JP2002246430A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2002246430A
JP2002246430A JP2001044910A JP2001044910A JP2002246430A JP 2002246430 A JP2002246430 A JP 2002246430A JP 2001044910 A JP2001044910 A JP 2001044910A JP 2001044910 A JP2001044910 A JP 2001044910A JP 2002246430 A JP2002246430 A JP 2002246430A
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semiconductor
thin film
thickness
semiconductor device
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Yukihiro Kiyota
幸弘 清田
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】選択成長膜の非破壊検査方法を提供し、簡便な
プロセス管理とスループット向上を実現する半導体装置
の製造方法を提供する。 【解決手段】LSIを製造するウエハ上に選択成長領域
が密集したパターンを形成し(202)、そのパターン
全体の光学定数データを解析することで選択成長層の膜
厚や組成を求め(203)、その結果を次バッチ以降に
フィードバックする(206)ことで、プロセス管理を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体プロセスで用いられる薄膜の組成
や膜厚の測定法として、エリプソメトリ法が広く使われ
ている。図11は、エリプソメトリ装置の例を示すもの
で分光エリプソメータと呼ばれるものである。
【0003】光源20から発生した入射光は変調器21
を介して偏光子22でP偏光成分とS偏光成分に分離さ
れる。この入射光はサンプル23で反射され、検光子2
4を介して分光器25で例えば波長250nmから83
0nmの光に分光される。分光した各々の波長の光を検
知器26で検知する構成となっている。
【0004】本方法は、P偏光、S偏光を試料に入射
し、その反射光の振幅、位相差より膜厚などを求めるも
のであり、半導体ウエハ全面に成長した薄膜の測定方法
として広く用いられている。この時、エリプソメトリ角
(ψ、Δ)は、複素反射係数比ρ(P偏光の反射係数r
pとS偏光の反射係数rsの比)を通じて次式で定義さ
れる。 ρ=rp/rs=tanψ・exp(jΔ) tanψ=|rp|/|rs| Δ=δrp−δrs すなわち、tanψはP偏光とS偏光の振幅の差を、Δ
は位相差を表す定数である。測定試料のψとΔを求め、
既知の物質のそれと比べることで測定試料の膜厚、組成
などを求めることができる。
【0005】通常入射光の径は数ミリメートルである
が、数十マイクロメートルまで絞ることは可能である。
しかしながら、入射光を絞ると信号強度が下がってしま
い、測定精度が低下するという問題がある。また、入射
角、反射角は、通常50度から75度程度である。な
お、本技術は、「Ellipsometry and polarized ligh
t」、R. M. A. Azzam and N. M. Bashara、 North-Holl
and Publishing Company、 1977、 pp. 364-416に記載
されている。
【0006】半導体プロセスで用いられる別の薄膜測定
法として、反射率法がある。その装置、原理を図12に
示す。本技術は、波長が例えば200nmから900n
mまでの白色光を光源20で発し、サンプル23に垂直
に近い角度で入射し、その反射率Rを検知器26で測定
するものである。一般に、反射率Rは、次の式で表され
る。 R=((n−1)2+k2)/((n+1)2+k2) ここで、nは屈折率、kは消衰係数である。
【0007】このnとkの波長依存性が物質のエネルギ
ーギャップの関数であることを利用して、物質の膜厚、
組成などを求める方法である。この方法は垂直入射光を
用いるので、試料上のスポット面積はエリプソメトリ法
に比べて小さいが、入射光を絞ると信号強度が下がって
しまい、測定精度が低下するという問題があることには
変わりがない。また、1ミクロン以下の微細パターンに
入射光を当てることは困難である。なお、本技術は、
「Optical properties of crystalline semiconductors
and dielectrics」、A. R. Forouhi and I. Bloomer、
Physical ReviewB、 38、 p.1865、 (1988)に記載され
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一方、SiGeヘテロ
バイポーラトランジスタのベース領域は、SiGeエピ
タキシャル成長によって形成されるが、この場合、微細
なトランジスタパターンにのみ堆積する選択成長法が用
いられる。選択成長を用いたヘテロバイポーラトランジ
スタの断面図を、図13に示す。
【0009】第1のシリコン酸化膜30、シリコン窒化
膜31、外部ベース多結晶シリコン32、第2のシリコ
ン酸化膜33から成る積層膜を形成した後にフォトリソ
グラフィとエッチングにより、所定のトランジスタパタ
ーンを開口し、シリコン基板3の表面を露出させる。そ
の後にシリコンが露出した領域にのみ、トランジスタの
ベース領域となるSiGe選択成長層34を形成する構
造となっている。このような選択成長の場合、成長面積
の大小により成長膜厚が異なる所謂ローディング効果が
起こる場合が多いため、実際のトランジスタ領域に成長
した膜厚は大面積領域に成長したものとは異なる。
【0010】図14は、ローディング効果を示す例であ
り、絶縁膜開口部の面積によって選択成長膜厚が大きく
異なっていることがわかる。また、成長圧力を1000
0Paから1000Paに低減すると成長速度は小さく
なるが、完全にはローディング効果をなくすことができ
ない。従って、実際のトランジスタ領域に成長した膜厚
は、トランジスタ領域と同じ面積のパターンに成長した
膜厚を測定しないと真の膜厚を知ることができない。
【0011】トランジスタ領域は、例えば、0.2ミク
ロン×4ミクロン程度の長方形を成すことが多いが、前
述のエリプソメトリ法ではビームをこのような微細パタ
ーンにのみ入射することが困難である。従って、選択成
長層の膜厚は、走査型電子顕微鏡などの破壊検査によっ
てトランジスタ本体の断面を観察することで確認してい
る。
【0012】上記のエリプソメトリ法によって微細パタ
ーン上の膜厚を測定することは、信号強度が低く、また
周辺の影響を受けやすいので大変困難である。さらに、
微細トランジスタの断面を顕微鏡で観察する方法は、手
間がかかる上に破壊検査であるためにインラインで使え
ない、という問題がある。すなわち、デバイス試作ウエ
ハそのものではなく、ダミーウエハ等を用いて薄膜の測
定を行っている。
【0013】このように、選択的に成長した微細な半導
体薄膜の組成、膜厚を非破壊で測定することは困難であ
った。しかしながら、LSIの量産現場ではプロセス品
質を管理する必要があり、非破壊検査方法が強く求めら
れている。すなわち、デバイスを製造するウエハ本体で
選択成長層の膜厚などを求め、そこで不良が生じた場合
にはすぐに次バッチにフィードバックし、成長条件を再
検討するための方法が必要とされている。
【0014】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、選択成長膜の非破壊検査方法を提供し、簡便な
プロセス管理とスループットの向上を実現する半導体装
置の製造方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、LSIを作るウエハ上に、微細トラン
ジスタが密集した、エリプソメータ(エリプソメトリ装
置)の入射光径よりも大きい領域を設け、その領域全体
の光学定数をエリプソメトリ法によって求める。その結
果を解析することによって微細トランジスタパターン上
に選択的に成長した、例えば、SiGe膜等の膜厚を求
める。その測定結果によって薄膜の次バッチの成長条件
を決定する。このような技術は、ウエハを1枚づつ処理
する、いわゆる枚葉処理装置で有効である。
【0016】このように、本発明は、表面に複数の物質
が露出している半導体ウエハ上に成長した薄膜の膜厚ま
たはおよび組成を、半導体ウエハ上に形成された測定用
パターンを用いて求め、その結果に基づいて薄膜の次バ
ッチの成長条件を決定するよう構成したことを特徴とす
る。
【0017】また、本発明は、上記構成において、測定
用パターンが、ウエハ上にエリプソメータの入射光径よ
りも大きい領域を有し、かつ、かかる領域全体の光学定
数をエリプソメトリ法によって求め、その求めた結果に
基づいて薄膜の膜厚を測定し、その測定結果によって薄
膜の次バッチの成長条件を決定するよう構成したことを
特徴とする。
【0018】また、本発明は、表面に複数の物質が露出
している半導体基板上に薄膜が形成される半導体装置製
造用ウエハ上に設けられ、ウエハ表面に露出している複
数の物質を含む領域とそれ以外の他の領域との面積比が
既知である測定用パターンを用いて、薄膜の成長前後に
おける測定用パターン全体の光学定数をエリプソメトリ
法により測定し、その測定結果に基づいて複数の物質上
の各々に成長した薄膜の膜厚や組成を求めるよう構成し
たことを特徴とする。
【0019】また、本発明は、上記構成において、薄膜
の成長前後の光学定数の差スペクトルを、薄膜の形成前
にウエハ表面に露出していた複数の物質の占有する面積
比を基に解析し、その結果に基づいて薄膜の膜厚や組成
を求めるよう構成したことを特徴とする。
【0020】さらに、本発明は、上記構成において、測
定用パターンが、半導体集積回路そのものからなり、ウ
エハ上の半導体集積回路パターン内に、もしくはパター
ンと近接して少なくとも1個配置されてなることを特徴
とする。
【0021】さらにまた、本発明は、半導体基板主面に
絶縁膜を形成する工程と、絶縁膜に半導体基板主面の一
部が露出する開口部を形成する工程と、前記開口部内に
半導体を成長させる工程とを有し、前記半導体を測定用
パターンとして前記半導体の膜厚を求め、その結果に基
づいて前記半導体の膜厚の次バッチの成長条件を決定す
るよう構成したことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面を
用いて説明する。
【0023】図1は、本発明の第1の実施例を示す半導
体装置の製造方法である。薄膜形成、フォトリソグラフ
ィ、エッチングなどを含む前工程(201)を経た、表
面に複数の物質、例えば、単結晶シリコンと絶縁膜が存
在する半導体ウエハに薄膜を成長させる(202)。す
なわち、薄膜成長のバッチ処理(薄膜成長装置において
反応チャンバにてウエハを処理する一連の工程)を実行
する。また、ここでのバッチ処理は、複数ウエハの処理
のみならず枚葉処理も含む。ここで、薄膜とは、例えば
単結晶シリコン、多結晶シリコン、シリコンとゲルマニ
ウムの混晶、タングステンなどである。
【0024】薄膜成長後に半導体集積回路パターン内に
形成されたオンウエハ測定用パターン全体の光学定数
を、エリプソメトリ法などによって測定する。その結果
を解析し、例えば、単結晶シリコン上に成長した薄膜の
膜厚や組成を求める(203)。その結果が所望のもの
であれば(OK)、次バッチ以降も同じ条件で薄膜を成
長し(204)、次工程(205)へと進める。結果が
所望のものとは異なっていた場合(NG)は、薄膜成長
条件を再検討し(206)、次バッチは再検討した条件
で薄膜を成長させる。本製造方法を用いることで薄膜成
長プロセスの精密な管理が可能となり、ウエハ間の膜厚
ばらつきを低減することができる。なお、ここでの次バ
ッチとは、薄膜の組成、膜厚などをモニタしたウエハの
次のウエハを処理するバッチのことをいう。
【0025】図2は、本発明の第2の実施例を示す半導
体装置の製造方法を、SiGeを用いたヘテロバイポー
ラトランジスタ製造に適用した例である。薄膜形成、フ
ォトリソグラフィ、Si34、SiO2ウェットエッチ
ングなどを含む前工程(301)を経た、表面に複数の
物質、たとえば単結晶シリコンと絶縁膜が存在する半導
体ウエハ上の測定用パターン全体の光学定数をエリプソ
メトリなどによって測定する(302)。
【0026】次に、単結晶シリコンとゲルマニウムの混
晶を成長する(303)。薄膜成長後に再び半導体集積
回路パターン内に形成された測定用パターン全体の光学
定数を測定する(304)。薄膜成長前後の光学スペク
トルの差を抽出し、その結果を解析することで成長薄膜
のみの光学定数を求め、さらに、成長薄膜の膜厚あるい
は組成、もしくは膜厚と組成の両方を求める(30
5)。その結果が所望のものであれば(OK)、次バッ
チ以降も同じ条件で薄膜を成長し(306)、次工程
(SiO2CVD)へと進める(307)。結果が所望
のものとは異なっていた場合(NG)は、薄膜成長条件
を再検討し(308)、次バッチは再検討した条件で薄
膜を成長させる。この方法により成長薄膜の膜厚、組成
等をさらに正確に求めることができる。
【0027】図3は、本発明の第3の実施例を示す半導
体ウエハ上の測定用パターンの平面図である。本実施例
においては、選択成長領域1とそれ以外の領域2の面積
比は、ほぼ等しくしてある。選択成長領域1は、実際の
トランジスタと同様に0.2ミクロン×2ミクロンの長
方形であり、シリコン基板が露出している。
【0028】この選択成長領域1は、幅0.2ミクロン
のスリット状にしてもよい。選択成長領域以外の領域2
は、シリコン酸化膜やシリコン窒化膜で覆われている。
さらに、エリプソメータの入射光が本パターンの内側に
のみ当たるように、パターンサイズは、入射光径よりも
大きい、2mm×2mmとした。
【0029】なお、選択成長領域1とそれ以外の領域2
の面積比は、本例のようにほぼ等しくなくても、面積比
が予め既知であればよい。
【0030】図4は、本発明の第3の実施例を示す測定
用パターンの断面図である。シリコン基板3上に第1の
絶縁膜4、第2の絶縁膜5、多結晶シリコン6、第3の
絶縁膜7を積層した後に、選択成長領域1となるシリコ
ンの露出部分をフォトリソグラフィとエッチングによっ
て形成する。選択成長領域1となるシリコンの露出部分
の幅は、例えば、0.2μmである。このとき、選択成
長領域1とそれ以外の領域2の面積比は1:1である。
【0031】図5は、図4に示したパターン上にSiG
eエピタキシャル成長を行う前に、白色光を用いた分光
エリプソメータで光学定数(ψとΔ)を測定した結果で
ある。この結果には、図4に示した第1の絶縁膜4、第
2の絶縁膜5、多結晶シリコン6、第3の絶縁膜7から
なる積層膜と、シリコン基板が露出している部分の光学
定数を重畳したものである。ここで、ψ、Δの代わり
に、誘電率εrとεi、あるいは屈折率nとkなどの光
学定数について、以下に述べる解析を行っても同様の結
果が得られる。
【0032】図6は、図4のパターンに100nmのS
iGe選択エピタキシャル成長を行った際の断面図を示
し、図7は、その試料を分光エリプソメータで分析した
スペクトルを示す(縦軸は光学定数(ψ、Δ)、横軸は
入射光の入射エネルギー)。このデータは、100nm
のSiGe選択成長層のスペクトルに、選択成長領域以
外の領域に存在するSiO2と多結晶シリコンの積層膜
のスペクトル、すなわち、図5に示したスペクトルを重
畳したものになっている。
【0033】図8は、図7のスペクトルを解析し、Si
Ge膜厚と組成を求める方法を示している。図8のよう
な層構造をレイヤー(layer)1から5までに分離して
モデル化する。すなわち、レイヤー1は第1の絶縁膜4
とSiGe膜34を含んだレイヤー、レイヤー2は第2
の絶縁膜5とSiGe膜34が含まれたレイヤー、レイ
ヤー3は多結晶シリコン6とSiGe34が含まれたレ
イヤー、レイヤー4は第3の絶縁膜7とSiGe34が
含まれたレイヤー、レイヤー5は第3の絶縁膜7と誘電
率が1である空気が含まれたレイヤーである。
【0034】ここで、レイヤー1から3のSiGe膜厚
はそれぞれ第1の絶縁膜4、第2の絶縁膜5、多結晶シ
リコン6の膜厚で固定であるので、レイヤー4のSiG
e膜厚、およびレイヤー1から4のSiGe組成をパラ
メータとして、得られたスペクトルにフィッティング
(fitting)を行うことでSiGeの膜厚、組成を求め
ることができる。
【0035】図9は、フィッティングの結果であり、本
例の場合はGe濃度が11.5%、膜厚97nmとして
フィッティングを行うことで、測定値との誤差を最小に
することができる。
【0036】図10は、本発明の第4の実施例であるバ
イポーラECLゲートアレイを示している。ここでは、
バイポーラトランジスタの真性ベース層を形成する前の
ECLゲートアレイパターン平面図を示している。真性
ベースを形成する領域、例えば、ベース選択エピタキシ
ャル層形成領域51がECLゲート領域50内に複数並
んでいる。このECLゲート50を多数並列してECL
ゲートアレイ52を形成する。
【0037】ここに示したECLゲート50のレイアウ
ト面積は、20μm×40μmであり、例えば、100
00ゲートのゲートアレイならば2mm×4mmとな
る。このゲートアレイは、実際にLSIとして製品化さ
れるパターンである。このパターンにエリプソメータな
どの入射光を当ててベース選択エピタキシャル成長層の
膜厚、組成を光学的に測定し、次バッチにフィードバッ
クすることができる。
【0038】図15から図18は、本発明の第5の実施
例である。
【0039】図15において、シリコン基板60に浅溝
アイソレーション領域61を形成し、SiO2膜62、
多結晶シリコン膜63、シリコン窒化膜64、ボロンド
ープ多結晶シリコン膜65、およびSiO2膜66から
なる多層膜を形成し、フォトリソグラフィとドライエッ
チングによりSiO2膜66とボロンドープ多結晶シリ
コン膜65を部分的に除去する。このドライエッチング
により、バイポーラトランジスタの真性領域となる開口
部が形成される。
【0040】次に、図16に示すように、CVDによる
SiO2膜67を全面に堆積し、ドライエッチングによ
るいわゆるサイドウォール形成を行った後、シリコン窒
化膜68を全面に堆積し、再びサイドウォール形成を行
う。
【0041】次に、図17に示すように、50℃に熱し
たヒドラジンを用いたウェットエッチングにより、開口
部に露出している多結晶シリコン膜63をエッチング
し、さらに横方向にエッチングを進める。次に、希釈し
たフッ酸を用いたウェットエッチングによりSiO2
62を除去し、シリコン基板60の表面を露出する。次
に、160℃に熱したリン酸によって開口部の側壁に堆
積したシリコン窒化膜68をエッチングし、さらに積層
したシリコン窒化膜64も横方向にエッチングする。こ
の処理によってボロンドープ多結晶シリコン膜65のひ
さし形状を持った開口部69が形成される。
【0042】次に、図18に示すように、Si26、G
eH4、B26などを用いた超高真空CVDによってS
iGe選択エピタキシャル成長を行うと、開口部のシリ
コン基板60が露出した部分には単結晶SiGe膜70
が、ボロンドープ多結晶シリコン膜65のひさしの下に
は多結晶SiGe膜71が形成され、SiO2膜66の
上には膜が成長しない、いわゆる選択成長が実現され
る。この時、Cl2などのハロゲンガスを流しながら成
長を行うと、選択性はさらによくなる。また、使用する
ガスはSiH4、SiH2Cl2、SiCl4及びGe26
などでもよく、ハロゲンガスはHCl等でもよい。
【0043】この選択成長を行った後に分光エリプソメ
ータによってパターン全体の光学定数を測定すると、図
7のようなスペクトルが得られ、そのスペクトルを図8
に示した方法で解析することで選択成長層の膜厚、組成
を求めることができる。
【0044】図35は、図15から図18に示した工程
で形成したヘテロバイポーラトランジスタである。単結
晶SiGe膜70の選択成長層を形成した後に、所謂側
壁残しプロセスによってシリコン窒化膜からなる側壁7
2を形成する。その後、リンドープ多結晶シリコン膜7
3を堆積し、バイポーラトランジスタは完成する。
【0045】図36は、図35に示したバイポーラトラ
ンジスタの真性部分を詳細に説明するものである。単結
晶SiGe膜70の選択成長層は3層構造になってお
り、基板側からN型単結晶SiGe層92、P型単結晶
SiGe層91、N型単結晶Si層90を積層した形に
なっている。
【0046】N型単結晶Si層90の領域は、リンドー
プ多結晶シリコン膜73からリンを熱拡散することによ
ってN型にドーピングされる。P型単結晶SiGe層9
1は、選択成長中にB26ガスなどを用いてドーピング
を行う。N型単結晶SiGe層92は、選択成長中にP
3ガスなどを用いてドーピングを行ってもよいが、選
択成長後にイオン注入によってドーピングすることも可
能である。このような工程により、NPN構造すなわち
バイポーラトランジスタが形成される。なお、ここでは
NPN型について述べたが、各層の導電型を逆にするこ
とでPNP型トランジスタを形成できることは言うまで
もない。
【0047】図19は、図16から図18で述べた工程
を含む本発明の第6の実施例である半導体装置の生産方
式を示すフローチャートである。ヒドラジンを用いたウ
ェットエッチングにより、開口部に露出している多結晶
シリコン膜63をエッチングし、次に希釈したフッ酸を
用いたウェットエッチングによりSiO2膜62を除去
しシリコン基板60の表面を露出する(401)。次
に、リン酸によって開口部の側壁に堆積したシリコン窒
化膜68をエッチングし、さらに積層したシリコン窒化
膜64も横方向にエッチングする。この処理によってボ
ロンドープ多結晶シリコン膜65のひさし形状を持った
開口部69が形成される(401)。
【0048】次に、SiGe選択エピタキシャル成長を
行うと、開口部のシリコン基板60が露出した部分には
単結晶SiGe膜70が、多結晶シリコン膜65のひさ
しの下には多結晶SiGe膜71が形成され、SiO2
66膜の上には膜が成長しない、いわゆる選択成長が実
現される(402)。このあとに分光エリプソメトリ装
置を用いて、オンウエハパターンでSiGe選択成長層
のGe組成および膜厚を測定する(403)。この測定
結果が設計した組成、膜厚になっていれば(OK)、同
様の条件で次バッチの処理(SiGe成長)を行い(4
04)、組成と膜厚が設計と異なる場合には(NG)、
次バッチの成長条件を再検討する(405)。このよう
なプロセス管理を行うことで、選択成長に起因する不良
を未然に防ぎ、歩留まりを向上させることができる。
【0049】図20は、本発明の第7の実施例である。
第1のシリコン酸化膜30、シリコン窒化膜31、外部
ベース多結晶シリコン32、および第2のシリコン酸化
膜33からなる積層膜をパターニングし、SiGe選択
エピタキシャル成長層34を開口部に形成した測定用パ
ターンに、エリプソメータの入射光75を70°の角度
で入射した際の模式図である。図中、76は反射光を示
す。
【0050】ここで、各積層膜の膜厚は、第1のシリコ
ン酸化膜30が10nm、シリコン窒化膜31が50n
m、外部ベース多結晶シリコン32が200nm、およ
び第2のシリコン酸化膜33が400nm、SiGe選
択エピタキシャル成長層34が70nmである。また、
開口部の幅は例えば0.3μmである。
【0051】図20より明らかなように、入射光75
は、入射角70°では選択エピタキシャル成長層34に
は直接入射せず、外部ベース多結晶シリコン32、およ
びシリコン酸化膜33あるいは開口部77を経由して入
射する。このような場合でも、図8に示したように、レ
イヤー毎に解析を行うことで正確な膜厚や組成を求める
ことができる。
【0052】図21は、本発明の第7の実施例である。
これは、スリット状の測定用パターンに平行にエリプソ
メータからの入射光を70°で入射した場合を示してい
る。スリットの大きさはたとえば0.2μm×2μmで
ある。この場合は、選択エピタキシャル成長層34に直
接入射する入射光78が存在する。このような場合で
も、図8に示した方法で膜厚や組成を求めることができ
る。
【0053】図22は、本発明の第8の実施例である。
本図は、図20、21に示したように入射光の経路に伴
う誤差を低減する方法である。このように選択成長領域
1のパターンの方向を90°変えて配置することで、入
射光の経路にともなう誤差を低減することができるの
で、精度をさらに向上することができる。この時、成長
パターンの角度をランダムに配置しても同様の効果が得
られる。
【0054】図23は、本発明の第9の実施例であり、
多結晶シリコンからなる抵抗素子形成工程図である。絶
縁膜100上に多結晶シリコンからなる抵抗素子101
をパターニングし、さらに抵抗素子101上に形成した
シリコン酸化膜102をパターニングする。
【0055】このあと、図24に示すように、チタン等
の金属膜を形成し、アニールを行うことによって多結晶
シリコンが露出した面にのみ選択的に金属シリサイド膜
103、例えばTiSi2等を形成する。
【0056】次に、図25に示すように、層間絶縁膜1
04を形成し、電極を形成する部分のみドライエッチン
グによって取り除き、コンタクト形成部105を露出す
る。
【0057】次に、図26に示すように、例えば、WF
6ガスとSiH22等を用いた選択成長法によりタング
ステン電極106を形成する。この時、タングステン電
極106は、タングステンの全面成長後に化学的機械的
研磨によって平坦化する方法で形成してもよい。このよ
うな構造に対しても、パターン全体の光学定数を求め、
図8に示したような方法を用いて解析することで埋め込
まれたタングステン電極の膜厚を求めることができる。
【0058】なお、ここでは多結晶シリコンからなる抵
抗素子に形成するタングステン電極を例に挙げたが、ト
ランジスタやダイオード、さらには容量素子やインダク
ターでもよい。さらに、電極材料はタングステンやアル
ミニウムなどの金属のみならず、高濃度に不純物を添加
した多結晶シリコンなどでもよい。
【0059】図27から図33は、本発明の第10の実
施例であり、単結晶SiGeと多結晶SiGeの非選択
同時成長を用いたヘテロバイポーラトランジスタの工程
図である。
【0060】まず、図27に示すように、シリコン基板
60に素子分離酸化膜61を形成する。なお、サブコレ
クタ、コレクタ領域は既に形成されていることは言うま
でもない。
【0061】次に、図28に示すように、CVDあるい
はMBEなどの方法によって、シリコン基板60上には
単結晶SiGe膜81を、素子分離酸化膜上には多結晶
SiGe膜80を同時に成長させる。この、単結晶、多
結晶同時成長は、固体ソースMBEでは容易であり、ま
たCVDにおいてもSiH4やGeH4といった水素化物
ガスのみを用いた場合には容易なプロセスである。
【0062】単結晶、多結晶同時成長を行った後に、同
時にオンウエハで形成した測定用パターンやゲートアレ
イなどのトランジスタ密集パターンの光学定数をエリプ
ソメトリ等の方法で測定する。その結果を、図29に示
したように各レイヤーに分けて解析することで、単結晶
SiGe膜81と多結晶SiGe膜80の組成と膜厚を
求めることができる。すなわち、レイヤー1は素子分離
酸化膜61と基板60を含んだレイヤー、レイヤー2は
多結晶SiGe膜80と単結晶SiGe膜81が含まれ
たレイヤーとして解析を行えばよい。
【0063】この方法でSiGe膜の組成と膜厚を確認
した後に、図30のようにパッド酸化膜82を単結晶S
iGe上に残す。このパッド酸化膜は、例えば、10n
m程度である。
【0064】次に、図31に示すように、ベース多結晶
シリコン膜83とシリコン酸化膜84を積層した後に、
フォトリソグラフィとドライエッチングによってパッド
酸化膜82を部分的に露出させる。これによりバイポー
ラトランジスタのエミッタ領域を決定される。
【0065】次に、図32に示すように、いわゆる側壁
残しプロセスによってシリコン窒化膜85からなる側壁
をエミッタ領域内に形成し、フッ酸を用いたウェットエ
ッチングによりエミッタ領域内のパッド酸化膜82を除
去し、単結晶SiGe膜81を露出させる。
【0066】次に、リンドープエミッタ多結晶シリコン
膜86を単結晶SiGe膜81上に形成し、パターニン
グすることで、図33に示すようにバイポーラトランジ
スタの真性領域が形成される。このような非選択成長あ
るいは全面成長を用いるプロセスでも本発明による膜質
管理方法は有効である。
【0067】図34は、本発明の第11の実施例であ
り、半導体ウエハ上のオンウエハ測定用パターンの配置
図である。半導体ウエハ110には、通常集積回路パタ
ーン111が図に示すように多数配置されている。その
中にオンウエハ測定用パターン112を複数個配置し、
各々の光学定数を測定する事で、形成した薄膜の膜厚な
どの面内分布を薄膜形成直後に知ることができる。面内
分布の情報を次バッチにフィードバックし、面内分布を
低減することで集積回路の歩留まりを向上することがで
きる。
【0068】なお、以上の実施例では、薄膜の膜厚測定
にエリプソメトリ法による場合を例にして説明したが、
本発明では、このような方法に限らず、例えば反射率法
によっても基本的には適用可能である。また、本実施例
に適用される半導体は、シリコン、またはシリコンとゲ
ルマニウムを含む混晶の他に、シリコンとゲルマニウム
とカーボンを含む混晶であってもよい。
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明は、選択成長膜の
非破壊検査方法を提供し、簡便なプロセス管理とスルー
プットの向上を可能にする半導体装置の製造方法を実現
することができる。
【0070】また、微細パターン上に成長した薄膜の膜
厚、組成をインラインでモニタすることができるので、
LSIの歩留まりの向上を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例になる半導体装置の製造
方法を説明する図。
【図2】本発明の第2の実施例になる半導体装置の製造
方法をSiGeヘテロバイポーラトランジスタ製造に適
用した例を示す図。
【図3】本発明の第3の実施例における半導体ウエハ上
の測定用パターンを示す図。
【図4】図3に示す測定用パターンの断面図。
【図5】本発明の第3の実施例を示すSiGe選択エピ
タキシャル成長前の分光エリプソメトリ測定結果を示す
図。
【図6】本発明の第3の実施例を示すSiGe選択エピ
タキシャル成長後の断面図。
【図7】図6に示すSiGe選択エピタキシャル成長後
の分光エリプソメータによるスペクトルを示す図。
【図8】図7に示すスペクトルを解析し、SiGe膜厚
と組成を求める方法を説明する図。
【図9】本発明の第3の実施例における光学定数解析結
果を説明する図。
【図10】本発明の第4の実施例を示すバイポーラEC
Lゲートアレイを示す図。
【図11】従来例を示す分光エリプソメトリ法の原理
図。
【図12】従来例を示す反射率法の原理図。
【図13】SiGeヘテロバイポーラトランジスタ断面
図。
【図14】従来例における選択成長の問題点を説明する
図。
【図15】本発明の第5の実施例におけるSiGeヘテ
ロバイポーラトランジスタ工程(1)を示す断面図。
【図16】本発明の第5の実施例におけるSiGeヘテ
ロバイポーラトランジスタ工程(2)を示す断面図。
【図17】本発明の第5の実施例におけるSiGeヘテ
ロバイポーラトランジスタ工程(3)を示す断面図。
【図18】本発明の第5の実施例におけるSiGeヘテ
ロバイポーラトランジスタ工程(4)を示す断面図。
【図19】本発明の第6の実施例になるSiGeヘテロ
バイポーラトランジスタへの適用例を説明するフロー
図。
【図20】本発明の第7の実施例における選択成長層測
定(1)の原理図。
【図21】本発明の第7の実施例における選択成長層測
定(2)の原理図。
【図22】本発明の第8の実施例における測定用パター
ンを示す図。
【図23】本発明の第9の実施例における多結晶シリコ
ン抵抗工程(1)を説明する断面図。
【図24】本発明の第9の実施例における多結晶シリコ
ン抵抗工程(2)を説明する断面図。
【図25】本発明の第9の実施例における多結晶シリコ
ン抵抗工程(3)を説明する断面図。
【図26】本発明の第9の実施例における多結晶シリコ
ン抵抗工程(4)を説明する断面図。
【図27】本発明の第10の実施例における非選択成長
を用いたSiGeヘテロバイポーラトランジスタ工程
(1)を説明する断面図。
【図28】本発明の第10の実施例における非選択成長
を用いたSiGeヘテロバイポーラトランジスタ工程
(2)を説明する断面図。
【図29】本発明の第10の実施例における非選択成長
を用いたSiGeヘテロバイポーラトランジスタ工程
(3)を説明する断面図。
【図30】本発明の第10の実施例における非選択成長
を用いたSiGeヘテロバイポーラトランジスタ工程
(4)を説明する断面図。
【図31】本発明の第10の実施例における非選択成長
を用いたSiGeヘテロバイポーラトランジスタ工程
(5)を説明する断面図。
【図32】本発明の第10の実施例における非選択成長
を用いたSiGeヘテロバイポーラトランジスタ工程
(6)を説明する断面図。
【図33】本発明の第10の実施例における非選択成長
を用いたSiGeヘテロバイポーラトランジスタ工程
(7)を説明する断面図。
【図34】本発明の第11の実施例におけるオンウエハ
測定用パターン配置を示す図。
【図35】図15〜図18に示した工程で形成されるヘ
テロバイポーラトランジスタの断面図。
【図36】図35に示したヘテロバイポーラトランジス
タの真性部分を説明する断面図。
【符号の説明】
1・・選択成長領域、2・・選択成長領域以外の領域、
3・・ 半導体基板、4・・第1の絶縁膜、5・・第2
の絶縁膜、6・・多結晶シリコン、7・・第3の絶縁
膜、20・・光源、21・・変調器、22・・偏光子、
23・・試料、24・・検光子、25・・分光器、26
・・受光器、30・・第1のシリコン酸化膜、31・・
シリコン窒化膜、32・・外部ベース多結晶シリコン、
33・・第2のシリコン酸化膜、34・・SiGe選択
エピタキシャル成長層、50・・ECLゲート、51・
・ベース選択エピタキシャル成長領域、52・・ECL
ゲートアレイ、60・・シリコン基板、61・・浅溝ア
イソレーション領域、62・・第1のSiO2膜、63
・・多結晶シリコン膜、64・・第1のシリコン窒化
膜、65・・ボロンドープ多結晶シリコン膜、66・・
第2のSiO2膜、67・・第3のSiO2膜、68・・
第2のシリコン窒化膜、69・・多結晶シリコン膜のひ
さし形状を持った開口部、70・・単結晶SiGe膜、
71・・多結晶SiGe膜、72・・シリコン窒化膜か
らなる側壁、73・・リンドープ多結晶Si膜、75・
・入射光、76・・反射光、77・・開口部、78・・
直接選択エピタキシャル成長層に入射する入射光、80
・・多結晶SiGe膜、81・・単結晶SiGe膜、8
2・・パッド酸化膜、83・・ボロンドープ多結晶シリ
コン、84・・シリコン窒化膜、85・・リンドープエ
ミッタ多結晶シリコン膜、90・・N型単結晶Si層、
91・・P型単結晶SiGe層、92・・N型単結晶S
iGe層、100・・絶縁膜、101・・多結晶シリコ
ンからなる抵抗素子、102・・シリコン酸化膜、10
3・・金属シリサイド膜、104・・層間絶縁膜、10
5・・コンタクト形成部、106・・タングステン電
極、110・・半導体ウエハ、111・・集積回路チッ
プ、112・・オンウエハ測定用パターン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/737 21/331 Fターム(参考) 4M106 AA01 AB16 AB17 BA04 CA48 CB21 DB07 DH31 DH60 DJ18 DJ20 DJ38 5F003 AZ09 BB04 BB05 BF03 BF06 BJ20 BM01 BP31 BP33 BP34 BP94 BP96 BS04 5F038 CA05 CA18 EZ14 EZ20 5F082 AA38 BA26 BC03 BC18 EA12 EA17 EA22 EA24 EA25 FA06

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に複数の物質が露出している半導体ウ
    エハ上に成長した薄膜の膜厚またはおよび組成を、前記
    ウエハ上に形成された測定用パターンを用いて求め、そ
    の結果に基づいて前記薄膜の次バッチの成長条件を決定
    するよう構成したことを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】前記薄膜の膜厚や組成を、前記測定用パタ
    ーンを用いたエリプソメトリ法によって測定するよう構
    成したことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製
    造方法。
  3. 【請求項3】前記測定用パターンは、エリプソメータの
    入射光径よりも大きい領域を有し、かつ、前記領域全体
    の光学定数をエリプソメトリ法によって求め、その求め
    た結果に基づいて前記薄膜の膜厚を測定し、その測定結
    果によって前記薄膜の次バッチの成長条件を決定するよ
    う構成したことを特徴とする請求項2記載の半導体装置
    の製造方法。
  4. 【請求項4】表面に複数の物質が露出している半導体基
    板上に薄膜が形成される半導体装置製造用ウエハ上に設
    けられ、該ウエハ表面に露出している複数の物質を含む
    領域とそれ以外の他の領域との面積比が既知である測定
    用パターンを用いて、前記薄膜の成長前後における前記
    パターン全体の光学定数をエリプソメトリ法により測定
    し、その測定結果に基づいて前記複数の物質上の各々に
    成長した薄膜の膜厚や組成を求めるよう構成したことを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】前記薄膜の成長前後の光学定数の差スペク
    トルを、前記薄膜の形成前に前記ウエハ表面に露出して
    いた前記複数の物質の占有する面積比を基に解析し、そ
    の結果に基づいて前記薄膜の膜厚や組成を求めるよう構
    成したことを特徴とする請求項4記載の半導体装置の製
    造方法。
  6. 【請求項6】前記測定用パターンが、ゲートアレイから
    なる半導体集積回路であることを特徴とする請求項1又
    は4記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】前記表面に露出している複数の物質のうち
    少なくとも一つの物質上には、前記薄膜が形成されない
    選択成長プロセスを用いることを特徴とする請求項1又
    は4記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】前記表面に露出している一つの物質が半導
    体であり、それ以外の露出した物質のうち少なくとも一
    つの物質がシリコン酸化膜もしくはシリコン窒化膜から
    なる絶縁膜であり、かつ、前記半導体上に同種の半導体
    を形成する選択成長プロセスを用いることを特徴とする
    請求項7記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】前記表面に露出している複数の物質上のす
    べてに薄膜が形成される非選択成長プロセスを用いるこ
    とを特徴とする請求項1又は4記載の半導体装置の製造
    方法。
  10. 【請求項10】前記測定用パターンが、半導体集積回路
    そのものからなり、かつ、ウエハ上の半導体集積回路パ
    ターン内に、もしくは該パターンと近接して少なくとも
    1個配置されてなることを特徴とする請求項1又は4記
    載の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】半導体基板主面に絶縁膜を形成する工程
    と、前記絶縁膜に前記半導体基板主面の一部が露出する
    開口部を形成する工程と、前記開口部内に半導体を成長
    させる工程とを有し、前記半導体を測定用パターンとし
    て前記半導体の膜厚を求め、その結果に基づいて前記半
    導体の膜厚の次バッチの成長条件を決定するよう構成し
    たことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】前記半導体は、シリコン、またはシリコ
    ンとゲルマニウムを含む混晶、またはシリコンとゲルマ
    ニウムとカーボンを含む混晶の何れかであることを特徴
    とする請求項11記載の半導体装置の製造方法。
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