JP2002246677A - レーザ発振器とレーザ加工装置 - Google Patents

レーザ発振器とレーザ加工装置

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JP2002246677A
JP2002246677A JP2001036886A JP2001036886A JP2002246677A JP 2002246677 A JP2002246677 A JP 2002246677A JP 2001036886 A JP2001036886 A JP 2001036886A JP 2001036886 A JP2001036886 A JP 2001036886A JP 2002246677 A JP2002246677 A JP 2002246677A
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Mitsuo Sasaki
光夫 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2本の安定したレーザビームを取り出すこと
のできるレーザ発振器と、それを用いたレーザ加工装置
を提供すること。 【解決手段】 レーザ発振器1、1a、1bを構成する
光共振器の一対のミラーを、いずれも出力ミラー5、5
a、5b、6、6a、6bにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発振したレーザビ
ームを分岐できるレーザ発振器と、それを用いたレーザ
加工方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、レーザ発振器から発振したレー
ザビームの取り出しは、光共振器ミラーを構成している
出力ミラー側からのみの一方向(片側)に取り出してい
る。 したがって、1台のレーザ発振器から2つのレーザビー
ムを取り出す場合は、出力ミラーから取り出された1本
のレーザビームを、さらに分岐手段で2つに分岐して2
つのレーザビームを取り出している。 図7はその一例で、レーザ発振器51はYAGロッドを
用いた固体レーザ媒体52を挟んで光共振器が構成さ
れ、一方に全反射ミラー53、他方に部分反射ミラーで
形成した出力ミラー54が配置されている。また、固体
レーザ媒体52の対向した位置には励起光源55が配置
されている。また、出力ミラー54の光軸上の前方には
ビームスプリッタ56(部分反射ミラー)を配置してレ
ーザビームLzを2つのレーザビームLx、Lyに分岐
している。
【0003】このビームスプリッタ56により2つに分
岐された一方のレーザビームLxである反射光は、光フ
ァイバ入射集光レンズ57aを介して光ファイバ58a
により加工ヘッド59aに導かれる。一方、ビームスプ
リッタ56で分岐された他方レーザビームLyである直
進光は、伝送ミラー60で反射して光路が曲げられた後
に、光ファイバ入射集光レンズ57bを介して光ファイ
バ58bに入射して伝搬され加工ヘッド59bに導かれ
る。
【0004】この2つの加工ヘッド59a、59bに導
かれたレーザビームLx、Lyにより、被加工体61
a、61bに対してそれぞれ所定の加工を行なってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにレーザ発振器の出力ミラー側から出力した1本の
レーザビームを、ビームスプリッタを用いて2つのレー
ザビームに分岐した場合は、レーザビームを2分岐する
ために使用していたビームスプリッタ(部分反射ミラ
ー)を使用することで、偏光比、ミラーコーティングの
反射率の変化等によって、2つに分岐したレーザビーム
の品質(偏光成分)が影響を受けて低下する。その結果、
レーザ出力の分岐安定度に悪影響を及ぼしている。
【0006】また、ビームスプリッタにミラーを使用す
ることで、それを保持する構造部材等の機械的精度の変
動も影響を受けてしまう。
【0007】本発明はこれらの事情にもとづいてなされ
たもので、2本の安定したレーザビームを取り出すこと
のできるレーザ発振器と、それを用いたレーザ加工装置
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による手段によれ
ば、励起光源からの励起光により励起する励起媒体を収
納したキャビティと、このキャビティを所定間隔で挟む
位置に配置した一対のミラーで形成した光共振器を有す
るレーザ発振器において、前記一対のミラーは、いずれ
も出力ミラーであることを特徴とするレーザ発振器であ
る。
【0009】また本発明による手段によれば、前記出力
ミラーを構成している一対のミラーは、相互の反射率が
異なっていることを特徴とするレーザ発振器である。
【0010】また本発明による手段によれば、前記出力
ミラーのいずれか一方と前記キャビティとの間にはQス
イッチ素子が配置され、前記出力ミラーの他方側の前記
キャボティの外部には波長変換素子が配置されているこ
とを特徴とするレーザ発振器である。
【0011】また本発明による手段によれば、前記Qス
イッチ素子が設けられた側の出力ミラーの外側と、もう
一方の出力ミラー側の波長変換素子の外側にはそれぞれ
シャッタが設けられていることを特徴とするレーザ発振
器である。
【0012】また本発明による手段によれば、上記のレ
ーザ発振器から出力された複数のレーザビームをそれぞ
れ光ファイバを介してそれぞれの加工ヘッドへ伝搬して
いることを特徴とするレーザ加工装置である。
【0013】また本発明による手段によれば、前記加工
ヘッドにより被加工体に対して、同加工点又は分離した
複数の加工点を同時に加工することを特徴とするレーザ
加工装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のレーザ発振器とそ
れを用いたレーザ加工装置について図面を参照して順次
説明する。
【0015】図1は、本発明のレーザ発振器の基本構成
を示す模式図である。
【0016】レーザ発振器1は、励起媒体2とこの励起
媒体2を光励起する励起光源3が内部に対向して収納し
た密閉容器で形成されたキャビティ4と、このキャビテ
ィ4を挟んで励起媒体2の光軸上の両側に光共振器を形
成する2枚の出力ミラー5、6とで構成されている。
【0017】励起媒体2は、レーザ媒質であれば気体
(例えば、Ar、KrF、XeCl等)でもYAGロ
ッド等の固体でもよい。また、励起光源3はランプを用
いている。
【0018】光共振器を形成している2枚のミラーは、
いずれも出力ミラー5、6である。この出力ミラー5、
6の反射率は、被加工体(不図示)への加工等に必要な
レーザ出力、加工条件に応じて、50:50から、一定
比率を保ちながら5:95程度まで変化させることで、
左右のレーザ出力強度を所定比率に自由に設定できるよ
うにしている。この出力ミラー5、6の反射率の変更
は、例えば、予め反射率が設定されているミラーを随時
交換することで行うことができる。
【0019】また、左右の出力ミラー5、6によりレー
ザ発振器1の両側から放射されるレーザビームL、L
はビーム品質においては同一であるため、レーザ加工
装置等に使用する際に、レーザ発振器1の両側から取り
出された2つの光学系等の構成も同じにすることができ
る。
【0020】また、従来、レーザビームを2分岐する場
合などに使用されていたビームスプリッタ(部分反射ミ
ラー)の場合に、発生していたビーム品質(偏光成分の
変化)の劣化を無くすこともできる。
【0021】次に、本発明のレーザ発振器1の変形例に
ついて説明する。
【0022】図2は、本発明のレーザ発振器の第1の変
形例の構成を示す模式図である。
【0023】レーザ発振器の構成のうち図1と同一構成
要素の部分は、同一符号にaを付して個々の説明を省略
する。
【0024】キャビティ4aを挟んで、キャビティ4a
内に収納された励起媒体2aの光軸上の一方の側には、
順次、内部波長変換素子11、内部シャッタ12および
出力ミラー6aが設けられている。また、他方の側に
は、順次、Qスイッチ素子13、出力ミラー5a及び外部
シャッタ14が設けられている。
【0025】内部波長変換素子11は、例えば、励起媒体
2としてYAGレーザ等の固体レーザを用いる場合は、
赤外パラメトリック発振用非線形光学結晶として、Li
NO、AgGaSe又はKTP等を用いる。
【0026】また、内部シャッタ12及び外部シャッタ
14はFe等の金属製のものを用いている。この内部シ
ャッタ12及び外部シャッタ14の開閉機構(不図示)
は、光軸上のレーザビームL、Lの遮断と通過を必
要時に切り替えるものであるので、スライド式のFe板
が光軸に対して出没する構造であっても、また、光軸と
離間した位置に回転中心のあるFe板を回転させるタレ
ット式により光軸上を開閉する構造にしたものを用いて
もよい。
【0027】これらの構成では、前述のレーザ発振器1
にQスイッチ素子13を追加しているので、CW(連続
波)レーザからQスイッチパルスのレーザ発振器1a
に、さらに、励起光源3aを直接パルス状に点灯させる
ことによりパルスレーザ発振器1aの構成を実現してい
る。
【0028】また内部波長変換素子11を配置すること
により、レーザ発振器1aから発振されるレーザビーム
、Lが左右同一波長のではなく、片方を波長の違
うレーザビームL、Lにすることができる。その波
長の異なったレーザビームL 、Lを加工に用いるこ
とで、単一波長だけでは加工の難しい被加工体、例えば、
金属の部分とプラスチックの部分を有する被加工体に対
して、それぞれの個所に同時に加工を施すことができ
る。
【0029】また、内部シャッタ12および外部シャッ
タ14の動作を組み合わせることにより、被加工体の加
工に応じて、レーザビームL、Lを必要な場合に、好
適な条件で使用するができる。
【0030】例えば、内部シャッタ12および外部シャ
ッタ14を共に開いた状態でレーザ発振器1aを、励起
光源3aであるランプにより励起して発振させると、レ
ーザ発振器1aの両側から2本のレーザビームL、L
を得ることができる。しかも、この2本のレーザビー
ムL、Lは、一方のレーザビームLが内部波長変
換素子11を経由しているので、相互に波長の異なるレ
ーザビームL、Lを得ることができる。
【0031】また、必要に応じて出力ミラー5a、6a
の反射率を相互に変化させることで、2本のレーザビー
ムL、Lの出力のバランスを変えることもできる。
【0032】したがって、これらの条件を変化させるこ
とにより、2本のレーザビームL、Lを用いた連続
加工を、被加工体の加工条件に応じて加工することがで
きる。
【0033】一方、内部シャッタ12および外部シャッ
タ14を共に閉じた状態でレーザ発振器1aを、励起光
源3aであるランプにより励起すると、励起媒体2a
(YAGロッド)は励起された状態であるが、一方の出
力ミラー5aの手前に内部シャッタ12が閉状態で設け
られているので、この内部シャッタ12よりレーザビー
ムLは遮られて出力ミラー6aに到達しないため、出
力ミラー5a、6a間でのポンピングを行なうことがで
きず、レーザ発振器1aは励起状態で維持される。
【0034】この場合は、例えば、図3に示すように、被
加工体17に間歇的に加工点18a、18b、18c…
18nが設定されている場合に、加工点18a、18
b、18c…18nの間では加工を行なわずに移動する
必要があるため、その際の加工ヘッド(不図示)の移動
の際に用いることができる。これにより、移動した加工
ヘッドが加工点18a、18b、18c…18nに到達
した際に、その動作に連動して両シャッタ12、14を
開けば直ちにレーザ発振器1aが発振して、加工用の所
望の2本のレーザビームL、Lを被加工体17に照
射して所定の加工を行なうことができる。
【0035】なお、外部シャッタ14を閉じた状態で、
内部シャッタ12のみを開いてレーザ発振器1aを発振
させた場合は、内部波長変換素子11により所望の波長
に変換された1本のレーザビームLのみを取り出すこ
とができる。
【0036】次に、本発明のレーザ発振器の第2の変形
例として、図4を用いて2枚の外部シャッタ14、15
を用いた場合について説明する。
【0037】図4は、本発明のレーザ発振器の第2の変
形例の構成を示す模式図である。
【0038】レーザ発振器1bの構成のうち図1及び図
2と同一構成要素の部分は、同一符号にbを付して個々
の説明を省略する。
【0039】キャビティ4bを挟んで、キャビティ4b
内に収納された励起媒体2bの光軸上の一方の側には、
順次、出力ミラー6b外部波長変換素子21および外部
シャッタ15が設けられている。また、他方の側には、
順次、Qスイッチ素子13、出力ミラー5b及び外部シャ
ッタ14が設けられている。
【0040】これらの構成による外部シャッタ14、1
5の開閉動作に伴うレーザ発振器1bからのレーザビー
ムL、Lの取り出しは、上述の第1の変形例の場合
と同様である。ただし、この場合は、第1の変形例の場
合の内部シャッタ12の役割を外部シャッタ15が果た
している。
【0041】また、この場合は、外部シャッタ14、1
5を閉じた状態でも、励起光源3bによって励起された
励起媒体2bと2枚の出力ミラー5b、6bによってレ
ーザ発振器1bは発振し、レーザ発振器1bの両側から
2本のレーザビームL、L を放射するが、いずれの
レーザビームL、Lも外部シャッタ14、15で遮
断されて外部シャッタ14、15の外部へは到達しな
い。
【0042】したがってこの場合も、図3に示すよう
に、被加工体17に間歇的に加工点18a、18b、1
8c…18nが設定されている場合に用いることができ
る。
【0043】次に、上述のレーザ発振器1、1a、1b
を用いたレーザ加工装置について図面を参照した説明す
る。
【0044】図5は本発明のレーザ加工装置の第1の実
施例の模式図である。レーザ発振器1、1a、1bの両
出力側の光軸上の所定個所には、それぞれ光ファイバ入
射用レンズ31a、31bが配置されている。この光フ
ァイバ入射用レンズ31a、31bの焦点の位置には光
ファイバ32a、32bの端面が光ファイバ固定ユニッ
ト33a、33bにより固定されている。また、光ファ
イバ32a、32bの他端には加工用集光レンズ(不図
示)を具えた加工ヘッド34a、34bが接続されてい
る。
【0045】これらの構成では、レーザ発振器1、1
a、1bから放射されたれレーザビームL、Lは2
分岐して使用しているため、被加工体17a、17bの
それぞれの所定個所に照射することで、同時に2つの加
工に使用できる。しかも、2つのレーザビームL、L
は、被加工物17a、17bに応じて、光強度や波長
が、レーザ発振器1、1a、1bの出力ミラー(不図
示)の反射率や波長変換素子の選定により予め設定され
ているので、異なる被加工体17a、17b、例えば、金
属とプラスチック等に対して同時に所望の加工を行なう
ことができる。さらに、同じ材質の被加工体17a、1
7bに対しても、異なる熱加工(たとえば、溶接と切断
又は焼入れ等)を同時に施すこともできる。
【0046】また、図6に加工ヘッド部の模式図を示す
ように、第2の実施例としては、光ファイバ32c、3
2dで伝搬された2本のレーザビームL、Lを、加
工ヘッド34c、34dにより被加工体17cの加工点
18a、18b、18c…18nに対して、2方向から
それぞれ波長の違うレーザビームL、Lを同時に照
射することで、単一波長のみでは加工の難しい材料に対
しても、レーザビームL、Lの吸収率を高めること
ができ、それにより適切な加工を施すことができる。
【0047】以上に述べたように本発明によれば、レー
ザ発振器のレーザビームの取り出しを2方向にすること
により、光ファイバへの入射までの光路上にミラーが無
く、ビーム品質(偏光成分)に影響することが無い。
【0048】また、レーザビームの一方を波長変換素子
により、波長変換を行うことで、従来、単一波長では加
工が困難であった材料に2波長のレーザビームを同時に
用いることで、加工の際のレーザビームの吸収率を改善
させることができる。
【0049】また、レーザ発振器の構成により、最初か
らレーザビームを2方向から放射できるようにしてある
ので、分岐に必要な、ビームスプリッタ(部分反射ミラ
ー)を設ける必要がなく、構成部品も低減するため機械
的な変動に対して強くなる。
【0050】さらに、使用ミラーの減少によりレーザビ
ームの品質(偏光成分)劣化が防止できる。
【0051】また、レーザ発振器の両側よリレーザビー
ムを放射することで、レーザビームの2分岐化を行う場
合に、部分反射ミラーによるレーザビームのもつ偏光成
分の影響を受けずに使用できる。
【0052】また、左右共に同一のビーム品質を持った
レーザビームが放射されるため、使用する光学系の構成
を同じにすることができる。
【0053】また、レーザ発振器1の片方に波長変換素
子を組み込むことにより同一発振器で波長の違ったレー
ザビームを使用することができる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、被加工体に対して有効
な照射条件を任意に設定できる複数のレーザビームが得
られるレーザ発振器と、それを用いたレーザ加工装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザ発振器の基本構成を示す模式
図。
【図2】本発明のレーザ発振器の第1の変形例の構成を
示す模式図。
【図3】被加工体に形成された間歇的な加工点の説明
図。
【図4】本発明のレーザ発振器の第2の変形例の構成を
示す模式図。
【図5】本発明のレーザ加工装置の第1の実施例の模式
図。
【図6】本発明のレーザ加工装置の第2の実施例の加工
ヘッド部の模式図。
【図7】従来のレーザ加工装置の模式図。
【符号の説明】
1、1a、1b…レーザ発振器、2、2a、2b…励起
媒体、4、4a、4b…キャビティ、5、5a、5b…
出力ミラー、6、6a、6b…出力ミラー、11…内部
波長変換素子、12…内部シャッタ、13…Qスイッチ
素子、14…外部シャッタ、15…外部シャッタ、21
…外部波長変換素子、32a、32b…光ファイバ、3
4a、34b、34c、34d…加工ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01S 3/109 H01S 3/109 3/11 3/11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励起光源からの励起光により励起する励
    起媒体を収納したキャビティと、このキャビティを所定
    間隔で挟む位置に配置した一対のミラーで形成した光共
    振器を有するレーザ発振器において、 前記一対のミラーは、いずれも出力ミラーであることを
    特徴とするレーザ発振器。
  2. 【請求項2】 前記出力ミラーを構成している一対のミ
    ラーは、相互の反射率が異なっていることを特徴とする
    請求項1記載のレーザ発振器。
  3. 【請求項3】 前記出力ミラーのいずれか一方と前記キ
    ャビティとの間にはQスイッチ素子が配置され、前記出
    力ミラーの他方側の前記キャボティの外部には波長変換
    素子が配置されていることを特徴とする請求項1記載又
    は請求項2記載のレーザ発振器。
  4. 【請求項4】 前記Qスイッチ素子が設けられた側の出
    力ミラーの外側と、もう一方の出力ミラー側の波長変換
    素子の外側にはそれぞれシャッタが設けられていること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3に記載のレーザ発振
    器。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4記載のレーザ発振
    器から出力された複数のレーザビームをそれぞれ光ファ
    イバを介してそれぞれの加工ヘッドへ伝播し、前記加工
    ヘッドにより被加工体に対して、同加工点又は分離した
    複数の加工点を同時に加工することを特徴とするレーザ
    加工装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005045211A (ja) * 2003-05-16 2005-02-17 Metal Improvement Co Inc セルフシード単一周波数固体リングレーザ、単一周波数レーザピーニング法、及び、そのシステム
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US8374206B2 (en) 2008-03-31 2013-02-12 Electro Scientific Industries, Inc. Combining multiple laser beams to form high repetition rate, high average power polarized laser beam

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