JP2002244616A - 容量性発光素子の駆動装置 - Google Patents

容量性発光素子の駆動装置

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JP2002244616A
JP2002244616A JP2001038440A JP2001038440A JP2002244616A JP 2002244616 A JP2002244616 A JP 2002244616A JP 2001038440 A JP2001038440 A JP 2001038440A JP 2001038440 A JP2001038440 A JP 2001038440A JP 2002244616 A JP2002244616 A JP 2002244616A
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Keisuke Moriya
恵介 森谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平方向クロストーク現象の発生を低減する
ことができる容量性発光素子の駆動装置を提供するこ
と。 【解決手段】 陽極ドライブ線と、陰極走査線の各交点
に有機EL素子E11〜Enmが接続され、陰極走査線を所
定の周期で走査しながら所望のドライブ線に定電流源I
1 〜In を接続することにより、前記各EL素子を選択
的に発光させるように構成されている。そして、非走査
状態の走査線に対して当該走査線に接続された各発光素
子に対し逆バイアスVM を印加させる電源回路5には電
圧クランプ手段10が配置されている。この電圧クラン
プ手段10は、EL素子の各寄生容量を通して陽極ドラ
イブ線からの電流により、逆バイアス電圧を実質的に押
し上げるのを阻止するように作用し、水平方向クロスト
ーク現象が発生するのを低減するように作用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば有機EL
(エレクトロルミネッセンス)素子等の容量性発光素子
を発光駆動する技術に関し、特に容量性発光素子を配列
して形成した表示パネルにおいて発生する一部の発光素
子間の輝度クロストーク、いわゆる水平方向クロストー
ク現象の発生が低減できるようにした容量性発光素子の
駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイに代わる低消費電力お
よび高表示品質、並びに薄型化が可能なディスプレイと
して、有機ELディスプレイが注目されている。これは
ELディスプレイに用いられるEL素子の発光層に、良
好な発光特性を期待することができる有機化合物を使用
することによって、実用に耐えうる高効率化および長寿
命化が進んだことが背景にある。
【0003】有機EL素子は、電気的には図5に示すよ
うな等価回路で表すことができる。すなわち、有機EL
素子は、寄生容量成分Cと、この容量成分に並列に結合
するダイオード成分Eとによる構成に置き換えることが
でき、有機EL素子は容量性の発光素子であると考えら
れている。この有機EL素子は、発光駆動電圧が印加さ
れると、先ず、当該素子の電気容量に相当する電荷が電
極に変位電流として流れ込み蓄積される。続いて当該素
子固有の一定の電圧(発光閾値=Vth)を越えると、電
極(ダイオード成分Eの陽極側)から発光層を構成する
有機層に電流が流れ初め、この電流に比例した強度で発
光すると考えることができる。
【0004】図6は、このような有機EL素子の発光静
特性を示したものである。これによれば、有機EL素子
は図6(a)に示すように、駆動電圧(V)が発光閾値
電圧(Vth)以上の場合において、急激に電流(I)が
流れて発光する。換言すれば、印加される駆動電圧が発
光閾値電圧以下であれば、寄生容量への充電後はEL素
子には殆ど駆動電流は流れず発光しない。そして、駆動
電圧(V)が発光閾値電圧以上の発光可能領域において
は、図6(b)に示すように、駆動電流(I)にほぼ比
例した輝度(L)で発光する特性を有している。したが
って、EL素子の輝度特性は図6(c)に示すように前
記閾値電圧より大なる発光可能領域においては、それに
印加される電圧(V)の値が大きくなるほど、その発光
輝度(L)が大きくなる特性を有している。
【0005】かかる複数の有機EL素子を配列させて構
成した表示パネルの駆動方法としては、単純マトリクス
駆動方式が適用可能である。図7に単純マトリクス表示
パネルと、その駆動装置の一例が示されている。この単
純マトリクス駆動方式における有機EL素子のドライブ
方法には、陰極線走査・陽極線ドライブ、および陽極線
走査・陰極線ドライブの2つの方法があるが、図7は前
者の陰極線走査・陽極線ドライブの形態を示している。
すなわち、n本の陽極線A1 〜An が縦方向に、m本の
陰極線B1 〜Bm が横方向に配置され、各々の交差した
部分(計n×m箇所)に、有機EL素子E11〜Enmが配
置され、表示パネル1を構成している。
【0006】そして、画素を構成する各素子E11〜Enm
は、格子状に配列され、垂直方向に沿う陽極線A1 〜A
n と水平方向に沿う陰極線B1 〜Bm との交差位置に対
応して一端(前記した等価回路のダイオード成分Eの陽
極端子)が陽極線に、他端(前記した等価回路のダイオ
ード成分Eの陰極端子)が陰極線に接続される。そし
て、陽極線は陽極線ドライブ回路2に接続され、陰極線
は陰極線走査回路3に接続されてそれぞれ駆動される。
【0007】前記陰極線走査回路3には、各陰極走査線
B1 〜Bm に対応して走査スイッチSY1〜SYmが備えら
れ、電源回路5からの逆バイアス電圧(VM )および基
準電位点としてのアース電位のうちのいずれか一方を、
対応する陰極走査線に接続するように作用する。また、
陽極線ドライブ回路2には、各陽極線を通じて駆動電流
を個々のEL素子に供給する駆動源I1 〜In およびド
ライブスイッチSX1〜SXnが備えられ、ドライブスイッ
チがオン制御されることにより、駆動源I1 〜In から
の電流が、陰極走査線に対応して配置された個々のEL
素子に対して供給されるように作用する。
【0008】これにより、陰極走査線を所定の周期でア
ース電位に設定しながら所望の陽極ドライブ線に駆動源
を接続することにより、前記各発光素子を選択的に発光
させるように作用する。なお、前記駆動源は定電圧回路
等の電圧源を用いることも可能であるが、EL素子の電
流・輝度特性が温度変化に対して安定しているのに対
し、電圧・輝度特性が温度変化に対して不安定であるこ
と、また過電流により素子を劣化させること等の理由に
より、駆動源として定電流源を用いるのが一般的であ
る。
【0009】前記各陽極ドライブ線は、さらに陰極リセ
ット回路4に接続されている。この陰極リセット回路4
には、陽極ドライブ線毎に設けられたリセットスイッチ
SR1〜SRnが具備されており、当該リセットスイッチが
オン動作されることによって、陽極ドライブ線がアース
電位に設定される。なお、前記した陽極線ドライブ回路
2、陰極線走査回路3、およびリセット回路4は、図示
せぬ発光制御回路からもたらされる指令信号によってそ
れぞれ駆動される。
【0010】すなわち、発光制御回路は、画像データに
応じて当該画像データに対応した画像を表示させるべく
陽極線ドライブ回路2、陰極線走査回路3、および陰極
リセット回路4を制御する。この場合、陰極線走査回路
3は、発光制御回路からの指令により画像データの水平
走査期間に対応する陰極走査線のいずれかを選択してア
ース電位に設定し、その他の陰極走査線は電源回路5に
接続して、逆バイアス電圧(VM )が印加されるように
走査スイッチSY1〜SYmを切り換える制御がなされる。
なお、図7に示した状態は、第1の陰極走査線B1 が走
査される状態を示している。
【0011】前記逆バイアス電圧(VM )は、走査選択
がなされた陰極線との交点に接続されたドライブされて
いるEL素子の寄生容量を充電すると共に、ドライブさ
れている陽極線と走査選択がなされていない陰極線との
交点に接続されたEL素子がリーク電流によりクロスト
ーク発光することを防止するように作用する。そして、
この逆バイアス電圧(VM )は、発光駆動されるEL素
子の順方向電圧(VF)にほぼ等しい電圧(例えば10
V)に設定されるのが一般的である。そして、走査スイ
ッチSY1〜SYmが水平走査期間毎に、順次アース電位に
切り換えられるので、アース電位に設定された陰極走査
線は、その陰極走査線に接続されたEL素子を発光可能
とする走査線として機能することとなる。
【0012】一方、陽極線ドライブ回路2には、前記し
た発光制御回路より、画像データが示す画素情報に基づ
いて当該陽極ドライブ線に接続されているEL素子のい
ずれかを、どのタイミングでどの程度の時間にわたって
発光させるかについて制御するドライブ制御信号(駆動
パルス)が供給される。陽極線ドライブ回路2は、この
ドライブ制御信号に応じて、ドライブスイッチSX1〜S
Xnのいくつかをオン制御し、陽極ドライブ線A1 〜An
を通じて画素情報に応じた該当EL素子に対して駆動電
流を供給するように作用する。
【0013】これにより、駆動電流の供給されたEL素
子は、当該画素情報に応じて発光駆動される。なお、図
7に示した状態は、前記したとおり第1の陰極走査線B
1 が走査されている状態であり、かつドライブスイッチ
SX1およびSX3がオン状態となされているので、EL素
子E11およびE31が発光駆動されることになる。
【0014】前記陰極リセット回路4のリセット動作
は、前記した発光制御回路からのリセット制御信号に応
じて行われる。この作用は、例えば特開平9−2320
74号公報に開示されており、走査線を切り換えた際
に、次の走査線に対応して発光駆動されるEL素子の発
光立上りを早めるためになされる。これは、前記したよ
うに有機EL素子は寄生容量を有しており、例えば1つ
の陽極ドライブ線に数十個のEL素子が接続されている
場合を例にすると、当該陽極ドライブ線からみて各寄生
容量の数十倍の合成容量が負荷容量として接続されるこ
とになる。
【0015】したがって、走査期間の先頭で陽極ドライ
ブ線からの電流は、前記負荷容量を充電するために費や
され、EL素子の発光閾値電圧を十分に超えるまで充電
するためには時間遅れが発生し、結局EL素子の発光立
上がりが遅れるという問題が発生する。特に、前記した
ように駆動源として定電流源I1 〜In を用いた場合に
おいては、定電流源は動作原理上、ハイインピーダンス
出力回路であるがため、電流が制限されてEL素子の発
光立上がりの遅れが顕著に発生する。そこで、前記陰極
リセット回路4による電荷の放電動作と、陰極走査回路
3による逆バイアス電圧(VM )の印加動作は、次の走
査において発光駆動させるEL素子の陽極端子に対し
て、瞬時に発光閾値電圧を十分に超える電圧を与えるよ
うに機能する。
【0016】図8は前記リセット回路4による陰極リセ
ット動作を示したものであり、例えば第1の陽極ドライ
ブ線A1 に接続されているEL素子E11が発光駆動され
ている状態から、次の走査において、同じく第1の陽極
ドライブ線A1 に接続されているEL素子E12が発光駆
動される状態が示されている。なお、図8においては、
発光駆動されるEL素子がダイオードのシンボルマーク
として示されており、他は寄生容量としてのコンデンサ
のシンボルマークで示されている。
【0017】図8(a)は、陰極リセット動作の前の状
態を示しており、陰極走査線B1 が走査されEL素子E
11が発光している状態を示す。次の走査でEL素子E12
を発光させることになるが、EL素子E12を発光させる
前に、(b)に示すように陽極ドライブ線A1 および全
陰極走査線をアース電位にリセットして、全電荷を放電
させる。これには、各走査スイッチSY1〜SYmの全てが
アース側に接続されると共に、リセットスイッチSR1が
オン動作される。次にEL素子E12を発光させるため
に、陰極走査線B2 が走査される。すなわち、陰極走査
線B2 がアースに接続され、それ以外の陰極走査線に
は、逆バイアス電圧(VM )が与えられる。なお、この
時、ドライブスイッチSX1はオン動作になされ、前記リ
セットスイッチSR1はオフ動作に切り換えられる。
【0018】したがって、前述のリセット時に各素子の
電荷が放電しているため、この瞬間において(c)に示
すように、次に発光される素子E12以外の素子による寄
生容量に対して、矢印で示すように逆バイアス電圧(V
M )による逆方向の充電がなされ、これらに対する充電
電流は、陽極ドライブ線A1 を介して、次に発光される
EL素子E12に流入し、当該EL素子E12の寄生容量を
充電する。この時、ドライブ線A1 に接続された定電流
源I1 は、前記したとおり基本的にはハイインピーダン
ス出力回路であり、この充電電流の動きには影響を与え
ない。
【0019】この場合、前記ドライブ線A1 に、例えば
64個のEL素子が配列されていると仮定し、また、前
記した逆バイアス電圧VM が10(V)であるとする
と、容量比により電圧配分が定まり、またパネル内の配
線インピーダンスは無視できるほど小さいため、前記し
た充電作用により陽極ドライブ線A1 の電位V(A1 )
は、瞬時に次に示す数式1に基づく電位に上昇する。例
えば寸法が100mm×25mm(256×64ドッ
ト)程度の表示パネルでは、この動作は約1μsecで
完結する。
【0020】
【数1】
【0021】その後、ドライブ線A1 に流れる定電流源
I1 からの駆動電流により、(d)に示すようにEL素
子E12が発光状態になる。なお、この時の走査でEL素
子E12を発光駆動させない場合には、前記リセットスイ
ッチSR1をオン動作にして、陽極ドライブ線A1 をアー
スに接続した状態にしておくことで、他の素子からの充
電電流は、全てアースに流れるため、陽極ドライブ線A
1 には電圧は発生しない。
【0022】以上のように、前記した陰極リセット法
は、本来駆動の障害となるEL素子の寄生容量とクロス
トーク発光防止用の逆バイアス電圧を利用して、次に点
灯駆動させるEL素子の順方向電圧を瞬時に立ち上げる
ように作用する。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うに逆バイアス電圧VM は、EL素子の順方向電圧VF
に近い値に選定することが好ましいが、表示パネルの信
頼性および寿命等を考慮した場合、逆バイアス電圧VM
を高く設定できない場合もある。また走査ラインの配線
抵抗が無視できないほど大きい場合、パネル内の走査側
配線引出し部から遠い素子ほど、全点灯時は陰極側の基
準電位が持ち上がり、陽極側電圧が高くなっている。そ
こで、EL素子の陽極側電圧よりも逆バイアス電圧VM
が低い場合においては、前記VM のレベルまで充電され
た後は、EL素子の各寄生容量を通して逆バイアス電圧
VM の印加回路側に陽極ドライブ電流が流れ込み、結果
として逆バイアス電圧VM が押し上げられる(上昇す
る)という現象が発生する。
【0024】図9は、前記した現象が発生した場合にお
ける表示パネル1の発光状態を模式的に示したものであ
る。ここで、図9に示す表示パターンは、ダブルハッチ
ングを付したa部分が不点灯に制御されている状態を示
し、b部分およびc部分は点灯状態に制御されている状
態を示している。前記した条件においては、b部分の走
査時においては、b部分を点灯させるべくドライブスイ
ッチSX1〜SXnのいずれかがオン動作されて、これに対
応する駆動源(定電流源)I1 〜In のいずれかによっ
て点灯させるべく各EL素子に対して駆動電流が供給さ
れる。これに対して、c部分の走査時においては、全て
のドライブスイッチSX1〜SXnがオン動作されて、全て
の駆動源I1 〜In より各EL素子に対して駆動電流が
供給される。この時、陰極側の基準電位が走査ラインの
配線抵抗のため、走査側配線引出し部から遠い素子で
は、陰極電圧が前記b,c部分の走査時よりも高くなっ
ている。
【0025】このために、c部分の走査時においては、
EL素子の各寄生容量を通して逆バイアス電圧VM の印
加回路に、陽極ドライブ電流が流れ込む度合いが増大す
る。これにより、逆バイアス電圧VM がより押し上げら
れ、前記c部分の発光輝度が上昇する。換言すれば、前
記c部分の発光輝度が上昇した分、ハッチングで示すb
部分の発光輝度が暗く見えるという水平方向クロストー
ク現象が発生する。
【0026】このような現象は、EL素子を構成する陰
極側の配線抵抗での電位傾斜が大きくなる片側引き出し
の構成において顕著に確認される。さらに前記した陰極
リセット操作により放電した各EL素子の寄生容量に対
して、逆バイアス電圧VM を充電する際に発生する過大
な突入電流を抑えるために、逆バイアス電圧VM の電源
回路に、例えば抵抗体等のような突入電流制限手段を接
続したような回路構成とした場合においても、前記電源
回路の出力インピーダンスが見掛け上、上昇するために
同様に水平方向クロストーク現象が顕著に発生する。
【0027】この発明は、前記した問題点に着目してな
されたものであり、水平方向クロストーク現象の発生を
低減することができる容量性発光素子の駆動装置を提供
することを目的とするものである。
【0028】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ためになされたこの発明にかかる容量性発光素子の駆動
装置は、陽極線と陰極線の各交点に容量性発光素子を接
続し、前記陽極線と陰極線のいずれか一方を走査線とす
ると共に他方をドライブ線として、走査線を所定の周期
で走査しながら所望のドライブ線に駆動源を接続するこ
とにより、前記各発光素子を選択的に発光駆動させるよ
うに構成した容量性発光素子の駆動装置であって、前記
走査線のいずれかを基準電位に設定して発光素子を発光
駆動させる状態において、非走査状態の走査線に対して
当該走査線に接続された各発光素子に対し逆バイアス電
圧を印加させる電源回路と、前記電源回路と走査線との
間に配置され、電源回路からの逆バイアス電圧を所定の
範囲に維持させる電圧クランプ手段とを具備した点に特
徴を有する。
【0029】この場合、前記電圧クランプ手段には、前
記電源回路側に流入しようとする電流を吸い込む電流吸
い込み手段を備えていることが望ましい。そして、好ま
しくは前記電圧クランプ手段は、前記電源回路からの逆
バイアス電圧に対応する電圧値と、電源回路側に流入し
ようとする電流に応じて生成される電圧値との差分に応
じて、前記電流吸い込み手段の電流吸い込み量を制御す
るように構成される。
【0030】前記した構成を基本とする好ましい実施の
形態においては、前記電源回路からの逆バイアス電圧に
対応する電圧値と、電源回路側に流入しようとする電流
に応じて生成される電圧値とが、誤差増幅器の第1およ
び第2入力端に供給され、前記誤差増幅器の出力端を、
前記電流吸い込み手段の吸い込み端子として構成され
る。
【0031】また、他の好ましい実施の形態において
は、前記電源回路からの逆バイアス電圧に対応する電圧
値と、電源回路側に流入しようとする電流に応じて生成
される電圧値とが、誤差増幅器の第1および第2入力端
に供給され、前記誤差増幅器の出力端に生成される誤差
出力を、電流吸い込み手段を構成するトランジスタの制
御用電極子に供給するように構成される。
【0032】さらに、前記電源回路からの逆バイアス電
圧に対応する電圧値と、電源回路側に流入しようとする
電流に応じて生成される電圧値とが、トランジスタのベ
ース電極およびエミッタ電極間に供給され、前記トラン
ジスタのエミッタ電極とコレクタ電極間で、前記電流吸
い込み手段を構成することもできる。
【0033】前記した容量性発光素子の駆動装置による
と、逆バイアス電圧VM を供給する電源回路と、表示パ
ネルを構成する各陰極線表示との間に電圧クランプ手段
が配置される。加えて、電圧クランプ手段には、前記電
源回路側に流入しようとする電流を吸い込む電流吸い込
み手段が具備される。
【0034】そして、電源回路からの逆バイアス電圧に
対応する電圧値と、電源回路側に流入しようとする電流
に応じて生成される電圧値との差分が、例えば誤差増幅
器により検出され、その検出結果に基づいて電流吸い込
み手段が制御され、電源回路側に流入しようとする電流
は、当該電流吸い込み手段によって吸い込まれる。した
がって、電源回路側に流入する電流を抑制することがで
き、結果として逆バイアス電圧VM の上昇を抑えること
ができる。これにより、表示パネルに表示される表示パ
ターンに応じて、前記した水平方向クロストーク現象が
発生するのを効果的に防止することができる。
【0035】また、電源回路からの逆バイアス電圧に対
応する電圧値と、電源回路側に流入しようとする電流に
応じて生成される電圧値との差分によって、電流吸い込
み手段を制御するように構成することで、例えば逆バイ
アス電圧の電圧値を、EL素子の発光輝度、動作温度、
発光色に応じて変化させるような制御手段を採用して
も、電圧クランプ手段のクランプ電圧も同時に追従させ
ることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる容量性発
光素子の駆動装置について、その実施の形態を図面に基
づいて説明する。図1はその第1の実施の形態を示した
ものであり、図1においては、主に電圧クランプ手段1
0の構成を示している。なお、図1に示す実施の形態に
おいては容量性発光素子として、有機EL素子が用いら
れている。そして、表示パネル1、陽極線ドライブ回路
2、陰極線走査回路3、および陰極リセット回路4にお
いては、それぞれ図7と同様の構成が採用されており、
その一部の構成は省略して示している。
【0037】図1に示すこの発明にかかる第1の実施の
形態においては、逆バイアス電圧(VM )をもたらす電
源回路5と陰極線走査回路3との間には、電圧クランプ
手段10が配置されている。この電圧クランプ手段10
は、電源回路5からの逆バイアス電圧VM を陰極線走査
回路3を介して非走査状態の各EL素子に供給すると共
に、各EL素子の寄生容量を介して電源回路5側に流入
しようとする電流を吸い込む電流吸い込み手段が備えら
れている。
【0038】図1に示すように、電源回路5の正電圧の
出力端には、ダイオードD1 の陽極端子が接続されてお
り、また当該ダイオードD1 の陰極端子は抵抗R1 を介
してアース接続されている。そして、ダイオードD1 の
陰極端子は誤差増幅器を構成するオペアンプOP1 の第
1入力端子としての非反転入力端に接続されている。一
方、電源回路5の正電圧の出力端には、ダイオードD2
の陽極端子が接続されており、当該ダイオードD2 の陰
極端子はダンプ抵抗R2 を介して陰極線走査回路3に接
続されている。
【0039】また、前記オペアンプOP1 の第2入力端
子を構成する反転入力端は、ダンプ抵抗R2 と陰極線走
査回路3との接続点に接続されている。さらに、当該接
続点にはダイオードD3 の陽極端子が接続されると共
に、ダイオードD3 の陰極端子はオペアンプOP1 の出
力端に接続されている。
【0040】前記した構成により、電源回路5からの逆
バイアス電圧VM は、ダイオードD2 およびダンプ抵抗
R2 を介して陰極線走査回路3に与えられ、非走査状態
の陰極線に対して逆バイアス電圧が供給されるようにな
される。また、すでに説明したとおり、陰極リセット動
作時には、各EL素子の寄生容量を介して次に点灯駆動
されるEL素子の寄生容量に対して、充電電流を供給さ
れるようになされる。
【0041】また、オペアンプOP1 の非反転入力端お
よび反転入力端には、前記したように互いに1つのダイ
オードを介したほぼ等電位の電圧が印加されており、し
たがって、このオペアンプOP1 は電源回路5からの逆
バイアス電圧VM および陰極線走査回路3を介して到来
する電流に応じて生成される電圧値との差分により、誤
差出力を発生するように機能する。
【0042】したがって、前記した陰極リセット動作に
伴い、電源回路5から陰極線走査回路3を介して瞬時に
充電電流が流れた場合においては、前記ダンプ抵抗R2
に発生する電圧降下の影響を受けてオペアンプOP1 の
出力端には、誤差出力として正電圧が発生するものの、
この正電圧は、ダイオードD3 により遮断されて逆バイ
アス電圧の印加系統には影響を及ぼさない。
【0043】ここで、例えば図9に基づいて説明したよ
うに、水平方向クロストーク現象が発生し得る表示パタ
ーンになされ、しかも全点灯ラインを走査する状態(図
9におけるcの領域を走査する状態)においては、前記
したとおりEL素子の各寄生容量を通して逆バイアス電
圧VM の印加回路に陽極ドライブ電流が流れ込み、結果
として逆バイアス電圧VM を押し上げようとする現象が
発生する。
【0044】この場合、前記オペアンプOP1 の非反転
入力端の電位が上昇し、このためにオペアンプOP1 の
出力端の電位は低下し、ダイオードD3 を介して電流を
吸い込むように作用する。すなわち、この時オペアンプ
OP1 は逆バイアス電圧の印加系統が所定の電圧以上に
上昇するのを阻止する電圧クランプ手段としての機能を
発揮する。
【0045】このような作用により、図9におけるcの
領域を走査する状態であっても、逆バイアス電圧VM が
実質的に上昇するのを抑えることができ、水平方向クロ
ストーク現象の発生を抑制することができる。また、図
1に示す実施の形態のように、オペアンプを用いて非反
転入力端および反転入力端の誤差により、電圧クランプ
手段を機能させるように構成した場合、例えば逆バイア
ス電圧の電圧値VM を、EL素子の発光輝度、動作温
度、発光色に応じて変化させるような制御手段を採用し
ても、オペアンプの出力端に形成される電圧クランプ手
段のクランプ電圧も同時に追従させることができる。
【0046】次に図2は、この発明にかかる第2の実施
の形態を示したものである。なお、この図2においては
逆バイアス電圧を供給する電源回路5と電圧クランプ手
段10のみが示されている。この図2に示す実施の形態
における作用は、基本的には図1に示した形態と同様で
ある。この形態においては、オペアンプOP2 の非反転
入力端には、抵抗R2 およびR3 で分割された電圧が印
加される。またオペアンプOP2 の反転入力端には、ダ
イオードD4 およびダンプ抵抗R5 を介した電圧が印加
される。
【0047】そして、オペアンプOP2 の出力端は、p
npトランジスタQ1 の制御用電極子であるベース電極
に接続されている。前記トランジスタQ1 のエミッタ電
極は、抵抗R5 と前記した陰極線走査回路3との接続点
に接続されており、またトランジスタQ1 のコレクタ電
極は、アースに接続されている。
【0048】前記した構成においては、ダイオードD4
による電圧降下分に相当する電位を、抵抗R2 およびR
3 で分割してオペアンプOP2 の非反転入力端に印加す
るように構成されており、これによりオペアンプOP2
は、電源回路5からの逆バイアス電圧VM および陰極線
走査回路3を介して到来する電流に応じて生成される電
圧値との差分により、誤差出力を発生するように機能す
る。そして、前記したように水平方向クロストーク現象
が発生し得る表示パターンになされた場合においては、
オペアンプOP2 は、反転入力端の電位が上昇するた
め、オペアンプOP2 はトランジスタQ1 のベース電極
より電流を吸い込むように作用する。
【0049】このために、トランジスタQ1 は導通し、
抵抗R5 と陰極線走査回路3の接続点における電流を吸
い込むように作用する。この構成においては、トランジ
スタQ1 が電流吸い込み手段を構成しており、したがっ
て、比較的大電流を扱うことのできるパイポーラトラン
ジスタの機能を発揮させることができる。
【0050】図3は、この発明にかかる第3の実施の形
態を示したものである。なお、この図3においても逆バ
イアス電圧を供給する電源回路5および電圧クランプ手
段10のみが示されている。この図3に示す実施の形態
においては、電源回路からの逆バイアス電圧に対応する
電圧値と、電源回路側に流入しようとする電流に応じて
生成される電圧値とが、トランジスタのベース電極およ
びエミッタ電極間に供給され、前記トランジスタのエミ
ッタ電極とコレクタ電極間で、電流吸い込み手段が構成
されている。
【0051】すなわち、電源回路5による逆バイアス電
圧VM は、2つのダイオードD5 ,D6 と、抵抗R6 に
より分割され、pnpトランジスタQ2 のベース電極に
供給されるように構成されている。また、逆バイアス電
圧VM は、ダイオードD7 およびダンプ抵抗R7 を介し
て前記した陰極線走査回路4に供給されると共に、ダン
プ抵抗R7 と陰極線走査回路3との接続点は、前記トラ
ンジスタQ2 のエミッタ端子に接続されている。そし
て、トランジスタQ2 のコレクタ端子はアース接続され
ている。
【0052】この構成においては、前記2つのダイオー
ドD5 ,D6 による電圧降下分と、ダイオードD7 とト
ランジスタQ2 のエミッタ・ベース間の電圧降下分のバ
ランスによって、通常時においてはトランジスタQ2 は
オフ状態を維持するように作用する。そして、前記した
ように水平方向クロストーク現象が発生し得る表示パタ
ーンになされた場合においては、トランジスタQ2 のエ
ミッタ端子の電位が上昇するため、トランジスタQ2 は
導通状態になされ、エミッタ端子からコレクタ端子に向
けて電流を吸い込む電圧クランプ機能を発揮するように
なされる。
【0053】図4は、この発明にかかる第4の実施の形
態を示したものであり、図3に示した構成をさらに簡素
化したものである。この構成によると、電源回路5によ
る逆バイアス電圧VM は、2つの抵抗R8 ,R9 により
分割され、pnpトランジスタQ3 のベース電極に供給
されるように構成されている。また、逆バイアス電圧V
M は、ダイオードD8 およびダンプ抵抗R10を介して前
記した陰極線走査回路4に供給されると共に、ダンプ抵
抗R10と陰極線走査回路3との接続点は、トランジスタ
Q3 のエミッタ端子に接続されている。そして、トラン
ジスタQ3 のコレクタ端子はアース接続されている。
【0054】この構成においては、前記2つの抵抗R8
,R9 により分割された電圧と、ダイオードD8 とト
ランジスタQ3 のエミッタ・ベース間の電圧降下分のバ
ランスによって、通常時においてはトランジスタQ3 は
オフ状態を維持するように作用する。そして、前記した
ように水平方向クロストーク現象が発生し得る表示パタ
ーンになされた場合においては、トランジスタQ3 のエ
ミッタ端子の電位が上昇するため、トランジスタQ3 は
導通状態になされ、エミッタ端子からコレクタ端子に向
けて電流を吸い込む電圧クランプ機能を発揮するように
なされる。
【0055】なお、以上説明した実施の形態は、いずれ
においても電源回路5よりもたらされる逆バイアス電圧
VM をリファレンスとして、電圧クランプ機能における
クランプ電圧が追従されるように作用する。これによる
と、前記したようにEL素子の発光輝度、動作温度、発
光色に応じて逆バイアス電圧VM を変化させるような制
御手段を採用しても、電圧クランプ手段のクランプ電圧
も同時に追従させることができる。
【0056】しかしながら、逆バイアス電圧VM を変化
させる制御が行われない場合においては、電圧クランプ
機能におけるクランプ電圧が固定されていても、水平方
向クロストーク現象の発生を阻止する機能を十分に発揮
することができる。
【0057】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
にかかる容量性発光素子の駆動装置によると、電源回路
からの逆バイアス電圧を所定の範囲に維持させる電圧ク
ランプ手段を具備したので、水平方向クロストーク現象
の発生を効果的に低減させることができ、容量性発光素
子を用いた表示パネルの表示品質を良好に維持すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる駆動装置の第1の実施の形態
を示した結線図である。
【図2】同じく第2の実施の形態を示した結線図であ
る。
【図3】同じく第3の実施の形態を示した結線図であ
る。
【図4】同じく第4の実施の形態を示した結線図であ
る。
【図5】有機EL素子の等価回路を示す図である。
【図6】有機EL素子の諸特性を示した特性図である。
【図7】従来の単純マトリックスによる発光駆動装置の
一例を示した結線図である。
【図8】図7に示す構成において、陰極リセット動作を
説明する結線図である。
【図9】水平方向クロストーク現象が発生する状況を説
明する模式図である。
【符号の説明】
1 表示パネル 2 陽極線ドライブ回路 3 陰極線走査回路 4 陰極線リセット回路 5 電源回路 A1 〜An 陽極(ドライブ)線 B1 〜Bm 陰極(走査)線 D1 〜D8 ダイオード E11〜Enm 有機EL素子(容量性発光素子) I1 〜In 駆動源(定電流源) OP1 ,OP2 オペアンプ(誤差増幅器) Q1 〜Q3 トランジスタ(電圧クランプ手段) R1 〜R2 抵抗 SR1〜SRn 陰極リセットスイッチ SX1〜SXn ドライブスイッチ SY1〜SYn 走査スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森谷 恵介 山形県米沢市八幡原四丁目3146番地7 東 北パイオニア株式会社米沢工場内 (72)発明者 奥山 健 山形県米沢市八幡原四丁目3146番地7 東 北パイオニア株式会社米沢工場内 Fターム(参考) 5C080 AA06 BB05 DD05 DD10 FF12 JJ01 JJ02 JJ03 JJ05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陽極線と陰極線の各交点に容量性発光素
    子を接続し、前記陽極線と陰極線のいずれか一方を走査
    線とすると共に他方をドライブ線として、走査線を所定
    の周期で走査しながら所望のドライブ線に駆動源を接続
    することにより、前記各発光素子を選択的に発光駆動さ
    せるように構成した容量性発光素子の駆動装置であっ
    て、 前記走査線のいずれかを基準電位に設定して発光素子を
    発光駆動させる状態において、非走査状態の走査線に対
    して当該走査線に接続された各発光素子に対し逆バイア
    ス電圧を印加させる電源回路と、前記電源回路と走査線
    との間に配置され、電源回路からの逆バイアス電圧を所
    定の範囲に維持させる電圧クランプ手段とを具備したこ
    とを特徴とする容量性発光素子の駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記電圧クランプ手段には、前記電源回
    路側に流入しようとする電流を吸い込む電流吸い込み手
    段を備えてなる請求項1に記載の容量性発光素子の駆動
    装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧クランプ手段は、前記電源回路
    からの逆バイアス電圧に対応する電圧値と、電源回路側
    に流入しようとする電流に応じて生成される電圧値との
    差分に応じて、前記電流吸い込み手段の電流吸い込み量
    を制御するように構成した請求項2に記載の容量性発光
    素子の駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記電源回路からの逆バイアス電圧に対
    応する電圧値と、電源回路側に流入しようとする電流に
    応じて生成される電圧値とが、誤差増幅器の第1および
    第2入力端に供給され、前記誤差増幅器の出力端を、前
    記電流吸い込み手段の吸い込み端子として構成した請求
    項3に記載の容量性発光素子の駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記電源回路からの逆バイアス電圧に対
    応する電圧値と、電源回路側に流入しようとする電流に
    応じて生成される電圧値とが、誤差増幅器の第1および
    第2入力端に供給され、前記誤差増幅器の出力端に生成
    される誤差出力を、電流吸い込み手段を構成するトラン
    ジスタの制御用電極子に供給するように構成した請求項
    3に記載の容量性発光素子の駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記電源回路からの逆バイアス電圧に対
    応する電圧値と、電源回路側に流入しようとする電流に
    応じて生成される電圧値とが、トランジスタのベース電
    極およびエミッタ電極間に供給され、前記トランジスタ
    のエミッタ電極とコレクタ電極間で、前記電流吸い込み
    手段を構成した請求項3に記載の容量性発光素子の駆動
    装置。
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