JP2002248057A - グリル焼網用剥がしヘラ - Google Patents
グリル焼網用剥がしヘラInfo
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Abstract
調理物を身崩れ等の不具合なしに綺麗に焼網から剥がす
ことを期したグリル焼網用剥がしヘラを提供する。 【解決手段】 手で掴む把持部1により操作されてグリ
ル用の焼網10上に沿ってスライドされるヘラ部2の前
端部を下方に屈曲させてかき上げ縁3を形成する。上記
かき上げ縁3によって焼網10の下方からすくい上げら
れた焼網10上の被調理物Bを載置する被調理物載置面
4をヘラ部2に有する。上記焼網10にて並設された線
材11を挿入し得ると共に焙焼されて上記線材11に固
着した被調理物Bを剥がし得る線材挿入切欠5を線材1
1の並設ピッチと同ピッチにかき上げ縁3に設ける。
Description
に載置されて焙焼された被調理物を身崩れ等の不具合な
しに綺麗に焼網から剥がすことを期したグリル焼網用剥
がしヘラに関する発明である。
が焼網上に載置されて焙焼されるものであるが、上記被
調理物は焼網との接触部分においては、被調理物が有す
るたんぱく質が熱凝着して焼網にくっつく、平たく言う
と焦げによりくっつく、といった現象が起きる。この現
象はフライパン等の調理具においても同様に起こるもの
であるが、上記フライパン等の調理具では剥離性のよい
材料で形成させることで上記焦げによる被調理物に調理
具へのくっつきを防ぐことができるものである。しか
し、上記フライパン使用時の調理温度に比べてグリル室
での焙焼の際の調理温度は一般的に高温であって、通常
300℃以上に熱せられるグリル用の焼網には上記フラ
イパンを形成した剥離性のよい材料は使用することはで
きない。そこで、上記焼網においては、被調理物と焼網
との接触面積を少なくするように、上記焼網の被調理物
が載置される部分に線材を並設して形成されている。
物のたんぱく質が凝固して焼網にくっつくといった現象
は、被調理物と線材との接触位置といった部分的にでは
あるが、起きているものである。その際には、上記被調
理物の自重もあって被調理物の身に線材を食い込ませる
ようにして被調理物は焼網にくっつくものである。この
被調理物を焼網から取る際には、箸やフライ返し等の道
具で無理矢理に上記被調理物を焼網から剥がすようなこ
とが行われていたが、この被調理物は焼網との接触部分
以外では未だ柔らかいことが多く、上記被調理物に身崩
れを起こさせてしまうといった問題があった。
あり、グリル用の焼網上に載置されて焙焼された被調理
物を身崩れ等の不具合なしに綺麗に焼網から剥がすこと
を期したグリル焼網用剥がしヘラを提供することを課題
とするものである。
に本発明の請求項1に係るグリル焼網用剥がしヘラは、
手で掴む把持部1により操作されてグリル用の焼網10
上に沿ってスライドされるヘラ部2の前端部を下方に屈
曲させてかき上げ縁3を形成し、上記かき上げ縁3によ
って焼網10の下方からすくい上げられた焼網10上の
被調理物Bを載置する被調理物載置面4をヘラ部2に有
し、上記焼網10にて並設された線材11を挿入し得る
と共に焙焼されて上記線材11に固着した被調理物Bを
剥がし得る線材挿入切欠5を線材11の並設ピッチと同
ピッチにかき上げ縁3に設けたことを特徴とする。これ
により、焼網10上にヘラ部2をスライドさせるように
グリル焼網用剥がしヘラAを使用する際には、かき上げ
縁3の線材挿入切欠5を焼網10の線材11に合致・挿
入させて上記線材11の下方位置にかき上げ縁3を位置
させることができるものであり、ここで、焼網10の線
材11の上で焙焼された被調理物Bは、その自重もあっ
て被調理物Bの身に線材11を食い込ませるようにして
被調理物Bが有するたんぱく質が熱凝着して線材11に
くっついてしまう(焦げによりくっついてしまう)もの
であるが、上記使用にあたり、上記線材11の下方位置
に位置させたかき上げ縁3により上記被調理物Bを下方
からすくい上げると共に線材11が挿入された線材挿入
切欠5により被調理物Bを線材11から剥がし、そのま
まヘラ部2の被調理物載置面4に上記被調理物Bを載置
することができることから、身崩れ等の不具合を引き起
こさないで被調理物Bを線材11から綺麗に剥がすと共
に上記不具合のない被調理物Bを焼網10からそのまま
取り上げることができるものである。
用剥がしヘラは、請求項1において、上記線材挿入切欠
5がその切欠奥部に比べて切欠開口部を大きくする線材
案内部6を備えたことを特徴とする。これにより、線材
11に線材挿入切欠5を挿入させる際には上記線材案内
部6が線材11を線材挿入切欠5に案内しながら行われ
るものであり、線材挿入切欠5の線材11への挿入が行
われ易くなるものである。
用剥がしヘラは、請求項1において、かき上げ縁3及び
ヘラ部2の横幅寸法Eに対して把持部1の横幅寸法Dを
幅狭に形成し、上記把持部1をヘラ部2の横幅中心から
外れた偏心位置にて突設させたことを特徴とする。これ
により、グリル室20から完全に引き出されていない焼
網10において、把持部1をグリル室20の正面外部に
位置させた状態でグリル焼網用剥がしヘラAを使用する
にしても、少なくともヘラ部2の把持部1を設けていな
い端部部分を把持部1よりグリル室20の内部に位置さ
せることができるものであって、グリル室20内部に位
置するような部分の焼網10にくっついた被調理物Bに
もグリル室20の正面外部から安全且つ有効にグリル焼
網用剥がしヘラAを働かせることができるものである。
用剥がしヘラは、請求項1において、ヘラ部2が焼網1
0に当接した状態において少なくとも把持部1を掴む手
を焼網10との間に挿入できるように把持部1をヘラ部
2から上方に向けて突設したことを特徴とする。これに
より、グリル焼網用剥がしヘラAを使用した際に、把持
部1と焼網10の間には把持部1を掴む手が挿入される
に充分な空間が確保されることから、把持部1を掴む手
を焼網10に接触しないようにできるものである。
施形態に基づいて説明する。
網上で焙焼された被調理物Bを綺麗に焼網から剥がして
取ることを期してつくられたものであるが、これは、図
1及び図2に示すように、所定の形状に整形した1枚の
扁平板を屈曲加工して形成されるものである。本例で
は、上記扁平板として厚さ0.8ミリのSUS430鋼
を使用している。
枚の扁平板を屈曲させて機能(役割)の異なる部位を形
成させており、把持部1、ヘラ部2、かき上げ縁3を連
続して形成させている。把持部1は使用者の手が掴む部
位であり、ヘラ部2は焼網10上をスライドさせると共
に被調理物Bを載置する部位(被調理物載置面4)であ
り、かき上げ縁3は焼網10の上に載置された被調理物
Bをすくい上げる部位である。以下、図に示す矢印
(X:前後方向,Y:横幅方向)を方向の基準にして説
明を行うものである。
前後方向Xの後端部に位置する部位であり、その横幅寸
法D[図1(a)及び図2(a)中矢印D]をかき上げ
縁3及びヘラ部2の横幅寸法E[図1(a)及び図2
(a)中矢印E]に対して幅狭に形成させると共に、ヘ
ラ部2の上端におけるヘラ部2の横幅中心から外れた偏
心位置から斜め後方上方に突設させて形成したものであ
る。なお、図1には左利き用の、図2には右利き用のグ
リル焼網用剥がしヘラAを示す。図1の左利き用のグリ
ル焼網用剥がしヘラAでは前方から見てヘラ部2の横幅
方向Yの左側端部から把持部1を突設させて形成してお
り、一方、図2の右利き用のグリル焼網用剥がしヘラA
では前方から見てヘラ部2の横幅方向Yの右側端部から
把持部1を突設させて形成しているものである。つま
り、グリル室20の正面側に立つ使用者の利き手の左右
に応じて使い分けがされるこの左利き用・右利き用のグ
リル焼網用剥がしヘラAは、その使用の際に使用者の利
き手に合わせて把持部1を常にグリル室20の正面側に
位置できるようにして安全性且つ利便性の確保を図って
いるものである。
前後方向Xの中央部に位置する部位であり、把持部1の
前端から下方に屈曲された立上り部2aを形成すると共
に、上記立上り部2aから前方に行くにつれて水平に屈
曲した水平部2bを形成している。ヘラ部2の横幅方向
Yの寸法においては、後端から前方に向って連続して大
きくなるように形成してあるものであって、前方に位置
する水平部2bではかき上げ縁3の横幅寸法Eに近い横
幅寸法を有し、後方に位置する立上り部2aでは把持部
1の横幅寸法Dに近い横幅寸法を有しているものであ
る。なお、このヘラ部2の上面は、被調理物Bを安定し
て載置させるための被調理物載置面4を形成している。
ここで、説明の便宜上、ヘラ部2の把持部1を設けてい
ない端部部分、つまり、ヘラ部2の立上り部2aに比べ
て横幅方向Yに突出した水平部2bの部分を横幅先端部
分2cというものとする。
Aの前後方向Xの前端部に位置する部位であり、ヘラ部
2の水平部2bの前端部を下方に屈曲させて形成させて
いる。このかき上げ縁3の前端には後方に向かって凹設
した線材挿入切欠5を複数個その横幅方向Yに亘って列
設させている。この線材挿入切欠5はグリル用の焼網1
0に並設した線材11に挿入するためのものであり、上
記線材11の焼網10への並設ピッチと同ピッチに凹設
している。また、この線材挿入切欠5には、線材11に
線材挿入切欠5を案内して線材11が挿入され易くなる
ように、切欠奥部に比べて切欠開口部が大きく形成する
ような線材案内部6が形成されている。また、線材挿入
切欠5の切欠奥部は、線材11と滑らかな接触を期して
R形状のテーパ部7を形成している。なお、このテーパ
部7においては、線材11にくっついた被調理物Bのた
んぱく質の熱凝着した部分により局所的にせん断力を働
かすために、線材挿入切欠5の先端、つまり線材11と
の接触部分、に行く程にかき上げ縁3の厚みを小さくす
るように形成することも好ましいものである。
される焼網は、グリル室20に出し入れ自在に収納され
るグリル用の焼網10である。この焼網10は、従来技
術の項でも触れたが、グリル室20での焙焼温度が高温
であることから、被調理物Bを載置する部分には被調理
物Bと焼網10との接触面積を少なくするために線材1
1を並設して形成している。このような焼網10として
は、例えば図7や図8に示すものがある。前者は直線状
の線材11を同ピッチに並設して形成したものであり、
後者は上下に凹凸を形成させた線材11を同ピッチに並
設し、隣合う線材11の凸部同士が隣り合わないよう
に、凸部または凹部それぞれに関して千鳥状に配置して
形成したものである。また、焼網10の下方には水平配
置した受け皿12が設けられており、上記受け皿12か
ら立設した支持片13が上記線材11の並設方向W(図
7,図8中矢印W)の両端部において焼網10を支持し
ているものである。そして、上記焼網10は線材11の
並設方向Wにスライドし、グリル室20の正面において
出し入れ自在にされているが、焼網10がグリル室20
から落下させないように上記焼網10はグリル室20か
らは完全には引き出せないようにしている(焼網10は
その7割程をグリル室20の正面に引き出せるようにし
ている)。
れて焙焼された被調理物Bは、従来技術の項でも述べた
が、図6に示すように、自重により被調理物Bの身に線
材11を食い込ませるものであり、被調理物Bが有する
たんぱく質を熱凝着させて上記線材11にくっつく、平
たく言うと焦げにより上記線材11にくっついてしまう
ものである。
は、上記グリル室20に収納された焼網10上に載置し
て焙焼された後、グリル室20からその正面に引き出さ
れた焼網10の線材11の上で焙焼された被調理物Bに
対して使用されるものである。このグリル焼網用剥がし
ヘラAは、把持部1を手で掴んでかき上げ縁3の線材挿
入切欠5を焼網10の線材11に挿入させ、かき上げ縁
3を線材11の下方位置に位置させると共にヘラ部2の
前方部分である水平部2bを焼網10に沿わせて位置さ
せ、その状態で焼網10の上をスライドさせて使用され
るものである。以下、図3乃至図6に示すグリル焼網用
剥がしヘラAの使用形態につき詳述する。
または左利き用のグリル焼網用剥がしヘラAを選択す
る。図3乃至図6には図1の左利き用のグリル焼網用剥
がしヘラAを使用した使用形態を示している。図4に示
すように、上記選択したグリル焼網用剥がしヘラAの把
持部1を手で掴み、グリル焼網用剥がしヘラAの横幅方
向Yを焼網10の線材11の並設方向Wと同一方向に合
わせると共に把持部1が焼網10に対して略垂直に直立
するような状態にし、かき上げ縁3の線材挿入切欠5を
焼網10の線材11に挿入する。このとき、グリル焼網
用剥がしヘラAは、把持部1をグリル室20の正面外部
に位置させると共に、水平部2bの横幅先端部分2cを
グリル室20の内部に位置させている。つぎに、上記把
持部1が焼網10に対して略垂直に直立するような状態
のグリル焼網用剥がしヘラAをそのまま下方に移動さ
せ、テーパ部7をかき上げ縁3の線材挿入切欠5に挿入
した線材11に当接させる。
に対して平行になるように、テーパ部7と線材11との
当接部分を中心としてグリル焼網用剥がしヘラAをその
把持部1が前後方向Xの後方に移動するように回動させ
る(図4矢印I)。そして、図5に示すように、上記回
動によって水平部2bが焼網10に対して平行になった
状態のグリル焼網用剥がしヘラAにおいて、水平部2b
を線材11上に沿わせるように、そのままグリル焼網用
剥がしヘラAをグリル焼網用剥がしヘラAの前後方向X
の前方J(図5中矢印J)にスライド移動させるもので
ある。
しヘラAを焼網10上においてスライドさせた際には、
線材11に接触しながらスライドするテーパ部7が被調
理物Bの線材11への熱凝着した部分、つまり線材11
の周縁部分、に局所的にせん断力を働かせるものであっ
て、線材11にくっついた被調理物Bを剥がすことがで
きるものである。このような動作は、テーパ部7よりも
前方に位置すると共に線材11の下方位置に位置したか
き上げ縁3によりすくい上げられた状態の被調理物Bに
おいて行われるものであり、これにより、身崩れ等を引
き起こさないで被調理物Bを線材11から綺麗に剥がす
ことができるものである。そして、そのまま線材11に
沿って前方にスライドさせたグリル焼網用剥がしヘラA
は、かき上げ縁3から連続したヘラ部2の被調理物載置
面4に上記被調理物Bを載置させることから、身崩れの
ない被調理物Bを焼網10からそのまま取り上げること
ができると共にそのまま持ち上げて運搬することができ
るものであり、仕上がりよく食卓等に被調理物を出すこ
とができるものである。
面4に被調理物Bを載置した状態で、線材挿入切欠5と
線材11との接触部分を軸にして把持部1を前方上方に
回動させると、被調理物Bを効果的に表裏を逆転させて
再び焼網10の上に載置し直すことができるものであ
る。つまり、調理作業において行われる表裏をひっくり
返して焼くといった作業もこのグリル焼網用剥がしヘラ
Aを用いることで容易に行うことができるものである。
用剥がしヘラAは、更に、その使用に際しての安全性・
利便性を考慮したつくりになっている。つまり、グリル
焼網用剥がしヘラAを使用する際には、その使用者は把
持部1を掴んで使用するものであるが、上記把持部1は
ヘラ部2の立上り部2aの上端から斜め上方に突設して
いるものであり、ここで、ヘラ部2の立上り部2aはそ
の上端を焼網10から離れた位置に位置するように上下
高さC[図1(b),図2(b),図5中矢印C]を有
するものであることから、把持部1と焼網10との間に
は把持部1を掴む手を挿入するに充分な空間を確保する
ことができ、把持部1を掴む手を焼網10に接触させな
いようにすることができるといった安全性の向上が図ら
れているものである。また、把持部1の横幅寸法Dをか
き上げ縁3及びヘラ部2の横幅寸法Eと比較して幅狭に
形成し、上記把持部1をヘラ部2の横幅中心から外れた
偏心位置にて突設し、更に、上記ヘラ部2の把持部1を
設けていない端部部分、すなわち横幅先端部分2cには
ヘラ部2の水平部2bを形成させていることから、グリ
ル室20から完全に引き出されていない焼網10におい
て、把持部1をグリル室20の正面外部に位置させた状
態でグリル焼網用剥がしヘラAを使用するにしても、少
なくともヘラ部2の把持部1を設けていない端部部分
(横幅先端部分2c)をグリル室20の内部に位置させ
ることができ、グリル室20の内部に位置した焼網10
にくっついた被調理物Bにも有効にグリル焼網用剥がし
ヘラAを働かせることができるものである。ここで、ヘ
ラ部2の立上り部2aの上下高さCは焼網10とグリル
室20の上内壁との間の上下高さH(図3中矢印H)よ
りも高く形成させることも好ましく、これにより、グリ
ル焼網用剥がしヘラAの使用時には、把持部1がグリル
室20の内部に位置されることがなく把持部1を掴む手
を常にグリル室20の正面外部に位置させることができ
て、グリル焼網用剥がしヘラAの安全性の向上も図られ
るものである。
リル焼網用剥がしヘラにあっては、叙述したように焼網
の線材の並設ピッチと同ピッチに線材挿入切欠をかき上
げ縁に設けたことから、焼網上にヘラ部をスライドさせ
るようにグリル焼網用剥がしヘラを使用する際には、か
き上げ縁の線材挿入切欠を焼網の線材に合致・挿入させ
て上記線材の下方位置にかき上げ縁を位置させることが
できるものであり、ここで、焼網の線材の上で焙焼され
た被調理物は、その自重もあって被調理物の身に線材を
食い込ませるようにして被調理物が有するたんぱく質が
熱凝着して線材にくっついてしまう(焦げによりくっつ
いてしまう)ものであるが、上記使用にあたり、上記線
材の下方位置に位置させたかき上げ縁により上記被調理
物を下方からすくい上げると共に線材が挿入された線材
挿入切欠により被調理物を線材から剥がし、そのままヘ
ラ部の被調理物載置面に上記被調理物を載置することが
できることから、身崩れ等の不具合を引き起こさないで
被調理物を線材から綺麗に剥がすと共に上記不具合のな
い被調理物を焼網からそのまま取り上げることができ、
仕上がりよく食卓等に被調理物を出すことができるもの
である。
用剥がしヘラにあっては、請求項1の効果に加えて、上
記線材挿入切欠がその切欠奥部に比べて切欠開口部を大
きくする線材案内部を備えたので、線材に線材挿入切欠
を挿入させる際には上記線材案内部が線材を線材挿入切
欠に案内しながら行わせるものであり、線材挿入切欠の
線材への挿入が行われ易くなるものであり、グリル焼網
用剥がしヘラの使い勝手が向上するものである。
用剥がしヘラにあっては、請求項1の効果に加えて、か
き上げ縁及びヘラ部の横幅寸法に対して把持部の横幅寸
法を幅狭に形成し、上記把持部をヘラ部の横幅中心から
外れた偏心位置にて突設させたので、グリル室から完全
に引き出されていない焼網において、把持部をグリル室
の正面外部に位置させた状態でグリル焼網用剥がしヘラ
を使用するにしても、少なくともヘラ部の把持部を設け
ていない端部部分を把持部よりグリル室の内部に位置さ
せることができるものであって、グリル室内部に位置し
た焼網にくっついた被調理物にも安全且つ有効にグリル
焼網用剥がしヘラを働かせることができるものであり、
グリル焼網用剥がしヘラの使い勝手及び安全性が向上す
るものである。
用剥がしヘラにあっては、請求項1の効果に加えて、ヘ
ラ部が焼網に当接した状態において少なくとも把持部を
掴む手を焼網との間に挿入できるように把持部をヘラ部
から上方に向けて突設したので、グリル焼網用剥がしヘ
ラを使用した際に、把持部と焼網の間には把持部を掴む
手が挿入されるに充分な空間が確保されることから、把
持部を掴む手を焼網に接触しないようにでき、グリル焼
網用剥がしヘラの安全性が向上するものである。
剥がしヘラを示すものであり、(a)は上面図、(b)
は側面図である。
すものであり、(a)は上面図、(b)は側面図であ
る。
す全体斜視図である。
期動作を示す側面断面図である。
た使用形態を示す側面断面図である。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 手で掴む把持部により操作されてグリル
用の焼網上に沿ってスライドされるヘラ部の前端部を下
方に屈曲させてかき上げ縁を形成し、上記かき上げ縁に
よって焼網の下方からすくい上げられた焼網上の被調理
物を載置する被調理物載置面をヘラ部に有し、上記焼網
にて並設された線材を挿入し得ると共に焙焼されて上記
線材に固着した被調理物を剥がし得る線材挿入切欠を線
材の並設ピッチと同ピッチにかき上げ縁に設けたことを
特徴とするグリル焼網用剥がしヘラ。 - 【請求項2】 上記線材挿入切欠がその切欠奥部に比べ
て切欠開口部を大きくする線材案内部を備えたことを特
徴とする請求項1に記載のグリル焼網用剥がしヘラ。 - 【請求項3】 かき上げ縁及びヘラ部の横幅寸法に対し
て把持部の横幅寸法を幅狭に形成し、上記把持部をヘラ
部の横幅中心から外れた偏心位置にて突設させたことを
特徴とする請求項1に記載のグリル焼網用剥がしヘラ。 - 【請求項4】 ヘラ部が焼網に当接した状態において少
なくとも把持部を掴む手を焼網との間に挿入できるよう
に把持部をヘラ部から上方に向けて突設したことを特徴
とする請求項1に記載のグリル焼網用剥がしヘラ。
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