JP2002244860A - ネットワークシステム及びファームウェア書き替え方法 - Google Patents

ネットワークシステム及びファームウェア書き替え方法

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JP2002244860A
JP2002244860A JP2001040754A JP2001040754A JP2002244860A JP 2002244860 A JP2002244860 A JP 2002244860A JP 2001040754 A JP2001040754 A JP 2001040754A JP 2001040754 A JP2001040754 A JP 2001040754A JP 2002244860 A JP2002244860 A JP 2002244860A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバ装置の通信機能に係るF/Wに不具合
が生じた場合、改修までの時間が多大にかかるという課
題があった。 【解決手段】 ファームウェアを格納する複数に分割さ
れた記憶領域からなり、クライアント装置から複数の記
憶領域に格納されるファームウェアのうち、運用すべき
ファームウェアが設定されるF/W記憶手段と、サーバ
側通信手段が受信したクライアント装置からのファーム
ウェアを非運用状態と判定された記憶領域に格納するF
/W書き替え手段とを有するサーバ装置を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電気通信回線を介
して接続するクライアント装置及びサーバ装置からなる
ネットワークシステムに係り、特にネットワークを介し
てクライアント装置からサーバ装置で運用されるファー
ムウェアを書き替えるネットワークシステム及びファー
ムウェア書き替え方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットの普及によって通
信ネットワークにおける通信速度の高速化が進み、さら
に、その構成も複雑化している。このように複雑化した
通信ネットワークを効率的に管理するため、管理される
複数の伝送装置をサーバ装置とし、伝送装置を管理する
管理装置をクライアント装置とした通信ネットワーク管
理システムが構築される。また、通信ネットワークの広
域化によってサーバ装置となる伝送装置は世界中に展開
しており、1つの局舎にも複数台が設置されることがあ
る。
【0003】上述したようなサーバ装置である伝送装置
は、通信機能を有するコンピュータ装置によって実現さ
れる。コンピュータ装置における一部の基本動作(例え
ば、レジスタ間の転送、主記憶装置の始動、桁ずらし、
加算器の使用など)は、特定の記憶装置から読み出した
装置固有の基本動作に係るマイクロプログラムによって
実行する方が効率がよい場合がある。このようなマイク
ロプログラムは、ソフトウェアとハードウェアとの中間
の性質を持つものとして、ファームウェア(Firmw
are、以降、F/Wと略す)と呼ばれており、サーバ
装置の通信機能における多くの基本動作もF/Wによっ
て実行されている。
【0004】F/Wを格納する記憶装置として、記憶内
容を電気的に書き込み消去可能な半導体ROMの一種で
あるフラッシュメモリなどが使用される。従来では、こ
のようなF/Wを新しいバージョンなどに更新する場
合、サーバ装置の動作を停止させて新しいバージョンの
F/Wを記録したフラッシュメモリに交換する、若しく
は、通信機能やバージョンアップ処理などに係る基本動
作を実行するF/Wはそのままで上記以外の基本動作を
実行するF/Wのみをネットワークを介して取得してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のネットワークシ
ステムは以上のように構成されているので、サーバ装置
の通信機能に係るF/Wに不具合が生じた場合、サーバ
装置の所在地まで赴いてネットワークシステムを停止
し、通信機能に係るF/Wを記録したフラッシュメモリ
などのROMを交換する必要があり、特に複数のサーバ
装置を有するシステムであると不具合発生から改修まで
の時間が多大にかかるという課題があった。
【0006】また、ネットワーク経由でF/Wの書き替
えた場合でも、現行のF/Wを上書きしてしまうものが
一般的で、書き込み後の新しいバージョンに不具合があ
ったり、アップロードが途中で失敗しても、これらのF
/Wで一度はサーバ装置を起動させる必要があるため、
F/Wを再度アップロードするまでに不具合が起こった
り、改修までの時間が多大にかかるという課題があっ
た。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、F/Wを格納する記憶装置を複数
の記憶領域に分割して、各々の記憶領域に適宜F/Wを
記憶することで、クライアント装置からネットワーク経
由でサーバ装置のF/Wのアップロードを行った際に、
F/Wのアップロードに失敗した場合でも現行バージョ
ンのF/Wを一時運用可能とし、不具合が発生してから
改修までの時間を短くすることができるネットワークシ
ステム及びファームウェア書き替え方法を得ることを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るネットワ
ークシステムは、ネットワークを介してクライアント装
置と接続し、ファームウェアを格納する複数に分割され
た記憶領域からなり、クライアント装置から複数の記憶
領域に格納されるファームウェアのうち、運用すべきフ
ァームウェアが設定されるF/W記憶手段と、クライア
ント装置からファームウェア書き替え要求を受けると、
F/W記憶手段のいずれの記憶領域に格納されるファー
ムウェアを運用するか及びいずれの記憶領域が非運用状
態であるかを判定する運用・非運用判定手段と、ネット
ワークを介してクライアント装置との間でデータの送受
信を行うサーバ側通信手段と、このサーバ側通信手段が
受信したクライアント装置からのファームウェアを運用
・非運用判定手段で非運用状態と判定された記憶領域に
格納するF/W書き替え手段とを有するサーバ装置を備
えるものである。
【0009】この発明に係るネットワークシステムは、
サーバ側通信手段が受信したクライアント装置からのフ
ァームウェアが適正か否かを判定するF/W正常・異常
判定手段をサーバ装置が備え、このF/W正常・異常判
定手段が適正と判定したファームウェアを、F/W書き
替え手段が運用・非運用判定手段で非運用状態と判定さ
れた記憶領域に格納するものである。
【0010】この発明に係るネットワークシステムは、
クライアント装置がネットワークを介してサーバ装置と
の間でデータの送受信を行うクライアント装置側通信手
段と、このクライアント装置側通信手段を介してサーバ
装置に運用させるF/W記憶手段に格納されたファーム
ウェアを設定するF/W設定手段とを備えるものであ
る。
【0011】この発明に係るファームウェア書き替え方
法は、ネットワークを介してクライアント装置と接続
し、ファームウェアを格納する複数に分割された記憶領
域からなるF/W記憶手段を有するサーバ装置を備えた
ネットワークシステムのファームウェア書き替え方法に
おいて、クライアント装置からファームウェア書き替え
要求を受けると、F/W記憶手段のいずれの記憶領域に
格納されるファームウェアを運用するか及びいずれの記
憶領域が非運用状態であるかを判定する運用・非運用判
定ステップと、この運用・非運用判定ステップにて非運
用状態と判定された記憶領域に、クライアント装置から
のファームウェアを格納するF/W書き替えステップと
を備えるものである。
【0012】この発明に係るファームウェア書き替え方
法は、クライアント装置からのファームウェアが適正か
否かを判定するF/W正常・異常判定ステップを備え、
F/W書き替えステップにて、このF/W正常・異常判
定ステップで適正と判定したファームウェアを、運用・
非運用判定ステップで非運用状態と判定された記憶領域
に格納するものである。
【0013】この発明に係るファームウェア書き替え方
法は、クライアント装置がサーバ装置に運用させるF/
W記憶手段に格納されたファームウェアを設定するF/
W設定ステップを備えるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるネ
ットワークシステムの構成を示す図である。図におい
て、1a,1bはイーサネット(登録商標)4を介して
サーバ装置2と接続するクライアント装置であって、イ
ーサネット4を介して他のクライアント装置とデータの
やり取りをするとともに、伝送装置としてのサーバ装置
2を介して不図示の他のネットワークに接続する通信装
置とデータをやり取りする。図示の例では、クライアン
ト装置1aがサーバ装置2に隣接して配置され、クライ
アント装置1bはサーバ装置2との間に複数のクライア
ント装置が配置されるような遠隔位置に配置されてい
る。また、クライアント装置1a,1bとしては、イー
サネット4を介してデータ送受を可能とする通信装置を
実装したボードを装着し、セキュリティを確保しながら
データ送受するための専用のソフトウェアを搭載したパ
ーソナルコンピュータなどによって実現することができ
る。
【0015】2はサーバ装置であって、イーサネット4
を介してクライアント装置1a,1bとデータのやり取
りをする機能を有するとともに、他のネットワークを介
してインターネットに接続する他の通信装置ともデータ
のやり取りをする。図示の例では、イーサネット4を介
してクライアント装置1aからのF/Wがサーバ装置2
にアップロードされている。また、サーバ装置2として
は、その機能によって複数台設けられる場合があり、例
えば印刷機能を提供するプリンタサーバ、データベース
を保有し検索や更新機能を提供するデータベースサー
バ、種々の処理機能を提供するアプリケーションサーバ
などがある。これらの機能における基本動作(例えば、
レジスタ間の転送、主記憶装置の始動、桁ずらし、加算
器の使用など)は、上述したようにF/Wによって実行
される。
【0016】3はサーバ装置2内に設けたアップロード
ファイル保持部(F/W記憶手段)で、2つの情報格納
領域(以降、説明の簡単のためにA面、B面と称する)
を有して構成され、クライアント装置1a,1bからア
ップロードされたF/Wを格納する。このアップロード
ファイル保持部3としては、上述したF/Wを格納する
フラッシュメモリなどが使用される。また、サーバ装置
2が上記機能を提供する際、アップロードファイル保持
部3からF/Wを構成するマイクロプログラムが適宜読
み出されて基本動作が実行される。4はクライアント装
置1a,1bとサーバ装置2とを接続するイーサネット
(ネットワーク)であって、クライアント装置1a,1
bとサーバ装置2とに設けた通信手段(通信ボードな
ど)間を専用の伝送ケーブルなどで接続することによっ
て構成される(上記通信手段が無線通信機能を有する場
合は、無線で構成される)。
【0017】図2は図1中のアップロードファイル保持
部の構成を示す図である。図において、3a,3bはア
ップロードファイル保持部3の情報格納領域(記憶領
域、F/W記憶手段)で、アップロードファイル保持部
3を構成するフラッシュメモリなどの記憶領域を2つ
(A面、B面)に分割して構成される。図示の例では、
説明の簡単のため情報格納領域3aをA面、情報格納領
域3bをB面とする。5は各情報格納領域3a,3bに
設けた運用中・非運用中管理部(運用・非運用判定手
段、F/W記憶手段)で、各情報格納領域3a,3bに
おいてプログラム格納領域部7にアップロードされたF
/Wが格納されていると運用中を示すデータが記憶さ
れ、F/Wが格納されていないと非運用中を示すデータ
が記憶される。6は各情報格納領域3a,3bに設けた
ファイル情報領域部(記憶領域、F/W記憶手段、F/
W正常・異常判定手段)であって、プログラム格納領域
部7に格納されたF/Wのデータサイズやチェックサム
値などの上記F/Wを特定する情報を記憶する。ファイ
ル情報領域部6の情報は、F/Wのアップロード処理に
おける異常検出処理で使用する。7は各情報格納領域3
a,3bに設けたプログラム格納領域部(記憶領域、F
/W記憶手段)で、クライアント装置1a,1bからア
ップロードされたF/Wを格納する。なお、図1と同一
構成要素には同一符号を付して重複する説明を省略す
る。
【0018】図3は実施の形態1によるネットワークシ
ステムにおけるファームウェアのアップロード処理に係
る構成を示すブロック図である。図において、8はサー
バ装置2に設けたF/Wアップロードサーバ機能部(運
用・非運用判定手段、サーバ側通信手段、F/W正常・
異常判定手段、F/W書き替え手段)で、クライアント
装置1a,1bからのF/Wのアップロード処理を制御
する。このF/Wアップロードサーバ機能部8が提供す
る機能は、例えばサーバ装置2を構成するコンピュータ
装置のCPUが実行するアプリケーションソフトウェア
によって実現することができる。9はサーバ装置2に設
けたリブート機能部であって、サーバ装置2のシステム
をリブートする。10はクライアント装置1a,1bの
記憶装置に格納されたアップロードファイル(ファーム
ウェア)で、サーバ装置2にアップロードすべきF/W
を意味する。11はクライアント装置1a,1bに設け
たF/Wアップロードクライアント機能部(クライアン
ト装置側通信手段、F/W設定手段)であって、サーバ
装置2にF/Wの書き替え要求情報やリブート要求情報
を送信してF/Wのアップロード処理を実行する。な
お、図1と同一構成要素には同一符号を付して重複する
説明を省略する。
【0019】次に動作について説明する。先ず、クライ
アント装置1a,1bのF/Wアップロードクライアン
ト機能部11がアップロード要求信号を生成し、イーサ
ネット4を介してサーバ装置2に出力する。サーバ装置
2の通信手段が上記アップロード要求信号を受信する
と、F/Wアップロードサーバ機能部8がアップロード
ファイル保持部3の各情報格納領域3a,3b(A面、
B面)のどちらに格納されたF/Wによって動作してい
るのかを判定する(運用・非運用判定ステップ)。具体
的には、F/Wアップロードサーバ機能部8がアップロ
ードファイル保持部3の運用中・非運用中管理部5に格
納されているデータを読み出し、プログラム格納領域部
7に格納されたF/Wを運用するか、及び、F/Wが格
納されていないか若しくはそのF/Wが使用不可である
ことを示す非運用中であるかを判定する。
【0020】ここで、例えばアップロードファイル保持
部3の運用中・非運用中管理部5が情報格納領域3a
(A面)が運用中で、情報格納領域3b(B面)が非運
用中となっている場合について説明する。このとき、サ
ーバ装置2は情報格納領域3a(A面)に格納されるF
/Wを使用して、F/Wアップロードサーバ機能部8、
リブート機能部9及びクライアント装置1a,1bとの
通信に係る動作を実行する。このように、実施の形態1
によるサーバ装置2ではサーバ装置2を動作させたまま
F/Wのアップロードを行うことができる。上述のよう
にして各情報格納領域3a,3bの状態を判定すると、
F/Wアップロードサーバ機能部8は、アップロード要
求信号を出力したクライアント装置1a,1bに応答信
号を出力する。このサーバ装置2からの応答信号を受け
ると、クライアント装置1a,1bのF/Wアップロー
ドクライアント機能部11がアップロードファイル10
からアップロードすべきF/Wを読み出し、イーサネッ
ト4を介してサーバ装置2にF/Wをアップロードす
る。
【0021】サーバ装置2では、F/Wアップロードサ
ーバ機能部8がクライアント装置1a,1bからのF/
Wを不図示のRAMに逐次格納していく。このとき、ア
ップロードされたF/Wのデータサイズやチェックサム
値がアップロードファイル保持部3のファイル情報領域
部6に格納される。上記RAMへのF/Wの格納が完了
すると、F/Wアップロードサーバ機能部8はファイル
情報領域部6に格納された情報によってF/Wのアップ
ロードが正常に行われたか否かを判定する(F/W正常
・異常判定ステップ)。具体的には、アップロードされ
たF/Wの正常な場合におけるデータサイズやチェック
サム値がF/Wアップロードサーバ機能部8に予め設定
されており、これとファイル情報領域部6に格納された
データサイズやチェックサム値を比較して判定を行う。
【0022】F/Wのアップロードが正常であれば、F
/Wアップロードサーバ機能部8は上記RAMに格納し
たF/Wを運用中・非運用中管理部5の設定が非運用中
となっている情報格納領域3b(B面)にアップロード
する(F/W書き替えステップ)。このアップロードが
完了すると、クライアント装置1a,1bのF/Wアッ
プロードクライアント機能部11からユーザが情報格納
領域3bの運用中・非運用中管理部5に運用中を示すデ
ータを設定し、情報格納領域3aの運用中・非運用中管
理部5に非運用中を示すデータを設定する(F/W設定
ステップ)。さらに、F/Wアップロードサーバ機能部
8はアップロード完了通知を生成し、イーサネット4を
介してクライアント装置1a,1bに送信する。このア
ップロード完了通知を受けると、クライアント装置1
a,1bはリブート要求信号を生成し、イーサネット4
を介してサーバ装置2に送信する。このリブート要求情
報を受けると、サーバ装置2のリブート機能部9はシス
テムのリブートを行う。リブートが完了すると、サーバ
装置2は情報格納領域3bに格納した更新されたF/W
によって起動するようになる。
【0023】一方、F/Wのアップロードに異常があれ
ば、再度F/Wのアップロードを行うように、F/Wア
ップロードサーバ機能部8がF/Wの再アップロード要
求信号を生成し、運用中・非運用中管理部5の設定が非
運用中となっている情報格納領域3a(A面)に格納さ
れているF/Wを運用してクライアント装置1a,1b
に送信する。これによって、再アップロード処理が実行
されるが、従来のように異常となったF/Wを実行しな
ければならないような不具合はない。
【0024】また、起動後にF/Wを古いバージョンに
したい場合は、新たにアップロードすることなく、クラ
イアント装置1a,1bのF/Wアップロードクライア
ント機能部11によってユーザが情報格納領域3aの運
用中・非運用中管理部5に運用中を示すデータを設定
し、情報格納領域3bの運用中・非運用中管理部5に非
運用中を示すデータを設定する(F/W設定ステッ
プ)。このあと、再度リブート指示を行うことにより、
旧バージョンにて起動が可能である。
【0025】なお、上記実施の形態において、情報格納
領域3a(A面)が運用中で、情報格納領域3b(B
面)が非運用中となっている場合について説明したが、
情報格納領域3a(A面)が非運用中で、情報格納領域
3b(B面)が運用中となっている場合についても同様
に処理できる。
【0026】また、2つの情報格納領域3a,3bが非
運用状態(イニシャル状態)であるとき、アップロード
処理における基本動作を実行するF/Wを使用して上記
両情報格納領域3a,3bに同時に上記F/W以外の処
理に係る基本動作を実行するF/Wを更新することもで
きる。
【0027】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、クライアント装置1a,1bからF/Wのアップロ
ード要求を受けると、アップロードファイル保持部3の
いずれの情報格納領域3a,3bに格納されるF/Wを
運用するか及びいずれの情報格納領域3a,3bが非運
用状態であるかを判定し、非運用状態と判定された情報
格納領域3a,3bに、クライアント装置1a,1bか
らのF/Wを格納するので、サーバ装置2などの動作を
停止することなく、イーサネット4を介してクライアン
ト装置1a,1bからのF/Wをアップロードすること
ができることから、従来のようにF/Wを格納したRO
Mを交換する必要がなく、不具合発生から改修までの時
間を短縮することができる。
【0028】また、この実施の形態1によれば、クライ
アント装置1a,1bからのF/Wが適正か否かを判定
し、適正と判定されたF/Wを非運用状態と判定された
情報格納領域3a,3bに格納するので、書き込み後の
新しいバージョンに不具合があったり、アップロードが
途中で失敗しても実際に運用するまでに不具合を検出す
ることができることから、不具合のあるF/Wによる動
作不良を回避することができる。
【0029】さらに、この実施の形態1によれば、クラ
イアント装置1a,1bがサーバ装置2に運用させるア
ップロードファイル保持部3の情報格納領域3a,3b
に格納されたF/Wを設定するので、F/Wをクライア
ント装置1a,1b側から自由に設定することができる
ことから、状況に応じて適切なF/Wを選択してサーバ
装置2に実行させることができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、クラ
イアント装置からファームウェア書き替え要求を受ける
と、F/W記憶手段のいずれの記憶領域に格納されるフ
ァームウェアを運用するか及びいずれの記憶領域が非運
用状態であるかを判定するとともに、クライアント装置
からのファームウェアが適正か否かを判定して、適正と
判定されたファームウェアを非運用状態と判定された記
憶領域に格納するので、サーバ装置の動作を停止するこ
となく、ネットワークを介してクライアント装置からの
F/Wをアップロードすることができることから、従来
のようにF/Wを格納したROMを交換する必要がな
く、不具合発生から改修までの時間を短縮することがで
きるという効果がある。また、書き込み後の新しいバー
ジョンに不具合があったり、アップロードが途中で失敗
しても実際に運用するまでに不具合を検出することがで
きることから、不具合のあるF/Wによる動作不良を回
避することができるという効果がある。
【0031】この発明によれば、クライアント装置がサ
ーバ装置に運用させるF/Wを設定するので、状況に応
じて適切なF/Wを選択してサーバ装置に実行させるこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるネットワーク
システムの構成を示す図である。
【図2】 図1中のアップロードファイル保持部の構成
を示す図である。
【図3】 実施の形態1によるネットワークシステムに
おけるファームウェアのアップロード処理に係る構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1a,1b クライアント装置、2 サーバ装置、3
アップロードファイル保持部(F/W記憶手段)、3
a,3b 情報格納領域(記憶領域、F/W記憶手
段)、4 イーサネット(ネットワーク)、5 運用中
・非運用中管理部(運用・非運用判定手段、F/W記憶
手段)、6 ファイル情報領域部(記憶領域、F/W記
憶手段、F/W正常・異常判定手段)、7 プログラム
格納領域部(記憶領域、F/W記憶手段)、8 F/W
アップロードサーバ機能部(運用・非運用判定手段、サ
ーバ側通信手段、F/W正常・異常判定手段、F/W書
き替え手段)、9 リブート機能部、10 アップロー
ドファイル(ファームウェア)、11 F/Wアップロ
ードクライアント機能部(クライアント装置側通信手
段、F/W設定手段)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介してクライアント装置
    と接続し、 ファームウェアを格納する複数に分割された記憶領域か
    らなるF/W記憶手段と、 上記クライアント装置からファームウェア書き替え要求
    を受けると、上記F/W記憶手段のいずれの記憶領域に
    格納されるファームウェアを運用するか及びいずれの記
    憶領域が非運用状態であるかを判定する運用・非運用判
    定手段と、 上記ネットワークを介して上記クライアント装置との間
    でデータの送受信を行うサーバ側通信手段と、 このサーバ側通信手段が受信した上記クライアント装置
    からのファームウェアを上記運用・非運用判定手段で非
    運用状態と判定された記憶領域に格納するF/W書き替
    え手段とを有するサーバ装置を備えたネットワークシス
    テム。
  2. 【請求項2】 サーバ装置は、サーバ側通信手段が受信
    したクライアント装置からのファームウェアが適正か否
    かを判定するF/W正常・異常判定手段を備え、 F/W書き替え手段は、このF/W正常・異常判定手段
    が適正と判定したファームウェアを運用・非運用判定手
    段で非運用状態と判定された記憶領域に格納することを
    特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 クライアント装置は、ネットワークを介
    してサーバ装置との間でデータの送受信を行うクライア
    ント装置側通信手段と、 このクライアント装置側通信手段を介して上記サーバ装
    置に運用させるF/W記憶手段に格納されたファームウ
    ェアを設定するF/W設定手段と を備えたことを特徴とする請求項1記載のネットワーク
    システム。
  4. 【請求項4】 ネットワークを介してクライアント装置
    と接続し、ファームウェアを格納する複数に分割された
    記憶領域からなるF/W記憶手段を有するサーバ装置を
    備えたネットワークシステムのファームウェア書き替え
    方法において、 上記クライアント装置からファームウェア書き替え要求
    を受けると、上記F/W記憶手段のいずれの記憶領域に
    格納されるファームウェアを運用するか及びいずれの記
    憶領域が非運用状態であるかを判定する運用・非運用判
    定ステップと、 この運用・非運用判定ステップにて非運用状態と判定さ
    れた記憶領域に、上記クライアント装置からのファーム
    ウェアを格納するF/W書き替えステップとを備えたこ
    とを特徴とするファームウェア書き替え方法。
  5. 【請求項5】 クライアント装置からのファームウェア
    が適正か否かを判定するF/W正常・異常判定ステップ
    を備え、 F/W書き替えステップにて、このF/W正常・異常判
    定ステップで適正と判定したファームウェアを、運用・
    非運用判定ステップで非運用状態と判定された記憶領域
    に格納することを特徴とする請求項4記載のファームウ
    ェア書き替え方法。
  6. 【請求項6】 クライアント装置がサーバ装置に運用さ
    せるF/W記憶手段に格納されたファームウェアを設定
    するF/W設定ステップを備えたことを特徴とする請求
    項4記載のファームウェア書き替え方法。
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