JP2002251308A - データベースのバックアップ管理方法 - Google Patents
データベースのバックアップ管理方法Info
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- JP2002251308A JP2002251308A JP2001050266A JP2001050266A JP2002251308A JP 2002251308 A JP2002251308 A JP 2002251308A JP 2001050266 A JP2001050266 A JP 2001050266A JP 2001050266 A JP2001050266 A JP 2001050266A JP 2002251308 A JP2002251308 A JP 2002251308A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- database
- storage device
- data
- storage medium
- backup
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 データベースを可搬型記憶媒体等にバックア
ップする際のデータサイズを削減し、バックアップ処理
時間およびリカバリ処理時間の短縮、可搬型記憶媒体等
のデータ格納効率の向上を可能にする。 【解決手段】 主記憶装置等100上のデータベース1
50を可搬型記憶媒体200にバックアップする際に、
インデックス部151を除くレコード部152とデータ
定義情報153のデータを可搬型記憶媒体200に転送
してバックアップする。データベースを可搬型記憶媒体
200から主記憶装置等100にリカバリする際には、
可搬型記憶媒体200上のインデックス部が無いレコー
ド部252とデータ定義情報253のバックアップデー
タ250を主記憶装置等100に転送し、主記憶装置1
00等上でレコード部とデータ定義情報からインデック
ス部151を再生成し、データベース150をリカバリ
する。
ップする際のデータサイズを削減し、バックアップ処理
時間およびリカバリ処理時間の短縮、可搬型記憶媒体等
のデータ格納効率の向上を可能にする。 【解決手段】 主記憶装置等100上のデータベース1
50を可搬型記憶媒体200にバックアップする際に、
インデックス部151を除くレコード部152とデータ
定義情報153のデータを可搬型記憶媒体200に転送
してバックアップする。データベースを可搬型記憶媒体
200から主記憶装置等100にリカバリする際には、
可搬型記憶媒体200上のインデックス部が無いレコー
ド部252とデータ定義情報253のバックアップデー
タ250を主記憶装置等100に転送し、主記憶装置1
00等上でレコード部とデータ定義情報からインデック
ス部151を再生成し、データベース150をリカバリ
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データベースのバ
ックアップおよびリカバリ技術に係り、特にデータベー
スのバックアップ時間およびリカバリ時間の短縮と、リ
カバリ先の可搬型記憶媒体等へのデータベース格納効率
の向上を図ることが可能なデータべースのバックアップ
管理方法に関する。
ックアップおよびリカバリ技術に係り、特にデータベー
スのバックアップ時間およびリカバリ時間の短縮と、リ
カバリ先の可搬型記憶媒体等へのデータベース格納効率
の向上を図ることが可能なデータべースのバックアップ
管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】リレーショナル・データベース管理シス
テムなど、データベースを使用してデータを管理してい
るシステムにおいては、ハードウェアおよびソフトウェ
アの障害によりデータベースの内容が異常または喪失し
た場合に備え、主記憶装置または補助記憶装置上のデー
タベースを可搬型記憶媒体等にバックアップする必要が
ある。また、データベースの内容が異常または喪失した
場合、可搬型記憶媒体等にバックアップされているデー
タベースを主記憶装置または補助記憶装置等に転送しリ
カバリを行なうが、システムの早期回復のためリカバリ
処理時間を短縮することが望ましい。
テムなど、データベースを使用してデータを管理してい
るシステムにおいては、ハードウェアおよびソフトウェ
アの障害によりデータベースの内容が異常または喪失し
た場合に備え、主記憶装置または補助記憶装置上のデー
タベースを可搬型記憶媒体等にバックアップする必要が
ある。また、データベースの内容が異常または喪失した
場合、可搬型記憶媒体等にバックアップされているデー
タベースを主記憶装置または補助記憶装置等に転送しリ
カバリを行なうが、システムの早期回復のためリカバリ
処理時間を短縮することが望ましい。
【0003】従来、主記憶装置または補助記憶装置上の
データベースを可搬型記憶媒体にバックアップする際に
は、図6に示すように、インデックス部、レコード部、
データ定義情報などのデータベース全体を可搬型記憶媒
体に転送していた。また、可搬型記憶媒体にバックアッ
プされたデータベースを主記憶装置または補助記憶装置
上にリカバリする際には、図7に示すように、インデッ
クス部、レコード部、データ定義情報などのデータベー
ス全体を可搬型記憶媒体から主記憶装置または補助記憶
装置に転送し、データベースのリカバリを行なってい
た。
データベースを可搬型記憶媒体にバックアップする際に
は、図6に示すように、インデックス部、レコード部、
データ定義情報などのデータベース全体を可搬型記憶媒
体に転送していた。また、可搬型記憶媒体にバックアッ
プされたデータベースを主記憶装置または補助記憶装置
上にリカバリする際には、図7に示すように、インデッ
クス部、レコード部、データ定義情報などのデータベー
ス全体を可搬型記憶媒体から主記憶装置または補助記憶
装置に転送し、データベースのリカバリを行なってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータベースの
バックアップ方法では、インデックス部、レコード部、
データ定義情報などのデータベース全体を可搬型記憶媒
体にバックアップするため、大量のデータを管理してい
るデータベースのバックアップでは、可搬型記憶媒体へ
のデータ転送量が膨大となり、バックアップ処理時間の
増加や可搬型記憶媒体の容量不足が問題となる。また、
リカバリにおいても、可搬型記憶媒体からの膨大なデー
タ転送量によりリカバリ処理時間が増加し、早期のシス
テム復旧が阻害されていた。
バックアップ方法では、インデックス部、レコード部、
データ定義情報などのデータベース全体を可搬型記憶媒
体にバックアップするため、大量のデータを管理してい
るデータベースのバックアップでは、可搬型記憶媒体へ
のデータ転送量が膨大となり、バックアップ処理時間の
増加や可搬型記憶媒体の容量不足が問題となる。また、
リカバリにおいても、可搬型記憶媒体からの膨大なデー
タ転送量によりリカバリ処理時間が増加し、早期のシス
テム復旧が阻害されていた。
【0005】本発明は、上述したような従来の問題点を
改善するため、データベースを可搬型記憶媒体等にバッ
クアップする際のデータサイズを削減し、バックアップ
処理時間およびリカバリ処理時間の短縮と、可搬型記憶
媒体等へのデータベース格納効率の向上を可能とする、
データベースバックアップ管理方法を提供することを目
的とする。
改善するため、データベースを可搬型記憶媒体等にバッ
クアップする際のデータサイズを削減し、バックアップ
処理時間およびリカバリ処理時間の短縮と、可搬型記憶
媒体等へのデータベース格納効率の向上を可能とする、
データベースバックアップ管理方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のデータベースの
バックアップ管理方法は、インデックス部、レコード
部、データ定義情報などから構成されるデータベースを
使用してデータを管理しているシステムにおいて、第1
記憶装置上のデータベースを第2記憶装置にバックアッ
プする際に、第1記憶装置からインデックス部を除くデ
ータを第2記憶装置に転送してバックアップし、データ
ベースを第2記憶装置から第1記憶装置にリカバリする
際に、この第2記憶装置にバックアップされているイン
デックス部が無いデータを第1記憶装置に転送し、該デ
ータのレコード部とデータ定義情報からインデックス部
を再生成して、第1記憶装置上のデータベースをリカバ
リすることを主要な特徴とする。
バックアップ管理方法は、インデックス部、レコード
部、データ定義情報などから構成されるデータベースを
使用してデータを管理しているシステムにおいて、第1
記憶装置上のデータベースを第2記憶装置にバックアッ
プする際に、第1記憶装置からインデックス部を除くデ
ータを第2記憶装置に転送してバックアップし、データ
ベースを第2記憶装置から第1記憶装置にリカバリする
際に、この第2記憶装置にバックアップされているイン
デックス部が無いデータを第1記憶装置に転送し、該デ
ータのレコード部とデータ定義情報からインデックス部
を再生成して、第1記憶装置上のデータベースをリカバ
リすることを主要な特徴とする。
【0007】本発明によるバックアップ処理のイメージ
を図1に、リカバリ処理のイメージを図2に示す。な
お、図1および図2では、第1記憶装置は主記憶装置ま
たは補助記憶装置、第2記憶装置は可搬型記憶媒体とし
ている。
を図1に、リカバリ処理のイメージを図2に示す。な
お、図1および図2では、第1記憶装置は主記憶装置ま
たは補助記憶装置、第2記憶装置は可搬型記憶媒体とし
ている。
【0008】図1のバックアップ処理では、主記憶装置
または補助記憶装置100上のデータべース150につ
いて、インデックス部151を除くレコード部152と
データ定義情報153のデータを可搬型記憶媒体200
に転送し、バックアップする。 これにより、可搬型記
憶媒体200へのインデックスのデータ転送時間を削減
することが可能となる。データベースのバックアップ処
理時間は可搬型記憶媒体200へのデータ転送時間が大
部分を占めるため、本発明の目的であるバックアップ処
理時間の短縮を行なうことができるようになる。また、
可搬型記憶媒体200はインデックス部を格納しないた
め、可搬型記憶媒体200上のパックアップデータ25
0のサイズを縮小でき、本発明の目的である可搬型記憶
媒体200等へのデータベース格納効率の向上が可能に
なる。
または補助記憶装置100上のデータべース150につ
いて、インデックス部151を除くレコード部152と
データ定義情報153のデータを可搬型記憶媒体200
に転送し、バックアップする。 これにより、可搬型記
憶媒体200へのインデックスのデータ転送時間を削減
することが可能となる。データベースのバックアップ処
理時間は可搬型記憶媒体200へのデータ転送時間が大
部分を占めるため、本発明の目的であるバックアップ処
理時間の短縮を行なうことができるようになる。また、
可搬型記憶媒体200はインデックス部を格納しないた
め、可搬型記憶媒体200上のパックアップデータ25
0のサイズを縮小でき、本発明の目的である可搬型記憶
媒体200等へのデータベース格納効率の向上が可能に
なる。
【0009】次に、図2のリカバリ処理では、可搬型記
憶媒体200にバックアップされているインデックス部
が無いレコード部252とデータ定義情報253のバッ
クアップデータ250を主記憶装置または補助記憶装置
150に転送し、主記憶装置または補助記憶装置100
上でレコード部152(252)とデータ定義情報15
3(253)からインデックス部151を再生成し、該
主記憶装置または補助記憶装置100上のデータベース
150をリカバリする。
憶媒体200にバックアップされているインデックス部
が無いレコード部252とデータ定義情報253のバッ
クアップデータ250を主記憶装置または補助記憶装置
150に転送し、主記憶装置または補助記憶装置100
上でレコード部152(252)とデータ定義情報15
3(253)からインデックス部151を再生成し、該
主記憶装置または補助記憶装置100上のデータベース
150をリカバリする。
【0010】これにより、主記憶装置または補助記憶装
置100へのインデックスのデータ転送時間を削減する
ことが可能となる。また、インデックス部の再生成を主
記憶装置上で行なう場合は、主記憶装置は一般に半導体
メモリが使用されておりアクセス速度が高速であるた
め、インデックス部を再生成する時間は、従来方式で可
搬型記憶媒体からインデックス部を転送する時間と比較
して短時間とすることが可能である。なお、補助記憶装
置上でインデックスの再生成を行なう場合でも、半導体
ファイルなどのアクセス速度が高速なものを使用してい
る場合は、主記憶装置の場合と同様にインデックス部を
再生成する時間は、従来方式で可搬型記憶媒体からイン
デックス部を転送する時間と比較して短時間とすること
が可能である。いずれにしろ、データベースのリカバリ
処理時間は、可搬型記憶媒体等からのデータ転送時間と
インデックスの再生成時間を加えたものが大部分となる
ため、本発明の目的であるリカバリ処理時間の短縮を行
なうことができるようになる。
置100へのインデックスのデータ転送時間を削減する
ことが可能となる。また、インデックス部の再生成を主
記憶装置上で行なう場合は、主記憶装置は一般に半導体
メモリが使用されておりアクセス速度が高速であるた
め、インデックス部を再生成する時間は、従来方式で可
搬型記憶媒体からインデックス部を転送する時間と比較
して短時間とすることが可能である。なお、補助記憶装
置上でインデックスの再生成を行なう場合でも、半導体
ファイルなどのアクセス速度が高速なものを使用してい
る場合は、主記憶装置の場合と同様にインデックス部を
再生成する時間は、従来方式で可搬型記憶媒体からイン
デックス部を転送する時間と比較して短時間とすること
が可能である。いずれにしろ、データベースのリカバリ
処理時間は、可搬型記憶媒体等からのデータ転送時間と
インデックスの再生成時間を加えたものが大部分となる
ため、本発明の目的であるリカバリ処理時間の短縮を行
なうことができるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明におけるデータベ
ースのバックアップおよびリカバリの方法について実施
例を用いて更に詳細に説明する。なお、本実施例により
本発明が限定されるものではない。
ースのバックアップおよびリカバリの方法について実施
例を用いて更に詳細に説明する。なお、本実施例により
本発明が限定されるものではない。
【0012】図3に、本発明によるデータベースのバッ
クアップ管理方法を適用する一実施例のハードウエア構
成を示す。本実施例は、リレーショナル・データベース
管理システム(RDBMS)を用いて、SQL(Str
uctured QueryLanguage)言語に
よりデータベースの操作を行う、クライアント・サーバ
型のサーバシステムを示している。図3において、サー
バ装置300は中央処理装置(CPU)310、主記憶
装置(主メモリ)320、補助記憶装置(ハードディス
ク)330、外部インタフェース340、イーサネット
(登録商標)制御装置350、及び、これらを接続する
システムバス360などで構成される。外部インタフェ
ース340には、可搬型記憶媒体(DAT)が着脱自在
に接続される。また、イーサネット制御装置350に
は、LAN(イーサネット)400を介し、多数のクラ
イアント500が接続される。
クアップ管理方法を適用する一実施例のハードウエア構
成を示す。本実施例は、リレーショナル・データベース
管理システム(RDBMS)を用いて、SQL(Str
uctured QueryLanguage)言語に
よりデータベースの操作を行う、クライアント・サーバ
型のサーバシステムを示している。図3において、サー
バ装置300は中央処理装置(CPU)310、主記憶
装置(主メモリ)320、補助記憶装置(ハードディス
ク)330、外部インタフェース340、イーサネット
(登録商標)制御装置350、及び、これらを接続する
システムバス360などで構成される。外部インタフェ
ース340には、可搬型記憶媒体(DAT)が着脱自在
に接続される。また、イーサネット制御装置350に
は、LAN(イーサネット)400を介し、多数のクラ
イアント500が接続される。
【0013】データベース(リレーショナルデータベー
ス)3210は主記憶装置320上で動作し、CPU3
10の制御下で定期的に補助記憶装置330にチエツク
ポイントとログファイルを収集し、バックアップ処理
で、補助記憶装置330から外部インタフェース340
を通して可搬型記憶媒体370に転送し、バックアップ
される。リカバリ処理では、可搬型記憶媒体370にバ
ックアップされたデータを外部インタフェース340を
介して主記憶装置320に転送し、主記憶装置320上
のデータベース3210をリカバリする。なお、バック
アップ処理はオンラインで行われ、リカバリ処理はオフ
ラインで行われる。
ス)3210は主記憶装置320上で動作し、CPU3
10の制御下で定期的に補助記憶装置330にチエツク
ポイントとログファイルを収集し、バックアップ処理
で、補助記憶装置330から外部インタフェース340
を通して可搬型記憶媒体370に転送し、バックアップ
される。リカバリ処理では、可搬型記憶媒体370にバ
ックアップされたデータを外部インタフェース340を
介して主記憶装置320に転送し、主記憶装置320上
のデータベース3210をリカバリする。なお、バック
アップ処理はオンラインで行われ、リカバリ処理はオフ
ラインで行われる。
【0014】図4は、本発明により主記憶装置320の
データベース3210を可搬型記憶媒体370にバック
アップする際の処理である。CPU310の制御下で、
主記憶装置320上のデータベース3210は定期的に
補助記憶装置330にチェックポイント取得10が行わ
れる。このチェックポイント取得10では、主記憶装置
320上のデータベース3210の全データ(インデッ
クス部3211、レコード部3212、データ定義情報
3213)を補助記憶装置330にチエックポイントデ
ータ3310として転送する。また、データベース32
10の更新11が行なわれた場合、更新内容を補助記憶
装置上のログファイル3321に格納する。
データベース3210を可搬型記憶媒体370にバック
アップする際の処理である。CPU310の制御下で、
主記憶装置320上のデータベース3210は定期的に
補助記憶装置330にチェックポイント取得10が行わ
れる。このチェックポイント取得10では、主記憶装置
320上のデータベース3210の全データ(インデッ
クス部3211、レコード部3212、データ定義情報
3213)を補助記憶装置330にチエックポイントデ
ータ3310として転送する。また、データベース32
10の更新11が行なわれた場合、更新内容を補助記憶
装置上のログファイル3321に格納する。
【0015】データベースのバックアップを行なう際に
は、補助記憶装置330上のチェックポイントデータ3
310からレコード部3312とデータ定義情報331
3のみのデータを、可搬型記憶媒体370にバッファア
ップデータ3710として転送12する。また、補助記
憶装置330上のログファイル3320も可搬型記憶媒
体370に転送13する。これにより、可搬型記憶媒体
370には、インデックス部を除くレコード部3712
とデータ定義情報3713のバックアップデータ371
0、及び、ログファイル3720が格納される。
は、補助記憶装置330上のチェックポイントデータ3
310からレコード部3312とデータ定義情報331
3のみのデータを、可搬型記憶媒体370にバッファア
ップデータ3710として転送12する。また、補助記
憶装置330上のログファイル3320も可搬型記憶媒
体370に転送13する。これにより、可搬型記憶媒体
370には、インデックス部を除くレコード部3712
とデータ定義情報3713のバックアップデータ371
0、及び、ログファイル3720が格納される。
【0016】以上より、バックアップ時のデータ転送
は、データベースのインデックス部の転送が不要になる
ため、データ転送時間が短縮でき、バックアップ処理時
間の短縮が可能となる。また、可搬型記憶媒体へ格納す
るバックアップデータも縮小でき、格納効率を向上させ
ることができる。
は、データベースのインデックス部の転送が不要になる
ため、データ転送時間が短縮でき、バックアップ処理時
間の短縮が可能となる。また、可搬型記憶媒体へ格納す
るバックアップデータも縮小でき、格納効率を向上させ
ることができる。
【0017】図5は、本発明によりデータベースを可搬
型記憶媒体370から主記憶装置320にリカバリする
際の処理である。障害によりデータベース3210が破
壊されるなどして、障害発生直前の状態にデータベース
3210を再現する場合等、データベース3210を可
搬型記憶媒体370からリカバリする際には、先ず可搬
型記憶媒体370から主記憶装置32013へレコード
部3712とデータ定義情報3713からなるバックア
ップデータ3710を転送21する。その後、主記憶装
置320上のレコード部3212(3712)とデータ
定義情報3213(3713)より、インデックス部3
211を再生成22する。実施例では、SQL言語の
「CREATE INDEX命令」を使用してインデッ
クス部を再生成する。SQLはリレーショナルデータベ
ースシステムの問い合わせ言語の一種であるが、物理的
なデータの位置をユーザーが気にすることなくデータを
扱うことができる。
型記憶媒体370から主記憶装置320にリカバリする
際の処理である。障害によりデータベース3210が破
壊されるなどして、障害発生直前の状態にデータベース
3210を再現する場合等、データベース3210を可
搬型記憶媒体370からリカバリする際には、先ず可搬
型記憶媒体370から主記憶装置32013へレコード
部3712とデータ定義情報3713からなるバックア
ップデータ3710を転送21する。その後、主記憶装
置320上のレコード部3212(3712)とデータ
定義情報3213(3713)より、インデックス部3
211を再生成22する。実施例では、SQL言語の
「CREATE INDEX命令」を使用してインデッ
クス部を再生成する。SQLはリレーショナルデータベ
ースシステムの問い合わせ言語の一種であるが、物理的
なデータの位置をユーザーが気にすることなくデータを
扱うことができる。
【0018】次に、チェックポイント取得後に更新され
たデータを復旧するため、可搬型記憶媒体370からロ
グファイル3720を補助記憶装置330に転送23す
る。その後、CPU310では、補助記憶装置330か
らログファイル3320(3720)を読み込み24、
チェックポイントの取得後に更新されたデータを取り出
して、主記憶装置320上のレコード部3212を更新
25する。これにより、主記憶装置320上のデータべ
ース3210のリカバリが完了し、オンライン処理等を
再び開始する。
たデータを復旧するため、可搬型記憶媒体370からロ
グファイル3720を補助記憶装置330に転送23す
る。その後、CPU310では、補助記憶装置330か
らログファイル3320(3720)を読み込み24、
チェックポイントの取得後に更新されたデータを取り出
して、主記憶装置320上のレコード部3212を更新
25する。これにより、主記憶装置320上のデータべ
ース3210のリカバリが完了し、オンライン処理等を
再び開始する。
【0019】以上より、リカバリ時のデータ転送は、イ
ンデックス部の転送が不要になるため、データ転送時間
が短縮できる。また、インデックス部の再生成はアクセ
ス速度が高速な主記憶装置(半導体メモリ)上で実施す
るため、インデックスを可搬型記憶媒体から主記憶装置
に転送する場合に比較して、処理時間を短くすることが
可能となる。これにより、リカバリ時間の短縮が可能と
なる。
ンデックス部の転送が不要になるため、データ転送時間
が短縮できる。また、インデックス部の再生成はアクセ
ス速度が高速な主記憶装置(半導体メモリ)上で実施す
るため、インデックスを可搬型記憶媒体から主記憶装置
に転送する場合に比較して、処理時間を短くすることが
可能となる。これにより、リカバリ時間の短縮が可能と
なる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるデー
タベースのバックアップ管理方法によれば、次のような
効果が得られる。 (1)データベースの可搬型記憶媒体等へのバックアッ
プ処理時間を短縮できる。 (2)データベースの可搬型記憶媒体等からのリカバリ
時間を短縮できる。 (3)データベースの可搬型記憶媒体等へのバックアッ
プサイズを縮小でき、可搬型記憶媒体等への格納効率を
向上させることができる。
タベースのバックアップ管理方法によれば、次のような
効果が得られる。 (1)データベースの可搬型記憶媒体等へのバックアッ
プ処理時間を短縮できる。 (2)データベースの可搬型記憶媒体等からのリカバリ
時間を短縮できる。 (3)データベースの可搬型記憶媒体等へのバックアッ
プサイズを縮小でき、可搬型記憶媒体等への格納効率を
向上させることができる。
【図1】本発明によるデータベースのバックアップ処理
イメージを示す図である。.
イメージを示す図である。.
【図2】本発明によるデータベースのリカバリ処理イメ
ージを示す図である。
ージを示す図である。
【図3】本発明が適用される一実施例のハードウエア構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図4】図3の実施例における本発明によるデータベー
スのバックアップ処理を示す図である。
スのバックアップ処理を示す図である。
【図5】図3の実施例における本発明によるデータベー
スのリカバリ処理を示す図である。
スのリカバリ処理を示す図である。
【図6】従来のデータベースのバックアップ処理イメー
ジを示す図である。
ジを示す図である。
【図7】従来のデータベースのリカバリ処理イメージを
示す図である。
示す図である。
100 主記憶装置/補助記憶装置 150 データベース 151 インデックス部 152 レコード部 153 データ定義情報 200 可搬型記憶媒体 250 バックアップデータ 252 レコード部 253 データ定義情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 130 G06F 17/30 130B 180 180D (72)発明者 伊東 秀記 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 飯尾 政美 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 柴田 高穂 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B018 GA04 HA04 KA03 KA22 MA12 5B065 CA40 EA34 EK05 5B075 KK04 KK07 KK13 KK33 KK37 KK45 KK54 KK66 ND20 ND23 ND30 ND40 NR03 NR20 PR03 QR03 QT06 UU40 5B082 DC05 DE07
Claims (2)
- 【請求項1】 インデックス部とレコード部とデータ定
義情報などから構成されるデータベースを使用してデー
タを管理しているシステムにおけるデータベースのバッ
クアップ管理方法であって、 第1記憶装置上のデータベースを第2記憶装置にバック
アップする際に、第1記憶装置からインデックス部を除
くデータを第2記憶装置に転送してバックアップし、 データベースを第2記憶装置から第1記憶装置にリカバ
リする際に、第2記憶装置にバックアップされているイ
ンデックス部が無いデータを第1記憶装置に転送し、該
データのレコード部とデータ定義情報からインデックス
部を再生成して第1記憶装置上のデータベースをリカバ
リする、 ことを特徴とするデータベースのバックアップ管理方
法。 - 【請求項2】 請求項1記載のデータベースのバックア
ップ管理方法において、 データベースの更新が行われた場合、バックアップの際
に更新内容のログファイルを第2記憶装置に転送し、 リカバリの際に、第2記憶装置からログファイルを取り
込み、該ログファイルをもとに第1記憶装置上のデータ
ベースを更新する、ことを特徴とするデータベースのバ
ックアップ管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001050266A JP2002251308A (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | データベースのバックアップ管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001050266A JP2002251308A (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | データベースのバックアップ管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002251308A true JP2002251308A (ja) | 2002-09-06 |
Family
ID=18911251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001050266A Pending JP2002251308A (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | データベースのバックアップ管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002251308A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004220472A (ja) * | 2003-01-17 | 2004-08-05 | Hitachi Ltd | 外部記憶装置のデータ回復方法及び装置 |
JP2005222110A (ja) * | 2004-02-03 | 2005-08-18 | Hitachi Ltd | ストレージサブシステム |
-
2001
- 2001-02-26 JP JP2001050266A patent/JP2002251308A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004220472A (ja) * | 2003-01-17 | 2004-08-05 | Hitachi Ltd | 外部記憶装置のデータ回復方法及び装置 |
JP2005222110A (ja) * | 2004-02-03 | 2005-08-18 | Hitachi Ltd | ストレージサブシステム |
JP4551096B2 (ja) * | 2004-02-03 | 2010-09-22 | 株式会社日立製作所 | ストレージサブシステム |
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