JP2002258213A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JP2002258213A
JP2002258213A JP2001059818A JP2001059818A JP2002258213A JP 2002258213 A JP2002258213 A JP 2002258213A JP 2001059818 A JP2001059818 A JP 2001059818A JP 2001059818 A JP2001059818 A JP 2001059818A JP 2002258213 A JP2002258213 A JP 2002258213A
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Application number
JP2001059818A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Sugimoto
浩之 杉本
Toshiaki Tokita
才明 鴇田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像表示素子の物理的振動に伴う騒音の発生
を防止し、静粛性が高く、画素ピッチ間隔が一定で高精
細な画像表示装置を提供する。 【解決手段】 矩形波的に画像表示素子を振動させた場
合、変位手段或いは画像表示素子からの振動や衝撃によ
る騒音が発生し易いが、変位手段による画像表示素子の
位置の時間変化f(t)を非矩形波、例えば、サイン波で
振動させることで、急激な位置変化、即ち、過大な加速
度の発生を防止し、衝撃音を効果的に低減させることが
できる。この際、画素ピッチPに対して、画像表示素子
の変位量LをP/2<L<Pとすれば、見掛け上の画素
ピッチを均一化することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報に従って
光を制御可能な複数の画素を有する小型の画像表示素子
をレンズで拡大した画像を観察する画像表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】画像情報に従って光を制御可能な複数の
画素を有する画像表示素子をレンズで拡大した画像を観
察する画像表示装置としては、“フロントプロジェクタ
““リアプロジェクタ““ヘッドマウンテッドディスプ
レイ“等の商品名で広く使用されている。この画像表示
素子としては、CRT、液晶パネル、DMD(商品名:
テキサスインストルメント社:米国)等が商品として使
用されており、また、無機EL、無機LED、有機LE
D等も研究されている。
【0003】また、小型の画像表示素子をレンズで拡大
した画像を観察するのではなく、等倍で観察する画像表
示装置としては、既述のCRT、液晶パネル、無機E
L、無機LED、有機LED以外に、プラズマディスプ
レイ、蛍光表示管等が商品として使用されており、また
FED(フィールドエミッションディスプレイ)、PA
LC(プラズマアドレッシングディスプレイ)等も研究
されている。これらは、自発光型と空間光変調器型の2
つに大きく分類されるが、何れも光を制御可能な複数の
画素を有するものである。
【0004】これらの画像表示装置に共通の課題は、高
解像度化、つまりは大画素数化であり、ブロードキャス
トの表示を目的とした走査線1000本程度のHDTV
用の表示装置が既に商品化され、ワークステーションコ
ンピュータの高解像度表示を目的とした走査線2000
本程度の開発品が、液晶パネルを用いた技術で発表され
ている(‘98フラットパネルディスプレイ展にて日本
IBM社のQSXGA2048本、‘99電子ディスプ
レイ展にて東芝社のQUXGA2400本等)。
【0005】しかしながら、画素数を増加させること
は、液晶パネルの歩留まりを低下させ、また開口率を減
少するなどにより、コストが増加したり、輝度やコント
ラストが低下したり、消費電力が増加したりしていた。
【0006】これらの問題に対して、特開平4−113
308号公報、特開平5−289004号公報、特開平
6−324320号公報等には単一の画像表示素子を用
いて2倍の画素数を有するインタレース表示を行う画像
表示装置が記述されている。また、特開平7−3605
4号公報には、単一の画像表示素子を用いて4倍以上の
画素数を有する表示装置が記述されている。
【0007】これらは、画像表示素子から出射した光路
を時分割で高速に変更させ、見掛け上画素数を増大させ
る方法、いわゆる画素シフト方式である。特開平6−3
24320号公報には光路を変更する手段として、電気
光学素子と複屈折材料の組合わせ機構、レンズシフト機
構、バリアングルプリズム、回転ミラー、回転ガラス等
が記述されており、特開平7−104278号公報には
ウエッジプリズムを移動する手段が記述されている。電
気光学効果を示す部材と複屈折結晶との組合せは、従来
から光通信分野での光分配、光スイッチとして用いられ
ている偏向手段として公知の技術である。また、レンズ
シフト機構、つまりは往復運動させる駆動系としては、
ボイスコイル、圧電素子、バイモルフ、ステップモー
タ、ソレイドコイル等が記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法は、拡大光学系の光軸をシフトさせるか偏向さ
せることにより光路を変更する手段であり、かつ、これ
らの光路を変更する手段が画像表示素子と拡大光学系と
の間に存在している。
【0009】このため、高解像度の表示を行う場合に
は、光路長が変化したりレンズの軸外を光学系全体の光
軸としたりすることにより、光学系の諸収差が発生しや
すく、その拡大光学系の設計やレイアウトに無理がある
だけではなく、微小な画像表示素子の一画素を十分なM
TFで拡大できない場合も生じる。また、光路を変更す
る部材自体の不均一さがMTFを低下させる場合もあ
る。さらに、電気光学素子を用いた場合には、波長がレ
ーザのように単一波長でないために、波長による位相の
色ずれが生じ、コントラストが大きく低下してしまうと
いう問題もある。
【0010】特開平5−313116号公報によれば、
画像表示素子自体を画素ピッチよりも小さい距離だけ高
速に移動させる方法が記載されている。この方法では、
光学系は固定されているで諸収差の発生が少ないが、画
像表示素子自体を正確かつ高速に平行移動させる必要が
あるため、可動部の精度や耐久性が要求される。また、
物理的な往復移動に伴う振動音の発生も問題となる。
【0011】本発明は、画像表示素子の物理的振動に伴
う騒音の発生を防止し、静粛性の高い画像表示装置を提
供する。
【0012】本発明は、静粛性が高く、高精細な画像表
示装置を提供する。
【0013】本発明は、静粛性が高く、画素ピッチ間隔
が一定で高精細な画像表示装置を提供する。
【0014】本発明は、簡単な変位手段により安価で高
精細な画像表示装置を提供する。
【0015】本発明は、見掛け上の画素の輪郭部に発生
する色付き現象など低減した高精細な画像表示装置を提
供する。
【0016】本発明は、機械的信頼性が高く、高精細な
画像表示装置を提供する。
【0017】本発明は、機械的信頼性が高く、チラツキ
を防止した高精細な画像表示装置を提供する。
【0018】本発明は、簡単な構成で、見掛け上の画素
数が2倍よりも大きく増倍する高精細な画像表示装置を
提供する。
【0019】本発明は、短期的に安定した高精細表示が
可能な画像表示装置を提供する。
【0020】本発明は、長期的な信頼性の高い高精細表
示が可能な画像表示装置を提供する。
【0021】本発明は、チラツキの少ない高精細な画像
表示装置を提供する。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
画像情報に従って光を制御可能な複数の画素を2次元的
に配列した画像表示素子と、この画像表示素子を照明す
る光源及び照明装置と、前記画像表示素子に表示した画
像パターンを観察するための光学装置と、画像フィール
ドを時間的に分割した複数のサブフィールドで形成する
表示駆動手段と、前記画像表示素子の前記光学装置に対
する位置を画素の配列面内で変位させる変位手段と、サ
ブフィールド画像の表示タイミングと前記画像表示素子
の変位タイミングとを同期させる制御手段とを有し、前
記画像表示素子の見掛け上の画素数を増倍して表示する
画像表示装置において、前記変位手段による前記画像表
示素子の位置の時間変化f(t)を非矩形波の振動とした
ことを特徴とする。
【0023】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像表示装置において、前記画像表示素子の変位速度vが
ゼロになる時刻t0が、サブフィールドの表示期間Tfの
略中間時点tmであることを特徴とする。
【0024】請求項3記載の発明は、請求項2記載の画
像表示装置において、画素ピッチPに対して、前記画像
表示素子の変位量Lが P/2<L<P を満たすことを特徴とする。
【0025】請求項4記載の発明は、請求項3記載の画
像表示装置において、前記画像表示素子の変位方向に対
する画素の大きさWが、画素ピッチPの1/2以下であ
ることを特徴とする。
【0026】請求項5記載の発明は、請求項3記載の画
像表示装置において、サブフィールドの表示期間Tfが
前記画像表示素子の振動周期Tpの1/2以内の時間で
あることを特徴とする。
【0027】請求項6記載の発明は、請求項1ないし5
の何れか一記載の画像表示装置において、前記画像表示
素子の変位の時間変化f(t)が略サイン波形であること
を特徴とする。
【0028】請求項7記載の発明は、請求項1ないし6
の何れか一記載の画像表示装置において、前記光源及び
照明装置が前記画像表示素子を時間順次に3原色光で照
明するものであり、サブフィールドの表示期間Tfの間
に3原色光の順次照射のサイクルを複数回繰り返すこと
を特徴とする。
【0029】請求項8記載の発明は、請求項1記載の画
像表示装置において、前記画像表示素子の変位方向への
見掛け上の画素ピッチdに対して前記画像表示素子の変
位量Lが画素ピッチdの整数倍であり、サブフィールド
の表示周波数Fsが前記画像表示素子の振動周波数Fpの
整数倍に設定され、前記画像表示素子の位置に対応し
て、前記画像表示素子に表示するサブフィールド画像の
表示位置を相対的に変化させて、前記光学装置に対する
絶対的な表示画像の変位量が常に見掛け上の画素ピッチ
dとなるように前記表示駆動手段を制御することを特徴
とする。
【0030】請求項9記載の発明は、請求項8記載の画
像表示装置において、前記画像表示素子の変位の時間変
化f(t)は変位速度vが一定に往復運動する略三角波形
であり、前記画像表示素子の変位速度vがゼロになる時
刻t0が、任意のサブフィールドの表示期間Tfの略中間
時点tmであることを特徴とする。
【0031】請求項10記載の発明は、請求項8又は9
記載の画像表示装置において、画素がX方向とY方向と
の2次元方向に同ピッチで配列された前記画像表示素子
に対して、前記画像表示素子の変位方向が、X方向とY
方向とに2:1の距離の一方向であることを特徴とす
る。
【0032】請求項11記載の発明は、請求項1ないし
10の何れか一記載の画像表示装置において、前記変位
手段がピエゾ素子からなる圧電アクチュエータであるこ
とを特徴とする。
【0033】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の画像表示装置において、前記ピエゾ素子に常に圧縮力
を加える押圧手段を設けたことを特徴とする。
【0034】請求項13記載の発明は、請求項1ないし
12の何れか一記載の画像表示装置において、前記光源
を3原色のレーザー光源或いはLED光源とすることを
特徴とする。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図5に基づいて説明する。図1は、本実施の形態
の画像表示装置の構成の一例を示す概要図である。図1
において、1はLEDランプを2次元アレイ状に配列し
た光源、2は拡散板、3はコンデンサレンズ、4は画像
表示素子の一例としての透過型液晶パネル、5は投射レ
ンズ、6はスクリーン、9は光源ドライブ部、10は液
晶パネル4の表示駆動手段としての液晶ドライブ部であ
る。拡散板2とコンデンサレンズ3とにより照明装置が
構成され、投射レンズ5とスクリーン6とにより光学装
置が構成されている。
【0036】光源ドライブ部9で制御されて照明光源1
から放出された照明光は、拡散板2により均一化された
照明光となり、コンデンサレンズ3により液晶ドライブ
部10で照明光源と同期して制御されて液晶パネル4を
クリティカル照明する。この液晶パネル4で空間光変調
された照明光は投射レンズ5で拡大されスクリーン6に
投射される。
【0037】このとき、画像表示素子4は変位手段8を
介して支持部材7と接続されて水平方向或いは垂直方向
に揺動可能に配置されている。この変位手段8は駆動ド
ライブ部11により制御される。液晶パネル4と変位手
段8と支持部材7とから液晶パネルユニット12が形成
されている。
【0038】液晶パネル4としては、透過型に限らず、
反射型も用いることができる。例えば画素が10μmピ
ッチのディスプレイテクノロジー社(米)のLCOS
(Liquid Crysutal on Si)型の空間変調素子を用
いて、図1と同様にして反射型の照明光学系及び投射光
学系を構成して、画素増倍を行うことができる。
【0039】また、図1では投射レンズ5によりスクリ
ーン6に空間光変調器である画像表示素子(液晶パネル
4)の実像を形成して拡大しているが、これに限定され
るものではなく、投射レンズ5に代えて接眼レンズを用
いて、拡大した虚像を直接観察してもよい。さらに、空
間光変調器に照明光を照明して光を空間光変調して制御
しているが、この構成に限定されるものではなく、有機
EL、無機EL、無機LEDチップアレイ等の発光素子
を用いた場合には、照明光を用いずに直接に素子から放
出される光を制御することができる。もっとも、本実施
の形態を初め、以降の実施の形態では、透過型液晶パネ
ル=画像表示素子4として説明する。
【0040】図1において、駆動ドライブ部11によ
り、画像表示素子4は左右方向或いは上下方向に画素ピ
ッチPの1/2を、1フィールドを1つの基本単位とし
て、2つのサブフィールドに分割されて移動する。この
移動する期間は、スクリーン6上に拡大投影された画像
に感じるフリッカーが実用レベルの時間以下の期間とす
る。このとき、この画像表示素子4の変位された位置に
対応するサブフィールドについて、その位置に対応する
画像データを画像表示装置で表示することにより、2倍
の画素数の画像表示を行うことができる。
【0041】図2に画面の横方向にのみ2倍の画像増倍
を行う動作例を示す。画像表示素子4上の実際の画素は
実線で示した配置である。画素ピッチPは10μmから
20μmで、画素の幅Wは3μmから10μm程度であ
る。画像表示素子4を横方向に画素ピッチPの半分だけ
変位させることで、レンズ系に対する光学的な絶対位置
を移動させ、見掛け上、破線で示した位置にも画素が有
るように見せる。即ち、図2中のの位置にある画素が
→→→→…のように画素ピッチ以内の距離で往
復運動する。
【0042】理想的には図3のように画像表示素子4の
位置が時間に対して矩形波的であることが良いと考えら
れて来た。図3では、フィールドシーケンシャルによる
カラー表示方式の場合を示してあり、一つのサブフィー
ルド期間内で照明光を赤色R、緑色G、青色Bと切換え
ている。実質的に矩形波的な変位では、画素形状が四角
形で維持され、表示色のみが切り変わるので非常に高精
細で高画質が期待される。
【0043】しかし、実際には、移動の瞬間の加速度が
大きくなり過ぎて、画像表示素子4や変位手段8から振
動音や衝撃音が発生するという問題が生じ、実用上の大
きな障害となる。画像表示素子4や支持部材7などの形
状や振動周波数の絶対値にもよるが、120Hz程度の
矩形波の変位では、55dB以上の騒音が発生した。
【0044】そこで、本実施の形態では、衝撃音の発生
を防止することを第一の目的として、図4に示すように
実質的に非矩形波的に画素位置を変位させるようにして
いる。図4では画素の大きさや各色の照明時間、変位量
などは図3と同様な条件を想定した設定である。矩形波
のように画素が移動している時間が短くないため、画素
の動きにより画素サイズが1.5倍程度まで大きくなる
効果が現れる。
【0045】見掛け上の画素形状は図4中に破線楕円で
示したような形になる。画素はエッジがボケた円形にな
るが、CRTの表示のよう画質が柔らかくなる効果が期
待できるし、画素の中心位置は高速に変位しているため
見掛け上の画素増倍効果は得ることができる。この場合
は、画像表示素子や変位手段に加わる加速度が小さくな
るので、騒音の発生を50dB以下に大幅に低減するこ
とができた。
【0046】この時、画素の中心位置の変位量を最大に
設定するためには、画素の変位速度vがゼロになる時刻
t(v=0)、即ち、変位量が最大か最小になる時刻が、サ
ブフィールドの表示期間Tfのほぼ中間時点tmであるこ
とが好ましい。
【0047】しかし、図4では図中、右側に画素位置の
概念図を示したように、画素間と画素間で画素
間隔が異なっている。これは、画素の移動による画像サ
イズ増倍効果が現れる方向が移動方向によって異なるた
めである。
【0048】この差を補正するために、本実施の形態で
は、矩形波駆動時の最適な変位量よりも大きな変位量に
設定するようにしている。この時、変位量が大きすぎて
も画素増倍効果が消えてしまうので、画素ピッチPに対
して、画像表示素子の変位量Lを P/2<L<P とすることが好ましい。即ち、図5に示すように変位量
Lを大きくすることで、見掛け上の画素ピッチを均一化
することができたものである。
【0049】本発明の第二の実施の形態を図6及び図7
に基づいて説明する。前述の実施の形態で示した部分と
同一部分は同一符号を用いて示し、説明も省略する。
【0050】前述した実施の形態の構成では、図5に示
したように画素のアドレス位置の解像度は増倍されてい
るが、見掛け上の画素サイズWpsは大きくなってしまっ
ている。
【0051】そこで、本実施の形態では、図6のように
画像表示素子4の変位方向に対する画素の大きさWを小
さくすることで、見掛け上の画素サイズWpsを最適化す
るようにしたものである。この時の画素サイズWは画素
ピッチPの1/2以下であることが好ましい。これ以上
大きいと図4や図5に示した状態よりも画素が大きくな
ってしまう。画素サイズの下限値は特に限定されない
が、光源1の光強度などに関わる光利用効率との兼ね合
いで最適化されることが好ましい。
【0052】見掛け上の画素サイズWpsを最適化するた
めの方法としては、図7に示すようにサブフィールドの
表示期間Tfを画像表示素子の振動周期Tpの1/2以
内の時間に設定すればよい。サブフィールド表示期間内
での画像表示素子4の移動量を小さくできるので、見掛
け上の画素増倍効果を低減することができる。
【0053】ところで、前述の図4から図7では、非矩
形波の一例として曲線部と直線部とを組合せたような波
形を用いていたが、電気的に駆動する変位手段の場合に
は、任意波形生成装置などを使用して比較的複雑な駆動
信号を発生させる必要がある。そこで、このような場合
には、画像表示素子4の変位の時間変化をサイン波とす
ることで、駆動信号の発生回路を単純化することができ
る。また、機械的に駆動する変位手段の場合は、回転運
動を直線運動に変換するような公知の機構を利用するこ
とができるので、装置の簡略化を図ることができる。ま
た、画像表示素子の移動が連続的で滑らかであるので、
確実に衝撃音を低減することができる。
【0054】本発明の第三の実施の形態を図8に基づい
て説明する。
【0055】前述の図3から図7の説明では、一つのサ
ブフィールド時間内にR,G,Bの3原色光で順次照明
してカラー表示を行うフィールドシーケンシャル方式を
想定している。この際、図4から図7のように非矩形波
の変位の場合には、各色の照明時点で画像表示素子4の
位置が僅かに移動しているため、白色の画素を表示しよ
うとした場合、見掛け上の画素の輪郭に色がついて見え
る。例えば、見掛け上の画素を拡大して見ると、一方の
端部は緑色で、もう一端はマゼンタ色に輪郭部が着色し
て見える。
【0056】この着色領域を狭く、目立ち難くするため
には、一つのサブフィールドの表示期間内にR,G,B
の3原色光の順次照射サイクルを複数回繰り返すことが
好ましい。図8では非矩形波の一例として三角波を用
い、サブフィールド時間内で2サイクルの3原色光の照
明を行わせるようにしている。
【0057】図8では白色表示時の見掛け上の画素の輪
郭の着色は両端ともにマゼンタ色になり目立ち難くなっ
ていることが分かる。また、着色部の幅を小さくでき
る。
【0058】もっとも、本実施の形態の構成では、光源
1の高速な切換えと画像表示素子4の高速応答性が必要
となる。
【0059】本発明の第四の実施の形態を図9に基づい
て説明する。
【0060】前述した各実施の形態の構成は、サブフィ
ールド表示の周波数と変位の周波数が等しいため、変位
手段8や画像表示素子4に及ぼす機械的ストレスが多く
なる可能性がある。
【0061】そこで、本実施の形態では、見掛け上の画
素ピッチ程度の移動量を高周波で繰り返すのでなく、移
動量を数画素分と大きくして振動周波数を小さく設定す
るようにしたものである。
【0062】図9に示す例では、サブフィールドの表示
周波数Fsが画像表示素子4の振動周波数Fpの4倍に設
定されている。即ち、図9中に示す画素がの位置ま
で移動する。この時、画像表示素子4の位置に対応し
て、画像表示素子4に表示するサブフィールド画像の表
示位置を相対的に変化させて、光学装置(投射レンズ5
等)に対する絶対的な表示画像の変位量が、常に見掛け
上の画素ピッチdとなるように表示駆動手段を制御する
ようにしたものである。
【0063】例えば、図9中の画素が画素の位置に
来た時、画素に画素の画像データを表示するよう
に、全体の画像データをズラし、光学装置に対する絶対
的な表示画像の位置が変わらないようにする。
【0064】本実施の形態によれば、画像表示素子4の
振動周波数は小さいので、機械的ストレスが少なくな
り、信頼性が向上する。
【0065】本発明の第五の実施の形態を図10に基づ
いて説明する。
【0066】図9に示した例では、画像表示素子4の移
動方向が切り変わる部分で、続くサブフィールドが同じ
位置に表示されてしまう。この様な状態でも画像表示位
置がズレないように、表示駆動手段を制御する必要があ
る。また、続くサブフィールドの影響でフリッカーが目
立たないように、サブフィールド周波数を大きくする場
合もある。
【0067】本実施の形態では、変位速度vが一定で往
復運動する三角波であり、図10のように変位速度がゼ
ロになる時刻が、任意のサブフィールドの表示期間のほ
ぼ中間時点となるように設定する。図10では、画素サ
イズWも小さくし、サブフィールドの表示期間も短く設
定することで、見掛け上の画素増大効果を低減してい
る。
【0068】本実施の形態によれば、移動方向に切り変
わる部分の表示画素は、見掛け上小さくなるが、実用上
は問題ないレベルに最適化できる。
【0069】本発明の第六の実施の形態を図11に基づ
いて説明する。
【0070】前述した各実施の形態では、図2に示した
ような一方向への画素増倍に関して可能であるが、本実
施の形態では、図11のような配列の画像表示素子4を
斜め方向に大きく変位させることで、2次元的に画素増
倍を行うことができるようにしたものである。
【0071】例えば、図11では画素から画素の方
向、即ち、横方向と縦方向に2:1の距離の方向に移動
させる。ここで、図10に示した場合と同様に、画素
を画素或いは画素の位置まで変位させることで、図
11中に破線で示したような画素増倍を行うことができ
る。この場合、一方向の変位手段のみを有すればよいの
で、構成が簡単にできる。
【0072】本発明の第七の実施の形態を図12及び図
13に基づいて説明する。
【0073】本実施の形態は、画像表示素子4の変位手
段8に関するもので、この変位手段8としては、駆動ド
ライブ部11からの信号に応じて長さや位置などが変位
するアクチュエータを用いることができる。アクチュエ
ータとしてはボイスコイルや圧電アクチュエータを用い
ることができるが、数十Hzから数百Hzの周波数で数
μmから数百μmの変位量が得られる、圧電アクチュエ
ータを用いることが好ましい。圧電アクチュエータとし
てはバイモルフ型ピエゾ素子や積層型ピエゾ素子が挙げ
られるが、要求される変位量や応答性、発生力などによ
って適宜選択される。
【0074】本実施の形態としては、高速応答性や変位
量の精度が高い積層型ピエゾ素子を用いることが特に好
ましい。図12に積層型ピエゾ素子を用いた例を示す。
画像表示素子4と支持部材7の間に積層型ピエゾ素子
(=変位手段)8を設け、積層型ピエゾ素子8を上下方
向に振動させる。この時、横方向へのブレを防止するた
めに、ガイド部材13を設けてもよい。図12では上下
方向の例を示したが、この方向に限らず、例えば、図1
1で示したような斜め方向に変位させる構成にしても良
い。
【0075】さらには、図13に示すように、積層型ピ
エゾ素子8に対して常に圧縮力を加える押圧手段14を
設けてもよい。積層型ピエゾ素子8に引っ張り力が加わ
ると素子を破壊してしまう恐れがあるが、バネなどの押
圧手段14を設けることで、信頼性を向上させることが
できる。
【0076】なお、前述した各実施の形態に関して、画
像表示素子4の照明光としては、少なくとも赤色、緑
色、青色の3原色光を数百Hzから数千Hzの高速で切
換える必要がある。そこで、光源1としては、白色光源
と回転板フィルターの組合せを用いることもできるが、
光利用効率の点でLED光源やレーザー光源を用いるこ
とが好ましい。
【0077】
【発明の効果】矩形波的に画像表示素子を振動させた場
合、変位手段或いは画像表示素子からの振動や衝撃によ
る騒音が発生し易いが、請求項1記載の発明によれば、
画像表示素子を非矩形波で振動させることで、急激な位
置変化、即ち、過大な加速度の発生を防止し、衝撃音を
効果的に低減させることができる。
【0078】画像表示素子の移動が連続的であると、観
察者には画素がブレて大きく見えるが、請求項2記載の
発明によれば、画像の表示タイミングを画像表示素子の
平均的な移動速度が最小の時に設定できるので、見掛け
上の画素のブレによる画素サイズ増大効果を最小限に抑
えることができる。
【0079】見掛け上の画素サイズ増大効果によって、
見掛け上の画素ピッチが不均一になる現象が発生してし
まうが、請求項3記載の発明によれば、画像表示素子の
振動の振幅量を最適化するので、見掛けの画素ピッチ間
隔を一定にできる。
【0080】請求項4記載の発明によれば、見掛け上の
画素サイズ増大効果を防止するために、実際の画素開口
面積を小さく設定することで、見掛け上の画素サイズを
最適化することができる。
【0081】請求項5記載の発明によれば、サブフィー
ルドでの照明光の照射時間を短くして最適化するので、
画素が移動して見える時間に起因する見掛け上の画素サ
イズ増大効果を低減させることができる。
【0082】請求項6記載の発明によれば、振動が略サ
イン波形であるため、回転運動を直線運動に変換するよ
うな比較的簡単な機械構成の変位手段を用いることがで
き、また、変位手段が電気的なアクチュエータの場合で
も駆動信号を比較的簡単に生成でき、さらに、サイン波
形の場合、振動周波数と振幅が同じでも、画像表示素子
に加わる加速度を最小限に抑えることができ、衝撃音を
確実に低減させることができる。
【0083】カラーフィールドシーケンシャル方式で行
う場合、実際の画素サイズが小さいと各色での見掛け上
の画素位置がズレてしまい、そのため、白色表示では画
素の輪郭に色付きが発生してしまうが、請求項7記載の
発明によれば、一つのサブフィールド時間内に3原色光
の照射サイクルを繰り返すことで、画素の位置ズレや輪
郭部の色付きを低減させることができる。
【0084】見掛け上の画素ピッチ程度の振幅の振動を
繰り返すと、振動周波数が大きくなり、変位手段や画像
表示素子に及ぼす機械的ストレスが多くなり、機械的耐
久性が低下する恐れがあるが、請求項8記載の発明によ
れば、画像表示素子の移動量を大きくして振動周波数を
小さく設定し、機械的耐久性を向上させることができ、
また、移動量が大きくなった分は、画像表示素子上での
表示画像の位置をズラして、光学装置に対する絶対的な
表示画像の変位量が常に一定となるので、高精細画像も
維持できる。
【0085】請求項9記載の発明によれば、画像表示素
子の移動の折り返し位置付近で続く2つのサブフィール
ド画像の表示位置が同じになることを防止し、時間的な
輝度ムラによるチラツキを防止することができる。
【0086】請求項10記載の発明によれば、斜め方向
への変位により、縦方向と横方向への画素増倍が可能と
なり、一方向への変位でも2次元的な画像増倍が可能と
なるので、変位手段を簡単な構成とすることができる。
【0087】請求項11記載の発明によれば、変位手段
の応答性が高速で、位置精度が良いので、見掛け上の画
素増倍の位置精度が良く、安定した高精細表示が可能と
なる。
【0088】請求項12記載の発明によれば、積層型ピ
エゾ素子の長寿命化が図れるので、長期的に変位量や応
答性の安定性が向上する。
【0089】請求項13記載の発明によれば、光源に応
答性の速い固体光源を用いることで、サブフィールド周
波数を大きく設定でき、チラツキを防止することがで
き、さらには、請求項7記載の発明との組合せで画素輪
郭の色付きを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す画像表示装置
の概略構成図である。
【図2】実画素の配列例と見掛け上の画素配列例を示す
模式図である。
【図3】実質的に矩形波的な変位による時間−画素位置
関係を示す模式図である。
【図4】非矩形波的な変位による時間−画素位置関係を
示す模式図である。
【図5】変位量Lの最適化による画素ピッチの均一化を
説明するための時間−画素位置関係を示す模式図であ
る。
【図6】本発明の第二の実施の形態として、画素サイズ
の縮小化による高解像度化を説明するための時間−画素
位置関係を示す模式図である。
【図7】サブフィールド時間の短縮による高解像度化を
説明するための時間−画素位置関係を示す模式図であ
る。
【図8】本発明の第三の実施の形態として、サブフィー
ルド期間内の照明方法改善を説明するための時間−画素
位置関係を示す模式図である。
【図9】本発明の第四の実施の形態として、変位量を大
きくした場合の表示状態を説明するための時間−画素位
置関係を示す模式図である。
【図10】本発明の第五の実施の形態として、変位量が
大きい場合の改良例を説明するための時間−画素位置関
係を示す模式図である。
【図11】本発明の第六の実施の形態として、一方向の
変位による2次元的画素増倍を説明するための模式図で
ある。
【図12】本発明の第七の実施の形態として、変位手段
をピエゾ素子により構成した例を示す概略正面図であ
る。
【図13】押圧手段を付加した構成例を示す概略正面図
である。
【符号の説明】
1 光源 4 画像表示素子 8 変位手段、ピエゾ素子 10 表示駆動手段 14 押圧手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/74 H04N 5/74 B Fターム(参考) 2H093 NC16 ND04 ND08 ND10 ND24 ND52 ND54 NE06 NH11 NH16 5C006 AA11 AA21 AF02 AF03 AF04 AF42 AF44 AF50 AF51 AF71 AF78 BC02 BC03 BC16 BF00 EC11 EC13 FA00 5C058 BA07 BA23 BA25 EA02 EA12 EA26 EA33 5C080 AA06 AA07 AA10 BB05 CC03 DD02 JJ05 JJ06 KK02

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報に従って光を制御可能な複数の
    画素を2次元的に配列した画像表示素子と、この画像表
    示素子を照明する光源及び照明装置と、前記画像表示素
    子に表示した画像パターンを観察するための光学装置
    と、画像フィールドを時間的に分割した複数のサブフィ
    ールドで形成する表示駆動手段と、前記画像表示素子の
    前記光学装置に対する位置を画素の配列面内で変位させ
    る変位手段と、サブフィールド画像の表示タイミングと
    前記画像表示素子の変位タイミングとを同期させる制御
    手段とを有し、前記画像表示素子の見掛け上の画素数を
    増倍して表示する画像表示装置において、 前記変位手段による前記画像表示素子の位置の時間変化
    f(t)を非矩形波の振動としたことを特徴とする画像表
    示装置。
  2. 【請求項2】 前記画像表示素子の変位速度vがゼロに
    なる時刻t0が、サブフィールドの表示期間Tfの略中間
    時点tmであることを特徴とする請求項1記載の画像表
    示装置。
  3. 【請求項3】 画素ピッチPに対して、前記画像表示素
    子の変位量Lが P/2<L<P を満たすことを特徴とする請求項2記載の画像表示装
    置。
  4. 【請求項4】 前記画像表示素子の変位方向に対する画
    素の大きさWが、画素ピッチPの1/2以下であること
    を特徴とする請求項3記載の画像表示装置。
  5. 【請求項5】 サブフィールドの表示期間Tfが前記画
    像表示素子の振動周期Tpの1/2以内の時間であるこ
    とを特徴とする請求項3記載の画像表示装置。
  6. 【請求項6】 前記画像表示素子の変位の時間変化f
    (t)が略サイン波形であることを特徴とする請求項1な
    いし5の何れか一記載の画像表示装置。
  7. 【請求項7】 前記光源及び照明装置が前記画像表示素
    子を時間順次に3原色光で照明するものであり、サブフ
    ィールドの表示期間Tfの間に3原色光の順次照射のサ
    イクルを複数回繰り返すことを特徴とする請求項1ない
    し6の何れか一記載の画像表示装置。
  8. 【請求項8】 前記画像表示素子の変位方向への見掛け
    上の画素ピッチdに対して前記画像表示素子の変位量L
    が画素ピッチdの整数倍であり、サブフィールドの表示
    周波数Fsが前記画像表示素子の振動周波数Fpの整数倍
    に設定され、前記画像表示素子の位置に対応して、前記
    画像表示素子に表示するサブフィールド画像の表示位置
    を相対的に変化させて、前記光学装置に対する絶対的な
    表示画像の変位量が常に見掛け上の画素ピッチdとなる
    ように前記表示駆動手段を制御することを特徴とする請
    求項1記載の画像表示装置。
  9. 【請求項9】 前記画像表示素子の変位の時間変化f
    (t)は変位速度vが一定に往復運動する略三角波形であ
    り、前記画像表示素子の変位速度vがゼロになる時刻t
    0が、任意のサブフィールドの表示期間Tfの略中間時点
    tmであることを特徴とする請求項8記載の画像表示装
    置。
  10. 【請求項10】 画素がX方向とY方向との2次元方向
    に同ピッチで配列された前記画像表示素子に対して、前
    記画像表示素子の変位方向が、X方向とY方向とに2:
    1の距離の一方向であることを特徴とする請求項8又は
    9記載の画像表示装置。
  11. 【請求項11】 前記変位手段がピエゾ素子からなる圧
    電アクチュエータであることを特徴とする請求項1ない
    し10の何れか一記載の画像表示装置。
  12. 【請求項12】 前記ピエゾ素子に常に圧縮力を加える
    押圧手段を設けたことを特徴とする請求項11記載の画
    像表示装置。
  13. 【請求項13】 前記光源を3原色のレーザー光源或い
    はLED光源とすることを特徴とする請求項1ないし1
    2の何れか一記載の画像表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016110019A (ja) * 2014-12-10 2016-06-20 株式会社リコー 画像投影装置および画像投影装置の制御方法
JP2016180979A (ja) * 2015-03-23 2016-10-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 投写型表示装置
CN106094409A (zh) * 2016-08-19 2016-11-09 广景视睿科技(深圳)有限公司 一种投影装置
CN111221127A (zh) * 2019-07-31 2020-06-02 友达光电股份有限公司 近眼显示装置
CN113674662A (zh) * 2021-07-23 2021-11-19 华为技术有限公司 一种显示系统及其控制方法、投影机、投影系统

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