JP2002247893A - コンデンサモータの制御装置 - Google Patents
コンデンサモータの制御装置Info
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- JP2002247893A JP2002247893A JP2001044827A JP2001044827A JP2002247893A JP 2002247893 A JP2002247893 A JP 2002247893A JP 2001044827 A JP2001044827 A JP 2001044827A JP 2001044827 A JP2001044827 A JP 2001044827A JP 2002247893 A JP2002247893 A JP 2002247893A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンデンサモータが、負荷を駆動する速度を
指示する外部信号を受けると、駆動する速度に応じて、
自動的に最適の出力特性となる印加方式で電圧を印加す
るコンデンサモータの制御装置を提供する。 【解決手段】 制御部61は、コンデンサモータ4に負
荷5を所定の速度で駆動させる外部信号を上位制御部3
から受けると、駆動される負荷5ごとに定まる速度と、
コンデンサモータ4の出力特性を最適にする印加方式と
の関係に基づいて所定の印加方式を選択すると同時に、
負荷5及び印加方式に応じて定まる速度と、電圧調整部
22の出力電圧との関係に基づいて所定の出力電圧を定
め、電圧調整部22には所定の電圧を出力させるスイッ
チング信号を送り、選択部62には所定の印加方式とす
る選択信号を送り、交流電源1の出力電圧と電圧調整部
22の調整された出力電圧とを所定の印加方式でコンデ
ンサモータ4に印加する。
指示する外部信号を受けると、駆動する速度に応じて、
自動的に最適の出力特性となる印加方式で電圧を印加す
るコンデンサモータの制御装置を提供する。 【解決手段】 制御部61は、コンデンサモータ4に負
荷5を所定の速度で駆動させる外部信号を上位制御部3
から受けると、駆動される負荷5ごとに定まる速度と、
コンデンサモータ4の出力特性を最適にする印加方式と
の関係に基づいて所定の印加方式を選択すると同時に、
負荷5及び印加方式に応じて定まる速度と、電圧調整部
22の出力電圧との関係に基づいて所定の出力電圧を定
め、電圧調整部22には所定の電圧を出力させるスイッ
チング信号を送り、選択部62には所定の印加方式とす
る選択信号を送り、交流電源1の出力電圧と電圧調整部
22の調整された出力電圧とを所定の印加方式でコンデ
ンサモータ4に印加する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主巻線の一端と補
助巻線及びコンデンサの直列回路の一端とを接続してな
るコンデンサモータを、可変速に制御するコンデンサモ
ータの制御装置に関する。
助巻線及びコンデンサの直列回路の一端とを接続してな
るコンデンサモータを、可変速に制御するコンデンサモ
ータの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、この種のコンデンサモータの制
御装置の従来例を示すブロック図である。図4におい
て、1は商用電源などの交流電源、2は制御装置、3は
制御装置2の動作を制御する上位制御部、4は主巻線4
1の一端と補助巻線42及びコンデンサ43の直列回路
44の一端とを端子45cで接続してなるコンデンサモ
ータ、5はコンデンサモータ4の負荷を示す。
御装置の従来例を示すブロック図である。図4におい
て、1は商用電源などの交流電源、2は制御装置、3は
制御装置2の動作を制御する上位制御部、4は主巻線4
1の一端と補助巻線42及びコンデンサ43の直列回路
44の一端とを端子45cで接続してなるコンデンサモ
ータ、5はコンデンサモータ4の負荷を示す。
【0003】この制御装置2は、制御部21と電圧調整
部22とを備えている。
部22とを備えている。
【0004】図4に示したコンデンサモータ4の制御装
置2の動作を以下に説明する。上位制御部3は、コンデ
ンサモータ4の所定の速度での回転を指示する速度信号
を制御装置2に送る。上位制御部3の速度信号に基づい
て制御部21は、電圧調整部22に対し、それがコンデ
ンサモータ4を速度信号に応じた所定の速度で駆動でき
る実効電圧を出力するようスイッチング信号を出力す
る。電圧調整部22は、たとえばトランジスタを用いた
回路で構成されると、正弦波交流の電圧をチョッパー方
式で制御するので、制御部21よりトランジスタのON
/OFF時間幅を制御する信号(スイッチング信号)を
受けると、それに応じてトランジスタを動作させて所定
の変圧された実効電圧をコンデンサモータ4の各他端の
端子45a,45bに出力し、これによってコンデンサ
モータ4は所定の速度で駆動される。
置2の動作を以下に説明する。上位制御部3は、コンデ
ンサモータ4の所定の速度での回転を指示する速度信号
を制御装置2に送る。上位制御部3の速度信号に基づい
て制御部21は、電圧調整部22に対し、それがコンデ
ンサモータ4を速度信号に応じた所定の速度で駆動でき
る実効電圧を出力するようスイッチング信号を出力す
る。電圧調整部22は、たとえばトランジスタを用いた
回路で構成されると、正弦波交流の電圧をチョッパー方
式で制御するので、制御部21よりトランジスタのON
/OFF時間幅を制御する信号(スイッチング信号)を
受けると、それに応じてトランジスタを動作させて所定
の変圧された実効電圧をコンデンサモータ4の各他端の
端子45a,45bに出力し、これによってコンデンサ
モータ4は所定の速度で駆動される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】コンデンサモータ4を
駆動源とする各種機械設備において、上位制御部3は、
この設備に所望する動作をさせるための一機能として、
コンデンサモータ4を所定の速度で駆動する機能を有し
ている。たとえば、エアコンのような設備では、上位制
御部3は各種センサーからの信号に基づき制御部21に
速度信号を出し、室外機の冷却用ファンを負荷5とする
コンデンサモータ4を所定の速度で駆動する。そして、
このようなコンデンサモータを駆動させる回路構成の一
例が図4で、この例は、電圧調整部22の出力電圧を、
コンデンサモータ4の主巻線41及び直列回路44の各
端子45a,45bに印加する一括制御方式によるもの
である。それに対し、電圧調整部22の出力電圧を主巻
線41の端子45aに、交流電源1の出力電圧を直接に
直列回路44の端子45bに印加する主巻線制御方式
や、もしくは、電圧調整部22の出力電圧を直列回路4
4の端子45bに、交流電源1の出力電圧を直接に主巻
線41の端子45aに印加する補助巻線制御方式によっ
てもコンデンサモータ4を所定の速度で駆動できる。こ
のように、従来の制御装置2は前述したどの印加方式を
用いても、上位制御部3の速度指令に応じコンデンサモ
ータ4を所定の速度で駆動できる。そして、印加方式と
出力特性との関係について、定格200V,500Wの
コンデンサモータで負荷としてエアコンの室外機用の冷
却ファンを駆動した例により、一括制御方式と主巻線制
御方式とでそれぞれ印加した時の出力特性で、効率の速
度特性を図2の(a),(b)に、2f脈動トルクの速
度特性を図3の(a),(b)に示した。尚、2f脈動
トルクとは、電源周波数の2倍の周波数で発生するトル
クの変動である。すると、この負荷での例に示されるよ
うに、効率は、速度(回転数)が200から500〔γ
/min〕では一括制御方式がよく、500から800
〔γ/min〕では主巻線制御方式がよく、500及び
800〔γ/min〕ではどちらでも同程度なのでこの
場合はいずれかの制御方式とすることができる。そし
て、2f脈動トルクは、速度が200から500〔γ/
min〕では一括制御方式がよく、500から800
〔γ/min〕では主巻線制御方式がよく、500〔γ
/min〕ではいずれかの制御方式とすることができ、
このように、コンデンサモータ4の駆動される速度によ
って、出力特性のよい印加方式が異なってくる。
駆動源とする各種機械設備において、上位制御部3は、
この設備に所望する動作をさせるための一機能として、
コンデンサモータ4を所定の速度で駆動する機能を有し
ている。たとえば、エアコンのような設備では、上位制
御部3は各種センサーからの信号に基づき制御部21に
速度信号を出し、室外機の冷却用ファンを負荷5とする
コンデンサモータ4を所定の速度で駆動する。そして、
このようなコンデンサモータを駆動させる回路構成の一
例が図4で、この例は、電圧調整部22の出力電圧を、
コンデンサモータ4の主巻線41及び直列回路44の各
端子45a,45bに印加する一括制御方式によるもの
である。それに対し、電圧調整部22の出力電圧を主巻
線41の端子45aに、交流電源1の出力電圧を直接に
直列回路44の端子45bに印加する主巻線制御方式
や、もしくは、電圧調整部22の出力電圧を直列回路4
4の端子45bに、交流電源1の出力電圧を直接に主巻
線41の端子45aに印加する補助巻線制御方式によっ
てもコンデンサモータ4を所定の速度で駆動できる。こ
のように、従来の制御装置2は前述したどの印加方式を
用いても、上位制御部3の速度指令に応じコンデンサモ
ータ4を所定の速度で駆動できる。そして、印加方式と
出力特性との関係について、定格200V,500Wの
コンデンサモータで負荷としてエアコンの室外機用の冷
却ファンを駆動した例により、一括制御方式と主巻線制
御方式とでそれぞれ印加した時の出力特性で、効率の速
度特性を図2の(a),(b)に、2f脈動トルクの速
度特性を図3の(a),(b)に示した。尚、2f脈動
トルクとは、電源周波数の2倍の周波数で発生するトル
クの変動である。すると、この負荷での例に示されるよ
うに、効率は、速度(回転数)が200から500〔γ
/min〕では一括制御方式がよく、500から800
〔γ/min〕では主巻線制御方式がよく、500及び
800〔γ/min〕ではどちらでも同程度なのでこの
場合はいずれかの制御方式とすることができる。そし
て、2f脈動トルクは、速度が200から500〔γ/
min〕では一括制御方式がよく、500から800
〔γ/min〕では主巻線制御方式がよく、500〔γ
/min〕ではいずれかの制御方式とすることができ、
このように、コンデンサモータ4の駆動される速度によ
って、出力特性のよい印加方式が異なってくる。
【0006】この発明の目的は、コンデンサモータで負
荷を駆動する時、駆動する所定の速度ごとに、所望する
出力特性が最適となる印加方式を、選択可能に設定され
た2種以上から自動的に選択し、所定の電圧を印加する
コンデンサモータの制御装置を提供すること。
荷を駆動する時、駆動する所定の速度ごとに、所望する
出力特性が最適となる印加方式を、選択可能に設定され
た2種以上から自動的に選択し、所定の電圧を印加する
コンデンサモータの制御装置を提供すること。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、請求項1における発明は、主巻線の一端と補助巻
線及びコンデンサの直列回路の一端とを接続してなるコ
ンデンサモータを備え、各他端にそれぞれ交流電圧を印
加して駆動するコンデンサモータの制御装置において、
交流電源の出力電圧を調整する電圧調整部と;交流電
源、又は前記電圧調整部の出力電圧を、前記コンデンサ
モータの各他端に一括制御方式、主巻線制御方式、補助
巻線制御方式の印加方式のいずれか二種以上の組合わせ
から選択して印加する選択部と;上位制御部から前記コ
ンデンサモータの駆動速度を指示する速度信号を受ける
と、前記コンデンサモータの駆動する負荷ごとに定まる
関係で、駆動する速度と、その時に、前記コンデンサモ
ータの出力特性を最適とする印加方式及び印加電圧との
関係に基づいて、前記コンデンサモータが最適の出力特
性で駆動されるよう、前記電圧調整部と前記選択部とを
それぞれ制御する制御部とを備えている。
めに、請求項1における発明は、主巻線の一端と補助巻
線及びコンデンサの直列回路の一端とを接続してなるコ
ンデンサモータを備え、各他端にそれぞれ交流電圧を印
加して駆動するコンデンサモータの制御装置において、
交流電源の出力電圧を調整する電圧調整部と;交流電
源、又は前記電圧調整部の出力電圧を、前記コンデンサ
モータの各他端に一括制御方式、主巻線制御方式、補助
巻線制御方式の印加方式のいずれか二種以上の組合わせ
から選択して印加する選択部と;上位制御部から前記コ
ンデンサモータの駆動速度を指示する速度信号を受ける
と、前記コンデンサモータの駆動する負荷ごとに定まる
関係で、駆動する速度と、その時に、前記コンデンサモ
ータの出力特性を最適とする印加方式及び印加電圧との
関係に基づいて、前記コンデンサモータが最適の出力特
性で駆動されるよう、前記電圧調整部と前記選択部とを
それぞれ制御する制御部とを備えている。
【0008】請求項2における発明は、請求項1記載の
コンデンサモータの制御装置において、前記制御部が、
効率の高い方の印加方式を選択する構成としてある。
コンデンサモータの制御装置において、前記制御部が、
効率の高い方の印加方式を選択する構成としてある。
【0009】請求項3における発明は、請求項1記載の
コンデンサモータの制御装置において、前記制御部が、
2f脈動トルクの小さい方の印加方式を選択する構成と
してある。
コンデンサモータの制御装置において、前記制御部が、
2f脈動トルクの小さい方の印加方式を選択する構成と
してある。
【0010】このように構成することにより、コンデン
サモータは負荷ごとに、駆動する速度と、その時のコン
デンサモータの出力特性を最適とする印加方式で、交流
電源、又は電圧調整部の出力電圧を組合せて印加する印
加方式との関係が一義的に定められる。したがって、コ
ンデンサモータを駆動する速度を設定すれば所定の印加
方式が決まり、最適の出力特性のもと、その速度で駆動
することができる。
サモータは負荷ごとに、駆動する速度と、その時のコン
デンサモータの出力特性を最適とする印加方式で、交流
電源、又は電圧調整部の出力電圧を組合せて印加する印
加方式との関係が一義的に定められる。したがって、コ
ンデンサモータを駆動する速度を設定すれば所定の印加
方式が決まり、最適の出力特性のもと、その速度で駆動
することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。なお、図4に示した従来例のブロッ
ク図と同一機能を有するものには、同一符号を付してそ
の説明を省略する。図1は、本発明によるコンデンサモ
ータの制御装置の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。即ち、図1に示した本発明の制御装置6は、制御
部61と、電圧調整部22と、選択部62とを備えてい
る。
参照して説明する。なお、図4に示した従来例のブロッ
ク図と同一機能を有するものには、同一符号を付してそ
の説明を省略する。図1は、本発明によるコンデンサモ
ータの制御装置の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。即ち、図1に示した本発明の制御装置6は、制御
部61と、電圧調整部22と、選択部62とを備えてい
る。
【0012】制御部61は、上位制御部3からコンデン
サモータ4を所定の速度で駆動する速度信号を受ける
と、この信号を、あらかじめ入力されている関係で、コ
ンデンサモータ4を負荷5別に駆動する速度と、この
時、出力特性が最適となる電圧の印加方式との関係に照
合する。そして、照合の結果、所定の印加方式を選択す
ると、その情報を選択部62に選択信号として送る。
サモータ4を所定の速度で駆動する速度信号を受ける
と、この信号を、あらかじめ入力されている関係で、コ
ンデンサモータ4を負荷5別に駆動する速度と、この
時、出力特性が最適となる電圧の印加方式との関係に照
合する。そして、照合の結果、所定の印加方式を選択す
ると、その情報を選択部62に選択信号として送る。
【0013】ここで選択信号が制御部61から出力され
る過程を以下に詳説する。コンデンサモータ4は、それ
が駆動する負荷5それぞれでの所望する出力特性に対
し、最適の出力特性となる印加方式が速度との関係で一
義的になっている。そのため、負荷5別にコンデンサモ
ータ4が駆動される速度に対し最適の出力特性となる印
加方式が決まるので、この関係はあらかじめ制御部61
に内蔵されるマイコンに入力しておくことができる。そ
して、駆動対象のコンデンサモータ4の負荷5と所望す
る出力特性とを、前記関係をマイコンに入力した時と同
一に設定しておけば、上位制御部3から速度信号が制御
部61のマイコンに入力されると、前記関係と照合さ
れ、所定の印加方式が決まり選択信号として出力され
る。
る過程を以下に詳説する。コンデンサモータ4は、それ
が駆動する負荷5それぞれでの所望する出力特性に対
し、最適の出力特性となる印加方式が速度との関係で一
義的になっている。そのため、負荷5別にコンデンサモ
ータ4が駆動される速度に対し最適の出力特性となる印
加方式が決まるので、この関係はあらかじめ制御部61
に内蔵されるマイコンに入力しておくことができる。そ
して、駆動対象のコンデンサモータ4の負荷5と所望す
る出力特性とを、前記関係をマイコンに入力した時と同
一に設定しておけば、上位制御部3から速度信号が制御
部61のマイコンに入力されると、前記関係と照合さ
れ、所定の印加方式が決まり選択信号として出力され
る。
【0014】たとえば、図2と図3で示されるように、
出力特性が一括制御方式と主巻線制御方式との二種類だ
けで示される場合は、それらの方式による出力特性に基
づいて、速度に対する最適の出力特性となる印加方式の
関係で、効率の場合は図2の(c)に示す関係が、2f
脈動トルクの場合は図3の(c)に示す関係がマイコン
に入力されるので、所定の速度に対し所定の印加方式が
決まりこれが選択信号となる。
出力特性が一括制御方式と主巻線制御方式との二種類だ
けで示される場合は、それらの方式による出力特性に基
づいて、速度に対する最適の出力特性となる印加方式の
関係で、効率の場合は図2の(c)に示す関係が、2f
脈動トルクの場合は図3の(c)に示す関係がマイコン
に入力されるので、所定の速度に対し所定の印加方式が
決まりこれが選択信号となる。
【0015】更に、この制御部61では、速度信号の示
す所定の速度及び選択信号の示す所定の印加方式が、制
御部61にやはりあらかじめ入力されている関係で、コ
ンデンサモータ4を負荷5別に所定の印加方式のもとで
駆動する速度と印加電圧との関係に照合される。そし
て、照合の結果、コンデンサモータ4を所定の印加方式
のもと、所定の速度で駆動する電圧が決まるので、それ
を電圧調整部22が実効電圧として出力するように、ス
イッチング信号として出力する。
す所定の速度及び選択信号の示す所定の印加方式が、制
御部61にやはりあらかじめ入力されている関係で、コ
ンデンサモータ4を負荷5別に所定の印加方式のもとで
駆動する速度と印加電圧との関係に照合される。そし
て、照合の結果、コンデンサモータ4を所定の印加方式
のもと、所定の速度で駆動する電圧が決まるので、それ
を電圧調整部22が実効電圧として出力するように、ス
イッチング信号として出力する。
【0016】選択部62は選択信号を受けると接点62
a,62b,62c,62dの開閉を組合わせて、コン
デンサモータ4に対し、交流電源1、又は電圧調整部2
2の出力電圧を一括制御方式、主巻線制御方式、補助巻
線制御方式のいずれかの印加方式で印加する。即ち、図
1に示すように接点62a,62bのみを閉とすれば端
子45a,45bに電圧調整部22の出力電圧が印加さ
れる一括制御方式、それに対し接点62a,62dのみ
を閉とすれば端子45aに電圧調整部22の出力電圧
が,端子45bに交流電源1の出力電圧が印加される主
巻線制御方式、そして接点62b,62cのみを閉とす
れば端子45aに交流電源1の出力電圧が,端子45b
に電圧調整部22の出力電圧が印加される補助巻線制御
方式となる。
a,62b,62c,62dの開閉を組合わせて、コン
デンサモータ4に対し、交流電源1、又は電圧調整部2
2の出力電圧を一括制御方式、主巻線制御方式、補助巻
線制御方式のいずれかの印加方式で印加する。即ち、図
1に示すように接点62a,62bのみを閉とすれば端
子45a,45bに電圧調整部22の出力電圧が印加さ
れる一括制御方式、それに対し接点62a,62dのみ
を閉とすれば端子45aに電圧調整部22の出力電圧
が,端子45bに交流電源1の出力電圧が印加される主
巻線制御方式、そして接点62b,62cのみを閉とす
れば端子45aに交流電源1の出力電圧が,端子45b
に電圧調整部22の出力電圧が印加される補助巻線制御
方式となる。
【0017】以上の構成を有する本実施の形態の動作を
次に示す。制御部61は、上位制御部3から速度信号を
受けると、速度信号の示す所定の速度に対応し最適の出
力特性となる印加方式を決定し、選択部62に選択信号
として送る。この選択信号に基づいて選択部62では接
点62a,62b,62c,62dの開,閉を組合わ
せ、交流電源1及び電圧調整部22の出力電圧を所定の
印加方式でコンデンサモータ4に印加する。更に、制御
部61では印加方式を決定後、決定された印加方式と速
度信号とに基づいて電圧調整部22に対し、それがコン
デンサモータ4を速度指令に応じた所定の速度で駆動で
きる実効電圧を出力するよう、スイッチング信号を出力
する。そして、このスイッチング信号を受けた電圧調整
部22は、その信号に基づいて交流電源1の出力電圧を
所定の変圧された実効電圧として選択部62へ出力し、
選択部62では選択信号を受けると、交流電源1と電圧
調整部22との出力電圧を端子45a,45bを介して
コンデンサモータ4に所定の印加方式で印加し、所定の
速度での駆動が最適の出力特性のもとで行われる。
次に示す。制御部61は、上位制御部3から速度信号を
受けると、速度信号の示す所定の速度に対応し最適の出
力特性となる印加方式を決定し、選択部62に選択信号
として送る。この選択信号に基づいて選択部62では接
点62a,62b,62c,62dの開,閉を組合わ
せ、交流電源1及び電圧調整部22の出力電圧を所定の
印加方式でコンデンサモータ4に印加する。更に、制御
部61では印加方式を決定後、決定された印加方式と速
度信号とに基づいて電圧調整部22に対し、それがコン
デンサモータ4を速度指令に応じた所定の速度で駆動で
きる実効電圧を出力するよう、スイッチング信号を出力
する。そして、このスイッチング信号を受けた電圧調整
部22は、その信号に基づいて交流電源1の出力電圧を
所定の変圧された実効電圧として選択部62へ出力し、
選択部62では選択信号を受けると、交流電源1と電圧
調整部22との出力電圧を端子45a,45bを介して
コンデンサモータ4に所定の印加方式で印加し、所定の
速度での駆動が最適の出力特性のもとで行われる。
【0018】そして、制御部61に入力されている関係
で、コンデンサモータ4を負荷5別に駆動する速度と、
この時、出力特性が最適となる電圧の印加方式との関係
について、特に、効率が高くなる印加方式で入力してお
くと省エネ効果が上がり、もしくは、2f脈動トルクが
小さくなる印加方式で入力しておくと、騒音や振動を減
少させる効果が上がる。
で、コンデンサモータ4を負荷5別に駆動する速度と、
この時、出力特性が最適となる電圧の印加方式との関係
について、特に、効率が高くなる印加方式で入力してお
くと省エネ効果が上がり、もしくは、2f脈動トルクが
小さくなる印加方式で入力しておくと、騒音や振動を減
少させる効果が上がる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明で明らかのように、本発明に
よればコンデンサモータで負荷を駆動する時、速度に応
じて二種以上の印加方式から、自動的に最適の出力特性
となる印加方式の方を選択し、コンデンサモータに所定
の電圧を印加するようにしているので、常に最適の出力
特性で駆動することが可能となる。
よればコンデンサモータで負荷を駆動する時、速度に応
じて二種以上の印加方式から、自動的に最適の出力特性
となる印加方式の方を選択し、コンデンサモータに所定
の電圧を印加するようにしているので、常に最適の出力
特性で駆動することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコンデンサモータの制御装置の実
施の形態に示すブロック図である。
施の形態に示すブロック図である。
【図2】エアコンの室外機用冷却ファンの駆動用で、定
格200V,500Wのコンデンサモータを、一括制御
方式と主巻線制御方式とでそれぞれ駆動した時の効率及
び印加方法の速度特性を示すグラフである。
格200V,500Wのコンデンサモータを、一括制御
方式と主巻線制御方式とでそれぞれ駆動した時の効率及
び印加方法の速度特性を示すグラフである。
【図3】[図2]に示す特性を備えたコンデンサモータ
を、一括制御方式と主巻線制御方式とでそれぞれ駆動し
た時の2f脈動トルク及び印加方法の速度特性を示すグ
ラフである。
を、一括制御方式と主巻線制御方式とでそれぞれ駆動し
た時の2f脈動トルク及び印加方法の速度特性を示すグ
ラフである。
【図4】従来のコンデンサモータの制御装置のブロック
図である。
図である。
1 交流電源 2 制御装置 21 制御部 22 電圧調整部 3 上位制御部 4 コンデンサモータ 41 主巻線 42 補助巻線 43 コンデンサ 44 直列回路 45a,45b,45c 端子 5 負荷 6 制御装置 61 制御部 62 選択部 62a,62b,62c,62d 接点
Claims (3)
- 【請求項1】 主巻線の一端と、補助巻線及びコンデン
サの直列回路の一端とを接続してなるコンデンサモータ
を備え、各他端にそれぞれ交流電圧を印加して駆動する
コンデンサモータの制御装置において、 交流電源の出力電圧を調整する電圧調整部と;前記交流
電源、又は前記電圧調整部の出力電圧を、前記コンデン
サモータの各他端に一括制御方式、主巻線制御方式、補
助巻線制御方式なる印加方式のいずれか二種以上の組合
せから選択して印加する選択部と;上位制御部から前記
コンデンサモータの駆動速度を指示する速度信号を受け
ると、前記コンデンサモータの駆動する負荷ごとに定ま
る関係で、駆動する速度と、その時に、前記コンデンサ
モータの出力特性を最適とする印加方式及び印加電圧と
の関係に基づいて、前記コンデンサモータが最適の出力
特性で駆動されるよう、前記電圧調整部及び前記選択部
をそれぞれ制御する制御部と;を備えたことを特徴とす
るコンデンサモータの制御装置。 - 【請求項2】 前記制御部は、効率の高い方の印加方式
を選択することを特徴とする請求項1記載のコンデンサ
モータの制御装置。 - 【請求項3】 前記制御部は、2f脈動トルクの小さい
方の印加方式を選択することを特徴とする請求項1記載
のコンデンサモータの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001044827A JP2002247893A (ja) | 2001-02-21 | 2001-02-21 | コンデンサモータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001044827A JP2002247893A (ja) | 2001-02-21 | 2001-02-21 | コンデンサモータの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002247893A true JP2002247893A (ja) | 2002-08-30 |
Family
ID=18906746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001044827A Pending JP2002247893A (ja) | 2001-02-21 | 2001-02-21 | コンデンサモータの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002247893A (ja) |
-
2001
- 2001-02-21 JP JP2001044827A patent/JP2002247893A/ja active Pending
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