JP2002252619A - パケット通信装置 - Google Patents
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Abstract
方式において、伝送路状態が劣化してもシステム全体の
通信利用率(スループット)の低下を軽減する。 【解決手段】 複数の端末に複数のチャネルを再割りあ
てするときに、各端末において選択可能な全周波数チャ
ネルの受信SN比を示す表202において、各端末ごと
にその送信可能なチャネルの数(チャネルの選択自由
度)を示す評価207と、各チャネル毎に割り当て可能
な端末数(端末の選択自由度)を示す評価208を算出
し、各評価値が最小の端末とチャネルの組み合わせを優
先的に割り当てる。これにより、システム全体のスルー
プットを向上させることができる。
Description
のデータ伝送路を有するパケット通信システムにおい
て、前記端末とデータ伝送路との組み合わせを任意の時
間間隔で変更することができるパケット通信装置に関す
る。
アクセス方法の例を示す図である。ここでは、1つの基
地局と複数(≧1)の端末局からなる集中制御型システ
ムで、システム周波数帯域を複数の周波数チャネルに分
割し(FDMA)、各周波数チャネルをスロット毎に時
分割多重(TDMA)した場合の例を示している。ま
た、この例では、全チャネルをf1〜f4の4チャネル
とし、1つのユーザ端末に対して1つの周波数チャネル
が割り当て可能であるとする。図示するように、基地局
1109から各ユーザ端末1101〜1104に周波数
チャネルf1〜f4が割り当てられている。図におい
て、各端末に割り当てられたチャネルは☆印で示してい
る。各ユーザ端末1101〜1104は、基地局110
9から異なる伝搬環境に位置するため、フェージング状
態1105〜1108で示すように、それぞれが異なる
周波数フェージングパターンを周波数チャネルf1〜f
4に受けている。
と呼ぶ。)として、回線交換型アクセス制御の例を示
す。この方式では、各端末に割り当てられた周波数チャ
ネルは、情報伝送が終了するまで保持される。図12の
表1209は、図11に示した例における、ある時点で
の各ユーザ端末の受信レベルの状態(受信SN比)の一
例をまとめた表である。ユーザ端末1201〜1204
に対して周波数チャネル1205〜1208(f1〜f
4)が割り当てられている。ユーザ端末1201の周波
数チャネル1205のf1での受信SN比は4.4dB、
ユーザ端末1202の周波数チャネル1206のf2で
の受信SN比は11.0dB、ユーザ端末1203の周波
数チャネル1207のf3での受信SN比は11.5d
B、ユーザ端末1204の周波数チャネル1208のf
4での受信SN比は10.5dBであることを示してい
る。
9から送信した場合、誤り率(BitError Rate)10-3
を満たす所要品質(QoS)SN比を10dB以上とし、S
N比10dB以上の場合はパケット受信成功、SN比10
dB未満の場合は受信失敗であるとすると、図12の表1
209で網掛けで表示されているユーザ端末1201は
割り当てられた周波数チャネル1205のf1でのSN
比が4.4dBで所要品質を満足するためのSN比10dB
以上という条件を満たさない。この場合は、システムに
空きチャネルが無いため、ユーザ端末1201は受信状
態が回復して割り当てられた周波数チャネル1205の
f1が所要品質を満足するまで、パケットを送信するこ
とができない。よって、その時のスループット(送信成
功パケット数/送信可能パケット数)は3/4=0.7
5となる。もし空きチャネルがあれば、ユーザ端末12
01は図11の基地局1109に選択可能な周波数チャ
ネルの受信レベルを通知し、新たに割り当て可能な空き
チャネルの受信レベルが所要品質レベルを満足する場合
はチャネル割り当てを変更して送信することができる。
例2」と呼ぶ。)として、伝送路状態の変動に合わせて
伝送チャネルを適応的に切り替えるパケットアクセス制
御方式(ACS方式)について説明する(牟田修、赤岩
芳彦「周波数選択性フェージング下での適応チャネル選
択方式」電子情報通信学会論文誌B Vol.J82-b No.5pp.
991-1000、1999年5月)。この方式と前述した従来
方式例1との違いは、各ユーザ端末は、送信可能な全周
波数チャネルの受信SN比を計測して、基地局に送信を
行い、基地局側は、一定の時間間隔で通信品質の良いと
ころから順に再割り当てを行うことである。図13の表
1309は、前記図11に示した例における、ある時点
での各ユーザ端末の受信レベルの状態(受信SN比)の
一例をまとめた表である。ユーザ端末1301は、前回
のチャネル割り当てタイミングで、周波数チャネル13
05のf1を割り当て(☆印)されているが、割り当て
されていない周波数チャネル1306〜1308、すな
わちf2〜f4の受信SN比も測定して基地局に送信し
ている。他のユーザ端末1302〜1304も同様に、
周波数チャネル1305〜1308の受信SN比を測定
して基地局に送信しており、図13の表1309が得ら
れる。表1309中、所要品質レベル10dB以上を満足
しない部分は斜線で表示している。
い状態からユーザ端末−周波数チャネルの組み合わせを
ランクにして並べたものを図14の表1401に示す。
1402はランクを示し、1403はユーザ端末、14
04は周波数チャネル、1405は各端末で計測された
受信SN比を示す。この従来方式例2では、通信品質の
良いところから順に再割り当てを行うので、まず、最も
品質の良い組み合わせランク1のユーザ端末2と周波数
チャネルf3を選択する。1つの周波数チャネルに対し
てユーザ端末数は1つ割り当てが可能であるから、表1
401からユーザ端末2と周波数チャネルf3を選択
し、その組み合わせをランクから除外したものが図14
の表1406である。ランク1でユーザ端末2が選択さ
れたため、端末欄1408からユーザ端末2を含む組み
合わせであるランク9〜ランク11を除外し、またラン
ク1で周波数チャネルf3が選択されたので、周波数チ
ャネル欄1409から周波数チャネルf3を含む組み合
わせ、すなわち、ランク7、ランク8、ランク14を除
外する。表1406において、除外されたランクは網掛
け、選択されたランクはランクの数字を○で囲んで表記
している。
質の良い組み合わせの2つ目を選択すると、表1406
よりランク2の組み合わせである端末1と周波数チャネ
ルf4の組み合わせが選択できる。図15の表1501
に、ランク2の組み合わせを選択した後の様子を示す。
ランク2でユーザ端末1が選択されたため、図15の端
末欄1503からユーザ端末1を含む組み合わせである
ランク15、ランク16を除外し、またランク2で周波
数チャネルf4が選択されたので、周波数チャネル欄1
504から周波数チャネルf4を含む組み合わせ、ラン
ク5、ランク13をあらたに除外する。除外されたラン
クは網掛け、選択されたランクはランクの数字を○で囲
んで表示している。同様な処理を繰り返すと、図15の
表1506になり、選択組み合わせとしてランク1、
2、3、12の組み合わせが決定され、次回の再割り当
ての時間タイミングでユーザ端末と周波数チャネルの割
り当てを変更する。このとき選択組み合わせのランク
1、2、3、12の受信SN比は、すべて所要品質10
dB以上を満足するので、その時のスループット(送信成
功パケット数/送信可能パケット数)は4/4=1とな
る。このように、従来方式例1では送信不能であったユ
ーザ端末も、この従来方式例2では送信することが可能
となり、スループットを改善することができる。
合について説明する。図16の表1601は従来方式例
1の場合の各ユーザ端末の受信SN比の一例を示し、表
1611は従来方式例2の場合の各ユーザ端末の受信S
N比の一例を示している。図表の意味は、これまで説明
してきたことと同じで、所要品質10dB以上が有効チャ
ネルである。表1601の従来方式例1では、各々のユ
ーザ端末に割り当てられた周波数チャネルについてのみ
受信レベルを測定している。表1601の周波数チャネ
ル1603のf2は所要品質10dB以上を満たさないの
で網掛けで表記している。よって、従来方式例1の表1
601のスループット(送信成功パケット数/送信可能
パケット数)は3/4=0.75となる。
末が周波数チャネル1612のf1から周波数チャネル
1615のf4までの全周波数チャネルの受信SN比を
測定した結果である。表1611中、所要品質レベル1
0dB以上を満足しない部分は網掛けで表示している。網
掛けの部分が多く、前記図13に示した例と比較すると
平均SN比が劣化していることがわかる。ここで表16
11をもとに、受信品質レベルの良い状態からユーザ端
末−周波数チャネルの組み合わせをランクにして並べ、
これまで説明のように、最も所要品質の良い組み合わせ
のランクから順次選択した結果を図17の表1701に
示す。選択された組み合わせはランク欄1702から数
字の○で囲まれたもので、ランク1のユーザ端末3−周
波数チャネルf3、ランク3のユーザ端末4−周波数チ
ャネルf2、ランク5のユーザ端末1−周波数チャネル
f1、ランク14のユーザ端末2−周波数チャネルf
4、が選択されてその組み合わせで送信を行う。ここ
で、ランク14はS/N欄1705を参照すると、9.
2dBとなって、所要品質を満足しないため網掛けで表示
されている。よって、従来方式例2の表1611のスル
ープット(送信成功パケット数/送信可能パケット数)
は3/4=0.75となり、スループットの観点から見
ると、従来方式例1と比較して改善ができない場合があ
る。
できる場合について検討する。前記図16に示した表1
601と表1611の数値は同じとし、さらに、次の条
件を追加する。 追加条件:受信レベルが11dB以上の場合は、変調方式
(あるいは、データの符号化率)を変えて、送信データ
を1.25倍送信可能とする。すなわち、回線がすべて
11dB以上であれば、1回線につきデータを1.25倍
送信可能なので、最大で4×1.25=5スループット
の送信が可能になる。よって、受信レベル10dB以上で
11dB未満の場合は、送信量1、受信レベル11dB以上
の場合は送信量1.25とすると、表1601の従来方
式例1の総送信量は、1.25+0+1.25+1=
3.5となる。また表1611の従来方式例2の場合
は、図17の表1701で網掛けされていないランクを
選択すると総送信量は、1.25+1.25+1.25
+0=3.75となる。このように、従来方式例2は、
従来方式例1に比べて特性は改善されているが、もし回
線すべてに10dB以上、11dB未満の回線を割り当てる
ことが可能であれば、総送信量は1+1+1+1=4と
なり、より特性が改善できる可能性がある。
状態の変動に合わせて伝送チャネルを適応的に切り替え
る従来方式例2によれば、伝送チャネルを情報伝送が終
了するまで固定する従来方式例1の場合に比較して、ス
ループットを向上させることができる。しかしながら、
チャネルの再割り当てに際し、通信品質の良いところか
ら順に再割り当てを行っているため、各伝送チャネルの
通信品質レベルの平均値が低い場合には、必ずしもスル
ープットの向上を図ることができないという問題点があ
った。また、通信品質以外の伝送条件を追加した場合で
も、システム全体として、より効率を向上させることを
可能にする、柔軟な割り当て手段も求められている。
になされたもので、ユーザ端末が選択可能なチャネル数
が少ない場合でも効率的にユーザ端末−チャネル割り当
てを行いスループットを向上させることを目的とするも
のである。また本発明は、スループットが同じ場合、従
来方式と比較して必要な送信電力が少なくてすみシステ
ム全体の干渉を抑制することで、収容端末数を増加させ
る方式を提供することを目的としている。
に、請求項1に記載のパケット通信装置は、複数の端末
と複数のデータ伝送路を有するパケット通信システムに
用いられるパケット通信装置であって、前記複数の端末
と前記複数のデータ伝送路との組み合わせにつき、要求
される伝送条件に基づいて全てのデータ伝送路について
の有効利用度を評価する評価手段を有し、前記評価手段
による評価結果に基づき、前記複数の端末に対する前記
複数のデータ伝送路の組み合わせを、任意の時間間隔で
変更するようになされたものである。すなわち、複数の
端末と複数のデータ伝送路の組み合わせを選択するとき
に、任意の伝送条件、すなわち、データ伝送レート、符
号化率、電力制御、所要品質(QoS)などの条件に基づ
いて全データ伝送路についての有効利用度を評価して選
択することができる。これにより、所要品質を満足する
チャネル選択が可能であるにもかかわらず、端末がその
チャネルを選択できないといった場合を減少させること
が可能である。
は、請求項1に記載のパケット通信装置において、前記
評価手段は、選択可能な、前記複数の端末と前記複数の
データ伝送路の全ての組み合わせについて、それぞれの
場合における全データ伝送路についての有効利用度に対
する評価値を算出し、前記評価値が最大となる前記複数
の端末と前記複数のデータ伝送路の組み合わせを選択す
べき組み合わせとするものである。選択可能なすべての
端末とチャネルの組み合わせを、全データ伝送路につい
て有効利用度を算出するようにしているので、例えば、
評価値としてスループットを基準にした場合は、スルー
プットを最大にする組み合わせを選択することができ
る。候補が複数ある場合は、その候補の中で平均受信S
N比を求め、最も状態のよい端末−チャネルを選択する
ことも可能になる。
置は、請求項1に記載のパケット通信装置において、前
記評価手段は、前記各端末についてのデータ伝送路の選
択自由度と、前記各データ伝送路についての端末の選択
自由度を評価値とし、前記データ伝送路の選択自由度が
最小の端末と、前記端末の選択自由度が最小のデータ伝
送路の組み合わせを優先して、順次、前記端末に対する
データ伝送路の組み合わせを割り当てていくものであ
る。端末とデータ伝送路のそれぞれの選択自由度を評価
値とし、選択自由度が最小の端末と最小のデータ伝送路
の組み合わせから順次割り当てていくため、少ない手順
で検索することが可能となる。
信装置は、請求項1〜3に記載のパケット通信装置にお
いて、前記データ伝送路は、タイムスロット、拡散符号
あるいは周波数チャネルのいずれか1つ、または複数を
組み合わせて構成されているものである。これにより、
タイムスロット、拡散符号、あるいは、周波数チャネル
などのデータチャネルを通信品質の時間変化に基づいて
複数の端末に割り当てることで、送信効率の向上を図る
ことが可能となる。
における各端末に対するデータ伝送路割り当ての第1の
実施の形態について、図1を参照して説明する。この実
施の形態では、前記複数の端末と前記複数のデータ伝送
路の全ての組み合わせについて、要求される伝送条件か
らシステム全体としての有効利用度を評価し、全数探索
を行うことによって割り当てを決定する。例として、各
ユーザ端末の受信SN比が、既に説明した図16の従来
方式例2の表1611に示した値である場合を考える。
前記従来方式例2では図17の表1701に示すような
割り当てをおこなっている。本発明のこの実施の形態で
は、図1の表101に示すようにすべての端末とチャネ
ルの割り当ての組み合わせパターンを算出する。例え
ば、欄102のパターン1は、端末1にチャネルf1、
端末2にチャネルf2、端末3にチャネルf3、端末4
にチャネルf4を割り当てる場合を示している。パター
ンの総数は4!=24通りである。次に、表101に対
応した各チャネルの受信レベル表をまとめたのが表11
1である。ここで所要品質を満足しない10dB未満のチ
ャネルは網掛けで表示している。この各パターンの中
で、10dB以上の回線がいくつ確保できたかを計算した
結果が表111の欄117の評価(回線数)である。
例えば、パターン1の場合は、端末1と端末3と端末4
が所要品質を満足するので回線数は3である。表111
の欄117評価(回線数)で最も数値の高いものはパ
ターン4とパターン23の2つである。このように評価
値が等しいときは、番号の若い方を優先するものとする
と、ここではパターン番号の小さいパターン4を選択割
り当てとして決定する。これによって、スループット
(送信成功パケット数/送信可能パケット数)は4/4
=1となり、従来方式例2と比較して改善していること
がわかる。
以上は送信1.25倍)がある場合を考えてみると、欄
118評価として総送信量を計算する。ここでは、全
てのパターンについて総送信量を計算しているが、前述
の欄117の評価の後、その評価値が最も高いパター
ン4とパターン24の総送信量のみを算出するようにし
ても良い。この例では、評価の最大値はパターン4の
4.75である。そこで、このパターン4を選択するも
のとする。この結果は、前述した従来方式例2の場合と
比較して改善している。このように、目的によって、評
価値基準を追加したり、変更したり、あるいは組み合わ
せることにより、システム全体として最適な状態で回線
を利用することができる。
い、本発明の第2の実施の形態について説明する。ま
ず、図2を参照しつつ、この第2の実施の形態のアルゴ
リズムの説明を従来方式例2と比較して述べる。図2の
表201に、前記図16に示した従来方式例2の表を再
掲する。また、表202は本発明の第2の実施の形態に
よる処理方法を示す表である。ここで、表202と表2
01とを比較すると、本実施の形態と従来方式例2との
相違点は評価列207と評価行208を追加している点
である。ここで評価列207とは、各端末が送信可能な
(所要品質10dB以上を満たす)周波数チャネルがいく
つあるかを各端末毎に計算したものである。例えば、端
末1は周波数チャネルf1の203〜f4の206のう
ち所要品質10dB以上を満たすチャネルはf1、f3、
f4の3チャネルなので評価3、端末2は周波数チャネ
ルf1の203〜f4の206のうち所要品質10dB以
上を満たすチャネルはf3の1チャネルなので評価1、
同様に端末3は評価3、端末4は評価3となる。すなわ
ち、評価列207には、各端末についてのデータ伝送路
の選択自由度が示されている。次に、前記評価行208
とは、各周波数チャネルが割り当て可能(所要品質10
dB以上を満たす)な端末がいくつあるかを各周波数チャ
ネル毎に計算したものである。例えば、周波数チャネル
f1で割り当て可能端末は、端末1、端末3、端末4の
3つの端末なので評価3、周波数チャネルf2で割り当
て可能端末は、端末4の1つの端末なので評価1、同様
に周波数チャネルf3は評価3、周波数チャネルf4は
評価3となっている。すなわち、評価行208には、各
データ伝送路についての端末の選択自由度が示されてい
る。
の最も小さいものから割り当てをおこなう。評価値が同
じ場合は、端末側の評価、すなわち評価列207を優先
するものとする。この例では、評価値の最も低い組み合
わせは、評価列207では端末2で評価値は1、評価行
208では周波数チャネルf2で評価が1であるが、評
価列207を優先するので、評価列の端末2を選択す
る。この端末2で選択できる周波数チャネルがf3しか
ないのでf3を割り当てる。割り当てが完了した端末2
と周波数チャネルf3を除いたものを図3の表301に
示す。端末2の行と周波数チャネルf3の部分は選択で
きない(割り当て完了)ので網掛けで示す。そして、再
度、評価を行う。
端末1で割り当て可能な周波数チャネルはf1とf4の
2チャネルなので評価2、端末3は評価2、端末4は評
価3となる。同様に、評価行307は、周波数チャネル
f1に割り当て可能な端末は端末1、端末3、端末4の
3端末なので評価3、周波数チャネルf2は評価1、周
波数チャネルf4は評価3となる。評価列306、評価
行307で最も評価値が低いものは周波数f2の評価1
なのでこれを2番目に割り当てる。周波数f2で割り当
て可能なのは端末4のみなので、端末4を割りあてる。
今割り当てた端末4と周波数チャネルf2を除いて、同
様に評価値を求めたものが、図3の表308である。評
価の方法は、これまで説明した通りである。表308の
評価列313と評価行314で最も低い評価値は2で複
数の候補がある。この場合は評価列313を優先し、か
つ番号の若い端末からわりあてることにすると、端末1
の周波数チャネルf1(f4より番号が若い)を割り当
てる。
とを除くと、最終割り当ては、図4の表401となる。
よって端末3と周波数チャネルf4を割り当てる。選択
されたユーザ端末と周波数チャネルとその時のSN比を
まとめると表407となる。このように、本発明のこの
実施の形態によれば、すべてが所要品質10dB以上を割
り当てることができ、スループット(送信成功パケット
数/送信可能パケット数)は4/4=1となり、受信レ
ベルの平均値が低く従来方式例2で改善できなかった場
合でも効果を期待できる。
CDMA方式に適用した実施の形態について、図5を参
照して説明する。この場合には、サブキャリアを複数の
セグメントに分割して、各セグメントごとにユーザに割
り当てる構成とし、各セグメントを前述した周波数チャ
ネルと同様に取り扱えばよい。図5において、501は
MC−CDMA方式のセグメント分割の一例を示してい
る。ここでは、502のセグメント1から503のセグ
メント8までの8つのセグメントに分割している。図
中、504はUser1のフェージング状態、505はUser
2のフェージング状態の例を示し、このように各ユーザ
毎に異なるフェージング状態となる。表507は、ある
時点における各ユーザ毎の各セグメントのSN比を示す
表である。ここでは変調方式QPSKにおいて伝送誤り
率10-3を満たす所要SN比を10dBとし10dB以上で
あれば送信(受信成功)、それ以下であれば送信しない
(受信失敗)ものとする。この表507に、前記図2の
表202に示したような評価列と評価行を付加して、前
述した第2の実施の形態と同様に処理を行えばよい。
ることのできる本発明のパケット通信装置の構成につい
て説明する。図6は移動機の構成の一例を示すブロック
図である。送信データ601は、制御部602を介して
送信用ベースバンド部603に送られ、パケットデータ
とされて送信部604を介してアンテナから送信され
る。基地局から受信した信号は受信部605によりベー
スバンド信号に変換され、受信用ベースバンド部60
6、制御部602を介して入力データ601とされる。
前記受信部605には受信レベル測定部607が接続さ
れており、この受信レベル測定部607により、この移
動機が選択可能な全てのチャネルについてその受信レベ
ル(受信SN比)を観測する。この観測結果は前記制御
部602に供給され、チャネル情報として前記送信デー
タ(データ情報)とともに基地局へ送信される。
ク図である。各移動機(ユーザ端末)から送られたデー
タ情報とチャネル情報は、受信部701を介してベース
バンド部702でベースバンド信号に変換されて、デー
タ分割器703で、各ユーザ対応に分割される。各ユー
ザ端末毎のデータ情報(704)は、それぞれ対応する
チャネルデータとされ、制御部707に供給される。ま
た、各ユーザ端末からの観測データであるチャネル情報
(705)は割り当て評価回路706に供給される。割
り当て評価回路706からの割り当て結果は制御部70
7へ通知され、各ユーザ端末へのデータ送信時に、次の
端末−チャネル割り当てをベースバンド部709から送
信部710を経て各端末へ送信する。この端末−チャネ
ル割り当てを受信した前記各移動機は、その次のパケッ
ト送信時には割り当てられたチャネルを使用してそのデ
ータを送信することとなる。なお、このチャネル再割り
当てのタイミングとしては、スロット単位であってもよ
いし、あるいは、複数スロット単位であっても良く、任
意の時間間隔とすることができる。ただし、前記フェー
ジング周期よりも短い時間間隔であることが望ましい。
6における処理の流れを示すフローチャートである。こ
こでは、前記第2の実施の形態として説明した選択自由
度を評価値とするアルゴリズムを用いるものとする。8
01で各端末の各チャネルの受信レベルを取得し、それ
をもとに802で端末−チャネル受信レベル表を作成す
る(図5の表507に相当)。次に、端末のチャネル割
り当て自由度算出処理803で各端末毎にそのチャネル
割り当て自由度の算出を行い、最小値選択処理804で
Aを算出する。すなわち、作成した端末−チャネル受信
レベル表から、各端末ごとに割り当て可能なチャネル数
(各端末についてのデータ伝送路の選択自由度)を算出
し、その最小値Aを求める。同様にチャネルの側から見
た端末の割り当て自由度の算出をチャネルの端末割り当
て自由度算出処理805で行い、最小値選択処理806
でBを算出する。最小値選択処理807では、前記最小
値選択処理804および805それぞれから求めたA、
Bの最小値Mを算出する。ここで、M=Aならば、最小
値探索処理808で、最小値Mをもつチャネル候補の中
から、チャネルの端末の割り当て自由度を比較して最小
値aを探索する。
たときは、表901において、評価902(端末のチャ
ネル割り当て自由度)と評価903(チャネルの端末割
り当て自由度)の最小値は2で、904で示された端末
1が対象である。候補のチャネルは、905で示された
チャネルf1とf2である。ここで、チャネルf1、f
2の評価903(チャネルの端末割り当て自由度)は、
f1は4で、f2は3である。よって評価値の低いf2
が選択され、a=3、すなわち端末1−f2の組み合わ
せが候補となる。もし、903の評価も同じ場合には、
結果を一意にするため、チャネル番号の小さいものを割
り当てる。また、M=Bならば最小値探索809で、最
小値Mをもつ端末候補の中から、端末のチャネルの割り
当て自由度の最小値bを探索する。さらに、M=A=B
ならば、最小値探索処理808と809の両方をおこな
う必要がある。
のうち小さい値をもつ端末―チャネルの組み合わせの1
つを決定する。そして、811において、すべての端末
について割り当てが終了したか否かを判定し、終了した
場合は、端末−チャネル割り当て処理813で端末−チ
ャネル割り当て表(図4の表407に相当)を作成して
終了し、図7の制御部707から各端末へ送信される。
割り当てが残っていた場合には、決定された端末−チャ
ネルの組み合わせを除いて、端末のチャネル割り当て自
由度算出処理803とチャネルの端末割り当て自由度算
出処理805から繰り返しおこなう。
で、評価が同じ場合には、結果を一意にするために、チ
ャネル番号、あるいは端末番号の小さいものを候補とす
る。また、804や806で、ともに最小値が選択でき
ない場合は、どのような端末とチャネルの組み合わせを
おこなっても送信不可の状態を示す。その場合は、81
3の手順に飛んで、その時点で既に決定された端末−チ
ャネルの組み合わせのみの割り当て表を作成して終了す
る。なお、残りの端末−チャネル組み合わせを適当にお
こなって送信する方法もあるが、送信失敗が予め判って
いるので、無線区間に余分な干渉を発生させないため
に、本アルゴリズムでは無理に組み合わせを行わないよ
うにしている。なお、以上においては、第2の実施の形
態として説明したアルゴリズムの場合について説明した
が、全数探索を行うアルゴリズムについても同様に行う
ことができる。
ト(送信パケット数/全セグメント数)特性を示す図で
あり、□は本発明の第2の実施の形態のアルゴリズムを
採用した場合、△は従来方式例2(ACS方式)の場合
を示している。シミュレーション条件は、8ユーザ8セ
グメント(1ユーザ1セグメントの割り当て)下りリン
クの条件で評価を行った。基地局からの送信電力は一定
で各ユーザの平均SN比は等しいものとし、また各ユー
ザはすべてのセグメントのSN比を計測後、上り回線で
その受信状態を基地局に正確に通知できるものとした。
さらに各セグメント間のSN比は無相関で、レイリーフ
ェージングの影響を受けるものとした。図10のシミュ
レーション結果から明らかなように、本発明の第2の実
施の形態が従来方式例2より優れたパケット廃棄率特性
を示すことが判る。特に、平均受信SN比が10dBのと
き、最大15.6%(=第2の実施の形態のスループッ
ト/従来方式例2のスループット)の特性改善となっ
た。
るデータ伝送路(チャネル)が周波数チャネルである場
合を例にとって説明したが、TDMAにおけるタイムス
ロット、CDMAにおける拡散符号を各端末に割り当て
る場合にも、全く同様に適用することができる。また、
周波数チャネル、タイムスロット、拡散符号の2以上の
ものを組み合わせて端末に割り当てる場合にも、同様に
適用することができる。
複数の伝送路がフェージングを受けて劣化した場合、す
べて伝送路が劣化することは少なく、いくつかの良い
(所要品質を満足する)伝送路をシステム全体で各端末
に割り当てることで、スループットの高効率化がはかれ
る。また、本発明では、システムの評価を複数組み合わ
せることで、スループットの高く、かつ伝送路品質の最
も良い組み合わせを選択できることで、伝送路品質の向
上ができる。さらに、本発明では、従来方式と比較し
て、スループットが同じ場合は、全体の平均受信SN比
が低い、すなわち、送信電力が低いところでも同じスル
ープットが得られるため、マルチセルの場合、他セルへ
の干渉を抑えることができるため、システム全体の収容
端末数が増加するという効果もある。
送路の組み合わせの全数探索による割り当て手順を説明
するための図である。
評価方法について説明するための図である。
(その1)である。
(その2)である。
説明するための図である。
ムを示すフローチャートである。
た図である。
る。
の例を示す図である。
するための図である。
めの図である。
するための図(その1)である。
するための図(その2)である。
従来方式例2について説明するための図である。
を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の端末と複数のデータ伝送路を有す
るパケット通信システムに用いられるパケット通信装置
であって、 前記複数の端末と前記複数のデータ伝送路との組み合わ
せにつき、要求される伝送条件に基づいて全てのデータ
伝送路についての有効利用度を評価する評価手段を有
し、 前記評価手段による評価結果に基づき、前記複数の端末
に対する前記複数のデータ伝送路の組み合わせを、任意
の時間間隔で変更するようになされたことを特徴とする
パケット通信装置。 - 【請求項2】 前記評価手段は、選択可能な、前記複数
の端末と前記複数のデータ伝送路の全ての組み合わせに
ついて、それぞれの場合における全データ伝送路につい
ての有効利用度に対する評価値を算出し、前記評価値が
最大となる前記複数の端末と前記複数のデータ伝送路の
組み合わせを選択すべき組み合わせとするものであるこ
とを特徴とする請求項1に記載のパケット通信装置。 - 【請求項3】 前記評価手段は、前記各端末についての
データ伝送路の選択自由度と、前記各データ伝送路につ
いての端末の選択自由度を評価値とし、前記データ伝送
路の選択自由度が最小の端末と、前記端末の選択自由度
が最小のデータ伝送路の組み合わせを優先して、順次、
前記端末に対するデータ伝送路の組み合わせを割り当て
ていくものであることを特徴とする請求項1に記載のパ
ケット通信装置。 - 【請求項4】 前記データ伝送路は、タイムスロット、
拡散符号あるいは周波数チャネルのいずれか1つ、また
は複数を組み合わせて構成されていることを特徴とする
請求項1〜3のいずれかに記載のパケット通信装置。
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