JP2002245918A - 電磁開閉器 - Google Patents

電磁開閉器

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JP2002245918A
JP2002245918A JP2001035529A JP2001035529A JP2002245918A JP 2002245918 A JP2002245918 A JP 2002245918A JP 2001035529 A JP2001035529 A JP 2001035529A JP 2001035529 A JP2001035529 A JP 2001035529A JP 2002245918 A JP2002245918 A JP 2002245918A
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JP
Japan
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yoke
core
plunger
elastic member
electromagnetic switch
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2001035529A
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English (en)
Inventor
Yuji Nishioka
裕二 西岡
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プランジャ5とコア10との衝突によって発
生する衝突エネルギを吸収して、衝突音および振動を抑
制できること。 【解決手段】 ヨーク4は、底面を有する円筒形状に設
けられ、底面中央部を内側へ窪ませることにより、ヨー
ク4の底面表側に凹部4aが形成されている。この凹部
4aには、弾性部材11(例えばゴム)が装着されてい
る。弾性部材11は、凹部4aの大きさと略同形状に設
けられ、ヨーク4の表面から外側へ大きく出っ張ること
なく、略ヨーク4の表面と同一面を形成している。これ
により、プランジャ5が吸引されてコア10に衝突した
時に生じる衝突エネルギを弾性部材11が吸収できるた
め、衝突音が緩和されて通常の金属音から低い音に変化
し、ヨーク4を通じて外部へ漏れる騒音を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁力によりプラ
ンジャを駆動して接点の開閉を行う電磁開閉器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、例えば特開平6−44
882号公報に記載された電磁継電器がある。この電磁
継電器は、図3に示す様に、コア100 とヨーク110 との
間に弾性体120 を介在させている。これにより、励磁コ
イル130 に通電されてアーマチャ140 がコア100 に衝突
する時に発生する衝突エネルギを吸収している。その結
果、衝突音を小さくでき、且つアーマチャ140 と可動ば
ね150 の振動が低減されるので、その振動がヨーク110
を伝播して外部へ漏れる騒音を小さく抑えることができ
る。また、図4に示す様に、取付けブラケット200 にゴ
ム等のクッション材210 を取り付けることで、作動音
(プランジャ220 がコア230 に衝突した時に発生する衝
突音)を低減させる方法もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図3に示し
た様に、コア100 とヨーク110 との間に弾性体120 を挿
入すると、アーマチャ140 がコア100 に衝突した時に弾
性体120 の変形に伴ってアーマチャ140 のバウンス回数
が増大する可能性がある。この場合、接点間(固定接点
160 と可動接点170 との間)にアークが発生して接点の
消耗(摩耗)が早くなるという問題が生じる。また、図
4に示した方法では、例えば電磁開閉器を車両に搭載し
て使用する場合に、車体側の過大な振動がクッション材
210 に伝わることがあり、クッション材210 が早期に劣
化する可能性がある。この場合、プランジャ220 がコア
230 に衝突した時に発生する衝突エネルギをクッション
材210 で吸収できなくなり、外部へ漏れる騒音が大きく
なる。本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、
その目的は、プランジャとコアとの衝突によって発生す
る衝突エネルギを吸収して、衝突音および振動を抑制で
きる電磁開閉器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】(請求項1の手段)本発
明の電磁開閉器は、コアと対向するヨーク底面の中央部
を励磁コイルの中空部へ窪ませてヨークの表面側に凹部
を形成し、この凹部に弾性部材を装着したことを特徴と
する。これにより、プランジャがコアに衝突した時の衝
突エネルギが弾性部材によって吸収されるため、衝突音
が緩和されて通常の金属音から低い音に変化し、外部へ
漏れる騒音を低減できる。
【0005】本発明の構成では、弾性部材をコアとヨー
ク底面との間に挿入している訳ではないので、プランジ
ャがコアに衝突した時に、弾性部材を介してプランジャ
のバウンス回数が増えることはなく、接点の早期摩耗を
防止できる。また、例えば電磁開閉器を車両に搭載して
使用する場合において、弾性部材を車体側への取付け部
にクッション材として配置する必要がないので、車体側
から過大な振動を受けても弾性部材が劣化することはな
い。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は電磁開閉器1の断面図であ
る。本実施例の電磁開閉器1は、図1に示す様に、ボビ
ン2に巻線された励磁コイル3、この励磁コイル3の周
囲に磁気回路の一部を形成するヨーク4、励磁コイル3
の磁力を受けて可動するプランジャ5、2本の端子ボル
ト6に設けられた一組の固定接点7、この一組の固定接
点7間を断続する可動接点8等を具備し、励磁コイル3
が通電されると接点を閉じる様に構成されている(図2
参照)。
【0007】励磁コイル3は、ヨーク4の内部に収納さ
れ、そのヨーク4とグランドプレート9及びコア10に
より励磁コイル3の磁気回路が形成されている。ヨーク
4は、底面を有する円筒形状に設けられ、底面中央部を
内側へ窪ませることにより、ヨーク4の底面表側に凹部
4aが形成されている。この凹部4aには、弾性部材1
1(例えばゴム)が装着されている。弾性部材11は、
凹部4aの大きさと略同形状に設けられ、ヨーク4の表
面から外側へ大きく出っ張ることなく、略ヨーク4の表
面と同一面を形成している。
【0008】グランドプレート9は、励磁コイル3に対
し、軸方向(図1の上下方向)にヨーク4の底面と反対
側に配され、ボビン2に埋設されている。コア10は、
ボビン2の中空部に配されて、そのボビン2の中空部に
嵌合するヨーク4の底面中央部に当接している。プラン
ジャ5は、軸方向にコア10と対向してボビン2の中空
部に挿入され、コア10との間に組み込まれたリターン
スプリング12により図示上方へ付勢されている。
【0009】端子ボルト6は、カバー13を貫通してボ
ルト部がカバー13の外側に取り出され、そのボルト部
にワッシャ14を介しナット15を締め付けてカバー1
3に固定されている。カバー13は、ヨーク4と軸方向
に組み合わされ、カバー13の外周をヨーク4によりか
しめて固定されている。固定接点7は、カバー13の内
側でボルト頭部に設けられている。可動接点8は、コン
タクトスプリング16の付勢力を受けてロッド17に支
持され、そのロッド17を介しプランジャ5に連結され
てプランジャ5と一体に可動する。
【0010】次に、上記の電磁開閉器1の作動を説明す
る。励磁コイル3に通電されると、磁力が発生して磁気
回路に磁束を生じる。その結果、磁気回路に組み込まれ
たプランジャ5に吸引力が作用し、プランジャ5がコア
10側へ吸引される。これにより、ロッド17を介して
プランジャ5に連結された可動接点8が図1の下方へ移
動して一組の固定接点7に当接し、コンタクトスプリン
グ16により接点圧が付与されることで一組の固定接点
7が可動接点8を介して導通する。その後、励磁コイル
3への通電が停止されると、磁力が消滅するため、プラ
ンジャ5がリターンスプリング12に付勢されて図1に
示す静止位置へ復帰する。それに伴い、可動接点8が一
組の固定接点7から離れることで、一組の固定接点7間
が不導通となる。
【0011】(本実施例の効果)本実施例の電磁開閉器
1は、コア10と対向するヨーク4の底面に形成された
凹部4aに弾性部材11を装着しているので、プランジ
ャ5が吸引されてコア10に衝突した時に生じる衝突エ
ネルギを弾性部材11が吸収できる。これにより、衝突
音が緩和されて通常の金属音から低い音に変化し、ヨー
ク4を通じて外部へ漏れる騒音を低減できる。また、コ
ア10とヨーク4の底面との間に弾性部材11を挿入し
ている訳ではないので、プランジャ5がコア10に衝突
した時に、弾性部材11を介してプランジャ5のバウン
ス回数が増えることはなく、接点(固定接点7と可動接
点8)の早期摩耗を防止できる。更に、電磁開閉器1を
車両に搭載して使用する場合に、弾性部材11を車体側
への取付け部にクッション材として配置する必要がない
ので、車体側から過大な振動を受けても弾性部材11が
劣化することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】電磁開閉器の断面図である。
【図2】電磁開閉器の回路図である。
【図3】電磁継電器の断面図である(従来技術)。
【図4】電磁開閉器の断面図である(従来技術)。
【符号の説明】
1 電磁開閉器 3 励磁コイル 4 ヨーク 4a 凹部 5 プランジャ 7 固定接点 8 可動接点 10 コア 11 弾性部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通電を受けて磁力を発生する励磁コイル
    と、 この励磁コイルの外周を覆うとともに、前記励磁コイル
    の一端側を閉塞する底面を有するヨークと、 前記励磁コイルの中空部に挿入され、固定磁路の一部を
    形成するコアと、 このコアと対向して前記励磁コイルの中空部に挿入され
    るプランジャとを具備し、前記励磁コイルに発生する磁
    力により前記プランジャを駆動して接点の開閉を行う電
    磁開閉器であって、 前記コアと対向する前記ヨーク底面の中央部を前記励磁
    コイルの中空部へ窪ませて前記ヨークの表面側に凹部を
    形成し、この凹部に弾性部材を装着したことを特徴とす
    る電磁開閉器。
JP2001035529A 2001-02-13 2001-02-13 電磁開閉器 Withdrawn JP2002245918A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110660617A (zh) * 2019-08-30 2020-01-07 海拉(厦门)汽车电子有限公司 用于直动式的汽车继电器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110660617A (zh) * 2019-08-30 2020-01-07 海拉(厦门)汽车电子有限公司 用于直动式的汽车继电器
CN110660617B (zh) * 2019-08-30 2021-10-22 厦门宏发交通电器有限公司 用于直动式的汽车继电器

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