JP2002246857A - 経路が切り換え可能な電力増幅器用の組み合せネットワーク装置 - Google Patents

経路が切り換え可能な電力増幅器用の組み合せネットワーク装置

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JP2002246857A
JP2002246857A JP2001394891A JP2001394891A JP2002246857A JP 2002246857 A JP2002246857 A JP 2002246857A JP 2001394891 A JP2001394891 A JP 2001394891A JP 2001394891 A JP2001394891 A JP 2001394891A JP 2002246857 A JP2002246857 A JP 2002246857A
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capacitor
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JP2001394891A
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Joel R King
ジョエル アール. キング
Gordon A Olsen
ゴードン エー. オルセン
Prasad Yenigalla
プラサド イェニガラ
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Maxim Integrated Products Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 2つまたはそれ以上の電力出力装置を備えた
電力増幅器において、数段階の動作状態においても高い
電力効率を達成する必要がある。 【解決手段】 第1電力出力装置102は、電力増幅器
100の最高出力電力レベルでの電力信号の効率的増幅
用に設計されている。第2電力出力装置104は、電力
増幅器100が最も動作しやすい出力電力レベルでの電
力信号の効率的増幅用に設計されている。出力電力レベ
ルに従って、第1及び第2出力電力装置のいずれか一方
がイネーブルにされる。組み合せネットワークは、イネ
ーブル状態の電力装置の適切な動作のために、必要に応
じて、出力インピーダンスを変換するために使用され
る。出力電力レベルに従って電力装置間の切り換えを行
うことで、電力増幅器100の広範囲の動作状態に亘っ
て高レベルの電力効率を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルラー通信シス
テムで使用されるタイプの電力増幅器に関するものであ
る。より詳細には、本発明は、少なくとも2つの電力出
力装置と、これら2つの電力装置の間における出力経路
の切り換えを行う機構とを備えた電力増幅器を示唆する
ものである。第1電力出力装置は、電力増幅器の最高出
力電力レベルにおける電力信号の効率的増幅用として設
計されている。第2電力出力装置は、電力増幅器の動作
に最も適した出力電力レベルにおける電力信号の効率的
増幅用として設計されている。出力電力レベルに従って
2つの電力装置間で切り換えを行うことにより、電力増
幅器の広範囲における動作状態に亘って高レベルの効率
が達成される。
【0001】
【従来の技術】トランジスタのような増幅装置の電力効
率は、動作条件によって変化する。例えば、一方の電源
電圧における電力効率用に設計された電力増幅器は、他
方の電源電圧には不適当であるかもしれない。しかし、
電力増幅器が様々な条件下(例えば、異なる電源電圧)
で動作することを必要とする用途は、やはり電力の効率
的動作から得るものが多い。実際、電力増幅器の使用に
対して種々の設計的制約が課される一方で、電力効率は
ほぼ不変の基本設計対象である。
【0002】例えば、多数の通信システムにおいて、電
力増幅器が効率的に動作しながら、所望の電源電圧範囲
に亘って許容可能な線形性を維持することが好ましい。
これに関し、一般的な電力増幅器は、単一の出力電力レ
ベルおよび電力電源において、ピーク効率を達成するよ
うに調整される。一般に、ピーク効率での動作は、電力
増幅器の出力における電圧振幅が可能な限り大きくなる
ことを必要とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電圧振幅の増
加によって効率を高める場合、電力増幅器の線形性が減
少する傾向がある。従って、電力効率と線形性の間に相
殺が生じ、一方を向上させれば他方を犠牲にすることに
なってしまう。
【0004】CDMAセルラーシステムのような多くの
セルラー通信システムでは、電力増幅器が広範囲の出力
電力を扱える必要がある。CDMAセルラーシステムに
ついてのより詳細な説明については、「Electronic Ind
ustry Association's Publication EIA/TIA IS-95」を
参照することができる。電力増幅器は、その最高電力レ
ベルで安全に動作しなければならない。最高電力レベル
で動作するように設計されているため、単一の電力増幅
器は、より一般的に使用されるこれよりも低い電力レベ
ルでは効率的に動作することができない。従って、単一
の電力増幅器は最高電力レベル用に設計されなければな
らず、効率的な電力増幅が、より一般的に使用される電
力レベルでは得られないため、バッテリー駆動の装置の
寿命が短縮されてしまう。
【0005】CDMAセルラーシステムのような通信シ
ステムは、数多くの動作状態での動作が必要とされる種
々の電力増幅器の用途の内、単に一つの例を示している
に過ぎない。従来技術の欠点を解決するべく、数段階の
動作状態においても高い電力効率を達成できる電力増幅
器が必要とされている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するべ
く、本発明によれば、少なくとも2つの電力出力装置
と、これら2つの電力装置間の出力経路を切り換える機
構とを備えた種々の電力増幅器が教示される。第1電力
出力装置は、電力増幅器の最高出力電力レベルにおける
電力信号の効率的増幅用に設計されているため、第1電
力装置を高出力増幅器(HPA)として説明することが
できる。第2電力出力装置は、電力増幅器が最も動作し
やすい出力電力レベルにおける電力信号の効率的増幅用
に設計されているため、第2電力装置を低出力増幅器
(LPA)として説明することができる。出力電力レベ
ルに従って2つの電力装置間を切り換えることで、電力
増幅器の広範囲の動作状態に亘って高レベルの効率を得
ることが可能である。
【0007】本発明の第1実施形態は、電力増幅器出力
において出力信号を生成するために、電力増幅器入力に
おいて受信した入力信号を増幅するのに適した経路が切
り換え可能な電力増幅器を教示する。経路が切り換え可
能な電力増幅器は、第1及び第2電力装置を備え、第1
に、第1出力電力レベルでの電力信号の効率的増幅のた
めに実質的に最適化され、第2に、第2出力電力レベル
における電力信号の効率的増幅のために実質的に最適化
される。経路が切り換え可能な電力増幅器はさらに、経
路が切り換え可能な電力増幅器が動作している電力レベ
ルを決定するために配置された状態決定回路と、イネー
ブル状態の電力装置が生成した増幅電気信号に対するデ
ィスエーブル状態の電力装置のあらゆる影響を極わずか
にするために、経路が切り換え可能な電力増幅器に接続
された出力負荷からディスエーブル状態の電力装置を切
断するべく配置された組み合せネットワークとを備えて
いる。状態決定回路は、さらに、a)経路が切り換え可
能な電力増幅器が第1出力電力レベルで動作している際
に、第1電力装置をイネーブルにし、第2電力装置をデ
ィスエーブルにするべく動作し、b)経路が切り換え可
能な電力増幅器が第2出力電力レベルで動作している際
に、第2電力装置をイネーブルにし、第1電力装置をデ
ィスエーブルにするべく動作する。
【0008】第1電力装置は、経路が切り換え可能な電
力増幅器の第1動作状態中に入力信号を増幅するための
ものであり、電力増幅器入力および第1電力装置の出力
に接続された第1電力装置の入力を備えている。第2電
力装置は、経路が切り換え可能な電力増幅器の第2動作
状態中に入力信号を増幅するためのものであり、電力増
幅器入力および第2電力装置の出力に接続された第2電
力装置の入力を備えている。組み合せネットワーク装置
は、第1及び第2電力装置の出力にそれぞれ接続された
第1及び第2組み合せネットワーク装置の入力と、電力
増幅器出力に接続された組み合せネットワーク装置の出
力とを備えている。組み合せネットワーク装置は、電力
装置のうちの1つのみが電力増幅器出力を駆動できるよ
うにするために、第1電力装置及び第2電力装置のいず
れか一方を選択するように動作する。
【0009】組み合せネットワーク装置の一実施形態
は、2つのマッチングネットワーク装置を使用して、電
力増幅器の出力インピーダンスを、イネーブル状態の電
力装置の適切な動作に必要な出力インピーダンスに変換
する。各電力装置、つまりLPA及びHPAは、電力増
幅器出力における出力インピーダンスをイネーブル状態
の電力装置の動作に適切な出力インピーダンスに変換す
る並列マッチングネットワーク装置を介して、電力増幅
器出力と接続している。
【0010】さらに、組み合せネットワーク装置の別の
実施形態は、並列接続を変更し、LPAの性能に対する
HPAの影響を減少させることにより、LPAの性能を
保護する。第1マッチングネットワーク装置は、出力イ
ンピーダンスを、HPAに好ましい出力インピーダンス
に変換し、次に、このインピーダンスがスイッチ及び第
2マッチングネットワーク装置を通過する。これによ
り、LPAは、適切な動作のための電力増幅器出力にお
ける正確な出力インピーダンスを確実に見ることができ
る。この実施形態では、HPAが実現全体に与える影響
を減少させることにより全体の効率が向上する。
【0011】本発明に係る関連する別の実施形態は、3
つまたはそれ以上の電力装置(すなわち、低出力増幅器
LPA、中間電力増幅器IPA及び高出力増幅器HP
A)を備えた、経路が切り換え可能な電力増幅器を考慮
している。この実施形態では、3つまたはそれ以上の電
力装置の各々が、特定の動作状態(例えば、出力電力レ
ベル)に適するように設計される。そのため、状態決定
回路が、適切な電力装置をイネーブルにし、同時に、そ
の他の電力装置をディスエーブルにするように動作す
る。
【0012】本発明の別の実施形態は、RF通信システ
ムでの使用に適した経路が切り換え可能な電力増幅器を
教示している。RF通信システムは、第1及び第2出力
電力レベルを有し、第1出力電力レベルは、RF通信シ
ステムに必要な最高出力電力に相当し、第2出力電力レ
ベルは、RF通信システムが最も一般的に動作する出力
電力に相当している。
【0013】本発明のこれ以外の側面は、複数の電力レ
ベルに亘って電気信号を増幅する方法を教示する。この
増幅した電気信号は出力負荷を駆動する。この方法は、
第1及び第2電力装置を備えた経路が切り換え可能な電
力増幅器を提供することで開始する。この場合、第1電
力装置が第1電力レベル中に電気信号を増幅し、第2電
力装置が第2電力レベル中に電気信号を増幅する。この
方法は、次に、経路が切り換え可能な電力増幅器の電力
レベルを決定し、また、電力レベルが第1電力レベルに
ある際に、電気信号の増幅に使用する第1電力装置を選
択する。しかし、電力レベルが第2電力レベルにある際
には、電気信号の増幅に使用する第2電力装置を選択す
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係る経路が切り換え可能な電力増幅器100を示して
いる。経路が切り換え可能な電力増幅器100は、携帯
電話、コードレス電話、双方向ページャー、無線LA
N、AM/FMアナログ送信機のような用途に非常に適
している。システムの複雑性および/またはコストに従
い、電力増幅器100は単純にドライバ増幅器として機
能するか、またはシステムの完全な電力増幅器として機
能することができる。
【0015】経路が切り換え可能な電力増幅器100
は、第1電力装置102、第2電力装置104、組み合
せネットワーク装置106及び状態決定回路108を備
えている。簡単に言えば、2つの電力装置102及び1
04は、異なる2つの出力電力レベルにおける電力の効
率的な動作用に設計されている。組み合せネットワーク
106及び状態決定回路108が協働して、出力電力レ
ベルに従って2つの電力装置間の出力経路を切り換え、
これにより、電力増幅器の広範囲の動作状態に亘って、
電力効率と許容可能な直線性が得られる。
【0016】第1電力装置102は、信号入力110、
信号出力112及びイネーブル入力114を備えてい
る。同様に、第2電力装置104も、信号入力120、
信号出力122及びイネーブル入力124を備えてい
る。電力増幅器入力126は、第1電力装置の信号入力
110及び第2電力装置の信号入力120の両方に接続
されている。第1電力装置102の信号出力112及び
第2電力装置104の信号出力122は、両方とも組み
合せネットワーク装置106の入力に接続されている。
【0017】第1電力装置102及び第2電力装置10
4は、イネーブル時に、信号入力に付加された電気信号
が出力にて増幅されるように動作する。特定の実施形態
において、第1電力装置102は、高電力レベル用に設
計されており、高出力増幅器(HPA)として説明する
ことができる。第2電力装置104は、低電力レベル用
に設計されており、低出力増幅器(LPA)として説明
することができる。第1電力装置102及び第2電力装
置104の両方とも、対応する各電力レベルでの直線性
に許容可能な最大電圧振幅を提供する。第1電力装置1
02は、電力増幅器100に必要な最高出力電力での電
力効率用に実質的に最適化されている。第2電力装置1
04は、電力増幅器100の最も使用される出力電力レ
ベルでの電力効率用に実質的に最適化されている。
【0018】電力装置102、104の実際の実現は、
特定の用途の目的、設計者に課される制約等に基づいて
異なる。好ましい実施形態では、各電力装置には、np
nトランジスタQ1、Q2のような電力トランジスタが
含まれる。また、一般に各電力装置には、「通常」の動
作状況下で入力信号が電力トランジスタの出力を制御で
きるようにするために、電力トランジスタを初期状態に
維持する直流バイアス回路要素が含まれる。特定の電力
レベルに最適化した電力効率を有する電力発生装置を含
んだ電力増幅器の設計および構造は、電子工学の当業者
には非常によく知られているものである。
【0019】状態決定回路108は、第1電力装置10
2及び第2電力装置104を選択的にイネーブル、ディ
スエーブルにするべく動作する。図1の実施形態では、
状態決定回路108は、第1電力装置のイネーブル入力
114及び第2電力装置のイネーブル入力124に接続
された単一のデジタル出力130を備えている。この場
合、第1電力装置102及び第2電力装置104のイネ
ーブル論理は、互いに逆のものである。あるいは、状態
決定回路108を、第1電力装置102及び第2電力装
置104に個別に接続された2つの制御出力を具備する
ものとして設計することもできる。
【0020】状態決定回路108は、デジタル信号プロ
セッサ、マイクロ制御装置、電力レベルセンサ、PLD
またはPALのようなプログラム可能論理、および/ま
たはその他適当な回路要素を具備している。例えば、電
力増幅器100がCDMAセルラー電話システムの一部
分として使用されている場合、一般に、マイクロ制御装
置は、特に出力電力レベルを制御しながらシステムを作
動する。あるいは、状態決定回路108は、電力増幅器
出力128と接続され、出力電力レベルを直接測定する
電力レベルセンサであってもよい。特定の実施形態にお
いて、状態決定回路108は、デジタルプロセッサと電
力レベルセンサ回路要素の両方を備えており、状態決定
は、出力電力レベルおよびデジタルプロセッサが使用可
能なその他の情報の直接測定に基づいて決定される。
【0021】組み合せネットワーク装置106は、第1
電力装置の信号出力112及び第2電力装置の信号出力
122に接続され、同様に、電力増幅器出力128にも
接続されている。さらに、破線132で示すように、組
み合せネットワーク装置106を状態決定回路108に
接続することもできる。組み合せネットワーク装置10
6は、イネーブル状態の電力装置を電力増幅器出力12
8に接続するように機能する。組み合せネットワーク装
置106はさらに、ディスエーブル状態の電力装置を電
力増幅器出力128から切断するように機能すること
で、増幅された出力信号に対するディスエーブル状態の
電力装置の影響を極わずかなものにする。さらに、組み
合せネットワーク装置106は、電力増幅器の出力イン
ピーダンスを、イネーブル状態の電力装置の適切な動作
に必要な出力インピーダンスに変換する。各電力装置
は、電力増幅器出力における出力インピーダンスを、電
力装置の動作に適した出力インピーダンスに変換するマ
ッチングネットワーク装置を介して電力増幅器出力に接
続されている。適切な動作を行うための電力増幅器出力
における適切な出力インピーダンスを第2電力装置10
4が確実に見ることができるようにするべく、第1マッ
チングネットワーク装置の変換した出力インピーダンス
を、スイッチと第2マッチングネットワーク装置を介し
て送信するために、組み合わせネットワーク装置106
を使用することもできる。
【0022】組み合せネットワーク装置106は、機械
式リレー、単極双投(SPDT)スイッチ、電界効果形
トランジスタ(FET)スイッチ、ダイオードスイッ
チ、または誘導子、コンデンサ及び送電線構成要素の組
み合せを含む多数の異なる回路により実現することが可
能である。次に、図1、図4及び図6を参照しながら、
いくつかの適切な実施形態を説明する。
【0023】図2は、本発明の一実施形態に係る組み合
せネットワーク装置200を示している。組み合せネッ
トワーク装置200は、第1誘導子L1、第2誘導子L
2、第3誘導子L3、第4誘導子L4、第1コンデンサ
C1、第2コンデンサC2、第3コンデンサC3、ショ
ットキーダイオードのようなダイオードS1及び送電線
T1を備えている。さらに図2には、電力装置トランジ
スタQ1及びQ2、電力増幅器出力128並びに出力負
荷210が示されている。
【0024】組み合せネットワーク装置200は、第1
及び第2端子を具備する誘導子L1、第1及び第2端子
を具備するコンデンサC1、第1及び第2端子を具備す
る誘導子L2、第1及び第2端子を具備する送電線T
1、第1及び第2端子を具備するコンデンサC2、第1
及び第2端子を具備するコンデンサC3、第1及び第2
端子を具備する誘導子L3、並びに第1及び第2端子を
具備する誘導子L4を備えている。
【0025】誘導子L1の第1端子は、ショットキーダ
イオードS1を介して、第1電力装置Q1のコレクタと
電気接続している。ショットキーダイオードS1は、誘
導子L1の第1端子とトランジスタQ1のコレクタとの
間の電気接続として機能する。ショットキーダイオード
S1の陽極は、誘導子L1の第1端子と電気接続し、シ
ョットキーダイオードS1の陰極は、トランジスタQ1
のコレクタと電気接続している。誘導子L2の第1端子
はコモン電圧基準208と接続し、誘導子L2の第2端
子、誘導子L1の第2端子及びコンデンサC1の第1端
子は相互に電気接続している。送電線T1の第1端子、
コンデンサC1の第2端子及び電力増幅器出力128は
相互に電気接続している。コンデンサC2の第2端子
は、コモン接地基準206と電気接続している。コンデ
ンサC3の第1端子、コンデンサC2の第1端子及び送
信線T1の第2端子は相互に電気接続している。誘導子
L3の第1端子は、コモン電圧基準208と接続してい
る。誘導子L4の第1端子は、第2電力装置Q2のコレ
クタと電気接続している。誘導子4の第2端子、誘導子
L3の第2端子及びコンデンサC3の第2端子は相互に
電気接続している。
【0026】電力装置104(すなわちQ2)がイネー
ブル時には、ショットキーダイオードS1を流れる電流
はなく、電力増幅器出力128に高インピーダンスを呈
する。従って、イネーブル状態の電力装置104により
生成されたほとんどの電力は、出力負荷210へ伝送さ
れる。出力負荷210が50オームの公称インピーダン
スを有すると仮定した場合、長さλ/4の、50オーム
の送電線として送電線T1を選択するべきである。出力
負荷210は50オームであるため、送電線T1が、電
力装置104によって可視のインピーダンスを変更する
ことはない。電力装置102(すなわちQ1)がイネー
ブルである場合には、電力装置104の経路の低出力イ
ンピーダンスのために、送電線Tがオープン回路と同様
に機能する。(短絡内で終端している長さλ/4の送電
線は、短絡の終端側とは反対側に無限インピーダンスを
表していることが理解できるであろう。)
【0027】図2の実施形態では、構成要素L1、L
2、L3及びL4並びにC1、C2及びC3は、50オ
ームの出力負荷210が所望のインピーダンスとして見
えるように選択されている。例えば、ショットキーダイ
オードS1が約1200平方マイクロメートルの中継範
囲を有し、誘導子L1が約1ナノヘンリー(nH)で、
誘導子L2が約22nHで、誘導子L3が約22nH
で、誘導子L4が約1nHで、コンデンサC1が約1.
6ピコファラド(pF)で、コンデンサC2が約4.2
pFで、コンデンサC3が約11pFである場合に、ネ
ットワーク装置200が所望の通りに動作することがわ
かっている。これらの構成要素値は、対応する電力効率
を提供するCDMAセルラーシステムの電力レベルに適
した一例にすぎない。当業者は、その他の用途に必要な
構成要素値をどのように選択したら良いかについて十分
理解しているであろう。
【0028】図3は、本発明の別の実施形態に係るネッ
トワーク装置300を示している。ネットワーク装置3
00は、電力増幅器入力126を電力増幅器出力128
に接続している経路の切り換えに使用可能な、機械的ま
たは電気的な種々のスイッチの任意のものを概略的に表
している。適切なスイッチには、機械式リレー、単極双
投スイッチ、トランジスタスイッチ及びダイオードスイ
ッチが含まれる。接続132で示すように、図3の実施
形態では、状態決定回路108は、電力装置102及び
104を制御するだけでなく、ネットワーク装置300
のスイッチを作動する。
【0029】図4は、本発明の別の実施形態に係る組み
合せネットワーク装置400を示す。組み合せネットワ
ーク装置400は、第1マッチングネットワーク装置4
02、第2マッチングネットワーク装置416及びスイ
ッチ410を備えており、これら全てが協働することに
より、112及び122で示す第1及び第2電力装置の
出力が、共通の出力ポート408を共用することが可能
になる。第1マッチングネットワーク装置402は、入
力端子404及び出力端子406を備えている。第1マ
ッチングネットワーク装置402の入力端子404は、
第1電力装置出力112と電気接続している。第1マッ
チングネットワーク装置402の出力端子406は、電
力増幅器出力408と電気接続している。第2マッチン
グネットワーク装置416は、入力端子420及び出力
端子418を備えている。第2マッチングネットワーク
装置416の入力端子420は、第2電力装置出力12
2と接続している。第2マッチングネットワーク装置4
16の出力端子418は、スイッチ410と電気接続し
ている。スイッチ410は入力端子412、出力端子4
14及び状態決定結合422を備えている。スイッチ4
10の入力端子412は、第2マッチングネットワーク
装置416と電気接続している。スイッチ410の出力
端子414は、電力増幅器出力408と電気接続してい
る。状態決定結合422は、状態決定出力132と電気
接続している。
【0030】図4のマッチングネットワーク装置は、電
力増幅器出力408の出力インピーダンスを、イネーブ
ル状態の電力装置の適切な動作に必要な出力インピーダ
ンスに変換するように機能する。第1マッチングネット
ワーク装置402は、電力増幅器出力408の出力イン
ピーダンスを、イネーブル状態の第1電力装置の適切な
動作に必要な出力インピーダンスに変換し、第1電力装
置の出力112が、第1マッチングネットワーク装置4
02の入力端子404と電気接続している。第2マッチ
ングネットワーク装置416は、電力増幅器出力408
の出力インピーダンスを、イネーブル状態の第2電力装
置の適切な動作に必要な出力インピーダンスに変換し、
第2電力装置の出力122が第2マッチングネットワー
ク装置416の入力端子420と電気接続している。ス
イッチ410は、2つのマッチングネットワーク装置間
の切り換えを許容するPINダイオードを表す。
【0031】切り換え動作を促進するために、状態決定
回路からの適切な信号が422に付加される必要があ
る。図1に示すように、適切な電力装置をイネーブルに
し、残りの電力装置をディスエーブルにして、組み合せ
ネットワーク装置内にある装置間の切り換えを制御する
ために、状態決定回路出力130及び132が使用され
る。状態決定回路は、a)経路が切り換え可能な電力増
幅器が第1出力電力レベルで動作している際に、第1電
力装置をイネーブルにし、第2電力装置をディスエーブ
ルにするべく動作し、b)経路が切り換え可能な電力増
幅器が第2出力電力レベルで動作している際に、第2電
力装置をイネーブルにし、第1電力装置をディスエーブ
ルにするべく動作する。状態決定回路は、出力電力レベ
ルを直接測定する電力増幅器出力に接続された電力レベ
ルセンサであってよい。特定の実施形態において、状態
決定回路は、デジタルプロセッサと電力レベルセンサ回
路要素とを備え、状態決定は、出力電力レベルと、デジ
タルプロセッサが使用できるその他の情報との直接測定
に基づいて決定される。
【0032】イネーブル状態の電力装置は、効率的に、
装置の線形性の要求範囲内で動作しなければならない。
一般に、電力装置は、単一の出力電力レベルおよび電源
電圧におけるピーク効率を達成するように調整される。
ピーク効率は、出力における電圧振幅が可能な限り大き
くなることを必要とするが、これにより線形性に有害な
影響を与えてしまう。従って、増幅器のような電力装置
の誘導結合は、効率を高め、且つ、線形性を維持する有
効な方法である。各マッチングネットワークは、各電力
装置に適切なインピーダンスを達成するべく構成要素値
が選択されたLC(誘導子−コンデンサ)回路である。
抵抗ではなくむしろコレクタ回路に配置された誘導子に
よって、コレクタ電流内の最大振幅は、負荷電流におけ
る最大振幅でもある。変換効率が、ソースによって伝送
された電力に対する交流負荷電力の比率である場合に
は、バイアス回路内の低電力損失のために、誘導結合に
よって極めて優れた効率が得られる。異なる出力電力レ
ベルで動作するように調整した複数の電力装置がある場
合には、個別の、切り換え可能な誘導結合回路を使用す
ることが理想的である。対応する電力効率を提供し、C
DMAセルラーシステムの電力レベルに適した構成要素
の値が計算される。しかし、当業者には、別の用途に必
要な構成要素値をどのように選択すれば良いか理解でき
るであろう。
【0033】図5は、図4に示した組み合せネットワー
ク装置の特定の実現を表している。図5中の回路500
は、第1マッチングネットワーク装置502、第2マッ
チングネットワーク装置504、スイッチ524及び状
態決定結合538を備えている。第1マッチングネット
ワーク装置502は、第1誘導子508、第2誘導子5
10、第1コンデンサ514、第2コンデンサ512、
入力端子528および出力端子526を備えている。第
1マッチングネットワーク装置502の入力端子528
は、第1電力装置の出力112と電気接続している。第
1マッチングネットワーク装置502の第1誘導子50
8は、第1及び第2端子を備えており、第1端子は、電
源電圧506と電気接続している。誘導子508の第2
端子は、第1マッチングネットワーク装置の入力端子5
28と電気接続している。第1マッチングネットワーク
装置502の第2誘導子510は、第1及び第2端子を
備えており、第1端子は、第1マッチングネットワーク
装置の入力端子528と電気接続している。誘導子51
0の第2端子は、第2コンデンサ512と電気接続して
いる。第1マッチングネットワーク装置502の第1コ
ンデンサ514は、第1及び第2端子を備えており、第
1端子は、電気的に接地されている。第1コンデンサ5
14の第2端子は、第2誘導子510及び第2コンデン
サ512の結合と電気接続している。第1マッチングネ
ットワーク装置502の第2コンデンサ512は、第1
及び第2端子を備え、第1端子は、第2誘導子510と
電気接続している。第2コンデンサ512の第2端子
は、第1マッチングネットワーク装置の出力端子526
と電気接続している。第1マッチングネットワーク装置
502の出力端子526は、電力増幅器出力516と電
気接続している。
【0034】図5中の回路500は、第3誘導子52
0、第3コンデンサ518、入力端子530及び出力端
子532を具備する第2マッチングネットワーク装置5
04も備えている。第2マッチングネットワーク装置5
04の入力端子530は、第2電力装置の出力122と
電気接続している。第2マッチングネットワーク装置5
04の第3誘導子520は、第1及び第2端子を備え、
第1端子は、電源電圧522と電気接続している。第2
端子は、第2マッチングネットワーク装置504の入力
端子530と電気接続している。第2マッチングネット
ワーク装置504の第3コンデンサ518は、第1及び
第2端子を備え、第1端子は、スイッチ524と電気接
続している。第3コンデンサ518の第2端子は、第2
マッチングネットワーク装置504の出力端子532と
電気接続している。第2マッチングネットワーク装置5
04の出力端子532は、電力増幅器出力516と電気
接続している。
【0035】図5中の回路500は、さらにスイッチ5
24を備えている。スイッチ524は、陽極534と陰
極536とを備え、陽極534は、第2マッチングネッ
トワーク装置504の入力端子530と電気接続してい
る。陰極536は、第3コンデンサ518と電気接続し
ている。陰極536及び第3コンデンサ518の結合
は、状態決定結合538を介して132と電気接続して
いる。
【0036】図6は、本発明の別の実施形態に係る組み
合わせネットワーク装置600を示している。組み合せ
ネットワーク装置600は、第1マッチングネットワー
ク装置602、第2マッチングネットワーク装置616
及びスイッチ610を備えており、これらが協働するこ
とで、112及び122で示す第1及び第2電力装置の
出力が、共通の出力ポート608を共用することができ
るようになる。第1マッチングネットワーク装置602
は、入力端子604及び出力端子606を備えている。
第1マッチングネットワーク装置602の入力端子60
4は、第1電力装置の出力112と電気接続している。
第1マッチングネットワーク装置602の出力端子60
6は、電力増幅器出力608と電気接続している。第2
マッチングネットワーク装置616は、入力端子620
及び出力端子618を備えている。入力端子620は、
第2電力装置の出力122と電気接続している。第2マ
ッチングネットワーク装置616の出力端子618は、
スイッチ610と電気接続している。スイッチ610
は、入力端子612、出力端子614及び状態決定結合
622を備えている。スイッチ610の入力端子612
は、第2マッチングネットワーク装置616と電気接続
している。スイッチ610の出力端子614は、第1電
力装置の出力112と電気接続している。状態決定結合
622は、状態決定出力132と電気接続している。
【0037】図6のマッチングネットワークは、電力増
幅器出力608の出力インピーダンスを、イネーブル状
態の電力装置の適切な動作に必要な出力インピーダンス
に変換するように機能する。第1マッチングネットワー
ク装置602は、電力増幅器出力608の出力インピー
ダンスを、イネーブル状態の第1電力装置の適切な動作
に必要な出力インピーダンスに変換し、第1電力装置の
出力112は、第1マッチングネットワーク装置602
の入力端子604と電気接続している。第2マッチング
ネットワーク装置616は、電力増幅器出力608の出
力インピーダンスを、イネーブル状態の第2電力装置の
適切な動作に必要な出力インピーダンスに変換し、第2
電力装置の出力122は、第2マッチングネットワーク
装置616の入力端子620と電気接続している。スイ
ッチ610は、2つのマッチングネットワーク装置間の
切り換えを可能にするPINダイオードを表している。
【0038】切り換え動作を促進するために、状態決定
回路からの適切な信号が622に付加されなければなら
ない。図1に示すように、状態決定回路出力130及び
132は、適切な電力装置をイネーブルにし、残りの電
力装置をディスエーブルにして、組み合せネットワーク
装置内の装置間の切り換えを制御するために使用され
る。状態決定回路は、a)経路が切り換え可能な電力増
幅器が第1出力電力レベルで動作している際に、第1電
力装置をイネーブルにし、第2電力装置をディスエーブ
ルにし、b)経路が切り換え可能な電力増幅器が第2出
力電力レベルで動作している際に、第2電力装置をイネ
ーブルにし、第1電力装置をディスエーブルにする。状
態決定回路は、出力電力レベルを直接測定する電力増幅
器出力に接続された電力レベルセンサであってよい。特
定の実施形態において、状態決定回路は、デジタルプロ
セッサ及び電力レベルセンサ回路要素の両方を備えてお
り、状態決定は、出力電力レベルと、デジタルプロセッ
サが使用できるその他の情報との直接測定に基づいて決
定される。
【0039】組み合せネットワーク装置600はさら
に、低出力増幅器(LPA)を第2電力装置として使用
している場合に、第1電力装置として使用する高出力増
幅器(HPA)が全体の実現に与える影響を考慮するこ
とで性能を保護する。マッチングネットワーク装置の並
列接続が変更されることで、HPAのLPAの性能に対
する効果が減少する。第2マッチングネットワーク装置
616、スイッチ610及び第1マッチングネットワー
ク装置602は直列に配置されている。第1電力装置、
すなわちこの場合はHPAの出力は、第1マッチングネ
ットワーク装置616の入力604及びスイッチ610
の結合と電気接続している。第2電力装置、すなわちこ
の場合はLPAの出力は、第2マッチングネットワーク
装置616の入力620と電気接続している。装置60
0において、第1マッチングネットワーク装置は、出力
インピーダンスを、HPAに好ましい出力インピーダン
スに変換し、次にこれがスイッチ及び第2マッチングネ
ットワーク装置の両方を通過し、適切な動作のための電
力増幅器出力において、LPAが適切な出力インピーダ
ンスを確実に見ることができるようにする。本実施形態
では、全体の実現に対する第1電力装置、つまりHPA
の効果が減少することにより、全体の効率が向上する。
【0040】図7Aは、図6に示した組み合せネットワ
ーク装置の特定の実現を表している。図7A中の回路7
00は、第1マッチングネットワーク装置702、第2
マッチングネットワーク装置704、スイッチ724及
び状態決定結合738を備えている。第1マッチングネ
ットワーク装置702は、第1誘導子708、第2誘導
子710、第1コンデンサ714、第2コンデンサ71
2、入力端子728及び出力端子726を備えている。
第1マッチングネットワーク装置702の入力端子72
8は、第1電力装置の出力112と電気接続している。
第1マッチングネットワーク装置702の第1誘導子7
08は、第1及び第2端子を備え、第1端子は、電源電
圧706と電気接続している。誘導子708の第2端子
は、第1マッチングネットワーク装置の入力端子728
と電気接続している。第1マッチングネットワーク装置
702の第2誘導子710は、第1及び第2端子を備
え、第1端子は、第1マッチングネットワーク装置の入
力端子728と電気接続している。誘導子710の第2
端子は、第2コンデンサ712と電気接続している。第
1マッチングネットワーク装置702の第1コンデンサ
714は、第1及び第2端子を備え、第1端子は電気的
に接地されている。第1コンデンサ714の第2端子
は、第2誘導子710および第2コンデンサ712の結
合と電気接続している。第1マッチングネットワーク装
置702の第2コンデンサ712は、第1及び第2端子
を備え、第1端子は、第2誘導子710と電気接続して
いる。第2コンデンサ712の第2端子は、第1マッチ
ングネットワーク装置の出力端子726と電気接続して
いる。第1マッチングネットワーク装置702の出力端
子は、電力増幅器出力716と電気接続している。
【0041】図7A中の回路700は、第3誘導子72
0、第3コンデンサ718、入力端子730及び出力端
子732を具備する第2マッチングネットワーク装置7
04を備えている。第2マッチングネットワーク装置7
04の入力端子730は、第2電力装置の出力122と
電気接続している。第2マッチングネットワーク装置7
04の第3誘導子720は、第1及び第2端子を備え、
第1端子は、第2マッチングネットワーク装置の出力端
子732と電気接続している。第2マッチングネットワ
ーク装置704の出力端子732は、第1マッチングネ
ットワーク装置702の入力端子728と電気接続して
いる。第3誘導子720の第2端子は、第2マッチング
ネットワーク装置704の入力端子730と電気接続し
ている。第2マッチングネットワーク装置704の第3
コンデンサ718は、第1及び第2端子を備え、第1端
子はスイッチ724と電気接続している。第3コンデン
サ718の第2端子は電気的に接地されている。
【0042】図7A中の回路700はさらに、スイッチ
724を備えている。スイッチ724は、陽極734及
び陰極736を具備し、陽極734は、第2マッチング
ネットワーク装置の入力端子730と電気接続してい
る。陰極736は、第3コンデンサ718と電気接続し
ている。陰極736及び第3コンデンサ718の結合
は、状態決定結合738を介して132と電気接続して
いる。
【0043】図7B中の回路750は、図7A中の回路
700に若干の変更を加えたものである。スイッチ72
4と第3コンデンサ718の位置が、状態決定結合73
8の周囲で置き換えられている。第3コンデンサ718
は、第1及び第2端子を備えているが、回路750で
は、第1端子は、第2マッチングネットワーク装置の入
力端子730と電気接続している。第3コンデンサ71
8の第2端子は、スイッチ724と電気接続している。
スイッチ724は、陽極734及び陰極736を備え、
陽極734は、第1コンデンサ718と電気接続してい
る。陰極736は、電気的に接地されている。状態決定
結合738は、陽極734及び第3コンデンサ718の
結合と電気接続している。
【0044】図8Aは、図6に示した組み合せネットワ
ーク装置の別の特定の実現を表している。図8A中の回
路800は、第1マッチングネットワーク装置802、
第2マッチングネットワーク装置804、スイッチ82
4及び状態決定結合838を備えている。第1マッチン
グネットワーク装置802は、第1誘導子808、第2
誘導子810、第1コンデンサ814、第2コンデンサ
812、入力端子828及び出力端子826を備えてい
る。第1マッチングネットワーク装置802の入力端子
828は、第1電力装置の出力112と電気接続してい
る。第1マッチングネットワーク装置802の第1誘導
子808は、第1及び第2端子を備え、第1端子は、電
源電圧806と電気接続している。誘導子808の第2
端子は、第1マッチングネットワーク装置の入力端子8
28と電気接続している。第1マッチングネットワーク
装置802の第2誘導子810は、第1及び第2端子を
備え、第1端子は、第1マッチングネットワーク装置の
入力端子828と電気接続している。誘導子810の第
2端子は、第2コンデンサ812と電気接続している。
第1マッチングネットワーク装置802の第1コンデン
サ814は、第1及び第2端子を備え、第1端子は電気
的に接地されている。第1コンデンサ814の第2端子
は、第2誘導子810及び第2コンデンサ812の結合
と電気接続している。第1マッチングネットワーク装置
802の第2コンデンサ812は、第1及び第2端子を
備え、第1端子は第2誘導子810と電気接続してい
る。第2コンデンサ812の第2端子は、第1マッチン
グネットワーク装置の出力端子826と電気接続してい
る。第1マッチングネットワーク装置802の出力端子
826は、電力増幅器出力816と電気接続している。
【0045】図8A中の回路800はさらに、第3誘導
子820、第4誘導子842、第3コンデンサ818、
第4コンデンサ840、入力端子830及び出力端子8
32を具備する第2マッチングネットワーク装置804
を備えている。第2マッチングネットワーク装置804
の入力端子830は、第2電力装置の出力122と電気
接続している。第2マッチングネットワーク装置804
の第3誘導子820は、第1及び第2端子を備え、第1
端子は電源電圧822と電気接続している。第3誘導子
820の第2端子は、第2マッチングネットワーク装置
804の入力端子830と電気接続している。第2マッ
チングネットワーク装置804の第3コンデンサ818
は、第1及び第2端子を備え、第1端子は、第2マッチ
ングネットワーク装置804の出力端子832と電気接
続している。第2マッチングネットワーク装置804の
出力端子832は、第1マッチングネットワーク装置8
02の入力端子828と電気接続している。第3コンデ
ンサ818の第2端子は、第2マッチングネットワーク
装置804の入力端子830と電気接続している。第2
マッチングネットワーク装置804の第4コンデンサ8
40は、第1及び第2端子を備え、第1端子は、第2マ
ッチングネットワーク装置804の入力端子830と電
気接続している。第4コンデンサ840の第2端子は、
第4誘導子842と電気接続している。第4誘導子84
2は、第1及び第2端子を備え、第1端子は、第4コン
デンサ840と電気接続している。第4誘導子842の
第2端子は、スイッチ824と電気接続している。
【0046】図8A中の回路800はスイッチ824を
備えている。スイッチ824は、陽極834及び陰極8
36を備え、陽極834は第4誘導子842と電気接続
している。陰極836は電気的に接地されている。陽極
834及び第4誘導子842の結合は、状態決定結合8
38を介して132と電気接続している。
【0047】図8B中の回路850は、図8A中の回路
800に若干の変更を加えたものである。スイッチ82
4、並びに、接続された第4コンデンサ840及び第4
誘導子842の位置が、状態決定結合838の周囲で置
き換えられている。第4コンデンサ840は、第1及び
第2端子を備えているが、回路800では、第1端子は
スイッチ824と電気接続している。第4コンデンサ8
40の第2端子は、第4誘導子842と電気接続した状
態のままである。第4誘導子842は、第1及び第2端
子を備え、第1端子は第4誘導子840と電気接続した
状態のままである。第4誘導子842の第2端子は電気
的に接地されている。スイッチ824は、陽極834及
び陰極836を備え、陽極834は、第2マッチングネ
ットワーク装置804の入力端子830と電気接続して
いる。陽極836は第4コンデンサ840と電気接続し
ている。状態決定結合838は、陰極836及び第4コ
ンデンサ840の結合と電気接続している。
【0048】各組み合せネットワーク装置のマッチング
ネットワーク装置は、電力増幅器出力における出力イン
ピーダンスを、イネーブル状態の電力装置の適切な動作
に必要な出力インピーダンスに変換する。各マッチング
ネットワークは、各電力装置に適切なインピーダンスを
提供するべく選択された構成要素値を有するLC(誘導
子−コンデンサ)回路である。スイッチは、2つのマッ
チングネットワーク装置間の切り換えを可能にするPI
Nダイオード(スイッチ要素の好ましい要素)である。
対応する電力効率を提供するCDMAセルラーシステム
の電力レベルに適した構成要素値が計算される。しかし
ながら、当業者は、別用途に必要な構成要素値を選択す
る方法を理解するであろう。
【0049】ここでは、本発明の極少数の実施形態のみ
を詳細に説明してきたが、本発明は、本発明の思想また
は範囲を逸脱しない限り、これ以外の多くの特定形式に
て実現可能であることが理解されるはずである。例え
ば、図1に示した第1電力装置102及び第2電力装置
104のような電力装置は、それぞれ線形または非線形
装置、あるいはこれらの組み合せであっても構わない。
さらに、電力装置は、双極トランジスタや電界効果形ト
ランジスタ(FET)技術のような任意の適切な電力増
幅技術を利用することができる。
【0050】電力増幅器100の好ましい実施形態にお
いて、第1電力装置102及び第2電力装置104は単
一装置上に形成される。次に、この単一装置及び組み合
せネットワーク装置106が、単一の集積回路パッケー
ジ内に共に形成される。あるいは、これらの構成要素を
個別にパッケージし、次に、プリント回路基板のような
何らかの適切な機構上に共に配線してもよい。
【0051】図1の電力増幅器100は、2つの電力装
置のみの使用を示している。しかし、2つよりも多い電
力装置を使用できると考えられる。このような場合、各
電力装置は、電力増幅器の特定の状態(例えば、動作電
力レベル)において、電力効率が最適化される。これに
関連して、状態決定回路108及び組み合せネットワー
ク装置106が、ディスエーブル状態の電力装置を出力
128から隔離しながら、適切な電力装置を選択するよ
うに動作する。
【0052】特定の電力レベルにおける電力の効率的な
動作用に設計された異なる電力装置の使用については、
これまでの説明において、ある程度詳細に述べた。しか
し、電力装置は、信号波形(例えばデジタル対アナロ
グ)、周囲温度、電力供給波形等のような他の動作条件
に関連する電力の効率的な動作用に設計することも可能
である。これらの実施形態において、状態決定回路は、
使用可能な最良の電力装置をイネーブルにし、それ以外
をディスエーブルにすることが可能である。同様に、電
力装置は、特定の動作範囲における線形性のようなこれ
以外の目的のために最適化し、次に、状態決定回路が、
電力効率以外のものを含む基準に基づいて、使用可能な
最良の電力装置をイネーブルにすることもできると考え
られる。
【0053】従って、本発明の実施形態は例示であっ
て、限定的なものではない。また、本発明はこの詳細な
説明に制限されるものではなく、特許請求の範囲内で変
更することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る経路が切り換
え可能な電力増幅器の概略構成図である。
【図2】 図1の経路が切り換え可能な電力増幅器での
使用に適した、本発明の別の実施形態に係る組み合せネ
ットワーク装置の概略構成図である。
【図3】 図1の経路が切り換え可能な電力増幅器での
使用に適した、本発明の別の実施形態に係る別の組み合
せネットワーク装置の概略構成図である。
【図4】 図1の経路が切り換え可能な電力増幅器での
使用に適した別の組み合せネットワーク装置の実施形態
を示す。
【図5】 図4に示した、本発明の別の実施形態に係る
組み合せネットワーク装置の概略構成図である。
【図6】 図1の経路が切り換え可能な電力増幅器での
使用に適した別の組み合せネットワーク装置の実施形態
を示す。
【図7A】 本発明の別の実施形態に係る、図6に示す
組み合せネットワーク装置の概略構成図である。
【図7B】 本発明の別の実施形態に係る、図6に示す
組み合せネットワーク装置の別の概略構成図である。
【図8A】 本発明の別の実施形態に係る、図6に示す
組み合せネットワーク装置の別の概略構成図である。
【図8B】 本発明の別の実施形態に係る、図6に示す
組み合せネットワーク装置の別の概略構成図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 キング ジョエル アール. アメリカ合衆国 97124 オレゴン州 1716 ヒルスボロ ノースウエスト オー バールック ドライブ 2887 (72)発明者 オルセン ゴードン エー. アメリカ合衆国 97124 オレゴン州 テ ィガード エス.ダブリュ. ミント プ レース 13567 (72)発明者 イェニガラ プラサド アメリカ合衆国 95124 カリフォルニア 州 サン ジョーズ アニーウェイ 1893 Fターム(参考) 5J069 AA01 AA41 AA51 CA36 FA15 FA18 HA02 HA09 HA19 HA25 HA29 HA33 HA38 HA39 KA00 MA21 SA13 TA01 5J091 AA01 AA41 AA51 CA36 FA15 FA18 HA02 HA09 HA19 HA25 HA29 HA33 HA38 HA39 KA00 MA21 SA13 TA01

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1電力装置に接続された組み合せネッ
    トワーク装置の第1入力と、第2電力装置に接続された
    組み合せネットワーク装置の第2入力と、電力増幅器出
    力に接続された組み合せネットワーク装置の単一の出力
    とを有する、経路が切り換え可能な電力増幅器での使用
    に適した組み合せネットワーク装置であって、 前記第1電力装置は、高出力増幅器であり、 前記第2電力装置は、低出力増幅器であり、 前記組み合せネットワーク装置は、イネーブル状態の電
    力装置のみが前記電力増幅器出力を駆動するように、前
    記第1電力装置または前記第2電力装置のいずれかを前
    記電力増幅器出力と接続するように動作可能であり、 前記組み合せネットワーク装置は、前記イネーブル状態
    の電力装置が生成した増幅電気信号に対するディスエー
    ブル状態の電力装置の影響が極わずかになるように、前
    記電力増幅器出力から前記ディスエーブル状態の電力装
    置を切断するように動作可能であり、 前記組み合せネットワーク装置は、前記電力増幅器出力
    における出力インピーダンスを、前記イネーブル状態の
    電力装置の適切な動作に必要な適切な出力インピーダン
    スに変換するように動作可能であることを特徴とする組
    み合せネットワーク装置。
  2. 【請求項2】 前記組み合せネットワーク装置は、 第1誘導子及び第2誘導子と、第1コンデンサ及び第2
    コンデンサとを具備する第1マッチングネットワーク装
    置と、 第3誘導子及び第3コンデンサを具備する第2マッチン
    グネットワーク装置と、 状態決定結合と、 ダイオードスイッチとを備えることを特徴とする請求項
    1に記載の組み合せネットワーク装置。
  3. 【請求項3】 前記第1誘導子は、第1端子及び第2端
    子を有し、前記第1端子が電源電圧と電気接続し、前記
    第2端子が前記第1電力装置の出力と電気接続してお
    り、 前記第2誘導子は、第1端子及び第2端子を有し、前記
    第1端子が前記第1電力装置の出力と電気接続し、前記
    第2端子が前記第2コンデンサと電気接続しており、 前記第1コンデンサは、第1端子及び第2端子を有し、
    前記第1端子が電気的に接地され、前記第2端子が前記
    第2誘導子及び前記第2コンデンサの結合と電気接続し
    ており、 前記第2コンデンサは、第1端子及び第2端子を有し、
    前記第1端子が前記第2誘導子と電気接続し、前記第2
    端子が前記電力増幅器出力と電気接続していることを特
    徴とする請求項2に記載の第1マッチングネットワーク
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第3誘導子は、第1端子及び第2端
    子を有し、前記第1端子が前記電源電圧と電気接続し、
    前記第2端子が前記第2電力装置の出力と電気接続して
    おり、 前記第3コンデンサは、第1端子及び第2端子を有し、
    前記第1端子が前記ダイオードスイッチと電気接続し、
    前記第2端子が前記電力増幅器出力と電気接続している
    ことを特徴とする請求項2に記載の第2マッチングネッ
    トワーク装置。
  5. 【請求項5】 前記状態決定結合が、前記ダイオードス
    イッチ及び前記第3コンデンサの結合と電気接続してい
    ることを特徴とする請求項2に記載の状態決定結合。
  6. 【請求項6】 前記ダイオードスイッチは、陽極及び陰
    極を有し、前記陽極が前記第2電力装置の出力と電気接
    続し、前記陰極が前記第3コンデンサと電気接続してい
    ることを特徴とする請求項2に記載のダイオードスイッ
    チ。
  7. 【請求項7】 ダイオードがショットキーダイオードで
    あることを特徴とする請求項2に記載のダイオードスイ
    ッチ。
  8. 【請求項8】 第1電力装置に接続された組み合せネッ
    トワーク装置の第1入力と、第2電力装置に接続された
    組み合せネットワーク装置の第2入力と、電力増幅器出
    力に接続された組み合せネットワーク装置の単一の出力
    とを有する、経路が切り換え可能な電力増幅器での使用
    に適した組み合せネットワーク装置であって、 前記第1電力装置は、高出力増幅器であり、 前記第2電力装置は、低出力増幅器であり、 前記組み合せネットワーク装置は、イネーブル状態の電
    力装置のみが前記電力増幅器出力を駆動するように、前
    記第1電力装置または前記第2電力装置のいずれかを前
    記電力増幅器出力と接続するように動作可能であり、 前記組み合せネットワーク装置は、前記イネーブル状態
    の電力装置が生成した増幅電気信号に対するディスエー
    ブル状態の電力装置の影響が極わずかになるように、前
    記電力増幅器出力から前記ディスエーブル状態の電力装
    置を切断するように動作可能であり、 前記組み合せネットワーク装置は、前記高出力増幅器の
    影響が減少するように、前記電力増幅器出力における出
    力インピーダンスを、前記イネーブル状態の電力装置の
    適切な動作に必要な適切な出力インピーダンスに変換す
    るように動作可能であることを特徴とする組み合せネッ
    トワーク装置。
  9. 【請求項9】 前記組み合せネットワーク装置は、 第1誘導子及び第2誘導子と、第1コンデンサ及び第2
    コンデンサとを具備する第1マッチングネットワーク装
    置と、 第3誘導子及び第3コンデンサを具備する第2マッチン
    グネットワーク装置と、 状態決定結合と、 ダイオードスイッチとを備えることを特徴とする請求項
    8に記載の組み合せネットワーク装置。
  10. 【請求項10】 前記第1誘導子は、第1端子及び第2
    端子を有し、前記第1端子が電源電圧と電気接続し、前
    記第2端子が前記第1電力装置の出力と電気接続してお
    り、 前記第2誘導子は、第1端子及び第2端子を有し、前記
    第1端子が前記第1電力装置の出力と電気接続し、前記
    第2端子が前記第2コンデンサと電気接続しており、 前記第1コンデンサは、第1端子及び第2端子を有し、
    前記第1端子が電気的に接地され、前記第2端子が前記
    第2誘導子及び前記第2コンデンサの結合と電気接続し
    ており、 前記第2コンデンサは、第1端子及び第2端子を有し、
    前記第1端子が前記第2誘導子と電気接続し、前記第2
    端子が前記電力増幅器出力と電気接続していることを特
    徴とする請求項9に記載の第1マッチングネットワーク
    装置。
  11. 【請求項11】 前記第3誘導子は、第1端子及び第2
    端子を有し、前記第1端子が前記第1電力装置の出力と
    電気接続し、前記第2端子が前記第2電力装置の出力と
    電気接続しており、 前記第3コンデンサは、第1端子及び第2端子を有し、
    前記第1端子が前記ダイオードスイッチと電気接続し、
    前記第2端子が電気的に接地されていることを特徴とす
    る請求項9に記載の第2マッチングネットワーク装置。
  12. 【請求項12】 前記状態決定結合が、前記ダイオード
    スイッチ及び前記第3コンデンサの結合と電気接続して
    いることを特徴とする請求項9に記載の状態決定結合。
  13. 【請求項13】 前記ダイオードスイッチは、陽極及び
    陰極を有し、前記陽極が前記第2電力装置の出力と電気
    接続し、前記陰極が前記第3コンデンサと電気接続して
    いることを特徴とする請求項9に記載のダイオードスイ
    ッチ。
  14. 【請求項14】 ダイオードがショットキーダイオード
    であることを特徴とする請求項9に記載のダイオードス
    イッチ。
  15. 【請求項15】 前記第3誘導子は、第1端子及び第2
    端子を有し、前記第1端子が前記第1電力装置の出力と
    電気接続し、前記第2端子が前記第2電力装置の出力と
    電気接続しており、 前記第3コンデンサは、第1端子及び第2端子を有し、
    前記第1端子が前記第2電力装置の出力と電気接続し、
    前記第2端子が前記ダイオードスイッチと電気接続して
    いることを特徴とする請求項9に記載の第2マッチング
    ネットワーク装置。
  16. 【請求項16】 前記状態決定結合が、前記ダイオード
    スイッチ及び前記第3コンデンサの結合と電気接続して
    いることを特徴とする請求項9に記載の状態決定結合。
  17. 【請求項17】 前記ダイオードスイッチは、陽極及び
    陰極を有し、前記陽極が前記第3コンデンサと電気接続
    し、前記陰極が電気的に接地されていることを特徴とす
    る請求項9に記載のダイオードスイッチ。
  18. 【請求項18】 ダイオードがショットキーダイオード
    であることを特徴とする請求項9に記載のダイオードス
    イッチ。
  19. 【請求項19】 前記組み合せネットワーク装置は、 第1誘導子及び第2誘導子と、第1コンデンサ及び第2
    コンデンサとを具備する第1マッチングネットワーク装
    置と、 第3誘導子及び第4誘導子と、第3コンデンサ及び第4
    コンデンサとを具備する第2マッチングネットワーク装
    置と、 状態決定結合と、 ダイオードスイッチとを備えることを特徴とする請求項
    8に記載の組み合せネットワーク装置。
  20. 【請求項20】 前記第1誘導子は、第1端子及び第2
    端子を有し、前記第1端子が電源電圧と電気接続し、前
    記第2端子が前記第1電力装置の出力と電気接続してお
    り、 前記第2誘導子は、第1端子及び第2端子を有し、前記
    第1端子が前記第1電力装置の出力と電気接続し、前記
    第2端子が前記第2コンデンサと電気接続しており、 前記第1コンデンサは、第1端子及び第2端子を有し、
    前記第1端子が電気的に接地され、前記第2端子が前記
    第2誘導子及び前記第2コンデンサの結合と電気接続し
    ており、 前記第2コンデンサは、第1端子及び第2端子を有し、
    前記第1端子が前記第2誘導子と電気接続し、前記第2
    端子が前記電力増幅器出力と電気接続していることを特
    徴とする請求項19に記載の第1マッチングネットワー
    ク装置。
  21. 【請求項21】 前記第3誘導子は、第1端子及び第2
    端子を有し、前記第1端子が前記電源電圧と電気接続
    し、前記第2端子が前記第2電力装置の出力と電気接続
    しており、 前記第4誘導子は、第1端子及び第2端子を有し、前記
    第1端子が前記第4コンデンサと電気接続し、前記第2
    端子が前記ダイオードスイッチと電気接続しており、 前記第3コンデンサは、第1端子及び第2端子を有し、
    前記第1端子が前記第1電力装置の出力と電気接続し、
    前記第2端子が前記第2電力装置の出力と電気接続して
    おり、 前記第4コンデンサは、第1端子及び第2端子を有し、
    前記第1端子が前記第2電力装置の出力と電気接続し、
    前記第2端子が前記第4誘導子と電気接続していること
    を特徴とする請求項19に記載の第2マッチングネット
    ワーク装置。
  22. 【請求項22】 前記状態決定結合が、前記第4誘導子
    及び前記ダイオードスイッチの結合と電気接続している
    ことを特徴とする請求項19に記載の状態決定結合。
  23. 【請求項23】 前記ダイオードスイッチは、陽極及び
    陰極を有し、前記陽極が前記第4誘導子と電気接続し、
    前記陰極が電気的に接地されていることを特徴とする請
    求項19に記載のダイオードスイッチ。
  24. 【請求項24】 ダイオードがショットキーダイオード
    であることを特徴とする請求項19に記載のダイオード
    スイッチ。
  25. 【請求項25】 前記第3誘導子は、第1端子及び第2
    端子を有し、前記第1端子が前記電源電圧と電気接続
    し、前記第2端子が前記第2電力装置の出力と電気接続
    しており、 前記第4誘導子は、第1端子及び第2端子を有し、前記
    第1端子が前記第4コンデンサと電気接続し、前記第2
    端子が電気的に接地され、 前記第3コンデンサは、第1端子及び第2端子を有し、
    前記第1端子が前記第1電力装置の出力と電気接続し、
    前記第2端子が前記第2電力装置の出力と電気接続して
    おり、 前記第4コンデンサは、第1端子及び第2端子を有し、
    前記第1端子が前記ダイオードスイッチと電気接続し、
    前記第2端子が前記第4誘導子と電気接続していること
    を特徴とする請求項19に記載の第2マッチングネット
    ワーク装置。
  26. 【請求項26】 前記状態決定結合が、前記第4コンデ
    ンサ及び前記ダイオードスイッチの結合と電気接続して
    いることを特徴とする請求項19に記載の状態決定結
    合。
  27. 【請求項27】 前記ダイオードスイッチは、陽極及び
    陰極を有し、前記陽極が前記第2電力装置の出力と電気
    接続し、前記陰極が前記第4コンデンサと電気接続して
    いることを特徴とする請求項19に記載のダイオードス
    イッチ。
  28. 【請求項28】 ダイオードがショットキーダイオード
    であることを特徴とする請求項19に記載のダイオード
    スイッチ。 【0001】
JP2001394891A 2001-01-04 2001-12-26 経路が切り換え可能な電力増幅器用の組み合せネットワーク装置 Withdrawn JP2002246857A (ja)

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