JP2002253457A - 無人掃除機、これに用いられる転動体および駆動車 - Google Patents

無人掃除機、これに用いられる転動体および駆動車

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JP2002253457A
JP2002253457A JP2001058352A JP2001058352A JP2002253457A JP 2002253457 A JP2002253457 A JP 2002253457A JP 2001058352 A JP2001058352 A JP 2001058352A JP 2001058352 A JP2001058352 A JP 2001058352A JP 2002253457 A JP2002253457 A JP 2002253457A
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unmanned
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cleaner
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Toshinori Sogabe
俊教 曽我部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】人手を必要とせず、床面を自動的に掃除するこ
とができる無人掃除機を提供する。 【解決手段】内部に中空部分を備え、床面を転動しうる
転動体10と、この転動体10の内部に収容され、その
内面に沿って移動しうる駆動車20と、転動体10の外
面に形成された粘着層33とから構成されている。駆動
車20が転動体10の中空部分を内面に沿って移動する
と、全体の重心が移動するので、重心の移動方向に向け
て転動体10が床面上を転がる。このため、粘着層33
によって床面上のゴミを付着させることができるから、
床面上を掃除することができる。よって、人手を必要と
せず、床面を無人で自動的に掃除することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無人掃除機、これ
に用いられる転動体および駆動車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電動式掃除機には、吸引式や
接着式など、種々のものがあるが、いずれも有人掃除機
であり、人間自らが操作する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の有人
掃除機を使用して、部屋の床面、例えばじゅうたんや
畳、フローリング等を掃除するには、人間が操作しなけ
ればならないので、掃除には掃除専用の時間を割く必要
があり、忙しい人達には大きな負担であるという問題が
ある。
【0004】本発明はかかる事情に鑑み、人手を必要と
せず、床面を無人で自動的に掃除することができる無人
掃除機、これに用いられる転動体および駆動車を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の無人掃除機
は、内部に中空部分を備え、床面を転動しうる転動体
と、該転動体の内部に収容され、その内面に沿って移動
しうる駆動車と、前記転動体の外面に形成された粘着層
とからなることを特徴とする。請求項2の無人掃除機
は、内部に中空部分を備え、床面を転動しうる転動体
と、該転動体の中空部分に入れられ、内部に中空部分を
備え、外面および内面がいずれも球面状に形成された内
側転動体と、該内側転動体の内部に収容され、その内面
に沿って移動しうる駆動車と、前記転動体の外面に形成
された粘着層とからなることを特徴とする。請求項3の
無人掃除機は、請求項1記載の発明において、前記転動
体の外面および内面が、いずれも球面状に形成されたこ
とを特徴とする。請求項4の無人掃除機は、請求項1ま
たは2記載の発明において、前記転動体の外側面および
内側面が、いずれも円周面状に形成されたことを特徴と
する。請求項5の無人掃除機は、請求項1または2記載
の発明において、前記転動体の外側面および内側面が、
いずれもテーパ面状に形成されたことを特徴とする。請
求項6の無人掃除機は、請求項1または2記載の発明に
おいて、前記転動体の外側面が、テーパ面状に形成さ
れ、前記転動体の内側面が、円周面状に形成されたこと
を特徴とする。請求項7の無人掃除機は、請求項1、
2、3、4、5または6記載の発明において、前記駆動
車が、複数の車輪を備えており、該車輪のうち一のみの
車輪が、駆動輪であることを特徴とする。請求項8の転
動体は、請求項1または2記載の無人掃除機における転
動体であって、内部に中空部分を備え、床面を転動する
ことを特徴とする。請求項9の駆動車は、請求項1記載
の無人掃除機における駆動車であって、転動体の内部に
収容され、その内面に沿って移動することを特徴とす
る。請求項10の駆動車は、請求項2記載の無人掃除機
における駆動車であって、内側転動体の内部に収容さ
れ、その内面に沿って移動することを特徴とする。
【0006】請求項1の発明によれば、駆動車が転動体
の中空部分を内面に沿って移動すると、全体の重心が移
動するので、重心の移動方向に向けて転動体が床面上を
転がる。このため、粘着層によって床面上のゴミを付着
させることができるから、床面上を掃除することができ
る。よって、人手を必要とせず、床面を無人で自動的に
掃除することができる。請求項2の発明によれば、駆動
車が転動体の中空部分を内面に沿って移動すると、全体
の重心が移動するので、重心の移動方向に向けて転動体
が床面上を転がる。このため、粘着層によって床面上の
ゴミを付着させることができるから、床面上を掃除する
ことができる。よって、人手を必要とせず、床面を無人
で自動的に掃除することができる。さらに、内側転動体
の外面および内面が、いずれも球面状に形成されている
から、駆動車は内側転動体の中空部分の内面をどの向き
にも移動でき、転動体を水平面内全方位に転動させるこ
とができる。このため、床面を水平面内全方位から掃除
することができる。しかも、粘着面積が広くなるので、
広い面積部分の床面を掃除することができる。請求項3
の発明によれば、転動体の外面および内面が、いずれも
球面状に形成されているから、駆動車は転動体の中空部
分の内面をどの向きにも移動でき、転動体を水平面内全
方位に転動させることができる。このため、床面を水平
面内全方位から掃除することができる。請求項4の発明
によれば、転動体は、その外側面が円周面状に形成され
ているから、粘着層を転動体の外側面に形成させやす
く、粘着層と床面との接着面積が広いので広範囲を掃除
できる。また、転動体の内側面が、外側面と同じく円周
面状に形成されているから、転動体の中空部分の内側面
を駆動車が移動すれば、転動体は床面上を転動するの
で、粘着層によって床面上のゴミを付着させることがで
きる。請求項5の発明によれば、転動体の外側面がテー
パ面状に形成されているから、粘着層を転動体の外側面
に形成させやすく、粘着層と床面との接着面積が広いの
で広範囲を掃除できる。また、扇状に移動するので、障
害物に引っ掛っても方向転換しやすく、障害物から抜け
出しやすい。さらに、転動体の内側面が、外側面と同じ
くテーパ面状に形成されているから、転動体の中空部分
の内側面を駆動車が移動すれば、転動体は床面上を転動
するので、粘着層によって床面上のゴミを付着させるこ
とができる。請求項6の発明によれば、転動体の外側面
がテーパ面状に形成されているから、粘着層を転動体の
外側面に形成させやすく、粘着層と床面との接着面積が
広いので広範囲を掃除できる。また、扇状に移動するの
で、障害物に引っ掛っても方向転換しやすく、障害物か
ら抜け出しやすい。さらに、転動体の内側面が、円周面
状に形成されているから、転動体の中空部分の内側面を
駆動車が移動すれば、転動体は床面上を転動するので、
粘着層によって床面上のゴミを付着させることができ
る。請求項7の発明によれば、駆動車の車輪のうち一の
みの車輪が、駆動輪であるから、障害物に衝突した場合
でも、駆動輪の駆動力によって、駆動車は進行方向を変
えることができるから、転動体は部屋の床面上を、転が
り続けることができる。よって、部屋の床面を無人で自
動的に、しかも広範囲に掃除することができる。請求項
8の発明によれば、内部に中空部分を備え、床面を転動
するから、無人掃除機の転動体として使用するのに好適
である。請求項9の発明によれば、転動体の内部に収容
され、その内面に沿って移動するから、無人掃除機の駆
動車として使用するのに好適である。請求項10の発明
によれば、内側転動体の内部に収容され、その内面に沿
って移動するから、無人掃除機の駆動車として使用する
のに好適である。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図1は本実施形態の無人掃除機1の
縦断面図である。同図に示すように、本実施形態の無人
掃除機1は、転動体10、駆動車20および粘着シート
30から構成されたものである。
【0008】まず、転動体10を説明する。転動体10
は、その外面が球面状に形成されているので、床面を転
動することができる。この転動体10は、内部に中空部
分を備えている。この転動体10の内面は、その外面と
同様に球面状に形成されている。この転動体10は一対
の半球体から構成されており、継目部分11g で合体・分
離できるようになっている。
【0009】つぎに、駆動車20を説明する。図2は駆
動車20の平面図である。図1〜2において、符号21
はフレームを示している。このフレーム21の前後に
は、前後一対の車軸22F 、22R がそれぞれ回転自在に取
り付けられている。車軸22F の両端には、左右一対の車
輪23、23が取り付けられているので、車軸22F がそ
の軸廻りに回転すると、左右一対の車輪23、23はい
ずれも回転する。
【0010】フレーム21にはモータ26が取り付けら
れている。モータ26の駆動力は、複数のギヤから構成
される伝達機構27を介して、前記車軸22R に伝達され
るようになっている。車軸22R の一端には、車輪23が
ベアリングを介して回転自在に取り付けられている。こ
のため、車軸22R が回転しても、車輪23は回転せずに
空転する。車軸22R の他端には、駆動輪24が取り付け
られている。このため、モータ26を駆動させると、駆
動輪24の駆動力によって、転動体10の中空部分の内
面に沿って、駆動車20を移動させることができる。
【0011】しかも、モータ26の駆動力は、4つの車
輪23,24のうち一の駆動輪24のみに伝達される。
このため、駆動しない車輪23を中心に駆動輪24が公
転するから、駆動車20の進行方向を変えることができ
る。
【0012】つぎに、粘着シート30を説明する。図3
は粘着シート30の断面模式図である。図1および図3
(A) に示すように、前記転動体10の外面には、粘着シ
ート30が貼付されている。この粘着シート30は、基
材31、接着層32および粘着層33から構成されたも
のである。基材31は、例えばゴムやアクリル製の薄材
等を使用しうる。この基材31の裏面には、接着層32
が形成されている。接着層32は、例えばゴムやアクリ
ル製の薄材等を使用しうる。この接着層32によって、
粘着シート30を転動体10の外面に確実に貼付するこ
とができる。前記基材31の表面には、粘着層33が形
成されている。粘着層33は、例えばゴムやアクリル製
の薄材等を使用しうる。この粘着層33によって、床面
上のゴミを付着することができ、床面上を掃除すること
ができる。
【0013】つぎに、本実施形態の無人掃除機1の作用
・効果を説明する。図4は本実施形態の無人掃除機1の
作用・効果説明図である。同図に示すように、駆動車2
0が転動体10の中空部分を内面に沿って移動すると、
全体の重心が移動するので、重心の移動方向に向けて転
動体10が床面上を転がる。このため、粘着層33によ
って床面上のゴミを付着させることができるから、床面
上を掃除することができる。よって、人手を必要とせ
ず、床面を無人で自動的に掃除することができる。
【0014】また、転動体10の外面および内面が、い
ずれも球面状に形成されているから、駆動車20は転動
体10の中空部分の内面をどの向きにも移動でき、転動
体10を水平面内全方位に転動させることができる。こ
のため、床面を水平面内全方位から掃除することができ
る。
【0015】さらに、駆動車20の車輪23、24のう
ち一のみの車輪が、駆動輪24であるであるから、障害
物に衝突した場合でも、駆動輪24の駆動力によって駆
動車20は、進行方向を変えることができるから、転動
体10は部屋の床面上を、転がり続けることができる。
よって、部屋の床面を無人で自動的に、しかも広範囲に
掃除することができる。
【0016】上記のごとく、本実施形態の無人掃除機1
によれば、人手を必要とせず、床面を無人で自動的に掃
除することができるという効果を奏する。
【0017】つぎに、第2実施形態の無人掃除機1Bを
説明する。図5は第2実施形態の無人掃除機1Bの概略
斜視図である。同図に示すように、第2実施形態の無人
掃除機1Bは、転動体10B 、駆動車20および粘着シー
ト30から構成されたものである。無人掃除機1Bの構
成要素のうち、駆動車20および粘着シート30は、前
記無人掃除機1の駆動車20および粘着シート30と実
質同様のものである。
【0018】そこで、転動体10B を説明する。転動体10
B は、円筒体の一方の開口部に底部12B が形成され、他
方の開口部に蓋13B が着脱自在に取り付けられたもので
ある。転動体10B は、その外側面が円周面状に形成され
ているから、床面を転動することができる。また、粘着
シート30を転動体10B の外側面に貼りやすいので、粘
着層33を転動体10B の外側面に形成させやすく、粘着
層33と粘着層と床面との接着面積が広いので広範囲を
掃除できる。さらに、転動体10B の内側面が外側面と同
じく円周面状に形成されているから、転動体10B の中空
部分の内側面を駆動車20が移動すれば、転動体は床面
上を転動するので、粘着層によって床面上のゴミを付着
させることができるという効果を奏する。
【0019】第2実施形態の無人掃除機1Bによれば、
本実施形態の無人掃除機1と同様に、人手を必要とせ
ず、床面を無人で自動的に掃除することができるという
効果を奏する。
【0020】つぎに、第3実施形態の無人掃除機1Cを
説明する。図5は第3実施形態の無人掃除機1Cの概略
斜視図である。同図に示すように、第3実施形態の無人
掃除機1Cは、転動体10C 、駆動車20および粘着シー
ト30から構成されたものである。無人掃除機1Cの構
成要素のうち、駆動車20および粘着シート30は、前
記無人掃除機1の駆動車20および粘着シート30と実
質同様のものである。
【0021】そこで、転動体10C を説明する。転動体10
C は、外周面および内周面がテーパ面状の筒体の一方の
開口部に底部12C が形成され、他方の開口部に蓋13C が
着脱自在に取り付けられたものである。転動体10C は、
その外側面がテーパ面状に形成されているから、床面を
転動することができる。また、粘着シート30を転動体
10C の外側面に貼りやすいので、粘着層33を転動体10
C の外側面に形成させやすく、粘着層33と床面との接
着面積が広いので広範囲を掃除できる。また、図7に示
すように、扇状に移動するので、障害物に引っ掛っても
方向転換しやすく、障害物から抜け出しやすい。さら
に、転動体10C の内側面が、外側面と同じくテーパ面状
に形成されているから、転動体10C の中空部分の内側面
を駆動車20が移動すれば、転動体10C は床面上を転動
するので粘着層33によって床面上のゴミを付着させる
ことができるという効果を奏する。なお、転動体10C の
内側面は円周面状に形成されていてもよい。
【0022】第3実施形態の無人掃除機1Cによれば、
本実施形態の無人掃除機1と同様に、人手を必要とせ
ず、床面を無人で自動的に掃除することができるという
効果を奏する。
【0023】つぎに、第4実施形態の無人掃除機1Dを
説明する。図8は第4実施形態の無人掃除機1Dの概略
斜視図である。同図に示すように、第4実施形態の無人
掃除機1Dは、内側転動体40、転動体10、駆動車2
0および粘着シート30から構成されたものである。第
4実施形態の無人掃除機1Dの構成要素のうち、転動体
10、駆動車20および粘着シート30は、前述の実施
形態の無人掃除機1における転動体10、駆動車20お
よび粘着シート30と実質同様のものである。
【0024】そこで、内側転動体40を説明する。内側
転動体40は、外側面および内側面がテーパ面状に形成
されたものである。なお、内側転動体40の外側面や内
側面は、円周面状に形成されていてもよい。
【0025】この内側転動体40の中空部分には、球状
の転動体10が入れられており、転動体10の内部に
は、駆動車20が収容されている。そして、内側転動体
40の外側面には、粘着シート30が貼付されている。
【0026】第4実施形態の無人掃除機1Dによれば、
本実施形態の無人掃除機1と同様に、人手を必要とせ
ず、床面を無人で自動的に掃除することができるという
効果を奏する。さらに、内側転動体40の外面および内
面が、いずれも球面状に形成されているから、駆動車2
0は内側転動体40の中空部分の内面をどの向きにも移
動でき、転動体20を水平面内全方位に転動させること
ができる。このため、床面を水平面内全方位から掃除す
ることができる。しかも、粘着面積が広くなるので、広
い面積部分の床面を掃除することができるという効果を
奏する。
【0027】なお、第1〜4の実施形態の無人掃除機1
A〜Dにおける粘着シートは図3(A) の粘着シート30
だけでなく、図3(B) の粘着シート30B であってもよ
い。この粘着シート30B は、基材31の表裏面のそれぞ
れに粘着層33および剥離層34が設けられたシート材
であり、転動体10の表面に多重に巻いて重ね合わされ
たものである。前記剥離層34は、粘着層33に対して
剥離自在な層である。この場合、粘着層33にゴミが十
分に粘着した後に、その部分を切り取るだけで新しい粘
着層33を露出させることができるので利便性が高い。
特に図5〜6のように転動体10の表面が円周面状やテ
ーパ状のものに好適である。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、粘着層によっ
て床面上のゴミを付着させることができるから、床面上
を掃除することができる。よって、人手を必要とせず、
床面を無人で自動的に掃除することができる。請求項2
の発明によれば、粘着層によって床面上のゴミを付着さ
せることができるから、床面上を掃除することができ
る。よって、人手を必要とせず、床面を無人で自動的に
掃除することができる。さらに、内側転動体の外面およ
び内面が、いずれも球面状に形成されているから、駆動
車は内側転動体の中空部分の内面をどの向きにも移動で
き、転動体を水平面内全方位に転動させることができ
る。このため、床面を水平面内全方位から掃除すること
ができる。しかも、粘着面積が広くなるので、広い面積
部分の床面を掃除することができる。請求項3の発明に
よれば、駆動車は転動体の中空部分の内面をどの向きに
も移動でき、転動体を水平面内全方位に転動させること
ができる。このため、床面を水平面内全方位から掃除す
ることができる。請求項4の発明によれば、粘着層を転
動体の外側面に形成させやすく、粘着層と床面との接着
面積が広いので広範囲を掃除できる。また、転動体の中
空部分の内側面を駆動車が移動すれば、転動体は床面上
を転動するので、粘着層によって床面上のゴミを付着さ
せることができる。請求項5の発明によれば、粘着層を
転動体の外側面に形成させやすく、粘着層と床面との接
着面積が広いので広範囲を掃除できる。また、扇状に移
動するので、障害物に引っ掛っても方向転換しやすく、
障害物から抜け出しやすい。さらに、転動体の中空部分
の内側面を駆動車が移動すれば、転動体は床面上を転動
するので、粘着層によって床面上のゴミを付着させるこ
とができる。請求項6の発明によれば、粘着層を転動体
の外側面に形成させやすく、粘着層と床面との接着面積
が広いので広範囲を掃除できる。また、扇状に移動する
ので、障害物に引っ掛っても方向転換しやすく、障害物
から抜け出しやすい。さらに、転動体の中空部分の内側
面を駆動車が移動すれば、転動体は床面上を転動するの
で、粘着層によって床面上のゴミを付着させることがで
きる。請求項7の発明によれば、障害物に衝突した場合
でも、駆動輪の駆動力によって、駆動車は進行方向を変
えることができるから、転動体は部屋の床面上を、転が
り続けることができる。よって、部屋の床面を無人で自
動的に、しかも広範囲に掃除することができる。請求項
8の発明によれば、無人掃除機の転動体として使用する
のに好適である。請求項9の発明によれば、無人掃除機
の駆動車として使用するのに好適である。請求項10の
発明によれば、無人掃除機の駆動車として使用するのに
好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の無人掃除機1の縦断面図である。
【図2】駆動車20の平面図である。
【図3】粘着シート30の断面模式図である。
【図4】本実施形態の無人掃除機1の作用・効果説明図
である。
【図5】第2実施形態の無人掃除機1Bの概略斜視図で
ある。
【図6】第3実施形態の無人掃除機1Cの概略斜視図で
ある。
【図7】第3実施形態の無人掃除機1Cの作用・説明図
である。
【図8】第4実施形態の無人掃除機1Dの概略斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 無人掃除機 1B 無人掃除機 1C 無人掃除機 1D 無人掃除機 10 転動体 10B 転動体 10C 転動体 20 駆動車 24 駆動輪 30 粘着シート 33 粘着層 40 内側転動体

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に中空部分を備え、床面を転動しうる
    転動体と、該転動体の内部に収容され、その内面に沿っ
    て移動しうる駆動車と、前記転動体の外面に形成された
    粘着層とからなることを特徴とする無人掃除機。
  2. 【請求項2】内部に中空部分を備え、床面を転動しうる
    転動体と、該転動体の中空部分に入れられ、内部に中空
    部分を備え、外面および内面がいずれも球面状に形成さ
    れた内側転動体と、該内側転動体の内部に収容され、そ
    の内面に沿って移動しうる駆動車と、前記転動体の外面
    に形成された粘着層とからなることを特徴とする無人掃
    除機。
  3. 【請求項3】前記転動体の外面および内面が、いずれも
    球面状に形成されたことを特徴とする請求項1記載の無
    人掃除機。
  4. 【請求項4】前記転動体の外側面および内側面が、いず
    れも円周面状に形成されたことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の無人掃除機。
  5. 【請求項5】前記転動体の外側面および内側面が、いず
    れもテーパ面状に形成されたことを特徴とする請求項1
    または2記載の無人掃除機。
  6. 【請求項6】前記転動体の外側面が、テーパ面状に形成
    され、前記転動体の内側面が、円周面状に形成されたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の無人掃除機。
  7. 【請求項7】前記駆動車が、複数の車輪を備えており、
    該車輪のうち一のみの車輪が、駆動輪であることを特徴
    とする請求項1、2、3、4、5または6記載の無人掃
    除機。
  8. 【請求項8】請求項1または2記載の無人掃除機におけ
    る転動体であって、内部に中空部分を備え、床面を転動
    することを特徴とする転動体。
  9. 【請求項9】請求項1記載の無人掃除機における駆動車
    であって、転動体の内部に収容され、その内面に沿って
    移動することを特徴とする駆動車。
  10. 【請求項10】請求項2記載の無人掃除機における駆動
    車であって、内側転動体の内部に収容され、その内面に
    沿って移動することを特徴とする駆動車。
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