JP2002247164A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2002247164A
JP2002247164A JP2001036546A JP2001036546A JP2002247164A JP 2002247164 A JP2002247164 A JP 2002247164A JP 2001036546 A JP2001036546 A JP 2001036546A JP 2001036546 A JP2001036546 A JP 2001036546A JP 2002247164 A JP2002247164 A JP 2002247164A
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JP2001036546A
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Kazuya Yamaguchi
和也 山口
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機や形態情報端末等の小型機器の表
示部をより大きなものとし、かつ、持ち運びを容易とし
た表示装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 屈曲可能な1可視面からなる表示部2の
裏面に複数の略平板状の非弾性部材からなる薄板3a,
3bを貼着し、複数の薄板3a,3b同士を表示部2の
屈曲に合わせて表示部2との距離を一定に保ちながら屈
曲する高分子フィルム液晶からなる弾性部材片4a,4
bによって連結することで、屈曲可能な1可視面からな
る表示部2を屈曲させて収縮し、コンパクトに収納可能
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
の通信ネットワークから取得した情報、スケジュール、
電話番号やその他の情報を表示するための主として携帯
電話機や携帯情報端末等に使用される液晶等の表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶等の表示部を備える携帯電話
機や携帯情報端末の商品化が急速に進み、市場への普及
度は極めて高くなってきている。これらの携帯電話機や
携帯情報端末は、持ち運びを容易とすることを前提に開
発されているため、機器全体を大きくすることができ
ず、液晶等の表示装置も小型のものが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電話、スケジュール管
理やメモ等を目的とする操作では、このような小型の表
示部でも事足りるが、インターネット等から取得した様
々な情報を表示するにはより大きな表示部が望まれてい
る。
【0004】そこで、本発明においては、携帯電話機や
形態情報端末等の小型機器の表示部をより大きなものと
し、かつ、持ち運びを容易とした表示装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の表示装置は、屈曲可能な1可視面からなる
表示部の裏面に複数の略平板状の非弾性部材を貼着し、
複数の非弾性部材同士を表示部の屈曲に合わせて表示部
との距離を一定に保ちながら屈曲する弾性部材片によっ
て連結することで、屈曲可能な1可視面からなる表示部
を屈曲させて収縮し、コンパクトに収納可能としたもの
である。
【0006】これにより、インターネット等から取得し
た様々な情報をより大きな表示部へ表示することができ
るとともに、コンパクトに収縮して容易に持ち運ぶこと
が可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、屈曲可
能な1可視面からなる表示部の裏面に複数の略平板状の
非弾性部材を貼着し、複数の非弾性部材同士を表示部の
屈曲に合わせて表示部との距離を一定に保ちながら屈曲
する弾性部材片によって連結した表示装置としたもので
あり、屈曲可能な1可視面からなる表示部を屈曲させて
収縮し、コンパクトに収納することが可能となる。
【0008】請求項2に記載の発明は、表示部を収縮状
態で保持する保持手段と、表示部の収縮状態を解除する
解除手段とを備えた請求項1記載の表示装置であり、持
ち運び時には表示部を収縮して保持し、利用時には表示
部の収縮状態を解除して使用することができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、弾性部材片は、
バネ、ワイヤ、薄板またはゴムとした請求項1または2
記載の表示装置としたものであり、バネ、ワイヤ、薄板
またはゴムの弾性力により収縮状態にある表示部を復元
することができる。
【0010】請求項4に記載の発明は、非弾性部材は、
表示部から少なくとも一部をはみ出させたものである請
求項1から3のいずれかに記載の表示装置としたもので
あり、はみ出させた部分により表示部の破損を防止する
ことができる。
【0011】請求項5に記載の発明は、保持手段は、磁
石を使用したものである請求項2から4のいずれかに記
載の表示装置としたものであり、磁石の引き合う力によ
って表示部を収縮状態として保持することができる。
【0012】請求項6に記載の発明は、保持手段は、フ
ック動作をする部品によって構成し、解除手段は、フッ
ク動作をする部品を一度に動作して表示部を収縮状態か
ら復元させる部品によって構成した請求項2から5のい
ずれかに記載の表示装置としたものであり、収縮状態に
ある表示部を一度の動作で容易に復元することができ
る。
【0013】請求項7に記載の発明は、表示部は、収縮
状態においては最外面の部分にのみ表示するものとした
請求項1から6のいずれかに記載の表示装置としたもの
であり、収縮状態において実用上表示が必要な最外面の
部分にのみ表示させることができる。
【0014】請求項8に記載の発明は、表示部は、液
晶、エレクトロ・ルミネッセンス、または、カプセル状
材料に電界を加えることによる電気泳動現象を利用した
デバイスのいずれかを使用したものである請求項1から
7のいずれかに記載の表示装置としたものであり、屈曲
可能なこれらの表示部によって本発明の表示装置を実現
することができる。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図面
に基づき説明する。
【0016】(実施の形態1)図1(a)は本発明の実
施の形態1の携帯電話機の表示部を展開した状態におけ
る正面図、図1(b)は本発明の実施の形態1の携帯電
話機の表示部を収縮した状態における左側面図、図2
(a)は本発明の実施の形態1の携帯電話機の表示部の
正面図、図2(b)は本発明の実施の形態1の携帯電話
機の表示部のX−X断面図、図3(a)は本発明の実施
の形態1の携帯電話機の表示部を収縮している途中を示
す図、図3(b)は本発明の実施の形態1の携帯電話機
の表示部を収縮した状態の図である。
【0017】図1に示す携帯電話機1は、1つの可視面
からなる表示部2を備える。表示部2は、屈曲可能な高
分子フィルム液晶を使用してA部、B部、C部の連続し
た1つの可視面として構成しており、A部およびB部、
B部およびC部の境界で屈曲することが可能である。表
示部2のA部は、従来の携帯電話機に備えられている程
度の大きさであり、携帯電話機1本体の表面に構成され
ている。また、B部およびC部は、基本的に表示機能を
有するのみであり、受信回路その他の主な機能を有する
携帯電話機1本体からはみ出させた状態に構成されてい
る。
【0018】また、図2に示すように、表示部2のB部
およびC部の裏面には、それぞれ平面を保持できる非弾
性部材としての樹脂や金属等の略平板状の薄板3a,3
bを貼着している。携帯電話機1本体と薄板3aとの
間、薄板3aと薄板3bとの間はそれぞれ屈曲可能な弾
性部材片4a,4bによって連結している。
【0019】図2に示す一点鎖線D,Fは、表示部2を
曲げて収縮するときの折り曲げの中心線を示している。
表示部2の収縮時には、一点鎖線D,Fに沿ってそれぞ
れ図3(a),(b)に示すようにB部をA部の表面側
に、C部をB部の裏面側に折り曲げる。弾性部材片4
a,4bは、図3(a)に示すように、表示部2との接
触面に凹部を備えて貼着したものでもよく、隙間なく完
全に密着した状態で貼着したものでもよい。すなわち、
弾性部材片4a,4bは、表示部2の屈曲に合わせて表
示部2との距離を一定に保ちながら屈曲するものであ
り、表示部2と一体に動作するものとする。
【0020】また、弾性部材片4a,4bは、A部、B
部、C部を1平面形状として長期にわたって復元可能と
するため、めがねフレームやブラジャ等の形状を長期に
わたって確保するために近年利用されているニッケル・
チタン系の合金である超弾性合金と同様の性能を保有す
るメッシュ状の薄板を使用している。ここで、弾性部材
片4a,4bの記憶形状を平面とすることによって、表
示部2のB部およびC部に力を加えないときはA部、B
部、C部を1平面上に保持して1可視面とすることがで
きる。
【0021】また、表示部2のB部、C部を収縮してコ
ンパクトに収納するため、表示部2のA部に永久磁石5
a,5bを、B部に永久磁石6a,6bを、C部に永久
磁石7a,7bをそれぞれ備える。永久磁石5a,6
a,7aと永久磁石5b,6b,7bとは、それぞれ互
いに引き合う磁極の向きかつ最適な位置となるように配
置しておく。
【0022】このように永久磁石5a,5b,6a,6
b,7a,7bを配置しておくことによって、表示部2
を図1(a)に示す1可視面の状態から、図3(a)の
状態を経て、同図(b)に示す収縮状態とすることがで
きる。したがって、同図(b)に示す収縮状態において
は、永久磁石5a,5b,6a,6b,7a,7bの作
用により、表示部2は収縮状態で保持される。逆に、図
3(b)に示す収縮状態から図1(a)に示す1可視面
の状態へと移行する際は、手を使って広げることで容易
に行うことが可能である。
【0023】なお、永久磁石5a,5b,6a,6b,
7a,7bは、各面にそれぞれ2個ずつ配置して説明し
たが、収縮に支障がない程度に間引きできることは言う
までもない。例えば、表示部2のA部の裏面に永久磁石
8aを1個、C部の裏側に永久磁石8bをそれぞれ1個
ずつ配置し、互いに引き合うように構成することも可能
である。
【0024】上記構成の携帯電話機1では、インターネ
ット等から大量の情報を受信するとき、図1(a)に示
すように表示部2を広げて1可視面として使用すること
で、その取得した大量の情報をより大きな表示部2へ見
やすく表示することができる。すなわち、携帯電話機1
は、表示部2を収縮時には従来の携帯電話機の表示部と
同様の大きさとし、大量の情報を表示する際には表示部
2を展開して従来の携帯電話機の表示部の表示面積の2
倍や3倍とした使いやすくかつコンパクトなものとな
る。
【0025】ところで、携帯電話機1では、表示部2の
うち、A部、B部、C部のすべてに情報を表示すること
も、A部およびB部のみに表示するように構成すること
も可能である。また、表示部2を収縮状態としてその最
外面のC部のみに表示し、A部およびB部には表示しな
いように構成することも可能であり、通常の携帯電話機
として通話に使用する際、図1(b)に示すようにコン
パクトな状態で携帯電話機1を使用することができる。
【0026】(実施の形態2)第2実施の形態では、表
示部2のB部、C部を収縮してコンパクトに収納し、さ
らに表示部2の収縮状態を解除して1可視面を復元する
構成について説明する。
【0027】本発明の第2実施の形態における携帯電話
機1は、図1に示す永久磁石5a,5b,6a,6b,
7a,7bを備える代わりに、スイッチ9,10,1
1,12を備える。
【0028】図4はスイッチ9,10の詳細を示す説明
図である。
【0029】図4に示すように、スイッチ9,10はフ
ック形状をしており、それぞれコイルバネ9a,10a
によって矢印e,fの方向へ押されている。コイルバネ
9a,10aはそれぞれ固定板9b,10bとスイッチ
9,10の間に設けられている。これらのスイッチ9,
10は、それぞれ矢印a,bの方向から力を加えると、
それぞれ矢印c,dの方向に移動し、加える力がなくな
ると元の位置に戻るフック動作を行う。
【0030】したがって、表示部2のB部、C部を収縮
するとき薄板3a,3bがスイッチ9,10の上面を押
すことによって、スイッチ9,10はそれぞれ矢印c,
dの方向にスライドし、それぞれコイルバネ9a,10
aを圧縮することにより、薄板3a,3bがコイルバネ
9a,10aの復元によって元の位置に移動したスイッ
チ9,10のフックに引っ掛かり収縮されることで表示
部2を収縮状態で保持する。
【0031】図5はスイッチ11,12の詳細を示す説
明図であって、図1(a)の携帯電話機1を正面からみ
た図である。
【0032】図5に示すスイッチ11は、スイッチ9に
固定され、位置を固定された滑車13を介して伸縮しな
いワイヤ14によりスイッチ10に接続されている。な
お、スイッチ9およびスイッチ11は、1個のスイッチ
として構成することも可能である。
【0033】スイッチ11を矢印g方向に引き下げる
と、これと固定されたスイッチ9が矢印h方向に移動す
るとともに、滑車13を介してワイヤ14により接続さ
れたスイッチ10が矢印i方向に移動する。すなわち、
スイッチ11、滑車13およびワイヤ14は、フック動
作をするスイッチ9,10を一度に動作して表示部2の
収縮状態を解除するための機構である。
【0034】スイッチ9,10が解除されると、表示部
2のB部およびC部は、弾性部材片4a,4bの平面へ
復元しようとする力によって収縮状態が解除され、A
部、B部およびC部が1可視面として復元される。この
ようにスイッチ9,10,11、コイルバネ9a,10
a、滑車13、ワイヤ14をそれぞれ配置しておくこと
によって、図1(a)に示す1可視面の表示部2から同
図(b)の収縮状態に即座に移行することが可能である
と共に、スイッチ11をスライドさせることにより同図
(b)の収縮状態から同図(a)の1可視面の表示部2
へと即座に移行することが可能である。
【0035】実用上、図1(b)に示すように収縮され
た状態で携帯電話機1を使用する際、表示面はC部のみ
であるから、表示部2のA部およびB部には表示をしな
いようにする手段が必要である。図5に示すスイッチ1
2は、収縮状態において最外面のC部にのみ表示するた
めの機構であり、収縮時に表示部2の薄板3aによって
携帯電話機1本体から突出したスイッチ12を押すこと
によって、その内部のスイッチ15を動作させる。スイ
ッチ15は、その動作によって表示部2のC部のみに表
示するためのプログラムを動作させるものとする。
【0036】このような構成とすることにより、携帯電
話機1は、単に通話に使用する際、表示部2のC部のみ
に表示し、利用することができるので、かさばらず従来
の携帯電話機と同等に使いやすいものとなる。
【0037】なお、本発明に係る非弾性部材としては、
クレジットカード程度の弾性のある部材も含まれる。こ
のとき、薄板3a,3bは表示部2のB部およびC部か
ら一部分をはみ出させて形成することで、このはみ出た
部分によりB部およびC部の外郭の破損を防止してい
る。また、非弾性部材である薄板3bをC部と一体にす
る構成の中には、薄板3bの一部分を中空にした構成も
含まれる。薄板3aも同様に一部分を中空にした構成も
含まれる。
【0038】(実施の形態3)図6(a)は本発明の実
施の形態3の携帯電話機の表示部を展開した状態を示す
図、図6(b)は本発明の実施の形態3の携帯電話機の
表示部を収縮した状態の図、図7(a)は本発明の実施
の形態3の携帯電話機の表示部の表面図、図7(b)は
本発明の実施の形態3の携帯電話機の表示部のY−Y断
面図である。
【0039】図6に示す携帯電話機1aは、図1に示す
表示部2と同様のA部、B部、C部の連続な1可視面と
した表示部2aを備える。表示部2aのB部は、携帯電
話機1a本体の表面に構成され、A部およびC部は、携
帯電話機1a本体からはみ出させた状態に構成されてい
る。また、表示部2aのA部およびC部の裏面には、そ
れぞれ図1の薄板3a,3bと同様の薄板16a,16
bを貼着し、薄板16a,16bと携帯電話機1a本体
との間はそれぞれ屈曲可能な弾性部材片17a,17b
によって連結している。
【0040】このような構成において、A部およびC部
は、それぞれB部の左右から図6(b)に示すようにB
部の裏面すなわち携帯電話機1aの裏面側へ折り曲げて
収縮する。また、図7に示すように永久磁石18a,1
8bをB部を固定する携帯電話機1a本体の裏面および
C部の裏面の薄板18bにそれぞれ備える。永久磁石1
8a,18bは、C部をB部の裏面側に収縮したときに
それぞれ互いに引き合う磁極の向きかつ最適な位置とな
るように配置しておく。
【0041】このように永久磁石18a,18bを配置
しておくことによって、A部を携帯電話機1a本体の裏
面に先に収縮し、C部が外側になるようにA部に重ねて
収縮することで、永久磁石18a,18bが互いに引き
合い、表示部2aを図6(b)に示すようにコンパクト
に収納できる。ここで、A部とC部とを逆の順序で収縮
しようとしてもA部は収縮されない。要するに、このよ
うな構成にしておけば必ずC部が外側になるように収縮
される。
【0042】このとき、表示部2aのB部とC部との両
方が最外面にあるため、B部およびC部の両面に表示す
ることも実用性がある。このように最外面に接した表示
面が2面以上あるときは、収縮時でもどの面のどの位置
に表示するか任意の設定ができるようにプログラムする
こともでき、収縮動作と並行して自動的に表示する部分
が変わるように構成することができる。
【0043】このような表示動作を行わせる手段は、図
6(b)に示すように携帯電話機1a本体の裏面の上方
に突出したスイッチ19を設け、C部の収縮時、C部の
上方の薄板16bがスイッチ19を押すことにより、前
述のプログラムが動作するようにしている。このような
動作を可能とするため、薄板16aの上方部は薄板16
bの上方部より短くし、薄板16aの上方部がスイッチ
19を押すように構成されている。このようなスイッチ
19の働きによって、表示部2aの収縮を自動的に検出
し、B部およびC部の指定した位置にのみ自動的に表示
させることが可能となる。
【0044】(実施の形態4)図8は本発明の第4実施
の形態における携帯情報端末20を示す斜視図である。
【0045】図8に示す携帯情報端末20は、その折り
畳み可能な本体上に前述の表示部2,2aと同様な屈曲
可能な高分子フィルム液晶からなる表示部21を備え
る。この携帯情報端末20の開閉時に必要な力の大半は
人手によるものであり、持ち運び時には折り畳み、作業
時には開いて使用することが可能である。
【0046】表示部21の折り曲げ部分には、この携帯
情報端末20を矢印jの方向に折り畳んで収縮した状態
から矢印kの方向に開いて表示部21を1可視面からな
る状態への復元を促進させるような部材を、表示部21
と共に使用した方が耐久性等の面で望ましい。また、1
可視面からなる表示部21は、図8に示すように少し曲
がった状態でも使用可能であり、また完全に平面の状態
であっても使用可能である。表示部21として使用する
高分子フィルム液晶は、表示面の視認角度が広いので、
実用に耐える程度に表示面が曲がっていても本発明の主
旨に合致する。
【0047】なお、屈曲可能な表示部として、曲げて使
用することができない従来のガラス液晶に代わって高分
子フィルム液晶を用いて説明をしてきたが、将来的には
強誘電性液晶を利用した屈曲可能なフィルム状の液晶も
実用化されると思われる。また、エレクトロ・ルミネッ
センス(EL)も屈曲可能なフィルム状のELが実用化
される見込みである。その他、カプセル状材料に電界を
加えることによる電気泳動現象を利用した一般的には電
子ペーパーと呼ばれるデバイスも応答速度の改善等によ
り本発明のような使用が可能になると思われる。要する
に、液晶、ELまたはカプセル状材料に電界を加えるこ
とによる電気泳動現象を利用したデバイス等は、いろい
ろな改善を加えながら表示部が屈曲可能であることを特
徴とする携帯電話や携帯情報端末等の表示部として実用
化されると考えられ、これらのデバイスを使用したもの
はすべて本発明の範疇にある。
【0048】また、本発明の応用分野は、携帯情報端末
等に限定されるわけではなく、ナビゲーションシステム
や、必要に応じて大画面で確認したい大きな表示装置に
も応用される。なお、表示部および可視面は平面として
説明してきたが、これは説明をしやすくするためであ
り、実用にあたっては目的やデザインの形状により曲面
であることもあり得るし、可視面は視認できる範囲で曲
がっていてもよい。
【0049】
【発明の効果】本発明により、以下の効果を奏すること
ができる。
【0050】(1)屈曲可能な1可視面からなる表示部
の裏面に複数の略平板状の非弾性部材を貼着し、複数の
非弾性部材同士を表示部の屈曲に合わせて表示部との距
離を一定に保ちながら屈曲する弾性部材片によって、イ
ンターネット等から取得した様々な情報をより大きな表
示部へ表示することができるとともに、コンパクトに収
縮して容易に持ち運ぶことが可能な表示装置が得られ
る。
【0051】(2)表示部を収縮状態で保持する保持手
段と、表示部の収縮状態を解除する解除手段とを備える
ことによって、持ち運び時には表示部を収縮して保持
し、利用時には表示部の収縮状態を解除して使用するこ
とが可能な使いやすい表示装置が得られる。
【0052】(3)非弾性部材を表示部から少なくとも
一部をはみ出させたことによって、表示部の破損を防止
することができる。
【0053】(4)保持手段に磁石を使用したことによ
り、磁石の引き合う力によって表示部を収縮状態として
保持することができる。
【0054】(5)保持手段はフック動作をする部品に
よって構成し、解除手段はフック動作をする部品を一度
に動作して表示部を収縮状態から復元させる部品によっ
て構成したことで、収縮状態にある表示部を一度の動作
で容易に復元して使用することが可能となる。
【0055】(6)収縮状態においては最外面の部分に
のみ表示することで、収縮状態において実用上表示が必
要な最外面の部分にのみ表示する表示装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施の形態1の携帯電話機の表
示部を展開した状態における正面図(b)本発明の実施
の形態1の携帯電話機の表示部を収縮した状態における
左側面図
【図2】(a)本発明の実施の形態1の携帯電話機の表
示部の正面図 (b)本発明の実施の形態1の携帯電話機の表示部の断
面図
【図3】(a)本発明の実施の形態1の携帯電話機の表
示部を収縮している途中を示す図 (b)本発明の実施の形態1の携帯電話機の表示部を収
縮した状態の図
【図4】スイッチの詳細を示す図
【図5】スイッチの詳細を示す説明図
【図6】(a)本発明の実施の形態3の携帯電話機の表
示部を展開した状態を示す図 (b)本発明の実施の形態3の携帯電話機の表示部を収
縮した状態の図
【図7】(a)本発明の実施の形態3の携帯電話機の表
示部の表面図 (b)本発明の実施の形態3の携帯電話機の表示部の断
面図
【図8】本発明の第4実施の形態における携帯情報端末
を示す斜視図
【符号の説明】
1,1a 携帯電話機 2,2a,21 表示部 3a,3b,16a,16b 薄板 4a,4b,17a,17b 弾性部材片 5a,5b,6a,6b,7a,7b,8a,8b,1
8a,18b 永久磁石 9,10,11,12,15,19 スイッチ 9a,10a コイルバネ 9b,10b 固定板 13 滑車 14 ワイヤ 20 携帯情報端末

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屈曲可能な1可視面からなる表示部の裏面
    に複数の略平板状の非弾性部材を貼着し、前記複数の非
    弾性部材同士を前記表示部の屈曲に合わせて前記表示部
    との距離を一定に保ちながら屈曲する弾性部材片によっ
    て連結したことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】前記表示部を収縮状態で保持する保持手段
    と、前記表示部の収縮状態を解除する解除手段とを備え
    たことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】前記弾性部材片は、バネ、ワイヤ、薄板ま
    たはゴムとしたことを特徴とする請求項1または2記載
    の表示装置。
  4. 【請求項4】前記非弾性部材は、前記表示部から少なく
    とも一部をはみ出させたことを特徴とする請求項1から
    3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 【請求項5】前記保持手段は、磁石を使用したことを特
    徴とする請求項2から4のいずれかに記載の表示装置。
  6. 【請求項6】前記保持手段は、フック動作をする部品に
    よって構成し、前記解除手段は、前記フック動作をする
    部品を一度に動作して前記表示部を収縮状態から復元さ
    せる部品によって構成したことを特徴とする請求項2か
    ら5のいずれかに記載の表示装置。
  7. 【請求項7】前記表示部は、収縮状態においては最外面
    の部分にのみ表示することを特徴とする請求項1から6
    のいずれかに記載の表示装置。
  8. 【請求項8】前記表示部は、液晶、エレクトロ・ルミネ
    ッセンス、または、カプセル状材料に電界を加えること
    による電気泳動現象を利用したデバイスのいずれかを使
    用したことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記
    載の表示装置。
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