自動車の運転技術が起因して発
生することが主であることを鑑み、運転者自身を主体と
して保険契約をし、自動車の運転履歴情報を基にして保
険料金が決定される車事故の費用補填方法を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 ICカード7を所有する一の保険契約者
11に対して、特定の自動車12、13、14ごとに単
位自動車契約15、16、17がなされ、その単位自動
車契約12、13、14をまとめた1つの総合自動車契
約18の保険内容が決定される。単位自動車契約ごとの
保険内容に係る保険料金は、補償額に応じて保険契約者
11が自由に設定できる自由設定項目と、運転履歴情報
に従って自動的に設定されて保険契約者が自由に設定で
きない自動設定項目とから決定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の運転履
歴情報から保険料金を決定する車事故の費用補填方法、
保険料金決定装置、保険料金システム及び運転履歴情報
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、私たちの不慮の災害による損失を
補填してくれるものとして、多種多様な保険がある。自
動車保険もその1つである。自動車保険とは、自動車に
関する不慮の事故や災害により損害が発生した場合に、
その費用を補填する制度であり、今日の車社会において
は重要である。
【0003】自動車保険には、人身傷害補償保険、車両
保険及び賠償責任保険等がある。これらの保険料金は、
自動車を主体とし(自動車ごとに)、保険内容が決定さ
れる。保険内容は、人間あるいは自動車に対する補償金
額及び補償内容を基本として決定され、その補償金額及
び補償内容に応じて保険料金が決定される。
【0004】また、保険料金は、自動車を運転する人を
家族に限定する家族限定による割引、自動車を運転する
人の年齢を制限する年齢限定による割引、さらにはエア
ーバックやABS(anti−lock brake
system)等の自動車の安全構造による保険料の割
引等も考慮されて、最初の保険契約時に決定される。
【0005】図4(a)は、従来の保険料金システムの
保険内容の関係を示す図であり、図4(b)は、その保
険内容及び保険料金の一例を示す図である。
【0006】従来の保険内容及び保険料金は、一台の自
動車に対し、基本的には複数人の誰もが運転できるよう
に決められているが、保険料金を安くするために、例え
ば、図4(a)に示すように、自動車100に対する保
険適用者として家族以外の者101や20歳未満の者1
02を除くことにより、保険の適用者を20歳以上の家
族103に限定することができる。この場合の保険料金
は、例えば図4(b)に示すように、車両、人身及び対
物等の補償を基本として決定されるとともに、家族に限
定する割引1及び20歳以上に限定する割引2を考慮し
て減額されて決定される。尚、これらの保険内容及び保
険料金は、最初の保険契約時及び更新時に決定される。
【0007】一方、自動車保険は等級制度を採用してお
り、保険料の支払い年数の増加に伴って等級が上がり、
また、事故による保険の適用を受けた場合は等級が下が
る。これにより、保険の契約後に関する保険料金は、こ
の等級の変化に従って増額あるいは減額される。
【0008】保険料金が増額される一例としては、自動
車100を運転していた運転者(20歳以上の家族)1
03が事故を起こし、保険の適用を受けた場合には、自
動車100に対する次回の保険料金は増額される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動車
100の保険適用者(20歳以上の家族103)が日常
運転者として運転していたが、たまたま自動車100を
保険非適用者(家族以外の者101あるいは20歳未満
の者102)に貸して、保険非適用者が自動車100を
運転中に事故を起こした場合には、その事故に対しては
自動車100の保険は適用されないという問題があっ
た。
【0010】また、車両保険を任意の者に適用できると
しても、その車両保険を適用した場合に、家族でない者
が起こした事故に対して不当にも増額された保険料金を
支払うことになるという問題があった。尚、その保険料
金の増額分は、事故を引き起こした他人から徴収すれば
よいが煩雑であった。
【0011】尚、このケースは、自動車100の家族の
者が安全運転を心がけて事故を起こさないように運転し
ていた者(優良ドライバー)であったにもかかわらず、
たまたま他人に貸したときに他人が安全運転を心がけな
い者(不良ドライバー)であったり、運転未熟者(初心
者)だったときによく起こり得る。
【0012】自動車を貸す他人の運転技術が予め分かっ
ている場合は、事故を起こし易い人あるいは事故をよく
引き起こす人には自動車を運転させないようにすればよ
いが、前もってその他人に「自動車の運転は得意です
か」、「事故はよく起こしますか」と聞くと他人の心証
を悪くすることにもなりかねず、他人の運転技術を予め
客観的に知ることは困難である。
【0013】このように従来は、運転技術を保険料金に
反映することは困難であったので、事故を起こし易い不
良ドライバーと事故を起こし難い優良ドライバーとが同
じ保険料金に設定されるという問題もあった。
【0014】一方、自分が他人の自動車を借りる場合
に、借りた自動車を運転中に過って事故を起こしたとき
に補償されるかどうかは、その自動車に対して年齢制限
や家族限定の制限が課されていないかどうかを予め知る
必要があるという問題もあった。
【0015】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、自動車事故は自動車の運転技術が起因
して発生することが主であることを鑑み、運転者自身を
主体とした保険契約を目的とし、自動車の運転履歴情報
を基にして保険料金を決定する車事故の費用補填方法、
保険料金決定装置、保険料金システム及び運転履歴情報
記録媒体を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車事故の費
用補填方法は、運転履歴情報を記録する手順と、前記運
転履歴情報に基づいて保険料金を決定する手順とを有す
るものである。
【0017】これにより、運転履歴情報を保険の内容に
反映でき、人を主体とした保険契約をすることができ
る。
【0018】本発明に係る保険料金決定装置は、運転履
歴情報が記録された記録媒体から前記運転履歴情報を読
み取る読取手段と、前記運転履歴情報に基づいて保険料
金を決定する手段とを有するものである。
【0019】これにより、読取手段で読み取った記録媒
体の運転履歴情報を基に保険料金を決定することがで
き、人を主体とした保険契約をすることができる。
【0020】本発明に係る保険料金システムは、車の運
転履歴情報が記録された記録媒体と、読取手段と、前記
読取手段とネットワーク回線で接続されたサーバとを有
し、前記記録媒体から前記運転履歴情報が前記読取手段
で読み取られ、読み取られた前記運転履歴情報が前記サ
ーバに送信され、前記サーバに送信された前記運転履歴
情報を基に保険料金が決定されるものである。
【0021】これにより、運転履歴情報という個人情報
を保険内容に反映することができるので、保険を契約す
る者は自宅において容易に保険の契約をすることができ
る。また、本発明に係る保険料金システムは、記録手段
と、前記記録手段により車の運転履歴情報が記録された
記録媒体と、読取手段とを有し、前記記録媒体から前記
運転履歴情報が前記読取手段で読み取られ、読み取られ
た前記運転履歴情報を基に保険料金が決定されるもので
ある。
【0022】これにより、読取手段で読み取った記録媒
体の運転履歴情報を基に保険料金を決定することがで
き、人を主体とした保険契約をすることができる。
【0023】本発明に係る運転履歴情報記録媒体は、保
険料金を決定するための運転履歴情報を記録したもので
ある。
【0024】これにより、記録媒体に記録した運転履歴
情報を、保険料金の決定する際の重要な要素として反映
することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係る車
事故の費用補填方法、保険料金決定装置、保険料金シス
テム及び運転履歴情報記録媒体について図面を参照しな
がら説明する。
【0026】(第1の実施形態)以下、第1の実施形態
に係る車事故の費用補填方法及び保険料金決定装置につ
いて、図1を参照しながら説明する。尚、図1は、本発
明の第1の実施形態に係る保険料金決定システムを示す
概略図である。
【0027】図1に示すように、警察1にはサーバ2
(第1のサーバ)が備えられ、そのサーバ2には、事故
履歴や道路交通法違反等の運転履歴情報が記録されてい
る。
【0028】また、保険会社3にはサーバ4(第2のサ
ーバ)が備えられ、そのサーバ4には、保険会社3と保
険契約者との契約内容が記録されている。
【0029】ところで、自動車5にはリーダライタ6が
備えられており、リーダライタ6によって自動車走行中
の運転履歴情報をICカード7に記録したり、ICカー
ド7に記録された情報を読み出したりする。さらに、自
動車5には、自動車の位置情報を検知するためのGPS
(Global Positioning Syste
m)を搭載したカー・ナビゲーション・システム8が備
えられている。
【0030】次に、ICカード7に車の運転履歴情報を
記録する記録方法について説明する。
【0031】まず、自動車5の運転者は、運転する際に
自動車5に備えられたリーダライタ6に運転者自身の所
有するICカード7を挿入する。その後、運転者は、自
動車5の運転を始めることになる。この場合、ICカー
ド7をリーダライタ6に挿入することが運転開始の条件
としてもよい。尚、ICカード7は運転免許証も兼ねて
おり、運転者の運転資格、名前等の個人情報も記録され
ている。
【0032】自動車5が走行を始めると、自動車5の走
行中の情報(走行運転情報)がICカード7に記録され
る。例えば、走行運転情報としては、自動車5の走行距
離及び運転時間、運転中の自動車5の速度、運転者の運
転技術(例えば、急ブレーキ、急発進、急カーブでのハ
ンドルを切った回数)等がある。また、その他に、一定
速度(あるいは設定速度)を越えた回数やその時間の情
報、さらには、自動車5が運転された場所や地域に関す
る位置情報等もある。
【0033】ここで、仮に、運転者が、自動車5を運転
中に事故を起こした、あるいは道路交通法違反を犯した
とする。
【0034】前者の事故を起こした場合は、事故処理後
にその事故の履歴及び過失・無過失に応じた違反点数が
警察1のサーバ2に記録される。一方、後者の道路交通
法違反を犯した場合にも、その違反の内容及び違反点数
が警察1のサーバ2に記録される。
【0035】また、これら事故履歴、違反点数及び違反
内容は、警察官等により、事故・違反をした者のICカ
ード7に運転履歴情報としても記録される。
【0036】以上述べた種々の運転履歴情報、特に、事
故・違反の運転履歴情報は、個人で自由に消去あるいは
変更できないようにICカード7の消去不可能なメモリ
に記録することが望ましい。尚、ICカード7に運転履
歴情報を記録する目的は、運転履歴情報を勝手に改ざん
されないようにすることであり、ICカード7でなくと
もその他の情報記録媒体であっても構わない。
【0037】次に、これらの運転履歴情報を基にして、
自動車に関する保険内容及び保険料金を決定する方法に
ついて説明する。
【0038】まず、保険会社3の保険外交員9は、IC
カードのリーダライタ機能を備えた携帯端末10を所持
し、保険契約者11に面会する。尚、携帯端末10は、
保険会社3のサーバ4と無線通信可能であり、契約した
保険内容を保険会社3のサーバ4に無線で記録すること
ができる。
【0039】保険外交員9は保険契約者11が提示する
ICカード7を携帯端末10に挿入し、ICカード7か
ら運転履歴情報を読み取る。
【0040】携帯端末10は読み取った運転履歴情報を
基に保険内容を決定し、それとともに保険料金が決定さ
れる。保険内容は、運転履歴情報を基にして人を主体と
して決定される。
【0041】次に、図2を参照しながら、基本的な保険
内容の決定について説明する。尚、図2(a)は、第1
の実施形態に係る保険料金システムにおける基本的な保
険内容の関係を示す図であり、図2(b)は、その保険
内容の一例を示す図である。
【0042】図2(a)に示すように、ICカード7を
所有する一の保険契約者11に対して、特定の自動車1
2、13、14ごとに単位自動車契約15、16、17
がなされ、その単位自動車契約15、16、17をまと
めた1つの総合自動車契約18の保険内容が決定され
る。総合自動車契約18は、保険外交員9の所持する携
帯端末10によりICカード7に記録される。尚、契約
の対象となる自動車は1台でも複数台でもよい。
【0043】図2(b)に示すように、単位自動車契約
ごとの保険内容に係る保険料金は、補償額に応じて保険
契約者11が自由に設定できる自由設定項目と、運転履
歴情報に従って自動的に設定されて保険契約者が自由に
設定できない自動設定項目とから決定される。
【0044】自由設定項目としては、車両補償、人身補
償等がある。その自由設定項目の補償金額に応じて、例
えば、図2(b)に示すように、保険契約者11は、自
動車12を運転する頻度が高い場合は、自動車12に対
する補償額は大きくし、運転の頻度が比較的小さい自動
車13に対しては補償額を小さくすることができる。一
般的に、前者は後者よりも保険料金は高くなる。また、
運転する自動車を特定できない自動車(任意自動車)に
対しては、その他すべての自動車を対象とした単位自動
車契約をすればよいが、この場合、補償額は小さいが保
険料金は比較的高いものなる。
【0045】自動設定項目としては、前述のように、事
故履歴、違反履歴及び走行運転情報等の運転履歴情報が
ある。その運転履歴情報に相当する設定値(ポイント)
に応じて、保険料金の増額もしくは減額が決定される。
尚、運転履歴情報の内容による設定値(ポイント)は予
め保険会社3が設定されており、図2(b)では、その
合計値を示している。その合計値が正の場合は増額さ
れ、負の場合は減額される。
【0046】設定値は、将来において事故を起こす確率
の高い要素の運転履歴情報(急ブレーキ、急発進、急ハ
ンドルの回数が多い場合、一定速度を超えた場合の回数
が多い場合等)の場合は、保険料金が高くなるように設
定される。また、設定値は、走行距離の大小、運転時間
の多少、GPSによる運転位置・地域(高速道路、渋滞
地域、市街地、都市郊外、住宅地等)の情報によって異
なり、これらを基に保険料金の減額あるいは増額が決定
される。例えば、高速道路で運転の割合が多い場合は、
事故が生じたときに高額補償となる可能性が大きいので
保険料金は増額され、走行距離・走行時間が少ない場合
は、事故の可能性が低いので、保険料金は減額するよう
に設定値を設定してもよい。
【0047】以上のようにして決定された保険内容は、
保険外交員9の所持する形態端末10によって、保険会
社3のサーバ4に送信されて、そのサーバ4に記録され
る。
【0048】このように人を主体として保険契約がなさ
れているので、他人の自動車を運転する際に保険の適用
を受けることができるか否かは、運転者自身が容易に知
ることができる。また、自動車ごとの単位自動車契約に
より、新車を購入しても、自分がその自動車の運転に対
して補償が必要か否かを自分で判断でき、契約の移行も
容易に行うことができる。
【0049】また、個人の運転履歴情報を反映した保険
契約は、優良ドライバーの保険契約者にとっては保険料
金を安くできる。さらに、保険会社にとっては様々な保
険内容を設定でき、ターゲットを絞った保険業を営むこ
とができる。
【0050】(第2の実施形態)次に、第2の実施形態
に係る保険料金決定システムを図3を参照しながら説明
する。第2の実施形態に係る保険料金決定システムは、
通信回線を利用して、ICカード7の所有者(保険契約
者)が家(自宅)にいながら保険契約をすることができ
るものである。尚、図3は、本発明の第2の実施形態に
係る保険料金決定システムを示す概略図である。
【0051】図3に示すように、保険を契約する個人
は、入力端末であるPC(Personal Comp
uter)19を各家に有している。PC19にはIC
カード読取装置20が接続されている。ICカード読取
装置20は、ICカード7に記録された情報を読み取る
ものである。ICカード7のメモリ(記録領域)には、
個人を識別する識別子(以下「ID」という)が記録さ
れている。
【0052】尚、第1の実施形態に係る費用補填方法、
保険料金決定装置、保険料金決定システム及び運転履歴
情報記録媒体と同じ構成要素には、同じ参照番号を付し
ており、ここではその詳しい説明は省略する。
【0053】さらに、図3に示すように、サーバ2、サ
ーバ4及びPC19は、インターネット等のネットワー
ク通信回線(以下、単に「通信回線」という)で接続さ
れている。これにより、サーバ2、サーバ4及びPC1
9に蓄積あるいは記録された情報が互いに送受信可能と
なっている。
【0054】保険契約者11は、PC19に接続された
ICカード読取装置20にICカード7を挿入し、IC
カード7に記録された運転履歴情報を読み取る。尚、読
み取られた運転履歴情報がPC19において改ざんされ
ないように、ICカード7の運転履歴情報を読み取るア
プリケーションソフトは、保険会社3等により補償され
たものであることが望ましい。
【0055】読み取られた運転履歴情報は、通信回線を
介して保険会社3のデータサーバ4に送信される。尚、
このとき、保険会社3が開設するホームページ(以下、
「HP」という)を呼び出してPC19のモニタに表示
し、HP内の契約するためのページ(フレーム)を利用
して運転履歴情報を保険会社3のサーバ4に送信しても
よい。
【0056】保険会社3のサーバ4は、送信された運転
履歴情報を基に保険内容を設定し、保険料金を決定す
る。決定された保険契約の内容は、保険契約者11のP
C19に送信されてモニタに表示され、保険契約者11
がその保険内容でよいと判断するなら保険契約を決定す
る指令を保険会社に送信する。尚、具体的な保険内容及
び保険料金の決定は、第1の実施形態で述べたので、こ
こでは省略する。
【0057】尚、この場合に保険契約は、通信回線上を
介して行われるため、保険会社3は保険契約者11とI
Cカード7の所有者の正確な確認をとることができな
い。従って、ICカード7に予め設定されたIDに対応
したパスワード等を基に、ICカード7の正規のID及
びパスワードが登録されたサーバを有する警察、政府・
自治体等の公共機関、あるいは免許証を発行する機関に
アクセスして、そのID及びパスワードの照合を行うよ
うにしてもよい。
【0058】このように、保険契約を通信回線を利用し
て行うことにより、保険会社3は、保険外交員9を雇用
する必要がなくなり、保険契約者11は、保険外交員9
に面会することなく自宅で容易に保険契約することがで
きる。従って、保険会社3はコスト削減ができるととも
に、保険契約の容易化による保険契約の増大を期待する
ことができる。
【0059】
【発明の効果】本発明により、車の運転履歴情報を基に
保険料金が決定される。従って、自動車の運転者は保険
料金が安くなるように安全運転を心がけるので自動車事
故や道路交通法違反が減少する。また、一の人間に対し
て一の車に関する保険の内容、即ち人を主体とした保険
内容とすることにより、他人の自動車を運転する際に
保険の適用を受けることができるか否かは、運転する者
自身が容易に知ることができる、個人の運転履歴情報
を保険内容に反映でき、保険者にとっては保険料金を安
くでき、保険会社にとっては様々な保険内容を設定でき
る、新車にしたときに保険の移行を容易に行うことが
できるという効果がある。
【0060】また、本発明の保険料金決定システムによ
り、通信回線を利用して運転履歴情報を基にした保険契
約を行うことから、保険会社は人件費を削減でき、保険
を契約する者は自宅において契約できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施形態に係る保険料
金システムを示す概略図
【図2】(a)は、本発明の第1の実施形態に係る基本
的な保険内容の関係を示す図 (b)は、本発明の第1の実施形態に係る基本的な保険
内容の一例を示す図
【図3】本発明の第2の実施形態に係る保険料金システ
ムを示す概略図
【図4】(a)は、従来の保険内容の関係を示す図 (b)は、従来の保険内容及び保険料金の一例を示す図
【符号の説明】
1 警察 2、4 サーバ 3 保険会社 5、12、13、14 自動車 6 リーダライタ 7 ICカード 8 カー・ナビゲーション・システム 9 保険外交員 10 携帯端末 11 保険契約者 15、16、17 単位自動車契約 18 総合自動車契約 19 PC 20 ICカード読取装置 100 自動車 101 家族以外の者 102 20歳未満の者 103 20歳以上の家族
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江上 裕士 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 道坂 伸一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転履歴情報を記録する手順と、 前記運転履歴情報に基づいて保険料金を決定する手順と
    を有する車事故の費用補填方法。
  2. 【請求項2】 前記運転履歴情報を記録媒体に記録する
    手順を含むことを特徴とする請求項1に記載の車事故の
    費用補填方法。
  3. 【請求項3】 読取手段により前記記録媒体に記録され
    た前記運転履歴情報を読み取る手順を含み、読み取った
    前記運転履歴情報を基に保険料金を決定することを特徴
    とする請求項2に記載の車事故の費用補填方法。
  4. 【請求項4】 記録手段により前記保険を記録媒体に記
    録する手順を含むことを特徴とする請求項3に記載の車
    事故の費用補填方法。
  5. 【請求項5】 前記運転履歴情報を車に備えられた記録
    手段によって前記記録媒体に記録する手順を含むことを
    特徴とする請求項4に記載の車事故の費用補填方法。
  6. 【請求項6】 前記運転履歴情報が、前記記録媒体の所
    有者が運転した車の走行距離を含むことを特徴とする請
    求項5に記載の車事故の費用補填方法。
  7. 【請求項7】 前記運転履歴情報が、前記記録媒体の所
    有者の運転技術の履歴を含むことを特徴とする請求項5
    に記載の車事故の費用補填方法。
  8. 【請求項8】 前記運転履歴情報が、前記記録媒体の所
    有者の道路交通法違反の履歴を含むことを特徴とする請
    求項4に記載の車事故の費用補填方法。
  9. 【請求項9】 一の人に対し一の車に対応する単位保険
    を少なくとも1つ含む保険を記録する手順を含むことを
    特徴とする請求項1に記載の車事故の費用補填方法。
  10. 【請求項10】 一の人に対し複数の車との保険契約を
    示す保険を記録する手順を含むことを特徴とする請求項
    1に記載の車事故の費用補填方法。
  11. 【請求項11】 前記保険を記録媒体に記録する手順を
    含むことを特徴とする請求項9または請求項10に記載
    の車事故の費用補填方法。
  12. 【請求項12】 前記記録媒体が、前記一の人の所有す
    るものであることを特徴とする請求項11に記載の車事
    故の費用補填方法。
  13. 【請求項13】 前記記録媒体が、ICカードであるこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項12のいずれかに
    記載の車事故の費用補填方法。
  14. 【請求項14】 運転履歴情報が記録された記録媒体か
    ら前記運転履歴情報を読み取る読取手段と、 前記運転履歴情報に基づいて保険料金を決定する手段と
    を有する保険料金決定装置。
  15. 【請求項15】 記録手段を有し、前記記録手段により
    前記運転履歴情報を前記記録媒体に記録することを特徴
    とする請求項14に記載の保険料金決定装置。
  16. 【請求項16】 前記運転履歴情報が、車に備えられた
    記録手段によって記録されていることを特徴とする請求
    項15に記載の保険料金決定装置。
  17. 【請求項17】 一の人に対し一の車に対応する単位保
    険を少なくとも1つ含む保険を記録する記録手段を有す
    ることを特徴とする請求項14に記載の保険料金決定装
    置。
  18. 【請求項18】 前記記録媒体が、ICカードであるこ
    とを特徴とする請求項14ないし請求項17のいずれか
    に記載の保険料金決定装置。
  19. 【請求項19】 車の運転履歴情報が記録された記録媒
    体と、読取手段と、前記読取手段とネットワーク回線で
    接続されたサーバとを有し、 前記記録媒体から前記運転履歴情報が前記読取手段で読
    み取られ、読み取られた前記運転履歴情報が前記サーバ
    に送信され、前記サーバに送信された前記運転履歴情報
    を基に保険料金が決定される保険料金システム。
  20. 【請求項20】 記録手段と、前記記録手段により車の
    運転履歴情報が記録された記録媒体と、読取手段とを有
    し、 前記記録媒体から前記運転履歴情報が前記読取手段で読
    み取られ、読み取られた前記運転履歴情報を基に保険料
    金が決定される保険料金システム。
  21. 【請求項21】 前記記録手段が、前記車に備えられて
    いることを特徴とする請求項20に記載の保険料金シス
    テム。
  22. 【請求項22】 前記記録媒体に記録された前記運転履
    歴情報が、前記記録媒体の所有者が運転した車の走行距
    離を含んでいることを特徴とする請求項21に記載の保
    険料金システム。
  23. 【請求項23】 前記記録媒体に記録された前記運転履
    歴情報が、前記記録媒体の所有者の運転技術の履歴を含
    んでいることを特徴とする請求項21に記載の保険料金
    システム。
  24. 【請求項24】 前記記録媒体に記録された前記運転履
    歴情報が、前記記録媒体の所有者の道路交通法違反の履
    歴を含んでいることを特徴とする請求項21に記載の保
    険料金システム。
  25. 【請求項25】 前記記録媒体に保険が記録されてお
    り、前記保険が一の人に対し一の車に対応する単位保険
    を少なくとも1つ含んでいることを特徴とする請求項2
    1に記載の保険料金システム。
  26. 【請求項26】 前記記録媒体が、ICカードであるこ
    とを特徴とする請求項19ないし請求項25のいずれか
    に記載の保険料金システム。
  27. 【請求項27】 保険料金を決定するための運転履歴情
    報を記録した運転履歴情報記録媒体。
  28. 【請求項28】 一の人に対し一の車に対応する単位保
    険を少なくとも1つ含む保険を記録する保険契約記録手
    段を有することを特徴とする請求項27に記載の運転履
    歴情報記録媒体。
JP2001051819A 2001-02-27 2001-02-27 車事故の費用補填方法、保険料金決定装置、保険料金システム及び運転履歴情報記録媒体 Pending JP2002259703A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001051819A JP2002259703A (ja) 2001-02-27 2001-02-27 車事故の費用補填方法、保険料金決定装置、保険料金システム及び運転履歴情報記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001051819A JP2002259703A (ja) 2001-02-27 2001-02-27 車事故の費用補填方法、保険料金決定装置、保険料金システム及び運転履歴情報記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002259703A true JP2002259703A (ja) 2002-09-13

Family

ID=18912549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001051819A Pending JP2002259703A (ja) 2001-02-27 2001-02-27 車事故の費用補填方法、保険料金決定装置、保険料金システム及び運転履歴情報記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002259703A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012038234A (ja) * 2010-08-11 2012-02-23 Sony Corp 温室効果ガス排出量または削減量の管理装置および管理方法
US8595034B2 (en) 1996-01-29 2013-11-26 Progressive Casualty Insurance Company Monitoring system for determining and communicating a cost of insurance
US8892451B2 (en) 1996-01-29 2014-11-18 Progressive Casualty Insurance Company Vehicle monitoring system
JP2016146162A (ja) * 2014-12-04 2016-08-12 株式会社リコー 運転判定装置、運転判定プログラム、演算システム、検知装置、検知システム、検知方法及びプログラム
US11030702B1 (en) 2012-02-02 2021-06-08 Progressive Casualty Insurance Company Mobile insurance platform system
CN113052709A (zh) * 2019-12-26 2021-06-29 丰田自动车株式会社 信息处理装置、信息处理方法以及非临时的存储介质
WO2022030260A1 (ja) * 2020-08-07 2022-02-10 ソニーグループ株式会社 情報処理装置、および情報処理方法、情報処理システム、並びにプログラム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8595034B2 (en) 1996-01-29 2013-11-26 Progressive Casualty Insurance Company Monitoring system for determining and communicating a cost of insurance
US8892451B2 (en) 1996-01-29 2014-11-18 Progressive Casualty Insurance Company Vehicle monitoring system
US9754424B2 (en) 1996-01-29 2017-09-05 Progressive Casualty Insurance Company Vehicle monitoring system
JP2012038234A (ja) * 2010-08-11 2012-02-23 Sony Corp 温室効果ガス排出量または削減量の管理装置および管理方法
US11030702B1 (en) 2012-02-02 2021-06-08 Progressive Casualty Insurance Company Mobile insurance platform system
JP2016146162A (ja) * 2014-12-04 2016-08-12 株式会社リコー 運転判定装置、運転判定プログラム、演算システム、検知装置、検知システム、検知方法及びプログラム
US20170330455A1 (en) * 2014-12-04 2017-11-16 Naoki Kikuchi Driving determination device and detection device
US10515546B2 (en) 2014-12-04 2019-12-24 Ricoh Company, Ltd. Driving determination device and detection device
CN113052709A (zh) * 2019-12-26 2021-06-29 丰田自动车株式会社 信息处理装置、信息处理方法以及非临时的存储介质
WO2022030260A1 (ja) * 2020-08-07 2022-02-10 ソニーグループ株式会社 情報処理装置、および情報処理方法、情報処理システム、並びにプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11037107B1 (en) Automatic determination of rental car term associated with a vehicle collision repair incident
US11295312B1 (en) System and method for accumulation and maintenance of money in a vehicle maintenance savings account
US6310542B1 (en) Cognitive system for a vehicle and its occupants
US8595034B2 (en) Monitoring system for determining and communicating a cost of insurance
JP3694654B2 (ja) 車両走行情報管理方法、車両走行情報管理システム、車載情報端末装置、及び、コンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2002007718A (ja) 保険のコストを判定し通信するための監視システム
JP7123815B2 (ja) 車両貸出管理装置
US11238478B2 (en) Commercializing user patterns via blockchain
US11631100B2 (en) Apparatus and method for providing ICT-based driver-specific evaluation analysis and reward platform for two-wheeled vehicle driving
JP2003006439A (ja) 損害保険データ取得方法およびシステム、損害保険データ取得用プログラムならびに損害保険データ提供用プログラム
JP3726024B2 (ja) 保険料決定装置、保険料決定方法および保険料決定プログラム
JP2002279298A (ja) 車両履歴情報に基づくビジネス手法および記憶媒体
JP2002259703A (ja) 車事故の費用補填方法、保険料金決定装置、保険料金システム及び運転履歴情報記録媒体
JP5203179B2 (ja) 保険料査定方法および保険料査定装置
JPWO2002056222A1 (ja) 車両の損害保険方法,車載装置,端末装置及び車両の損害保険システム
JP2003168006A (ja) 事故時の車両状態・運転状態の記録保持システム
JP2002117237A (ja) リスク細分型自動車保険システムおよびリスク細分型自動車保険運用装置
JP2006244344A (ja) 自動車保険情報システム、交通情報システム及び自動車保険情報収集方法
JPWO2008038340A1 (ja) 保険情報出力方法、保険情報出力装置、保険情報出力プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
JP7313086B2 (ja) 電子機器及びプログラム
WO2023054592A1 (ja) サーバ及びプログラム
KR100430904B1 (ko) 운행거리 및 시간에 따른 선불식 자동차 보험 처리방법 및처리시스템
JP2016162215A (ja) 運転免許証更新条件決定装置、プログラム及び方法
CN2921969Y (zh) 汽车记录控制仪
JPS60151133A (ja) 無免許運転防止方式