JP2002252186A - 半導体ウェハ切断装置 - Google Patents

半導体ウェハ切断装置

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JP2002252186A
JP2002252186A JP2001048737A JP2001048737A JP2002252186A JP 2002252186 A JP2002252186 A JP 2002252186A JP 2001048737 A JP2001048737 A JP 2001048737A JP 2001048737 A JP2001048737 A JP 2001048737A JP 2002252186 A JP2002252186 A JP 2002252186A
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JP
Japan
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grindstone
semiconductor wafer
cutting
outer peripheral
thickness
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Pending
Application number
JP2001048737A
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English (en)
Inventor
Shinobu Shigeta
忍 繁田
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UMC Japan Co Ltd
Original Assignee
UMC Japan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体ウェハを切断しながら半導体ウェハの
断面を容易に研磨することができる半導体ウェハ切断装
置を提供する。 【解決手段】 半導体ウェハ切断装置のブレード部10
は、切断用砥石11と、研磨用砥石12とを有する。切
断用砥石11は、ドーナツ状の金属薄板の外周部にダイ
ヤモンド等の砥粒を固着したものである。研磨用砥石1
2は、その金属薄板の外周部の内側にダイヤモンド等の
砥粒を固着したものである。研磨用砥石12の砥粒の粒
径は切断用砥石11の砥粒の粒径よりも小さい。金属薄
板の中心軸方向に沿っての研磨用砥石12の厚さは、切
断用砥石11の厚さよりも大きく且つ金属薄板の外周側
から内側に向かうに従って徐々に大きくなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、半導体ウ
ェハの不良解析等を行う際に用いられる半導体ウェハ切
断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体ウェハの不良解析の際
に、半導体ウェハの所望の断面を観察することが行われ
ている。従来、かかる半導体ウェハの断面を観察するに
は、まず、作業者は、ダイシング装置を用いて、サンプ
ルとなる半導体ウェハを適当な大きさにカットする。こ
のとき、必要に応じて、サンプルの断面を樹脂で封止す
る。次に、作業者は、研磨装置を用いて、サンプルの所
望の断面を端面加工(鏡面加工)する。こうして得られ
たサンプルの断面を観察することにより、半導体ウェハ
の不良解析を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、ダイシング装置を用いて半導体ウェハを切断した
後、研磨装置を用いて半導体ウェハの断面を研磨してい
たので、作業工程の数が多く、作業時間に長時間を要す
るという問題があった。また、研磨装置を用いて半導体
ウェハの断面を研磨する際に、その仕上げをよくするに
は、作業者の熟練を要し、かかる研磨作業は新たに作業
に従事する者にとって困難な作業であった。
【0004】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、半導体ウェハを切断しながら半導体ウェハの断
面を容易に研磨することができる半導体ウェハ切断装置
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、ブレード部を用いて半導体ウェハを切断
する半導体ウェハ切断装置において、前記ブレード部
は、金属薄板の外周部に砥粒を固着した第一の砥石と、
前記金属薄板の外周部の内側に、前記第一の砥石の砥粒
の粒径よりも小さい粒径の砥粒を固着した第二の砥石と
を有し、砥石軸方向に沿っての前記第二の砥石の厚さ
は、前記第一の砥石の厚さよりも大きく且つ前記金属薄
板の外周側から内側に向かうに従って徐々に大きくなっ
ていることを特徴とするものである。
【0006】上記の目的を達成するための本発明に係る
ダイシングブレードは、金属薄板の外周部に砥粒を固着
した第一の砥石と、前記金属薄板の外周部の内側に、前
記第一の砥石の砥粒の粒径よりも小さい粒径の砥粒を固
着した第二の砥石とを有し、砥石軸方向に沿っての前記
第二の砥石の厚さが、前記第一の砥石の厚さよりも大き
く且つ前記金属薄板の外周側から内側に向かうに従って
徐々に大きくなっていることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1(a)は本発明の一実
施形態である半導体ウェハ切断装置に使用するブレード
部の概略正面図、図1(b)はそのブレード部の概略側
面図である。また、図2はその半導体ウェハ切断装置を
用いて半導体ウェハを切断する様子を示す図である。
【0008】本実施形態では、半導体ウェハ切断装置と
して、図1に示す専用のブレード部10を既存のダイシ
ング装置に取り付けたものを使用する。かかるブレード
部10は、切断用砥石(第一の砥石)11と、研磨用砥
石(第二の砥石)12とを有する。切断用砥石11は、
ドーナツ状の金属薄板の外周部にダイヤモンド等の砥粒
を固着したものである。ここで、切断用砥石11の砥粒
の粒径をAとする。
【0009】一方、研磨用砥石12は、その金属薄板の
外周部の内側にダイヤモンド等の砥粒を固着したもので
ある。ここで、研磨用砥石12の砥粒の粒径をBとす
る。この研磨用砥石12の砥粒の粒径Bは切断用砥石1
1の砥粒の粒径Aよりもかなり小さい。
【0010】また、金属薄板の中心軸(砥石軸)方向に
沿っての研磨用砥石12の厚さは、切断用砥石11の厚
さよりも大きく、且つ、金属薄板の外周側から内側に向
かうに従って徐々に大きくなっている。すなわち、図1
(b)に示すように側面から見ると、研磨用砥石12
は、研磨用砥石12と切断用砥石11の境界部から徐々
に突出している。特に、本実施形態では、研磨用砥石1
2はその境界部において切断用砥石11と滑らかに繋が
り、その境界部近傍における砥石11,12の厚さは連
続的に変化している。
【0011】次に、本実施形態の半導体ウェハ切断装置
を用いて半導体ウェハを切断・研磨する作業について説
明する。ここでは、図2に示すように、半導体ウェハ
(被切断物)50として、Si基盤51上に半導体プロ
セス構造を有する部分52を形成したものを用いる。ま
た、かかるプロセス構造を有する部分52の厚さは約1
0μmである。
【0012】図2の場合、ブレード部10は砥石軸が水
平となるように配置され、時計回りに回転する。一方、
半導体ウェハ50は右側から左側へ、ブレード部10に
向かって進行する。このとき、半導体プロセス構造を有
する部分52が上を向くように半導体ウェハ50を配置
しており、しかも、半導体プロセス構造を有する部分5
2の高さが、図2においてリング状に表された研磨用砥
石12の下端部の高さ範囲内に含まれるように、半導体
ウェハ50の高さ方向の位置を定めている。
【0013】図2(a)に示すように、半導体ウェハ5
0がブレード部10に向かって進行し、ブレード部10
に達すると、半導体ウェハ50は切断用砥石11により
切断される。半導体ウェハ50がさらに左側へ進行する
と、図2(b)に示すように、切断された半導体ウェハ
50のうち半導体プロセス構造を有する部分52は研磨
用砥石12に達する。そして、半導体プロセス構造を有
する部分52における切断面は研磨用砥石12により研
磨される。すなわち、半導体ウェハの所望の位置を切断
しながら、粒度の細かい研磨用砥石12により、ウェハ
断面を研磨することができる。作業者は、こうして得ら
れた半導体ウェハの断面を観察して、半導体ウェハの不
良解析等を行う。
【0014】本実施形態の半導体ウェハ切断装置では、
ブレード部が、金属薄板の外周部に砥粒を固着した切断
用砥石と、金属薄板の外周部の内側に、切断用砥石の砥
粒の粒径よりも小さい粒径の砥粒を固着した研磨用砥石
とを有し、金属薄板の中心軸方向に沿っての研磨用砥石
の厚さが、切断用砥石の厚さよりも大きく且つ金属薄板
の外周側から内側に向かうに従って徐々に大きくなって
いることにより、半導体ウェハの所望の位置を切断しな
がら、粒度の細かい研磨用砥石でウェハ断面を容易に研
磨することができる。このため、従来よりも作業工程数
が少なくなり、作業時間の短縮化を図ることができると
共に、熟練者でなくとも良好な研磨仕上げがなされたウ
ェハ断面を得ることができる。
【0015】また、本実施形態の半導体ウェハ切断装置
は、半導体製造用切断機においてそれに用いられるブレ
ード部を上記のブレード部に交換するだけで実現できる
ので、既存のダイシング装置を利用できるというメリッ
トがある。
【0016】尚、本発明は上記の実施形態に限定される
ものではなく、その要旨の範囲内において種々の変形が
可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体ウェ
ハ切断装置によれば、ブレード部が、金属薄板の外周部
に砥粒を固着した第一の砥石と、金属薄板の外周部の内
側に、第一の砥石の砥粒の粒径よりも小さい粒径の砥粒
を固着した第二の砥石とを有し、砥石軸方向に沿っての
第二の砥石の厚さが、第一の砥石の厚さよりも大きく且
つ金属薄板の外周側から内側に向かうに従って徐々に大
きくなっていることにより、半導体ウェハの所望の位置
を切断しながら、粒度の細かい研磨用砥石でウェハ断面
を容易に研磨することができる。このため、従来よりも
作業工程数が少なくなり、作業時間の短縮化を図ること
ができると共に、熟練者でなくとも良好な研磨仕上げが
なされたウェハ断面を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施形態である半導体ウェ
ハ切断装置に使用するブレード部の概略正面図、(b)
はそのブレード部の概略側面図である。
【図2】その半導体ウェハ切断装置を用いて半導体ウェ
ハを切断する様子を示す図である。
【符号の説明】
10 ブレード部 11 切断用砥石 12 研磨用砥石 50 半導体ウェハ 51 Si基盤 52 半導体プロセス構造を有する部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレード部を用いて半導体ウェハを切断
    する半導体ウェハ切断装置において、前記ブレード部
    は、金属薄板の外周部に砥粒を固着した第一の砥石と、
    前記金属薄板の外周部の内側に、前記第一の砥石の砥粒
    の粒径よりも小さい粒径の砥粒を固着した第二の砥石と
    を有し、砥石軸方向に沿っての前記第二の砥石の厚さ
    は、前記第一の砥石の厚さよりも大きく且つ前記金属薄
    板の外周側から内側に向かうに従って徐々に大きくなっ
    ていることを特徴とする半導体ウェハ切断装置。
  2. 【請求項2】 金属薄板の外周部に砥粒を固着した第一
    の砥石と、前記金属薄板の外周部の内側に、前記第一の
    砥石の砥粒の粒径よりも小さい粒径の砥粒を固着した第
    二の砥石とを有し、砥石軸方向に沿っての前記第二の砥
    石の厚さが、前記第一の砥石の厚さよりも大きく且つ前
    記金属薄板の外周側から内側に向かうに従って徐々に大
    きくなっていることを特徴とするダイシングブレード。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102018008920A1 (de) * 2018-11-13 2020-05-14 Hochschule Trier Scheibenförmiges Werkzeug und Verfahren zur Bearbeitung von Werkstücken, Trennvorrichtung sowie Verwendung einer Trenn-, Schleif- und Polierscheibe zum Erzeugen einer Oberflächenstruktur auf einem Werkstück

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102018008920A1 (de) * 2018-11-13 2020-05-14 Hochschule Trier Scheibenförmiges Werkzeug und Verfahren zur Bearbeitung von Werkstücken, Trennvorrichtung sowie Verwendung einer Trenn-, Schleif- und Polierscheibe zum Erzeugen einer Oberflächenstruktur auf einem Werkstück
WO2020098852A3 (de) * 2018-11-13 2020-07-09 Hochschule Trier - Trier University of Applied Sciences Trenn-, schleif- und polierscheibe, trennvorrichtung und verfahren zur bearbeitung von werkstücken

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