JP2002250652A - 液面レベル検出装置 - Google Patents

液面レベル検出装置

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JP2002250652A
JP2002250652A JP2001051488A JP2001051488A JP2002250652A JP 2002250652 A JP2002250652 A JP 2002250652A JP 2001051488 A JP2001051488 A JP 2001051488A JP 2001051488 A JP2001051488 A JP 2001051488A JP 2002250652 A JP2002250652 A JP 2002250652A
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hole
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stem
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JP2001051488A
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English (en)
Inventor
Shinichi Hayashi
伸一 林
Hisashi Sasaki
寿 佐々木
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Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロートが案内部材のステム部に固定され動
作しなくなることを抑制することにより、液面レベルを
正確に検出することができる液面レベル検出装置を提供
すること。 【解決手段】 液面レベル検出装置1は、略中央に孔3
hを有するフロート3と、フロート3に取り付けられた
第1,第2永久磁石5,7と、フロート3の孔3hに遊
挿されたステム部13を有する案内部材11と、案内部
材11に取り付けらた第1,第2磁気センサ21,23
を備える。フロート3がステム部13に対し水平面内の
いずれの方向に移動したときにも、フロート3の孔3h
の内周とステム部13の外周は、曲面同士で当接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯留された液体の
液面レベルを検出する液面レベル検出装置に関し、特
に、液面に追従してフロートと共に昇降する永久磁石の
磁束密度を磁気センサが検知することにより液面レベル
を検出する液面レベル検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、液面レベル検出装置として、
液面に追従してフロートとともに昇降する永久磁石の磁
束密度を磁気センサが検知することにより液面レベルを
検出するものが知られている。例えば、実開昭63−5
0020には、複数のホール素子(磁気センサ)が配設
されたパイプ状のセンサ本体(案内部材のステム部)
に、センサー本体に沿って液面と共に昇降移動するフロ
ートが遊嵌され、フロートの孔の内周にホールセンサと
対向する永久磁石が取り付けられた液位検出装置(液面
レベル検出装置)が開示されている。また例えば、実開
平4−90927にも、ホール素子(磁気センサ)が組
み込まれた鉛直ガイドパイプ(案内部材のステム部)
に、液位の変動に連動する筒状のフロートが緩く外挿さ
れ、フロート内に永久磁石が組み込まれたホール効果素
子式液位検出器(液面レベル検出装置)が開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開昭
63−50020に開示された液位検出装置は、センサ
本体の外周の水平方向の断面が円形状であり、センサ本
体が遊挿されたフロートの孔の水平方向の断面も円形状
であるため、フロートがセンサ本体の周りを自由に回転
する。このため、永久磁石は、フロートの回転位置に拘
わらず常にホール素子と対向できるように、リング状に
してある。しかし、このようなリング状の永久磁石は、
着磁が困難であるため高価であり、このため、液位検出
装置も高価となる。
【0004】これに対し、実開平4−90927に開示
されたホール効果素子式液位検出器は、鉛直ガイドパイ
プの外周の水平方向の断面が長方形状であり、鉛直ガイ
ドパイプが挿入されたフロートの孔の水平方向の断面も
長方形状であるため、フロートの回転が防止される。こ
のため、ホール素子に対向する永久磁石として、着磁が
容易で安価な略板形状の永久磁石を用いていることがで
き、ホール効果素子式液位検出器を安価にすることがで
きる。
【0005】しかし、鉛直ガイドパイプの外周の断面も
フロートの孔の断面も長方形状であるため、フロートが
鉛直ガイドパイプの周りを動いたときに、フロートの孔
の内周が鉛直ガイドパイプの外周の角に引っかかり、フ
ロートが鉛直ガイドパイプに係合固着することがある。
また、フロートが鉛直ガイドパイプに対して水平面内を
動いたときに、フロートの孔の内周と鉛直ガイドパイプ
の外周とが平面同士でぴったりと当接し、液体の表面張
力を受けて、フロートが鉛直ガイドパイプにくっついて
動かなくなることもある。このようにフロートが鉛直ガ
イドパイプに固定され動かなくなると、フロートは液面
に追従して昇降できなくなるので、液面レベルを正確に
検出することができない。
【0006】本発明はかかる現状に鑑みてなされたもの
であって、液面に追従してフロートと共に昇降する永久
磁石の磁束密度を磁気センサが検知することにより液面
レベルを検出する液面レベル検出装置において、フロー
トが案内部材のステム部に固定され動作しなくなること
を抑制することにより、液面レベルを正確に検出するこ
とができる液面レベル検出装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】その解決
手段は、液面に対して鉛直な鉛直方向に貫通する孔を有
し、液面に追従して昇降するフロートと、上記フロート
に取り付けられた永久磁石と、上記フロートの孔に回転
不能に遊挿されフロートの昇降を案内するために鉛直方
向に延びるステム部を有する案内部材と、上記案内部材
に取り付けられ、上記フロートの昇降位置に応じて変化
する磁束密度を検知してその磁束密度に対応する電気信
号を出力する磁気センサと、を備える液面レベル検出装
置であって、上記フロートが、上記ステム部に対し水平
面内のいずれの方向に移動したときにも、フロートの孔
の内周及びステム部の外周は、互いに平面同士、一方が
平面で他方が曲面、または、曲面同士で当接する形状で
ある液面レベル検出装置である。
【0008】上述したように、フロートがステム部の周
りを動いたときに、フロートの孔の内周とステム部の外
周の角が当接すると、フロートの内周にステム部の角が
引っかかり、フロートがステム部に係合固着することが
ある。また、フロートの孔の内周に角がある場合にも、
フロートの孔の角とステム部の外周が当接すると、フロ
ートの孔の角がステム部の外周に引っかかり、フロート
がステム部に係合固着することがある。
【0009】これに対し、本発明では、フロートが水平
面内のいずれの方向に移動したときにも、フロートの孔
の内周及びステム部の外周は、平面同士で当接するか、
一方が平面で他方が曲面で当接するか、または、曲面同
士で当接する形状である。従って、フロートがステム部
の周りを動くなど、フロートが水平面内をどのように動
いても、フロートはステム部に係合固着しにくい。よっ
て、本発明によれば、フロートがステム部に固定され動
作しなくなることを抑制することができるので、フロー
トは液面レベルに応じステム部に沿って自由に移動する
ことができ、液面レベルを正確に検出することができ
る。
【0010】さらに、本発明では、ステム部がフロート
の孔に回転不能に遊挿されているから、フロートの回転
を考慮する必要がない。このため、永久磁石として、例
えば略板形状のものを使用することができる。略板形状
の永久磁石は、前述したように、リング状のものに比
べ、着磁がしやすく安価であり、また、比較的小さいも
の(軽量なもの)を用いることができるので、液面レベ
ル検出装置を安価で軽量なものとすることができる。な
お、磁気センサとしては、永久磁石の磁束密度を検知し
てその磁束密度に対応する電気信号を出力することがで
きるものであれば、いずれのものを用いてもよいが、例
えば、ホール素子、磁気抵抗素子などが挙げられる。
【0011】さらに、上記の液面レベル検出装置であっ
て、前記フロートが、前記ステム部に対し水平面内のい
ずれの方向に移動したときにも、フロートの孔の内周及
びステム部の外周は、一方が平面で他方が曲面、また
は、曲率半径の異なる曲面同士で当接する形状である液
面レベル検出装置とすると良い。
【0012】前述したように、フロートがステム部に対
して水平面内を移動したときに、フロートの孔の内周と
ステム部の外周が平面同士でぴったり当接すると、液体
の表面張力を受けて、フロートがステム部にくっついて
動かなくなることがある。また、フロートの孔の内周と
ステム部の外周が、曲率半径のほぼ等しい曲面同士で当
接する場合も同様である。
【0013】本発明によれば、フロートがステム部に対
し水平面内のいずれの方向に移動したときにも、フロー
トの孔の内周とステム部の外周は、一方が平面で他方が
曲面、または、曲率半径の異なる曲面同士で当接する形
状である。このように、フロートの移動方向に関係な
く、平面と曲面または曲率半径の異なる曲面同士で当接
すると、フロートがステム部にくっついて動かなくなる
ことが防止される。よって、本発明によれば、フロート
がステム部に固定され動作しなくなることをさらに抑制
することができるので、フロートは液面レベルに応じス
テム部に沿ってより自由に移動することができ、液面レ
ベルをより正確に検出することができる。
【0014】また、他の解決手段は、液面に対して鉛直
な鉛直方向に貫通する孔を有し、液面に追従して昇降す
るフロートと、上記フロートに取り付けられた永久磁石
と、上記フロートの孔に回転不能に遊挿されフロートの
昇降を案内するために鉛直方向に延びるステム部を有す
る案内部材と、上記案内部材に取り付けられ、上記フロ
ートの昇降位置に応じて変化する磁束密度を検知してそ
の磁束密度に対応する電気信号を出力する磁気センサ
と、を備える液面レベル検出装置であって、上記フロー
トの孔の水平方向の断面は、内側に突出する角のない形
状であり、上記ステム部の外周の水平方向の断面は、外
側に突出する角のない形状である液面レベル検出装置で
ある。
【0015】本発明によれば、フロートの孔の水平方向
の断面は、内側に突出する角のない形状であり、かつ、
ステム部の外周の水平方向の断面は、外側に突出する角
のない形状である。このため、フロートがステム部に対
して水平面内のいずれの方向に移動したときにも、フロ
ートの孔の内周とステム部の外周とは、角で当接するこ
とがない。従って、フロートはステム部に係合固着しに
くい。よって、本発明によれば、フロートがステム部に
固定され動作しなくなることを抑制することができるの
で、フロートは液面レベルに応じステム部に沿って自由
に移動することができ、液面レベルを正確に検出するこ
とができる。さらに、本発明では、ステム部がフロート
の孔に回転不能に遊挿されているから、フロートの回転
を考慮する必要がない。このため、永久磁石として、例
えば略板形状のものを使用することができ、液面レベル
検出装置を安価で軽量なものとすることができる。
【0016】さらに、上記の液面レベル検出装置であっ
て、前記フロートの孔の水平方向の断面は、楕円状、長
円状及び角丸矩形状のいずれかであり、前記ステム部の
外周の水平方向の断面も、楕円状、長円状及び角丸矩形
状のいずれかである液面レベル検出装置とすると良い。
【0017】本発明によれば、フロートの孔の水平方向
の断面が、楕円状、長円状及び角丸矩形状のいずれかで
あり、ステム部の外周の水平方向の断面も、楕円状、長
円状及び角丸矩形状のいずれかである。勿論、フロート
の孔の断面の形状とステム部の外周の断面の形状は、い
ずれの組み合わせであっても構わない。このようなもの
では、フロートがステム部に対し水平面内のいずれの方
向に移動したときにも、フロートはステム部に係合固着
しにくい。さらに、フロートの孔の断面とステム部の外
周の断面が、フロートが水平面内を移動したときに、フ
ロートとステム部が平面同士または曲率半径のほぼ等し
い曲面同士で当接しない形状の組み合わせの場合には、
液体の表面張力によりフロートがステム部にくっついて
動かなくなることも抑制される。従って、本発明によれ
ば、フロートがステム部に固定され動作しなくなること
を抑制することができるので、フロートは液面レベルに
応じステム部に沿ってより自由に移動することができ、
その結果、液面レベルを正確に検出することができる。
なお、本明細書において、角丸矩形とは、矩形のうち、
直交する辺同士がいずれも曲線で結ばれた形、つまり、
矩形の4つの角がいずれも丸くなった形をいう。
【0018】他の解決手段は、液面に対して鉛直な鉛直
方向に貫通する孔を有し、液面に追従して昇降するフロ
ートと、上記フロートに取り付けられた永久磁石と、上
記フロートの孔に回転不能に遊挿されフロートの昇降を
案内するために鉛直方向に延びるステム部を有する案内
部材と、上記案内部材に取り付けられ、上記フロートの
昇降位置に応じて変化する磁束密度を検知してその磁束
密度に対応する電気信号を出力する磁気センサと、を備
える液面レベル検出装置であって、上記フロートの孔の
内周と上記ステム部の外周は、フロートがステム部に対
し水平面内のいずれの方向に移動したときにも、フロー
トがステム部の係合固着することを防止された形状であ
る液面レベル検出装置である。
【0019】本発明によれば、フロートの孔の内周とス
テム部の外周は、フロートがステム部に対し水平面内の
いずれの方向に移動したときにも、フロートがステム部
に係合固着することを防止された形状である。このた
め、フロートが水平面内をどのように動いても、フロー
トはステム部に係合固着しにくい。よって、本発明によ
れば、フロートがステム部に固定され動作しなくなるこ
とを抑制することができるので、フロートは液面レベル
に応じステム部に沿って自由に移動することができ、液
面レベルを正確に検出することができる。さらに、本発
明では、ステム部がフロートの孔に回転不能に遊挿され
ているから、フロートの回転を考慮する必要がない。こ
のため、永久磁石として、例えば略板形状のものを使用
することができ、液面レベル検出装置を安価で軽量なも
のとすることができる。
【0020】また、他の解決手段は、液面に対して鉛直
な鉛直方向に貫通する孔を有し、液面に追従して昇降す
るフロートと、上記フロートに取り付けられた永久磁石
と、上記フロートの孔に回転不能に遊挿されフロートの
昇降を案内するために鉛直方向に延びるステム部を有す
る案内部材と、上記案内部材に取り付けられ、上記フロ
ートの昇降位置に応じて変化する磁束密度を検知してそ
の磁束密度に対応する電気信号を出力する磁気センサ
と、を備える液面レベル検出装置であって、上記ステム
部の外周及び上記フロートの孔の内周の少なくともいず
れかには、少なくとも周方向に対して複数の凸部が形成
されている液面レベル検出装置である。
【0021】前述したように、フロートがステム部に対
して水平面内を移動したときに、フロートの孔の内周と
ステム部の外周とが平面同士や曲率半径のほぼ等しい曲
面同士で当接すると、液体の表面張力を受けて、フロー
トがステム部にくっついて動かなくなることがある。
【0022】これに対し、本発明では、ステム部の外周
及びフロートの孔の内周の少なくともいずれかに、突起
部やレール部などの凸部が複数形成されている。このた
め、フロートが水平面内を移動したときに、フロートの
孔の内周がステム部の外周に形成された凸部と当接、ま
たは、ステム部の外周がフロートの孔の内周に形成され
た凸部と当接すると、フロートの孔の内周とステム部の
外周とが、平面同士あるいは曲率半径のほぼ等しい曲面
同士で当接するなど、ある程度の広い面積にわたって両
者の隙間が小さくなるのを防止することができる。従っ
て、フロートがステム部にくっついて動かなくなること
抑制することができる。よって、本発明によれば、フロ
ートは液面レベルに応じステム部に沿って確実に自由に
移動することができ、液面レベルをより正確に検出する
ことができる。
【0023】さらに、上記の液面レベル検出装置であっ
て、前記複数の凸部は、略半球状に突出する複数の突起
部であり、周方向及び鉛直方向に複数配置されている液
面レベル検出装置とすると良い。
【0024】本発明によれば、ステム部の外周及びフロ
ートの孔の内周の少なくともいずれかには、複数の突起
部が周方向及び鉛直方向に複数配置されている。このた
め、フロートは、その昇降位置に拘わらず、水平面内を
移動したときに、突起部を介してステム部と接する。そ
の際、突出部は略半球状であるので、フロートとステム
部はごく小さい面積で接する。従って、フロートがステ
ム部にくっついて動かなくなることを抑制することがで
きる。よって、本発明によれば、フロートは液面レベル
に応じステム部に沿って自由に移動することができ、液
面レベルをより正確に検出することができる。
【0025】さらに、上記の液面レベル検出装置であっ
て、前記複数の突起部は、鉛直方向の間隔が前記フロー
トの高さの半分以下の間隔で配置されている液面レベル
検出装置とするのが好ましい。フロートが水平面内を移
動したときに、フロートの孔の内周とステム部の外周と
の隙間がある程度広い面積にわたって小さくなるのを、
さらに確実に防止することができるからである。
【0026】あるいは、前記の液面レベル検出装置であ
って、前記複数の凸部は、鉛直方向に延びる凸条の複数
のレール部である液面レベル検出装置とすると良い。
【0027】本発明によれば、ステム部の外周及びフロ
ートの孔の内周の少なくともいずれかには、鉛直方向に
延びる凸条の複数のレール部が配置されている。このた
め、フロートは、その昇降位置に拘わらず、水平面内を
移動したときに、ステム部の外周とレール部を介して接
するので、フロートがステム部にくっついて動かなくな
ることを抑制することができる。よって、本発明によれ
ば、フロートは液面レベルに応じステム部に沿って自由
に移動することができ、液面レベルをより正確に検出す
ることができる。
【0028】さらに、上記のいずれかに記載の液面レベ
ル検出装置であって、前記案内部材のステム部内には、
基板が組み込まれ、前記磁気センサは、上記基板に実装
されている液面レベル検出装置とするのが好ましい。
【0029】本発明によれば、磁気センサを実装した基
板が、ステム部内に組み込まれている。このような形態
にすれば、ステム部内に、磁気センサの他、磁気センサ
を駆動制御する回路を形成することができるので、液面
レベル検出装置を小型化することができる。さらに、ス
テム部の断面形状が、楕円や長円、角丸矩形など細長い
形状の場合には、その長軸や長辺に沿って幅広な大きな
基板を組み込むことができるので、液面レベル検出装置
に必要な電子部品をより多く基板に実装することができ
る。
【0030】さらに、上記のいずれかに記載の液面レベ
ル検出装置であって、前記永久磁石は、略板形状をな
し、一方の主面がN極に他方の主面がS極に一様に着磁
された第1永久磁石と第2永久磁石であり、これら第1
永久磁石と第2永久磁石は、前記磁気センサを間に挟む
ようにして、互いに異なる磁極を有する主面同士が対向
している液面レベル検出装置とすると良い。
【0031】本発明によれば、2つの永久磁石は、磁気
センサを間に挟むようにして、互いに異なる磁極を有す
る主面同士が対向している。このため、第1永久磁石と
第2永久磁石の間に生じる磁界の磁束密度が大きくなる
ので、磁気センサの出力が大きくなる。従って、液面レ
ベルに伴って第1,第2永久磁石の昇降位置が大きく変
化しても、磁気センサの出力が得られるので、液面レベ
ルの検知可能範囲をより大きくすることができる。
【0032】さらに、上記の液面レベル検出装置であっ
て、前記磁気センサから前記第1永久磁石までの平均距
離と、上記磁気センサから前記第2永久磁石までの平均
距離とがほぼ等しい液面レベル検出装置とすると良い。
【0033】ステム部はフロートの孔に遊挿されている
ため、フロートは、ステム部との間に生じるクリアラン
スの分だけステム部に対して水平面内を自由に移動する
ことができる。従って、そのクリアランスの大きさの範
囲で、磁気センサから第1,第2永久磁石までの距離が
それぞれ変化する。このような変化があると、第1,第
2永久磁石の昇降位置が変わらなくても、磁気センサが
検知する磁束密度が変化するので、磁気センサの出力が
若干変化する。このような出力変化は、磁気センサから
第1永久磁石までの平均距離と磁気センサから第2永久
磁石までの平均距離とが大きく異なるほど、大きく変化
する。従って、磁気センサから第1永久磁石までの平均
距離と磁気センサから第2永久磁石までの平均距離とが
大きく異なるほど、液面レベルの検出誤差が大きくな
る。
【0034】本発明では、磁気センサから第1永久磁石
までの平均距離と磁気センサから第2永久磁石までの平
均距離とがほぼ等しい。このような関係に磁気センサ、
第1,第2永久磁石を配置してあると、液面レベルが変
わらない状態で、フロートがステム部とのクリアランス
の分だけ水平面内を移動した場合でも、磁気センサの出
力変化を最小限に抑えることができる。従って、液面レ
ベルの検出誤差も最小限に抑えることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】(実施形態1)以下、本発明の実
施の形態を、図面を参照しつつ説明する。本実施形態1
の液面レベル検出装置1の縦断面図を図1に、横断面図
を図2に示す。この液面レベル検出装置1は、自動車の
エンジンオイルタンク内に設置され、エンジンオイルの
液面レベルを検出するものである。
【0036】液面レベル検出装置1は、液面(エンジン
オイル面)に追従して昇降するフロート3を有する。こ
のフロート3は、発泡NBR、発泡PA66等からな
り、その外形は、直径が約25mm、鉛直方向の長さ
(高さ)が約15mmの円筒形状である。フロート3の
略中央には、長軸約20mm、短軸約10mmの楕円状
の孔3hが液面に対する鉛直方向に貫通して形成されて
いる。この孔3hは、その上端及び下端がそれぞれR面
取りされ丸くなっている。
【0037】フロート3内には、水平方向の長さが約5
mm、鉛直方向の長さ(高さ)が約10mm、厚さが約
3mmの略矩形の板形状の永久磁石が2つ(第1永久磁
石5及び第2永久磁石7)組み込まれている。第1永久
磁石5と第2永久磁石7は、いずれも一方の主面がN極
に他方の主面がS極に一様に着磁されている。そして、
これらは、互いに異なる磁極を有する主面同士が対向す
るように、フロート3の孔3hの長軸に平行に配置され
ている。具体的には、第1永久磁石5は、フロート3の
内周側にN極が向き外周側にS極が向くように配置さ
れ、逆に、第2永久磁石7は、フロート3の内周側にS
極が向き外周側にN極が向くように配置されている。従
って、第1永久磁石5から第2永久磁石7に向けて磁力
線が生じる。フロート3の中心軸から第1永久磁石5ま
での距離、及び、フロート3の中心軸から第1永久磁石
までの距離は、いずれも約6mmである。これら第1,
第2永久磁石5,7は、希土類磁石(例えばネオジム磁
石)からなり、その磁力は約150mTである。
【0038】また、液面レベル検出装置1は、フロート
3の昇降を案内する案内部材11を有する。この案内部
材11は、鉛直方向に延設されると共にフロート3の孔
3hに遊挿され、フロート3の昇降を案内する鉛直方向
の長さ(高さ)約30mmのステム部13を有する。こ
のステム部13は、PA66等の材質からなり、その外
周の水平方向の断面は、長軸約18mm、短軸約8mm
の楕円状である。ステム部13の上端及び下端には、フ
ロート3の外径よりも若干小さい略円盤状の上端円盤部
15と下端円盤部17が固着されている。このため、フ
ロート3は、ステム部13に沿って鉛直方向に自由に動
くことができる一方、上端円盤部15及び下端円盤部1
7によりステム部13(案内部材11)からの抜けが防
止される。
【0039】案内部材11のステム部13内には、水平
方向の長さが約15mm、鉛直方向の長さ(高さ)が約
28mm、厚さが約1mmの略矩形の板形状の基板19
が、ステム部13の水平方向の断面の長軸に沿ってその
ほぼ中央に組み込まれている。この基板19には、磁気
センサである2つのホール素子(第1ホール素子21及
び第2ホール素子23)が実装されている。これら第
1,第2ホール素子21,23は、ステム部13の中心
軸上に配置され、鉛直方向に約6mmの間隔Hを空けて
固着されている。従って、第1,第2ホール素子21,
23から第1永久磁石5までの平均距離Dと、第1,第
2ホール素子21,23から第2永久磁石7までの平均
距離D′がほぼ等しい。
【0040】これら第1,第2ホール素子21,23
は、同様の特性を有する。即ち、第1,第2ホール素子
21,23に駆動電圧をそれぞれ印加すると、液面に追
従するフロート3の昇降位置に伴って変化する第1,第
2永久磁石5,7の磁束密度をそれぞれ検知して、その
磁束密度に対応する電気信号、より具体的には、その磁
束密度にほぼ直線的に対応する電圧をそれぞれ出力す
る。なお、この電圧出力は、駆動電圧にほぼ比例する。
また、基板19には、第1,第2ホール素子21,23
を駆動制御すると共に、液面レベルの検知出力をリード
線25を通じて外部へ導くための駆動制御回路が形成さ
れている。
【0041】このような液面レベル検出装置1は、次の
ように動作する。即ち、駆動制御回路を作動させると、
第1,第2ホール素子21,23に駆動電圧がそれぞれ
印加される。すると、第1,第2ホール素子21,23
は、液面に追従して昇降するフロート3に取り付けられ
た第1,第2永久磁石5,7の磁束密度をそれぞれ検知
して、その磁束密度に比例した電圧(液面レベルに対応
した電圧)をそれぞれ出力する。
【0042】その際、第1ホール素子21は、液面レベ
ルの所定検知範囲内において、液面レベルが上昇する
と、出力がほぼ直線的に増加し、逆に、液面レベルが下
降すると、出力がほぼ直線的に減少する。一方、第2ホ
ール素子23は、その所定検知範囲内において、液面レ
ベルが上昇すると、その出力が第1ホール素子21の出
力とは対称的にほぼ直線的に減少し、逆に、液面レベル
が下降すると、その出力が第1ホール素子21の出力と
は対称的にほぼ直線的に増加する。第1,第2ホール素
子21,23からの電圧出力は、駆動制御回路で様々な
処理を受けて、液面レベルに対応した検知出力が外部へ
出力される。その後、この検知出力に基づいて、例え
ば、自動車の室内に設置されたメータ等に液面レベルが
表示される。これにより運転者は、エンジンオイルの残
存量を把握することができる。
【0043】以上で説明した液面レベル検出装置1は、
フロート3の孔3hの内周及びステム部13の外周が、
フロート3がステム部13に対し水平面内のいずれの方
向に移動したときにも、フロート3がステム部13に係
合固着することを防止された形状である。具体的には、
フロート3の孔3hの水平方向の断面は、内側に突出す
る角のない形状であり、かつ、ステム部13の外周の水
平方向の断面も、外側に突出する角のない形状であり、
フロート3がステム部13に対して水平面内のいずれの
方向に移動したときにも、フロート3の孔3hの内周と
ステム部13の外周とは、角で当接することがない。
【0044】さらに具体的には、フロート3の孔3hの
断面もステム部13の外周の断面も楕円状であり、フロ
ート3が水平面内のいずれの方向に移動したときにも、
フロート3の孔3hの内周とステム部13の外周は、曲
面同士で当接する。従って、フロート3がステム部13
の周りを動くなど、フロート3が水平面内をどのように
動いても、フロート3はステム部13に係合固着しにく
い。
【0045】さらに、フロート3の孔3hの断面もステ
ム部13の外周の断面も楕円状であるため、フロート3
がステム部13に対し水平面内のいずれの方向に移動し
たときにも、フロート3の孔3hの内周とステム部13
の外周は、曲率半径の異なる曲面同士で当接する。従っ
て、液体(エンジンオイル)の表面張力によりフロート
3がステム部13にくっついて動かなくなることも防止
される。また、フロート3の孔3hの上端及び下端は、
それぞれR面取りされ丸くなっているので、フロート3
がステム部13に対し鉛直方向に傾いても、フロート3
の孔3hの内周とステム部13の外周とは、角で当接す
ることがない。従って、フロート3がステム部13に対
し鉛直面内をどのように動いても、フロート3はステム
部13に係合固着しにくい。このように、この液面レベ
ル検出装置1は、フロート3がステム部13に固定され
動作しなくなることを抑制することができるので、フロ
ート3は液面レベルに応じステム部13に沿って自由に
移動することができ、液面レベルを正確に検出すること
ができる。
【0046】この液面レベル検出装置1は、ステム部1
3がフロート3の孔3hに回転不能に遊挿されている。
具体的には、フロート3の孔3hの断面の短軸よりもス
テム部13の外周の断面の長軸が大きいから、フロート
3の回転が防止される。このため、永久磁石としてリン
グ形状のものを使用する必要がなく、第1,第2永久磁
石5,7のように略板形状のものを使用することができ
る。略板形状の永久磁石は、着磁がしやすく安価であ
り、また、比較的小さいもの(軽量なもの)を用いるこ
とができるので、液面レベル検出装置1を安価で軽量な
ものとすることができる。
【0047】また、本実施形態1では、ステム部13の
外周の水平方向の断面は楕円状であるため、その長軸に
沿って幅広な大きな基板19を組み込むことができるの
で、基板19上に、第1,第2ホール素子21,23を
駆動制御する駆動制御回路、さらには、液面レベル検出
装置1に必要な電子部品をより多く実装することができ
る。そして、駆動制御回路等を実装するためにステム部
13内に配置する基板19が幅広になる場合にも、本実
施形態1では、ステム部13の外周の水平方向の断面が
真円状ではなく楕円状であるために、ステム部13の全
体の寸法を大きくせずに、基板19の水平方向に沿う長
軸の長さを調整すれば足りる。そのために、ステム部1
3自身の大型化を抑えつつ、駆動制御回路等を基板19
に実装しステム部13に内蔵可能となるので、液面レベ
ル検出装置1を小型化することができる。また、基板1
9が幅広であっても、ステム部13の短軸の長さは変化
させる必要がないことから、フロート3内に設けられ互
いに対向する第1,第2永久磁石5,7間の距離も変化
させる必要がなく、基板19の幅寸法を変化させること
に起因して第1,第2ホール素子21,23の出力特性
が変化することが防止される。
【0048】また、本実施形態1では、第1,第2永久
磁石5,7は、第1,第2ホール素子21,23を間に
挟むようにして、互いに異なる磁極を有する主面同士が
対向している。このため、第1永久磁石5と第2永久磁
石7の間に生じる磁界の磁束密度が大きくなるので、第
1,第2ホール素子21,23の出力も大きくなる。従
って、液面レベルの検知可能範囲をより大きくすること
ができる。
【0049】また、本実施形態1では、第1,第2ホー
ル素子21,23から第1永久磁石5までの平均距離D
と、第1,第2ホール素子21,23から第2永久磁石
7までの平均距離D′とがほぼ等しい。このような関係
に第1,第2ホール素子21,23、第1,第2永久磁
石5,7が配置してあると、フロート3がステム部13
とのクリアランス(約1mm)の分だけ水平面内を移動
した場合でも、第1,第2ホール素子21,23の出力
変化を最小限に抑えることができる。従って、液面レベ
ルの検出誤差も最小限に抑えることができる。
【0050】(実施形態2)次いで、第2の実施形態に
ついて説明する。なお、上記実施形態1と同様な部分の
説明は、省略または簡略化する。上記実施形態1の液面
レベル検出装置1では、フロート3がステム部13に固
定され動作しなくなることを防止するために、フロート
3の孔3hの水平方向の断面とステム部13の外周の水
平方向の断面が楕円状であった。これに対し、本実施形
態2の液面レベル検出装置101では、図3に横断面図
を示すように、フロート103の孔103hの水平方向
の断面とステム部113の外周の水平方向の断面が角丸
矩形状である。その他の部分は、上記実施形態1と同様
であり、同様の作用・効果を奏する。
【0051】具体的に説明すると、フロート103の外
形は、上記実施形態1と同様に、直径が約25mm、鉛
直方向の長さ(高さ)が約15mmの円筒形状である
が、フロート103の略中央には、水平方向の断面が長
辺約20mm、短辺約10mmの角丸矩形状である孔1
03hが形成されている。フロート103内には、上記
実施形態1と同様な第1,第2永久磁石5,7が、フロ
ート103の孔103hの長辺と平行に、互いに対向し
た状態で組み込まれている。また、フロート103の中
心軸からの距離は、上記実施形態1と同様に、いずれも
約6mmである。一方、案内部材111のステム部11
3の外周の水平方向の断面は、長辺約18mm、短辺約
8mmの角丸矩形状である。このステム部113内に
は、上記実施形態1と同様な基板19が、断面の長辺に
沿ってそのほぼ中央に組み込まれている。また、基板1
9に実装された第1,第2ホール素子21,23は、ス
テム部113の中心軸上に配置されている。
【0052】このような液面レベル検出装置101も、
フロート103の孔103hの内周及びステム部113
の外周が、フロート103がステム部113に対し水平
面内のいずれの方向に移動したときにも、フロート10
3がステム部113に係合固着することを防止された形
状である。具体的には、フロート103の孔103hの
水平方向の断面は、内側に突出する角のない形状であ
り、かつ、ステム部113の外周の水平方向の断面も、
外側に突出する角のない形状であり、フロート103が
ステム部113に対して水平面内のいずれの方向に移動
したときにも、フロート103の孔103hの内周とス
テム部113の外周とは、角で当接することがない。
【0053】さらに具体的には、フロート103の孔1
03hの断面もステム部113の外周の断面も角丸矩形
状であり、フロート103が水平面内のいずれの方向に
移動したときにも、フロート103の孔103hの内周
とステム部113の外周は、互いに平面同士、一方が平
面で他方が曲面、または、曲面同士で当接する。従っ
て、フロート103がステム部113の周りを動くな
ど、フロート103が水平面内をどのように動いても、
フロート103はステム部113に係合固着しにくい。
このように、この液面レベル検出装置101も、フロー
ト103がステム部113に固定され動作しなくなるこ
とを抑制することができるので、フロート103は液面
レベルに応じステム部113に沿って自由に移動するこ
とができ、液面レベルを正確に検出することができる。
【0054】また、ステム部113の外周の水平方向の
断面は角丸矩形状であるため、その長辺に沿って幅広な
大きな基板19を組み込むことができる。このため、上
記実施形態1と同様に、基板19上に、第1,第2ホー
ル素子21,23を駆動制御する駆動制御回路、さらに
は、液面レベル検出装置101に必要な電子部品をより
多く実装することができる。
【0055】(実施形態3)次いで、第3の実施形態に
ついて説明する。なお、上記各実施形態1または2と同
様な部分の説明は、省略または簡略化する。上記実施形
態1の液面レベル検出装置1では、フロート3がステム
部13に固定され動かなくなることを防止するために、
フロート3の孔3hの水平方向の断面とステム部13の
外周の水平方向の断面がいずれも楕円状であった。ま
た、上記実施形態2の液面レベル検出装置101では、
フロート103の孔103hの水平方向の断面とステム
部113の外周の水平方向の断面がいずれも角丸矩形状
であった。これらに対し、本実施形態3の液面レベル検
出装置201では、図4に横断面図を示すように、フロ
ート203の孔203hの水平方向の断面とステム部2
13の外周の水平方向の断面は、全く異なる形状であ
る。即ち、フロート203の孔203hの水平方向の断
面が楕円状であるのに対し、ステム部213の外周の水
平方向の断面は角丸矩形状である。その他の部分は、上
記各実施形態1または2と同様であり、同様の作用・効
果を奏する。
【0056】具体的に説明すると、フロート203の外
形は、上記各実施形態1,2と同様な大きさの円筒形状
であり、フロート203の略中央には、水平方向の断面
が長軸約20mm、短軸約10mmの楕円状である孔2
03hが形成されている。また、フロート203内に
は、上記各実施形態1,2と同様な第1,第2永久磁石
5,7が、フロート203の孔203hの長軸に平行
に、互いに対向した状態で組み込まれている。また、フ
ロート203の中心軸から第1,第2永久磁石5,7ま
での距離は、上記各実施形態1,2と同様に、ほぼ等し
くなっている。一方、案内部材211のステム部213
の水平方向の断面は、長辺約16mm、短辺約6mmの
角丸矩形状である。そして、ステム部213内には、上
記各実施形態1,2と同様な基板19が、断面の長辺に
沿ってそのほぼ中央に組み込まれている。また、基板1
9に実装された第1,第2ホール素子21,23は、ス
テム部213の中心軸上に配置されている。
【0057】このような液面レベル検出装置201も、
フロート203の孔203hの内周及びステム部213
の外周が、フロート203がステム部213に対し水平
面内のいずれの方向に移動したときにも、フロート20
3がステム部213に係合固着することを防止された形
状である。具体的には、フロート203の孔203hの
水平方向の断面は、内側に突出する角のない形状であ
り、かつ、ステム部213の外周の水平方向の断面は、
外側に突出する角のない形状であり、フロート203が
ステム部213に対して水平面内のいずれの方向に移動
したときにも、フロート203の孔203hの内周とス
テム部213の外周とは、角で当接することがない。
【0058】さらに具体的には、フロート203の孔2
03hの断面が楕円状で、ステム部213の外周の断面
が角丸矩形状であり、フロート203が水平面内のいず
れの方向に移動したときにも、フロート203の孔20
3hの内周とステム部213の外周は、曲面同士で当接
する。従って、フロート203がステム部213の周り
を動くなど、フロート203が水平面内をどのように動
いても、フロート203はステム部213に係合固着し
にくい。
【0059】さらに、フロート203の孔203hの断
面が楕円状で、ステム部213の外周の断面が角丸矩形
状であるため、フロート203がステム部213に対し
水平面内のいずれの方向に移動したときにも、フロート
203の孔203hの内周とステム部213の外周は、
曲率半径の異なる曲面同士で当接する。従って、液体の
表面張力によりフロート203がステム部213にくっ
ついて動かなくなることも防止される。このように、こ
の液面レベル検出装置201も、フロート203がステ
ム部213に固定され動作しなくなることを抑制するこ
とができるので、フロート203は液面レベルに応じス
テム部213に沿って自由に移動することができ、液面
レベルを正確に検出することができる。
【0060】(実施形態4)次いで、第4の実施形態に
ついて説明する。なお、上記各実施形態1〜3のいずれ
かと同様な部分の説明は、省略または簡略化する。本実
施形態4の液面レベル検出装置301は、図5に縦断面
図、図6に横断面図を示すように、上記実施形態1に示
した液面レベル検出装置1のステム部13の外周に、複
数の凸部13tが形成されたものである。その他の部分
は、上記実施形態1と同様である。
【0061】具体的には、ステム部13の外周には、略
半球状に突出する高さ約0.5mmの突起部(凸部)1
3tが、周方向にも鉛直方向にも多数形成され、略格子
状に配置されている。これらの突起部13tの鉛直方向
の各間隔Lは、フロート3の高さT(約15mm)の半
分以下である約6mmである。従って、フロート3が水
平面内を移動しても、フロート3の孔3hの内周は、ス
テム部13の外周と直接接することなく、突起部13t
と接することとなる。
【0062】このため、フロート3が水平面内を移動し
たときに、フロート3の孔3hの内周は、その昇降位置
に拘わらず、ステム部13の外周に形成された突起部1
3tと当接するので、液面の表面張力によりフロート3
がステム部13にくっついて動かなくなることをより確
実に抑制することができる。従って、フロート3は液面
レベルに応じステム部13に沿ってより自由に移動する
ことができ、液面レベルをより正確に検出することがで
きる。
【0063】なお、上記実施形態2に示した液面レベル
検出装置101や上記実施形態3に示した液面レベル検
出装置201においても、それらのステム部113,2
13の外周に、複数の突起部(凸部)を形成することが
できる。このような突起部を形成すれば、フロート10
3,203がステム部113,213にくっついて動か
なくなることをより確実に抑制することができるように
なる。
【0064】(実施形態5)次いで、第5の実施形態に
ついて説明する。なお、上記各実施形態1〜4のいずれ
かと同様な部分の説明は、省略または簡略化する。上記
実施形態4の液面レベル検出装置301では、フロート
3の孔3hの内周とステム部13の外周がくっつき動か
なくなることをより確実に防止するために、ステム部1
3の外周に多数の突起部13tが形成されていた。これ
に対し、本実施形態5の液面レベル検出装置401で
は、図7に縦断面図、図8に横断面図を示すように、突
起部13tの代わりに、凸条のレール部(凸部)13r
がステム部13の外周に複数形成されている。その他の
部分は、上記実施形態4と同様であり、同様の作用・効
果を奏する。
【0065】具体的に説明すると、案内部材11のステ
ム部13の外周には、略半円柱状の高さ約0.5mmの
レール部13rが周方向に対して複数形成されている。
これらのレール部13rは、いずれもステム部13の上
端から下端まで鉛直方向に沿って延びている。従って、
フロート3が水平面内を移動しても、フロート3の孔3
hの内周は、ステム部13に形成されたレール部13r
と当接することになる。よって、このような液面レベル
検出装置401も、フロート3の内周とステム部13の
外周とがくっついて動かなくなることをより確実に防止
することができる。従って、フロート3は液面レベルに
応じステム部13に沿って自由に移動することができ、
液面レベルを正確に検出することができる。
【0066】なお、上記実施形態2に示した液面レベル
検出装置101や上記実施形態3に示した液面レベル検
出装置201においても、それらのステム部113,2
13の外周に、複数のレール部(凸部)を形成すること
ができる。このようなレール部を形成すれば、フロート
103,203がステム部113,213にくっついて
動かなくなることをより確実に抑制することができるよ
うになる。
【0067】(実施形態6)次いで、第6の実施形態に
ついて説明する。なお、上記各実施形態1〜5と同様な
部分の説明は、省略または簡略化する。上記実施形態
4,5の液面レベル検出装置301,401では、フロ
ート3の孔3hの内周とステム部13の外周がくっつい
て動かなくなることをより確実に防止するために、ステ
ム部13の外周に凸部(突起部13tまたはレール部1
3r)が形成されていた。これに対し、本実施形態6の
液面レベル検出装置501では、図9に縦断面図、図1
0に横断面図を示すように、そのような凸部はステム部
13の外周には形成されていない。しかし、その代わり
に、フロート3の孔3hの内周に多数の突起部(凸部)
3tが形成されている。その他の部分は、上記実施形態
4,5と同様であり、同様の作用・効果を奏する。
【0068】具体的に説明すると、フロート3の孔3h
の内周には、略半球状に突出する高さ約0.5mmの突
起部3tが、周方向にも鉛直方向にも多数形成され、略
格子状に配置されている。従って、フロート3が水平面
内を移動したとき、ステム部13の外周は、フロート3
の孔3hの内周に形成された複数の突起部3tと当接す
ることになる。よって、このような液面レベル検出装置
501も、フロート3の孔3hの内周とステム部13の
外周とがくっついて動かなくなることをより確実に防止
することができる。従って、フロート3は液面レベルに
応じステム部13に沿って自由に移動することができ、
液面レベルを正確に検出することができる。
【0069】なお、上記実施形態2に示した液面レベル
検出装置101や上記実施形態3に示した液面レベル検
出装置201においても、それらのフロート103,2
03の内周に、複数の突起部(凸部)を形成することが
できる。このような突起部を形成すれば、フロート10
3,203がステム部113,213にくっついて動か
なくなることをより確実に抑制することができるように
なる。
【0070】(実施形態7)次いで、第7の実施形態に
ついて説明する。なお、上記各実施形態1〜6のいずれ
かと同様な部分の説明は、省略または簡略化する。上記
実施形態6の液面レベル検出装置501では、フロート
3の孔3hの内周とステム部13の外周とがくっついて
動かなくなることをより確実に防止するために、フロー
ト3の孔3hの内周に多数の突起部3tが形成されてい
た。これに対し、本実施形態7の液面レベル検出装置6
01では、図11に縦断面図、図12に横断面図を示す
ように、突起部3tの代わりに、凸条のレール部(凸
部)3rがフロート3の孔3hの内周に複数形成されて
いる。その他の部分は、上記実施形態5と同様であり、
同様の作用・効果を奏する。
【0071】具体的に説明すると、フロート3の孔3h
の内周には、略半円柱状の高さ約0.5mmのレール部
3rが周方向に複数形成されている。これらのレール部
3rは、いずれもフロート3の上端から下端まで鉛直方
向に延びている。従って、フロート3が水平面内を移動
すると、ステム部13の外周は、フロート3の孔3hの
内周に形成された複数のレール部3rに当接することに
なる。よって、このような液面レベル検出装置601
も、フロート3の内周とステム部13の外周とがくっつ
いて動かなくなることをより確実に防止することができ
る。従って、フロート3は液面レベルに応じステム部1
3に沿って自由に移動することができ、液面レベルを正
確に検出することができる。
【0072】なお、上記実施形態2に示した液面レベル
検出装置101や上記実施形態3に示した液面レベル検
出装置201においても、それらのフロート103,2
03の内周に、複数のレール部(凸部)を形成すること
ができる。このようなレール部を形成すれば、フロート
103,203がステム部113,213にくっついて
動かなくなることをより確実に抑制することができるよ
うになる。
【0073】以上において、本発明を実施形態に即して
説明したが、本発明は上記各実施形態1〜7に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変
更して適用できることはいうまでもない。例えば、上記
各実施形態1〜7では、フロート3,103,203と
して、外形が円筒形状のものを示したが、この形状に限
定されるものではない。フロートは、液面に追従してス
テム部に沿って昇降できるものであればよく、例えば、
その外形を、鉛直方向に貫通する孔を有する直方体形状
や楕円柱形状とすることもできる。
【0074】また、上記各実施形態1〜7では、第1,
第2永久磁石5,7がフロート3,103,203内に
組み込まれたものを示したが、昇降に伴って変化する永
久磁石の磁束密度を磁気センサ(ホール素子)が検知で
きるのであれば、この形態に限定されるものではない。
例えば、フロートの孔の内周やフロートの外周、フロー
トの上面や下面に取り付けることも可能である。上記実
施形態1及び4〜7ではフロート3の孔3hの水平方向
の断面とステム部13の外周の水平方向の断面が楕円状
の場合を示し、また、上記実施形態2では、フロート1
03の孔130hの水平方向の断面とステム部113の
外周の水平方向の断面が角丸矩形状の場合を示した。し
かし、これらの形状は、例えば長円などに適宜変更する
こともできる。
【0075】また、上記実施形態3では、フロート20
3の孔203hの水平方向の断面が楕円状で、ステム部
213の外周の水平方向の断面が角丸矩形状のものを示
したが、その他の形状の組み合わせであってもよい。例
えば、フロートの孔の断面を楕円状、ステム部の外周の
断面を長円状としたり、フロートの孔の断面を角丸矩形
状、ステム部の外周の断面を楕円状あるいは長円状とし
たり、フロートの孔の断面を長円状、ステム部の外周の
断面を楕円状あるいは角丸矩形状とすることもできる。
このようなものでも、フロートがステム部に固定され動
かなくなるのを防止することができるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係る液面レベル検出装置の縦断面
図である。
【図2】実施形態1に係る液面レベル検出装置の横断面
図である。
【図3】実施形態2に係る液面レベル検出装置の横断面
図である。
【図4】実施形態3に係る液面レベル検出装置の横断面
図である。
【図5】実施形態4に係る液面レベル検出装置の縦断面
図である。
【図6】実施形態4に係る液面レベル検出装置の横断面
図である。
【図7】実施形態5に係る液面レベル検出装置の縦断面
図である。
【図8】実施形態5に係る液面レベル検出装置の横断面
図である。
【図9】実施形態6に係る液面レベル検出装置の縦断面
図である。
【図10】実施形態6に係る液面レベル検出装置の横断
面図である。
【図11】実施形態7に係る液面レベル検出装置の縦断
面図である。
【図12】実施形態7に係る液面レベル検出装置の横断
面図である。
【符号の説明】
1,101,201,301,401,501,601
液面レベル検出装置 3,103,203 フロート 3h,103h,203h (フロートの)孔 3t (孔の内周の)突起部(凸部) 3r (孔の内周の)レール部(凸部) 5 第1永久磁石 7 第2永久磁石 11,111,211 案内部材 13,113,213 ステム部 13t (ステム部の外周の)突起部(凸部) 13r (ステム部の外周の)レール部(凸部) 19 基板 21 第1ホール素子(第1磁気センサ) 23 第2ホール素子(第2磁気センサ)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液面に対して鉛直な鉛直方向に貫通する孔
    を有し、液面に追従して昇降するフロートと、 上記フロートに取り付けられた永久磁石と、 上記フロートの孔に回転不能に遊挿されフロートの昇降
    を案内するために鉛直方向に延びるステム部を有する案
    内部材と、 上記案内部材に取り付けられ、上記フロートの昇降位置
    に応じて変化する磁束密度を検知してその磁束密度に対
    応する電気信号を出力する磁気センサと、を備える液面
    レベル検出装置であって、 上記フロートが、上記ステム部に対し水平面内のいずれ
    の方向に移動したときにも、フロートの孔の内周及びス
    テム部の外周は、互いに平面同士、一方が平面で他方が
    曲面、または、曲面同士で当接する形状である液面レベ
    ル検出装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の液面レベル検出装置であ
    って、 前記フロートが、前記ステム部に対し水平面内のいずれ
    の方向に移動したときにも、フロートの孔の内周及びス
    テム部の外周は、一方が平面で他方が曲面、または、曲
    率半径の異なる曲面同士で当接する形状である液面レベ
    ル検出装置。
  3. 【請求項3】液面に対して鉛直な鉛直方向に貫通する孔
    を有し、液面に追従して昇降するフロートと、 上記フロートに取り付けられた永久磁石と、 上記フロートの孔に回転不能に遊挿されフロートの昇降
    を案内するために鉛直方向に延びるステム部を有する案
    内部材と、 上記案内部材に取り付けられ、上記フロートの昇降位置
    に応じて変化する磁束密度を検知してその磁束密度に対
    応する電気信号を出力する磁気センサと、を備える液面
    レベル検出装置であって、 上記フロートの孔の水平方向の断面は、内側に突出する
    角のない形状であり、 上記ステム部の外周の水平方向の断面は、外側に突出す
    る角のない形状である液面レベル検出装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の液面レベル検出装置であ
    って、 前記フロートの孔の水平方向の断面は、楕円状、長円状
    及び角丸矩形状のいずれかであり、 前記ステム部の外周の水平方向の断面も、楕円状、長円
    状及び角丸矩形状のいずれかである液面レベル検出装
    置。
  5. 【請求項5】液面に対して鉛直な鉛直方向に貫通する孔
    を有し、液面に追従して昇降するフロートと、 上記フロートに取り付けられた永久磁石と、 上記フロートの孔に回転不能に遊挿されフロートの昇降
    を案内するために鉛直方向に延びるステム部を有する案
    内部材と、 上記案内部材に取り付けられ、上記フロートの昇降位置
    に応じて変化する磁束密度を検知してその磁束密度に対
    応する電気信号を出力する磁気センサと、を備える液面
    レベル検出装置であって、 上記ステム部の外周及び上記フロートの孔の内周の少な
    くともいずれかには、少なくとも周方向に対して複数の
    凸部が形成されている液面レベル検出装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の液面レベル検出装置であ
    って、 前記複数の凸部は、略半球状に突出する複数の突起部で
    あり、周方向及び鉛直方向に複数配置されている液面レ
    ベル検出装置。
  7. 【請求項7】請求項5に記載の液面レベル検出装置であ
    って、 前記複数の凸部は、鉛直方向に延びる凸条の複数のレー
    ル部である液面レベル検出装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜請求項7のいずれかに記載の液
    面レベル検出装置であって、 前記永久磁石は、略板形状をなし、一方の主面がN極に
    他方の主面がS極に一様に着磁された第1永久磁石と第
    2永久磁石であり、 これら第1永久磁石と第2永久磁石は、前記磁気センサ
    を間に挟むようにして、互いに異なる磁極を有する主面
    同士が対向している液面レベル検出装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の液面レベル検出装置であ
    って、 前記磁気センサから前記第1永久磁石までの平均距離
    と、上記磁気センサから前記第2永久磁石までの平均距
    離とがほぼ等しい液面レベル検出装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013174079A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Lixil Corp 防水パン用排水装置及び防水パン
KR101515567B1 (ko) 2013-08-21 2015-04-27 동서콘트롤(주) 연료레벨센서
JP2016024063A (ja) * 2014-07-22 2016-02-08 有限会社フジタックス 液面レベル検出器
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WO2017209170A1 (ja) * 2016-06-03 2017-12-07 株式会社村田製作所 液面検出装置

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