JP2002244945A - インターネットの接続設定支援方法及び接続設定支援システム - Google Patents

インターネットの接続設定支援方法及び接続設定支援システム

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JP2002244945A
JP2002244945A JP2001043223A JP2001043223A JP2002244945A JP 2002244945 A JP2002244945 A JP 2002244945A JP 2001043223 A JP2001043223 A JP 2001043223A JP 2001043223 A JP2001043223 A JP 2001043223A JP 2002244945 A JP2002244945 A JP 2002244945A
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data
isp
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Hiroshi Imai
博 今井
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SHIKKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットに接続するインターネット端
末の接続設定を補助する接続設定支援方法及びシステム
を提供する。 【解決手段】 利用者個々がISPを介してインターネッ
ト端末1をインターネットに接続するために必要なこの
インターネット端末1のOS又はクライアントソフトウェ
アの接続データを設定するに際し、設定支援プログラム
を実行させ、次に接続データを設定支援プログラムに参
照させ、接続設定させるインターネットの接続設定支援
方法及びシステムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者個々がISP
(Internet Service Providerインターネットサービスプ
ロバイダ)を介してインターネット端末をインターネッ
トに接続する際に利用する接続設定支援方法及び接続設
定支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、最も多く見られるインターネット
の利用形態は、利用者個々が契約したISPを介してイン
ターネット端末(コンピュータ、PDA又はWebパッド等、
以下インターネット端末と略記)をインターネットに接
続する形態である。ISPに対する各インターネット端末
の接続データは、利用者毎に利用者自身が設定しなけれ
ばならない。
【0003】接続データは、ISP接続項目として(a)ユー
ザーID、(b)ユーザーPASSWORD、(c)DNSサーバ名(プライ
マリDNSサーバ名、セカンダリDNSサーバ名)、(d)ploxy
サーバ名、(e)アクセスポイント(接続先電話番号)や、
クライアントソフトウェア(例えば電子メール)利用項目
として(f)アカウント名、(g)メールPASSWORD、(h)POPサ
ーバ名(受信サーバ名)、(i)SMTPサーバ名(送信サーバ
名)、(j)newsサーバ名等がある。このうち、(c)DNSサー
バ名、(e)アクセスポイント、(d)ploxyサーバ名、(h)PO
Pサーバ名、(i)SMTPサーバ名、(j)newsサーバ名等は一
般に公開されている基本データであり、(a)ユーザーI
D、(b)ユーザーPASSWORD、(f)アカウント名、(g)メール
PASSWORDは利用者毎に異なるプライバシーデータとわけ
ることができる。利用者の所在地を推測させる(e)アク
セスポイントも、場合によってはプライバシーデータと
みることができる。
【0004】これらの接続データは、一般にプロバイダ
契約の折にISPから提供される設定資料に記述されてお
り、多くの場合、コンピュータや有名なクライアントソ
フト(ブラウザや電子メールソフト)を挙げて設定手順を
例示している。しかし、利用者が必ずしもコンピュータ
に慣れているとは限らず、利用者自身はどこでどのよう
な設定をすればよいのか分からないことも少なくない。
とりわけ、電子メールソフトにおける利用項目では、ソ
フト毎に設定画面や接続データの読み方が異なるため、
間違いやすい。こうした背景から、従来はコンピュータ
に詳しい人に代わって設定してもらっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなコンピュ
ータに不馴れな利用者は、一度接続データを設定し、イ
ンターネットの利用が可能になれば、もはや接続データ
を自ら変更することがほとんどない。接続データの変更
に自信がないからである。このため、例えば現在よりも
近いアクセスポイントが新設されても、接続データを変
更できないために、依然として遠いアクセスポイントを
利用し続け、通信料金が嵩む損をする場合もある。
【0006】また、不具合等によってコンピュータのシ
ステムを再インストールする事態に陥ると、コンピュー
タに不馴れな利用者はインターネットの利用ができなく
なることもあった。コンピュータに詳しく、自ら接続デ
ータできる利用者であっても、ISPより提供された設定
資料を廃棄したり、紛失してしまい、システム再インス
トール後に再設定できなくなる場合もあった。接続デー
タの内容はISPに確認することもできるが、ユーザーPAS
SWORD又はメールPASSWORDはプライバシー保護の観点か
ら電話等で教えてもらうことができず、郵送により改め
て設定資料を送ってもらう場合が多い。つまり、設定資
料の再交付を受けるまでは、再設定できないことにな
る。
【0007】このほか、アクセスポイントの変更等、IS
P側が接続環境を変更又は改善しても、ISPから通知がな
く、ISP提供のHPで利用者自身が確認する必要があった
り、ISPから逐次通知があっても利用者が前記変更又は
改善に気付かなかったり、再設定を怠ることがある。こ
うした接続環境の変更又は改善は、必ずしもインターネ
ットの利用を妨げるものではないが、アクセスポイント
の廃止等、知らぬ間に接続不可となる虞れもある。ま
た、利用者がインターネット端末を変更した場合にも、
上述までと同様な問題が生じうる。
【0008】このように、インターネットを利用するた
めのISPに対する接続設定は、依然ユーザーフレンドリ
ーではなく、利用者を悩ませる問題である。そこで、こ
うした接続設定をできる限り容易にし、ISP側の接続環
境の変更又は改善にも逐一対応でき、更には利用者がイ
ンターネット端末を変更した場合でも再接続設定が容易
な接続設定支援方法を開発し、接続設定支援システムと
して提供するため、検討した。
【0009】
【課題を解決するための手段】検討の結果開発したもの
が、利用者個々がISPを介してインターネット端末をイ
ンターネットに接続するために必要なこのインターネッ
ト端末のOS又はクライアントソフトウェアの接続データ
を設定するに際し、設定支援プログラムを実行させ、次
に接続データを設定支援プログラムに参照させ、実行さ
せた設定支援プログラムにより接続データをOS又はクラ
イアントソフトウェアの初期設定に書き込む又は初期設
定と置き換えることで接続設定させるインターネットの
接続設定支援方法である。ここにいう「接続データ」は
各利用者の接続設定に必要なデータであり、基本データ
((c)DNSサーバ名、(e)アクセスポイント、(d)ploxyサー
バ名、(h)POPサーバ名、(i)SMTPサーバ名、(j)newsサー
バ名等)のみ、プライバシーデータ((a)ユーザーID、(b)
ユーザーPASSWORD、(f)アカウント名、(g)メールPASSWO
RD等、場合によっては(e)アクセスポイントを含む)のみ
か、又は両方を含むものであってもよい。
【0010】本発明では(1)設定支援プログラムをイン
ターネット端末にインストール又はインターネット端末
にローカル接続した記憶装置から起動することを「実
行」、インストールせずにインターネット端末から起動
することを「直接実行」と呼ぶ。いずれにせよ、インタ
ーネット端末から入力及び表示が可能な設定支援プログ
ラムの作動状況はいずれも「実行」である。また、(1)
接続データをインターネット端末にインストール又はイ
ンターネット端末にローカル接続した記憶装置から設定
支援プログラムによりアクセスすることを「参照」、イ
ンストールせずにインターネット端末から設定支援プロ
グラムによりアクセスすることを「直接参照」と呼ぶ。
設定支援プログラムから見れば、いずれも、設定支援プ
ログラムから接続データにアクセスすることはいずれも
「参照」となる。
【0011】本発明の特徴は、(1)ISPを介してインター
ネット端末をインターネットに接続するために必要なOS
又はクライアントソフトウェアの接続データを利用者単
位で設定支援プログラムで参照できるようにし、(2)参
照した接続データに従って設定支援プログラムが自動的
に利用者毎のインターネット端末の接続設定をする点に
ある。接続データは、各利用者がISPと契約することで
自ずと決定するから、ISPはこうした接続データを保有
している。本発明ではこの接続データの入力を利用者に
代わって実行する設定支援プログラムを提供し、合わせ
てより柔軟かつ容易な接続データの取得を実現したわけ
である。
【0012】本発明は、設定支援プログラム又は接続デ
ータの提供形態により、種々の態様が考えられる。ま
ず、(A)設定支援プログラム及び接続データはISPが有
し、利用者共通接続データを設定したクライアントソフ
トウェアを用いてISPに接続したインターネット端末に
設定支援プログラムをダウンロードさせて実行させ、次
にこの設定支援プログラムを用いてISPに接続したイン
ターネット端末に接続データをダウンロードさせて設定
支援プログラムに参照させ、実行させた設定支援プログ
ラムにより接続設定させる接続設定支援方法がある。
【0013】これは、適宜利用者が設定支援プログラム
及び接続データをISPからダウンロードし、インターネ
ット端末で設定支援プログラムを実行して、オフライン
で接続設定する(オンライン状態でも接続設定は可能)。
ここで、「利用者共通接続データを設定したクライアン
トソフトウェアを用いてISPに接続」するとは、誰でも
利用可能な(a)共通ユーザーID、(b)共通ユーザーPASSWO
RD、(c)共通DNSサーバ名を用いた接続(仮接続)で、契約
者以外にも接続を許可する特定サービスの接続先であ
る。いわゆるオンラインサインアップに用いられる接続
形態がこれに当たる。設定後、設定支援プログラム及び
接続データは利用者自身がインターネット端末(インタ
ーネット端末にローカル接続した記憶装置を含む、以下
同じ)で保管、管理するが、設定支援プログラムのオリ
ジナルプログラム及び接続データのオリジナルデータは
ISPが保管、管理する。
【0014】次に、(B)設定支援プログラム及び接続デ
ータはISPが有し、利用者共通接続データを設定したク
ライアントソフトウェアを用いてISPに接続したインタ
ーネット端末に設定支援プログラムをダウンロードさせ
て実行させ、次にこの設定支援プログラムを用いてISP
に接続させて接続データを設定支援プログラムに直接参
照させ、実行させた設定支援プログラムにより接続設定
させる接続設定支援方法がある。
【0015】これは、適宜利用者がISPに仮接続し、設
定支援プログラムのみをISPからダウンロードして、イ
ンターネット端末で実行した設定支援プログラムでISP
の接続データを直接参照させ、オンラインで接続設定す
る(設定支援プログラムが接続データを一時的に保持す
ることで、オフラインによる接続設定も可能)。設定
後、設定支援プログラムは利用者自身がインターネット
端末で保管、管理するが、オリジナルプログラム及び接
続データはISPが保管、管理する。
【0016】また、(C)設定支援プログラム及び接続デ
ータはISPが有し、利用者共通接続データを設定したク
ライアントソフトウェアを用いてISPに接続したインタ
ーネット端末からISPの設定支援プログラムを直接実行
させ、次にこの設定支援プログラムを用いてインターネ
ット端末に接続データをダウンロードさせて設定支援プ
ログラムに参照させ、実行させた設定支援プログラムに
より接続設定させる接続設定支援方法もある。
【0017】これは、適宜利用者はISPに仮接続し、イ
ンターネット端末で入力及び表示が可能な利用形態で設
定支援プログラムを実行して、接続データは別途インタ
ーネット端末にダウンロードし、オンライン又はオフラ
インで接続設定する。「インターネット端末からISPの
設定支援プログラムを直接実行」するとは、インターネ
ット端末にプログラムをインストールすることなく、IS
P又はインターネット端末でプログラムを起動、操作で
きるようにすることで、例えばインターネット端末から
ISPのサーバで設定支援プログラムを起動、操作した
り、JAVA(登録商標)を用いてインターネット端末
の仮想実行環境上で設定支援プログラムを起動、操作す
る場合を例示できる。設定後、接続データは利用者自身
がインターネット端末で保管、管理するが、設定支援プ
ログラム及びオリジナルデータはISPが保管、管理す
る。
【0018】更に、(D)設定支援プログラム及び接続デ
ータはISPが有し、利用者共通接続データを設定したク
ライアントソフトウェアを用いてISPに接続したインタ
ーネット端末からISPの設定支援プログラムを直接実行
させてISPの接続データを設定支援プログラムに直接参
照させ、実行させた設定支援プログラムにより接続設定
させる接続設定支援方法もある。
【0019】これは、適宜利用者はISPに仮接続し、イ
ンターネット端末で入力及び表示が可能な利用形態で設
定支援プログラムを直接実行して、この設定支援プログ
ラムによってISPから直接参照した接続データを利用
し、オンラインで接続設定する(設定支援プログラムが
接続データを一時的に保持することで、オフラインによ
る接続設定も可能)。設定後、設定支援プログラムは利
用者自身がインターネット端末で保管、管理するが、オ
リジナルプログラム及び接続データはISPが保管、管理
する。
【0020】上記各設定支援方法は仮接続(利用者共通
接続データを設定したクライアントソフトウェアを用い
てISPに接続)を利用するために、やはり利用者に最小限
度の接続設定((a)共通ユーザーID、(b)共通ユーザーPAS
SWORD、(c)共通DNSサーバ名の設定)を強いる。これに対
し、予め設定支援プログラムを配付しておけば、利用者
の負担を軽減させることができる。すなわち、(E)接続
データはISPが有し、設定支援プログラムは記憶媒体に
納めて利用者に予め配付し、記憶媒体からインターネッ
ト端末に設定支援プログラムを読み込んで実行させ、次
にこの設定支援プログラムを用いてISPに接続したイン
ターネット端末に接続データをダウンロードさせて設定
支援プログラムに参照させ、実行させた設定支援プログ
ラムにより接続設定させる接続設定支援方法とする。
【0021】これは、適宜利用者がインターネット端末
で設定支援プログラムを実行することでISPから接続デ
ータをインターネット端末にダウンロードして、オフラ
インで接続設定する(オンライン状態でも接続設定は可
能)。ダウンロードに先んじての設定支援プログラムに
よるISPへの接続は、仮接続(利用者共通接続データに基
づく接続)となる。設定後、設定支援プログラムは利用
者自身が記憶媒体のまま又はインターネット端末で、接
続データは利用者自身がインターネット端末でそれぞれ
保管、管理し、オリジナルプログラム及びオリジナルデ
ータはISPが保管、管理する。
【0022】記憶媒体には、従来公知の各種媒体、すな
わちFD、MO、CD-ROM、DVD-ROM等を用いることができ
る。記憶媒体を用いる場合、配付に先んじて各利用者毎
に割り当てた識別IDを設定支援プログラムに付加してお
けば、設定支援プログラムによるISPとの接続に際する
認証は前記識別IDを確認するだけで済む。しかも、この
記憶媒体を用いれば、利用者がインターネット端末を変
更しても、記憶媒体を変更後のインターネット端末に用
いることで、容易に設定支援プログラムが利用可能とな
る利点がある。こうした識別IDを用いた利用者の負担軽
減及びインターネット端末変更に際する利点は、以降の
記憶媒体配付のいずれの場合でも得られる利点である。
【0023】利用者の負担を軽減する観点から、(F)接
続データはISPが有し、設定支援プログラムは記憶媒体
に納めて利用者に予め配付し、記憶媒体からインターネ
ット端末に設定支援プログラムを読み込んで実行させ、
次にこの設定支援プログラムを用いてISPに接続して接
続データを設定支援プログラムに直接参照させ、実行さ
せた設定支援プログラムにより接続設定させる接続設定
支援方法も考えられる。
【0024】これは、適宜利用者がインターネット端末
で実行した設定支援プログラムによってISPから直接参
照させた接続データを利用して、オンラインで接続設定
する(オンライン状態でも接続設定は可能)。直接参照に
先んじての設定支援プログラムによるISPへの接続は、
仮接続となる。設定後、設定支援プログラムは利用者自
身が記憶媒体のまま又はインターネット端末で保管、管
理するが、オリジナルプログラム及び接続データはISP
が保管、管理する。
【0025】上記とは逆に、設定資料の配付に代えて、
接続データを納めた記憶媒体を配付することも考えられ
る。まず、(G)設定支援プログラムはISPが有し、接続デ
ータは記憶媒体に納めて利用者に予め配付し、利用者共
通接続データを設定したクライアントソフトウェアを用
いてISPに接続したインターネット端末に設定支援プロ
グラムをダウンロードさせて実行させ、次にこの設定支
援プログラムを用いて記憶媒体から接続データを読み込
んで参照させ、実行させた設定支援プログラムにより接
続設定させる接続設定支援方法がある。
【0026】これは、適宜利用者はISPに仮接続し、設
定支援プログラムのみをダウンロードし、インターネッ
ト端末で設定支援プログラムを実行することで記憶媒体
から接続データをインターネット端末に読み込み、オフ
ラインで接続設定する(オンライン状態でも接続設定は
可能)。設定後、設定支援プログラムは利用者自身がイ
ンターネット端末で、接続データは利用者自身が記憶媒
体のまま又はインターネット端末で保管、管理するが、
オリジナルプログラム及びオリジナルデータはISPが保
管、管理する。
【0027】次に、(H)設定支援プログラムはISPが有
し、接続データは記憶媒体に納めて利用者に予め配付
し、利用者共通接続データを設定したクライアントソフ
トウェアを用いてISPに接続したインターネット端末か
らISPの設定支援プログラムを直接実行させ、次にこの
設定支援プログラムを用いて記憶媒体から接続データを
読み込んで設定支援プログラムに参照させ、実行させた
設定支援プログラムにより接続設定させる接続設定支援
方法がある。
【0028】これは、適宜利用者はISPに仮接続し、イ
ンターネット端末で設定支援プログラムを直接実行し、
記憶媒体から接続データをインターネット端末に読み込
み、オンライン又はオフラインで接続設定する。設定
後、接続データは利用者自身が記憶媒体のまま又はイン
ターネット端末で保管、管理するが、設定支援プログラ
ム及びオリジナルデータはISPが保管、管理する。
【0029】更には、(I)設定支援プログラム及び接続
データは記憶媒体に納めて利用者に予め配付し、記憶媒
体からインターネット端末に設定支援プログラムを読み
込んで実行させ、次に記憶媒体から接続データを読み込
んで参照させ、実行させた設定支援プログラムにより接
続設定させる接続設定支援方法も考えられる。すなわ
ち、設定支援プログラム及び接続データは記憶媒体に納
めて利用者に予め配付する完全にオフラインの方法であ
る。
【0030】これは、適宜利用者がインターネット端末
で設定支援プログラムを実行することで記憶媒体から接
続データをインターネット端末に読み込み、オフライン
で接続設定する。接続設定が済むまでISPに接続を試み
ることがないので、利用者に不安感を与えにくく、また
記憶媒体に接続設定に必要なプログラム及びデータがす
べて納められているので、利用者毎の利点がある。設定
後、設定支援プログラム及び接続データは利用者自身が
記憶媒体のまま又はインターネット端末で保管、管理す
るが、オリジナルプログラム及びオリジナルデータはIS
Pが保管、管理する。
【0031】上述した各設定支援方法は、利用者が契約
したISP自身が、利用者に対するサービスとして提供す
る形態である。このため、接続データがプロバイダ毎に
異なることはもちろん、設定支援プログラムの仕様が異
なることも考えられる。しかし、利用者側の利便性を鑑
みれば、プロバイダを問わず利用できる共通の設定支援
プログラムが好ましい。この観点から、(A),(B),(C),
(D),(G),(H)の上記各方法に対し、(1)設定支援プログラ
ムはISPに付設又は独立して設けたASP(Application Ser
vice Providerアプリケーションサービスプロバイダ)が
有し、このASPから設定支援プログラムをダウンロード
させて実行又はこのASPから直接実行させる接続設定支
援方法、又は(2)設定支援プログラムはISPが有しなが
ら、ISPに付設又は独立して設けたASPを通して設定支援
プログラムをダウンロードさせて実行又はASPを通して
直接実行させる接続設定支援方法が考えられる。
【0032】同様に、(A),(B),(C),(D),(E),(F)の上記
各方法に対し、(3)接続データはISPに付設又は独立して
設けたASPが有し、このASPから接続データを参照させる
接続設定支援方法、又は(4)接続データはISPが有しなが
ら、ISPに付設又は独立して設けたASPを通して接続デー
タを参照させる接続設定支援方法もある。設定支援プロ
グラムのASPと接続データのASPとは異なってもよいが、
同一が好ましい。また、ASPが接続データを扱う場合に
は、結果として各プロバイダの顧客情報を扱うことにな
るため、企業情報の秘密の観点からASPは基本データの
みを扱い、プライバシーデータはISPからASPを通じて
(つまりASPはバイパスする)又は別途ISPから直接各利用
者のインターネット端末に送信するとよい。
【0033】本発明の接続設定支援方法を実現する構成
は、利用者個々がISPを介してインターネット端末をイ
ンターネットに接続するに必要なこのインターネット端
末のOS又はクライアントソフトウェアの接続データを設
定する接続設定を支援するシステムであって、インター
ネット端末を接続するISPのサーバが備えるプログラム
提供手段及びデータ提供手段からなり、プログラム提供
手段は設定支援プログラムを実行許可状態でインターネ
ット端末に提供し、データ提供手段は接続データを設定
支援プログラムで参照許可状態で提供し、実行させた設
定支援プログラムにより接続データをOS又はクライアン
トソフトウェアの初期設定に書き込む又は初期設定と置
き換えることで接続設定してなるインターネットの接続
設定支援システムとなる。
【0034】上記(A)の方法に即せば、プログラム提供
手段はプログラム送信手段、データ提供手段はデータ送
信手段で、サーバは設定支援プログラム及び接続データ
を納めた記憶装置を有してなり、プログラム送信手段は
利用者共通接続データを設定したクライアントソフトウ
ェアを用いてサーバに接続したインターネット端末に記
憶装置から設定支援プログラムをダウンロードさせ、デ
ータ送信手段は利用者共通接続データを設定した設定支
援プログラムを用いてサーバに接続したインターネット
端末に記憶装置から接続データをダウンロードさせ、イ
ンターネット端末で実行させた設定支援プログラムによ
り接続設定させる接続設定支援システムとなる。
【0035】ここで、「プログラム送信手段」又は「デ
ータ送信手段」とは、記憶装置から設定支援プログラム
又は接続データを送り出すISPのサーバによるデータ転
送機能(ハードウェア又はソフトウェア)で、インターネ
ット端末のクライアントソフトウェア又は設定支援プロ
グラムのダウンロード要求に対して設定支援プログラム
又は接続データを送り出す。ダウンロード要求は、クラ
イアントソフトウェア又は設定支援プログラムに表示さ
れるボタンをマウスで押したり、特定リンク先のマウス
によるクリック又はダブルクリック等、従来公知の手法
により発信される。インターネット端末が受信した設定
支援プログラム又は接続データは、インターネット端末
の記憶装置に保存されたり、一時的に設定支援プログラ
ムが保持する。
【0036】上記(B)の方法に即せば、プログラム提供
手段はプログラム送信手段、データ提供手段はデータ参
照手段で、サーバは設定支援プログラム及び接続データ
を納めた記憶装置を有してなり、プログラム送信手段は
利用者共通接続データを設定したクライアントソフトウ
ェアを用いてサーバに接続したインターネット端末に記
憶装置から設定支援プログラムをダウンロードさせ、デ
ータ参照手段は利用者共通接続データを設定した設定支
援プログラムを用いてサーバに接続したインターネット
端末のこの設定支援プログラムに記憶装置の接続データ
を直接参照させ、インターネット端末で実行させた設定
支援プログラムにより接続設定させる接続設定支援シス
テムとなる。
【0037】ここで、「データ参照手段」とは、記憶装
置の接続データを設定支援プログラムから参照可能にす
るISPのサーバによるデータ転送機能(ハードウェア又は
ソフトウェア)で、インターネット端末の設定支援プロ
グラムの利用要求に対して接続データを参照可能にす
る。参照要求は、クライアントソフトウェア又は設定支
援プログラムに表示されるボタンをマウスで押したり、
特定リンク先のマウスによるクリック又はダブルクリッ
ク等、従来公知の手法により発信される。インターネッ
ト端末が受信した接続データは、インターネット端末の
記憶装置に保存されず、設定支援プログラムが作動状態
にある時のみ、メモリ上に保持される。
【0038】上記(C)の方法に即せば、プログラム提供
手段は実行環境提供手段、データ提供手段はデータ送信
手段で、サーバは設定支援プログラム及び接続データを
納めた記憶装置を有してなり、実行環境提供手段は利用
者共通接続データを設定したクライアントソフトウェア
を用いてサーバに接続したインターネット端末から記憶
装置に納めた設定支援プログラムを直接実行させ、デー
タ送信手段は設定支援プログラムを用いてインターネッ
ト端末に記憶装置から接続データをダウンロードさせ、
インターネット端末で実行させた又はサーバで直接実行
させた設定支援プログラムにより接続設定させる接続設
定支援システムとなる。
【0039】ここで、「実行環境提供手段」とは、(a)I
SPのサーバを実行環境として、記憶装置から設定支援プ
ログラムを読み出して前記実行環境で設定支援プログラ
ムを起動し、インターネット端末から操作できるように
するサーバのプログラム実行機能(ハードウェア又はソ
フトウェア)、(b)ISPのサーバ又はインターネット端末
(正確にはOS)で仮想的な実行環境を構築し、記憶装置か
ら設定支援プログラムを読み出して前記実行環境で設定
支援プログラムを起動し、インターネット端末から操作
できるようにするサーバ又はインターネット端末のプロ
グラム実行機能(ソフトウェア)を意味する。インターネ
ット端末のクライアントソフトウェアによる環境利用要
求に対して前記実行環境をサーバ又はインターネット端
末が提供する。環境利用要求は、クライアントソフトウ
ェアに表示されるボタンをマウスで押したり、特定リン
ク先のマウスによるクリック又はダブルクリック等、従
来公知の手法により発信される。接続設定後、実行環境
はインターネット端末からの操作から逐次解放される。
(b)に挙げたプログラム実行機能は、具体的にはJAVAを
用いた実行環境を例示できる。
【0040】上記(D)の方法に即せば、プログラム提供
手段は実行環境提供手段、データ提供手段はデータ参照
手段で、サーバは設定支援プログラム及び接続データを
納めた記憶装置を設けてなり、実行環境提供手段は利用
者共通接続データを設定したクライアントソフトウェア
を用いてサーバに接続したインターネット端末から記憶
装置に納めた設定支援プログラムを直接実行させ、デー
タ参照手段は設定支援プログラムに記憶装置の接続デー
タを直接参照させ、インターネット端末で実行させた又
はサーバで直接実行させたこの設定支援プログラムによ
り接続設定させる接続設定支援システムとなる。
【0041】上記(E)の方法に即せば、プログラム提供
手段は設定支援プログラムを納めた記憶媒体、データ提
供手段はデータ送信手段で、サーバは接続データを納め
た記憶装置を設けてなり、記憶媒体はインターネット端
末に設定支援プログラムを読み込ませ、データ送信手段
は利用者共通接続データを設定した設定支援プログラム
を用いてサーバに接続したインターネット端末にこのIS
Pの記憶装置から接続データをダウンロードさせ、イン
ターネット端末で実行させた設定支援プログラムにより
接続設定させる接続設定支援システムとなる。
【0042】上記(F)の方法に即せば、プログラム提供
手段は設定支援プログラムを納めた記憶媒体、データ提
供手段はデータ参照手段で、サーバは接続データを納め
た記憶装置を有してなり、記憶媒体はインターネット端
末に設定支援プログラムを読み込ませ、データ参照手段
は利用者共通接続データを設定した設定支援プログラム
を用いてサーバに接続したインターネット端末のこの設
定支援プログラムに記憶装置の接続データを直接参照さ
せ、インターネット端末で実行させた設定支援プログラ
ムにより接続設定させる接続設定支援システムとなる。
【0043】上記(G)の方法に即せば、プログラム提供
手段はプログラム送信手段、データ提供手段は接続デー
タを納めた記憶媒体で、サーバは設定支援プログラムを
納めた記憶装置を有してなり、プログラム送信手段は利
用者共通接続データを設定したクライアントソフトウェ
アを用いてサーバに接続したインターネット端末に記憶
装置から設定支援プログラムをダウンロードさせ、記憶
媒体は設定支援プログラムに接続データを読み込ませ、
インターネット端末で実行させた設定支援プログラムに
より接続設定させる接続設定支援システムとなる。
【0044】上記(H)の方法に即せば、プログラム提供
手段は実行環境提供手段、データ提供手段は接続データ
を納めた記憶媒体で、サーバは設定支援プログラムを納
めた記憶装置を設けてなり、実行環境提供手段は利用者
共通接続データを設定したクライアントソフトウェアを
用いてISPに接続したインターネット端末からISPの記憶
装置に納めた設定支援プログラムを直接実行させ、記憶
媒体は設定支援プログラムに接続データを読み込ませて
参照させ、インターネット端末で実行させた又はサーバ
で直接実行させた設定支援プログラムにより接続設定さ
せる接続設定支援システムとなる。
【0045】上記(I)の方法に即せば、プログラム提供
手段は設定支援プログラムを納めた記憶媒体、データ提
供手段は接続データを納めた記憶媒体であり、各記憶媒
体はインターネット端末に設定支援プログラムを読み込
ませ、かつインターネット端末に接続データを読み込ま
せて、インターネット端末で実行させた設定支援プログ
ラムにより接続設定させる接続設定支援システムとな
る。
【0046】また、各種プログラム又は接続データをIS
Pから分離して専用ASPで保管、管理するとすれば、シス
テム構成は次のように展開できる。まず、設定支援プロ
グラムに着目した場合、(A),(B),(G)のシステムに対
し、(1-1)プログラム送信手段はISPに付設又は独立して
設けたASPのサーバに備え、設定支援プログラムはこのA
SPのサーバが有する記憶装置に納めてあり、プログラム
送信手段は利用者共通接続データを設定したクライアン
トソフトウェアを用いてASPのサーバに接続したインタ
ーネット端末にこのASPの記憶装置から設定支援プログ
ラムをダウンロードさせる接続設定支援システムを構成
できる。
【0047】また、(A),(B),(G)のシステムに対して
は、(2-1)プログラム送信手段はISPに付設又は独立して
設けたASPのサーバに備え、設定支援プログラムはISPの
サーバが有する記憶装置に納めてあり、プログラム送信
手段は利用者共通接続データを設定したクライアントソ
フトウェアを用いてASPのサーバに接続したインターネ
ット端末にこのASPを通じてISPの記憶装置から設定支援
プログラムをダウンロードさせる接続設定支援システム
とすることもできる。
【0048】同様に、(C),(D),(H)のシステムに対し、
(1-2)実行環境提供手段はISPに付設又は独立して設けた
ASPのサーバに備え、設定支援プログラムはこのASPのサ
ーバが有する記憶装置に納めてあり、実行環境提供手段
は利用者共通接続データを設定したクライアントソフト
ウェアを用いてASPのサーバに接続したインターネット
端末からこのASPの記憶装置に納めた設定支援プログラ
ムを直接実行させる接続設定支援システムとしてもよ
い。
【0049】この場合、同じく(C),(D),(H)のシステム
に対して、(2-2)実行環境提供手段はISPに付設又は独立
して設けたASPのサーバに備え、設定支援プログラムはI
SPのサーバが有する記憶装置に納めてあり、実行環境提
供手段は利用者共通接続データを設定したクライアント
ソフトウェアを用いてASPのサーバに接続したインター
ネット端末からこのASPを通じてISPの記憶装置に納めた
設定支援プログラムを直接実行させる接続設定支援シス
テムとすることもできる。
【0050】また、接続データに着目した場合、(A),
(C),(E)のシステムに対して、(3-1)データ送信手段はIS
Pに付設又は独立して設けたASPのサーバに備え、接続デ
ータはこのASPのサーバが有する記憶装置に納めてあ
り、データ送信手段は利用者共通接続データを設定した
設定支援プログラムを用いてASPのサーバに接続したイ
ンターネット端末にこのASPの記憶装置から接続データ
をダウンロードさせる接続設定支援システムとなる。
【0051】更に、(4-1)データ送信手段はISPに付設又
は独立して設けたASPのサーバに備え、接続データはISP
のサーバが有する記憶装置に納めてあり、データ送信手
段は利用者共通接続データを設定した設定支援プログラ
ムを用いてASPのサーバに接続したインターネット端末
にこのASPを通じてISPの記憶装置から接続データをダウ
ンロードさせる接続設定支援システムとすることもでき
る。
【0052】接続データを利用者に与えないようにする
場合は、(B),(D),(F)のシステムに対して、(3-2)データ
参照手段はISPに付設又は独立して設けたASPのサーバに
備え、接続データはこのASPのサーバが有する記憶装置
に納めてあり、データ参照手段は利用者共通接続データ
を設定した設定支援プログラムを用いてASPのサーバに
接続したインターネット端末にこのASPの記憶装置から
接続データを直接参照させる接続設定支援システムとな
る。
【0053】同じく接続データを利用者に与えないシス
テムとしては、(4-2)データ参照手段はISPに付設又は独
立して設けたASPのサーバに備え、接続データはISPのサ
ーバが有する記憶装置に納めてあり、データ参照手段は
利用者共通接続データを設定した設定支援プログラムを
用いてASPのサーバに接続したインターネット端末にこ
のASPを通じてISPの記憶装置から接続データを直接参照
させる接続設定支援システムもある。
【0054】
【発明の実施の形態】以下本発明について図を参照しな
がら説明する。図1は本発明の最も基本的なシステム全
体を表した構成図、図2〜図8はISPのみで本発明を実
現するシステムを抜粋した図1中一部構成図である。本
発明は、いわゆるプロバイダ選択から続いてオンライン
サインアップする場合にも適用可能であるが、説明の便
宜上、図2〜図8の接続設定では既に利用者とISPとの
契約が結ばれている前提に則って説明する。
【0055】ISP、ASP及び利用者の各インターネット端
末1,2,3は、それぞれインターネット4を介して相互
に接続する。具体的には、図1に見られるように、ISP
はサーバ5(HTTPサーバ、FTPサーバ及びMailサーバ等を
総称する)、他ISP又はASPと接続する経路制御装置6、
そして利用者の各インターネット端末1,2,3を接続す
る接続装置7を内部ネットワーク(LAN)8により結んで
いる。サーバ5に付設した記憶装置9には、接続データ
を含む各利用者の顧客情報データベースや、設定支援プ
ログラム等を保存している。また、ISPでは管理端末装
置10から契約利用者の接続に必要な情報(接続データ、
顧客管理データ等)をサーバ5に入力、変更又は削除で
きる。前記管理端末装置を除き、ASPもISPと同様の構成
である。
【0056】図2は(A)設定支援プログラム及び接続デ
ータはダウンロードして実行及び参照するシステム(以
下(A)システム)の接続設定を説明する図1中一部構成図
(説明上、他ISP又はASPとの接続は不要であるので、図
1中経路制御装置12及び内部ネットワーク8は省略、以
下同じ)である。この(A)システムでは、ISPが設定支援
プログラム及び接続データを共にサーバ5に付設した記
憶装置9に納め、サーバ5がそれぞれの送信手段を構成
しており、接続設定の作業は利用者から手順を開始す
る。
【0057】まず<手順I>では、各利用者が利用者共通
接続データを設定したクライアントソフトウェアを用い
てISPにインターネット端末1を仮接続する。利用者共
通接続データは、利用者自身がOS及びクライアントソフ
トウェア(この場合ブラウザ)に入力してもよいが、別途
利用者共通接続データ及び利用者共通設定支援プログラ
ムを記憶媒体で配付し、この利用者共通設定支援プログ
ラムの自動実行によりインターネット端末1をISPに接
続できるようにしてもよい。利用者共通接続データに
は、インターネット端末1をISPに接続するために最低
限必要な(a)共通ユーザーID、(b)共通ユーザーPASSWOR
D、(c)共通DNSサーバ名がある。
【0058】前記利用者共通接続データによりISPに仮
接続した利用者は、利用者共通HP(ホームページ)に至
り、ISPは前記利用者共通HPから利用者に対して設定支
援プログラムのダウンロードを促すことになる。こうし
て<手順II>では、クライアントソフトウェアからのダウ
ンロード要求(DL要求)に対して、サーバ5のプログラム
送信手段により、記憶装置9から接続装置7を通じて設
定支援プログラムをインターネット端末1にダウンロー
ドさせる。この設定支援プログラムのダウンロードに
は、従来一般に見られるダウンロード方法を利用でき
る。
【0059】ダウンロードする設定支援プログラムは、
(a)プログラムそのまま、(c)インストーラそのまま、
(b)圧縮形式のプログラム、又は(d)圧縮形式のインスト
ーラいずれの形式でもよい。この設定支援プログラムを
ダウンロードしてもらうに当たり、利用者名やISPとの
契約番号等、個人識別可能な情報を利用者共通HPから入
力してもらえば、ダウンロードする設定支援プログラム
に対して利用者を識別する識別IDを付与できる。この識
別IDに基づき接続データのうちプライバシーデータを決
定し、接続データの特定する。識別IDは、契約時に、利
用者に付与しておいてもよい。
【0060】ダウンロードした設定支援プログラムは、
そのまま又は解凍してインストールを終えた後、利用可
能となる。設定支援プログラムは、利用者毎の接続デー
タがなければ、利用者共通接続データを自動的に設定す
る機能を内蔵しており、実行するだけでインターネット
端末1を自動的にISPに仮接続できる。よって、以後は
設定支援プログラムを用いてISPと接続することにな
る。
【0061】次に取得すべき接続データを特定するに
は、利用者の個人情報が必要となるが、この個人情報は
設定支援プログラムからの入力によってISPは取得する
ことができる。好ましくは、上述のように識別IDによる
利用者の識別を図るとよい。設定支援プログラムに識別
IDを付加している場合、設定支援プログラムによる接続
に際して、認証を図るために識別IDを送信するが、これ
によりISPは識別IDを取得し、結果として接続データの
特定が可能になる。
【0062】こうして特定された接続データは、<手順I
II>において、設定支援プログラムからのダウンロード
要求に応じて、サーバ5のデータ送信手段により、記憶
装置9から接続装置7を通じて接続データをインターネ
ット端末1にダウンロードさせる。ダウンロードの開始
は、利用者による操作によってもよいし、設定支援プロ
グラムによるISPの接続に続いて自動化してもよい。イ
ンターネット端末1にダウンロードした接続データは、
データファイルとして利用者のインターネット端末1に
記憶、保存される。
【0063】そして<手順IV>では、設定支援プログラム
が接続データを参照して接続設定する。具体的な接続設
定は、インターネット端末1内のあるOS又はクライアン
トソフトウェアの各種初期設定ファイルに対する処理と
なる。具体的には、(a)接続データから読み出した個々
のデータを各種初期設定内に直接書き込む、又は(b)接
続データを初期設定と置き換える、等を例示できる。<
手順III>及び<手順IV>は、連続的処理でもよいし、利用
者の操作に基づく段階的処理でもよい。
【0064】具体的な接続設定では、インターネット端
末1や使用するOS及びクライアントソフトウェアの種類
も判別されていなければならない。接続データ自体は文
字、記号又は数字の羅列であるため、インターネット端
末1や使用するOS及びクライアントソフトウェアの種類
を問わない。こうした種類の違いは設定支援プログラム
の処理ルーチンに影響する。このため、設定支援プログ
ラムには、予め多種類のインターネット端末や使用する
OS及びクライアントソフトウェアに対応したルーチンを
設けておき、利用者による選択や自動的な判別により、
各インターネット端末や使用するOS及びクライアントソ
フトウェアに応じた接続設定を実行させるとよい。
【0065】この(A)システムでは、ダウンロードした
設定支援プログラム及び接続データを共にインターネッ
ト端末1内にプログラムファイル及びデータファイルと
して保管しており、同一接続データを用いる限り、イン
ターネット端末1内で繰り返し接続設定できる。また、
接続データが更新された場合は、既にインターネット端
末1内にある設定支援プログラムを実行して、改めて接
続データのみをダウンロードすればよい。この場合、更
新された接続データを取得する際の接続は古い接続デー
タによるもので、ダウンロード後の接続設定で新しい接
続データに更新することになる。すなわち、本発明は接
続データの更新機能を提供することになる。このことか
ら、設定支援プログラムに定期的な更新チェックをさ
せ、接続設定の自動更新を図るようにすることもでき
る。設定支援プログラム及び接続データはISPが保管、
管理しているので、仮に利用者が設定支援プログラム及
び接続データのいずれか又は両方を失っても、上記手順
に従えば再び接続設定できる。
【0066】図3は(B)設定支援プログラムはダウンロ
ードし、接続データは直接参照するシステム(以下(B)シ
ステム)の接続設定を説明する図1中抜粋構成図であ
る。この(B)システムでは、ISPが設定支援プログラム及
び接続データを共にサーバ5に付設した記憶装置9に納
め、サーバ5が設定支援プログラムのプログラム送信手
段と接続データのデータ参照手段とを構成しており、接
続設定の作業は利用者から手順を開始する。
【0067】まず<手順I>では、各利用者が利用者共通
接続データを設定したクライアントソフトウェアを用い
てISPにインターネット端末1を仮接続する。次いで<手
順II>では、クライアントソフトウェアのダウンロード
要求により、サーバ5のプログラム送信手段により、記
憶装置9から接続装置7を通じて設定支援プログラムを
インターネット端末1にダウンロードする。こうしてイ
ンターネット端末1上で利用可能となった設定支援プロ
グラムを実行し、<手順III>では接続データをISPのサー
バ5のデータ参照手段により記憶装置9から接続装置7
を通じて直接参照し、<手順IV>では接続設定を実行す
る。接続データの特定は、上記(A)システムに準じる。
【0068】この(B)システムでは、ダウンロードした
設定支援プログラムはプログラムファイルとしてインタ
ーネット端末1内に保管するが、接続データはデータフ
ァイルとして独立して保存することはない(各種クライ
アントソフトウェアの初期設定ファイルとして接続デー
タは残っている)。このため、接続設定をやり直したり
接続データを更新するには、再度設定支援プログラムを
実行してISPに接続する必要がある。このように、接続
データはISPが保管、管理しているので、インターネッ
ト端末1内に保管、管理する必要がなく、利用者の負担
を軽減できる。利用者が設定支援プログラムを失った場
合は、上記手順に従えば再び接続設定できる。
【0069】図4は(C)設定支援プログラムはプログラ
ム実行環境上で直接実行し、接続データはダウンロード
して参照するシステム(以下(C)システム)の接続設定を
説明する図1中抜粋構成図である。この(C)システムで
は、ISPが設定支援プログラム及び接続データを共にサ
ーバ5に付設した記憶装置9に納め、サーバ5が設定支
援プログラムの実行環境提供手段と接続データのデータ
送信手段とを構成しており、接続設定の作業は利用者か
ら手順を開始する。
【0070】まず<手順I>では、各利用者が利用者共通
接続データを設定したクライアントソフトウェアを用い
てISPにインターネット端末1を仮接続する。次いで<手
順II>では、クライアントソフトウェアからの参照要求
によってサーバ5の実行環境提供手段を用いて(a)ISPの
サーバで設定支援プログラムを直接実行させる、又は
(b)インターネット端末1の仮想実行環境を構築してJAV
Aプログラムである設定支援プログラムをインターネッ
ト端末1へ送信して直接実行させる。そして、<手順III
>ではサーバ5のデータ送信手段により、記憶装置9か
ら接続装置7を通じて接続データをインターネット端末
1にダウンロードさせ、<手順IV>で接続設定を実行す
る。接続データの特定は、上記(A)システムに準じる。
【0071】この(C)システムでは、ダウンロードした
接続データはデータファイルとしてインターネット端末
1内に保管するが、設定支援プログラムはプログラムフ
ァイルとして保存することはない。このため、接続設定
をやり直すには、再度利用者共通接続データを設定した
クライアントソフトウェアを用いてISPにインターネッ
ト端末1を接続する必要がある。このように、設定支援
プログラムはISPが保管、管理しているので、不用意に
利用者が実行することなく、接続設定をいじらずに済む
利点がある。利用者が接続データを失った場合は、上記
手順に従えば再び接続設定できる。
【0072】「実行環境提供手段」のうち、(a)ISP(サ
ーバ5)上で設定支援プログラムを実行することはASP的
機能であり、この場合はISPがASPを兼ねる構成とみるこ
とができる。また、(b)インターネット端末1の仮想実
行環境を構築してJAVAプログラムである設定支援プログ
ラムをインターネット端末1へ送信して実行させる場
合、設定支援プログラムは形式的にはインターネット端
末1で実行しているが、通常のプログラムとは違って基
本的にはインターネット端末1に保存しない特徴を有す
る。JAVAの仮想実行環境はISPのサーバ5でも起動でき
るが、その場合は(a)ASP様の利用形態と変わらない。JA
VAを用いた場合、インターネット端末の種類を問わず、
基本的に同一の設定支援プログラムを利用可能になる利
点がある。
【0073】図5は(D)設定支援プログラムはプログラ
ム実行環境上で直接実行し、接続データは直接参照する
システム(以下(D)システム)の接続設定を説明する図1
中抜粋構成図である。この(D)システムでは、ISPが設定
支援プログラム及び接続データを共にサーバ5に付設し
た記憶装置9に納め、サーバ5が設定支援プログラムの
実行環境提供手段と接続データのデータ参照手段とを構
成しており、接続設定の作業は利用者から手順を開始す
る。
【0074】まず<手順I>では、各利用者が利用者共通
接続データを設定したクライアントソフトウェアを用い
てISPにインターネット端末1を仮接続する。次いで<手
順II>では、クライアントソフトウェアからの参照要求
によりサーバ5の実行環境提供手段を用いて設定支援プ
ログラムを直接実行させ、<手順III>ではサーバ5のデ
ータ参照手段により、記憶装置9から接続データを直接
参照させ、<手順IV>で接続設定を実行する。接続データ
の特定は、上記(A)システムに準じる。
【0075】この(D)システムでは、設定支援プログラ
ム及び接続データはいずれもインターネット端末1に保
存することはない。このため、接続設定をやり直すに
は、再度利用者共通接続データを設定したクライアント
ソフトウェアを用いてISPにインターネット端末1を接
続する必要がある。接続設定に必要な設定支援プログラ
ム及び接続データは、いずれもISPが保管、管理してい
るので、利用者の負担は最大限軽減できる。利用者が接
続データを失った場合は、上記手順に従えば再び接続設
定できる。
【0076】図6は(E)設定支援プログラムは記憶媒体
で配付し、接続データはダウンロードして参照するシス
テム(以下(E)システム)の接続設定を説明する図1中抜
粋構成図である。この(E)システムでは、ISPが接続デー
タをサーバ5に付設した記憶装置9に納め、サーバ5が
接続データのデータ送信手段を構成しており、接続設定
の作業はISPによる記憶媒体(CD-ROM)16配付から開始す
る。
【0077】利用者共通接続データを設定したクライア
ントソフトウェアを用いてISPにインターネット端末1
を接続することは、クライアントソフトウェアの接続設
定のみができない利用者にとっては難しくないが、多く
の利用者はOSにおける接続設定も困難なことが多い。そ
こで、接続設定を自動化する設定支援プログラムそのも
のを予め配付することで、OS及びクライアントソフトウ
ェアを含めた接続設定をすべて容易にした構成が、この
(E)システムである。
【0078】まず<手順I>として、ISPは設定支援プログ
ラムを納めた記憶媒体16を各利用者宛てに配付する。こ
の設定支援プログラムは、利用者毎の接続設定がない場
合に、利用者共通接続データを自動的に設定する機能を
有している。また、記憶媒体16には、設定支援プログラ
ムを納めるのみならず、利用者を識別する識別IDを納め
ておくとよい。この識別IDは、設定支援プログラムを用
いてISPに接続した際、自動的にISPへ送信し、利用者の
自動認証と識別に利用して、接続データの特定を可能に
する。
【0079】利用者は、<手順II>において、上記設定支
援プログラムを実行してISPにインターネット端末1を
仮接続し、続く<手順III>では、設定支援プログラムか
らのダウンロード要求に応じて、サーバ5のデータ送信
手段により記憶装置9から接続装置7を通じて接続デー
タをインターネット端末1にダウンロードさせ、そして
<手順IV>において接続設定する。
【0080】この(E)システムでは、設定支援プログラ
ムはインターネット端末1にインストールして実行可能
であるが、記憶媒体16から直接起動してもよい。いずれ
の場合も、設定支援プログラムを記憶媒体16に保管して
いるため、万が一OSが破損した場合でも容易に設定支援
プログラムを再利用できる。また、記憶媒体16に納めた
設定支援プログラムは、インターネット端末1が変更さ
れた場合でも、記憶媒体を共通に利用できれば同様に設
定支援プログラムを用いることができる利点がある。こ
のため、記憶媒体16には予め複数のOSに対応した設定支
援プログラムを記憶させておくとよい。
【0081】接続データはダウンロード後インターネッ
ト端末1に記憶しているため、接続設定をやり直すに
は、単に設定支援プログラムを実行して保存した接続デ
ータを用いるか、改めて設定支援プログラムを用いてIS
Pに接続し、最新接続データをダウンロードして接続設
定する。設定支援プログラムの更新は、アップデータを
ISPからダウンロードしてもらうか、改めて別の記憶媒
体に納めて配付することができる。
【0082】図7は(F)設定支援プログラムは記憶媒体1
6で配付し、接続データは直接参照するシステム(以下
(F)システム)の接続設定を説明する図1中抜粋構成図で
ある。この(F)システムでは、ISPが接続データをサーバ
5に付設した記憶装置9に納め、サーバ5が接続データ
のデータ参照手段を構成しており、接続設定の作業はIS
Pによる記憶媒体16配付から開始する。
【0083】<手順I>では、ISPは設定支援プログラムを
納めた記憶媒体16を各利用者宛てに配付する。利用者
は、<手順II>において前記設定支援プログラムを実行し
てISPにインターネット端末1を仮接続し、続いて<手順
III>として設定支援プログラムからの参照要求に応じ
て、サーバ5のデータ参照手段が記憶装置9から接続デ
ータを送り出し、そして<手順IV>において接続設定す
る。この(F)システムでは、設定支援プログラムを記憶
媒体16に納めたままとすれば、インターネット端末1に
はなにも保存されないことになる。接続データの更新が
頻繁な場合は、接続データをISPのみが管理して適宜更
新できる(F)システムが便利である。この場合、設定支
援プログラムに接続データの更新チェック機能を持た
せ、再接続設定を自動に実行させてもよい。設定支援プ
ログラムの更新は、上記(E)システムと同様である。
【0084】図8は(G)設定支援プログラムはダウンロ
ードし、接続データは記憶媒体16で配付して参照するシ
ステム(以下(G)システム)の接続設定を説明する図1中
抜粋構成図である。この(G)システムでは、ISPが設定支
援プログラムをサーバ5に付設した記憶装置9に納め、
サーバ5が設定支援プログラムのプログラム送信手段を
構成し、接続設定の作業はISPによる記憶媒体16配付か
ら開始する。
【0085】従来より、接続データは設定資料としてIS
Pから配付されるが、こうした設定資料を紛失したり、
自ら廃棄してしまう利用者が少なくない。仮に保管して
おいても、これまで説明してきたように、利用者自身で
は接続データを理解できずに、自ら接続設定できない場
合が多い。そこで、当初から設定支援プログラムで利用
可能なデータ形式として接続データを記憶媒体16に納め
て配付するようにした形態が、この(G)システムであ
る。
【0086】まず<手順I>では、ISPは接続データを納め
た記憶媒体16を各利用者宛てに配付する。利用者は、従
来の紙による設定資料ではなくて、インターネット端末
で利用可能な記憶媒体によって接続データを保管、管理
する。続いて<手順II>として、利用者に対して利用者共
通接続データを設定したクライアントソフトウェアを用
いてISPにインターネット端末1を仮接続してもらう。
このとき、接続データを納めた記憶媒体16に、利用者共
通接続データ及び利用者共通設定支援プログラムを同じ
記憶媒体に納めておくと、この<手順II>におけるインタ
ーネット端末1のISPへの仮接続を容易に実現できる。
前記利用者共通設定支援プログラムは、接続設定を担う
設定支援プログラムとは異なる(両者兼用のプログラム
とした場合は後述の(I)システムとなる)。
【0087】ISPは利用者共通HPにおいて設定支援プロ
グラムのダウンロードを促し、<手順III>でクライアン
トソフトウェアからのダウンロード要求に応じて、サー
バ5のプログラム送信手段が記憶装置9から接続装置7
を通じて設定支援プログラムをインターネット端末1に
ダウンロードさせる。ここで、利用者共通設定支援プロ
グラムに設定支援プログラムのダウンロード作業を自動
実行させると、利用者はなんら操作することなく、<手
順II>から<手順III>までを終えることができる。
【0088】利用者は、こうしてインターネット端末1
にダウンロードしてきた設定支援プログラムを用い、<
手順IV>として、記憶媒体16から接続データを参照して
接続設定する。一度ダウンロードしてきた設定支援プロ
グラムは、インターネット端末1に保存される。接続デ
ータが更新された場合は、改めてISPより接続データを
納めた記憶媒体16を配付し、保存してある設定支援プロ
グラムを用いればよい。接続設定をやり直すために改め
て設定支援プログラムをダウンロードしてこなければな
らない場合でも、上述のように、記憶媒体16に利用者共
通接続データ及び利用者共通設定支援プログラムを納め
ておけば、利用者が戸惑うことは少ない。
【0089】図9は(H)設定支援プログラムはプログラ
ム実行環境上で直接実行し、接続データは記憶媒体16で
配付して参照するシステム(以下(H)システム)の接続設
定を説明する図1中抜粋構成図である。この(H)システ
ムでは、ISPが設定支援プログラムをサーバ5に付設し
た記憶装置9に納め、サーバ5が設定支援プログラムの
実行環境提供手段を構成しており、接続設定の作業はIS
Pによる記憶媒体16配付から開始する。
【0090】まず<手順I>では、ISPは接続データを納め
た記憶媒体16を各利用者宛てに配付する。利用者は、記
憶媒体16によって接続データを保管、管理する。続い
て、<手順II>として、利用者に対して利用者共通接続デ
ータを設定したクライアントソフトウェアを用いてISP
にインターネット端末1を仮接続してもらう。この仮接
続は、上記同様利用者共通接続データを設定したクライ
アントソフトウェアを用いてもよいし、記憶媒体16に納
めた利用者共通接続データ及び利用者共通設定支援プロ
グラムを用いてもよい。
【0091】利用者は、<手順III>としてクライアント
ソフトウェアの環境利用要求によってサーバ5の実行環
境提供手段を用い、(a)ISPのサーバ5で設定支援プログ
ラムを実行する、又は(b)インターネット端末1の仮想
実行環境を構築し、JAVAプログラムである設定支援プロ
グラムをインターネット端末1へ送信して実行させる。
そして、<手順IV>において、接続データを記憶媒体16か
ら参照して、接続設定する。
【0092】この(H)システムでは、接続データは記憶
媒体16に納めた態様で保管、管理される。接続設定をや
り直すには、再度利用者共通接続データを設定したクラ
イアントソフトウェア又は利用者共通設定支援プログラ
ムを用いてISPにインターネット端末1を接続する必要
がある。接続設定に必要な設定支援プログラムは、ISP
に接続した状態でなければ利用できないが、保管、管理
に要する利用者の負担は軽減できる。利用者が接続デー
タを失った場合(記憶媒体16の紛失)は、改めてISPより
接続データを納めた記憶媒体16を再配付する。
【0093】図10は(I)設定支援プログラム及び接続デ
ータは記憶媒体16で配付して実行及び参照するシステム
(以下(I)システム)の接続設定を説明する図1中抜粋構
成図である。この(I)システムでは、ISPは管理用に保管
するほかは、利用者に対してダウンロードや直接実行又
は直接参照する設定支援プログラム及び接続データを有
しない。利用者のインターネット端末1に対する設定支
援プログラム及び接続データの提供は、ISPの記憶媒体1
6配付により終了し、前記配付から接続設定の作業を開
始する。
【0094】ISPは、<手順I>として、設定支援プログラ
ム及び接続データを納めた記憶媒体16を各利用者宛てに
配付する。利用者は、<手順II>として、配付を受けた記
憶媒体16から設定支援プログラム又は接続データをイン
ターネット端末1にインストールし、若しくは記憶媒体
16からインターネット端末1へ適宜読み出して実行又は
参照し、<手順III>において接続設定する。
【0095】この(I)システムでは、利用者はインスト
ールした状態で設定支援プログラム又は接続データをイ
ンターネット端末1に保管できるが、記憶媒体16に納め
た態様でも保管できる。接続設定をやり直すには、記憶
媒体16からインストールし直した設定支援プログラムを
実行するだけでよい。設定支援プログラム及び接続デー
タを共に利用者が保管、管理することになるが、両者を
一体として記憶媒体16に納めているので、利用者の負担
は軽減できる。利用者が記憶媒体16を紛失した場合は、
改めてISPより記憶媒体16を再配付することになる。
【0096】上記(A)〜(I)システムは、いずれも単独の
ISPと利用者との関係で構築する本発明の適用例である
が、ISPを乗り換える利用者やオンラインサインアップ
を望む利用者もいる。これから、システム構成の一部を
ISPから切り離し、複数のISPの接続設定を可能にするよ
うなASPを設けるシステム構成が考えられる。図11〜図1
4はISP及びASPの組合せで本発明を実現するシステムを
抜粋した図1中一部構成図である。記憶媒体で設定支援
プログラム又は接続データを配付するシステム((E),
(F),(G)又は(H)システム)にもASPを用いることは可能で
あるが、以下では(A),(B),(C)又は(D)システムを挙げて
説明している。
【0097】図11は(A)システムにおいて、設定支援プ
ログラムは(1-1)ASPからダウンロードし、接続データは
(3-1)ASP又は(4-1)ISPからASPを介してダウンロードす
るようにしたシステム(以下(A')システム)の接続設定を
説明する図1中一部構成図である。この(A)システムで
は、設定支援プログラムをASPのサーバ11に付設した記
憶装置15に、接続データはISP又はASPのサーバ5,11に
付設した記憶装置9,15それぞれに納め、各サーバ5,11
に各送信手段を構成しており、接続設定の作業は利用者
から手順を開始する。
【0098】まず<手順I>として、利用者は利用者共通
接続データを設定したクライアントソフトウェアを用い
てASPにインターネット端末1を仮接続する。ASPは、イ
ンターネット端末1が仮接続した利用者共通HPから利用
者に対して設定支援プログラムのダウンロードを促し、
<手順II>として、クライアントソフトウェアからのダウ
ンロード要求に応じてASPのサーバ11が記憶装置15から
設定支援プログラムを送り出し、インターネット端末1
に設定支援プログラムをダウンロードさせる。この設定
支援プログラムは、ASPが契約する複数のISP共通の設定
支援プログラムでもよいし、利用者が契約したISP毎に
異なる設定支援プログラムでもよい。複数種類ある場合
の設定支援プログラムの特定は、ダウンロードに先立っ
て利用者名やISPとの契約番号等、個人識別可能な情報
を利用者共通HPから入力してもらったり、予め各ISP又
はASPから利用者に付与した識別ISを送信してもらって
もよい。この利用者の識別は、接続データ(特にプライ
バシーデータ)を特定する場合にも当てはまる。
【0099】設定支援プログラムには、利用者毎の接続
データがない場合、予めASPに対する利用者共通接続デ
ータを自動的に設定する機能を内蔵しており、実行する
だけでASPに接続できる。利用者が設定支援プログラム
を用いてASPに接続すると、<手順III>として、設定支援
プログラムからのダウンロード要求に応じて、ASPのサ
ーバ15がASPの記憶装置15から、又はISPの記憶装置9か
らASPを介して接続データをダウンロードさせる。ダウ
ンロードした接続データは、データファイルとして利用
者のインターネット端末1に記憶、保存される。
【0100】接続データ中、基本データはASPから、プ
ライバシーデータはISPからASPを介してそれぞれダウン
ロードさせてもよい。すなわち、基本データはASPが適
宜ISPから提供してもらって管理しながら、プライバシ
ーデータはISPが管理するわけである。これにより、ISP
の顧客情報を守ることできる。また、このASPが複数のI
SPと提携している場合は、ASPの記憶装置15には各ISPの
基本データを納めて管理していることになる。
【0101】上記複数のISPの基本データをASPが有して
いる場合、未だどのISPとも契約していない利用者を対
象に、利用者共通接続設定でASPに接続させた後、このA
SP上から希望するISPを選択させ、ASPを介したISPへの
オンラインサインアップをさせることができる。この場
合、利用者はオンラインサインアップにより識別されて
いるので、接続データ(特にプライバシーデータ)の特定
は容易である。このように、ASPを用いると、ISPの契約
から接続設定までを続けて実行できる利点を発揮する。
【0102】設定支援プログラムのダウンロードを終え
ると、最後に<手順IV>として、実行した設定支援プログ
ラムが接続データを参照して接続設定する。<手順III>
及び<手順IV>は、連続的処理でもよいし、利用者の操作
に基づく段階的処理でもよい。設定支援プログラム及び
接続データの保管、管理に関しては、基礎となる(A)シ
ステムに準じる。
【0103】図12は(C)システムにおいて、設定支援プ
ログラムは(1-2)ASPで直接実行し、接続データは(3-1)A
SP又は(4-1)ISPからASPを介してダウンロードするよう
にしたシステム(以下(C')システム)の接続設定を説明す
る図1中一部構成図である。この(C')システムでは、設
定支援プログラムをASPのサーバ11に付設した記憶装置1
5に、接続データはISP又はASPのサーバ5,11に付設した
記憶装置9,15それぞれに納め、ASPのサーバ11には実行
環境提供手段を、そしてASP又はISPのサーバ5,11にデ
ータ送信手段を構成しており、接続設定の作業は利用者
から手順を開始する。
【0104】まず<手順I>では、各利用者が利用者共通
接続データを設定したクライアントソフトウェアを用い
てASPにインターネット端末1を仮接続する。次いで<手
順II>では、クライアントソフトウェアから環境利用要
求をASPのサーバ11へ送らせ、(a)ASPのサーバ11で設定
支援プログラムを実行させる、又は(b)インターネット
端末1の仮想実行環境を起動してJAVAプログラムである
設定支援プログラムをインターネット端末1へ送信して
実行させる。そして<手順III>では、設定支援プログラ
ムからのダウンロード要求に従い、接続データをASPの
記憶装置15から、又はISPの記憶装置9からASPを介して
ダウンロードさせ、<手順IV>において接続設定する。
【0105】ASPを介してISPにオンラインサインアップ
させる場合、利用者はオンラインサインアップにより識
別する。前記以外での接続データの特定は、上記(A)シ
ステムに準じる。また、接続データの保管及び管理や再
接続設定は上記(A')システムに準じる。
【0106】図13は(B)システムにおいて、設定支援プ
ログラムは(2-1)ISPからASPを介してダウンロードし、
接続データは(3-2)ASP又は(4-2)ISPからASPを介して直
接参照するように構成したシステム(以下(B')システム)
の接続設定を説明する図1中一部構成図である。この
(B')システムでは、設定支援プログラムをISPのサーバ
5に付設した記憶装置9に、接続データはISP又はASPの
サーバ5,11に付設した記憶装置9,15それぞれに納め、
ISPのサーバ11にはプログラム送信手段を、そしてASP又
はISPのサーバ5,11にデータ参照手段を構成しており、
接続設定の作業は利用者から手順を開始する。
【0107】まず<手順I>では、各利用者が利用者共通
接続データを設定したクライアントソフトウェアを用い
てASPにインターネット端末1を仮接続する。次いで<手
順II>では、クライアントソフトウェアからのダウンロ
ード要求に基づき、インターネット端末1に設定支援プ
ログラムをダウンロードさせる。(A')又は(C')システム
と異なる点は、設定支援プログラムはISPの記憶装置9
にあり、ダウンロード要求を受けたASPのサーバ11がイ
ンターネット4を介してISPのサーバ5へ前記要求を受
けたことを通知し、ISPの記憶装置9から設定支援プロ
グラムを取出して、ASPを介してインターネット端末1
へとダウンロードさせる点にある。ISPが設定支援プロ
グラムを管理するので、ISP毎の仕様の違いを設定支援
プログラムに反映させやすい利点がある。
【0108】設定支援プログラムには、ASPに対する利
用者共通接続データを自動的に設定する機能を内蔵して
おり、実行するだけでASPに仮接続できる。利用者が設
定支援プログラムを用いてASPに接続すると、<手順III>
として、設定支援プログラムからの参照要求により接続
データをASPの記憶装置15から、又はISPの記憶装置9か
らASPを介して直接参照する。読み出した接続データ
は、設定支援プログラムが一時的に保持している。そし
て最後に<手順IV>で、設定支援プログラムは接続データ
を用いて接続設定する。
【0109】ASPを介してISPにオンラインサインアップ
させる場合、利用者はオンラインサインアップにより識
別する。前記以外の接続データの特定は、上記(A)シス
テムに、接続データの保管及び管理や再接続設定は上記
(A')システムに準じる。
【0110】図14は(D)システムにおいて、設定支援プ
ログラムは(2-2)ISPからASPを介して直接実行し、接続
データは(3-2)ASP又は(4-2)ISPからASPを介して直接参
照するように構成したシステム(以下(D')システム)の接
続設定を説明する図1中一部構成図である。この(D')シ
ステムでは、設定支援プログラムをISPのサーバ5に付
設した記憶装置9に、接続データはISP又はASPのサーバ
5,11に付設した記憶装置9,15それぞれに納め、ASPの
サーバ11には実行環境提供手段を、そしてASP又はISPの
サーバ5,11にデータ参照手段を構成しており、接続設
定の作業は利用者から手順を開始する。
【0111】まず<手順I>では、各利用者が利用者共通
接続データを設定したクライアントソフトウェアを用い
てASPにインターネット端末1を仮接続する。次いで<手
順II>では、クライアントソフトウェアから、(a)ISPの
記憶装置9から読み出した設定支援プログラムをISPの
サーバ5で実行しながらASPを介して利用者のインター
ネット端末1から操作させる、(b)ISPの記憶装置9から
読み出した設定支援プログラムをASPのサーバ11で実行
して利用者のインターネット端末から操作させる、又は
(c)インターネット端末1の仮想実行環境を起動してJAV
Aプログラムである設定支援プログラムをインターネッ
ト端末1へ送信して実行、操作させる。
【0112】そして<手順III>において、設定支援プロ
グラムからの参照要求により接続データをASPの記憶装
置15から、又はISPの記憶装置9からASPを介して直接参
照させ、<手順IV>において接続設定する。ASPを介してI
SPにオンラインサインアップさせる場合、利用者はオン
ラインサインアップにより識別する。前記以外での接続
データの特定は、上記(A)システムに、接続データの保
管及び管理や再接続設定は上記(A')システムに準じる。
【0113】このように、本発明の具体的実現形態は多
種多様であり、単一のシステム構成よりも組み合わせだ
けでなく、複数のシステム構成を部分的に組み合わせて
用いることもできる。こうした具体的なシステム構成の
選択又は組合せは、技術的な面よりも、実際の運用面か
ら選択されると考えられる。そこで、より実際的なシス
テム構成例を説明する。図15は(E)システムにおいて、
設定支援プログラムは識別IDを付して予め利用者毎に配
付しながら、接続データのうち基本データは(3-1)ASPか
ら、プライバシーデータは(4-1)ISPからASPを介して提
供するように構成したシステム(以下(E')システム)の接
続設定を説明する図1中一部構成図である。本例は、接
続データをASP及びISPそれぞれに分けて保管、管理して
いる具体例である。
【0114】この(E')システムでは、接続データを上述
のようにISP及びASPのサーバ5,11それぞれに付設した
記憶装置9,15に分けて納め、各サーバ5,11がそれぞれ
のデータ送信手段を構成しており、ASPから設定支援プ
ログラム及び利用者の識別IDを納めた記憶媒体16を各利
用者に配付して、接続設定の作業を開始する。ASPから
設定支援プログラム及び利用者の識別IDを納めた記憶媒
体16を配付する理由は、接続設定のサービスはあくまで
ASPから提供されるものだからである。
【0115】最初に、<手順I>として、各利用者は記憶
媒体16に納めた設定支援プログラムを用いてASPにイン
ターネット端末1を仮接続する。設定支援プログラムに
は、利用者毎の接続データがない場合、利用者共通接続
データを自動的に設定する機能を内蔵しているので、実
行するだけで自動的にASPに接続できる。設定支援プロ
グラムによるASPの接続と同時に、設定支援プログラム
は識別IDをASPに送信する。この識別IDはASPの正規利用
者であるか否かの認証と、各利用者の契約先ISPの特定
及びISPに通知してプライバシーデータを特定するため
に使われる。
【0116】<手順II>では、設定支援プログラムからの
ダウンロード要求に応じて、基本データをASPの記憶装
置15からダウンロードさせ、併せてASPのサーバ11は識
別IDをISPのサーバ5に送ってプライバシーデータを要
求し、ISPのサーバ5は記憶装置9から対象となるプラ
イバシーデータを送り出し、ASPのサーバ11を介してイ
ンターネット端末1へとダウンロードさせる。ダウンロ
ードした基本データ及びプライバシーデータは、一体の
接続データ(データファイル)として利用者のインターネ
ット端末1に記憶、保存される。
【0117】最後に、<手順III>として、実行した設定
支援プログラムが上記接続データを参照して接続設定す
る。<手順III>及び<手順IV>は、連続的処理でもよい
し、利用者の操作に基づく段階的処理でもよい。
【0118】使用するOS及びクライアントソフトウェア
の種類に対応するには、複数のOSに対応した数種類の設
定支援プログラムを記憶媒体16に納めておき、この設定
支援プログラム内に複数のクライアントソフトウェアに
対応した処理ルーチンを内蔵させておくとよい。前記処
理ルーチンは比較的容量の小さなプログラムで済むた
め、仮に複数の設定支援プログラム毎に複数の処理ルー
チンを構成しても、プログラム全体は大きくならない。
【0119】この(E')システムでは、設定支援プログラ
ムは記憶媒体16に、接続データはインターネット端末1
内に保管しており、同一接続データを用いる限り、イン
ターネット端末1上で繰り返し接続設定できる。また、
接続データが更新された場合は、ISPから直接又はASPを
介してその旨を利用者にメールで通知し、改めて設定支
援プログラムを用いて上記手順を繰り返して再接続設定
をしてもらえばよい。また、設定支援プログラムに更新
チェック機能を持たせ、更新が確認されれば自動更新さ
せてもよい。利用者が記憶媒体を紛失した場合は、ASP
より再交付を受ける。
【0120】
【発明の効果】本発明は、まずコンピュータに不馴れな
利用者に対して、容易かつ確実に接続設定できる効果を
与える。また、前記利用者にあっても接続データの更新
にも迅速に対応できるようになるほか、インターネット
端末が変更した場合にも動じることなく、従前と同じ接
続設定を利用者自身ができる効果がある。加えて、これ
までのように配付した設定資料を紛失して、利用者自身
が接続設定できなくなることが少なくなる。とりわけ、
接続データをISPが管理している場合には、利用者は改
めて前記接続データをISPから取得し、設定支援プログ
ラムによって再接続設定するだけでよいため、便利であ
る。
【0121】本発明は、ISPにとっても効果がある。す
なわち、接続データをISP自身が特定し、提示した設定
支援プログラムを用いて利用者に接続設定してもらうか
ら、各利用者の接続設定状況を間接的に把握することが
でき、例えば電話での応対に際して状況を理解しやすく
なるわけである。また、ASPを併用した場合、接続設定
に関する問い合わせをASPに肩代わりしてもらうことが
できるため、実質的にISPの労力が軽減できる利点もあ
る。このように、本発明は利用者の利便性のみならず、
ISPにも利便性がある効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の最も基本的なシステム全体を表した構
成図である。
【図2】(A)システムの接続設定を説明する図1中一部
構成図である。
【図3】(B)システムの接続設定を説明する図1中一部
構成図である。
【図4】(C)システムの接続設定を説明する図1中一部
構成図である。
【図5】(D)システムの接続設定を説明する図1中一部
構成図である。
【図6】(E)システムの接続設定を説明する図1中一部
構成図である。
【図7】(F)システムの接続設定を説明する図1中一部
構成図である。
【図8】(G)システムの接続設定を説明する図1中一部
構成図である。
【図9】(H)システムの接続設定を説明する図1中一部
構成図である。
【図10】(I)システムの接続設定を説明する図1中一部
構成図である。
【図11】(A')システムの接続設定を説明する図1中一部
構成図である。
【図12】(C')システムの接続設定を説明する図1中一部
構成図である。
【図13】(B')システムの接続設定を説明する図1中一部
構成図である。
【図14】(D')システムの接続設定を説明する図1中一部
構成図である。
【図15】(E')システムの接続設定を説明する図1中一部
構成図である。
【符号の説明】
1 利用者のインターネット端末 2 利用者のインターネット端末 3 利用者のインターネット端末 4 インターネット 5 ISPのサーバ 6 ISPの経路制御装置 7 ISPの接続装置 8 ISPの内部ネットワーク(LAN) 9 ISPの記憶装置 10 ISPの管理端末装置 11 ASPのサーバ 12 ASPの経路制御装置 13 ASPの接続装置 14 ASPの内部ネットワーク(LAN) 15 ASPの記憶装置 16 記憶媒体(CD-ROM)

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者個々がISPを介してインターネッ
    ト端末をインターネットに接続するために必要な該イン
    ターネット端末のOS又はクライアントソフトウェアの接
    続データを設定するに際し、設定支援プログラムを実行
    させ、次に接続データを設定支援プログラムに参照さ
    せ、実行させた設定支援プログラムにより接続データを
    OS又はクライアントソフトウェアの初期設定に書き込む
    又は初期設定と置き換えることで接続設定させるインタ
    ーネットの接続設定支援方法。
  2. 【請求項2】 設定支援プログラム及び接続データはIS
    Pが有し、利用者共通接続データを設定したクライアン
    トソフトウェアを用いてISPに接続したインターネット
    端末に設定支援プログラムをダウンロードさせて実行さ
    せ、次に該設定支援プログラムを用いてISPに接続した
    インターネット端末に接続データをダウンロードさせて
    設定支援プログラムに参照させ、実行させた設定支援プ
    ログラムにより接続設定させる請求項1記載のインター
    ネットの接続設定支援方法。
  3. 【請求項3】 設定支援プログラム及び接続データはIS
    Pが有し、利用者共通接続データを設定したクライアン
    トソフトウェアを用いてISPに接続したインターネット
    端末に設定支援プログラムをダウンロードさせて実行さ
    せ、次に該設定支援プログラムを用いてISPに接続させ
    て接続データを設定支援プログラムに直接参照させ、実
    行させた設定支援プログラムにより接続設定させる請求
    項1記載のインターネットの接続設定支援方法。
  4. 【請求項4】 設定支援プログラム及び接続データはIS
    Pが有し、利用者共通接続データを設定したクライアン
    トソフトウェアを用いてISPに接続したインターネット
    端末からISPの設定支援プログラムを直接実行させ、次
    に該設定支援プログラムを用いてインターネット端末に
    接続データをダウンロードさせて設定支援プログラムに
    参照させ、実行させた設定支援プログラムにより接続設
    定させる請求項1記載のインターネットの接続設定支援
    方法。
  5. 【請求項5】 設定支援プログラム及び接続データはIS
    Pが有し、利用者共通接続データを設定したクライアン
    トソフトウェアを用いてISPに接続したインターネット
    端末からISPの設定支援プログラムを直接実行させてISP
    の接続データを設定支援プログラムに直接参照させ、実
    行させた設定支援プログラムにより接続設定させる請求
    項1記載のインターネットの接続設定支援方法。
  6. 【請求項6】 接続データはISPが有し、設定支援プロ
    グラムは記憶媒体に納めて利用者に予め配付し、記憶媒
    体からインターネット端末に設定支援プログラムを読み
    込んで実行させ、次に該設定支援プログラムを用いてIS
    Pに接続したインターネット端末に接続データをダウン
    ロードさせて設定支援プログラムに参照させ、実行させ
    た設定支援プログラムにより接続設定させる請求項1記
    載のインターネットの接続設定支援方法。
  7. 【請求項7】 接続データはISPが有し、設定支援プロ
    グラムは記憶媒体に納めて利用者に予め配付し、記憶媒
    体からインターネット端末に設定支援プログラムを読み
    込んで実行させ、次に該設定支援プログラムを用いてIS
    Pに接続して接続データを設定支援プログラムに直接参
    照させ、実行させた設定支援プログラムにより接続設定
    させる請求項1記載のインターネットの接続設定支援方
    法。
  8. 【請求項8】 設定支援プログラムはISPが有し、接続
    データは記憶媒体に納めて利用者に予め配付し、利用者
    共通接続データを設定したクライアントソフトウェアを
    用いてISPに接続したインターネット端末に設定支援プ
    ログラムをダウンロードさせて実行させ、次に該設定支
    援プログラムを用いて記憶媒体から接続データを読み込
    んで参照させ、実行させた設定支援プログラムにより接
    続設定させる請求項1記載のインターネットの接続設定
    支援方法。
  9. 【請求項9】 設定支援プログラムはISPが有し、接続
    データは記憶媒体に納めて利用者に予め配付し、利用者
    共通接続データを設定したクライアントソフトウェアを
    用いてISPに接続したインターネット端末からISPの設定
    支援プログラムを直接実行させ、次に該設定支援プログ
    ラムを用いて記憶媒体から接続データを読み込んで設定
    支援プログラムに参照させ、実行させた設定支援プログ
    ラムにより接続設定させる請求項1記載のインターネッ
    トの接続設定支援方法。
  10. 【請求項10】 設定支援プログラム及び接続データは記
    憶媒体に納めて利用者に予め配付し、記憶媒体からイン
    ターネット端末に設定支援プログラムを読み込んで実行
    させ、次に記憶媒体から接続データを読み込んで参照さ
    せ、実行させた設定支援プログラムにより接続設定させ
    る請求項1記載のインターネットの接続設定支援方法。
  11. 【請求項11】 設定支援プログラムはISPに付設又は独
    立して設けたASPが有し、該ASPから設定支援プログラム
    をダウンロードさせて実行又は該ASPから直接実行させ
    る請求項2,3,4,5,8,9いずれか記載の接続設定支
    援方法。
  12. 【請求項12】 設定支援プログラムはISPが有しなが
    ら、ISPに付設又は独立して設けたASPを通して設定支援
    プログラムをダウンロードさせて実行又はASPを通して
    直接実行させる請求項2,3,4,5,8,9いずれか記載
    の接続設定支援方法。
  13. 【請求項13】 接続データはISPに付設又は独立して設
    けたASPが有し、該ASPから接続データを参照させる請求
    項2,3,4,5,6,7いずれか記載の接続設定支援方
    法。
  14. 【請求項14】 接続データはISPが有しながら、ISPに付
    設又は独立して設けたASPを通して接続データを参照さ
    せる請求項2,3,4,5,6,7いずれか記載の接続設定
    支援方法。
  15. 【請求項15】 利用者個々がISPを介してインターネッ
    ト端末をインターネットに接続するに必要な該インター
    ネット端末のOS又はクライアントソフトウェアの接続デ
    ータを設定する接続設定を支援するシステムであって、
    インターネット端末を接続するISPのサーバが備えるプ
    ログラム提供手段及びデータ提供手段からなり、プログ
    ラム提供手段は設定支援プログラムを実行許可状態でイ
    ンターネット端末に提供し、データ提供手段は接続デー
    タを設定支援プログラムで参照許可状態で提供し、実行
    させた設定支援プログラムにより接続データをOS又はク
    ライアントソフトウェアの初期設定に書き込む又は初期
    設定と置き換えることで接続設定してなるインターネッ
    トの接続設定支援システム。
  16. 【請求項16】 プログラム提供手段はプログラム送信手
    段、データ提供手段はデータ送信手段で、サーバは設定
    支援プログラム及び接続データを納めた記憶装置を有し
    てなり、プログラム送信手段は利用者共通接続データを
    設定したクライアントソフトウェアを用いてサーバに接
    続したインターネット端末に記憶装置から設定支援プロ
    グラムをダウンロードさせ、データ送信手段は利用者共
    通接続データを設定した設定支援プログラムを用いてサ
    ーバに接続したインターネット端末に記憶装置から接続
    データをダウンロードさせ、インターネット端末で実行
    させた設定支援プログラムにより接続設定させてなる請
    求項15記載のインターネットの接続設定支援システム。
  17. 【請求項17】 プログラム提供手段はプログラム送信手
    段、データ提供手段はデータ参照手段で、サーバは設定
    支援プログラム及び接続データを納めた記憶装置を有し
    てなり、プログラム送信手段は利用者共通接続データを
    設定したクライアントソフトウェアを用いてサーバに接
    続したインターネット端末に記憶装置から設定支援プロ
    グラムをダウンロードさせ、データ参照手段は利用者共
    通接続データを設定した設定支援プログラムを用いてサ
    ーバに接続したインターネット端末の該設定支援プログ
    ラムに記憶装置の接続データを直接参照させ、インター
    ネット端末で実行させた設定支援プログラムにより接続
    設定させてなる請求項15記載のインターネットの接続設
    定支援システム。
  18. 【請求項18】 プログラム提供手段は実行環境提供手
    段、データ提供手段はデータ送信手段で、サーバは設定
    支援プログラム及び接続データを納めた記憶装置を有し
    てなり、実行環境提供手段は利用者共通接続データを設
    定したクライアントソフトウェアを用いてサーバに接続
    したインターネット端末から記憶装置に納めた設定支援
    プログラムを直接実行させ、データ送信手段は設定支援
    プログラムを用いてインターネット端末に記憶装置から
    接続データをダウンロードさせ、インターネット端末で
    実行させた又はサーバで直接実行させた設定支援プログ
    ラムにより接続設定させてなる請求項15記載のインター
    ネットの接続設定支援システム。
  19. 【請求項19】 プログラム提供手段は実行環境提供手
    段、データ提供手段はデータ参照手段で、サーバは設定
    支援プログラム及び接続データを納めた記憶装置を設け
    てなり、実行環境提供手段は利用者共通接続データを設
    定したクライアントソフトウェアを用いてサーバに接続
    したインターネット端末から記憶装置に納めた設定支援
    プログラムを直接実行させ、データ参照手段は設定支援
    プログラムに記憶装置の接続データを直接参照させ、イ
    ンターネット端末で実行させた又はサーバで直接実行さ
    せた該設定支援プログラムにより接続設定させてなる請
    求項15記載のインターネットの接続設定支援システム。
  20. 【請求項20】 プログラム提供手段は設定支援プログラ
    ムを納めた記憶媒体、データ提供手段はデータ送信手段
    で、サーバは接続データを納めた記憶装置を設けてな
    り、記憶媒体はインターネット端末に設定支援プログラ
    ムを読み込ませ、データ送信手段は利用者共通接続デー
    タを設定した設定支援プログラムを用いてサーバに接続
    したインターネット端末に該ISPの記憶装置から接続デ
    ータをダウンロードさせ、インターネット端末で実行さ
    せた設定支援プログラムにより接続設定させてなる請求
    項15記載のインターネットの接続設定支援システム。
  21. 【請求項21】 プログラム提供手段は設定支援プログラ
    ムを納めた記憶媒体、データ提供手段はデータ参照手段
    で、サーバは接続データを納めた記憶装置を有してな
    り、記憶媒体はインターネット端末に設定支援プログラ
    ムを読み込ませ、データ参照手段は利用者共通接続デー
    タを設定した設定支援プログラムを用いてサーバに接続
    したインターネット端末の該設定支援プログラムに記憶
    装置の接続データを直接参照させ、インターネット端末
    で実行させた設定支援プログラムにより接続設定させて
    なる請求項15記載のインターネットの接続設定支援シス
    テム。
  22. 【請求項22】 プログラム提供手段はプログラム送信手
    段、データ提供手段は接続データを納めた記憶媒体で、
    サーバは設定支援プログラムを納めた記憶装置を有して
    なり、プログラム送信手段は利用者共通接続データを設
    定したクライアントソフトウェアを用いてサーバに接続
    したインターネット端末に記憶装置から設定支援プログ
    ラムをダウンロードさせ、記憶媒体は設定支援プログラ
    ムに接続データを読み込ませ、インターネット端末で実
    行させた設定支援プログラムにより接続設定させてなる
    請求項15記載のインターネットの接続設定支援システ
    ム。
  23. 【請求項23】 プログラム提供手段は実行環境提供手
    段、データ提供手段は接続データを納めた記憶媒体で、
    サーバは設定支援プログラムを納めた記憶装置を設けて
    なり、実行環境提供手段は利用者共通接続データを設定
    したクライアントソフトウェアを用いてISPに接続した
    インターネット端末からISPの記憶装置に納めた設定支
    援プログラムを直接実行させ、記憶媒体は設定支援プロ
    グラムに接続データを読み込ませて参照させ、インター
    ネット端末で実行させた又はサーバで直接実行させた設
    定支援プログラムにより接続設定させてなる請求項15記
    載のインターネットの接続設定支援システム。
  24. 【請求項24】 プログラム提供手段は設定支援プログラ
    ムを納めた記憶媒体、データ提供手段は接続データを納
    めた記憶媒体であり、各記憶媒体はインターネット端末
    に設定支援プログラムを読み込ませ、かつインターネッ
    ト端末に接続データを読み込ませて、インターネット端
    末で実行させた設定支援プログラムにより接続設定させ
    てなる請求項15記載のインターネットの接続設定支援シ
    ステム。
  25. 【請求項25】 プログラム送信手段はISPに付設又は独
    立して設けたASPのサーバに備え、設定支援プログラム
    は該ASPのサーバが有する記憶装置に納めてあり、プロ
    グラム送信手段は利用者共通接続データを設定したクラ
    イアントソフトウェアを用いてASPのサーバに接続した
    インターネット端末に該ASPの記憶装置から設定支援プ
    ログラムをダウンロードさせる請求項16,17,22記載いず
    れかの接続設定支援システム。
  26. 【請求項26】 プログラム送信手段はISPに付設又は独
    立して設けたASPのサーバに備え、設定支援プログラム
    はISPのサーバが有する記憶装置に納めてあり、プログ
    ラム送信手段は利用者共通接続データを設定したクライ
    アントソフトウェアを用いてASPのサーバに接続したイ
    ンターネット端末に該ASPを通じてISPの記憶装置から設
    定支援プログラムをダウンロードさせる請求項16,17,22
    記載いずれかの接続設定支援システム。
  27. 【請求項27】 実行環境提供手段はISPに付設又は独立
    して設けたASPのサーバに備え、設定支援プログラムは
    該ASPのサーバが有する記憶装置に納めてあり、実行環
    境提供手段は利用者共通接続データを設定したクライア
    ントソフトウェアを用いてASPのサーバに接続したイン
    ターネット端末から該ASPの記憶装置に納めた設定支援
    プログラムを直接実行させてなる請求項18,19,23記載い
    ずれかの接続設定支援システム。
  28. 【請求項28】 実行環境提供手段はISPに付設又は独立
    して設けたASPのサーバに備え、設定支援プログラムはI
    SPのサーバが有する記憶装置に納めてあり、実行環境提
    供手段は利用者共通接続データを設定したクライアント
    ソフトウェアを用いてASPのサーバに接続したインター
    ネット端末から該ASPを通じてISPの記憶装置に納めた設
    定支援プログラムを直接実行させてなる請求項18,19,23
    記載いずれかの接続設定支援システム。
  29. 【請求項29】 データ送信手段はISPに付設又は独立し
    て設けたASPのサーバに備え、接続データは該ASPのサー
    バが有する記憶装置に納めてあり、データ送信手段は利
    用者共通接続データを設定した設定支援プログラムを用
    いてASPのサーバに接続したインターネット端末に該ASP
    の記憶装置から接続データをダウンロードさせる請求項
    16,18,20記載いずれかの接続設定支援システム。
  30. 【請求項30】 データ送信手段はISPに付設又は独立し
    て設けたASPのサーバに備え、接続データはISPのサーバ
    が有する記憶装置に納めてあり、データ送信手段は利用
    者共通接続データを設定した設定支援プログラムを用い
    てASPのサーバに接続したインターネット端末に該ASPを
    通じてISPの記憶装置から接続データをダウンロードさ
    せるる請求項16,18,20記載いずれかの接続設定支援シス
    テム。
  31. 【請求項31】 データ参照手段はISPに付設又は独立し
    て設けたASPのサーバに備え、接続データは該ASPのサー
    バが有する記憶装置に納めてあり、データ参照手段は利
    用者共通接続データを設定した設定支援プログラムを用
    いてASPのサーバに接続したインターネット端末に該ASP
    の記憶装置から接続データを直接参照させる請求項17,1
    9,21記載いずれかの接続設定支援システム。
  32. 【請求項32】 データ参照手段はISPに付設又は独立し
    て設けたASPのサーバに備え、接続データはISPのサーバ
    が有する記憶装置に納めてあり、データ参照手段は利用
    者共通接続データを設定した設定支援プログラムを用い
    てASPのサーバに接続したインターネット端末に該ASPを
    通じてISPの記憶装置から接続データを直接参照させる
    請求項17,19,21記載いずれかの接続設定支援システム。
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