JP2003069618A - パケット通信装置 - Google Patents

パケット通信装置

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JP2003069618A
JP2003069618A JP2001256173A JP2001256173A JP2003069618A JP 2003069618 A JP2003069618 A JP 2003069618A JP 2001256173 A JP2001256173 A JP 2001256173A JP 2001256173 A JP2001256173 A JP 2001256173A JP 2003069618 A JP2003069618 A JP 2003069618A
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Munehiro Ura
宗博 宇良
Yoshitaka Hara
嘉孝 原
Yukihide Kamio
享秀 神尾
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YRP Mobile Telecommunications Key Technology Research Laboratories Co Ltd
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YRP Mobile Telecommunications Key Technology Research Laboratories Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の端末が複数の伝送路を選択できる通信
方式において、伝送路状態が劣化してもシステム全体の
パケット廃棄率の低下を軽減する。 【解決手段】 基地局はパケット送信要求を有する複数
の端末から通知される選択可能なチャネルの受信S/N
値とそのパケットのパケットタイムアウトスロット値P
tに基づき、所要品質を満たすチャネルについて、その
チャネルの割り当て不可率Ecを求め、これに基づいて
各端末の割り当て不可率Uを算出する。算出した端末の
割り当て不可率Uにパケットタイムアウトスロット値P
tに基づく係数Dを乗算し、有効利用度U×Dの値が最
も大きい端末を選択し、該端末が選択可能なチャネルの
うち最もEc値が大きいチャネルをその端末に割り当て
る。以下、同様の手順で、複数端末と複数伝送路の組み
合わせを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の端末と複数
のデータ伝送路を有するパケット通信システムにおい
て、前記端末とデータ伝送路の組み合わせを変更するこ
とができるパケット通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、無線通信回線での基地局へのア
クセス方法の例を示す図である。ここでは、1つの基地
局と複数(≧1)の端末局からなる集中制御型システム
で、システム周波数帯域を複数の周波数チャネルに分割
し(FDMA)、各周波数チャネルをスロット毎に時分
割多重(TDMA)した場合の例を示している。また、
この図では全チャネルをf1〜f4の4チャネルとし、
1つのユーザ端末に対して1つの周波数チャネルが割り
当て可能であるとする。図示するように、基地局209
から各ユーザ端末201〜204に周波数チャネルf1
〜f4が割り当てられている。図において、各端末に割
り当てられたチャネルは☆印で示している。各ユーザ端
末201〜204は、基地局209から異なる伝搬環境
に位置するため、フェージング状態205〜208で示
すように、それぞれが異なる周波数フェージングパター
ンを周波数チャネルf1〜f4に受けている。
【0003】このようなシステムにおけるチャネル割当
て方式の第1の従来技術(以下、「従来方式1」とい
う。)として、回線交換型アクセス制御がある。この方
式では、各端末に割り当てられた周波数チャネルは、情
報伝送が終了するまで保持される。図8の表309は、
図7に示した例におけるある時点での各ユーザ端末の受
信レベルの状態(受信SN比)の一例をまとめた表であ
る。ユーザ端末301〜304に対して周波数チャネル
305〜308(f1〜f4)が割り当てられている。
ユーザ端末301の周波数チャネル305のf1での受
信SN比は4.4dB、ユーザ端末302の周波数チャネル
306のf2での受信SN比は11.0dB、ユーザ端末30
3の周波数チャネル307のf3での受信SN比は11.5
dB、ユーザ端末304の周波数チャネル308のf4で
の受信SN比は10.5dBであることを示している。
【0004】ここで、QPSKで図7の基地局209か
ら送信した場合、誤り率(Bit Error Rate)10−3
を満たす所要品質(QoS)SN比を10dB以上とし、S
N比10dB以上の場合はパケット受信成功、SN比10
dB未満の場合は受信失敗とすると、図8の表309で網
掛けで表示されているユーザ端末301は割り当てられ
た周波数チャネル305のf1でのSN比が4.4dBで所
要品質を満足するためのSN比10dB以上を満たさな
い。この場合は、システムに空きチャネルが無いため、
ユーザ端末301は受信状態が回復して割り当てられた
周波数チャネル305のf1が所要品質を満足するま
で、パケットを送信することができない。よってその時
のスループット(送信成功パケット数/送信可能パケッ
ト数)は3/4=0.75となる。もし空きチャネルが
あれば、ユーザ端末301は図7の基地局209に選択
可能な周波数チャネルの受信レベルを通知し、新たに割
り当て可能な空きチャネルの受信レベルが所要品質レベ
ルを満足する場合はチャネル割り当てを変更して送信す
ることができる。
【0005】このような問題を解決するために、伝送路
状態を観測し、複数のチャネルのうち伝送路状態の良好
なチャネルから順次選択して割り当てをする適応チャネ
ル選択方式(ACS:Adaptive Channel Selection)が
提案されている(牟田修、赤岩芳彦「周波数選択性フェ
ージング下での適応チャネル選択方式」電子情報通信学
会論文誌B Vol.J82-b No.5 pp.991-1000、1999年
5月)。このACS方式と前述した従来方式1との違い
は、各ユーザ端末は、送信可能な全周波数チャネルの受
信SN比を計測して、基地局に送信を行い、基地局側
は、一定の時間間隔で通信品質の良いところから順に再
割り当てを行うことである。これにより、従来方式1で
は送信不能であった端末も送信することが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、パケットはフ
レーム時間間隔毎に送出されるが、送信するデータの種
類によっては送信できる通信状況になるまで送信を数ス
ロットタイミング待つことができる。例えば、音声のよ
うな即時性の高いデータはその直近にある送出フレーム
タイミングで送出されることが必要であるが、メールや
静止画像等の即時性を必要としないパケットデータの送
出には、許容遅延時間があるのが普通である。この遅延
可能な送出フレームタイミング間隔の数をパケットタイ
ムアウトスロット(Pt)と呼ぶことにする。パケット
タイムアウトスロット値は通常0以上の正の整数値をと
る。音声のような即時性の高いデータのPt値は0で、
その直近にある送出フレームタイミングで送出されなけ
れば、通常廃棄される。一方、即時性を必要としないデ
ータの場合には、Pt値を1以上の整数値とし、フレー
ムタイミングが経過するごとにその値を1ずつ減算し
て、Pt=0となるまでの間に送信されなかったときに
廃棄するようにする。
【0007】上述した適応チャネル選択方式をこのよう
なパケット送信に許容遅延時間がある場合に適用するこ
とが考えられる。そのとき、チャネル選択のアルゴリズ
ムとして次の2通りが考えられる。第1は、前記Pt値
が小さいパケットの送信要求を優先し、その中からS/
N値の高い順に割り当てを行う方法であり、第2は、全
てのパケット送信要求の中からS/N値の高い順に割り
当てを行う方法である。なお、便宜上、上記第1のアル
ゴリズムを「従来方式2」、第2のアルゴリズムを「従
来方式2」とよぶこととする。
【0008】図9に、許容遅延時間があるパケットの発
生状態の一例を示す。表401は4つのチャネル(チャ
ネル1〜チャネル4)に10個の端末(端末1〜端末1
0)が存在する場合において、ある時点でのパケット送
信要求を有する端末における各チャネルの受信S/N値
の例を示している。パケット送信要求のある端末は、選
択可能なチャネルのS/Nを測定し、基地局に送信す
る。基地局では、パケット送信要求Rqがある端末から
送られてきたS/N値とPt値の情報を受信し、表40
1を作成する。ここでは、図中402で示すように、1
0個の端末のうち端末1、2、8にパケット送信要求R
qがあるものとし、403で示すようにその時のパケッ
トタイムアウトスロット値(Pt)はここでは一律Pt=
3であるとする。パケット送信要求Rqがある端末の情
報は、図中404で示すように、送信待ちバッファに送
られる。Pt値はフレームタイミングで送信ができない
毎に1ずつ減少し、Pt=0となるまで送信チャンスを
待つことになる。Pt=0でも送信ができない場合は、
そのパケットは廃棄される。
【0009】前記第1の方法(従来方式2)について説
明する。図10は、ある時点における前記送信待ちバッ
ファの状態の一例を示す図である。表501で示す送信
待ちバッファにはパケット送信要求Rqがある端末の情
報(各チャネルの受信S/N値およびPt値)が書き込
まれており、全体はPt値の小さい順に並んでいる。こ
こで、前記図9に示した新規要求は表の末尾502に追
加される。各S/N値はそのフレーム単位でのチャネル
の状態を表わしている。基地局は、この送信待ちバッフ
ァを使用してチャネル割り当てを行う。まず、Pt=0
でPt値が最も低いNo.1とNo.2の端末7と端末9を優
先する。端末7と端末9のうちで、S/N値の最も良い
ところはNo.1の端末7とチャネル3の10.9dBであるた
め、そのチャネルと端末の組み合わせ503を選択す
る。するとNo.2の端末9は既に選択されたチャネル3
を除けば、選択できるチャネルがないのでチャネルが割
り当てられず、送信待ちバッファに残る。続いて、次に
Pt値の小さいPt=1の要求端末(端末3、端末1、
…)の中で、選択されなかったチャネルについて同様に
チャネル状態の良い端末とチャネルの組み合わせを選
ぶ。ここでは、No.3の端末3とチャネル4の組み合わ
せ504がS/N値12.4dBであり、これが選択される。
以下同様にして、選択されたチャネル3、4を除いたチ
ャネルで状態の良い端末とチャネルの組み合わせを選ん
でいく。このようにして選択された4つの端末とチャネ
ルの組み合わせ結果(図10の右端矢印で示す)は、各
端末に伝送され、選択された端末はその直近のフレーム
タイミングで選択されたチャネルを用いてそのパケット
を送信することとなる。
【0010】図11に、このように選択が行われた後の
送信待ちバッファの状態を示す。表601に示すよう
に、前記図10で選択された4つの端末は送信待ちバッ
ファから取り除かれており、また、送信待ちバッファ内
のPt値は1ずつ減じられる。ここで、602で示すNo.
のPt=0であった端末9は、許容遅延時間を超えて
しまうため廃棄される。また、表601中にある太線6
03で囲まれたS/N値部分は、次の送信フレームのと
きは伝搬路状況が変化するため各端末から通知される最
新のS/N値に書きかえられており、これを用いて次の
割り当てが行われる。このように、Pt値が小さい値か
ら順に、またS/N値の高い順に割り当てを行うと、6
02のように廃棄パケットが発生することがある。
【0011】次に、前記第2の方法(従来方式3)につ
いて説明する。図12は前記送信待ちバッファの状態の
一例を示す図であり、表701は前記図9の状態から発
生したパケットを送信待ちバッファに加えたときの状態
である。図から明らかなように、前記図10とこの図1
2の送信待ちバッファの内容は同一であり、新規パケッ
ト要求発生分は表701の下の部分に追加されている。
この従来方式3の場合には、前記図11の場合と違っ
て、Pt値で優先順位をつけずに(Pt値の低いものを優
先的に割り当てることなく)、送信待ちバッファ中にあ
るすべてのパケット送信要求702の端末とチャネルの
組み合わせの中で最もS/N値の高い組み合わせから選
出していく。すなわち、全ての端末とチャネルの組み合
わせの中から最もS/N値の高い組み合わせを選択し、
次に、該選択されたチャネルを除いたチャネルでS/N
値の高い端末とチャネルの組み合わせを選択していく。
図中、このようにして選出されたもののS/N値を太枠
で囲って示している。
【0012】図13は、このような選択が行われた後の
送信待ちバッファの状態を示す図である。図中、表80
1中のPt値は1減じた値になっている。ここで802
で示すNo.とのパケットはPt=0で送信されなかっ
たので許容遅延時間を超えてしまうため廃棄される。ま
た表801中にある太線803で囲まれたS/N値部分
は次の送信フレームのときに伝搬路状況が変化するた
め、最新のS/N値に書き替えられ、新規パケット送信
要求を付加して再度割り当てが行われることとなる。こ
のように、Pt値を無視してS/N値の良いチャネルの
み着目する従来方式3の場合でも廃棄パケットが生じて
しまう。
【0013】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたもので、ユーザ端末が選択可能なチャネル数
が少ない場合でも効率的にユーザ端末−チャネル割り当
てを行うことにより、スループットを向上させ、パケッ
ト廃棄率を改善させることのできるパケット通信装置を
提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載のパケット通信装置は、複数の端末
と複数のデータ伝送路を有するパケット通信システムに
用いられるパケット通信装置であって、前記複数の端末
と前記複数のデータ伝送路の組み合わせにつき、要求さ
れる伝送条件と許容遅延時間に基づいてデータ伝送路に
ついての有効利用度を評価する評価手段を有し、前記評
価手段による評価結果に基づき、前記複数の端末に対す
る前記複数のデータ伝送路の組み合わせを変更するよう
になされたものである。これにより、複数の端末が複数
のデータ伝送路を選択可能で、任意の伝送条件、すなわ
ち、データ伝送レート、符号化率、電力制御、所要品質
(QoS)条件と許容遅延時間より、全伝送路の有効利用
度を評価する手段を用いて、複数の端末に対する複数の
データ伝送路の組み合わせを選択することができる。従
って、所要品質を満足するチャネル選択が可能にもかか
わらず、端末がそのチャネルを選択できない場合を減少
させることが可能となる。
【0015】また、請求項2に記載のパケット通信装置
は、請求項1に記載のパケット通信装置において、前記
評価手段は、選択可能な、前記複数の端末と前記複数の
データ伝送路のすべての組み合わせについて、それぞれ
の場合におけるデータ伝送路の有効利用度に対する評価
値を算出し、該評価値が最大となる前記複数の端末と前
記複数のデータ伝送の組み合わせを選択すべき組み合わ
せとするものである。これにより、選択可能なすべての
端末とチャネルの組み合わせを算出し、評価値として、
パケット廃棄率を基準にした場合は、パケット廃棄率を
最小にする組み合わせを選択することができる。
【0016】さらに、請求項3に記載のパケット通信装
置は、請求項1に記載のパケット通信装置において、前
記評価手段は、前記各データ伝送路についての割り当て
不可率と、前記各端末についての割り当て不可率と、許
容遅延時間とを考慮して、割り当て不可率が最大となる
端末とデータ伝送路の組み合わせを優先して順次選択し
ていくものである。このように、端末とデータ伝送路の
割り当て不可率を評価値とし、前記割り当て不可率が最
大の端末とデータ伝送の組み合わせから順次割り当てて
いくことにより、少ない手順で検索してパケット廃棄率
の改善をはかることができる。
【0017】さらにまた、請求項4に記載のパケット通
信装置は、請求項1〜3に記載のパケット通信装置にお
いて、前記データ伝送路は、タイムスロット、拡散符号
あるいは周波数チャネルのいずれか1つまたは複数を組
み合わせて構成されているものである。これにより、タ
イムスロット、拡散符号、あるいは、周波数チャネルな
どのデータチャネルを通信品質の時間変化に基づいて複
数の端末に割り当てることで、送信効率の向上を図るこ
とが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】まず、本発明のパケット通信装置
において用いられるチャネル割り当てのアルゴリズムに
ついて図1を参照して説明する。この図において、10
1は本発明のチャネル割り当てアルゴリズムにおいて用
いられる送信待ちバッファの内容の一例を示す表であ
る。前述した従来方式2、3における図9と同様に、パ
ケット送信要求のある端末において測定され基地局に報
知される各チャネルのS/N値に基づいて、次に説明す
るようにして、この表101が作成される。
【0019】本発明のパケット通信装置に使用されてい
るチャネル割り当てアルゴリズムとこれまで説明した従
来方式との大きな違いは2点ある。1つは、各ユーザ端
末のチャネル状態を表わすS/N値の値を所要品質を満
足する(S/N値10dB以上)か否かで分けた点にある。
図1の表101では所要品質を満足しないチャネルを網
掛けで表示している。そして、チャネル割り当て不可率
という新しい評価値Ecを導入する。ここで、所要品質
を満足するチャネルの評価値Ecは、 Ec=(Ch−1)/Ch (ただしCh≧2) ・・・・・・・ (1) (ただしCh=1のときはEc=1、Ch=0のときはEc
=0)で求められる。ここでChは、そのチャネルにつ
いて前記所要品質を満足するユーザ端末の数である。例
えば、ある1つのチャネルで所要品質を満足するユーザ
が3人いた場合はCh=3(Ch≧2)であるから、
(1)式よりEc=(3−1)/3=0.66として算
出する。特別な場合として、ある1つのチャネルで所要
品質を満足するユーザが1人しかいなかった場合(Ch
=1)は、Ec=1とする。これは、逆に考えると、あ
る1つのチャネルにその所要品質を満足するユーザ(1
人しかいない)が割り当てられなかった場合は、そのチ
ャネルが利用されないことになる。これは、チャネルの
有効利用の観点からみた場合は不利になるため、優先的
にチャネル割り当てをおこなうためにEc=1とする。
以上のようにして、チャネル割り当て不可率Ecを算出
したものを図1の102に示す。図示する例では、チャ
ネル1について所要品質を満足するユーザが4人いるた
めEc=0.75、チャネル2は2人のためEc=0.
5、…となっている。次に、そのチャネル割り当て不可
率Ecを元にして、ユーザ(端末)毎の割り当て不可率
を求める。これは、各ユーザ毎の前記所要品質を満足す
るチャネルのチャネル割り当て不可率Ecの積で算出
し、その値をUとする(図1の103に示す。)。図示
した例では、端末4における前記所要品質を満足するチ
ャネルのチャネル割り当て不可率Ecの積Uが0.5
4、端末7の割り当て不可率Uは0.21、…となって
いる。
【0020】従来方式との違いの2つ目は、パケットタ
イムアウトスロット値Ptを利用して評価値に組みこむ
点である。パケットタイムアウトスロット値Ptを評価
値に組み込む係数D(図1の104)は、 D=1/(Pt+1) ・・・・・・・ (2) とする。ここで、パケットタイムアウトスロット値Pt
が大きいほど、割り当て不可率が低くなるためPtの逆
比をとっている。また、Pt値が0のときDの分母が0
にならないように、Pt値に+1の修正をしている。そ
して、各ユーザ(端末)毎に評価値(U×D)を算出す
る。この評価値(U×D)は、ユーザ毎の割り当て不可
率(そのユーザにおいて所要品質を満たしているチャネ
ルのチャネル割り当て不可率Ecの積)×パケットタイ
ムアウトスロット値に基づく割り当て不可率に対応する
係数の積であり、この値が大きい程有効に伝送路を利用
しているものということができ、データ伝送路の有効利
用度を示している。そして、この評価値(U×D)を比
較して、その値の最も高いもの(割り当て不可率が高い
もの)を選出する(図1の105に示す)。図示する例
では、U×D=0.21である端末7が選択される。そ
して、該選択されたユーザ(端末7)において所要品質
を満たしているチャネルのうち、前記チャネル割り当て
不可率Ecが最も大きいチャネル(この場合は、チャネ
ル10)を選択し、その端末に割り当てる。なお、前記
評価値あるいはチャネル割り当て不可率Ecが同一の組
み合わせが複数あるときは、チャネル番号の若い順に選
択したり、あるいは、さらに平均受信SN値を求め最も
状態のよい端末−チャネルの組み合わせを選択するなど
の方法をとる。このようにして端末とチャネルの組み合
わせを選択した後は、そのチャネルとユーザ端末を除い
て、再度Ec、U、Dを再計算して、同様の手順で割り
当てをおこなう。
【0021】このように、本発明においては、所要品質
を満たすチャネルにつきチャネル割り当て不可率Ecを
求め、各ユーザ端末ごとにその使用可能なチャネルのチ
ャネル割り当て不可率Ecの積である割り当て不可率U
を算出し、該ユーザ端末の割り当て不可率Uにパケット
タイムアウトスロット値Ptが小さいほどその値が大き
くなる係数Dを乗算することによりユーザ端末の有効利
用度(U×D)を算出して該有効利用度が最も大きいユ
ーザ端末を選択している。そして、選択されたユーザ端
末の利用可能なチャネルの中から最も前記チャネル割り
当て不可率Ecが大きいチャネルをそのユーザ端末に割
り当てる。次に、選択されたユーザ端末およびチャネル
を除いて、前記チャネル割り当て不可率Ec、割り当て
不可率U、U×Dを再計算し、同様にしてユーザ端末と
チャネルの組み合わせを選出する。このような、伝送路
の有効利用度を用いてチャネル割り当てを行う方法によ
れば、少ない検索対象で検索を行うことが可能となり、
パケット廃棄率を少なくすることができる。
【0022】以下、本発明のパケット通信装置をMC−
CDMA方式に適用した実施の形態について、図2を参
照して説明する。この実施の形態においては、サブキャ
リアを複数のセグメントに分割して、各セグメント毎に
ユーザに割り当てる構成としており、各セグメントは前
述した周波数チャネルと同様に取り扱われる。図2にお
いて、1101はMC−CDMA方式のセグメント分割
の一例を示しており、ここではセグメント1(110
2)〜セグメント8(1103)の8つのセグメントに
分割されている。また、1104はユーザ端末1のフェ
ージング状態、1105はユーザ端末2のフェージング
状態を示しており、このように各ユーザごとに異なるフ
ェージング状態となる。1106は、ある時点における
各ユーザ端末における各セグメントのS/N値を示す表
(端末−チャネル受信レベル表)である。ここでは、変
調方式QPSKにおいて伝送誤り率10−3を満たす所
要S/N値を10dBとし10dB以上であれば送信(受信
成功)、それ以下であれば送信しない(受信失敗)もの
とする。
【0023】図3はこの実施の形態における移動機(ユ
ーザ端末,MS)の構成の一例を示す図である。送信デ
ータ1201は、制御部1202を介して送信用ベース
バンド部1203に送られ、パケットデータとされて送
信部1204を介してアンテナから送信される。基地局
から受信した信号は受信部1205によりベースバンド
信号に変換され、受信用ベースバンド部1206、制御
部1202を介して入力データ1201とされる。前記
受信部1205には受信レベル測定部1207が接続さ
れており、この受信レベル測定部1207により、この
移動機が選択可能な全てのチャネル(セグメント)につ
いてその受信レベル(受信SN比)を観測する。この観
測結果は送信要求のあるパケットのパケットタイムアウ
トスロット値Ptとともに前記制御部1202に供給さ
れ、チャネル情報として前記送信データ(データ情報)
とともに基地局へ送信される。
【0024】図4は、基地局(BS)の構成の一例を示
す図である。各移動機(ユーザ端末)から送られたデー
タ情報とチャネル情報は、受信部1301を介してベー
スバンド部1302でベースバンド信号に変換されて、
データ分割器1303で、各ユーザ対応に分割される。
各ユーザ端末毎のデータ情報(1304)は、それぞれ
対応するチャネルデータとされ、制御部1307に供給
される。また、各ユーザ端末からの観測データであるチ
ャネル情報(1305)は割り当て評価回路1306に
供給される。割り当て評価回路1306において端末と
チャネルの割り当て処理が実行され、該割り当て結果は
制御部1307へ通知されて、各ユーザ端末へのデータ
送信時に、次の端末−チャネル割り当てをベースバンド
部1309から送信部1310を経て各端末へ送信す
る。この端末−チャネル割り当てを受信した前記各移動
機は、その次のパケット送信タイミングには割り当てら
れたチャネル(セグメント)を使用してそのデータを送
信することとなる。
【0025】図5は、前記図4の割り当て評価回路13
06において実行されるチャネル割り当て処理の流れを
示すフローチャートである。まず、1401で各端末か
ら通知された各チャネルの受信レベル(S/N値)を取
得し、これをもとに、1402で端末−チャネル受信レ
ベル表を作成する。この端末−受信チャネルレベル表は
図2の表1106に相当するものである。1403で、
この端末−受信チャネルレベル表から、前記式(1)に
基づいて各チャネルのチャネル割り当て不可率Ecを算
出し、これをもとに各ユーザ端末毎のチャネル割り当て
不可率Uを算出する。次に、1404でパケットタイム
アウトスロット値Ptをもとに各端末毎の係数Dを算出
する。そして、1405でU×Dの値の最も高いユーザ
を選択する。次に、1406でその選択されたユーザの
選択可能なチャネルの中でEc値の最も高いチャネルを
選択しユーザ端末―チャネルの組み合わせを1組決定す
る。ここで、もし最大値が同じであればチャネル番号の
小さいものを選択するものとする。あるいは、平均S/
N値が良い方のチャネルを選択するようにしてもよい。
次に、1407ですべての割り当てが完了したか否かを
判定し、全てのチャネルについて割り当てが完了してい
たら、1408で端末−チャネル割り当て一覧表を作成
して終了する。もしまだ割り当てされていないチャネル
があるなら、1409で選択されたユーザ端末とチャネ
ルの組み合わせを除き、前記1403に戻って、再度、
チャネル割り当て不可率Ecおよびユーザ毎の割り当て
不可率Uの算出以降の処理を繰り返す。このようにし
て、作成した端末−チャネル割り当て一覧表は前記制御
部1307に出力される。
【0026】図6は、平均パケット発生率に対するパケ
ット廃棄率特性を示す図であり、□は本発明のパケット
通信装置を使用した場合、破線と△は前記従来方式2の
場合、実線と△は前記従来方式3の場合を示している。
シミュレーション条件は、10セグメント(1ユーザ1
セグメントの割り当て)下りリンクの条件で評価を行っ
た。パケット送信要求は30ユーザ×パケット発生率で
ランダムに発生するものとした。例えば、パケット発生
率が0.33なら30×0.33≒10となり、平均10ユーザがパ
ケット送信要求を出していることを示している。チャネ
ル数は10なのでチャネルは殆ど利用されている状態で
ある。パケット発生率は0.30〜0.34の間で0.01間隔でシ
ミュレーションをおこなった。発生したパケットの許容
遅延すなわちPt値はすべて5とし、また、システムの
条件として基地局からの送信電力は一定で各ユーザの平
均S/Nは等しいものとした。また各ユーザはすべての
セグメントのS/Nを計測後、上り回線でその受信状態
を基地局に正確に通知できるものとし、さらに各セグメ
ント間のS/Nは無相関で、レイリーフェージングの影
響を受けるものとしてシミュレーションを行った。
【0027】図6のシミュレーション結果から、本発明
の方式が従来方式2、従来方式3より優れたパケット廃
棄率特性を示すことが判る。従来方式2、すなわちパケ
ットタイムアウトスロット値の小さい順に割り当てる方
法は回線のトラヒック(込み具合)が小さいときには良
い特性を示すが、トラヒックが大きくなるすなわちパケ
ット発生率が大きくなるとパケット廃棄率特性は急速に
悪化する。従来方式3のすなわちPt値を無視してS/
N値の良いチャネルを優先的に割り当てた場合では、従
来方式2より特性は良いことが分かる。本発明の方式は
その従来方式3よりさらにパケット廃棄率特性が改善さ
れている。
【0028】なお、以上の説明では、S/Nが10dB以
上であることを所要品質を満たす条件としたが、これに
限られることはなく他の値を用いても良い。また、通信
品質以外に、データ伝送レート、符号化率、電力制御な
どの各種伝送条件を考慮してチャネル割り当てを行うよ
うにしてもよい。さらに、チャネル状態の時間変化予測
をもとに選択を行うようにしてもよい。さらにまた、以
上の説明では、各端末に割り当てるデータ伝送路(チャ
ネル)が周波数チャネルである場合を例にとって説明し
たが、TDMAにおけるタイムスロット、CDMAにお
ける拡散符号を各端末に割り当てる場合にも、全く同様
に適用することができる。また、周波数チャネル、タイ
ムスロット、拡散符号の2以上のものを組み合わせて端
末に割り当てる場合にも、同様に適用することができ
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパケット
通信装置によれば、複数の伝送路がフェージングを受け
て劣化した場合でもすべての伝送路が劣化することは少
ないため、いくつかの所要品質を満足する伝送路をシス
テム全体で各端末に割り当てることで、パケット廃棄率
特性の改善を図ることができる。また、本発明のパケッ
ト通信装置によれば、システムの評価を複数組み合わせ
ることで、パケット廃棄率が小さく、かつ伝送路品質の
最も良い組み合わせを選択することができ、伝送路品質
の向上ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に用いられる端末とチャネルの割り当
て方式について説明するための図である。
【図2】 本発明をMC−CDMA方式に適用した実施
の形態について説明するための図である。
【図3】 本発明の移動機の構成の一例を示すブロック
図である。
【図4】 本発明の基地局の構成の一例を示すブロック
図である。
【図5】 本発明のパケット通信装置における割り当て
評価回路の処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】 本発明の効果を説明するための図である。
【図7】 システムの形態を示す図である。
【図8】 固定割り当て方式(従来方式1)について説
明する図である。
【図9】 許容遅延パケットの発生状態を示す図であ
る。
【図10】 パケットタイムアウトスロット値の小さい
順に割り当てをおこなう従来方式2について説明する図
である。
【図11】 従来方式2における割り当て後の送信待ち
バッファの状態を説明する図である。
【図12】 S/N値の高い順に割り当てをおこなう従
来方式3について説明する図である。
【図13】 従来方式3における割り当て後の送信待ち
バッファの状態を説明する図である。
【符号の説明】
1201 移動機入出力データ 1202 移動機制御部 1203 移動機送信用ベースバンド部 1204 移動機送信部 1205 移動機受信部 1206 移動機受信用ベースバンド部 1207 移動機受信レベル測定部 1301 基地局受信部 1302 基地局受信用ベースバンド部 1303 データ分割器 1304 チャネルデータ 1305 受信レベル情報 1306 割り当て評価回路 1307 基地局制御部 1308 基地局入出力データ 1309 基地局送信用ベースバンド部 1310 基地局送信部
フロントページの続き (72)発明者 原 嘉孝 神奈川県横須賀市光の丘3番4号 株式会 社ワイ・アール・ピー移動通信基盤技術研 究所内 (72)発明者 神尾 享秀 神奈川県横須賀市光の丘3番4号 株式会 社ワイ・アール・ピー移動通信基盤技術研 究所内 Fターム(参考) 5K030 GA02 HA08 JL07 LB05 LE17 MB16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末と複数のデータ伝送路を有す
    るパケット通信システムに用いられるパケット通信装置
    であって、 前記複数の端末と前記複数のデータ伝送路の組み合わせ
    につき、要求される伝送条件と許容遅延時間に基づいて
    データ伝送路についての有効利用度を評価する評価手段
    を有し、 前記評価手段による評価結果に基づき、前記複数の端末
    に対する前記複数のデータ伝送路の組み合わせを変更す
    るようになされたことを特徴とするパケット通信装置。
  2. 【請求項2】 前記評価手段は、選択可能な、前記複数
    の端末と前記複数のデータ伝送路のすべての組み合わせ
    について、それぞれの場合におけるデータ伝送路の有効
    利用度に対する評価値を算出し、該評価値が最大となる
    前記複数の端末と前記複数のデータ伝送の組み合わせを
    選択すべき組み合わせとするものであることを特徴とす
    る請求項1に記載のパケット通信装置。
  3. 【請求項3】 前記評価手段は、前記各データ伝送路に
    ついての割り当て不可率と、前記各端末についての割り
    当て不可率と、許容遅延時間とを考慮して、割り当て不
    可率が最大となる端末とデータ伝送路の組み合わせを優
    先して順次選択していくものであることを特徴とする請
    求項1に記載のパケット通信装置。
  4. 【請求項4】 前記データ伝送路は、タイムスロット、
    拡散符号あるいは周波数チャネルのいずれか1つまたは
    複数を組み合わせて構成されていることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載のパケット通信装置。
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