JP3104906U - 魚焼器 - Google Patents

Abstract

【課題】魚類を焼くとき魚皮を痛めることなく美しく焼上げることができる魚焼器を提供する。
【解決の手段】載置面を鋸歯波形４に形成された載置板３を枠１に複数枚装着して構成し、各々載置板３には油受片５を具備し油垂れを防ぐと共に油溜り溝６へ導く、尚鋸歯波形４が多数の突状に配列されているので載置したとき多数の点で受けた状態になり焼上がって魚類を外すとき皮身を剥がすことなく自然の形で焼上げることができる。
【選択図】 図１

Description

この考案は魚類を焼上げるときに金網や針金に皮が焼付き皮剥れや身崩れを防ぐようにした魚焼器に関する。

従来魚焼器で魚を焼き上げるとき、魚皮の焼付きを防止するために、あらかじめ油等を布で附着させる等手間をかけて焼いていたが、それでも魚のような被調理物を凝着することなく美しく焼上げることは、かなり難しく、これ等の問題点を解決すべく

従来の魚焼器は全般に魚との接触面が大きく線であったり面であるため、加熱による凝着を生じ上手に焼上げるには至難の業で皮剥げ、身崩れ等の懸念があった。

このため、魚を上手に、焼上げるための器具が望まれていた、魚皮の焼付きさえ回避することができれば身崩れのない美しい焼姿に仕上げることができる。

この考案は従来より念願であった魚の焼上げ過程において魚皮の焦げ付を防ぐことができ、しかも簡単な構造により使い勝手も良く、後始末も容易で利便性に富み、魚焼きが楽しくなるような魚焼器を提供しようとするものである。握り柄を有する外枠に長手方向上部を鋸歯波形に加工し下部を鋭角に折り曲げて油受片とし、その谷部に油溜りを形成した載置板を複数枚等間隔で並列に装着して構成されているので調理物の接面が突状で保持され、焼上がったとき焼器との分離が容易で形をこわすことなく焼き上げることができる。

この考案の魚焼器は全面に鋸歯状の突起を有し、魚類等の重量を平均的に配分載置ができ、しかも接触面積を極力低減し接熱による凝着を減少せしめ併せて載置面が突状のため、ずり落ちすることなく、きれいな焼上がりを可能にし、日常生活、台所作業の便宜を増大する。

以下この考案を図面に基づいて説明する。例えば魚焼器は金属材を用い、各部は板金加工等によりそれぞれ成形され組合わされる。図１において、握り手２を有する枠１に上向きに鋸歯波形４を形成した載置板３の長手方向に中段部より折曲げて油受片５を鋭角に加工し曲り部は油溜り溝６となる。載置板３は、枠１の寸法に応じて等間隔に複数枚で構成される。

図１は本考案態様の斜視図であって、魚を焼くとき油ふき等前準備の必要もなく、魚体を鋸歯の列に対し直角の方向になる様に定置し、焼作業を始め頃合を見て裏返すとき、魚全体を持上げることなく少しの力で鋸歯の列にそって回し動かすことができる、このとき魚皮の焼付はほとんどなく、大いに役立つ。

魚焼器の斜視図である。 魚焼器の側面図である。 魚焼器の前断面図である。

符号の説明

１． 枠
２． 握り柄
３． 載置板
４． 鋸歯波形
５． 油受片
６． 油溜り溝

Claims (1)

1. 魚焼器において上向に鋸歯波形を有する載置板を複数枚、並列に装着し載置部全面を突状の集合体で構成し、魚の焼きつき及びずり落ちを防止することを特徴とする魚焼器。
   
   

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