JP2002247855A - 交流電圧調整装置 - Google Patents

交流電圧調整装置

Info

Publication number
JP2002247855A
JP2002247855A JP2001037995A JP2001037995A JP2002247855A JP 2002247855 A JP2002247855 A JP 2002247855A JP 2001037995 A JP2001037995 A JP 2001037995A JP 2001037995 A JP2001037995 A JP 2001037995A JP 2002247855 A JP2002247855 A JP 2002247855A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
transformer
pulse width
chopper
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001037995A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Konishi
功次 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawamura Electric Inc filed Critical Kawamura Electric Inc
Priority to JP2001037995A priority Critical patent/JP2002247855A/ja
Publication of JP2002247855A publication Critical patent/JP2002247855A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ac-Ac Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】装置の始動時に変圧器を励磁するための大電流
が発生するのを防止し、双方向半導体スイッチや各フィ
ルタ等を保護する。 【解決手段】交流電圧調整装置1は、出力電圧を電圧検
出部11により検出し、検出電圧と予め設定した設定電
圧を比較部12により比較し、検出電圧と設定電圧との
差が所定の割合で小さくなるように演算制御部14によ
りパルス幅を変調して交流チョッパ6を制御するととも
に、装置の始動から所定時間はパルス幅制限部15によ
りパルス幅を制限して1回のパルス更新について変圧器
5の1次巻線5aに印加する電圧が所定電圧以下で変動
するように交流チョッパ6を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単相3線式電路の
電源と負荷との間に2次巻線を直列に挿入した変圧器の
1次巻線の1次電圧を交流チョッパにより変化させるこ
とで負荷に供給する電圧を制御する交流電圧調整装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の交流電圧調整装置21は、図4に
示すように、単相3線式電路22の電源23と負荷24
との間に変圧器25の2次巻線25bを直列に挿入し、
入力側を単相3線式電路22の電源23に、出力側を変
圧器25の1次巻線25aに接続した交流チョッパ26
により変圧器25の1次巻線25aに加える電圧を調整
して負荷24に供給する電圧を一定に保っている。
【0003】交流チョッパ26は、4個の双方向半導体
スイッチA,B,C,Dにより構成され、制御回路27
によって双方向半導体スイッチA,B,C,Dのオン・
オフが制御されている。制御回路27は、出力電圧を電
圧検出部28により検出し、検出電圧と予め設定した設
定電圧を比較部29により比較し、検出電圧と設定電圧
との差が小さくなるように演算制御部30によりパルス
幅を変調し、出力部31から各双方向半導体スイッチ
A,B,C,Dに制御信号を出力して交流チョッパ26
を制御している。
【0004】この制御により交流チョッパ26は交流電
圧を裁断波形に形成している。裁断波形はコイルL2
1,L22とコンデンサC21から成るローパスフィル
タ32により電源波形に形成され、この変圧された電源
電圧を変圧器25の1次巻線25aに印加させている。
また、コイルL23,L24とコンデンサC22,C2
3から成るフィルタ33は交流電圧調整装置21から単
相3線式電路22に流出するノイズを低減するために設
けられている。また、常閉接点によるバイパス回路34
は変圧器25の1次巻線25aを短絡させるために設け
られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の交流電圧調整装
置は、装置よりも電源側に設置したブレーカ等のスイッ
チをオフからオンに切り換えて装置への供給電圧を一気
に上昇させた場合、演算制御部30が出力電圧を設定電
圧に近づけるために双方向半導体スイッチのAとCをオ
ンし、BとDをオフする。すると、変圧器25の1次巻
線25aを励磁するための大電流が発生するため、双方
向半導体スイッチA,Cや各フィルタ32,33等が破
損するという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来の交流電圧調整
装置の問題点に鑑み、本発明の目的は、装置の始動時に
変圧器を励磁するための大電流が発生するのを防止し、
双方向半導体スイッチや各フィルタ等を保護することが
できる交流電圧調整装置を提供するもので、その構造
は、単相3線式電路の電源と負荷との間に変圧器の2次
巻線を直列に挿入し、入力側を単相3線式電路の電源に
出力側を変圧器の1次巻線に接続した交流チョッパによ
り変圧器の1次巻線に加える電圧を調整して負荷に加え
る電圧を一定に保つ交流電圧調整装置において、出力電
圧を電圧検出部により検出し、検出電圧と予め設定した
設定電圧を比較部により比較し、検出電圧と設定電圧と
の差が所定の割合で小さくなるように演算制御部により
パルス幅を変調して交流チョッパを制御するとともに、
始動後の所定時間はパルス幅制限部によりパルス幅を制
限して1回のパルス更新について変圧器の1次巻線に印
加する電圧が所定電圧以下で変動するように交流チョッ
パを制御することである。
【0007】
【発明の実施の形態】交流電圧調整装置は、出力電圧を
電圧検出部により検出し、検出電圧と予め設定した設定
電圧を比較部により比較し、検出電圧と設定電圧との差
が所定の割合で小さくなるように演算制御部によりパル
ス幅を変調して交流チョッパを制御するとともに、装置
の始動から所定時間はパルス幅制限部によりパルス幅を
制限して1回のパルス更新について変圧器の1次巻線に
印加する電圧が所定電圧以下で変動するように交流チョ
ッパを制御する。
【0008】
【実施例】本発明に係る交流電圧調整装置の一実施例を
図1〜図3の添付図面に基づいて説明する。
【0009】交流電圧調整装置1は、単相3線式電路2
の電源3と負荷4との間に変圧器5の2次巻線5bを直
列に挿入し、入力側を単相3線式電路2の電源3に、出
力側を変圧器5の1次巻線5aに接続した交流チョッパ
6と、交流チョッパ6を制御する制御回路7と、交流チ
ョッパ6の入力端に接続したコイルL1,L2とコンデ
ンサC1,C2から成るフィルタ8と、交流チョッパ6
の出力端に接続したコイルL3,L4とコンデンサC3
から成るローパスフィルタ9と、ローパスフィルタ9と
変圧器5の1次巻線5aとの間に接続した常閉接点によ
るバイパス回路10とで構成している。
【0010】交流チョッパ6は、4個の双方向半導体ス
イッチA,B,C,Dにより構成され、制御回路7によ
って双方向半導体スイッチA,B,C,Dのオン・オフ
が制御されている。制御回路7は、出力電圧を検出する
電圧検出部11と、検出電圧と予め設定した設定電圧を
比較する比較部12と、出力電圧の位相を検出する位相
検出部13と、パルス幅変調やバイパス回路の制御等を
行う演算制御部14と、始動時の所定時間にパルス幅を
制限するパルス幅制限部15と、交流チョッパ6の各双
方向半導体スイッチA,B,C,D及びバイパス回路1
0に演算制御部14又はパルス幅制限部15からの制御
信号を出力する出力部16とで構成している。
【0011】交流電圧調整装置1の動作について説明す
る。交流電圧調整装置1より電源3側に設置されたブレ
ーカ等のスイッチ(図示せず)がオフで装置に電源が供
給される前はバイパス回路10の常閉接点により変圧器
5の1次巻線5aは短絡されている。
【0012】ここでスイッチがオンして装置に電源が供
給されると、まず、制御回路7は双方向半導体スイッチ
のA,Cをオフ、B,Dをオンにする。次に、位相検出
部13により検出した位相に合わせて図3(a)に示す
ように双方向半導体スイッチA,Cを交互にオン・オフ
する。そして同期がとれると、演算制御部14から出力
部16を介して出力された制御信号によりバイパス回路
10の常閉接点を開状態にする。この状態では、変圧器
5の1次巻線5aに電圧は印加されていない。
【0013】演算制御部14は、電圧検出部11により
検出した1サイクル分の検出電圧と予め設定した設定電
圧を比較部12により比較し、演算制御部14は電圧の
差を所定の割合、例えば10%小さくするようにパルス
幅変調をして出力部16から制御信号を出力して図3
(b)に示すように双方向半導体スイッチA,B,C,
Dをオン・オフする。この制御は1サイクル毎に行われ
ている。
【0014】交流チョッパ6により交流電圧は裁断波形
に形成された後、ローパスフィルタ9によって電源波形
に形成され、変圧器5の1次巻線5aに電圧が印加され
る。1次巻線5aに電圧が印加されることにより2次巻
線5bに電圧が誘起され、負荷4に出力される電圧が調
整される。
【0015】しかし、始動時から予め設定した所定時間
において1回のパルス幅更新について変圧器5の1次巻
線5aに印加される電圧の変動幅が所定電圧、例えば1
Vより高くなってしまう場合は、パルス幅制限部15に
より変圧器5の1次巻線5aに印加させる電圧の変動幅
が所定電圧以下となるようにパルス幅を制限して出力部
16から双方向半導体スイッチA,B,C,Dをオン・
オフさせている。よって装置の始動時は変圧器5の1次
巻線5aに印加する電圧が徐々に増加されていくため、
変圧器5を励磁するための大電流が発生するのを防止で
きる。所定時間経過後は演算制御部14により通常のパ
ルス幅制御が行われる。
【0016】尚、フィルタ8は交流電圧調整装置から単
相3線式電路に流出するノイズを低減するために設けら
れている。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明に係る交流電圧調整
装置は、単相3線式電路の電源と負荷との間に変圧器の
2次巻線を直列に挿入し、入力側を単相3線式電路の電
源に出力側を変圧器の1次巻線に接続した交流チョッパ
により変圧器の1次巻線に加える電圧を調整して負荷に
加える電圧を一定に保つ交流電圧調整装置において、出
力電圧を電圧検出部により検出し、検出電圧と予め設定
した設定電圧を比較部により比較し、検出電圧と設定電
圧との差が所定の割合で小さくなるように演算制御部に
よりパルス幅を変調して交流チョッパを制御するととも
に、始動後の所定時間はパルス幅制限部によりパルス幅
を制限して1回のパルス更新について変圧器の1次巻線
に印加する電圧が所定電圧以下で変動するように交流チ
ョッパを制御することにより、装置の始動時に変圧器を
励磁するための大電流が発生するのを防止し、双方向半
導体スイッチや各フィルタ等を保護することができると
いう優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る交流電圧調整装置の回路図であ
る。
【図2】交流電圧調整装置の動作を表すフローチャート
である。
【図3】交流電圧調整装置の入力電圧波形と双方向半導
体スイッチのオン・オフの状態を示し、(a)はパルス
幅制御前を示し、(b)はパルス幅制御時を示す。
【図4】従来の交流電圧調整装置の回路図である。
【符号の説明】
1 交流電圧調整装置 5 変圧器 5a 1次巻線 5b 2次巻線 6 交流チョッパ 7 制御回路 11 電圧検出部 12 比較部 13 位相検出部 14 演算制御部 15 パルス幅制限部 16 出力部 A 双方向半導体スイッチ B 双方向半導体スイッチ C 双方向半導体スイッチ D 双方向半導体スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単相3線式電路の電源と負荷との間に変
    圧器の2次巻線を直列に挿入し、入力側を前記単相3線
    式電路の電源に出力側を前記変圧器の1次巻線に接続し
    た交流チョッパにより前記変圧器の1次巻線に加える電
    圧を調整して前記負荷に加える電圧を一定に保つ交流電
    圧調整装置において、出力電圧を電圧検出部により検出
    し、検出電圧と予め設定した設定電圧を比較部により比
    較し、前記検出電圧と前記設定電圧との差が所定の割合
    で小さくなるように演算制御部によりパルス幅を変調し
    て前記交流チョッパを制御するとともに、始動後の所定
    時間はパルス幅制限部によりパルス幅を制限して1回の
    パルス更新について前記変圧器の1次巻線に印加する電
    圧が所定電圧以下で変動するように前記交流チョッパを
    制御することを特徴とする交流電圧調整装置。
JP2001037995A 2001-02-15 2001-02-15 交流電圧調整装置 Pending JP2002247855A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001037995A JP2002247855A (ja) 2001-02-15 2001-02-15 交流電圧調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001037995A JP2002247855A (ja) 2001-02-15 2001-02-15 交流電圧調整装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002247855A true JP2002247855A (ja) 2002-08-30

Family

ID=18901049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001037995A Pending JP2002247855A (ja) 2001-02-15 2001-02-15 交流電圧調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002247855A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101339180B1 (ko) 2011-12-05 2013-12-10 이인환 교류 쵸퍼를 구비한 직렬전압보상 기반 자동전압조절기
JP2014093900A (ja) * 2012-11-06 2014-05-19 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 電力変換装置
JP2016042279A (ja) * 2014-08-18 2016-03-31 関西電力株式会社 自動電圧調整装置
CN109245501A (zh) * 2018-10-30 2019-01-18 哈尔滨理工大学 一种应用于多级串联igbt的隔离式供电电源

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101339180B1 (ko) 2011-12-05 2013-12-10 이인환 교류 쵸퍼를 구비한 직렬전압보상 기반 자동전압조절기
JP2014093900A (ja) * 2012-11-06 2014-05-19 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 電力変換装置
JP2016042279A (ja) * 2014-08-18 2016-03-31 関西電力株式会社 自動電圧調整装置
CN109245501A (zh) * 2018-10-30 2019-01-18 哈尔滨理工大学 一种应用于多级串联igbt的隔离式供电电源

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1025745B1 (en) Energy saving lighting controller
KR960012527B1 (ko) 직류 평활커패시터의 전하방전 제어회로가 마련된 인버터장치 및 그의 제조방법
KR870001708B1 (ko) 교류 유도 전동기용 역률제어장치
JP2006514528A (ja) スイッチモード電源装置用の制御回路
JPH05205886A (ja) 並列に接続されている複数の放電灯の照度レベルを一定に維持する方法
US5452197A (en) Static DC to AC power converter including separate high and low power converters
JPH10191568A (ja) 3相式電圧自動切替装置付き省電力装置
US4727297A (en) Arc lamp power supply
JP3568535B2 (ja) ガス放電ランプを作動するための装置
US5932997A (en) Bit-weighted regulator
JP2002247855A (ja) 交流電圧調整装置
JP2540466B2 (ja) 振動回路の充放電状態の制御方法および回路装置
JPH06111987A (ja) 放電灯点灯装置
JP3792314B2 (ja) 電磁石励磁コイル用電源供給回路
JP3055267B2 (ja) 電動機の商用運転−インバータ運転切替方法
JP4647752B2 (ja) 電圧制御方法及び装置
JPH07222450A (ja) Dcリンク並列共振形インバータ
JPH0327721A (ja) 突入電流制限回路
JPH07131990A (ja) 電動機の多数始動制御装置
SU1097985A1 (ru) Стабилизатор переменного напр жени
JPS61226170A (ja) 溶接用電源装置
SU1628051A1 (ru) Стабилизатор напр жени переменного тока
JPH06243972A (ja) 放電灯点灯装置
JP2003009531A (ja) 昇圧トランス
JPH10124157A (ja) 電圧制御装置