JP2002259114A - 音声認識コンピュータシステム - Google Patents
音声認識コンピュータシステムInfo
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Abstract
べき音声コマンドを容易に短時間で探し出すことができ
るようにした音声認識コンピュータシステムを提供す
る。 【解決手段】 利用者による音声コマンドを認識する音
声コマンド認識手段12,13と、音声コマンド認識手
段により認識されたコマンドに基づいてアプリケーショ
ンを制御する制御手段15と、を備えた音声認識コンピ
ュータシステム10であって、利用者が次にすべき操作
を表わす音声コマンドの一覧を表示する音声コマンド一
覧表示手段14,17と、上記アプリケーションの制御
手段による状態変化通知を取得する取得手段15と、上
記アプリケーションの状態変化に基づいて、次に発声す
べき音声コマンドの一覧を更新する音声コマンド一覧更
新手段14と、を設ける。
Description
ータシステムに関し、特に音声による操作指示を受け付
けるGUI環境を備えた音声認識コンピュータシステム
に関する。
cal user interface)環境を備えた
音声認識コンピュータシステムは、例えば特開平10−
222337号に開示されている。この音声認識コンピ
ュータシステムは、図9に示すように構成されている。
図9において、音声認識コンピュータシステム100
は、マイク101で取り込んだ利用者の音声コマンド
を、音声認識部102にてキーワードとして認識し、認
識したキーワードを変換部103により、前もって登録
された変換テーブル(キーワード対制御コマンドテーブ
ル)104に従って、システムソフトウェア105の制
御コマンドに変換する。
ム100は、システムソフトウェア105により、この
制御コマンドを実行して、表示部106を制御し、表示
画面107上にて、この制御コマンドに対応するウィン
ドウをアクティブな状態にする。そして、音声認識コン
ピュータシステム100は、この状態から再び利用者の
音声コマンドにより、システムソフトウェア105の制
御コマンドを実行し、システムソフトウェア105にて
各種動作を行なうようになっている。
クティブな状態にあるとき、利用者がどのようなキーワ
ードを音声コマンドにより入力すればよいか分からない
場合には、例えば「キーワード一覧」等の特定の音声コ
マンドをマイク101から入力する。これにより、音声
認識コンピュータシステム100は、利用者からマイク
101を介して特定のキーワードが音声コマンドとして
入力されると、音声認識部102にて、この特定のキー
ワードを認識して、前もって単語辞書102aに登録さ
れているキーワードあるいは現在有効なキーワードの一
覧を読み出す。
00は、システムソフトウェア105により、表示部1
06を制御して、このキーワードの一覧を、表示画面1
07上に表示する。このようにして、利用者は、音声認
識コンピュータシステム100の表示画面107上に表
示されたキーワードの一覧を見ながら、そのときに有効
なキーワードを見つけて、音声入力することができるよ
うになっている。
うな構成の音声認識コンピュータシステム100におい
ては、ウィンドウがアクティブな状態にあるとき、利用
者がどのようなキーワードを音声コマンドにより入力す
ればよいか分からない場合には、常時キーワードの一覧
が表示されていないので、例えば「キーワード一覧」等
の特定の音声コマンドをマイク101から入力して、キ
ーワードの一覧を音声認識コンピュータシステム100
の表示画面107上に表示させる必要がある。
ュータシステム100の表示画面107上に表示させた
とき、キーワードの数が多いと、利用者が必要とするキ
ーワードをすぐには見つけることが困難であると共に、
表示画面107上に収まらない場合には、キーワードの
一覧をスクロールさせる必要がある。これは、音声認識
コンピュータシステム100におけるキーワードの一覧
表示が、表示すべきキーワードの個数や表示順序あるい
は表示属性について考慮されていないためである。
ピュータシステム100の表示画面107上に表示させ
たとき、利用者がキーワードの内容、すなわちキーワー
ドに対応する操作内容を理解することができず、どのキ
ーワードを選択すればよいか分からないことがある。
たものであり、利用者が表示画面上の表示により次に操
作すべき音声コマンドを容易に短時間で探し出すことが
できるようにした音声認識コンピュータシステムの提供
を目的とする。
め、本発明の請求項1記載の音声認識コンピュータシス
テムは、利用者によって発声された音声コマンドを認識
する音声コマンド認識手段と、音声コマンド認識手段に
より認識されたコマンドに基づいてアプリケーションを
制御する制御手段と、を備えた音声認識コンピュータシ
ステムであって、利用者が次にすべき操作を表わす音声
コマンドの一覧を表示する音声コマンド一覧表示手段
と、上記アプリケーションの制御手段による状態変化通
知を取得する取得手段と、上記アプリケーションの状態
変化に基づいて、次に発声すべき音声コマンドの一覧を
更新する音声コマンド一覧更新手段と、を設けた構成と
してある。
な構成とすると、音声認識コンピュータシステムにおい
て、利用者により音声コマンドが発声されると、音声コ
マンド認識手段が音声コマンドを認識して、制御手段が
この音声コマンドに基づいてアプリケーションを制御す
る。これにより、アプリケーションの操作が行なわれ、
アプリケーションが所望の動作を行なう。
の制御が行なわれると、アプリケーションの状態変化が
取得手段に通知され、この取得手段により取得されたア
プリケーションの状態変化に基づいて、音声コマンド一
覧更新手段によって、利用者が次に操作すべき操作を表
わす音声コマンドの一覧が更新され、音声コマンド一覧
表示手段によって、有効な音声コマンドの一覧が例えば
コンピュータシステムの表示画面上に表示される。
コマンドの一覧が常に音声コマンド一覧表示手段によっ
て例えば表示画面上に表示されているので、利用者は、
次にどのような音声コマンドを発声すればよいか分から
ない場合、特になんらかの操作を行なうことなく、表示
された音声コマンドの一覧を見ながら、必要な音声コマ
ンドを見つけることができる。これにより、利用者は、
アプリケーションの操作方法を知らなくても、容易に当
該アプリケーションを利用することができる。
テムは、音声コマンドの一覧における各音声コマンドの
説明を表示する音声コマンド説明表示手段を設けた構成
としてある。音声認識コンピュータシステムをこのよう
な構成とすると、音声コマンド一覧表示手段により表示
された各音声コマンドについて、その音声コマンドの説
明が音声コマンド説明表示手段により表示されるので、
利用者は、各音声コマンドの説明を読むことにより、当
該音声コマンドによる操作内容を知ることができる。
テムは、上記音声コマンド一覧表示手段が、次に最も利
用されると予想される音声コマンドに対して特別な表示
属性で表示する構成としてある。音声認識コンピュータ
システムをこのような構成とすると、表示された音声コ
マンド一覧において、次にもっとも利用されると予想さ
れる音声コマンドが、特別な表示属性により、優先順位
を付されて、例えば画面上の一番上から順次に表示され
る。これにより、利用者が最も利用すると予想される音
声コマンドが見易い位置にて目立つように表示されるこ
とにより、利用者は当該音声コマンドを容易に見つける
ことができる。
テムは、上記音声コマンド一覧表示手段が、パラメータ
の異なる複数の音声コマンドについて、パラメータ部分
に関して記号によりまとめて表示する構成としてある。
音声認識コンピュータシステムをこのような構成とする
と、パラメータ部分を例えば括弧記号等の記号により括
り、あるいは表示の文字色,文字サイズ,文字フォント
等を変更して表示し、パラメータ部分を他のパラメータ
により置換可能であることを表現することにより、一覧
表示すべき音声コマンドの数を低減し、見易い画面表示
にすることができる。
テムは、上記音声コマンド認識手段が、音声コマンドの
使い方の問い合わせコマンドを含んでいる構成としてあ
る。音声認識コンピュータシステムをこのような構成と
すると、利用者が問い合わせコマンドを発声することに
より、問い合わせコマンドに対応した説明が表示され
る。
テムは、アプリケーションの動作中に、当該アプリケー
ションの一般的な操作方法を表示する操作方法提示手段
と、上記一般的な操作方法に対応する音声コマンドの例
示を行なう音声コマンド例示手段と、を設けた構成とし
てある。音声認識コンピュータシステムをこのような構
成とすると、利用者がまだ利用したことがない、あるい
はあまり利用したことがないアプリケーションを利用す
る場合に、操作方法提示手段により一般的な操作方法が
表示され、この一般的な操作方法に対応する音声コマン
ドの例が、音声コマンド例示手段によって表示されるの
で、利用者はアプリケーションの操作方法を知らなくて
も、当該アプリケーションを迷うことなく確実に操作す
ることができる。
て、図面を参照して説明する。まず、本発明の音声認識
コンピュータシステムの第一の実施形態について、図1
〜図5を参照して説明する。図1は、本発明による音声
認識コンピュータシステムの構成を示す図である。
テム10は、音声入力部11と、音声コマンド認識手段
としての音声認識部12及びキーワード抽出部13と、
制御手段としての状態管理部14及びアプリケーション
I/F部15と、音声出力部16と、音声コマンド一覧
表示手段としての表示部17と、から構成されている。
ォン等から構成されており、利用者が発声した音声を取
り込んで、電気信号(音声信号)に変換する。
aを備えており、音声入力部11からの音声信号を、音
声認識辞書12aに登録されている単語と照合して、一
致する単語群すなわちフレーズを認識結果としてキーワ
ード抽出部13に出力する。ここで、音声認識辞書12
aは、登録されている単語のうち、操作の内容を決定付
ける単語には、予めキーワードが付されている。例えば
「メール」,「メッセージ」という単語に対しては、
「Mail」というキーワードが、また「見る」,「見
せて」,「表示」という単語に対しては、「Get」と
いうキーワードが付されている。そして、音声認識部1
2は、認識結果のフレーズと共に、このフレーズに含ま
れる単語にキーワードが付されている場合には、当該キ
ーワードもキーワード抽出部13に出力する。
12で認識されたフレーズから、キーワードを抽出す
る。例えば、認識されたフレーズが「メールを見せて」
である場合、キーワード抽出部13は、「Mail」及
び「Get」という二つのキーワードを抽出する。
4aを備えており、キーワード抽出部13にて抽出され
たキーワードに基づいて、動作決定ルール14aを参照
して、キーワードのセットが一致する動作決定のブロッ
クを検索して読み出すことにより、アプリケーションに
よる動作を決定して、アプリケーションI/F部15に
制御コマンドを送出する。また、上記状態管理部14
は、アプリケーションI/F部15におけるアプリケー
ション18の操作時の実行結果(成功または失敗)を判
別して、成功または失敗時におけるメッセージ及びその
ときに表示すべき音声コマンドの一覧を動作決定ルール
14aから取得して、音声コマンド一覧更新手段として
音声コマンドの一覧を更新する。ここで、動作決定ルー
ル14aは、キーワードのセットに対して、アプリケー
ションをどのように操作するか、そしてその操作の前,
操作成功時及び操作失敗時における表示及び音声出力を
定義している。
声認識コンピュータシステム10で動作するアプリケー
ション18に対して操作コマンドを送出して、当該アプ
リケーション18を操作すると共に、その実行結果(成
功または失敗)を状態管理部14に送出する。
成されており、状態管理部14で決定された動作に基づ
いて、音声メッセージを出力する。上記表示部17は、
CRT,液晶表示装置等から構成されており、状態管理
部14で決定された動作に基づいて、次に利用者が発声
すべき音声コマンドの一覧を表示画面上にて表示する。
ータシステム10の動作について、図2のフローチャー
トを参照して説明する。図2において、先ずステップA
1にて、利用者が音声コマンドを発声して、音声入力部
11に音声が入力されると、音声入力部11は、この音
声を検出して、音声信号に変換して、音声認識部12に
出力する。
は、音声入力部11からの音声信号を、音声認識辞書1
2aに登録されている単語と照合して、一致する単語群
すなわちフレーズを認識結果としてキーワード抽出部1
3に出力する。その際、認識結果のフレーズに含まれる
単語にキーワードが付されている場合には、音声認識部
12は、そのキーワードもキーワード抽出部13に出力
する。例えば、認識結果のフレーズが「メールを見せ
て」である場合には、音声認識部12は、「メールを見
せて」というフレーズと共に、「メール」及び「見せ
て」にそれぞれ付与された「Mail」及び「Get」
のキーワードを、キーワード抽出部13に出力する。
出部13は、認識結果のフレーズ及びキーワードから、
キーワードのみを抽出する。すなわち、キーワード抽出
部13は、「メールを見せて」というフレーズ及び「M
ail」及び「Get」のキーワードから、キーワード
「Mail」及び「Get」を抽出して、状態管理部1
4に出力する。
4は、キーワード抽出部13からのキーワードに基づい
て、動作決定ルール14aを参照して、これらのキーワ
ードのセットが一致する動作決定のブロックを検索し
て、当該ブロックを読み込んで、アプリケーションによ
る動作を決定して、アプリケーションI/F部15に出
力する。そして、ステップA5にて、アプリケーション
I/F部15は、状態管理部14による動作決定に基づ
いて、アプリケーション18に制御コマンドを送出する
ことにより、アプリケーション18を操作し、制御を実
行する。その後、ステップA6にて、アプリケーション
I/F部15は、アプリケーション18からの実行結果
通知を受信して、状態管理部14に送出する。
部14は、アプリケーションI/F部15からの実行結
果通知により、実行結果が成功か失敗かを判別し、成功
の場合には、ステップA8にて、動作決定ルール14a
から成功時のメッセージと次の音声コマンド一覧を読み
出して、音声出力部16から成功の旨の音声メッセージ
を発声すると共に、表示部17にて次に操作すべき音声
コマンドの一覧を更新して、表示する。
合には、状態管理部14は、ステップA9にて、動作決
定ルール14aから失敗時のメッセージと次の音声コマ
ンド一覧を読み出して、音声出力部16から失敗の旨の
音声メッセージを発声すると共に、表示部17にて次に
操作すべき音声コマンドの一覧を表示する。
識コンピュータシステム10における処理が終了し、利
用者は、表示部17に表示された音声コマンドの一覧に
基づいて、所望の音声コマンドを発声することにより、
上記ステップA1〜A8またはA9の処理が繰返し行な
われることになる。
ステム10によれば、音声コマンドに基づいて、アプリ
ケーション18の操作が行なわれ、制御が実行された
後、実行の成功または失敗により、利用者が次にすべき
音声コマンドの一覧が表示部17の画面上に表示されて
いるので、利用者は、どのような音声コマンドを発声す
ればよいかが即座に分かるので、操作性が向上すること
になる。
テム10における表示部の画面表示の具体例を示してい
る。図3において、表示部17の画面20は、電子メー
ルのアプリケーションにおける操作画面の初期状態を示
している。この画面20は、音声コマンドの一覧21、
すなわち「新しいメールを見る」,「メールを見る」,
「[吉田]さんにメールを送る」及び「その他のことを
する」という音声コマンドを表わしている。
音声コマンドを発声すると、上述したように、音声認識
コンピュータシステム10の音声認識部12による音声
認識及びキーワード抽出部13によるキーワード抽出に
よって、「Mail」及び「Get」という二つのキー
ワードから成るキーワードのセットが得られる。
示すように、動作決定が定義されている。したがって、
状態管理部14は、動作決定ルール14aを参照して、
動作決定ルール14aにおける「Mail」及び「Ge
t」のキーワードセットに対応して、電子メールのアプ
リケーションに対して定義された電子メールの受信トレ
イの内容を表示する「ChangeFolder(In
box)」(図4の符号A参照)という動作を決定し、
アプリケーションI/F部15を介して、アプリケーシ
ョン18に対して制御コマンドを送出し、アプリケーシ
ョン18が上記動作を実行し、図5に示すように、受信
トレイ19の表示を行なう。
4は、動作決定ルール14aを参照して、図4の符号B
で示すように、「受信トレイを表示します」というメッ
セージを音声出力部16から音声出力すると共に、表示
部17の画面上に表示する。同時に、状態管理部14
は、図4の符号Cで示すように、次にすべき音声コマン
ドの一覧を読み込んで、音声コマンドの一覧を更新し
て、図5にて符号Dで示すように、表示部17の画面上
に新たな音声コマンドの一覧21を表示する。
声コマンドの一覧は、図4の符号Cで示すように、受信
トレイの表示の際に想定される操作に対応した6個の音
声コマンド、すなわち「下のページを見る」,「下のメ
ールを見る」,「このメールを読む」,「返事を書
く」,「[吉田]さんにメールを送る」,「[山田]さ
んに転送」の各音声コマンドを含んでおり、これ以外の
操作をしたい場合に備えて、さらに「その他のことをす
る」という音声コマンドを備えている。なお、これらの
音声コマンドは、必要に応じて、上から重要な順に配置
されており、特に重要なものについては、文字色,文字
サイズ,文字フォント等の表示属性を適宜に変更して目
立つように表示するようにしてもよい。
ンドの一覧から、次にすべき音声コマンドを見つけ出
し、発声することにより、所望の操作を行なうことがで
きる。また、上述した受信トレイを表示する操作の際
に、何らかの原因でアプリケーションの実行が失敗した
場合には、状態管理部14は、動作決定ルール14aを
参照して、図4の符号Eで示すように、「受信トレイを
表示できませんでした」というメッセージを読み出し
て、音声出力部16から音声出力すると共に、表示部1
7の画面上に表示する。なお、上記音声コマンドのう
ち、「[吉田]さんにメールを送る」及び「[山田]さ
んに転送」の音声コマンドにおける括弧[]の中は、メ
ールの宛先等の可変部分(パラメータ)を示しており、
これにより表示数を低減することができる。
タシステムの第二の実施形態を示している。図6におい
て、音声認識コンピュータシステム30は、図1に示し
た音声認識コンピュータシステム10とほぼ同様の構成
であって、以下の点でのみ異なる構成であるので、同じ
構成部品には同じ符号を付して、その説明を省略する。
図6に示した音声認識コンピュータシステム30は、状
態管理部14が、音声コマンド説明表示手段14bとし
ても動作するように構成されている。
30においては、状態管理部14は、音声コマンド説明
表示手段14bとして、図7に示すように、次にすべき
音声コマンドの一覧21と共に、動作決定ルール14a
に登録されている音声コマンドの説明文を読み込んで、
一定時間毎に、音声コマンドの操作ガイド31または各
音声コマンドに対応する説明文(図7参照)32を切換
え表示するようになっている。
テム30における表示部の画面表示の具体例を示してい
る。図7において、表示部17の画面40は、電子メー
ルのアプリケーションにおける操作画面の初期状態を示
している。この画面40は、音声コマンドの一覧21、
すなわち「新しいメールを見る」,「メールを見る」,
「[吉田]さんにメールを送る」及び「その他のことを
する」という音声コマンドと、音声コマンドの操作ガイ
ド31を表わしている。
音声コマンドを発声すると、上述したように、音声認識
コンピュータシステム30の音声認識部12による音声
認識及びキーワード抽出部13によるキーワード抽出に
よって、「Mail」及び「Get」という二つのキー
ワードから成るキーワードのセットが得られる。
たように、動作決定が定義されている。したがって、状
態管理部14は、動作決定ルール14aを参照して、動
作決定ルール14aにおける「Mail」及び「Ge
t」のキーワードセットに対応して、電子メールのアプ
リケーションに対して定義された電子メールの受信トレ
イの内容を表示する「ChangeFolder(In
box)」という動作を決定し、アプリケーションI/
F部15を介して、アプリケーション18に対して制御
コマンドを送出し、アプリケーション18が上記動作を
実行し、図8に示すように、受信トレイ19の表示を行
なう。
4は、動作決定ルール14aを参照して、「受信トレイ
を表示します」というメッセージを音声出力部16から
音声出力すると共に、表示部17の画面40上に表示す
る。同時に、状態管理部14は、次にすべき音声コマン
ドの一覧21を読み込んで、音声コマンドの一覧を更新
して、図8にて符号Dで示すように、表示部17の画面
40上に新たな音声コマンドの一覧21を表示する。
の際に、何らかの原因でアプリケーションの実行が失敗
した場合には、状態管理部14は、動作決定ルール14
aを参照して、図4の符号Eで示すように、「受信トレ
イを表示できませんでした」というメッセージを読み出
して、音声出力部16から音声出力すると共に、表示部
17の画面上に表示する。
記音声コマンドの一覧21と共に、音声コマンドの操作
ガイド31または音声コマンドの説明文32が表示され
る。この操作ガイド31及び説明文32は、順次、一定
時間毎に切換表示されると共に、操作ガイド31に示さ
れているように、利用者が音声コマンドの意味を理解で
きない場合には、利用者が「○○(当該音声コマンド)
って何?」という問い合わせコマンドを発声することに
より、音声認識部14がこの問い合わせコマンドに基づ
いて、当該音声コマンドの説明文32を即時に画面40
上に表示する。
ンドの一覧から、次にすべき音声コマンドを見つけ出
し、発声することにより、所望の操作を行なうことがで
きると共に、音声コマンドを理解できない場合には、当
該音声コマンドの説明文32が表示されたとき、または
上述したように「○○(当該音声コマンド)って何?」
という問い合わせコマンドを発声して即時に当該音声コ
マンドの説明文32が表示されたとき、当該表示を読む
ことによって、当該音声コマンドの操作内容を理解する
ことができる。
り電子メールのアプリケーションの制御を行なう場合に
ついて説明したが、これに限らず、音声認識コンピュー
タシステム10,30上で稼動する各種アプリケーショ
ンあるいはシステムソフトウェアについて、音声コマン
ドによる制御を行なうことができる。その際、状態管理
部14が、音声コマンド例示手段として、表示部17に
て音声コマンドの一覧を表示させることによって、当該
アプリケーション18の一般的な操作方法を利用者に知
らせることができる。さらに、状態管理部14が、操作
方法提示手段として、音声コマンドの操作ガイドにより
各音声ガイドの説明文32を表示することにより、利用
者は、まだ利用したことのないアプリケーションや、あ
まり利用したことのないアプリケーションに関して、音
声コマンドの一覧21によって、当該アプリケーション
18を迷うことなく、確実に操作することができる。
べき操作を表わす音声コマンドの一覧が常に音声コマン
ド一覧表示手段によって例えば表示画面上に表示されて
いるので、利用者は、次にどのような音声コマンドを発
声すればよいか分からない場合、特になんらかの操作を
行なうことなく、表示された音声コマンドの一覧を見な
がら、必要な音声コマンドを見つけることができる。こ
れにより、利用者は、アプリケーションの操作方法を知
らなくても、容易に当該アプリケーションを利用するこ
とができる。また、音声コマンドの一覧における各音声
コマンドの説明を表示する音声コマンド説明表示手段を
設けた場合には、音声コマンド一覧表示手段により表示
された各音声コマンドについて、その音声コマンドの説
明が音声コマンド説明表示手段により表示されるので、
利用者は、各音声コマンドの説明を読むことにより、当
該音声コマンドによる操作内容を知ることができる。
第一の実施形態の構成を示すブロック図である。
音声認識動作を示すフローチャートである。
電子メールのアプリケーションの音声コマンドによる操
作の具体例の初期画面を示す図である。
作決定ルールの一例を示す図である。
電子メールのアプリケーションの音声コマンドによる受
信トレイの表示画面を示す図である。
第二の実施形態の構成を示すブロック図である。
電子メールのアプリケーションの音声コマンドによる操
作の具体例の初期画面を示す図である。
電子メールのアプリケーションの音声コマンドによる受
信トレイの表示画面を示す図である。
構成を示すブロック図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 利用者によって発声された音声コマンド
を認識する音声コマンド認識手段と、音声コマンド認識
手段により認識されたコマンドに基づいてアプリケーシ
ョンを制御する制御手段と、を備えた音声認識コンピュ
ータシステムであって、 利用者が次にすべき操作を表わす音声コマンドの一覧を
表示する音声コマンド一覧表示手段と、 上記アプリケーションの制御手段による状態変化通知を
取得する取得手段と、 上記アプリケーションの状態変化に基づいて、次に発声
すべき音声コマンドの一覧を更新する音声コマンド一覧
更新手段と、 を設けたことを特徴とする音声認識コンピュータシステ
ム。 - 【請求項2】 音声コマンドの一覧における各音声コマ
ンドの説明を表示する音声コマンド説明表示手段を設け
たことを特徴とする請求項1に記載の音声認識コンピュ
ータシステム。 - 【請求項3】 上記音声コマンド一覧表示手段が、次に
最も利用されると予想される音声コマンドに対して特別
な表示属性で表示することを特徴とする請求項1または
2に記載の音声認識コンピュータシステム。 - 【請求項4】 上記音声コマンド一覧表示手段が、パラ
メータの異なる複数の音声コマンドについて、パラメー
タ部分に関して記号を利用してまとめて表示することを
特徴とする請求項1または2に記載の音声認識コンピュ
ータシステム。 - 【請求項5】 上記音声コマンド認識手段が、音声コマ
ンドの使い方の問い合わせコマンドを含んでいることを
特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の音声認識
コンピュータシステム。 - 【請求項6】 アプリケーションの動作中に、当該アプ
リケーションの一般的な操作方法を表示する操作方法提
示手段と、 上記一般的な操作方法に対応する音声コマンドの例示を
行なう音声コマンド例示手段と、 を設けたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに
記載の音声認識コンピュータシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001060720A JP2002259114A (ja) | 2001-03-05 | 2001-03-05 | 音声認識コンピュータシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001060720A JP2002259114A (ja) | 2001-03-05 | 2001-03-05 | 音声認識コンピュータシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002259114A true JP2002259114A (ja) | 2002-09-13 |
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ID=18920106
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001060720A Pending JP2002259114A (ja) | 2001-03-05 | 2001-03-05 | 音声認識コンピュータシステム |
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