JP2002248806A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002248806A
JP2002248806A JP2001048689A JP2001048689A JP2002248806A JP 2002248806 A JP2002248806 A JP 2002248806A JP 2001048689 A JP2001048689 A JP 2001048689A JP 2001048689 A JP2001048689 A JP 2001048689A JP 2002248806 A JP2002248806 A JP 2002248806A
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image forming
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Kan Ogasawara
款 小笠原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ走査光の経路途上の光学部品に埃等が
付着し、光透過率が変化することにより、感光体表面上
に照射する光量が低下することを補正する。 【解決手段】 装置の起動時にスキャナモータドライバ
ー2が回転制御され、回転数が所定値に収束するのを確
認し、ライン周期の非画像領域のタイミング期間で半導
体レーザを強制発光させる。半導体レーザから照射され
る光量が目標値となるようにAPC制御され、APC制
御用に強制発光するタイミングで、BDモニターフォト
ダイオード510では主走査方向のタイミングBD同期
信号を生成して制御部3に出力する。BD同期信号によ
りプリンタエンジン内のタイミングが制御される。基準
バイアス値を増減制御することにより、半導体レーザ素
子550から照射する発光パワーを可変し、感光体表面
の光量が目標値となるように制御が繰り返えされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、より詳細には、電子写真プロセス方式のレーザプリ
ンタ等の光プリンタやデジタル複写機、FAX等の感光
体表面上の光走査露光量を制御する画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図14は、従来の電子写真プロセスを利
用したタンデム方式カラーレーザプリンタの全体構成図
である。まず最初に、図示していない外部ホストコンピ
ュータからプリンタエンジンコントローラにPRINT
要求信号が入力し、このPRINT信号に対応してプリ
ンタエンジン内部では各々のスキャナモータを起動す
る。スキャナモータの起動に引き続いてプリント開始準
備動作に移行して、スタンバイ状態になるとプリント動
作が開始される。
【0003】転写紙は、カセット給紙部111からカセ
ット給紙ローラ112またはマルチ手差し給紙部からマ
ルチ手差し給紙ローラ113のいずれかからエンジン機
内に送り込まれ、搬送ローラ114によって搬送される
ことにより、エンジン機内に送り込まれた後、転写紙は
レジストローラ115で斜行を矯正された後一旦停止す
る。ここで、用紙先端と画像の先端とが一致するように
タイミングが図られて再び搬送される。
【0004】一方、第1色目の光学ユニット116から
感光体117上に対して、画像信号に応じて照射された
半導体レーザの変調光量は、感光体117表面に静電潜
像を形成する。同様にして、第2色目の光学ユニット1
19からは感光体120上に、第3色目の光学ユニット
122からは感光体123上に、第4色目の光学ユニッ
ト125からは感光体126上に対して、それぞれ対応
するカラーの各色現像器118,121,124,12
7により感光体上の静電潜像は現像化される。
【0005】このような可視画像は、レジストローラか
らのタイミングにより再搬送されてくる転写紙に逐次転
写される。すなわち、感光体117上の第1色目トナー
画像は、搬送ベルト132と第1色目の転写部128
と、感光体120上の第2色目トナー画像は、搬送ベル
ト132と第2色目の転写部129と、感光体123上
の第3色目トナー画像は、搬送ベルト132と第3色目
の転写部130と、感光体126上の第4色目トナー画
像は、搬送ベルト132と第4色目の転写部131とに
より転写紙に転写される。その後、定着部133により
トナーが転写紙上に定着されて、図示していない排紙部
を通り排紙トレイに出力される。以上のような装置にお
ける像露光としては、レーザビームスキャナ装置を利用
する。
【0006】図15は、レーザビームスキャナ装置の構
成図で、レーザビームの走査光学系を構成する半導体レ
ーザ500は、レーザ駆動回路512から入力される画
像信号に応じて光変調される。そして、半導体レーザ5
00から出射されたレーザビームはコリメータレンズ5
01及びシリンドリカルレンズ502を経て、スキャナ
モータ504の回転に従い、回転多面体503(以下、
ポリゴンミラーという)により偏向される。
【0007】このように偏向されたレーザビームは、球
面レンズ505及びトーリックレンズ506から構成さ
れるFΘレンズで結像され、反射ミラー507にてビー
ム光路が変えられて感光体ドラム508上にビームが照
射される。そして、このビームは感光体ドラム508上
を一定速度かつ所定タイミングにて主走査方向a、副走
査方向bに順次走査する。その結果、表面が一様帯電さ
れた感光体ドラム508の表面上に静電潜像が形成され
る。
【0008】この静電潜像は、図示していないトナーに
より現像後副走査方向bに給紙される記録紙上に転写さ
れ、さらに定着処理されることにより記録画像が生成さ
れる。また、レーザビームの一部は画像記録領域外の位
置に設けられた水平同期ミラー509で反射され、水平
同期信号モニターフォトダイオード510にて検出され
る信号で、レーザビームの主走査タイミングを決定する
BD同期信号が生成される。また、BD同期信号は画像
処理部511に入力されて、画像走査用の画像クロック
と同期を取り、画像記録開始のタイミング制御を行う。
そして、画像処理部511に入力された画像信号は画像
書き込み開始が制御されたタイミングにより、画像クロ
ックに従ってレーザ駆動回路512に出力され、上述し
た経路でレーザ偏向走査が実行される。
【0009】ここで、もし画像記録開始のタイミング制
御で各走査毎にバラツキが生ずると印字ドットパターン
に歪みが現われて、高品質の画像を確保できなくなる。
そのために、上述したようにBD同期信号を基に画像記
録開始のタイミング制御がなされている。この結果、各
走査ラインごとに最初の画像ドットパターン歪が生じな
くなる。また、半導体レーザ500内部のレーザ近傍付
近に配置されたフォトダイオードの情報を検出し、この
情報から半導体レーザの出射パワーが標準光量となるよ
うにAPC(Automatic Power Control)制御がなされ
る。
【0010】図16は、半導体レーザ駆動部の構成図
で、コンパレータ552には、レーザ光量をモニターす
るフォトダイオード551からのモニター信号と、基準
バイアス553からの目標光量設定バイアスが入力され
ている。この目標光量設定バイアスの値は、半導体レー
ザから照射する発光パワーが目標の光パワーとなるよう
に関係付けられている。またボリュームVR1は、目標
光量設定バイアスにして、レーザからの照射光量が目標
光量となるようにAPCフィードバックループのゲイン
を調整するものである。
【0011】サンプル&ホールド回路554は、外部か
らのレーザENB信号により動作タイミングが制御され
る。そして、コンパレータ552の出力値を外部から入
力するS&H制御信号のタイミングによってコンデンサ
C1にホールドする。電流源555は、ホールドした値
に従ってレーザ駆動電流量を設定する。電流スイッチン
グ回路556では、レーザ駆動信号に従ってレーザ素子
550かまたは抵抗器R2のいずれかの経路に上述した
電流源555で設定されたレーザ駆動電流が供給され
る。
【0012】APC制御期間中は、レーザ駆動電流がレ
ーザ素子550にのみ流れるようにレーザ駆動信号を設
定するので、このときのコンパレータ552の出力値を
コンデンサC1にサンプリングする。サンプル期間中
は、逐次更新してサンプルした値がホールドモードにな
ると次のサンプルタイミングまで保持する。ホールド期
間中はホールドした値に従ってレーザ駆動電流が決定さ
れて、レーザ素子550または抵抗器R2の経路のいず
れかに流れる。このような制御を所定の間隔毎、たとえ
ばライン周期の非画像領域のタイミング期間で実施する
ことにより、レーザから照射される目標の光量が制御さ
れる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、APC
によりレーザの発光量を一定にするフィードバック制御
は、あくまで半導体レーザの素子チップ面上で所定の標
準発光パワーが得られるような動作である。一方、電子
写真プロセスにおいて実際に必要とされるのは、感光体
表面上の発光パワーである。ところが必ずしもAPC動
作だけでは、感光体表面上の発光パワーの経時的な劣化
に対する保証はされない。
【0014】つまり、図10の光走査経路からも明らか
なように、半導体レーザから感光体までの光学経路に
は、コリメータレンズ、シリンドリカルレンズ、ポリゴ
ンミラー、球面レンズ、FΘレンズ、反射ミラーなどの
走査光学系が存在している。APC制御された半導体レ
ーザの標準パワーは、半導体レーザ近傍のフォトダイオ
ードのモニター信号により、半導体レーザチップ面の光
パワーが一定となるように制御される。
【0015】したがって、上記走査光学系を経て感光体
表面に照射される前記半導体レーザの光パワーは、経時
的に走査光学系を形成するいずれかのガラス面にトナー
等が飛散することによって埃として付着してしまうと、
感光体表面で得られる光量は装置製造初期に対して低下
し、所定の画像濃度が得られなくなってしまう。
【0016】特に、インライン構成のカラー画像形成装
置の場合には、複数の光走査装置と感光体が存在するの
で、各々の感光体面上の光パワーが製造初期から独立に
劣化することが考えられる。すなわち、1つの感光体構
成からなる画像形成装置における濃度変動に対して、複
数色画像間での濃度変動となるのでより顕著な現象とし
て現れる。
【0017】従来からこのような点に関して、感光体近
傍に表面電位計測手段を設け、電位センサで検出された
データに基づいて電子写真高圧バイアスを制御すること
によって所定の画像濃度が得られるようにしている装置
が公知となっている。しかし、電位計測手段自体が大が
かりで、実装スペースを必要とし、装置が大型化し、さ
らにコストアップの要因ともなっていた。したがって、
インラインのような複数の光走査装置と感光体から構成
される装置では、上述した公知例のような手段では、よ
り実現性に乏しいものとなっていた。
【0018】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、レーザ走査光の経
路途上の光学部品に埃等が付着し、光透過率が変化する
ことにより、感光体表面上に照射する光量が低下するこ
とを補正できるようにした画像形成装置を提供すること
にある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、発光素
子から感光体に照射される感光体表面光量を検知する検
知手段と、前記発光素子の光量を制御する制御手段と、
少なくとも1つ以上の偏向走査部とを備えた画像形成装
置において、前記感光体表面光量に対応した目標値と前
記検知手段の出力とを比較する比較手段を備え、前記制
御手段が、前記比較手段による比較結果に応じて前記検
知手段による検知情報が前記目標値と同じになるよう
に、前記発光素子の光量を可変制御する可変制御手段で
あることを特徴とするものである。
【0020】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記検知手段は、有効画像範囲
領域外の所定の位置で、主走査方向の偏向同期検知用セ
ンサからの検知情報を利用し、アナログ光量の最大偏移
レベルを検知することを特徴とするものである。
【0021】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記検知手段は、有効画像範囲
領域外の所定の位置で、主走査方向の偏向同期検知用セ
ンサからの検知情報を利用し、該センサのスライスレベ
ルの偏移レベルを検知することを特徴とするものであ
る。
【0022】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記可変制御手段は、前記発光
素子の近傍のモニターフォトダイオードの検知情報に応
じて発光量を目標値に制御するAPCと異なり、主走査
方向の偏向同期検知用センサからの検知情報を利用する
ことを特徴とするものである。
【0023】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記可変制御手段は、前記発光
素子の発光量を決めている基準電位を可変制御すること
を特徴とするものである。
【0024】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記偏向走査部を備える画像形
成装置は、インライン構成であることを特徴とするもの
である。
【0025】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、電子写真方式記録装置に、光偏
向器に装備される偏向同期検知センサ情報に基づいて感
光体表面上の照射光量を検知する検知手段を利用するこ
とを特徴とするものである。
【0026】また、請求項8に記載の発明は、発光素子
から感光体に照射される感光体表面光量を検知する検知
手段と、前記感光体に形成される潜像画像を可視画像化
するための高電圧バイアス発生手段と、少なくても1つ
以上の偏向走査部を備える画像形成装置において、前記
感光体表面光量に対応した目標値と前記検知手段の出力
とを比較する比較手段と、該比較手段による比較結果に
応じて前記検知手段による検知情報が目標値と同じにな
るように、前記高電圧バイアスを可変制御する可変制御
手段を備えたことを特徴とするものである。
【0027】また、請求項9に記載の発明は、請求項8
に記載の発明において、前記検知手段は、有効画像範囲
領域外の所定の位置で、主走査方向の偏向同期検知用セ
ンサからの検知情報を利用し、アナログ光量の最大偏移
レベルを検知することを特徴とするものである。
【0028】また、請求項10に記載の発明は、請求項
8に記載の発明において、前記検知手段は、有効画像範
囲領域外の所定の位置で、主走査方向の偏向同期検知用
センサからの検知情報を利用し、該センサのスライスレ
ベルの偏移レベルを検知することを特徴とするものであ
る。
【0029】また、請求項11に記載の発明は、請求項
8に記載の発明において、前記可変制御手段は、主走査
方向の偏向同期検知用センサからの検知情報を利用する
ことを特徴とするものである。
【0030】また、請求項12に記載の発明は、請求項
8に記載の発明において、前記可変制御手段は、等価的
に感光体表面光量を目標光量としたのと同じような効果
がえられるように感光体に対する帯電バイアスまたは現
像器に対する現像バイアス電位の少なくてもいずれか一
方を可変制御することを特徴とするものである。
【0031】また、請求項13に記載の発明は、請求項
8に記載の発明において、前記偏向走査部を備える画像
形成装置は、インライン構成であることを特徴とするも
のである。
【0032】また、請求項14に記載の発明は、請求項
8に記載の発明において、電子写真方式記録装置に、光
偏向器に装備される偏向同期検知センサ情報に基づいて
感光体表面上の照射光量を検知する検知手段を利用する
ことを特徴とするものである。
【0033】また、請求項15に記載の発明は、発光素
子から感光体に照射される感光体表面光量を検知する検
知手段と、画像信号を非線形変換処理する変換処理手段
と、少なくても1つ以上の偏向走査部を備える画像形成
置において、前記感光体表面光量に対応した目標値と前
記検知手段の出力とを比較する比較手段を備え、前記変
換処理手段が、前記比較手段による比較結果に応じて前
記検知情報が目標値と同じになるように、前記画像信号
の非線形処理をすることを特徴とするものである。
【0034】また、請求項16に記載の発明は、請求項
15に記載の発明において、前記検知手段は、有効画像
範囲領域外の所定の位置で、主走査方向の偏向同期検知
用センサからの検知情報を利用し、アナログ光量の最大
偏移レベルを検知することを特徴とするものである。
【0035】また、請求項17に記載の発明は、請求項
15に記載の発明において、前記検知手段は、有効画像
範囲領域外の所定の位置で、主走査方向の偏向同期検知
用センサからの検知情報を利用し、前記センサのスライ
スレベルの偏移レベルを検知することを特徴とするもの
である。
【0036】また、請求項18に記載の発明は、請求項
15に記載の発明において、前記変換処理手段は、主走
査方向の偏向同期検知用センサからの検知情報を利用す
ることを特徴とするものである。
【0037】また、請求項19に記載の発明は、請求項
15に記載の発明において、前記変換処理手段は、等価
的に感光体表面光量を目標光量としたのと同じような効
果がえられるように、画像信号と濃度の関係を可変制御
することを特徴とするものである。
【0038】また、請求項20に記載の発明は、請求項
15に記載の発明において、前記偏向走査部を備える画
像形成装置は、インライン構成であることを特徴とする
ものである。
【0039】また、請求項21に記載の発明は、請求項
15に記載の発明において、電子写真方式記録装置に、
光偏向器に装備される偏向同期検知センサ情報に基づい
て感光体表面上の照射光量を検知する検知手段を利用す
ることを特徴とするものである。
【0040】つまり本発明は、感光体面上の光量P1、
BDモニターフォトダイオード検知光量P2とが所定の
関係になっている点に注目した。すなわち、半導体レー
ザから出射された光量は、コリメータレンズ、シリンド
リカルレンズ、ポリゴンミラー、FΘレンズ、反射ミラ
ーを透過して感光体表面に照射される。ここで、上述し
た各光学レンズの透過率をτ1からτ5、半導体レーザ
から出射された光量をPと仮定すると、感光体表面光量
P1は、P1=P×(τ1×τ2×τ3×τ4×τ5)
となる。
【0041】一方、反射ミラーで反射された非画像領域
タイミングの光量は、BDミラー、BDレンズを透過し
てBDモニターフォトダイオードに照射される。同様に
して、各BDミラー及びレンズの透過率をτ6からτ7
とすると、BDモニターフォトダイオードの検知光量P
2は、P2=P1×(τ6×τ7)となる。このよう
に、P1とP2は所定の関係にあり、BDミラー、BD
レンズは感光体近傍に配置されるので、P1とP2の光
量変化はほぼ比例関係となる。
【0042】そこで本発明では、上述したP2の検知光
量から感光体表面上の光量P1を推定し、目標の光量と
なるように補正制御するものである。本実施例における
検知の対象となる情報は、以下の2つのいずれかであ
る。つまり、第1の検知情報は、BDモニターフォトダ
イオードに入射するアナログ光強度の偏移をモニターす
ることで、第2の検知情報は、BDモニターフォトダイ
オードの自動スライスシキイ値の偏移をモニターするこ
とである。
【0043】上述した検知情報に応じて、次の3つの制
御対象のいづれかのパラメータを可変制御する。第1の
制御対象は、レーザ素子の発光パワーの目標値となるA
PC(Automatic Power Control)基準電圧を可変制御
し、レーザ素子の発光パワーを可変制御するものであ
る。第2の制御対象は、潜像電位に関する高圧バイアス
を可変制御するものである。第3の制御対象は、画像デ
ータの濃度変換LUT(Look Up Table)の係数を可変制
御するものである。 上述した3つの可変対象の内容は、各々異なった項目で
ある。しかし、電子写真画像の静電潜像とし、等価的に
同等とできるものである。実施手段としては、上記第1
または第2の検知情報とあらかじめ制御シーケンスを実
行するCPUのROM等に記憶させてある第1または第
2の検知情報に対応する基準値を比較し、比較誤差信号
に応じて可変制御パラメータを制御する。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例について説明する。 [実施例1]図1は、本発明の画像形成装置の一実施例
を説明するための図で、レーザビームプリンタのレーザ
光量補正制御ブロックの構成図である。図中符号1はプ
リンタエンジンで、従来例で説明した機能については同
一番号を付与してあり、ここでのその説明は省略し、プ
リンタエンジン内の新規ブロックについて説明する。
【0045】符号2はスキャナモータドライバ部であ
り、従来のポリゴンミラー503、スキャナモータ50
4から構成されている。なお、図1では図15で説明し
た走査光学系のレンズ類は省略してある。3は、レーザ
ビームプリンタ装置全体のシーケンス等の制御を実行す
る制御部で、符号301はROMを示している。
【0046】以上のような構成において、画像形成動作
とAPC制御動作についてそれぞれ説明する。装置の起
動時にスキャナモータドライバー2が回転制御される。
回転数が所定値に収束するのを確認し、ライン周期の非
画像領域のタイミング期間で半導体レーザを強制発光さ
せる。半導体レーザから照射される光量が目標値となる
ようにAPC制御される。また、APC制御用に強制発
光するタイミングで、BDモニターフォトダイオード5
10では主走査方向のタイミングBD同期信号を生成
し、制御部3に出力する。BD同期信号により、プリン
タエンジン内のタイミングが制御される。APC制御の
詳細については、従来例を示す図16で詳細に説明した
のでここでは省略する。
【0047】ここまでの制御で装置はスタンバイ状態と
なる。プリンタエンジンはスタンバイ状態となると、図
に示していないコントローラに対してスタンバイとなっ
たことを通知する。すると、コントローラからプリント
画像用の画像処理データが所定のタイミングを図ってプ
リンタエンジンに送信してくる。送信されたデータは半
導体レーザ駆動部512に入力される。入力された画像
データは、画像データの内容に応じて半導体レーザの発
光及び非発光状態を制御し、ポリゴンミラー504で前
記半導体レーザからの照射光は偏向走査され、感光体に
照射する。
【0048】図2は、BDモニター検知について説明す
るための図で、上述した強制発光期間に照射するレーザ
光は、モニターダイオード10に入力し、増幅器11及
び抵抗器12により、光−電気変換されてBDアナログ
信号が生成される。BDアナログ信号は、シキイ値13
と比較増幅器14で波形整形されてBD同期信号が生成
される。図2では、シキイ値よりもBDアナログ信号が
下限となる期間をBD同期期間としてある。
【0049】図3は、BDアナログ信号の初期からの経
時変化を示す波形を示す図である。この図から明らかな
ように、BDアナログ信号の変化量が装置組立初期より
経時変化した後の方が少なくなっている。すなわち、照
射光量が減少していることを意味する。このような変化
が発生した場合、シキイ値に対するBD同期信号はほぼ
同等の信号が得られるために問題とはならない。しか
し、感光体表面の照射光量は装置組立初期と比べて大き
な変化となる。
【0050】図4は、感光体表面相当における照射光の
変化を検知する方法について説明するための図で、BD
アナログ信号非照射期間からの最大に変化した値をホー
ルドする最大偏移ホールド20に、前記BDアナログ信
号を入力する。ホールド値が感光体表面相当の照射光量
の検知情報となる。これとは別の検知情報と区別するた
めに、検知情報1とする。
【0051】図5は、検知情報2を検知する他の検知手
段について説明するための図で、図4で説明した機能に
ついては省略する。BD同期信号の検知精度を向上する
目的で、検知光量の低下に応じて検知シキイ値を可変制
御するような構成のBD検知システムが公知となってい
る。基準値31と最大偏移ホールド値30の値を比較制
御部32で比較し、比較結果によりシキイ値を制御する
ものである。この結果モニターフォトダイオード10に
入力する受光量の低下に依存しない高精度なBD同期信
号を検知可能とするものである。本発明では、このBD
検知システムの可変シキイ値をモニターすることによっ
て、図4の検知情報1と同様な検知信号とすることがで
きる。検知情報1と区別するために検知情報2とする。
【0052】このような検知情報1または検知情報2を
制御部3で検知する。制御部3ではあらかじめ感光体表
面相当の目標値をROM等に記憶してある。制御部3
は、検知情報1または検知情報2と前記ROMに記憶し
てある目標値と比較し、感光体表面の照射光量を推定す
る。推定の結果、図6に示すように、目標値とのずれに
応じてレーザ光量補正信号を半導体レーザ駆動部512
の基準バイアス部553に出力する。ここでは、図6の
各機能については、図16で詳細に説明しているので説
明は省略する。この基準バイアス値を増減制御すること
により、半導体レーザ素子550から照射する発光パワ
ーを可変する。その結果、感光体表面の光量が目標値と
なるように制御が繰り返される。
【0053】[実施例2]図7は、本発明の画像形成装
置に実施例2について説明するための図で、図1と同じ
機能については、同一符号を付与して説明を省略してあ
る。図1と異なる部分は、制御部3から出力される制御
信号が高圧バイアス発生部となっている部分である。図
7において、高圧バイアス発生部4以外については、図
1と同じであるので説明は省略する。
【0054】高圧バイアス発生部4は電子写真装置に必
要とされる各種高圧バイアスを発生するものである。図
7の制御信号は、特に電子写真の潜像形成のために供給
する帯電バイアスと現像バイアスを制御することを対象
としている。
【0055】図8は、静電潜像形成及び現像工程と高圧
帯電バイアス及び現像バイアスとの関わりについて説明
するための図で、像担持体として有機半導体からなる感
光層を塗布された感光体42を備え、図中矢印に所定の
速度で回転しその周囲に配置された一次帯電器41によ
り潜像形成の前段階として感光体42の表面を一様に負
電位帯電する。この負電位として、一般的には−650
V前後に設定される。
【0056】図9は、一次帯電部を詳細に示したブロッ
ク図である。一次帯電器はローラ方式であり、直流バイ
アスが回転するローラを介して直接感光体42に負電荷
を与える。一次帯電ローラ40には感光体42表面に帯
電された表面電位を均一に保つために、直流バイアスの
他に交流バイアスも一緒に重畳されている。感光体42
は、半導体レーザより照射される光により、画像情報に
基づいた露光が行われ、露光した部分の電位が−650
Vから−100V程度に変化し、感光体42上に静電潜
像が形成される。露光されなかった感光ドラム表面の暗
部は一次帯電で供給された負電荷がそのまま残る(−6
50V程度)。
【0057】一方、露光された感光体42表面の明部は
負電荷が除去される(−100V程度)。このような負
電荷分布による感光体42表面上の画像は、人間の目で
は認識できないところから一般に静電潜像と呼ばれてい
る。ここで、再び図4に戻って次の工程について説明す
る。
【0058】感光体42表面に形成された静電潜像は、
感光体42の周囲に配置された現像ブロックにより現像
剤を付着することにより現像される。次に、現像工程に
ついて詳細に説明する。現像ブロックは、現像剤として
トナーを収容した現像容器46内に現像スリーブ43、
塗布ローラ44及び弾性ブレード45が設けられてい
る。現像スリーブ43は、感光体42と対向した開口部
内に矢印方向に回転自在に配置され、さらに現像スリー
ブ43の下部斜めの位置に当接するように塗布ローラ4
4が配置されている。塗布ローラ44は矢印方向に回転
して現像容器46内のトナーを現像スリーブ43の表面
に擦り付けて担持させる。
【0059】現像スリーブ43は、トナーを担持して感
光体42と対向した現像部分に搬送し、搬送途上でトナ
ーか弾性ブレード45により層厚が規制されて、現像ス
リーブ43上に一定厚の薄層のトナー層が塗布される。
この弾性ブレード45はウレタン等からなり、現像容器
46の開口部上方に配置されて、上方から垂下して現像
スリーブ43の表面に弾性的に当接している。
【0060】以上のような工程により、トナーが攪拌さ
れることで現像スリーブ43上に薄層に塗布されたトナ
ーは、−6.0μC/g〜−30.0μC/gの帯電電
荷が付与される。感光体15と現像スリーブ43とは現
像部において、50μmから500μmの間隔、通常は
300μm程度離した空間(以下、SDギャップとい
う)を設けて配置され、SDギャップに対して現像バイ
アス電源47により現像バイアスが印加されることによ
り現像電界が生じている。
【0061】上述したような現像バイアスにより、現像
スリーブ43上の電荷を帯びたトナーは現像部において
現像電界から受ける力によって現像スリーブ43表面か
ら感光体42の表面に転移するトナーによって静電潜像
が可視像化される。
【0062】図10は、現像工程を詳細に説明したブロ
ック図で、図中符号47はトナーを攪拌し、電荷を帯電
させるための攪拌棒である。感光体42上の露光された
明部は、攪拌により現像スリーブ43上の負に帯電した
トナーより相対的に高電位である。そのために、感光体
の明部が現像スリーブ43上のトナー層に近接すると、
SDギャップの電位差により、トナーがドラム表面にジ
ャンプして付着するのである。
【0063】以上の説明により、帯電バイアスかまたは
現像バイアスを可変制御することにより可視画像濃度を
制御できることを示した。従って、感光体表面光量の目
標値に対する変化分に基づいて制御部3から出力する制
御信号により、帯電バイアスかまたは現像バイアスの少
なくてもどちらかを増減制御することで、半導体レーザ
の照射光量を目標値まで補正しなくても、実施例1と同
等の効果が得られる。
【0064】[実施例3]図11は、本発明の画像形成
装置の実施例3を説明するための図で、図1と同じ機能
については、同一符号を付与して説明を省略してある。
図1と異なる部分は、画像信号に対して非線形処理を施
す手法の一例であるLUT(Look Up Table)と、LUT
から出力される画像信号に基づいて画像変調信号を生成
する画素変調部6である。
【0065】図12は、LUTについて詳細に説明する
ための図で、プリンタコントローラから送出された8b
itの画像信号VDO(7..0)はセレクタ50を介し
て、リードライトが可能なメモリー51(RAM:Rand
om Access Memory)のアドレスバスA(7..0)に入力
される。カラープリントの場合、YMCK4色の画像デ
ータが必要なのでテーブル切り替えのためにRAMのア
ドレスバスA(8..9)には、制御部3から4色のモー
ドを切り替える2bitのコードが入力される。RAM
内部にはあらかじめ各アドレス毎に対応したデータコー
ドが設定されているので、LUT変換された画像データ
CVDO(7..0)が出力される。
【0066】画像データCVDO(7..0)はさらに画
素変調部6で、実際にレーザをスイッチングする画像処
理信号が生成され、半導体レーザ駆動部512に送出さ
れる。ここでセレクタ50には制御部3のアドレスバス
も接続されており、アドレスバスは適時切り替えてRA
Mのアドレスバス(7..0)に入力される。またデータ
バスは、バストランシーバ52を介してRAMのデータ
D(0..7)に接続されている。
【0067】従って、CPUは適時RAMの内容を書き
換え可能な構成となっている。本実施例3では、制御部
3から出力される補正信号により、上記RAMの内容を
変更するように構成するものである。このようにする
と、8bitの画像信号VDO(7..0)は、検知情報
を基に演算処理部54で演算処理し、経時変化に応じて
最適な変換テーブルに書き換え制御したRAMの内容に
したがってLUT変換出力されたCVDO(7..0)と
なる。したがって、変換データCVDO(7..0)は、
経時変化による感光体表面光量を補正したものとなる。
【0068】また本実施例3においては、LUT用のメ
モリーにRAMに想定して説明したが、特にRAMに限
定するものではなく、複数のROMを用意し、これらに
あらかじめLUT用のデータを格納しておき、D1とD
2のデータから経時変化に応じて適切なROMを選択し
ても同様の効果が得られることは明らかである。
【0069】図13は、画像信号VDO(7..0)から
CVDO(7..0)にLUT変換する過程を示す図で、
図中の第II象源は、画像信号VDO(7..0)に対応し
て画像形成装置から出力されるべき理想的な目標階調濃
度特性を示す特性図である。図13に示す第I象源の特
性はスルー特性である。画像形成装置から第II象源に示
すような目標濃度を得るためには、第III象源に示す半
導体レーザの画像処理信号に対する特性を補正する必要
がある。したがって、半導体レーザの特性を補正する手
段としては、LUTのようなものが利用されている。そ
のため、第IV象源に示すような半導体レーザの階調特性
に対する補正用LUTを作成する。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、レ
ーザビームプリンタ装置の組立以後の感光体表面上の照
射光量の低下を、安価でかつ簡単な構成により自動補正
することが可能となる。すなわち、レーザ走査光の経路
途上の光学部品に埃等が付着し、光透過率が変化するこ
とにより、感光体表面上に照射する光量が低下すること
を補正することができる。
【0071】第1に、トナー飛散やホコリ等により走査
光学系の透過率が変化し、感光体表面光量が初期に比べ
て劣化したような場合にも、この劣化の程度を常にプリ
ント動作直前に検出して補正するものである。補正の対
象として、従来のAPC制御だけでは不可能であった感
光体表面光量を一定とするような半導体レーザ光量の自
動制御か、または同等の効果が得られるトナー画像形成
のためのプロセスバイアス自動制御か、または画像デー
タのテーブル変換の自動制御手段の少なくてもいずれか
1つは実施するような構成としたので、プリンタ−エン
ジンの信頼性およびプリント画像品質が大幅に向上す
る。
【0072】第2に、インライン構成のカラーレーザプ
リンタのような複数の走査光学系を装備する場合には、
複数の走査光学系それぞれの感光体表面上の光量を常に
目標光量となるように、安価でかつ簡単な構成により補
正制御するものである。これにより、複数の走査光学系
がそれぞれ独立に汚れ等により感光体表面上の光量低下
するような場合であっても、全ての走査光学系の感光体
に対する照射光の透過率を等価的に同じとすることがで
きる。
【0073】したがって、複数色全てに対する濃度が安
定した高画質が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例におけるレー
ザビームプリンタの概略ブロック図である。
【図2】BDモニターフォトダイオード部の詳細ブロッ
ク図である。
【図3】BDモニターフォトダイオードの検知光量低下
の様子を示す波形図である。
【図4】本発明の実施例1における検知情報1の生成過
程を示す図である。
【図5】本発明の実施例1における検知情報2の生成過
程を示す図である。
【図6】本発明の実施例1におけるレーザ光量補正ブロ
ック図である。
【図7】本発明の画像形成装置の実施例2におけるレー
ザビームプリンタの概略ブロック図である。
【図8】本発明の実施例2における可視画像生成ブロッ
ク図である。
【図9】本発明の実施例2における帯電高圧ブロック図
である。
【図10】本発明の実施例2における現像高圧ブロック
図である。
【図11】本発明の画像形成装置の実施例3におけるレ
ーザビームプリンタの概略ブロック図である。
【図12】本発明の実施例3におけるLUTを説明する
ブロック図である。
【図13】本発明の実施例3におけるLUTを説明する
模式図である。
【図14】従来例のインラインレーザビームプリンタの
概略構成図である。
【図15】従来例のレーザビームプリンタのレーザ走査
光学系の概略構成図である。
【図16】従来例のレーザ駆動部のブロック図である。
【符号の説明】
1 プリンターエンジン 2 スキャナモータドライバ 3 制御部 4 高圧バイアス発生部 5 LUT 6 画素変調部 10 ピンフォトダイオード 11 増幅器 12 抵抗器 13 基準電圧 14 コンパレータ 20/30 最大偏移ホールド 31 基準値 23 比較制御 40 帯電ローラ 41 帯電バイアスブロック 42 感光体 43 スリーブ 44 搬送ローラ 45 ブレード 46 現像器 47 現像バイアスブロック 50 セレクタ 51 RAM 52 バストランシーバ 53 比較制御 54 演算処理部 110 インラインカラーレーザビームプリンタ 111 カセット給紙部 112 カセット給紙ローラ 113 マルチ給紙部 114 搬送ローラ 115 レジストローラ 116 第1色目像露光装置 117 第1色目感光体 118 第1色目現像器 119 第2色目像露光装置 120 第2色目感光体 121 第2色目現像器 122 第3色目像露光装置 123 第3色目感光体 124 第3色目現像器 125 第4色目像露光装置 126 第4色目感光体 127 第4色目現像器 128 第1色目転写部 129 第2色目転写部 130 第3色目転写部 131 第4色目転写部 132 搬送ベルト 133 定着器 500 半導体レーザ 501 コリメータレンズ 502 シリンドリカルレンズ 503 ポリゴンミラー 504 スキャナモータ 505 球面レンズ 506 トーリックレンズ 507 反射ミラー 508 感光体ドラム 509 水平同期ミラー 510 BD同期モニターフォトダイオード 511 画像処理部 512 レーザ駆動回路 550 半導体レーザ 551 モニターフォトダイオード 552 コンパレータ 553 基準バイアス 554 サンプル&ホールド部 556 電流スイッチング部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/113 B41J 3/00 M 5C074 1/29 H04N 1/04 104A Fターム(参考) 2C362 AA53 AA54 AA65 BB34 CB80 2H027 DA07 DE02 EA01 EA02 EA05 2H045 AA01 CA88 CB42 CB61 DA41 2H076 AB05 DA04 5C072 AA03 CA06 HA02 HA06 HA13 QA14 XA01 5C074 AA08 BB03 BB26 CC26 DD08 DD24 EE02 FF15 GG09 GG12 HH02

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子から感光体に照射される感光体
    表面光量を検知する検知手段と、前記発光素子の光量を
    制御する制御手段と、少なくとも1つ以上の偏向走査部
    とを備えた画像形成装置において、前記感光体表面光量
    に対応した目標値と前記検知手段の出力とを比較する比
    較手段を備え、前記制御手段が、前記比較手段による比
    較結果に応じて前記検知手段による検知情報が前記目標
    値と同じになるように、前記発光素子の光量を可変制御
    する可変制御手段であることを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記検知手段は、有効画像範囲領域外の
    所定の位置で、主走査方向の偏向同期検知用センサから
    の検知情報を利用し、アナログ光量の最大偏移レベルを
    検知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記検知手段は、有効画像範囲領域外の
    所定の位置で、主走査方向の偏向同期検知用センサから
    の検知情報を利用し、該センサのスライスレベルの偏移
    レベルを検知することを特徴とする請求項1に記載の画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記可変制御手段は、前記発光素子の近
    傍のモニターフォトダイオードの検知情報に応じて発光
    量を目標値に制御するAPCと異なり、主走査方向の偏
    向同期検知用センサからの検知情報を利用することを特
    徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記可変制御手段は、前記発光素子の発
    光量を決めている基準電位を可変制御することを特徴と
    する請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記偏向走査部を備える画像形成装置
    は、インライン構成であることを特徴とする請求項1に
    記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 電子写真方式記録装置に、光偏向器に装
    備される偏向同期検知センサ情報に基づいて感光体表面
    上の照射光量を検知する検知手段を利用することを特徴
    とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 発光素子から感光体に照射される感光体
    表面光量を検知する検知手段と、前記感光体に形成され
    る潜像画像を可視画像化するための高電圧バイアス発生
    手段と、少なくても1つ以上の偏向走査部を備える画像
    形成装置において、前記感光体表面光量に対応した目標
    値と前記検知手段の出力とを比較する比較手段と、該比
    較手段による比較結果に応じて前記検知手段による検知
    情報が目標値と同じになるように、前記高電圧バイアス
    を可変制御する可変制御手段を備えたことを特徴とする
    画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記検知手段は、有効画像範囲領域外の
    所定の位置で、主走査方向の偏向同期検知用センサから
    の検知情報を利用し、アナログ光量の最大偏移レベルを
    検知することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装
    置。
  10. 【請求項10】 前記検知手段は、有効画像範囲領域外
    の所定の位置で、主走査方向の偏向同期検知用センサか
    らの検知情報を利用し、該センサのスライスレベルの偏
    移レベルを検知することを特徴とする請求項8に記載の
    画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記可変制御手段は、主走査方向の偏
    向同期検知用センサからの検知情報を利用することを特
    徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記可変制御手段は、等価的に感光体
    表面光量を目標光量としたのと同じような効果がえられ
    るように感光体に対する帯電バイアスまたは現像器に対
    する現像バイアス電位の少なくてもいずれか一方を可変
    制御することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装
    置。
  13. 【請求項13】 前記偏向走査部を備える画像形成装置
    は、インライン構成であることを特徴とする請求項8に
    記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 電子写真方式記録装置に、光偏向器に
    装備される偏向同期検知センサ情報に基づいて感光体表
    面上の照射光量を検知する検知手段を利用することを特
    徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 発光素子から感光体に照射される感光
    体表面光量を検知する検知手段と、画像信号を非線形変
    換処理する変換処理手段と、少なくても1つ以上の偏向
    走査部を備える画像形成置において、前記感光体表面光
    量に対応した目標値と前記検知手段の出力とを比較する
    比較手段を備え、前記変換処理手段が、前記比較手段に
    よる比較結果に応じて前記検知情報が目標値と同じにな
    るように、前記画像信号の非線形処理をすることを特徴
    とする画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記検知手段は、有効画像範囲領域外
    の所定の位置で、主走査方向の偏向同期検知用センサか
    らの検知情報を利用し、アナログ光量の最大偏移レベル
    を検知することを特徴とする請求項15に記載の画像形
    成装置。
  17. 【請求項17】 前記検知手段は、有効画像範囲領域外
    の所定の位置で、主走査方向の偏向同期検知用センサか
    らの検知情報を利用し、前記センサのスライスレベルの
    偏移レベルを検知することを特徴とする請求項15に記
    載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記変換処理手段は、主走査方向の偏
    向同期検知用センサからの検知情報を利用することを特
    徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記変換処理手段は、等価的に感光体
    表面光量を目標光量としたのと同じような効果がえられ
    るように、画像信号と濃度の関係を可変制御することを
    特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記偏向走査部を備える画像形成装置
    は、インライン構成であることを特徴とする請求項15
    に記載の画像形成装置。
  21. 【請求項21】 電子写真方式記録装置に、光偏向器に
    装備される偏向同期検知センサ情報に基づいて感光体表
    面上の照射光量を検知する検知手段を利用することを特
    徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
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