JP2002253721A - ゴルフクラブのスイング軌道練習用具及びスイング軌道練習方法 - Google Patents
ゴルフクラブのスイング軌道練習用具及びスイング軌道練習方法Info
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Abstract
うと共に、クラブヘッドのトップ位置(スップオブスイ
ングアークの長さ)及びフィニッシュ位置(フィニッシ
ュスイングアークの長さ)が常に一定となるように繰り
返し練習をして、スイングの基本技術をマスターするこ
と。 【解決手段】 紐状体の一端をゴルフクラブのヘッドに
着脱自在に取り付けると共に、他端側を回転自在に軸支
されたリールに巻装しておき、ゴルフクラブのヘッドの
移動により一端側から繰り出し、該繰り出した紐状体の
スイングアークの長さを表示手段により表示して練習者
にその数値を読み取れるようにし、スイングが終了した
時点で前記紐状体を巻取手段により前記リールに巻き取
るようにする。
Description
本的なスイング軌道をマスターするためのスイング軌道
練習用具及び該練習用具を用いたスイング軌道練習方法
に関する。
方向へボールを正確に飛ばし、目標の至近距離へボール
を近づけることであるため、練習に際しては、先ず、ボ
ールを正確に打つための基本技術をマスターする必要が
ある。ところで、このショットには複数の種類がある
が、どのようなショットをするにも共通する基本は、グ
リップ(クラブの握り方)、スタンス(体の構え方)及
びスイング(クラブの振り方)の三つであり、正確なグ
リップとスタンスを土台にして、いつも同じスイングが
できるようになれば、自ずと飛球方向が安定してくるも
のである。しかしながら、これらの三つの基本のうち、
グリップ及びスタンスについてはその位置、すなわちク
ラブを握る手(指先)の位置や足(爪先)の位置をプレ
イヤー自身で目視し、認識できるのに対し、スイングに
ついてはこれができないため、自分に最適なスイング軌
道をマスターすることはなかなか困難である。
は、アドレスからバックスイングを経てトップオブスイ
ングに至る円弧(トップオブスイングアーク)運動と、
このトップオブスイングから遠心力を利用したダウンス
イングによる大きな力でボールを打ち(インパクト)、
そのまま振り抜くフォロースルーを経てフィニッシュに
至る円弧(フィニッシュスイングアーク)運動とからな
る。このトップオブスイングアークの長さ、すなわちア
ドレス位置からトップ位置までの長さと、フィニッシュ
スイングアークの長さ、すなわちインパクト位置からフ
ィニッシュ位置までの長さとは基本的には同であって、
両者を合わせると一つの円となり、クラブヘッドにより
円軌道が描かれる。
ラブフェイスをボールに直角に構えてから、上述した一
連のスイングにおけるクラブヘッドの描く円軌道の最低
点がボールの位置と一致するスイングの場合に、ボール
を目標に向かって正確に飛ばすことができる。なお、こ
のようなスイング時にクラブヘッドが描く円軌道によっ
て作られる面はスイングプレーンと呼ばれている。
利用したダウンスイングに入り、インパクトに至る動作
は非常に速く、したがって、ダウンスイングのクラブヘ
ッドの軌道は、クラブフェイスを整えたアドレスからバ
ックスイングを経てトップオブスイングに至るクラブヘ
ッドの描く円弧状の軌道、つまりトツプオブスイングア
ークが重要な要素となっている。このダウンスイングは
トップオブスイングからの自然な振り下ろし動作であ
り、またフォロースルーもダウンスイングからのインパ
クトを経た自然の振り抜き動作ということができる。
ヘッドの軌道がスイングプレーンの外側、つまり体より
遠い領域を通るときは、インパクトにおいてボールに右
回転のスピンがかかり、打球は右へカーブするスライス
ボールとなり、またスイングプレーンの内側、つまり体
に近い領域を通るときは、インパクトにおいてボールに
左回転のスピンがかかり、打球は左へカーブするフック
ボールとなる。
点に向かって正確に打つためには、自分にとって最適な
スイングプレーンと、このスイングプレーンに沿ったス
イングアークの長さ、すなわちクラブヘッドのトップ位
置及びフィニッシュ位置、をしっかりと覚え、常に安定
したフォームでスイングをすることが重要である。とこ
ろが、上述したスイングプレーンは種類の異なる(従っ
て長さの異なる)どのクラブでスイングをしても基本的
には同じであるのに対し、スイングアークの長さは用い
るクラブの種類により異なるため、ボールを正確に目標
点に飛ばすには、自分にとって最適なスイングプレーン
を描くフォームをマスターすると共に、クラブの種類毎
に異なるスイングアークの長さについても、その最適値
を練習により知得しておく必要がある。
たように、スイングについては自らの目で見ることがで
きないために、現在の自分のスイングが最適なスイング
プレーンに沿って振られているか否か、また、そのとき
のスイングアークの長さは常に一定しているか否かを確
認することができず、このため、初心者は確信の持てな
い状態でスイングの軌道練習をしているのが一般的であ
り、スイングの基本技術はなかなかマスターすることが
できないのが実情であった。
ストラクターや熟練者から指導を受けたり、あるいはビ
デオに撮って再現して見るなどによりマスターすること
も実際に行われているが、いずれも定性的かつ客観的な
評価による練習方法であるため、自分にとって最適なス
イングフォームを実感しながら体得することは難しかっ
た。
0−15404(特開平11−206941)として、
「紐状体の一端をゴルフクラブのヘッドに着脱可能に取
り付けてスイングプレーンに沿ったスイングをマスター
する練習用具及びその練習方法」、さらに詳細には、
「紐状体の一端をゴルフクラブのヘッドに着脱可能に取
り付けて、他端をアドレス時のボールの位置に相当する
位置に配置すると共に、スイングプレーンの模擬的位置
を表示した検知部材をゴルフクラブのグリップに着脱可
能に取り付け、前記ゴルフクラブヘッドの移動に伴い前
記紐状体が描く軌道の位置を前記検知部材により確認す
ることによりスイングプレーンに沿った基本的なスイン
グをマスターするようにしたゴルフクラブのスイング軌
道練習用具及びその用具を用いた軌道練習方法」を要旨
とする発明を提案した。
ングプレーンに対してどのように振られているかを自ら
の目で確認しながら練習ができるので、スイングプレー
ンに沿った基本的なスイングをマスターすることがで
き、ボールを目標に向かって正確に飛ばすという基本に
近づくことができる。
ングの重要な要素のうちのスイングプレーンに係るもの
であって、スイングアークについての提案ではなかった
ため、このスイングアークをも加味したスイング軌道の
練習用具及びこの用具を用いたスイング軌道の練習方法
に関する提案が強く望まれていた。
あり、その目的は、練習をする者が自分にとって最適な
スイングプレーンを認識しつつ、このスイングプレーン
に沿った最適なスイングアークの長さを視覚的に捉える
ことができ、これにより常に安定したスイングフォーム
をマスターすることができるゴルフクラブのスイング軌
道練習用具及び該練習用具を用いたスイング軌道練習方
法を提供することにある。
をゴルフクラブのヘッドに着脱可能に取り付け、他端を
アドレス時のボールの位置に相当する位置に配置して、
前記ゴルフクラブのヘッドの移動に伴い前記紐状体が描
く軌道を確認してスイングプレーンに沿った基本的なス
イングをマスターするようにしたゴルフクラブのスイン
グ軌道練習用具に係るものであって、本発明の上記目的
は、前記紐状体を巻装して前記ゴルフクラブのヘッドの
移動により一端側から繰り出し可能に軸支されたリール
と、前記繰り出した紐状体を前記リールに巻き取る巻取
手段と、前記繰り出した紐状体のスイングアークの長さ
を表示する表示手段とを具備してなることを特徴とする
ゴルフクラブのスイング軌道練習用具によって達成され
る。
回転自在に軸支されたリールに巻装して前記ゴルフクラ
ブのヘッドの移動により一端側から繰出し可能とすると
共に、該繰出した紐状体のスイングアークの長さを表示
手段により表示するようにしておき、軌道練習に際し、
該練習者の身長及び用いるゴルフクラブの長さに対する
前記スイングアークの長さをショット毎に前記表示手段
より読み取ってデータ化し、該データに基づき最適なス
イング軌道をマスターすることを特徴とするゴルフクラ
ブのスイング軌道練習方法によって達成される。以下、
本発明の詳細を実施例に基づき説明する。
るスイング軌道練習用具、及びこの用具を用いたスイン
グ軌道練習方法を説明するための斜視図であって、練習
者Mがゴルフクラブ(以下「クラブ」という)10を振
り上げ、スイング軌道練習用具(以下「練習具」とい
う)20の前方のティーT上に置かれたゴルフボール
(以下「ボール」という)Bを打とうとしている様子を
示したものである。なおPはクラブヘッド11により描
かれるスイングプレーンを示している。図示するよう
に、クラブヘッド11は、現在、アドレス位置P0から
バックスイング位置P1を経てトップ位置P2にあり、
次に、スイングプレーンPに沿ってダウンスイング位置
P3、インパクト位置P4、及びフォロースルー位置P
5を経てフィニッシュ位置P6に移動し、一連のスイン
グ運動を終了する。上述したように、この一連のスイン
グにおいて、クラブヘッド11が位置P0から位置P2
に至る過程で描く円弧の長さがトップオブスイングアー
クの長さであり、位置P4からP6に至る過程で描く円
弧の長さがフィニッシュスイングアークの長さである。
いられるクラブ10の構造をウッドクラブを例に示した
ものである。このクラブ10はクラブヘッド11、フェ
イス12、カラー13、シャフト14、ステップ15、
グリップ16からなる従来のクラブにおいて、そのグリ
ップ16部分にスイングプレーンPの模擬的位置を示す
検知部材17が装着されている。この検知部材17は、
構成に関する下記の点を除き、前記出願で公知のスイン
グプレーンPをマスターするために用いられるスイング
軌道練習具と実質的に同一なものである。
(b)に右側面図で、また図2(c)には平面図で示す
ように、蝶ねじ17aによりホルダー17bがクラブ1
0のグリップ16に着脱可能かつ長手方向に移動可能に
装着され、このホルダー17bには弧状の帯状部材17
cがグリップ16の長手方向に沿って設けられ、この帯
状部材17cには後述する紐状体の位置を示す目盛板1
7dが長手方向と直交する方向に固着されて成ってい
る。このように、目盛板17dの位置及び向きは、蝶ね
じ17aを調節することにより、練習者Mの手の大きさ
やグリップ16の握り方、あるいはクラブ10の構え方
等により任意に変えられるようになっている。
であり、図3(b)はその内部構造を示す図3(a)の
A−A断面図、また図3(c)はその側面図である。こ
の練習具20は携帯可能な箱体21から成るもので、箱
体21の上方傾斜壁21aには表示窓22が設けられ、
前壁21bの略中央部には透孔23が開けられ、両側壁
21cにはブラケット24が回動自在に軸支され、この
ブラケット24により携帯用の把手25が挟持され、さ
らに、底壁21dには人工芝製のマット26が前壁21
bの前方に延びて設けられている。このマット26は、
練習時には図3(a)に示すように、ティーTを介して
ボールBがセットされるように展開され、練習が終了し
た後には、図3(c)で点線で示すように、その先端部
が箱体21の上部と把手25との間を通して箱体21の
背部に設けられたストッパー21eに固定されて携帯に
便利な状態に収納される。展開されたマット26の上面
には紐状体28が透孔23から繰り出される。なお、紐
状体28の先端には箱体21内部にこの先端が巻き込ま
れることを防止するストッパー29が結び付けられてい
る。この紐状体28には、ある程度の太さ及び強度を有
し、かつ色彩的にも練習者Mの視覚に訴える目立つ色の
紐、例えば、太さが数mmあり全長に渡りオレンジ色に
着色されたビニール製の紐等が用いられ、その長さは、
練習者Mの身長、あるいは用いるクラブの長さにより異
なるものの、理想的には、バックスイングで両腕が地面
に略水平になった状態で透孔23から緊張する程度であ
ることが望ましい。この紐状体28は、その先端をスト
ッパー29と共にクラブヘッド11の底部又は側部に粘
着テープ等により着脱可能に取り付けられ、クラブヘッ
ド11の移動に伴い透孔23から繰り出されるようにな
っている。
うに、紐状体28を巻装したリール30が固定ピン3
1、支軸32を介して軸受33に支持され、回転自在に
設けられている。紐状体28はその終端がこのリール3
0の外周面に結合されて所定の長さだけ巻き取られてい
る。
0に巻き取るためのぜんまいばね34が装着されてい
る。すなわち、このぜんまいばね34は、図4に図3
(b)のB−B断面矢視図で示すように、その内側端部
がピン35により支軸32に固定され、その外側端部が
固定部材36により箱体21の底壁21dに固定されて
いて、クラブヘッド11の移動により紐状体28が繰り
出され、リール30が回転されると、次第に巻き締めさ
れ、紐状体28の緊張が解除されると、ばねの復元力に
より支軸32を介してリール30を巻取方向に回転させ
るように構成されている。
伴い音を発するためのカムローラ38が装着されてい
る。このカムローラ38は、図5に図3(b)のC−C
断面矢視図で示すように、ピン37により支軸32に固
定され、この下方には板ばね39がピン40により底壁
21dに固定されていて、カムローラ38の突状のカム
部38aに当接するように構成されている。この構成に
より、リール30の回転に同期してカムローラ38が一
回転するたびにカム部38aが板ばね39を弾いて音が
発せられる。練習者はこの音を聞くことによりバックス
イング時にタイミングを取ることができ、また、この音
数をカウントすることにより、透孔23から繰出される
紐状体28の長さ、すなわちトップオブスイングアーク
の長さを知ることができる。
上述した紐状体28の繰出し長さをディジタル表示する
ディジタルカウンター41が設けられている。このディ
ジタルカウンター41は、リール30の回転数を長さに
変換し、その数値をディジタル的に表示する公知のカウ
ンターであって、リール30の側面に埋設された被検知
部材30aをブラケット42に設けられたセンサー41
aが検知し、リール30の回転信号をリード線41bを
介してディジタルカウンター41の本体内に取り入れ、
内部の処理手段によりリール30の回転数を長さに変換
し、その数値を表示部41cにディジタル表示するよう
に構成されたものである。なお、この表示部41cは前
述した箱体21の表示窓22と一致する位置に配置され
いて、練習者Mがここに表示される数値を読み取ること
ができるようになっている。
0の使用方法、及びこの練習具を用いたスイング軌道の
練習方法について説明する。先ず、練習に際し練習具2
0をティーショットの可能な場所に載置し、図3(a)
に示すように、マット26を展開してティーT及びボー
ルBをセットする。一方、検知部材17を、図2(a)
に示すように、用いるクラブ10のグリップ16部分に
装着すると共に、紐状体28を透孔23より繰出し、こ
の先端に結び付けられたストッパー29を粘着テープに
よりクラブヘッド11の裏面又は側面に固定する。な
お、この検知部材17は、練習者Mが既にスイングプレ
ーン軌道をマスターしている場合には不要であることは
いうまでもない。
ットに入る。このショットに際し、検知部材17が装着
されたクラブ10がアドレス位置からバックスイングを
経て振り上げられると、図6に示すように、紐状体28
がクラブヘッド11の移動に伴い箱体21の透孔23か
ら繰り出され、クラブヘッド11がトップ位置に達する
と紐状体28の繰り出しが停止される。上述した検知部
材17は、すでに提案されているように、このスイング
過程において紐状体28が目盛板17dを横切るように
クラブ10に装着されているので、練習者Mはこのとき
の紐状体28の接触位置を自分の目で読み取ることによ
り、自分のスイングがスイングプレーンPの模擬的位置
にあるか、それとも外側、あるいは内側にどの位ズレて
いるかを知ることができる。
スイングプレーンPをマスターすれば、上述したよう
に、ダウンスイング及びフォロースルーはトップオブス
イングから遠心力を利用した自然の振り下ろし及びイン
パクトからの自然な振り抜きであるので、フォロースル
ー時における紐状体28の検知部材17に対する接触位
置はバックスイング時と逆になっていることを自分で目
視することができる。
具20の表示窓22には箱体21から繰り出された紐状
体28の長さがディジタル表示される。先ず、クラブヘ
ッド11がアドレス位置からトップ位置に移動し停止す
ると、この長さ、すなわちトップオブスイングアークの
長さがディジタルカウンター41により算出されて表示
される。練習者Mはこの数値を自分の目で読み取って、
用いたクラブ10の種類(長さ)に対する飛球方向とそ
の距離とから、自分が今したスイングのトップ位置が最
適か否かを判断することができる。同様に、フォロース
ルーを経てフィニッシュに至り、クラブヘッド11が停
止した場合の長さ、すなわちフィニッシュスイングアー
クの長さも表示窓22に数値をもって表示される。な
お、表示される両者の長さは同一であることが望まし
く、練習者Mはこのような練習を次のように繰り返し行
うことにより、この値に近づけることができる。一連の
スイングを終え、クラブヘッド11をトップ位置からア
ドレス位置に戻すと、紐状体28は緊張が解除されてぜ
んまいばね34の復元力により回転されるリール30に
巻き取られる。なお、練習を終了する場合には、上述し
た準備作業を逆に行えばよい。
向は、スイングプレーンに沿ったスイングアークの長さ
により左右され、このスイングアークの長さ(トップオ
ブスイングアーク及びフィニッシュアークの長さ)は練
習者Mの身長、及び用いるクラブの種類(長さ)によっ
て変わってくるために、スイング軌道の練習も、これら
の要因を考慮して行うことが上達の近道ということがで
きる。下記の表1はこのスイング軌道練習方法の一例を
示したものである。
の身長(センチメートル)と用いるクラブの種類(長
さ:インチ)に対し、ショット毎に、飛距離及びその方
向を加味してスイングアークの長さ(センチメート
ル)、すなわちクラブヘッド11のトップ位置及びフィ
ニッシュ位置、を上述した練習具20から読み取ってデ
ータ化し、このようにして得たデータに基づき、その練
習者にとって最も好ましいスイングアークの長さを決定
してその数値を模擬的に示したものである。なお、この
表1に、上述したスイングプレーンPの軌道位置を検知
手段17から読み取った数値を含めるようにすれば、練
習者にとって最も好ましいスイングプレーンの軌道位置
についても表1から認識することができるので、とくに
スイングの基本技術を初歩からマスターしようとする初
心者にとっては有効である。
練習具及びこの練習具を用いた軌道練習方法を一実施形
態に基づき説明したが、本発明はこれに限られるもので
はなく、その構成に関し次のような変更が可能である。
30と呼称したが、このほか、例えば糸車あるいは巻取
りローラ等の巻取り体がこれに含まれることはいうまで
もない。
手段としてぜんまいばね34を用いた機械的な手段とし
たが、例えば支軸32に小型モータを装着してリール3
0を電気的に回転させて巻き取るようにすることも可能
である。この場合には、前者に比べ、構造がやや複雑化
して製作コストが若干アップする可能性はあるが、紐状
体28を確実にリール30に巻き取ることができる。
段として、ディジタルカウンター41を用いたが、これ
を、例えば支軸32に装着したプーリーを介して回転を
上方に設置した公知の機械式カウンターに伝え、このカ
ウンターにより回転数をアナログ的に表示するようにし
てもよい。また、紐状体28そのものにも、一定長さ毎
に印あるいは数値を表示するようにしておくことも有効
である。
は、必要に応じ、練習者Mのスタンスをとる足の位置ま
で延ばして設けてもよく、逆に不要であれば取り除いて
もよい。前者の場合には、アドレス位置に水溜りや泥が
あっても練習ができる利点がある。
イング軌道練習用具及びこれを用いた練習方法によれ
ば、スイング軌道練習者は、自分にとって最適なスイン
グプレーンの軌道を認識しつつ、このスイングプレーン
に沿った最適なスイングアークの長さを自らの目で確認
しながら練習をすることができるので、スイングの基本
技術、すなわちボールを目標に向かって正確に飛ばすた
めの基本技術、を容易かつ短期間にマスターすることが
できる。
パクト、かつ携帯可能に構成されているので、練習者は
手軽に持ち運びができる。
スイング練習をしている状況を説明する斜視図である。
を示す図であって、(a)は正面図、(b)は右側面
図、(c)は平面図である。
具の構成を示す図であって、(a)はその全体を示す斜
視図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は側面図
である。
を示す図である。
Claims (8)
- 【請求項1】紐状体の一端をゴルフクラブのヘッドに着
脱可能に取り付け、他端をアドレス時のボールの位置に
相当する位置に配置して、前記ゴルフクラブのヘッドの
移動に伴い前記紐状体が描く軌道を確認してスイングプ
レーンに沿った基本的なスイングをマスターするように
したゴルフクラブのスイング軌道練習用具であって、前
記紐状体を巻装して前記ゴルフクラブのヘッドの移動に
より一端側から繰り出し可能に軸支されたリールと、前
記繰り出した紐状体を前記リールに巻き取る巻取手段
と、前記繰り出した紐状体のスイングアークの長さを表
示する表示手段とを具備してなることを特徴とするゴル
フクラブのスイング軌道練習用具。 - 【請求項2】前記リール、前記巻取手段、及び前記表示
手段は携帯可能な箱体内に装着されていることを特徴と
する請求項1に記載のゴルフクラブのスイング軌道練習
用具。 - 【請求項3】前記箱体は、少なくとも前記アドレス時の
ボールの位置に至るまで延設されたマットを具備してい
ることを特徴とする請求項2に記載のゴルフクラブのス
イング軌道練習用具。 - 【請求項4】前記巻取手段は、一端が前記リールの支軸
に固定され他端が前記箱体に固定されたぜんまいばねか
らなり、前記表示手段は、前記スイングアークの長さを
ディジタル表示するディジタルカウンターからなること
を特徴とする請求項1及び請求項2に記載のゴルフクラ
ブのスイング軌道練習用具。 - 【請求項5】前記リールの支軸には、該リールの回転に
伴い音を発する発音部材が設けられていることを特徴と
する請求項1ないし請求項4に記載のゴルフクラブのス
イング軌道練習用具。 - 【請求項6】前記紐状体が描く軌道の位置を確認する部
材を、前記ゴルフクラブのグリップの長手方向に移動可
能に設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項5に
記載のゴルフクラブのスイング軌道練習用具。 - 【請求項7】紐状体の一端を前記ゴルフクラブのヘッド
に着脱可能に取り付け、他端をアドレス時のボールの位
置に相当する位置に配置し、前記ゴルフクラブのヘッド
の移動に伴い前記紐状体が描く軌道を確認してスイング
プレーンに沿った基本的なスイングをマスターするよう
にしたゴルフクラブのスイング軌道練習方法であって、
前記紐状体を回転自在に軸支されたリールに巻装して前
記ゴルフクラブのヘッドの移動により一端側から繰り出
し可能とすると共に、該繰り出した紐状体のスイングア
ークの長さを表示手段により表示するようにしておき、
軌道練習に際し、該練習者の身長及び用いるゴルフクラ
ブの長さに対する前記スイングアークの長さをショット
毎に前記表示手段より読み取ってデータ化し、該データ
に基づき最適なスイング軌道をマスターすることを特徴
とするゴルフクラブのスイング軌道練習方法。 - 【請求項8】前記スイングアークの長さは、トップオブ
スイングアーク及びフィニッシュスイングアークの長さ
であることを特徴とする請求項7に記載のゴルフクラブ
のスイング軌道練習方法。
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---|---|---|---|
JP2001057265A JP4587422B2 (ja) | 2001-03-01 | 2001-03-01 | ゴルフクラブのスイング軌道練習用具及びスイング軌道練習方法 |
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2001
- 2001-03-01 JP JP2001057265A patent/JP4587422B2/ja not_active Expired - Fee Related
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