JP2002258767A - 平面表示装置、この製造方法、及びこれに用いるプリント配線基板 - Google Patents

平面表示装置、この製造方法、及びこれに用いるプリント配線基板

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JP2002258767A
JP2002258767A JP2001055983A JP2001055983A JP2002258767A JP 2002258767 A JP2002258767 A JP 2002258767A JP 2001055983 A JP2001055983 A JP 2001055983A JP 2001055983 A JP2001055983 A JP 2001055983A JP 2002258767 A JP2002258767 A JP 2002258767A
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Koji Fujii
弘二 藤井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PCB1と、複数のTCP3との電気的及
び機械的接続がACF2により行われる平面表示装置及
びその製造方法等において、不良に係るTCP3を引き
剥がしてリペアを行う際にACF2の除去のための溶剤
により、隣のTCP3とPCB1との接続個所における
端子接続に不良が発生をするの防止することができるも
のを提供する。 【解決手段】PCB1の出力パッド群12に挟まれる各
パッド群間領域15に、出力パッド14より幅及び長さ
の大きい二つのダミーパッド11を配置し、これらダミ
ーパッド11同士を、例えば1.5mm以上離間する。
そして、このダミーパッド11間の領域16にて、AC
F2を切断除去しておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置等の
平面表示装置及びその製造方法に関する。また、本発明
は、平面表示装置等への駆動信号及び駆動電源の入力に
用いられるプリント配線基板に関する。特には、異方性
導電フィルムにより主配線基板と複数の可撓性の枝配線
基板との接続がなされるプリント配線基板及びこれを用
いる平面表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CRTディスプレイに置き換わる
平面表示装置が盛んに開発されており、特に、液晶表示
装置は、薄型、軽量、低消費電力を達成できることか
ら、ノートPC、液晶モニタ、家庭用テレビ等に急速に
市場を拡大している。
【0003】これら平面表示装置は、画素が配列されて
画像表示領域が形成された表示パネルと、この表示パネ
ルに画像信号その他の駆動信号を入力する駆動回路系統
とからなる。平面表示装置の表示領域をなす表示パネル
は、通常、2枚の絶縁基板の間に、外部からの制御に従
って光の透過又は反射の程度を調整することのできる複
数の画素を備えてなるものである。多数の加工工程によ
り各絶縁基板の片面に電極領域、カラーフィルター等が
形成され、その後液晶物質等をサンドイッチ状に挟むセ
ル構造体すなわち表示パネルが形成される。
【0004】駆動回路系統から表示パネルへの駆動信号
の入力は、表示パネルの周縁部に接続されたフレキシブ
ル配線基板等のプリント配線基板を通じて行なわれる。
一般には、表示パネルの周縁部に、入力信号を所定のタ
イミングで制御して出力信号を生成する駆動ICチップ
が複数配置され、駆動回路系統から各駆動ICチップへ
の入力がフレキシブル配線基板等を通じて行われる。
【0005】駆動ICチップを表示パネルの周縁部に実
装する方式には、駆動ICチップを直接搭載するCOG
(Chip On Glass)方式もあるが、テープキャリアパッケ
ージ(以下TCPという)と呼ばれる、一つの駆動IC
チップを搭載した小片状のフレキシブル基板を用いる方
式が多く用いられている。
【0006】TCPは、多くの場合、枝配線基板とでも
いうべきものであり、複数のTCPが、駆動回路系統側
の一つのプリント配線基板すなわち主配線基板と、表示
パネルの周縁部との間を橋かけして接続するように配さ
れる。これにより、主配線基板から各駆動ICチップの
出力、及び各駆動ICチップから表示パネルへの出力を
実現するものである。詳しくは、各TCPの入力側縁部
が、駆動回路系統からの出力を行う配線基板、または、
駆動回路系統を搭載する配線基板に搭載され、これによ
り、各TCPの入力端子群と、配線基板上のそれぞれ対
応する出力パッド群とが電気的に接続される。また、同
様に、TCPの出力側縁部が、表示パネルの周縁部に直
接搭載され、これによりTCPの出力端子群が、表示パ
ネル周縁部上の接続パッド群と電気的に接続される。
【0007】TCPの入力側縁部をプリント配線基板に
実装するにあたり、従前は、はんだ付けにより行うのが
一般的であったが、近年、異方性導電層が用いられるよ
うになって来ている。これは、平面表示装置の高精細化
により端子間ピッチが小さくなっていることに対応する
ため、または、作業効率を向上させるためである。異方
性導電層とは、熱硬化性または熱可塑性の樹脂層の中
に、導電性粒子を分散させたものであり、熱圧着を受け
た個所で、樹脂層を挟む端子間の電気的導通を実現する
ものである。異方性導電層としては、作業工程上の便宜
のため、一般には、テープ状または短冊状のフィルムと
して供給される異方性導電フィルム(ACF)が用いら
れる。
【0008】以下に、図3〜4を用いて、従来例の平面
表示装置及びこれに用いるプリント配線基板について説
明する。
【0009】PCB1の一辺に沿って複数の出力パッド
群12が配列されており、これら出力パッド群12の間
にあるパッド群間領域15に、それぞれ、一つの大きな
ダミーパッド17が設けられている。このダミーパッド
17は、パッド群間領域15の大部分を占める寸法に形
成されている。
【0010】長尺テープ状のACF2が、一列に配され
た複数の出力パッド群12とこれらの間のダミーパッド
17とを一括して覆うように配置される。ACF2幅
は、出力パッド群12の対応する寸法より少し大きく形
成され、ACF2が幅方向両側にマージンをもって出力
パッド群12を確実に被覆する。また、ACF2の幅
は、ダミーパッド71の対応する寸法より大きい。
【0011】ダミーパッド17は、ACF2をPCB1
に貼り付ける際に、PCB1との接着性を改善するため
に設けられている。一つのACF2が、一列に並ぶ出力
パッド群12を一括して覆うようにするのが効率的であ
るが、ダミーパッド17がないと、パッド群間領域15
でACF2が浮いてしまい確実な貼り付けができないお
それがあるからである。
【0012】TCP3は、ポリイミド等からなる矩形小
片状の基板フィルム片上に配線パターンを形成した後、
略中央部に一つの長方形の駆動ICチップ35を搭載し
たものである。駆動ICチップ3の一方の長辺に対応す
る、TCP3の一辺3aに沿った部分が入力側縁部31
であり、これに対向する辺に沿った部分が入力側縁部3
2である。
【0013】複数のTCP3の出力側縁部32が、表示
パネル4の周縁部41に実装されており、これらTCP
3の入力側縁部31がACF2を介して一つのプリント
配線基板(PCB)1に実装される。図3中に示すよう
に、TCP3の入力側縁部31がPCB1に搭載された
際には、上記ダミーパッド17は、入力側縁部31より
外、すなわちTCP1の輪郭より外側に位置する。
【0014】このような平面表示装置を一旦作成した
後、TCP3の不良例えば駆動ICチップ35の不良が
発見された場合、または、TCP3の入力縁部31とP
CB1との接続の不良例えば端子位置合わせの極端なず
れ等が発見された場合には、次のようなリペア作業を行
う。
【0015】まず、不良に係るTCP3を一旦引き剥が
す。次いで、TCP3の入力縁部31を引き剥がした個
所にあるACF2を溶剤に溶解して除去した後、新たな
ACF2の短冊状のものを貼り付ける。そして、再度T
CP3を搭載するための熱圧着操作を行う。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図4に示す
ように、TCP3の入力縁部31を引き剥がした個所で
ACF2を除去する際に、溶剤が、不良のない隣のTC
P3の入力縁部31の個所にまで溶剤が拡がっていくこ
とがある。そのため、この溶剤が浸透した部分で端子間
の接続に不良が生じるおそれがある。
【0017】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、一つの主配線基板と、TCP等の複数の枝配線
基板との電気的及び機械的接続がACFにより行われる
平面表示装置及びその製造方法、さらにはこのようなプ
リント配線基板の組み合わせにおいて、不良に係る枝配
線基板を引き剥がしてリペアを行う際にACFを除去す
る溶剤が拡がることに起因する、隣の枝配線基板と主配
線基板との接続個所における端子接続不良の発生を防止
することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の平面表示装置
は、一つの列をなす複数の出力パッド群、及び、隣り合
う二つの前記出力パッド群の間のパッド群間領域に配置
されるダミーパッドを有する主配線基板と、前記各出力
パッド群に対応してそれぞれ配置され、入力側縁部に入
力端子群を有する可撓性の枝配線基板と、前記入力側縁
部と前記出力パッド群との間に介挿されて前記入力端子
群と前記出力パッド群とを電気的に接続するとともに、
前記入力側縁部の輪郭より外側において前記ダミーパッ
ドを覆う、テープ状または短冊状の異方性導電フィルム
と、前記枝配線基板の出力側縁部を接続用周縁部に実装
する表示パネルとを備える平面表示装置において、前記
各パッド群間領域には、一方の側の前記出力パッド群に
近接する第1の前記ダミーパッドと、他方の側の前記出
力パッド群に近接する第2の前記ダミーパッドとが配置
されるとともに、これら第1のダミーパッド及び第2の
ダミーパッドを互いに離間するパッド非配置領域が備え
られ、前記異方性導電フィルムが前記パッド非配置領域
で省かれ、これにより、前記異方性導電フィルムは、前
記第1のダミーパッド及び前記一方の側の出力パッド群
を覆う部分と、記第2のダミーパッド及び前記他方の側
の出力パッド群を覆う部分とに、互いに分離され離間さ
れていることを特徴とする。
【0019】上記構成であると、不良に係る枝配線基板
を引き剥がしてリペアを行う際にACFを除去する溶剤
が拡がることに起因する、隣の枝配線基板との接続個所
における不良の発生を防止することができる。
【0020】請求項2の平面表示装置は、前記第1及び
第2のダミーパッドは、前記異方性導電フィルムの輪郭
から、該異方性導電フィルムの幅方向両側に突き出す突
き出し部を有することを特徴とする。
【0021】このような構成であると、ACFを除去す
るための溶剤が隣の出力パッドの個所へ拡がっていくの
を、確実に防止することができる。
【0022】請求項4の平面表示装置の製造方法は、一
つの列をなす複数の出力パッド群、及び、隣り合う二つ
の前記出力パッド群の間のパッド群間領域に配置される
ダミーパッドを前記絶縁基板の一方の面に有する主配線
基板を、絶縁基板上にパターン配線を行うことにより作
成する工程と、前記各接続パッド群の配置個所に略等し
い寸法の入力側縁部を備える可撓性の枝配線基板を準備
する工程と、前記主配線基板に一つの長尺の異方性導電
フィルムを貼り付ける工程と、前記各接続パッド群の配
置個所ごとに前記枝配線基板の入力側縁部を熱圧着し、
これにより該枝配線基板の入力端子群を前記異方性導電
フィルムにより前記接続パッド群に電気的に接続させる
工程と、前記各枝配線基板の出力側縁部を表示パネルの
接続用周縁部に実装する工程とを含む平面表示装置の製
造方法において、前記主配線基板を作成する工程にて、
一方の側の前記出力パッド群に近接する第1の前記ダミ
ーパッドと、他方の側の前記出力パッド群に近接する第
2の前記ダミーパッドとを配置するとともに、これら第
1のダミーパッド及び第2のダミーパッドを互いに離間
するパッド非配置領域を設け、前記異方性導電フィルム
を貼り付ける工程よりの後に、前記パッド非配置領域に
て前記異方性導電フィルムを除去する工程を含むことを
特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施例の平面表示装置に
ついて、図1〜2を用いて説明する。
【0024】表示パネル4は、矩形状のアレイ基板42
とこれより少し小寸法の対向基板43とが液晶層及びこ
れを取り囲むシール材を介して貼り合わされてなり、ア
レイ基板42が対向基板43の縁から、一長辺側および
一短辺側に突き出して接続用の棚状の周縁部41を形成
している。
【0025】表示パネル4の一長辺側に沿った周縁部4
1は、信号線への駆動入力を行うための領域であり、こ
の周縁部41に沿って駆動入力用の細長い矩形状のPC
B1(ここではX―PCB)が配される。
【0026】PCB1における表示パネル4側の端辺1
aに沿って複数の出力パッド群12が配列されており、
これら出力パッド群12の間にあるパッド群間領域15
には、それぞれ、2つのダミーパッド11が設けられて
いる。出力パッド群12をなす各出力パッド14は、上
記端辺1aに略垂直に、すなわち出力パッド群12の配
列方向に対して略垂直に延びる細長い短冊状の突起端子
である。
【0027】ダミーパッド11は、各出力パッド14と
略平行に延びる細長い矩形状の突起端子であり、出力パ
ッド14より格段に太く形成される。また、各ダミーパ
ッド11の長さ寸法は、出力パッド14よりもひとまわ
り大きく、テープ状のACF2が貼り付けられた際に
は、ダミーパッド11の両端部が、ACF2から突き出
す突き出し部11aをなす。
【0028】なお、各ダミーパッド11の長さ方向の中
央部からは、それぞれに近接する接続パッド群12の側
へと向かって枝線11bが延びている。この枝線11b
は、ACF2を貼り付ける際に、ACF2を貼り付ける
センターラインを示すものである。
【0029】図中に示すように、一つのパッド群間領域
15にある一対のダミーパッド11の間には、配線やパ
ッド等のパターンが配置されない、一つの矩形状のパッ
ド非配置領域16が形成される。また、ACF2は、こ
のパッド非配置領域16の略全体で省かれている。詳し
くは、一つの出力パッド群12を覆うACF2は、ダミ
ーパッド11のわずかに外側まで突き出す。
【0030】ACF2は、通常、長尺テープ状のものが
供給されるので、PCB1の接続パッド12の列全体を
覆うように一本のテープ状のままで貼り付けられるのが
一般的である。この場合、ACFの貼り付け操作の直後
またはTCP3とPCB1とを接続する熱圧着操作の後
に、パッド非配置領域16の個所のACF2は、ミニタ
ー等により切断除去される。ミニターとは、例えば、か
なり小型の、回転砥石による切断除去装置である。
【0031】ACF2は、短冊状に切断してから接続パ
ッド群12及びダミーパッド11をちょうど覆うように
貼り付けることもできる。
【0032】一対のダミーパッド11間の間隔、及び、
この個所でACF2が離間される間隔は、いずれも1.
0mm以上、好ましくは1.3mm以上、より好ましく
は1.5mm以上に設定される。これらの間隔は、特に
はACF2の幅寸法より大きい寸法に設定される。
【0033】PCB1の所定個所にACF2を配置する
操作の終了後、各TCP3の入力縁部31が、PCB1
のそれぞれ対応する出力パッド群12の個所に、ヒータ
ーツール等により熱圧着される。TCP3の入力縁部3
1は、対応する出力パッド群12の配置個所とほぼ同一
寸法であるので、ダミーパッド11はTCP3の輪郭よ
り外に位置する。また、図中に示すように、TCP3の
入力縁部31の両端の個所、すなわちダミーパッド11
の中央の枝部11bに近接した個所には、該両端の個所
にある数本の入力端子34についての長さ方向(ACF
2等の幅方向)中央部を露出させるための、小さい矩形
状の切り欠き33が可撓性絶縁基板に設けられている。
この切り欠き33は、TCP3の入力端子34と、対応
する出力パッド14との位置合わせの様子を確認するた
めのものである。
【0034】なお、各TCP3の出力側縁部32は、P
CB1と入力側縁部31との接続の前または後に、表示
パネル4の周縁部41に、他のACF等により搭載され
る。
【0035】平面表示装置の組み立てが完了した後、ま
たは、PCB1と入力側縁部31との熱圧着による接続
が完了した後に、駆動ICチップ35の不良や、接続の
不良が発見されたならば、従来技術の説明で述べたよう
なリペア作業を行う。
【0036】図2に模式的に示すように、パッド非配置
領域16の個所でACF2が省かれて離間されているの
で、TCP3を引き剥がした個所でACF2を除去する
ための溶剤5は、パッド非配置領域16を越えて隣の接
続パッド群12の側へと拡がって行くことが防がれてい
る。さらには、ACF2の幅方向両側の縁から充分に突
き出す突き出し部11aが設けられているので、溶剤5
の拡散が確実に防止されている。特には、ACF2及び
ダミーパッド11が離間される距離として、上記のよう
に充分な距離を採っている。したがって、隣のリペアの
不要な接続パッド群12の個所で浸透した溶剤による端
子接続の不良が引き起こされることがない。
【0037】上記実施例において、一対のダミーパッド
11の間の領域は、パッド等が配されないパッド非配置
領域であるとして説明したが、溶剤の拡散に寄与しない
島状のパッドがあっても良く、場合によっては、溶剤の
拡散を防ぐための、枝線のない同様のダミーパッドがさ
らに設けられても良い。また、一対のダミーパッド11
の間の領域に、パッド等以外による堤防状の構造物が備
えられていても良い。
【0038】上記実施例においては、主配線基板である
PCB1に、TCP3が接続するものとして説明した
が、TCP以外のフレキシブル配線基板であってもAC
Fにより接続されるのであれば上記と全く同様である。
また、上記実施例においては、平面表示装置が液晶表示
装置であるとしたが、同様の入力配線構造を持つもので
あれば有機EL(Electro Luminecence)等の他の平面表
示装置であっても同様である。
【0039】また、平面表示装置以外に用いるものであ
っても、主配線基板と可撓性の枝配線基板との接続が上
記のように行われる一組のプリント配線基板であるなら
ば、上記実施例の場合と同様である。
【0040】
【発明の効果】一つの主配線基板と、TCP等の複数の
枝配線基板との電気的及び機械的接続がACFにより行
われる平面表示装置及びその製造方法、さらにはこのよ
うなプリント配線基板の組み合わせにおいて、不良に係
る枝配線基板を引き剥がしてリペアを行う際にACFを
除去する溶剤が拡がることに起因する、隣の枝配線基板
と主配線基板との接続個所における端子接続不良の発生
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の平面表示装置の要部を模式的に示す平
面図である。
【図2】実施例の平面表示装置において、TCPを引き
剥がした個所のACFを溶剤除去する際の様子を示す平
面図である。
【図3】従来例の平面表示装置の要部を模式的に示す、
図1に対応する平面図である。
【図4】従来例の平面表示装置において、TCPを引き
剥がした個所のACFを溶剤除去する際の問題点を説明
するための平面図である。
【符号の説明】
1 プリント配線基板(PCB、主配線基板) 11 ダミーパッド 11a ダミーパッドの幅方向両側への突き出し部 12 出力パッド群 14 出力パッド 15 パッド群間領域 16 ダミーパッド11間のパッド非配置領域 2 異方性導電フィルム(ACF) 3 テープキャリアパッケージ(TCP、枝配線基板) 31 入力側縁部 32 出力側縁部 33 位置合わせ確認用切り欠き 34 入力端子 35 駆動ICチップ 4 表示パネル 41 接続用の周縁部(対向基板からアレイ基板が突き
出した棚状部分) 42 アレイ基板 43 対向基板 5 ACF除去用の溶剤

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つの列をなす複数の出力パッド群、及
    び、隣り合う二つの前記出力パッド群の間のパッド群間
    領域に配置されるダミーパッドを有する主配線基板と、 前記各出力パッド群に対応してそれぞれ配置され、入力
    側縁部に入力端子群を有する可撓性の枝配線基板と、 前記入力側縁部と前記出力パッド群との間に介挿されて
    前記入力端子群と前記出力パッド群とを電気的に接続す
    るとともに、前記入力側縁部の輪郭より外側において前
    記ダミーパッドを覆う、テープ状または短冊状の異方性
    導電フィルムと、 前記枝配線基板の出力側縁部を接続用周縁部に実装する
    表示パネルとを備える平面表示装置において、 前記各パッド群間領域には、一方の側の前記出力パッド
    群に近接する第1の前記ダミーパッドと、他方の側の前
    記出力パッド群に近接する第2の前記ダミーパッドとが
    配置されるとともに、これら第1のダミーパッド及び第
    2のダミーパッドを互いに離間するダミーパッド間領域
    が備えられ、 前記異方性導電フィルムが前記ダミーパッド間領域で省
    かれ、これにより、前記異方性導電フィルムは、前記第
    1のダミーパッド及び前記一方の側の出力パッド群を覆
    う部分と、記第2のダミーパッド及び前記他方の側の出
    力パッド群を覆う部分とに、互いに分離され離間されて
    いることを特徴とする平面表示装置。
  2. 【請求項2】前記第1及び第2のダミーパッドは、前記
    異方性導電フィルムの輪郭から、該異方性導電フィルム
    の幅方向両側に突き出す突き出し部を有することを特徴
    とする請求項1記載の平面表示装置。
  3. 【請求項3】前記第1及び第2のダミーパッドが互いに
    離間されている間隔、及び、前記異方性導電フィルムが
    前記ダミーパッド間領域にて離間されている間隔が、い
    ずれも1.0mm以上であることを特徴とする請求項1
    記載の平面表示装置。
  4. 【請求項4】一つの列をなす複数の出力パッド群、及
    び、隣り合う二つの前記出力パッド群の間のパッド群間
    領域に配置されるダミーパッドを前記絶縁基板の一方の
    面に有する主配線基板を、絶縁基板上にパターン配線を
    行うことにより作成する工程と、 前記各接続パッド群の配置個所に略等しい寸法の入力側
    縁部を備える可撓性の枝配線基板を準備する工程と、 前記主配線基板に一つの長尺の異方性導電フィルムを貼
    り付ける工程と、 前記各接続パッド群の配置個所ごとに前記枝配線基板の
    入力側縁部を熱圧着し、これにより該枝配線基板の入力
    端子群を前記異方性導電フィルムにより前記接続パッド
    群に電気的に接続させる工程と、 前記各枝配線基板の出力側縁部を表示パネルの接続用周
    縁部に実装する工程とを含む平面表示装置の製造方法に
    おいて、 前記主配線基板を作成する工程にて、一方の側の前記出
    力パッド群に近接する第1の前記ダミーパッドと、他方
    の側の前記出力パッド群に近接する第2の前記ダミーパ
    ッドとを配置するとともに、これら第1のダミーパッド
    及び第2のダミーパッドを互いに離間するダミーパッド
    間領域を設け、 前記異方性導電フィルムを貼り付ける工程よりの後に、
    前記ダミーパッド間領域にて前記異方性導電フィルムを
    除去する工程を含むことを特徴とする平面表示装置の製
    造方法。
  5. 【請求項5】一の前記枝配線基板について不良が発見さ
    れた場合に、該一の枝配線基板を引き剥がすとともに、
    この引き剥がした個所にある前記異方性導電フィルムを
    溶剤により除去する工程と、 前記引き剥がした個所を覆うように短冊状の異方性導電
    性フィルムを貼り付ける工程と、 前記引き剥がした個所に新たな枝配線基板の入力側縁部
    を熱圧着し、これにより該新たな枝配線基板の入力端子
    群を前記短冊状の異方性導電フィルムにより前記接続パ
    ッド群に電気的に接続させる工程とを含むことを特徴と
    する平面表示装置の製造方法。
  6. 【請求項6】一つの列をなす複数の出力パッド群、及
    び、隣り合う二つの前記出力パッド群の間のパッド群間
    領域に配置されるダミーパッドを有する主配線基板と、 前記各出力パッド群に対応してそれぞれ配置され、入力
    側縁部に入力端子群を有する可撓性の枝配線基板と、 前記入力側縁部と前記出力パッド群との間に介挿されて
    前記入力端子群と前記出力パッド群とを電気的に接続す
    るとともに、前記入力側縁部の輪郭より外側において前
    記ダミーパッドを覆う、テープ状または短冊状の異方性
    導電フィルムとが組み合わさってなる一組のプリント配
    線基板において、 前記各パッド群間領域には、一方の側の前記出力パッド
    群に近接する第1の前記ダミーパッドと、他方の側の前
    記出力パッド群に近接する第2の前記ダミーパッドとが
    配置されるとともに、これら第1のダミーパッド及び第
    2のダミーパッドを互いに離間するダミーパッド間領域
    が備えられ、 前記異方性導電フィルムが前記ダミーパッド間領域で省
    かれ、これにより、前記異方性導電フィルムは、前記第
    1のダミーパッド及び前記一方の側の出力パッド群を覆
    う部分と、記第2のダミーパッド及び前記他方の側の出
    力パッド群を覆う部分とに、互いに分離され離間されて
    いることを特徴とする一組のプリント配線基板。
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