JP2002252771A - 画像データ圧縮伸長装置及び方法 - Google Patents

画像データ圧縮伸長装置及び方法

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JP2002252771A JP2001049972A JP2001049972A JP2002252771A JP 2002252771 A JP2002252771 A JP 2002252771A JP 2001049972 A JP2001049972 A JP 2001049972A JP 2001049972 A JP2001049972 A JP 2001049972A JP 2002252771 A JP2002252771 A JP 2002252771A
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Masaru Kawasaki
勝 川▲崎▼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮率を従来のものより大幅に上げることが
できる画像データ圧縮伸長装置及び方法を提供する。 【解決手段】 画像判定部1は画像データの対称性を判
定し、有効画像データのみ走査線圧縮部2に供給する。
対称性データ等の画像情報データは、画像情報レジスタ
4に書き込まれる。走査線圧縮部2は有効画像データの
走査線を圧縮する。比較部3は新規な走査線圧縮データ
LDのみ走査線圧縮データバッファ5に書き込み、参照
番号データRNoを参照番号データバッファ6に書き込
む。圧縮データ記憶部7には、画像情報データと走査線
圧縮データLDと参照番号データRNoよりなる圧縮デー
タが書き込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2値の画像データ
を圧縮し、圧縮した画像データを伸長する画像データ圧
縮伸長装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像データを伝送路にて伝送したり、メ
モリ等の記憶手段にて貯蔵する場合、データ量を削減す
るため、画像データを圧縮することがよく行われてい
る。2値画像の代表的なものとして、ファクシミリで伝
送される文書画像や、テレビジョンの映像に重畳するタ
イトル画像がある。これらの2値画像においても、画像
データの圧縮が行われることがある。
【0003】従来の2値の画像データの圧縮方法として
は、ランレングス法やTIFF(TaggedImage File Forma
t)法が知られている。ランレングス法は、同じデータ
が連続した場合、そのデータと連続回数とを出力する圧
縮方法である。なお、データが連続しない場合には、連
続回数を0とする。一方、TIFF法は、ランレングス法を
改良した方法であり、同じデータが連続した場合にはラ
ンレングス法と同様に処理し、連続しない場合には、連
続しなかったデータの出現回数と連続しないデータ群と
を出力する圧縮方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば、ビデオプリン
タでは、印刷する画像に種々の加工を施すため、種々の
2値画像を備えることが必要である。具体的には、人物
像を撮影した画像に縁取りのための2値画像を上書きす
ることが挙げられる。なお、この種の2値画像は、比較
的単純な形状である場合が多い。上述した従来の圧縮方
法では、比較的単純な形状の2値画像であっても、期待
するほどの圧縮率が得られないという問題点があった。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、圧縮率を従来のものより大幅に上げること
ができる画像データ圧縮伸長装置及び方法を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、(1)2次元の第1の領
域を有する2値の第1の画像データを圧縮する画像デー
タ圧縮装置において、前記第1の画像データの対称性に
応じて、前記第1の領域の一部の領域である第2の領域
を有する第2の画像データを所定の圧縮アルゴリズムに
より圧縮する圧縮手段を備えることを特徴とする画像デ
ータ圧縮装置を提供し、(2)2次元の第1の領域を有
する2値の第1の画像データを圧縮する画像データ圧縮
方法において、前記第1の画像データの対称性に応じ
て、前記第1の領域の一部の領域である第2の領域を有
する第2の画像データを所定の圧縮アルゴリズムにより
圧縮する圧縮ステップを含むことを特徴とする画像デー
タ圧縮方法を提供する。(3)2次元の第1の領域を有
する2値の第1の画像データの一部の領域である第2の
領域を有する第2の画像データを所定の圧縮アルゴリズ
ムにより圧縮した圧縮データを伸長して、前記第1の画
像データを復元する画像データ伸長装置であって、前記
圧縮データを前記所定の圧縮アルゴリズムに対応した伸
長アルゴリズムにより伸長して前記第2の画像データを
構成する第1の復元データを生成する第1の復元手段
と、前記第1の画像データの対称性に応じて、前記第1
の復元データを基にして前記第1の画像データを構成す
る第2の復元データを生成する第2の復元手段とを備え
ることを特徴とする画像データ伸長装置を提供し、
(4)2次元の第1の領域を有する2値の第1の画像デ
ータの一部の領域である第2の領域を有する第2の画像
データを所定の圧縮アルゴリズムにより圧縮した圧縮デ
ータを伸長して、前記第1の画像データを復元する画像
データ伸長方法であって、前記圧縮データを前記所定の
圧縮アルゴリズムに対応した伸長アルゴリズムにより伸
長して前記第2の画像データを構成する第1の復元デー
タを生成する第1の復元ステップと、前記第1の画像デ
ータの対称性に応じて、前記第1の復元データを基にし
て前記第1の画像データを構成する第2の復元データを
生成する第2の復元ステップとを含むことを特徴とする
画像データ伸長方法を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像データ圧縮伸
長装置及び方法について、添付図面を参照して説明す
る。図1は本発明の画像データ圧縮装置の一実施例を示
すブロック図、図2は2値の画像データの例を示す図、
図3は本発明の画像データ圧縮装置及び方法を説明する
ための図、図4は走査線圧縮データの一例を示す図、図
5は走査線圧縮データの具体例を示す図、図6は画像圧
縮データのファイル構造を示す図、図7は本発明の画像
データ圧縮装置の他の実施例を示す部分ブロック図、図
8は本発明の画像データ伸長装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
【0008】まず、本発明の画像データ圧縮装置及び方
法について説明する。図1において、圧縮の対象とされ
ている2値の画像データは、画像判定部1に入力され
る。画像判定部1は、入力された画像データの対称性を
判定する。画像データの対称性は、画素を左右及び上下
に比較することによって判定することができる。画像判
定部1は、また、後述する有効画像領域の画像情報(1
ライン当たりの画素数,ライン数,走査線の初期デー
タ)を検出する。
【0009】図2は、複数ラインよりなる2次元の2値
の画像データの例を示しており、斜線を付した部分は
黒、白抜き部分は白のデータである。図2において、
(A)は上下対象画像、(B)は左右対象画像、(C)
は上下左右対称画像、(D)は非対称画像の例を示して
いる。画像判定部1は、それぞれの対称性に応じて、実
際に圧縮する領域を決定し、その領域に含まれる画像デ
ータを有効画像データとして走査線圧縮部2に供給す
る。
【0010】このように、本発明は、画像データの対称
性を判定して、有効画像データのみを圧縮する。図2
(A),(B)の例では圧縮すべきデータ量は1/2と
なり、図2(C)の例では圧縮すべきデータ量は1/4
となる。なお、図2(D)のような非対称の画像は全領
域を圧縮する。画像判定部1が検出した有効画像領域の
ライン数と、1ライン当たりの画素数と、走査線(ライ
ン)の最初が黒か白かを示す初期データと、図2(A)
〜(C)のどの対称性であるか、あるいは、非対称であ
るかを示す対称性データを含む画像情報データは、画像
情報レジスタ4に入力され保持される。図1における回
路各部は制御部8によって制御される。
【0011】走査線圧縮部2は、次のようにして入力さ
れた有効画像データを圧縮する。一例として、図2
(A)の画像データを圧縮する場合について説明する。
走査線圧縮部2は、図3に示すように、入力された有効
画像データの上端から下端まで注目走査線を順次移動さ
せていき、それぞれの走査線毎のデータを、ランレング
ス法を応用したアルゴリズムにて圧縮していく。走査線
圧縮データLDは、一例として、図4に示すように、走
査線圧縮データ番号DNoと、走査線圧縮データ長Dl
と、初期データDiと、連続個数データDnとから構成
される。
【0012】走査線圧縮データLDの順に走査線圧縮デ
ータ番号を割り当てれば、走査線圧縮データ番号DNoは
省略可能であり、走査線の最初のデータが常に黒あるい
は白という条件であれば、走査線圧縮データLDとして
の初期データDiも省略可能である。図2に示す画像デ
ータは、走査線の最初のデータが常に黒であり、走査線
圧縮データLDは初期データDiを含む必要はない。よ
って、図4において走査線圧縮データLDとして必須の
ものは、走査線圧縮データ長Dlと連続個数データDn
である。以下説明する本実施例では、走査線圧縮データ
LDを、走査線圧縮データ長Dlと連続個数データDn
よりなるものとして説明する。
【0013】図3の例における走査線圧縮データLDに
ついて具体的に説明する。注目走査線が図3に示す位置
にあるとき、注目走査線のデータは、図5(A)に示す
ように、黒がn1個連続し、白がn2個連続し、黒がn
3個連続したものである。走査線圧縮部2は、図5
(A)のデータを圧縮して図5(B)に示す走査線圧縮
データLDとする。n1〜n3がそれぞれ256以内で
あれば、それぞれの個数を表すデータは1バイトでよ
い。よって、図5(A)に示すデータは、n1〜n3の
個数を3バイトで表すことができる。
【0014】1走査線当たりの画素数は予め分かってい
るので、n1とn2の個数が分かれば、n3を求めるこ
とができる。よって、n3の個数を表すデータ(最後の
連続個数データ)は不要となる。従って、連続個数デー
タDnとしては、n1の個数を示すn1−1とn2の個
数を示すn2−1なるデータでよく、n1,n2が25
6個以内の場合で2バイトのデータとなる。n1,n2
から1を減ずるのは、連続個数を0〜255で表すため
である。図5(B)に示すように、連続個数データDn
に連続個数データDnが2バイトであることを示す走査
線圧縮データ長Dlを加えることによって、図3に示す
注目走査線における走査線圧縮データLDとなる。
【0015】図示していないが、他の例として、注目走
査線のデータが、黒がn1個、白がn2個、黒がn3
個、白がn4個、黒がn5個連続したものであるとする
と、走査線圧縮データLDは、走査線圧縮データ長Dl
が4(バイト)、連続個数データDnがn1−1,n2
−1,n3−1,n4−1となる。この場合も、n1〜
n4の個数が256個以内の場合である。このように、
連続個数データDnは、それぞれの走査線に応じたバイ
ト数を有するものであり、その走査線の圧縮データが何
バイトであるかを示すのが走査線圧縮データ長Dlであ
る。走査線圧縮データ長Dlと連続個数データDnとが
分かれば、元の走査線データを復元することが可能であ
る。
【0016】なお、連続個数データDnの中に連続個数
が256個を超えるものがある場合には、全てを2バイ
トで表す。この場合、図5の例では、走査線圧縮データ
長Dlは4(バイト)となり、連続個数データDnを全
て3バイトで表した場合には、走査線圧縮データ長Dl
は6(バイト)となる。
【0017】以上のようにして圧縮された走査線圧縮デ
ータLDは、比較部3を介して走査線圧縮データバッフ
ァ5に書き込まれる。但し、走査線圧縮データバッファ
5には、全ての走査線の走査線圧縮データLDを書き込
むのではなく、走査線圧縮データLDとして同じデータ
が現れた場合には書き込まず、新規なデータが現れた場
合のみ書き込む。比較部3は、走査線圧縮部2より入力
された走査線圧縮データLDと走査線圧縮データバッフ
ァ5に書き込まれた走査線圧縮データLDとを比較し、
新規なデータのみ走査線圧縮データバッファ5に供給す
る。
【0018】比較部3は、走査線圧縮部2より走査線圧
縮データLDが入力され、既に書き込まれたデータとの
比較の結果に基づいて参照番号を付与し、参照番号デー
タバッファ6に入力する。比較部3は、新規な走査線圧
縮データLDに対しては参照番号を新たに付与し、既に
書き込まれたデータと同じデータが入力された場合に
は、その既に書き込まれたデータの参照番号を参照番号
データバッファ6に入力する。走査線圧縮データバッフ
ァ5に順に書き込む走査線圧縮データLDをLD1,L
D2,LD3…と呼ぶこととする。LD1,LD2,L
D3…は全て異なるデータである。参照番号データバッ
ファ6に書き込む参照番号データをRNoと呼ぶこととす
る。
【0019】図1の例では、参照番号データRNoは1,
1,2,3,3,4,3,3…となっているので、参照
番号1なる走査線圧縮データLD1が2本続けて発生
し、次に、参照番号2なる走査線圧縮データLD2が1
本発生し、参照番号3なる走査線圧縮データLD3が2
本続けて発生し、そして、参照番号4なる走査線圧縮デ
ータLD4が1本発生し、再び参照番号3なる走査線圧
縮データLD3が発生したことを意味している。参照番
号データRNoは、走査線圧縮データLD(LD1,LD
2,LD3…)を、有効画像領域を構成する2次元の領
域内でどのように配置するかを示すデータである。な
お、図1の参照番号データバッファ6に記載した参照番
号データRNoは単なる一例であり、図3の例でそのよう
な参照番号データとなることを意味するものではない。
【0020】以上のようにして全ての有効画像データの
圧縮が終了すると、画像情報レジスタ4の各画像情報デ
ータと、走査線圧縮データバッファ5に記憶された走査
線圧縮データLDと、参照番号データバッファ6に記憶
された参照番号データRNoは、圧縮データ記憶部7に入
力されて合成される。具体的には、圧縮データ記憶部7
に、画像情報データ及び走査線圧縮データLDが転送さ
れて書き込まれると共に、参照番号データRNoが走査線
圧縮データLDの後に続けて書き込まれる。これによ
り、図6に示すような画像圧縮データのファイルが生成
される。ヘッダには、上述した画像情報データが含まれ
ている。
【0021】以上のように、本発明の画像データ圧縮装
置及び方法によれば、圧縮の対象とされている2値の画
像データの対称性を考慮して圧縮するので、従来と比較
して圧縮率をさらに上げることができる。ビデオプリン
タ等の機器において、本発明の画像データ圧縮装置及び
方法によって圧縮した2値画像を用いる場合には、図6
に示す画像圧縮データのファイルを記憶させたROM等
のメモリを搭載すればよい。本発明を用いることにより
データ量を大幅に削減することができるので、メモリの
容量はさほど大きくならない。
【0022】図1に示す実施例は、圧縮の対象とされて
いる2値の画像データの対称性や1ライン当たりの画素
数等の画像を圧縮するのに必要となる画像情報を画像判
定部1によって判定し、有効画像データを自動的に走査
線圧縮部2に供給したり、画像情報データを画像情報レ
ジスタ4に供給するよう構成したものである。図7は他
の実施例であり、画像データの画像情報を予め指定し、
その指定に従って有効画像データを走査線圧縮部2に供
給したり、画像情報データを画像情報レジスタ4に供給
するよう構成した例である。なお、図7では図1と異な
る部分を中心に図示しており、共通部分の図示を省略し
ている。
【0023】図7においては、画像判定部1の代わりに
有効画像データ出力部1′を設けており、制御部8には
操作部9が接続されている。操作者が操作部9を操作し
て圧縮の対象とされている2値の画像データの対称性や
画素数等の画像情報を指定すると、対称性データは制御
部8を介して有効画像データ出力部1′及び画像情報レ
ジスタ4に入力される。有効画像データ出力部1′は、
入力された対称性データに基づいて、入力された画像デ
ータの一部もしくは全部である有効画像データを走査線
圧縮部2に供給する。他の構成や動作は図1と同じであ
り、その説明を省略する。
【0024】次に、以上のようにして生成した画像圧縮
データを伸長して、元の画像データを復元するための本
発明の画像データ伸長装置及び方法について説明する。
図8において、図6のようなファイル構造を有する圧縮
データは、まず、ヘッダ情報読み出し部11に入力され
る。ヘッダ情報読み出し部11は、圧縮データのヘッダ
を読み出す。ヘッダの画像情報データは画像情報レジス
タ14に記憶される。残りの走査線圧縮データLD(L
D1,LD2,LD3…)及び参照番号データRNoは、
走査線伸長部12に入力される。図8における回路各部
は制御部18によって制御される。
【0025】走査線伸長部12は、走査線圧縮データL
Dを伸長する。図6の例では、LD1〜LDmの伸長デ
ータ(走査線データ)が生成される。このとき、前述の
ように、走査線圧縮データLDは、走査線最後の連続個
数データを含んでいないので、走査線伸長部12は、画
像情報レジスタ14内の1ライン当たりの画素数を参照
して、走査線最後の連続個数データを生成し、また、初
期データを参照して、走査線のデータを復元する。走査
線伸長部12により復元された走査線の伸長データは走
査線伸長データバッファ15に入力されて記憶される。
参照番号データRNoは、参照番号データ読み出し部13
に入力されて読み出される。
【0026】データ再配置部16には、画像情報レジス
タ14に記憶された対称性データと、走査線伸長データ
バッファ15に記憶された走査線伸長データと、参照番
号データ読み出し部15によって読み出した参照番号デ
ータRNoが入力される。データ再配置部16は、走査線
伸長データと参照番号データRNoとを用いて有効画像デ
ータを復元すると共に、対称性データを用いて有効画像
データより元の画像データを復元する。復元された画像
データは復元画像記憶部17に記憶される。
【0027】具体的には、図2(A)の上下対象画像で
あれば有効画像データを上下に反転させたものを有効画
像データの下側に連結する。図2(B)の左右対象画像
であれば有効画像データを左右に反転させたものを有効
画像データの右側に連結する。図2(C)の上下左右対
象画像であれば有効画像データを左右及び上下に反転さ
せたものを有効画像データの右側及び下側に連結し、元
の画像データの中心点である有効画像データの右下角よ
り有効画像データを点対象にしたものを右下側に連結す
る。図2(D)の非対象画像であれば有効画像データが
そのまま元の画像データとなる。
【0028】データ再配置部16は、走査線伸長データ
バッファ15より入力される走査線伸長データと参照番
号データRNoとを用いて有効画像データ構成する第1の
復元データを生成する第1の復元手段である。データ再
配置部16は、また、対称性データが表す元の画像デー
タの対称性に応じて、第1の復元データ(復元した有効
画像データ)を基にして元の画像データ構成する第2の
復元データ(復元した元の画像データ)を生成する第2
の復元手段となっている。
【0029】なお、第1の復元データを完全に生成して
から第2の復元データを生成してもよいし、第1の復元
データを生成している途中で第2の復元データを生成し
てもよい。第1の復元データの生成タイミングと第2の
復元データの生成タイミングは別々であっても同時であ
ってもよい。
【0030】以上のようにして、本発明の画像データ伸
長装置及び方法によれば、本発明の画像データ圧縮装置
及び方法によって圧縮した画像データ(圧縮データ)を
元の画像データに復元することができる。ビデオプリン
タ等の機器において、本発明の画像データ圧縮装置及び
方法によって圧縮した2値画像を備える場合には、本発
明の画像データ伸長装置及び方法を用いることによっ
て、元の2値画像を復元することができ、印刷する画像
に加工を施すための画像として供することが可能とな
る。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の画
像データ圧縮伸長装置及び方法においては、元の画像デ
ータの対称性に応じて、元の画像データの一部の領域に
含まれる画像データを所定の圧縮アルゴリズムにより圧
縮し、その対称性に応じて、元の画像データを復元する
ようにしたので、圧縮率を従来のものより大幅に上げる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像データ圧縮装置の一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】2値の画像データの例を示す図である。
【図3】本発明の画像データ圧縮装置及び方法を説明す
るための図である。
【図4】走査線圧縮データの一例を示す図である。
【図5】走査線圧縮データの具体例を示す図である。
【図6】画像圧縮データのファイル構造を示す図であ
る。
【図7】本発明の画像データ圧縮装置の他の実施例を示
す部分ブロック図である。
【図8】本発明の画像データ伸長装置の一実施例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 画像判定部 1′ 有効画像データ出力部 2 走査線圧縮部 3 比較部 4,14 画像情報レジスタ 5 走査線圧縮データバッファ 6 参照番号データバッファ 7 圧縮データ記憶部 8,18 制御部 9 操作部 11 ヘッダ情報読み出し部 12 走査線伸長部 13 参照番号データ読み出し部 15 走査線伸長データバッファ 16 データ再配置部 17 復元画像記憶部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2次元の第1の領域を有する2値の第1の
    画像データを圧縮する画像データ圧縮装置において、 前記第1の画像データの対称性に応じて、前記第1の領
    域の一部の領域である第2の領域を有する第2の画像デ
    ータを所定の圧縮アルゴリズムにより圧縮する圧縮手段
    を備えることを特徴とする画像データ圧縮装置。
  2. 【請求項2】2次元の第1の領域を有する2値の第1の
    画像データを圧縮する画像データ圧縮方法において、 前記第1の画像データの対称性に応じて、前記第1の領
    域の一部の領域である第2の領域を有する第2の画像デ
    ータを所定の圧縮アルゴリズムにより圧縮する圧縮ステ
    ップを含むことを特徴とする画像データ圧縮方法。
  3. 【請求項3】2次元の第1の領域を有する2値の第1の
    画像データの一部の領域である第2の領域を有する第2
    の画像データを所定の圧縮アルゴリズムにより圧縮した
    圧縮データを伸長して、前記第1の画像データを復元す
    る画像データ伸長装置であって、 前記圧縮データを前記所定の圧縮アルゴリズムに対応し
    た伸長アルゴリズムにより伸長して前記第2の画像デー
    タを構成する第1の復元データを生成する第1の復元手
    段と、 前記第1の画像データの対称性に応じて、前記第1の復
    元データを基にして前記第1の画像データを構成する第
    2の復元データを生成する第2の復元手段とを備えるこ
    とを特徴とする画像データ伸長装置。
  4. 【請求項4】2次元の第1の領域を有する2値の第1の
    画像データの一部の領域である第2の領域を有する第2
    の画像データを所定の圧縮アルゴリズムにより圧縮した
    圧縮データを伸長して、前記第1の画像データを復元す
    る画像データ伸長方法であって、 前記圧縮データを前記所定の圧縮アルゴリズムに対応し
    た伸長アルゴリズムにより伸長して前記第2の画像デー
    タを構成する第1の復元データを生成する第1の復元ス
    テップと、 前記第1の画像データの対称性に応じて、前記第1の復
    元データを基にして前記第1の画像データを構成する第
    2の復元データを生成する第2の復元ステップとを含む
    ことを特徴とする画像データ伸長方法。
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