JP2002259308A - データ管理装置 - Google Patents

データ管理装置

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JP2002259308A
JP2002259308A JP2001052330A JP2001052330A JP2002259308A JP 2002259308 A JP2002259308 A JP 2002259308A JP 2001052330 A JP2001052330 A JP 2001052330A JP 2001052330 A JP2001052330 A JP 2001052330A JP 2002259308 A JP2002259308 A JP 2002259308A
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JP2001052330A
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English (en)
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Aiko Hayashi
愛子 林
Atsushi Futamura
敦 二村
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ナレッジデータを登録者が希望する登録場所
に自動的に登録されるデータ管理装置を提供する。 【解決手段】 分類可能な複数のメモリエリア51〜5
6を有する資料管理用サーバと、独自のメールアドレス
を有し、電子メールデータを受信するための電子メール
データベース43、44、45と、電子メールデータベ
ースにて受信された電子メールデータに含まれる登録対
象データがデータ登録部に登録されるときの登録エリア
として、特定のメモリエリア55を決定する登録エリア
決定部とを備える。第1分類電子メールデータを送信す
るユーザが所属するグループに対応し、電子メールデー
タには、第1および第2分類をそれぞれ示す第1および
第2の分類データが含まれ、第1の分類データは、電子
メールデータベースのメールアドレスであり、登録エリ
ア決定部は、第1および第2の分類データに基づいて、
特定のメモリエリアを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ管理装置に
関し、特に、電子メールを用いたナレッジデータのデー
タ管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】不適合情報や技術資料などの設計図書を
含むナレッジ(knowledge)データを資料管理
用サーバに登録する際には、手作業により以下の〜
を行う必要があった。すなわち、資料管理用サーバ内
の登録場所(階層)の設定、バイナリファイルの登
録、検索用キーワードの登録、および全文検索用テ
キスト文書の登録である。
【0003】さらに、資料管理用サーバの設置場所から
離れた遠隔地(現地)からは、ナレッジデータを資料管
理用サーバに登録する作業が直接行えないという問題が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ナレッジデータを資料
管理用サーバに登録する際、手作業により、資料管理用
サーバ内の登録場所を設定する必要が無く、登録者が希
望する登録場所に自動的に登録されることが望まれる。
ナレッジデータを資料管理用サーバに登録する際、手作
業により、検索用キーワードの登録や全文検索用テキス
ト文書の登録を行う必要がないことが望まれる。ナレッ
ジデータを資料管理用サーバに登録する際の作業性が優
れていることが望まれる。遠隔地からでもナレッジデー
タを資料管理用サーバに直接登録できることが望まれて
いる。
【0005】なお、特開2000−215123には、
次の共有データ管理装置への文書登録・更新方法が記載
されている。ネットワーク上で使用される共有文書サー
バと共用する文書を作成/閲覧するクライアントからな
るシステムがあり、ユーザが文書を作成して電子メール
の添付ファイルにして作成した文書を登録専用の送信先
アドレス宛に送信し、その送信された電子メールを取り
込んでヘッダ情報の送信元アドレスと、サーバ内にあら
かじめ用意してあるメールアドレス、登録位置情報、個
人証明書などからなるユーザ情報に基づいて文書共有サ
ーバが読み出す記憶装置への登録位置を決定し、添付フ
ァイルを登録する。
【0006】また、特開平11−110323号公報に
は、次の文書情報提供システムが記載されている。文書
情報を提供する提供者端末とその提供者側のサーバと利
用者端末とをインターネットに接続し、前記提供者端末
にはメール機能を備え、前記サーバにはメール機能・フ
ァイル作成機能・WWW機能・登録管理機能を備え、前
記利用者端末にはメール機能・WWWブラウザを備え、
前記提供者端末がメール機能により前記サーバに文書情
報を送り、前記サーバでは、その文書情報をメール機能
が受け取ってファイル作成機能に渡し、テキスト変換処
理及びイメージ変換処理を施してテキストファイルとイ
メージファイルを作成し、各ファイルを登録管理機能に
渡して互いのファイルを対応付けて文書データベースに
登録し、前記利用者端末では、WWWブラウザによって
文書データベースからイメージファイル、バイナリファ
イルおよびテキスト情報を読出し可能にした。
【0007】本発明の目的は、ナレッジデータを資料管
理用サーバに登録する際、手作業により、資料管理用サ
ーバ内の登録場所を設定する必要が無く、登録者が希望
する登録場所に自動的に登録されるデータ管理装置を提
供することである。本発明の他の目的は、ナレッジデー
タを資料管理用サーバに登録する際、手作業により、検
索用キーワードの登録や全文検索用テキスト文書の登録
を行う必要がないデータ管理装置を提供することであ
る。本発明の更に他の目的は、ナレッジデータを資料管
理用サーバに登録する際の作業性が優れているデータ管
理装置を提供することである。本発明の更に他の目的
は、遠隔地からでもナレッジデータを資料管理用サーバ
に直接登録できることができるデータ管理装置を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中の請求
項対応の技術的事項には、括弧()つき、番号、記号等
が添記されている。その番号、記号等は、請求項対応の
技術的事項と実施の複数形態のうちの少なくとも一つの
形態の技術的事項との一致・対応関係を明白にしている
が、その請求項対応の技術的事項が実施の形態の技術的
事項に限定されることを示すためのものではない。
【0009】本発明のデータ管理装置は、第1および第
2分類(31、32、43、44、45)のそれぞれに
よって分類可能な複数のメモリエリア(51〜56)を
有するデータ登録部(22)と、前記第1分類(43、
44、45)のそれぞれに対応するように設けられ、そ
れぞれが独自のメールアドレスを有し、電子メールデー
タを受信するための電子メールデータベース(43、4
4、45)と、前記電子メールデータベース(43、4
4、45)にて受信された前記電子メールデータに含ま
れる登録対象データが前記データ登録部(22)に登録
されるときの登録エリアとして、前記複数のメモリエリ
ア(51〜56)のうちの特定のメモリエリア(55)
を決定する登録エリア決定部とを備えたデータ管理装置
であって、前記第1分類(43、44、45)は、前記
電子メールデータを送信するユーザが所属するグループ
に対応し、前記電子メールデータには、前記第1および
第2分類(31、32、43、44、45)をそれぞれ
示す第1および第2の分類データが含まれ、前記第1の
分類データは、前記電子メールデータベース(43、4
4、45)の前記メールアドレスであり、前記登録エリ
ア決定部は、前記第1および第2の分類データに基づい
て、前記特定のメモリエリア(55)を決定する。
【0010】本発明のデータ管理装置において、前記電
子メールデータには、前記電子メールデータを作成した
前記ユーザを特定するためのユーザデータ、前記電子メ
ールデータが作成された日を示す日にちデータ、前記電
子メールデータの配布先を示す配布先データの少なくと
も一つが含まれ、前記ユーザデータ、前記日にちデー
タ、前記配布先データの少なくとも一つは、前記データ
登録部(22)に登録された前記登録対象データが検索
されるときに用いられる。
【0011】本発明のデータ管理装置において、更に、
前記第2の分類データ(31、32)と前記メモリエリ
ア(51〜56)との関係を示すテーブル(42)を備
え、前記テーブル(42)は、前記ユーザに参照可能に
設けられる。
【0012】本発明のデータ管理装置において、前記登
録対象データが前記データ登録部(22)に登録された
ときに、前記登録された事実が電子メールにより所定の
ユーザに自動通知される。本発明のデータ管理装置にお
いて、前記データ登録部(22)に登録された前記登録
対象データのそれぞれには、個別にアクセス権限が設定
可能である。
【0013】本発明のデータ管理装置によれば、下記内
容(1)から(3)を規定のメールアドレスに送付す
る。 (1)件名の頭4文字に資料種別キーワードを設定す
る。 (2)登録すべき資料のバイナリファイルを添付する。
メール本文の内容をテキストファイルとして登録するこ
とができる。バイナリファイルの添付は無くてもよい。 (3)検索用テキスト情報をメール内容に入力する。 上記の件名の頭4文字の資料種別キーワードから、登録
場所(階層)を判別し、メールの内容および添付ファイ
ルを資料管理用サーバへ自動で登録する。ここで、添付
ファイルがWord、Excel、テキスト、PDFな
どの場合は、登録時に全文検索用テキストを作成する。
【0014】本発明のデータ管理装置によれば、以下の
効果を得ることができる。手作業によるキーワード登
録、検索用データの登録を行う必要がなくなる。客先に
送付するメールなどにBCCで資料管理用サーバ登録用
アドレスを設定することにより、必要資料をスピーディ
に登録することができ、管理することができる。社外か
らでもメールする感覚で気軽に簡単に資料管理用サーバ
へ資料を登録することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明のデ
ータ管理装置の一実施形態を説明する。
【0016】図1は、本実施形態の全体構成を示すブロ
ック図である。図2は、本実施形態のうちメールサーバ
を説明するためのブロック図である。図3は、本実施形
態のうち資料管理用サーバを説明するためのブロック図
である。図4は、本実施形態の利用形態を示す模式図で
ある。図5は、本実施形態のメールサーバの動作を示す
フローチャートである。
【0017】図4に示すように、本実施形態では、端末
10または携帯電話11からメールサーバ23に送信さ
れた電子メール12を利用してナレッジデータを資料管
理用サーバ22に登録する。
【0018】図1の符号21は、通常一般の電子メール
のフォーマットを示している。図1に示されるように、
資料管理用サーバ22におけるナレッジデータの登録エ
リアは、例えば6個に分かれている(符号51〜56参
照)。すなわち、ナレッジデータのデータ内容(カテゴ
リ)に応じて、大きく2つに分けられ(設計図書指針3
1と不適合・戦訓集32)、そのそれぞれに関係部門
(第1設計課、第2設計課、第3設計課)用の登録エリ
ア51〜56が割り当てられている。
【0019】メールサーバ23は、制御部41と、登録
先テーブル42と、3つのメール受信用データベース4
3、44、45を備えている。これらのメール受信用デ
ータベース43、44、45は、ナレッジデータが資料
管理用サーバ22に格納されるときの登録場所単位(本
例では、第1設計課、第2設計課、第3設計課)のそれ
ぞれに対応するように3つ用意されている。すなわち、
メール受信用データベース43は、第1設計課用のナレ
ッジデータを受信し、メール受信用データベース44
は、第2設計課用のナレッジデータを受信し、メール受
信用データベース45は、第3設計課用のナレッジデー
タを受信する。これら3つのメール受信用データベース
43、44、45には、互いに異なる電子メールアドレ
スが割り当てられている。
【0020】本実施形態においては、報告書、設計図
面、設計仕様などが電子メールで客先または社内関係部
署に送信される際に、その報告書、設計図面、設計仕様
などのデータそのものをナレッジデータとして、資料管
理用サーバ22に登録するものである。
【0021】客先または社内関係部署に必要資料(報告
書、設計図面、設計仕様など)を電子メールで送信する
者は、図1の端末10または携帯電話11を用いて、通
常一般の電子メールフォーマット21に従って、通常一
般に行われている通り、その必要資料の内容を、電子メ
ールの本文データまたは添付ファイル(文書データファ
イル、画像データファイルが含まれる)の形で作成す
る。
【0022】すなわち、電子メール送信者(ナレッジデ
ータを登録する登録者)は、電子メールフォーマット2
1に次の要領でデータを入力する。
【0023】電子メールフォーマット21において、
「SendTo:」の欄には、上記必要資料の電子メー
ルの送信先である上記客先または社内関係部署の電子メ
ールアドレスが記入される。図1において、電子メール
フォーマット21の「SendTo:」に記入される
「F129820@e.mtw.abc.co.jp」
は、客先の電子メールアドレスであるとする。これによ
り、電子メールフォーマット21の電子メールは、その
客先に送信される(この動作については図示せず)。
【0024】「CopyTo:」の欄には、そのナレッ
ジデータが資料管理用サーバ22に格納されるときの登
録場所単位に対応するメール受信用データベース43、
44、45の電子メールアドレスが記入される。上記客
先に送信される電子メールの内容そのものをナレッジデ
ータとして蓄積するために上記設定がなされる。更に、
ここでは、そのナレッジデータが第2設計課に関係する
ため、第2設計課に関係するナレッジデータの電子メー
ルが受信されるためのメール受信用データベース44の
電子メールアドレス「DMSFDA@e.mtw.ab
c.co.jp」が記入される。
【0025】「From:」の欄には、そのナレッジデ
ータの登録者(電子メールの送信者)の電子メールアド
レスである「YAMADA.F129820@ABC
TMW」が記入される。
【0026】「Subject:」の欄には、通常一般
の電子メールの件名に加えて、そのナレッジデータのカ
テゴリを示す符号が記入される。その符号は、4つの文
字から構成され、図2の登録先テーブル42に記載され
ている通り、例えば符号「TRBL」は、「2.不適合
・戦訓集」というナレッジデータのカテゴリを意味し、
符号「TOSH」は、「1.設計図書指針」というカテ
ゴリを意味している。この符号が「Subject:」
の欄に記入される際には、図1に示されるように、電子
メールの件名、例えば「資料管理用サーバトラブル対応
処置完了報告書の件」の前に連続して、「TRBL資料
管理用サーバトラブル対応処置完了報告書の件」のよう
に記入される。
【0027】「Body」の欄には、通常一般の通り、
電子メールの本文が記入され、また、添付ファイルがあ
るときにはその添付ファイルが添付される。この電子メ
ールの本文および添付ファイルがナレッジデータとされ
る。「SendDate:」の欄には、その電子メール
が上記客先に送信された日時、すなわち、そのナレッジ
データが資料管理用サーバ22に格納された日時が記入
される。
【0028】次に、図5および図2を参照して、メール
サーバ23の動作について説明する。
【0029】図2において、符号61は、連携用フォー
ムを示している。連携用フォーム61は、メールサーバ
23から資料管理用サーバ22に電子メールが送信(転
送)されるときのフォーマットである。メールサーバ2
3は、受信した電子メールの通常一般の電子メールフォ
ーマット21に記載されたデータに対し、後述するよう
に一部変更を加えることで、連携用フォーム61を生成
する。
【0030】図5のステップS1に示すように、電子メ
ールを受信したとき、メールサーバ23ではプログラム
が起動して、制御部41は、「CopyTo:」の欄に
記入された電子メールアドレスを参照して、その電子メ
ールアドレスに対応するメール受信用データベースに、
その電子メールを格納する。ここでは、その電子メール
は、メール受信用データベース44に格納されたとす
る。
【0031】次に、制御部41は、メール受信用データ
ベース44に格納された上記電子メールの「Subje
ct:」の欄に記入された文字の頭4文字を取得して
(ステップS2)、変数1にセットする(ステップS
3)。それとともに、制御部41は、「Subjec
t:」の欄に記入された文字の頭4文字以外の文字を取
得して、変数2にセットする(ステップS4)。ここで
は、変数1は、「TRBL」であり、変数2は、「資料
管理用サーバトラブル対応処置完了報告書の件」であ
る。
【0032】変数1を入手した後、制御部41は、登録
先テーブル42を参照して(ステップS5)、その変数
1と一致する登録先を取得する(ステップS6)。図2
の登録先テーブル42に示されるように、上記変数1の
「TRBL」は、「2.不適合・戦訓集」に対応してい
る。
【0033】次に、制御部41は、そのテーブルの値で
ある「2.不適合・戦訓集」の値を変数4にセットする
(ステップS7)。次いで、制御部41は、その変数4
の値である「2.不適合・戦訓集」を、連携用フォーム
61のFlagフィールドに入力する(ステップS8、
連携用フォーム61の右下参照)。
【0034】一方、制御部41は、ステップS4で入手
した変数2のバイト数を換算する(ステップS9)。こ
こでは、変数2のデータ「資料管理用サーバトラブル対
応処置完了報告書の件」がN(Nは正の整数)バイトを
超えているとすると、ステップS10に進む。ステップ
S10では、変数2がNバイトにカットされ、そのカッ
トされた結果が変数2aとされる。ここでは、変数2a
は、「資料管理用サーバトラブル対応処置完」であると
する。
【0035】この変数2aが変数2に置き換えられた
(ステップS11)後、その変数2が変数3にセットさ
れる(ステップS12)。その変数3である「資料管理
用サーバトラブル対応処置完」が、連携用フォーム61
のSubjectフィールドに入力される(ステップS
13、連携用フォーム61の中段参照)。なお、上記ス
テップS8およびステップS13の結果を除くと、連携
用フォーム61は、電子メールフォーマット21と同じ
である。
【0036】上記のように、連携用フォーム61の作成
が完了したら、制御部41は、メール受信用データベー
ス44に格納された上記電子メールとして、その連携用
フォーム61をメールサーバ23に転送する。
【0037】次に、メール受信用データベース44に格
納された上記電子メールを、連携用フォーム61として
受信した資料管理用サーバ22の動作について説明す
る。
【0038】図3に示すように、資料管理用サーバ22
は、まず、連携用フォーム61のFlagを参照して、
その連携用フォーム61に記載されたナレッジデータの
カテゴリが不適合・戦訓集32に属することを判別す
る。それと同時に、資料管理用サーバ22は、その連携
用フォーム61の送信(転送)元のメール受信用データ
ベース44から、そのナレッジデータが関係する関係部
門が第2設計課であることを認識する。これにより、資
料管理用サーバ22は、その連携用フォーム61のナレ
ッジデータの登録エリアが登録メモリエリア55である
ことを決定する。
【0039】次に、資料管理用サーバ22は、連携用フ
ォーム61のナレッジデータを登録メモリエリア55に
格納するとき、まず、そのナレッジデータの書誌情報を
生成する。その書誌情報は、図3に示されるように、そ
の件名に、連携用フォーム61のSubjectの値で
ある「資料管理用サーバトラブル対応処置完」が入力さ
れ、作成者の欄に「YAMADA.F129820」が
入力され、作成日の欄に上記「SendDate:」の
「2000/11/15」が入力され、配布先の欄に上
記客先の電子メールアドレスが記入される。
【0040】また、資料管理用サーバ22は、連携用フ
ォーム61のナレッジデータを登録メモリエリア55に
登録する際に、図3に示されるように、バイナリデータ
であるナレッジデータをテキストデータに変換する。す
なわち、連携用フォーム61(電子メールフォーマット
21)の「Body」の欄の電子メール本文データおよ
び添付ファイルデータ(テキストファイル、ワードファ
イル、エクセルファイル、PDFファイルなど)から、
文字列を抽出し、テキストデータに変換できるものにつ
いては変換した上で、登録メモリエリア55に登録す
る。変換されたテキストデータは、変換前の電子メール
本文データおよび添付ファイルデータ(テキストファイ
ル、ワードファイル、エクセルファイル、PDFファイ
ルなど)とセットで登録メモリエリア55に登録され
る。ここで、テキストデータに変換できないものとして
スキャナで読み取られたイメージデータがある。
【0041】上記のように、資料管理用サーバ22は、
ナレッジデータを所定の登録メモリエリアに登録する際
に、テキスト変換可能な全文(全文字データ)をテキス
トデータに変換した上で登録する。これにより、ナレッ
ジデータの検索用のキーワードを設定する必要が無く、
テキスト変換された全文字データから全文検索を行うこ
とができる。
【0042】以上説明したように、本実施形態のデータ
管理装置によれば、ナレッジデータを資料管理用サーバ
22に登録する際、手作業により、資料管理用サーバ2
2内の登録場所を設定する必要が無く、登録者が希望す
る登録場所に自動的に登録することができる。また、ナ
レッジデータを資料管理用サーバ22に登録する際、手
作業により、検索用キーワードの登録や全文検索用テキ
スト文書の登録を行う必要が無い。さらに、ナレッジデ
ータを資料管理用サーバに登録する際の作業性が優れて
いる。またさらに、遠隔地からでもナレッジデータを資
料管理用サーバ22に直接登録することができる。
【0043】なお、上記例では、登録先テーブル42
(「Subject:」の文頭4文字)を用いてナレッ
ジデータが資料管理用サーバ22に登録されるときのカ
テゴリ別登録エリアを、ナレッジデータの登録者が指定
できるようにしている。すなわち、登録先テーブル42
の使用により、そのナレッジデータの登録エリアが設計
図書指針31と不適合・戦訓集32のいずれの傘下に属
するかが指定される。よって、登録先テーブル42と協
働してナレッジデータの登録メモリエリア51〜56が
いずれであるかを決定付けるメール受信用データベース
の数は、設計図書指針31と不適合・戦訓集32のそれ
ぞれの傘下のメモリエリアの数に対応して、3つで足り
る。ここで、登録先テーブル42を用いずに、メール受
信用データベースのみで、ナレッジデータの登録メモリ
エリア51〜56がいずれであるかを決定付ける方法も
可能であるが、その方法では、メール受信用データベー
スは6つ必要となる。よって、本実施形態では、ハード
ウェア資源の節約、低コスト化の観点から、登録先テー
ブル42を用いている。
【0044】なお、上記例では、ナレッジデータのカテ
ゴリは、2つとして説明したが、3以上であることがで
き、その場合、3以上のカテゴリのそれぞれを示す4文
字符号とそのカテゴリ名が登録先テーブル42に登録さ
れる。
【0045】また、上記例では、ナレッジデータの登録
場所単位を3つとしたが、4以上であることができ、そ
の場合、4以上のメール受信用データベースと各カテゴ
リの傘下に4以上のメモリエリアが用意される。
【0046】本実施形態では、メール受信用データベー
スが職制毎に設けられている。これにより、メールアド
レスが各職制1つずつだけで済む。このことから、以下
の効果が得られる。 (1)ユーザが資料管理用サーバ22にナレッジデータ
を登録するにあたって、1つだけアドレスを知っていれ
ば登録可能である。各ユーザの個人アドレス帳に1つだ
け登録していればナレッジデータを登録可能である。メ
ールアドレスが1つだけであるため、送信ミスが減少す
る。 (2)登録エリアが増加してもその都度メールアドレス
を設ける必要がない。この点に関連して、受信用データ
ベースを作成する必要が無く、メールアドレスを設定す
る必要が無く、システム管理者のメンテナンスが容易で
ある。
【0047】また、本実施形態では、図3に示すよう
に、件名、作成者、作成日、配布先の書誌情報が資料管
理用サーバ22に登録されている。これらの件名、作成
者、作成日、配布先の各項目は、検索対象項目とされて
いる。この場合、これらの件名、作成者、作成日、配布
先の各項目は、キーワード検索だけでなく、全文検索も
可能である。
【0048】すなわち、ユーザによっては、または検索
したい資料によっては、検索手法が異なるため、検索手
段を増やすことにより、より早く資料を検索することが
できる。例えば、作成者が分かっている場合、「作成
者」のキーワードにより検索することができる。また、
検索したい資料の内容についての認識があいまいな場
合、全文検索により検索することで、該当しそうな資料
一覧を表示させることができる。さらに、添付資料の1
文から検索することも可能である。またさらに、キーワ
ード検索の場合、あらかじめ検索用のキーワードを共通
キーワードとして、プルダウン形式で設定することもで
き、また個人的にキーワードを登録することも可能であ
る。
【0049】さらに、資料管理用サーバ22以外に写し
を送付した場合、この写しの送付先は、資料管理用サー
バ22に登録される書誌情報(図3参照)に含まれる。
すなわち、キーワードの「配布先」及び全文検索用のデ
ータに登録される。そのため、どこに送付したものかを
検索することが可能となる。
【0050】また、本実施形態においては、登録先テー
ブル42がNotesデータベースを用いて作成されて
いるため、ユーザが登録先テーブル42を参照できるよ
うにすることが可能である。
【0051】さらに、資料管理用サーバ22のサーチエ
ージェント(Search Agent)を利用して、
登録のあった資料のリスト(およびその資料のURLま
たは添付ファイル)をメールにて自動で送付することが
可能である。
【0052】また、資料毎にアクセス権限を設定するこ
とが可能であり、所定の課に所属している以外のユーザ
は、アクセスを禁止する設定が可能である。
【0053】本実施形態においては、クライアントソフ
ト版を各端末10などにインストールしてアクセスする
方法の他に、インターネットエクスプローラなどのブラ
ウザからアクセスする方法を採用することも可能であ
る。このことにより、ユーザIDさえもっていれば、ど
こからでもアクセスすることが可能である。
【0054】本実施形態では、登録された「不適合情
報」や「設計図書指針」などを資料管理用サーバ22か
らだけではなく、より簡単に検索できるように専用の検
索ホームページを開設することができる。
【0055】また、一般に、データベース内に登録され
た資料を他のユーザに送付したい場合、本来なら、デー
タベース内資料データをダウンロードし、それを添付フ
ァイルとしてメールで送付するという手法がとられる。
これに対し、本実施形態では、その資料のURL(アド
レス)を送付することにより、どのユーザも簡単に資料
を参照することができる。これにより、メール容量を圧
迫させること無く資料を送付することができる。
【0056】
【発明の効果】本発明のデータ管理装置によれば、デー
タをデータ登録部に登録する際、手作業により、データ
登録部内の登録場所を設定する必要が無く、登録者が希
望する登録場所に自動的に登録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態のデータ管理装置
の全体構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、本発明の一実施形態のデータ管理装置
のうちメールサーバを説明するためのブロック図であ
る。
【図3】図3は、本発明の一実施形態のデータ管理装置
のうち資料管理用サーバを説明するためのブロック図で
ある。
【図4】図4は、本発明の一実施形態のデータ管理装置
の利用形態を示す模式図である。
【図5】図5は、本発明の一実施形態のデータ管理装置
のうちメールサーバの動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 端末 11 携帯電話 12 電子メール 21 電子メールフォーマット 22 資料管理用サーバ 23 メールサーバ 31 設計図書指針のカテゴリ 32 不適合・戦訓集のカテゴリ 41 制御部 42 登録先テーブル 43 メール受信用データベース 44 メール受信用データベース 45 メール受信用データベース 51 登録エリア 52 登録エリア 53 登録エリア 54 登録エリア 55 登録エリア 56 登録エリア 61 連携用フォーム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2分類のそれぞれによって
    分類可能な複数のメモリエリアを有するデータ登録部
    と、 前記第1分類のそれぞれに対応するように設けられ、そ
    れぞれが独自のメールアドレスを有し、電子メールデー
    タを受信するための電子メールデータベースと 、前記電子メールデータベースにて受信された前記電子
    メールデータに含まれる登録対象データが前記データ登
    録部に登録されるときの登録エリアとして、前記複数の
    メモリエリアのうちの特定のメモリエリアを決定する登
    録エリア決定部とを備えたデータ管理装置であって、 前記第1分類は、前記電子メールデータを送信するユー
    ザが所属するグループに対応し、 前記電子メールデータには、前記第1および第2分類を
    それぞれ示す第1および第2の分類データが含まれ、 前記第1の分類データは、前記電子メールデータベース
    の前記メールアドレスであり、 前記登録エリア決定部は、前記第1および第2の分類デ
    ータに基づいて、前記特定のメモリエリアを決定するデ
    ータ管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ管理装置におい
    て、 前記電子メールデータには、前記電子メールデータを作
    成した前記ユーザを特定するためのユーザデータ、前記
    電子メールデータが作成された日を示す日にちデータ、
    前記電子メールデータの配布先を示す配布先データの少
    なくとも一つが含まれ、 前記ユーザデータ、前記日にちデータ、前記配布先デー
    タの少なくとも一つは、前記データ登録部に登録された
    前記登録対象データが検索されるときに用いられるデー
    タ管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のデータ管理装
    置において、 更に、 前記第2の分類データと前記メモリエリアとの関係を示
    すテーブルを備え、 前記テーブルは、前記ユーザに参照可能に設けられるデ
    ータ管理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか1項に記載の
    データ管理装置において、 前記登録対象データが前記データ登録部に登録されたと
    きに、前記登録された事実が電子メールにより所定のユ
    ーザに自動通知されるデータ管理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか1項に記載の
    データ管理装置において、 前記データ登録部に登録された前記登録対象データのそ
    れぞれには、個別にアクセス権限が設定可能であるデー
    タ管理装置。
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