JP2002248178A - 安全帯取付装置 - Google Patents

安全帯取付装置

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JP2002248178A JP2001047488A JP2001047488A JP2002248178A JP 2002248178 A JP2002248178 A JP 2002248178A JP 2001047488 A JP2001047488 A JP 2001047488A JP 2001047488 A JP2001047488 A JP 2001047488A JP 2002248178 A JP2002248178 A JP 2002248178A
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信義 堀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置場所の制限をほとんど受けることがな
く、また変圧器等の高圧部分との電気的絶縁を確保する
ことができる安全帯取付装置を提供すること。 【解決手段】 取付装置本体20と、これにに伸縮自在
に装着されたポール機構21とを備えた安全帯取付装
置。取付装置本体20には案内溝36が設けられ、案内
溝36は、上方に延びる案内溝部62と、案内溝部62
から周方向に延びる接続溝部64と、接続溝部64から
下方に延びる係止溝部66とを有し、ポール機構21に
は、この案内溝36に沿って移動される係止ピン40が
設けられ、ポール機構21を上方に持ち上げて所定方向
に回動した後下方に下げると、係止ピン40は案内溝3
6の案内溝部62及び接続溝部64に沿って移動して係
止溝部66に係止され、これによって、ポール機構21
は伸張状態に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業者の墜落を防
止するために安全帯を着脱自在に取り付ける安全帯取付
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、大型変圧器等の保守、点検作業
等では、作業者が変圧器のトップカバーの上面に乗って
作業を行なっている。大型変圧器は、一般に高さが2m
以上あり、それ故に、この変圧器のトップカバー上での
作業は、所謂高所作業に該当し、作業者の安全を確保す
るために、法令、規則によって、各種の安全措置をとる
ことが義務付けられており、この安全措置の一つとし
て、作業者の墜落を防止するための安全帯を着脱自在に
取り付けるための安全帯取付装置を設けるようになって
いる。
【0003】従来の安全帯取付装置の一例として、変圧
器のトップカバーに取付部材を固定し、この取付部材に
支持ポールを着脱自在に取り付けるようにしたものが知
られている。この取付装置では、高所作業に際し、トッ
プカバーに固定した取付部材に支持ポールが着脱自在に
取り付けられ、支持ポールの先端環状部に、作業者の腰
に付けた安全帯のフックが着脱自在に装着される。そし
て、作業終了後には、安全帯のフックが外された後に支
持ポールが取付部材から外され、トップカバー上には取
付部材が残るようになる。
【0004】また、安全帯取付装置の他の例として、変
圧器のトップカバーの縁部に固定台を固定し、この固定
台に中空筒状の支持筒を固定し、かかる支持筒に支持ポ
ールを上下方向にスライド可能に取り付けたものが知ら
れている(特開2000−91128号公報)。この取
付装置では、高所作業に際して、支持ポールが上方にス
ライドされ、その先端部が支持筒から上方に延びるよう
に突出され、この支持ポールの先端環状部に、作業者の
腰に付けた安全帯のフックが着脱自在に装着される。そ
して、作業終了後には、安全帯のフックが外された後に
支持ポールが下方にスライドされ、その大部分が支持筒
の下方に位置するように収納される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た安全帯取付装置には、次の通りの解決すべき問題があ
る。支持ポールを取り外しする形態のものでは、変圧器
の保守、点検作業の開始時に支持ポールを取り付け、そ
の作業の終了時に支持ポールを取り外さなければなら
ず、支持ポールの取付け、取外し作業が煩雑である。ま
た、支持ポールの自重が約8kg程度あり、取り扱いが
容易でなく、取付け、取外し時に碍子等に当てて損傷す
るおそれがある。また、支持ポールをスライドさせる形
態のものでは、収納時に支持ポールの大部分が支持筒の
下方に位置するので、トップカバーの周縁部には取付可
能であるが、トップカバーの内側部位には実質上取り付
けることができず、その設置場所が大きく制限される。
【0006】本発明の目的は、設置場所の制限をほとん
ど受けることがなく、また変圧器等の高圧部分との電気
的絶縁を確保することができる安全帯取付装置を提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、取付装置本体
と、この取付装置本体に伸縮自在に装着されたポール機
構とを備え、前記取付装置本体には案内溝が設けられ、
前記案内溝は、前記取付装置本体の軸線方向上方に延び
る案内溝部と、この案内溝部の上端部から周方向に延び
る接続溝部と、この接続溝部の一端部から上記軸線方向
下方に延びる係止溝部とを有しており、前記ポール機構
には、この案内溝に沿って移動される係止ピンが設けら
れており、前記ポール機構を上方に持ち上げて所定方向
に回動すると、前記ポール機構の前記係止ピンは前記案
内溝の前記案内溝部に沿って移動した後前記接続溝部に
沿って移動し、しかる後、前記ポール機構を下方に下げ
ると、前記係止ピンが前記案内溝の前記係止溝部に係止
し、かくして前記ポール機構は前記取付装置本体に対し
て伸張した状態に保持されることを特徴とする安全帯取
付装置である。
【0008】本発明に従えば、取付装置本体に案内溝が
設けられ、この案内溝は、案内溝部、接続溝部及び係止
溝部を有し、またポール機構には、この案内溝に沿って
移動する係止ピンが設けられているので、ポール機構の
先端部を持ち上げると、係合ピンは案内溝の案内溝部に
沿って移動し、その後ポール機構を所定方向に回動する
と、係合ピンは案内溝の案内溝部から接続溝部に沿って
移動し、しかる後ポール機構を下方に下げると、係合ピ
ンが案内溝の係止溝部に係止し、ポール機構は取付装置
本体から伸張した状態に保持され、このような簡単な操
作でもってポール機構を伸張状態に保持することができ
る。この伸張状態においては、ポール機構が取付装置本
体から上方に延び、所定高さに保つことができる。尚、
この伸張状態において、上述したとは反対に、ポール機
構を持ち上げた後所定方向とは反対方向に回動し、しか
る後下方に下げることによって、ポール機構を取付装置
本体に収納することができる。この収納状態でにおいて
は、ポール機構の下部が取付装置本体に収納されるの
で、安全帯取付装置全体の高さを低くすることができ、
これによって、変圧器等の高圧部分との間隔を保ち、こ
の高圧部分との電気的絶縁を確保することができる。ま
た、この取付装置では、ポール機構が上方に延びるのみ
であるので、周囲に設置された部材、例えば配管等を気
にせずに伸張、収納操作することができ、また設置場所
も特に制限を受けることがなく、所望個所に設置するこ
とができる。
【0009】また、本発明では、前記ポール機構は、前
記取付装置本体に伸縮自在に装着された第1のポール体
と、前記第1のポール体に伸縮自在に装着された第2の
ポール体を含み、前記第1のポール体に前記係止ピンが
設けられており、前記第1のポール体には、更に、第1
の溝が設けられ、前記第1の溝は、前記第1のポール体
の軸線方向上方に延びる案内溝部と、この案内溝部の上
端部から周方向に延びる接続溝部と、この接続溝部の一
端部から上記軸線方向下方に延びる係止溝部とを有して
おり、前記第2のポール体には、この第1の溝に沿って
移動される第1のピンが設けられており、前記ポール機
構の先端部を上方に持ち上げて所定方向に回動すると、
前記ポール機構の前記係止ピンは前記案内溝の前記案内
溝部に沿って移動した後前記接続溝部に沿って移動する
とともに、前記ポール機構の前記第1のピンは前記第1
の溝の前記案内溝部に沿って移動した後前記接続溝部に
沿って移動し、しかる後、前記ポール機構を下方に下げ
ると、前記係止ピンが前記案内溝の前記係止溝部に係止
するとともに、前記第1のピンが前記第1の溝の前記係
止溝部に係止し、かくして前記ポール機構の前記第1及
び第2のポール体は前記取付装置本体に対して伸張した
状態に保持されることを特徴とする。
【0010】本発明に従えば、ポール機構は第1及び第
2のポール体を備え、第1のポール体に、取付装置本体
の案内溝に沿って案内される係止ピンが設けられ、また
第1のポール体には第1の溝が設けられているととも
に、第2のポール体にはこの第1の溝に沿って案内され
る第1のピンが設けられているので、ポール機構の先端
部を上方に持ち上げると、係合ピン及び第1のピンは案
内溝及び第1の溝の案内溝部に沿って移動し、その後ポ
ール機構を所定方向に回動すると、係合ピン及び第1の
ピンは案内溝及び第1の溝の案内溝部から接続溝部に沿
って移動し、しかる後ポール機構を下方に下げると、係
合ピン及び第1のピンが案内溝及び第1の溝の係止溝部
に係止し、ポール機構の第1及び第2ポール体は取付装
置本体から伸張した状態に保持され、このような簡単な
操作でもってポール機構を2段に伸張させて保持するこ
とができる。尚、この伸張状態において、上述したとは
反対に、ポール機構を持ち上げた後所定方向とは反対方
向に回動し、しかる後下方に下げることによって、ポー
ル機構の第1及び第2のポール体を取付装置本体に収納
することができ、このように2段に収納することによっ
て、収納状態における安全帯取付装置全体の高さをより
低くすることができ、これによって、変圧器等の高圧部
分との電気的絶縁を一層確保することができる。
【0011】また、本発明では、前記ポール機構は、前
記第2のポール体に伸縮自在に装着された第3のポール
体を含み、前記第2のポール体には、第2の溝が設けら
れ、前記第2の溝は、前記第2のポール体の軸線方向上
方に延びる案内溝部と、この案内溝部の上端部から周方
向に延びる接続溝部と、この接続溝部の一端部から上記
軸線方向下方に延びる係止溝部とを有し、前記第3のポ
ール体には、この第2の溝に沿って移動される第2のピ
ンが設けられており、前記ポール機構の先端部を上方に
持ち上げて所定方向に回動すると、前記ポール機構の前
記係止ピンは前記案内溝の前記案内溝部に沿って移動し
た後前記接続溝部に沿って移動するとともに、前記ポー
ル機構の前記第1及び第2のピンは前記第1及び第2の
溝の前記案内溝部に沿って移動した後前記接続溝部に沿
って移動し、しかる後、前記ポール機構を下方に下げる
と、前記係止ピンが前記案内溝の前記係止溝部に係止す
るとともに、前記第1及び第2のピンが前記第1及び第
2の溝の前記係止溝部に係止し、かくして前記ポール機
構の前記第1、第2及び第3のポール体は前記取付装置
本体に対して伸張した状態に保持されることを特徴とす
る。
【0012】本発明に従えば、ポール機構は更に第3の
ポール体を備え、第2のポール体には第2の溝が設けら
れ、第3のポール体には、この第2の溝に沿って移動さ
れる第2のピンが設けられているので、ポール機構の先
端部を上方に持ち上げると、係合ピン並びに第1及び第
2のピンは案内溝並びに第1及び第2の溝の案内溝部に
沿って移動し、その後ポール機構を所定方向に回動する
と、係合ピン並びに第1及び第2のピンは案内溝並びに
第1及び第2の溝の案内溝部から接続溝部に沿って移動
し、しかる後ポール機構を下方に下げると、係合ピン並
びに第1及び第2のピンが案内溝並びに第1及び第2の
溝の係止溝部に係止し、ポール機構の第1、第2及び第
3のポール体は取付装置本体から伸張した状態に保持さ
れ、このような簡単な操作でもってポール機構を3段に
伸張させて保持することができる。尚、この伸張状態に
おいて、上述したとは反対に、ポール機構を持ち上げた
後所定方向とは反対方向に回動し、しかる後下方に下げ
ることによって、ポール機構の第1、第2及び第3のポ
ール体を取付装置本体に収納することができ、このよう
に3段階に収納することによって、収納状態における安
全帯取付装置の全高を一層低くすることができ、これに
よって、変圧器等の高圧部分との間隔を一層大きく保つ
ことができる。
【0013】また、本発明では、前記取付装置本体は、
中空円筒状本体と、この中空円筒状本体の下端に固定さ
れた取付座とを有し、前記ポール機構は前記中空筒状本
体に収納可能に構成され、前記ポール機構を前記中空筒
状本体に収納すると、その下端が前記取付座に当接する
ことを特徴とする。本発明に従えば、装置取付本体は中
空円筒状本体と、この中空円筒状本体の下端に固定され
た取付座を有し、ポール機構を中空筒状本体に収納する
と、その下端が取付座に当接するので、このときポール
機構の係合ピンが取付装置本体の案内溝の下端に当接す
ることが回避され、かくして係止ピンに大きな衝撃が作
用するのを防止することができる。
【0014】更に、本発明では、前記ポール機構の先端
部にはフック取付環が設けられ、前記フック取付環には
樹脂製リングが設けられていることを特徴とする。本発
明に従えば、ポール機構の先端部に設けられたフック取
付環に樹脂製リングが設けられ、ポール機構を取付装置
本体に収納すると、この樹脂製リングが取付装置本体等
に当接するようになるので、フック取付環が当接するの
を防止し、収納時の衝撃を少なくすることができる。ま
た、樹脂製リングの当接状態においては、ボール取付環
と取付装置本体との間にある程度の空間が確保されるの
で、作業者の指等が挟まることがなく、充分な安全性も
確保される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に従う安全帯取付装置の一実施形態について説明す
る。図1は、本発明に従う安全帯取付装置の一実施形態
を設置した状態を示す図であり、図2は、図1の安全帯
取付装置を収納した状態で示す断面図であり、図3は、
図1の安全帯取付装置を伸張した状態で示す正面図であ
り、図4(a)及び(b)は、図1の安全帯取付装置の
取付装置本体を示す正面図及び平面図であり、図5
(a)及び(b)は、図1の安全帯取付装置の第1のポ
ール体を示す正面図及び平面図であり、図6(a)及び
(b)は、図1の安全帯取付装置の第2のポール体を示
す正面図及び平面図であり、図7(a)及び(b)は、
図1の安全帯取付装置の第3のポール体を示す正面図及
び平面図である。
【0016】図1において、図示の安全帯取付装置2
は、例えば、高圧変圧器4のトップカバー6の上面に設
置される。この形態では、トップカバー6の所定部位に
取付架台8が溶接の如き手段によって固定され、この取
付架台8の取付プレート10に上記安全帯取付装置2が
取り付けられる。安全帯取付装置2はこのような取付構
造に限定されることなく、その他の構造、例えばトップ
カバー6に支持アングル、補強アングル等を固定し、こ
の支持アングル、補強アングルに取付架台8を介して安
全帯取付装置2を設置するようにしてもよい。
【0017】高圧変圧器4のトップカバー6には、ま
た、支持カバー12が取り付けられ、この支持カバー1
2の上端に天カバー14が固定され、この天カバー14
の上面に高圧用碍子16が取り付けられ、この高圧用碍
子16の上端部に、高圧接続部を覆うブッシング18が
装着されている。高圧変圧器4においては、ブッシング
18に覆われている部分に高圧電圧が印加されるので、
例えば、ブッシング18との間に所定の間隔を保って電
気的絶縁を確保しなければならず、支持カバー12及び
天カバー14等はこのブッシング18から所定間隔以上
離れて設けられ、ブッシング18との間に充分な電気的
絶縁が確保されている。
【0018】次に、図示の安全帯取付装置2について説
明すると、この安全帯取付装置2は、取付装置本体20
とこの取付装置本体20に伸縮自在に装着されたポール
機構21から構成され、この形態では、このポール機構
21が第1のポール体22、第2のポール体24及び第
3のポール体26から構成されている。図1〜図4を参
照して、図示の取付装置本体20は、中空円筒状本体2
8と、この中空円筒状本体28の下端に溶接の如き手段
により固定された取付座30とを有しており、この取付
座30を取付架台8の取付プレート10に載置して固定
用ボルト及びナット(いずれも図示せず)を用いてこれ
らを連結することによって、取付装置本体20が取付架
台8に取り付けられる。
【0019】中空円筒状本体28と取付座30との接続
部には、周方向に間隔をおいて4個の補強プレート32
が固定されている。また、取付座30の略中央部には貫
通孔34が設けられ、中空円筒状本体28の内部と外部
とがこの貫通孔34を介して連通され、この貫通孔34
を通して空気が流入、流出し、これによって、後述する
ポール機構21の伸縮がスムースとなる。この中空円筒
状本体28の所定部位には案内溝36が設けられてい
る。この案内溝36については、後述する。
【0020】次に、図2、図3及び図5を参照して、第
1のポール体22について説明すると、図示の第1のポ
ール体22は、中空円筒状のポール本体38から構成さ
れている。ポール本体38の外径は取付装置本体20の
中空円筒状本体28の内径とほぼ等しく、その軸線方向
(図1〜図3において上下方向)の長さは中空円筒状本
体28の軸線方向(図1〜図3において上下方向)の長
さと実質上等しく、このポール体38は、図2及び図3
に示すように、取付装置本体20の中空円筒状本体28
の内側に伸縮自在に装着される。このポール本体38の
下部の所定部位には、取付装置本体20の案内溝36内
に位置してこれに沿って移動する係止ピン40が取り付
けられ、またポール本体38の上記所定部位と異なる他
の所定部位に第1の溝42が設けられている。この第1
の溝42についても後述する。
【0021】図2、図3及び図6を参照して、第2のポ
ール体24について説明すると、図示の第2のポール体
24は、上述した第1のポール体22と略同一の構成で
あり、中空円筒状のポール本体44から構成されてい
る。ポール本体44の外径は第1のポール体22のポー
ル本体38の内径とほぼ等しく、その軸線方向(図1〜
図3において上下方向)の長さはポール本体38の軸線
方向の長さと実質上等しく、このポール本体44は、図
2及び図3に示すように、第1のポール体22のポール
本体38の内側に伸縮自在に装着される。このポール本
体44の下部の所定部位には、第1のポール体22の第
1の溝42内に位置してこれに沿って移動する第1のピ
ン46が取り付けられ、またポール本体44の上記所定
部位と異なる他の所定部位に第2の溝48が設けられて
いる。この第2の溝48についても後述する。
【0022】図2、図3及び図7を参照して、第3のポ
ール体26について説明すると、図示の第3のポール体
26は、上述した第2のポール体24と略同一の構成で
あり、中空円筒状のポール本体50から構成されてい
る。ポール本体50の外径は第2のポール体24のポー
ル本体44の内径とほぼ等しく、その軸線方向(図1〜
図3において上下方向)の長さはポール本体38の軸線
方向の長さよりも幾分長く、このポール本体50は、図
2及び図3に示すように、第2のポール体24のポール
本体44の内側に伸縮自在に装着される。このポール本
体50の下部の所定部位には、第2のポール体24の第
2の溝48内に位置してこれに沿って移動する第2のピ
ン52が取り付けられている。
【0023】この安全帯取付装置2においては、ポール
機構21の収納状態においては、図2に示すように、取
付装置本体20の中空円筒状本体28の内側に第1のポ
ール体22のポール本体38全体が実質上収納され、こ
の第1のポール体22のポール体38の内側に第2ポー
ル体24のポール本体44全体が実質上収納され、この
第2のポール体24のポール本体44の内側に第3ポー
ル体26のポール本体50の大部分が収納され、第3ポ
ール体26のポール本体50の上端部が取付装置本体2
0から上方に突出し、ポール本体50のこの突出部にフ
ック取付環54が装着されている。
【0024】この形態では、第3のポール体26のポー
ル本体50には、これを貫通してねじ部材56が取り付
けられ、フック取付環54が、ねじ部材56の、ポール
本体50から突出する両端部に、例えば溶接の如き手段
によって固定されている。また、ねじ部材56の、ポー
ル本体50の内側部位には固定用ナット58が螺着さ
れ、このねじ部材56の回動を防止している。また、各
フック取付環54とポール体50との間には、樹脂製リ
ング61が介在されている。樹脂製リング61はフック
取付環54の基部に被嵌され、ポール機構21を収納状
態にすると、この樹脂製リング54が第1及び第2ポー
ル体22,24の上面に当接し、これによって、フック
取付環54が取付装置本体20等に直接的に当接するの
を防止している。更に、第3のポール体26の上端に
は、その上面開口を塞ぐための樹脂製キャップ部材60
が到着されており、このキャップ部材60の上面に、例
えば使用方法を表示したステッカー(図示せず)が貼付
される。
【0025】次に、主として図4〜図6を参照して、取
付装置本体20の案内溝36並びに第1及び第2のポー
ル体22,24の第1及び第2の溝42、48について
説明すると、この形態では、案内溝36並びに第1及び
第2の溝42,48は実質上同一の構成であり、以下、
案内溝36(第1及び第2の溝42,48)について説
明する。案内溝36(溝42,48)は、中空円筒状本
体28の下部から上部に軸線方向に長く延びる案内溝部
62と、この案内溝部62の上端から周方向に延びる接
続部64と、この接続部64の先端から下方に短く延び
る係止溝部66とを有しており、第1のポール体22
(ポール体24,26)の係止ピン40(ピン46,5
2)は、案内溝部62,接続溝部64及び係止溝部66
を通して後述する如く移動される。
【0026】この形態の安全帯取付装置2においては、
取付装置本体20並びに第1、第2及び第3のポール体
22,24,26が例えば強化アルミニウムから形成さ
れ、このように形成することによって、取付装置の軽量
化が達成され、設置等の取り扱いが容易となるととも
に、屋外に設置した際に問題となる錆の発生を防ぐこと
ができる。また、係止ピン40並びに第1及び第2のピ
ン46,52は、充分な強度を確保するために、例えば
ステンレス鋼から形成される。これらピン40,46,
52の突出量は、中空の円筒状本体28並びに第1及び
第2のポール本体38,44の肉厚とほぼ等しく、従っ
てピン40,46,52の先端が半径方向外方に突出す
ることなく溝36,42.48内に収容されている。か
かる係止ピン40並びに第1及び第2のピン46,52
は、第1、第2及び第3にポール体22,24,26に
例えば圧入の如き手段によって固定してもよく、或いは
ねじ結合により固定するようにしてもよいが、ねじ結合
により固定する場合には、第1、第2及び第3のポール
体22,24,26に螺合するに際し、ねじ強化部材
(例えば、商品名「ヘリサート」として販売されている
もの)を介在させて係止ピン40並びに第1及び第2の
ピン46,52を螺着するのが好ましく、このように構
成することによって、第1、第2及び第3のポール体2
2,24,26のねじ部の強度を高めることができる。
【0027】次に、主として図1〜図3を参照して、上
述した安全帯取付装置2の伸縮操作について説明する。
この安全帯取付装置2は、高圧変圧器4の保守点検をす
るに際し、図1に二点鎖線で示すとともに図3に示すよ
うに伸張される。このように伸張するには、ポール機構
21の先端部、この形態では取付装置本体20から突出
する第3のポール体26の先端部を上方に持ち上げた後
所定方向(この形態では、取付装置本体20に対して時
計方向)に回動し、しかる後下方に下げればよい。ポー
ル機構21の先端部を上方に持ち上げると、図3から理
解される如く、第3のポール体26の第2のピン52が
第2のポール体24の第2の溝48の案内溝部62に沿
って移動してその上端に当接し、この当接後は第3のポ
ール体26の移動に伴って第2のポール体24が持ち上
げられ、第2のポール体24の第1のピン46が第1の
ポール体22の第1の溝42の案内溝部62に沿って移
動する。そして、第1のピン46が第1の溝42の案内
溝部62の上端に当接した後は、第2のポール体24の
移動に伴って第1のポール体22が持ち上げられ、第1
のポール体24の係止ピン40が取付装置本体20の案
内溝36の案内溝部62に沿って移動し、この係止ピン
40が案内溝36の案内溝部62の上端に当接すること
によって、第1のポール体22の移動が阻止される。
【0028】そして、この状態から第3のポール体26
を所定方向に回動すると、第3のポール体26の第2の
ピン52が第2の溝48の接続溝部64に沿って移動し
てその先端に当接し、その後第3のポール体26の移動
に伴って第2のポール体24が所定方向に回動され、第
2のポール体24の第1のピン46が第1の溝42の接
続溝部64に沿って移動し、この第1のピン46が第1
の溝42の接続溝部64の先端に当接した後は、第2の
ポール体24の移動に伴って第1のポール体22が所定
方向に回動され、第1のポール体24の係止ピン40が
取付装置本体20の案内溝36の接続溝部64に沿って
移動して接続溝部64の先端に当接し、かく当接するこ
とによって、第1のポール体22の所定方向の回動が阻
止される。
【0029】そして、かかる状態から下方に下げると、
第1のポール体22の係止ピン40が案内溝36の係止
溝部66に沿って移動してその下端に当接し、その後第
3のポール体26を下げると、第2のポール体24の第
1のピン46が第1の溝42の係止溝部66に沿って移
動してその下端に当接し、その後更に第3のポール体2
6を下げると、第3のポール体26の第2のピン52が
第2の溝48の係止溝部66に沿って移動してその下端
に当接し、これによって、第3のポール体26下移動が
阻止される。このように、ポール機構21の先端部を持
ち上げ、所定方向に回動し、その後下方に下げるという
簡単な操作でもって、安全帯取付装置2を上記伸張状態
に保持することができる。
【0030】ポール機構21の伸張状態においては、そ
の先端部、換言するとフック取付環54の高さが変圧器
4のトップカバー6から約1mの高さとなり、変圧器を
保守、点検する作業者は、腰につけた安全帯のフックを
フック取付環54に着脱自在に取り付けることによっ
て、高所においても安全に作業を行うことができる。
【0031】伸張状態の安全帯取付装置2を収納状態に
するには、ポール機構21の先端部、この形態では第3
のポール体26の上端部を上方に持ち上げた後所定方向
と反対方向に回動し、しかる後下方に下げればよい。第
3のポール体50を持ち上げると、上述した記載から容
易に理解される如く、係合ピン40並びに第1及び第2
のピン46,52が案内溝36並びに第1及び第2の溝
42,48の係止溝部66を移動してその上端に当接
し、その後上記所定方向と反対方向に回動すると、係合
ピン40並びに第1及び第2のピン46,52が案内溝
36並びに第1及び第2の溝42,48の接続溝部64
を移動してその基部に当接し、その後下方にさげると、
係合ピン40並びに第1及び第2のピン46,52が案
内溝36並びに第1及び第2の溝42,48の案内溝部
62を移動してその下部に位置する。このとき、係合ピ
ン40並びに第1及び第2のピン46,52がこれら溝
36,42,48の案内溝部62の下端に当接する前
に、第1、第2及び第3のポール体22,24,26の
下端が取付装置本体20の取付座30に当接して図1に
実線示すとともに図2に示す収納状態に保持され、これ
らピン40,46,52が対応する溝36,42,48
の下端に当接するのが回避され、ピン40,46,46
に大きな衝撃力が作用するのを防止することができる。
【0032】この収納状態においては、安全帯取付装置
2の上端は天カバー14に下方に位置し、この位置関係
に保つことによって、変圧器4のブッシング18から所
定間隔以上離れて電気的絶縁が確保されていることが容
易に確認することができる。上述した安全帯取付装置2
では、取付装置本体20に対してポール機構21が伸縮
する構成であるので、設置場所に制限を受けることが少
なく、広い適用範囲に取り付けることができる。
【0033】また、このような安全帯取付装置において
は、取付装置本体20及び収納状態においてこれから突
出するポール機構21の先端部(この形態では、第3の
ポール体26の先端部)を、例えば変圧器4と同色の塗
装を施すとともに、ポール機構21のその他の部分(こ
の形態では、第1及び第2ポール体22,24の全体並
びに第3のポール帯26の残りの大部分)を、変圧器4
とは異なる色、例えば黄赤色の塗装を施すようにするこ
ともできる。このように構成した場合、安全帯取付装置
2の外観、特にその塗装色を見ることによって、収容状
態、換言すると電気的絶縁が確保された状態であるの
が、伸張状態、換言すると電気的絶縁が確保されていな
い状態であるのかを容易に判断することができ、保守、
点検後の作業安全確認を容易に行うことができる。
【0034】以上、本発明に従う安全帯取付装置の一実
施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱すること
なく種々の変形乃至修正が可能である。例えば図示の実
施形態では、案内溝36並びに第1及び第2の溝42,
48をそれぞれ一つずつ設けているが、これに限定され
ることなく、これら溝36,42.48をそれぞれ二つ
ずつ設け、このことに対応して、係合ピン40並びに第
1及び第2のピン46,52も二つずつ設けるようにし
てもよい。
【0035】また、例えば、図示の実施形態では、安全
帯取付装置2全体を4段に構成している(ポール機構2
1を3段に収納する)が、これに限定されず、この安全
帯取付装置全体を2段、3段又は5段以上に構成するよ
うにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う安全帯取付装置の一実施形態を設
置した状態を示す図である。
【図2】図1の安全帯取付装置を収納した状態で示す断
面図である。
【図3】図1の安全帯取付装置を伸張した状態で示す正
面図である。
【図4】図4(a)及び(b)は、図1の安全帯取付装
置の取付装置本体を示す正面図及び平面図である。
【図5】図5(a)及び(b)は、図1の安全帯取付装
置の第1のポール体を示す正面図及び平面図である。
【図6】図6(a)及び(b)は、図1の安全帯取付装
置の第2のポール体を示す正面図及び平面図である。
【図7】図7(a)及び(b)は、図1の安全帯取付装
置の第3のポール体を示す正面図及び平面図である。
【符号の説明】
2 安全帯取付装置 4 高圧変圧器 20 取付装置本体 21 ポール機構 22 第1のポール体 24 第2のポール体 26 第3のポール体 36 案内溝 40 係止ピン 42 第1の溝 46 第1のピン 48 第2の溝 52 第2のピン 54 フック取付環 62 案内溝部 64 接続溝部 66 係止溝部
フロントページの続き (72)発明者 木村 禎 滋賀県大津市あかね町1番3号 木村電工 株式会社内 Fターム(参考) 2E184 JA03 KA04 KA08 LA08 LA23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付装置本体と、この取付装置本体に伸
    縮自在に装着されたポール機構とを備え、 前記取付装置本体には案内溝が設けられ、前記案内溝
    は、前記取付装置本体の軸線方向上方に延びる案内溝部
    と、この案内溝部の上端部から周方向に延びる接続溝部
    と、この接続溝部の一端部から上記軸線方向下方に延び
    る係止溝部とを有しており、 前記ポール機構には、この案内溝に沿って移動される係
    止ピンが設けられており、 前記ポール機構を上方に持ち上げて所定方向に回動する
    と、前記ポール機構の前記係止ピンは前記案内溝の前記
    案内溝部に沿って移動した後前記接続溝部に沿って移動
    し、しかる後、前記ポール機構を下方に下げると、前記
    係止ピンが前記案内溝の前記係止溝部に係止し、かくし
    て前記ポール機構は前記取付装置本体に対して伸張した
    状態に保持されることを特徴とする安全帯取付装置。
  2. 【請求項2】 前記ポール機構は、前記取付装置本体に
    伸縮自在に装着された第1のポール体と、前記第1のポ
    ール体に伸縮自在に装着された第2のポール体を含み、
    前記第1のポール体に前記係止ピンが設けられており、 前記第1のポール体には、更に、第1の溝が設けられ、
    前記第1の溝は、前記第1のポール体の軸線方向上方に
    延びる案内溝部と、この案内溝部の上端部から周方向に
    延びる接続溝部と、この接続溝部の一端部から上記軸線
    方向下方に延びる係止溝部とを有しており、 前記第2のポール体には、この第1の溝に沿って移動さ
    れる第1のピンが設けられており、 前記ポール機構の先端部を上方に持ち上げて所定方向に
    回動すると、前記ポール機構の前記係止ピンは前記案内
    溝の前記案内溝部に沿って移動した後前記接続溝部に沿
    って移動するとともに、前記ポール機構の前記第1のピ
    ンは前記第1の溝の前記案内溝部に沿って移動した後前
    記接続溝部に沿って移動し、しかる後、前記ポール機構
    を下方に下げると、前記係止ピンが前記案内溝の前記係
    止溝部に係止するとともに、前記第1のピンが前記第1
    の溝の前記係止溝部に係止し、かくして前記ポール機構
    の前記第1及び第2のポール体は前記取付装置本体に対
    して伸張した状態に保持されることを特徴とする請求項
    1記載の安全帯取付装置。
  3. 【請求項3】 前記ポール機構は、前記第2のポール体
    に伸縮自在に装着された第3のポール体を含み、前記第
    2のポール体には、第2の溝が設けられ、前記第2の溝
    は、前記第2のポール体の軸線方向上方に延びる案内溝
    部と、この案内溝部の上端部から周方向に延びる接続溝
    部と、この接続溝部の一端部から上記軸線方向下方に延
    びる係止溝部とを有し、前記第3のポール体には、この
    第2の溝に沿って移動される第2のピンが設けられてお
    り、前記ポール機構の先端部を上方に持ち上げて所定方
    向に回動すると、前記ポール機構の前記係止ピンは前記
    案内溝の前記案内溝部に沿って移動した後前記接続溝部
    に沿って移動するとともに、前記ポール機構の前記第1
    及び第2のピンは前記第1及び第2の溝の前記案内溝部
    に沿って移動した後前記接続溝部に沿って移動し、しか
    る後、前記ポール機構を下方に下げると、前記係止ピン
    が前記案内溝の前記係止溝部に係止するとともに、前記
    第1及び第2のピンが前記第1及び第2の溝の前記係止
    溝部に係止し、かくして前記ポール機構の前記第1、第
    2及び第3のポール体は前記取付装置本体に対して伸張
    した状態に保持されることを特徴とする請求項2記載の
    安全帯取付装置。
  4. 【請求項4】 前記取付装置本体は、中空円筒状本体
    と、この中空円筒状本体の下端に固定された取付座とを
    有し、前記ポール機構は前記中空筒状本体に収納可能に
    構成され、前記ポール機構を前記中空筒状本体に収納す
    ると、その下端が前記取付座に当接することを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の安全帯取付装置。
  5. 【請求項5】 前記ポール機構の先端部にはフック取付
    環が設けられ、前記フック取付環には樹脂製リングが設
    けられていることを特徴とする請求項1〜4記載の安全
    帯取付装置。
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