JP2002256731A - 石 碑 - Google Patents

石 碑

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JP2002256731A
JP2002256731A JP2001056755A JP2001056755A JP2002256731A JP 2002256731 A JP2002256731 A JP 2002256731A JP 2001056755 A JP2001056755 A JP 2001056755A JP 2001056755 A JP2001056755 A JP 2001056755A JP 2002256731 A JP2002256731 A JP 2002256731A
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JP
Japan
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water
accommodating
vase
gravestone
basin
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001056755A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Tsuji
知昭 辻
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TSUJI SEKIZAITEN KK
Original Assignee
TSUJI SEKIZAITEN KK
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Publication date
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 極寒の季節に水溜に溜まった水によって墓石
が破壊されるのを防止し、清掃し易くした石碑を提供す
る。 【解決手段】 石碑10の祭祀部分である墓石12b に
水壺13を収容し得る水抜き孔16付き窪み15a を形
成してなり、必要ならば、上記水壺13を収容し得る窪
み15a に隣接して線香立て14を収容し得る水抜き孔
16付き窪み15b を形成し、上記水壺13を収容し得
る窪み15a と、収容した水壺13との間にできる隙間
を覆う蓋体17を付設し、上記水壺13を収容し得る窪
み15a と、収容した水壺13との間にできる隙間に非
吸水性の断熱材18を装填してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は石碑であって、祭
祀部分の水溜を設けた墓石の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に示すように、一般的な石碑20
は、墓碑21と、その前に配設された祭祀部分である供
え物を置く墓石22a と、ご先祖に水を手向ける水溜2
3を設けた墓石22bと、花を生ける墓石22c とから
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の如くしてなる従
来の水溜を設けた墓石では、極寒の季節になると水溜の
水が凍って膨張しその部分にひびが入り、そのひびに雨
水が浸透し、その雨水が凍って膨張して墓石を破壊して
しまう。
【0004】また、水溜の部分に溜まった水は取り除き
難く、放置すると青かびが発生して汚くなり、この状態
になるとますます清掃が難しくなる。
【0005】この発明は上記の状況に鑑み極寒の季節
に、溜まり水によって墓石が破壊されるのを防止し、清
掃し易くした石碑を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、石碑を構成する一つである水溜を設けた
墓石に、水壺を、その周囲に隙間を開けて収容し得る水
抜き孔付き窪みを形成してなり、必要ならば、上記水壺
を収容し得る窪みに隣接して線香立てを収容し得る水抜
き孔付き窪みを形成し、上記水壺を収容し得る窪みと、
収容した水壺との間にできる隙間を覆う蓋体を付設し、
上記水壺を収容し得る窪みと、収容した水壺との間にで
きる隙間に非吸水性の断熱材を装填してなる構成とした
ものである。
【0007】上記の如く構成するこの発明によれば、水
を手向けるための墓石に、水壺と線香立てを収容する窪
みを設け、この窪みには水抜き孔が形成されているの
で、極寒の季節の凍結によって墓石が破壊されることが
なく、また、水壺を墓石から外せるので洗いやすく清潔
に保つことができる。
【0008】上記水壺と線香立ての材質を、墓石と同質
の石材で構成しているが、この他、金属材料、陶磁器あ
るいは表面に石材の模様を表したプラスチック成形体と
することもできる。
【0009】
【発明の実施の形態】次にこの発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。図1はこの発明に係る石碑10
で、墓碑11の直ぐ前に供え物を載せる墓石12a が配
置され、その前に水壺13と線香立て14を収容する窪
み15a ,15b を設けた墓石12bが配置され、両側
に花生け用の墓石12c が配置されている。
【0010】上記墓石12b の水壺13と線香立て14
を収容する窪み15a ,15b には、水抜き孔16が設
けられて雨水が溜まることのないようにしてあり、各窪
み15a ,15b の内法は水壺13と線香立て14が若
干の隙間をもって内部に収容されるようにしてあり、上
部がそれぞれの窪み15a ,15b から突き出る程度に
なっている。
【0011】図1(a)では、水抜き孔16が墓石12
b の向かって右側に現れているが左側にも設けられ、必
要ならば墓石12b の後ろに向けて開けることができ、
この水抜き孔16は溜まり水が流出し易いように勾配を
設けることが望ましい。
【0012】また、図1(b)に示すように水壺13と
水壺を収容する窪み15a と間の隙間の上部には、その
隙間を覆う下向きリブ19を有する蓋体17を設けて、
水壺13が一定の隙間でもって収容されるようにし、か
つ、寒気の対流を遮断して水壺13が極寒時に破損する
のを防止している。
【0013】また、窪み15aと水壺13との間にでき
る隙間に非吸水性のスポンジなど断熱材18を差込むこ
とにより水壺13を保護することができる。ここで、非
吸水性の断熱材とするのは、給水するとそれが凍結して
水壺を破壊する恐れがあるがらである。
【0014】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
水壺と線香立てが墓石の水抜き孔のある窪みに隙間を開
けて収容され、必要ならば蓋体と断熱材を配置すること
により極寒時の水壺と線香立てが破損するのを防止し、
水壺と線香立てを墓石から外せるようにしたので掃除が
し易くなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)この発明に係る石碑の斜視図 (b)墓石の水壺収容窪み部分の拡大断面図
【図2】従来の石碑の斜視図
【符号の説明】
10,20 石碑 11,21 墓碑 12a ,22a ,12b ,22b ,12c ,22c 墓
石 13 水壺 14 線香立て 15a ,15b 窪み 16 水抜き孔 17 蓋体 18 断熱材 19 下向きリブ 23 水溜

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石碑の祭祀部分の墓石に水壺を設け、そ
    の水壺の周囲に隙間を開けて収容し得る水抜き孔付き窪
    みを形成してなる石碑。
  2. 【請求項2】 上記水壺を収容し得る窪みに隣接して線
    香立てを収容し得る水抜き孔付き窪みを形成してなる請
    求項1に記載の石碑。
  3. 【請求項3】 上記墓石の水壺を収容し得る窪みと、収
    容した水壺との間にできる隙間を覆う蓋体を付設してな
    る請求項1または2に記載の石碑。
  4. 【請求項4】 上記墓石の水壺を収容し得る窪みと、収
    容した水壺との間にできる隙間に非吸水性の断熱材を装
    填してなる請求項1乃至3のいずれかに記載の墓碑。
JP2001056755A 2001-03-01 2001-03-01 石 碑 Pending JP2002256731A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010126026A2 (ja) 2009-04-28 2010-11-04 大豊工業株式会社 鉛フリー銅系焼結摺動材料及び摺動部品

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Effective date: 20040106