JP2002243871A - 音響出力時計及びプログラム格納媒体 - Google Patents

音響出力時計及びプログラム格納媒体

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JP2002243871A
JP2002243871A JP2001037612A JP2001037612A JP2002243871A JP 2002243871 A JP2002243871 A JP 2002243871A JP 2001037612 A JP2001037612 A JP 2001037612A JP 2001037612 A JP2001037612 A JP 2001037612A JP 2002243871 A JP2002243871 A JP 2002243871A
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JP
Japan
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time
setting information
control unit
setting
type memory
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Application number
JP2001037612A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Ishikawa
吉信 石川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使い勝手を向上し得る音響出力時計を提案す
る。 【解決手段】ユーザにより選定された音響データが書換
可能に記録されたカード型メモリ8を着脱自在に挿着す
るカード型メモリスロット3を有し、当該カード型メモ
リスロット3に挿着されたカード型メモリ8から再生す
る音響データと、その音響データを再生する時刻とを表
す設定情報を時計制御部11及び操作入力部4によって
生成し、当該生成された設定情報に基づく時刻にカード
型メモリ8から音響データを時計制御部11及びカード
型メモリ制御部10によって再生することにより、ユー
ザの嗜好に合った音響データを常時再生することがで
き、かくして、使い勝手を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音響出力時計及びプ
ログラム格納媒体に関し、例えば音楽データを再生する
目覚時計に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の目覚時計は、製造メーカ
等によってROM(Read Only Memory)に予め記憶された
複数の音楽データのうち、ユーザによって選定された音
楽データをアラームとして再生するようになされてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる構成の
目覚時計においては、ROMに記憶された複数の音楽デ
ータのうち、アラーム用の音楽データを任意に選択でき
るものの、それら複数の音楽データがユーザの嗜好に合
うとは限らないため、使い勝手が良いとはいい難い問題
がった。
【0004】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、使い勝手を向上し得る音響出力時計及びプログラム
格納媒体を提案しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、ユーザにより選定された音響デー
タが書換可能に記録された記録媒体を着脱自在に挿着す
る挿着手段を有し、当該挿着手段に挿着された記録媒体
から再生する音響データと、その音響データを再生する
時刻とを表す設定情報を設定情報生成手段によって生成
し、当該生成された設定情報に基づく時刻に記録媒体か
ら音響データを再生手段によって再生することにより、
ユーザの嗜好に合った音響データを常時再生することが
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0007】(1)目覚時計の外観 図1において、1は全体として本発明を適用した目覚時
計を示し、箱形状の筐体1Aの正面には現時点の時刻を
知らせる時刻表示部6が設けられ、筐体1Aの側面には
時報として音を出力するスピーカ7が設けられている。
【0008】また筐体1Aの上面の左端近傍には、時報
を設定する際に各種設定内容を選択するための上方向ボ
タン4a及び下方向ボタン4bと、当該上方向ボタン4
a及び下方向ボタン4bによって選択された設定内容を
決定するための決定ボタン4cと、当該決定ボタン4c
によって決定された設定内容を取消すための決定取消ボ
タン4dとでなる操作入力部4が設けられている。
【0009】さらに筐体1Aの上面の中央付近には、時
報設定の際に各種設定内容を設定項目として表示する設
定用表示部5と、メモリスティック(ソニー株式会社、
商標)等の着脱自在なカード型メモリ8を挿着するカー
ド型メモリ用スロット3が設けられている。
【0010】このカード型メモリ8は、小型薄型形状の
プラスチックケース内に、例えば電気的に書き換え可能
な不揮発性メモリの一種であるフラッシュメモリ素子が
収納されており、当該プラスチックケースに設けられた
外部端子を介して内部のフラッシュメモリ素子に音楽デ
ータやプログラム等の各種データを記録再生可能に構成
されている。
【0011】従って目覚時計1は、カード型メモリ8を
介して、例えば携帯電話機やパーソナルコンピュータ等
の他の種々の電子機器群との間で各種データの共有化を
図り得るようになされている。
【0012】この実施の形態の目覚時計1においては、
カード型メモリ8を所有するユーザにより選定された音
楽データ(以下、これをユーザ嗜好音楽データと呼ぶ)
と、当該ユーザ嗜好音楽データのタイトル、再生時間及
び記録位置等を表す付加情報とを電子機器によって対応
付けして記録されたカード型メモリ8がカード型メモリ
スロット3に挿着されるようになされている。
【0013】因みにカード型メモリ8としては、供給さ
れる各種データをフラッシュメモリ素子にそのまま記録
再生する標準タイプと、供給される各種データに対して
著作権を保護する所定の著作権保護処理を施してフラッ
シュメモリ素子に記録再生する著作権保護機能(著作権
保護機能として、例えばマジックゲート(ソニー株式会
社、商標)等がある)付きタイプとがあり、どちらを使
用しても良い。
【0014】(2)目覚時計の回路構成
【0015】図2において、目覚時計1は、乾電池等の
電源部13から供給される電源電圧をレギュレータ14
で所定レベルまで引き下げ、これを時計制御部11や各
種回路ブロックに供給することにより起動するようにな
されている。
【0016】時計制御部11は、水晶発振子(図示せ
ず)を有しており、当該水晶発振子の発振周波数を分周
して得られたクロックパルスを時刻表示部6に出力す
る。
【0017】時刻表示部6は、供給されたクロックパル
スに応じて内部モータ(図示せず)を駆動させ、当該内
部モータに連動する時計針6A及び6B(図1)によっ
て現時点の時刻を知らせる。
【0018】これに加えて時計制御部11は、操作入力
部4の各種ボタン4a〜4dのうちいづれかが押下され
たことを検出すると、内部メモリに予め格納されている
カード型メモリ内データ再生プログラムに従って設定用
表示部5にメインメニュー画面を表示し、この状態で操
作入力部4を介して時報の設定を行う命令が入力された
場合には、時報設定プログラムに従って時報設定用の各
種設定画面を表示しながら、操作入力部4からの入力に
応じてカード型メモリ8から時報として再生するユーザ
嗜好音楽データや、当該音楽データの再生時刻を設定
し、その設定内容を設定情報として内部メモリに記録す
る。
【0019】そして時計制御部11は、クロックパルス
で動作する内蔵RTC(Real Time Clock) 回路で計時し
ている実時刻(現時点の時刻)と、内部メモリに記録し
た設定情報のうちの再生時刻とが一致したとき、カード
型メモリ8からカード型メモリ制御部10を介して、設
定情報にて再生指定されるユーザ嗜好音楽データを読み
出し、当該読み出した音楽データをアナログの音楽信号
に変換し、これをアンプ12を介してスピーカ7に送出
することにより、当該スピーカ7から音楽信号に基づく
音楽を奏でるようになされている。
【0020】また時計制御部11は、カード型メモリ内
データ再生プログラムに従って内部メモリに記録した設
定情報をカード型メモリ制御部10を介してカード型メ
モリ8記録する。
【0021】このため、時計制御部11は、設定用表示
部5にメインメニュー画面を表示した状態で操作入力部
4を介して以前に時報を設定したときの設定情報を再利
用する命令が入力された場合には、カード型メモリ8か
らカード型メモリ制御部10を介して読み出し、これを
内部メモリに記録して用いるようになされている。
【0022】因みに、時計制御部11は、カード型メモ
リ用スロット3にカード型メモリ8が挿着されていない
際に、RTC回路で計時している実時刻と、内部メモリ
に記録した設定情報で表される時報時刻とが一致した場
合には、アンプ12及びスピーカ7を順次介して所定の
アラームを出力するようになされている。
【0023】(3)目覚時計によるカード型メモリ内デ
ータ再生処理
【0024】図3において、時計制御部11は、カード
型メモリ内データ再生プログラムに従ってルーチンRT
1の開始ステップから続くステップSP1に移る。
【0025】ステップSP1において、時計制御部11
は、例えば図4に示すような目覚まし時刻の時報設定項
目(以下、これを目覚時報設定項目と呼ぶ)IT1、目
覚まし時刻以外の時刻設定項目(以下、これを特定時報
設定項目と呼ぶ)IT2及び、前に設定した内容で設定
する項目(以下、これを設定情報使用項目と呼ぶ)IT
3でなるメインメニュー表示画面DIP1を設定用表示
部5に表示する。
【0026】このとき時計制御部11は、選択されてい
る項目を反転表示させて表すカーソルCLをメインメニ
ュー表示画面DIP1の目覚時報設定項目1に重ねるよ
うに表示(以下、これを重ね表示と呼ぶ)すると共に、
操作入力部4の上方向ボタン4a及び下方向ボタン4b
の操作に応じてカーソルCLを各項目IT1〜IT3に
渡って順次移動させ、ステップSP2に移る。
【0027】ステップSP2において、時計制御部11
は、各項目IT1〜IT3のうち設定情報使用項目IT
3が選択されたか否かを判断する。ここで否定結果が得
られると、時計制御部11は続くステップSP3に移
る。
【0028】ステップSP3において、時計制御部11
は、各項目IT1〜IT3のうち目覚時報設定項目IT
1又は特定時報設定項目IT2が選択されたか否かを判
断する。ここで否定結果が得られると、このことはメイ
ンメニュー画面DIP1の各項目IT1〜IT3のいづ
れも選択されていないことを表しており、このとき時計
制御部11は、ステップSP2に戻る。すなわち時計制
御部11は、メインメニュー画面DIP1の各項目IT
1〜IT3のいづれかが選択されたと判断するまで、ス
テップSP2及びステップSP3の処理を繰り返す。
【0029】一方、ステップSP3において肯定結果が
得られると、このことは自ら設定した内容に基づく時報
を聴きたいユーザによって目覚時報設定項目IT1又は
特定時報設定項目IT2にカーソルCLが重ね表示され
た後に、操作入力部4の決定ボタン4cが押下されたこ
とを表しており、このとき時計制御部11はサブルーチ
ンSRT1に移る。
【0030】サブルーチンSRT1において、時計制御
部11は、時報設定プログラムに従って、カード型メモ
リ8に記録されているユーザ嗜好音楽データの再生指定
時刻や、再生するユーザ嗜好音楽データの再生指定曲
等、カード型メモリ8を所有するユーザの意図に応じた
各種時報設定を行わせる。
【0031】そして時計制御部11は、各種設定された
内容に基づいて設定情報を生成し、これを内部メモリに
記録すると共に、当該設定情報をカード型メモリ用スロ
ット3に装着されているカード型メモリ8に記録し、ス
テップSP7に移る。
【0032】また、ステップSP2において設定情報使
用項目IT3が選択された肯定結果が得られると、この
ことは以前に目覚時計1を用いて時報設定した内容で時
報を聴きたいユーザによって設定情報使用項目IT3に
カーソルCLが重ね表示された後に、操作入力部4の決
定ボタン4cが押下されたことを表しており、このとき
時計制御部11はステップSP4に移る。
【0033】ステップSP4において、時計制御部11
は、カード型メモリ8が挿着されているか否かを判断す
る。ここで否定結果が得られると、このことはカード型
メモリ8が挿着されていないことを表しており、このと
き時計制御部11は、カード型メモリ8が挿着されたと
判断するまで待ち受ける。
【0034】これに対して肯定結果が得られると、この
ことはカード型メモリ8が挿着されている、又はカード
型メモリ8が挿着されたことを表しており、このとき時
計制御部11は続くステップSP5に移る。
【0035】ステップSP5において、時計制御部11
は、以前に目覚時計1を用いて時報設定した際に生成さ
れた設定情報及びその設定情報に対応するユーザ嗜好音
楽データがカード型メモリ8に記録されているか否かを
判断する。ここで否定結果が得られると、このことは設
定情報が記録されていない、又は設定情報に対応するユ
ーザ嗜好音楽データが記録されていないことを表してお
り、このとき時計制御部11はサブルーチンSRT1に
移って、時報設定処理を実行する。
【0036】これに対して肯定結果が得られると、時計
制御部11はステップSP6に移る。ステップSP6に
おいて、時計制御部11は、カード型メモリ8から設定
情報を読み出して内部メモリに記録し、ステップSP7
に移る。
【0037】ステップSP7において、時計制御部11
は、カード型メモリ用スロット3からカード型メモリ8
が抜かれたか否かを判断する。ここで否定結果が得られ
ると、このことはカード型メモリ用スロット3からカー
ド型メモリ8が抜かれていないことを表しており、この
とき時計制御部11はステップSP8に移る。
【0038】ステップSP8において、時計制御部11
は、RTC回路で計時している実時刻と、内部メモリに
記録した設定情報に表されている再生指定時刻とが一致
するか否かを判断する。
【0039】ここで否定結果が得られると、このことは
RTC回路で計時している実時刻が未だ設定情報に表さ
れている再生指定時刻になっていないことを表してお
り、このとき時計制御部11はステップSP7に戻る。
【0040】これに対して肯定結果が得られると、この
ことはRTC回路で計時している実時刻が再生指定時刻
になったことを表しており、このとき時計制御部11は
ステップSP9に移る。
【0041】ステップSP9において、時計制御部11
は、設定情報に基づいて、ユーザ嗜好音楽データを再生
し、ステップSP7に戻る。
【0042】ステップSP7においてカード型メモリ用
スロット3からカード型メモリ8が抜かれたことを表す
肯定結果が得られると、時計制御部11はステップSP
10に移って、カード型メモリ内データ処理手順を終了
する。
【0043】このように時計制御部11は、ステップS
P7にてカード型メモリ用スロット3からカード型メモ
リ8が抜かれたと判断するまで、ステップSP8にて内
部メモリに記録した設定情報に表されている再生指定時
刻になったと判断する度に、当該設定情報に基づいて、
カード型メモリ8に記録されているユーザ嗜好音楽デー
タを再生するようになされている。
【0044】(4)目覚時計による時刻設定処理
【0045】図5において、時計制御部11は、時刻設
定プログラムに従ってサブルーチンSRT1の開始ステ
ップから続くステップSP21に移る。
【0046】ステップSP21において、時計制御部1
1は、例えば図6に示すような希望時刻設定画面DIP
2を設定用表示部5に表示する。このとき時計制御部1
1は、まず時刻設定画面DIP2内の時設定項目IT5
にカーソルCLを表示すると共に、操作入力部4の上方
向ボタン4a及び下方向ボタン4bの操作に応じて時単
位の「00」〜「23」の数字を表示する。
【0047】そして時計制御部11は、操作入力部4の
決定ボタン4cが押下されたことを検出すると、そのと
き時設定項目IT5に表示されている数字を残し、次
に、カーソルCLを分設定項目IT6へ移動させると共
に、操作入力部4の上方向ボタン4a及び下方向ボタン
4bの操作に応じて分単位の「00」〜「59」の数字
を表示する。
【0048】さらに時計制御部11は、操作入力部4の
決定ボタン4cが押下されたことを検出すると、続くス
テップSP22に移る。
【0049】ステップSP22において、時計制御部1
1は、時設定項目IT5及び分設定項目IT6に表示さ
れている時刻を再生指定時刻と認識し、ステップSP2
3に移る。
【0050】ステップSP23において、時計制御部1
1は、カード型メモリ8に記録されているユーザ嗜好音
楽データに対応する付加情報(ユーザ嗜好音楽データの
タイトル、再生時間及び記録位置等を表すデータ)を読
み出し、これを内部メモリに記録する。
【0051】そして時計制御部11は、例えば図7に示
すような1曲分のタイトル及びその再生時間を表示する
希望曲表示項目IT7と、希望曲選択項目IT8とでな
る希望曲指定画面DIP3を設定用表示部5に表示す
る。
【0052】このとき時計制御部11は、希望曲指定画
面DIP3の希望曲選択項目IT8のうち、第1の選択
領域AR1の1曲再生項目IT9にカーソルCLを表示
すると共に、操作入力部4の上方向ボタン4a及び下方
向ボタン4bの操作に応じてカーソルCLを1曲再生項
目IT9及び全曲再生項目IT10に移動させ、ステッ
プSP24に移る。
【0053】ステップSP24において、時計制御部1
1は、1曲再生項目IT9が選択されたか否かを判断す
る。ここで肯定結果が得られると、このことは1曲再生
項目IT9にカーソルCLを選択している際に操作入力
部4の決定ボタン4cが押下されたことを表しており、
このとき時計制御部11は、1曲再生が選択されたと認
識し、ステップSP25に移る。
【0054】ステップSP25において、時計制御部1
1は、内部メモリに記録した付加情報に基づいて1曲分
のタイトル及びその再生時間を希望曲表示項目IT7に
表示すると共に、カーソルCLを希望曲表示項目IT7
に移動させる。
【0055】このとき時計制御部11は、操作入力部4
の上方向ボタン4a及び下方向ボタン4bの操作に応じ
てカード型メモリ8に記録されているユーザ嗜好音楽デ
ータのタイトル及び再生時間をスクロールさせる。
【0056】そして時計制御部11は、操作入力部4の
決定ボタン4cが押下されたことを検出すると、続くス
テップSP26に移る。
【0057】ステップSP26において、時計制御部1
1は、希望曲表示項目IT7に表示されているタイトル
に対応するユーザ嗜好音楽データを再生指定曲と認識
し、ステップSP27に移る。
【0058】ステップSP27において、時計制御部1
1は、希望曲指定画面DIP3の第2の選択領域AR2
の再生時間を指定する項目(以下、これを再生時間指定
項目と呼ぶ)IT11にカーソルCLを表示し、操作入
力部4の上方向ボタン4a及び下方向ボタン4bの操作
に応じてカーソルCLを再生時間指定項目IT11及
び、1曲分を全てを再生する項目(以下、これを1曲再
生項目と呼ぶ)IT13に移動させる。
【0059】そして時計制御部11は、再生時間指定項
目IT11が選択されたか否かを判断する。ここで否定
結果が得られると、時計制御部11はステップSP28
に移る。
【0060】ステップSP28において、時計制御部1
1は、1曲再生項目IT13が選択されたか否かを判断
する。ここで否定結果が得られると、時計制御部11は
ステップSP27に戻る。すなわち時計制御部11は、
ステップSP27及びSP28のいづれか一方で肯定結
果が得られるまで繰り返す。
【0061】一方、ステップSP28で肯定結果が得ら
れると、このことは上述のステップSP26で認識され
た再生指定曲時間分(1曲分)の再生が希望されている
ことを表しており、このとき時計制御部11はステップ
SP29に移る。
【0062】ステップSP29において、時計制御部1
1は、再生時間が再生指定曲の時間分であると認識し、
ステップSP32に移る。
【0063】また、ステップSP27で肯定結果が得ら
れると、このことは上述のステップSP26で認識され
た再生指定曲時間分(1曲分)のうち一部分の期間(時
間)のみの再生が希望されていることを表しており、こ
のとき時計制御部11はステップSP30に移る。
【0064】ステップSP30において、時計制御部1
1は、再生開始/停止項目IT12にカーソルCLを移
動させて再生時間の指定が可能な状態とし、再生指定曲
と認識したユーザ嗜好音楽データをカード型メモリ8か
ら読み出して再生し、ステップSP31に移る。
【0065】ステップSP31において、時計制御部1
1は、操作入力部4の決定ボタン4cが最初に押下され
たことを検出してから、次に決定ボタン4cが押下され
たことを検出するまでの期間が再生希望時間であると認
識し、ステップSP32に移る。
【0066】このように時計制御部11は、時報を設定
するユーザに対して実際に音楽を聞かせながら、当該ユ
ーザの希望する任意の期間の再生時間を指定し得るよう
になされている。
【0067】因みに、時計制御部11は、再生指定曲と
認識したユーザ嗜好音楽データの再生中に操作入力部4
の決定取消ボタン4dが押下されたことを検出した場合
には、再生指定曲の再生を初めから行うと共に、上述の
ステップSP31の処理を再度実行するようになされて
いる。
【0068】ステップSP32において、時計制御部1
1は、希望曲指定画面DIP3の第3の選択領域AR3
のリピート再生する項目(以下、これをリピート再生項
目と呼ぶ)IT15にカーソルCLを表示し、操作入力
部4の上方向ボタン4a及び下方向ボタン4bの操作に
応じてカーソルCLをリピート再生項目IT15及び設
定終了項目IT16に移動させる。
【0069】ここで時計制御部11は、リピート再生項
目IT15にカーソルCLを重ね表示している際に操作
入力部4の決定ボタン4cが押下された場合には、リピ
ート再生されたと認識する。
【0070】そして時計制御部11は、設定終了項目I
T16にカーソルCLを重ね表示している際に操作入力
部4の決定ボタン4cが押下されたことを検出すると、
続くステップSP33に移る。
【0071】ところで、ステップSP24において1曲
再生項目IT9が選択されず、否定結果が得られると、
このことは全曲再生項目IT10にカーソルCLを重ね
表示している際に操作入力部4の決定ボタン4cが押下
されたことを表しており、このとき時計制御部11はス
テップSP34に移る。
【0072】ステップSP34において、時計制御部1
1は全曲再生が選択されたと認識し、ステップSP35
に移る。
【0073】ステップSP35において、時計制御部1
1は、希望曲指定画面DIP3の第3の選択領域AR3
のランダム再生する項目(以下、これをランダム再生項
目と呼ぶ)IT14にカーソルCLを表示し、操作入力
部4の上方向ボタン4a及び下方向ボタン4bの操作に
応じてカーソルCLをランダム再生項目IT14、リピ
ート再生項目IT15及び設定終了項目IT16に移動
させる。
【0074】ここで時計制御部11は、ランダム再生項
目IT14又はリピート再生項目IT15にカーソルC
Lを重ね表示している際に操作入力部4の決定ボタン4
cが押下された場合には、ランダム再生及び又はリピー
ト再生されたと認識する。
【0075】そして時計制御部11は、設定終了項目I
T13にカーソルCLを選択している際に操作入力部4
の決定ボタン4cが押下されると、続くステップSP3
3に移る。
【0076】ステップSP33において、時計制御部1
1は、カード型メモリ8が挿着されているか否かを判断
する。ここで否定結果が得られると、このことはカード
型メモリ8が挿着されていないことを表しており、この
とき時計制御部11は、カード型メモリ8が挿着された
と判断するまで待ち受ける。
【0077】これに対して肯定結果が得られると、この
ことはカード型メモリ8が挿着されている、もしくはカ
ード型メモリ8が挿着されたことを表しており、このと
き時計制御部11は続くステップSP34に移る。
【0078】ステップSP34において、時計制御部1
1は、上述のサブルーチンSRT1の設定処理手順にお
いてそれぞれ設定されて認識した内容を設定情報として
カード型メモリ8に記録させ、ステップSP7(図3)
に移る。
【0079】このように時計制御部11は、サブルーチ
ンSRT1に従った時刻設定処理を実行することによ
り、ユーザ嗜好音楽データが記録されたカード型メモリ
8を所有するユーザの意図に応じて各種時報設定を行い
得るようになされている。
【0080】以上の構成において、目覚時計1において
は、ユーザにより選定された(すなわちユーザ自らの嗜
好に合った)音楽データ(ユーザ嗜好音楽データ)が書
換可能に記録された着脱自在なカード型メモリ8を挿着
するカード型メモリ用スロット3を設け、当該カード型
メモリ用スロット3にカード型メモリ8が挿着された場
合には、そのカード型メモリ8から再生するユーザ嗜好
音楽データと、当該ユーザ嗜好音楽データを再生する時
刻とを設定させ、そのとき設定した内容を時報とした。
【0081】従って目覚時計1では、ユーザ嗜好音楽デ
ータを記録したカード型メモリ8を装着するだけで、全
て自らの嗜好に合ったユーザ嗜好音楽データのみの中か
ら、時報として再生希望する音楽を自由に選択し得るの
で、ユーザの嗜好に合った音響データを常時再生するこ
とができ、かくして、使い勝手を向上することができ
る。
【0082】さらに、目覚時計1では、時報として再生
希望する音楽を選択する際に、ユーザ嗜好音楽データの
数及び再生順序、さらには再生期間(時間)までをも自
由に設定することができ、かくして、一段と使い勝手を
向上することができる。
【0083】また目覚時計1は、時報の各種設定を行っ
て当該設定内容を表す設定情報を生成した後、その設定
情報カード型メモリ8に記録させるようにした。
【0084】従って目覚時計1では、例えば旅先などで
ユーザが一度設定した内容での時報を希望する場合に
は、そのとき設定した内容を表す設定情報及びその設定
情報に対応するユーザ嗜好音楽データを有するカード型
メモリ8を旅先の目覚時計1(又はカード型メモリスロ
ット3を有する携帯電話機等)に挿着さえすれば、新た
に設定し直すことなく再現することができ、かくして、
使い勝手を向上することができる。
【0085】以上の構成によれば、着脱自在なカード型
メモリ8を挿着するカード型メモリ用スロット3を設
け、当該カード型メモリ用スロット3にカード型メモリ
8が挿着された場合には、カード型メモリ内データ再生
モードに移行して時報設定処理を実行し、そのとき各種
設定された内容で時報を知らせるようにしたことによ
り、ユーザにより選定された音楽を常時奏でることがで
き、かくして、使い勝手を向上することができる。
【0086】なお上述の実施の形態においては、ユーザ
により選定されて書換可能に記録された音響データとし
てのユーザ嗜好音楽データを時報として用いる場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、例えば人やその
他の生物が発する音声を表す音声データ、規則的(音程
がある)音を表す楽音響データ等、その他の種々の音を
表す音響データを時報として用いるようにしても良い。
このようにすれば、目覚時計1は、一段とユーザの嗜好
に添った様々な音を奏でることができ、かくして、一段
と使い勝手を向上することができる。
【0087】また上述の実施の形態においては、記録媒
体として、書換可能なカード型メモリ8を用いる場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、例えばフロッ
ピー(登録商標)ディスク、DVD−ROM(Digital V
ideo Disc-Read Only Memory) 等のパッケージメディア
のみならず、半導体メモリや磁気ディスク等、他の種々
の書換可能な記録媒体を用いるようにしても良い。
【0088】さらに上述の実施の形態においては、設定
情報生成手段としての時計制御部11及び操作入力部4
が図5について上述した時刻設定処理手順を実行する場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、再
生指定時刻、全曲再生、再生指定曲、再生指定期間、ラ
ンダム再生及びリピート再生の一部又は全てを設定内容
とする設定情報を生成できれば、その他種々の手順に従
って時報の設定を実行するようにしても良い。
【0089】さらに上述の実施の形態においては、設定
情報生成手段としての時計制御部11及び操作入力部4
が図5について上述した時刻設定処理手順によってユー
ザ嗜好音楽データの再生時刻、数及び再生順序、さらに
は再生期間(時間)を設定する場合について述べたが、
これに加えて、指定された全曲分の再生指定期間の設定
や、1曲再生の一部分の再生指定を複数行う設定、さら
には再生するユーザ嗜好音楽データのボリューム設定
や、リードイン及びリードアウト設定等の音調節設定
等、この他種々の設定を行うようにしても良い。このよ
うにすれば、目覚時計1は、一段とユーザの嗜好に合っ
た時報設定を行わせることができ、かくして、一段と使
い勝手を向上することができる。
【0090】さらに上述の実施の形態においては、設定
情報に基づいて時報を再生する時報再生手段を時計制御
部11によって実現し、設定情報を記録媒体に記録する
設定情報記録手段をカード型メモリ制御部10によって
実現する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、この他種々の構成で時報再生手段及び設定情報記録
手段を実現するようにしても良い。
【0091】さらに上述の実施の形態においては、時計
制御部11が内部メモリの時報設定プログラムに従った
時報設定処理を実行する場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、様々なプログラム格納媒体に時報設定
処理実行用のプログラムを格納し、当該プログラム格納
媒体を用いて時報設定処理実行用のプログラムをパーソ
ナルコンピュータや携帯電話機等にインストールするこ
とにより、そのパーソナルコンピュータや携帯電話機等
で時報設定処理を実行するようにしても良い。
【0092】この場合、かかるプログラム格納媒体とし
ては、例えばフロッピーディスク、DVD−ROM(Dig
ital Video Disc-Read Only Memory) 等のパッケージメ
ディアのみならず、プログラムが一時的もしくは永続的
に格納される半導体メモリや磁気ディスク等で実現して
も良い。
【0093】さらに上述の実施の形態においては、上方
向ボタン4a、下方向ボタン4b、決定ボタン4c及び
決定取消ボタン4dでなる操作入力部4によって時刻設
定を行う場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、操作入力部4に代えて、回動操作及び押圧操作自在
な操作キー(いわゆるジョグダイヤル)を設け、当該ジ
ョグダイヤルの回転操作や押圧操作によって時刻設定を
行うようにしても良い。
【0094】この場合、目覚時計1においては、筐体1
Aに設けるスペースを極力低減し得ると共に、1つの操
作キーで時刻設定を行うため、当該時刻設定を行う際の
操作性を一段と簡易に行わせることができる。
【0095】さらに上述の実施の形態においては、本発
明による音響出力時計を図1〜図7について上述した目
覚時計1に適用する場合について述べたが本発明はこれ
に限らず、例えば置き時計や腕時計、さらには携帯電話
機、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digita
l Assistant)等、要は時刻表示機能を有するものであれ
ば、この他種々の音響出力時計に幅広く適用することが
できる。
【0096】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、ユーザに
より選定された音響データが書換可能に記録された記録
媒体を着脱自在に挿着する挿着手段を有し、当該挿着手
段に挿着された記録媒体から再生する音響データと、そ
の音響データを再生する時刻とを表す設定情報を設定情
報生成手段によって生成し、当該生成された設定情報に
基づく時刻に記録媒体から音響データを再生手段によっ
て再生するようにしたことにより、ユーザの嗜好に合っ
た音響データを常時再生することができ、かくして、使
い勝手を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による目覚時計の全体構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】目覚時計の回路構成を示すブロック図である。
【図3】カード型メモリ内データ再生処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】メインメニュー画面例を示す略線図である。
【図5】時刻設定処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図6】時刻設定画面例を示す略線図である。
【図7】希望曲設定画面例を示す略線図である。
【符号の説明】
1……目覚時計、3……カード型メモリ用スロット、4
……操作入力部、5……設定用表示部、6……時刻表示
部、7……スピーカ、8……カード型メモリ、10……
カード型メモリ制御部、11……時計制御部、12……
アンプ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザにより選定された音響データが書換
    可能に記録された記録媒体を着脱自在に挿着する挿着手
    段と、 上記挿着手段に挿着された上記記録媒体から再生する音
    響データと、当該音響データを再生する時刻とを表す設
    定情報を生成する設定情報生成手段と、 上記設定情報に基づく時刻に上記記録媒体から上記音響
    データを再生する再生手段とを具えることを特徴とする
    音響出力時計。
  2. 【請求項2】上記設定情報を上記記録媒体に記録する設
    定情報記録手段を具えることを特徴とする請求項1に記
    載の音響出力時計。
  3. 【請求項3】上記設定情報生成手段は、 上記音響データに対する任意の再生位置及び再生停止位
    置を含む上記設定情報を生成することを特徴とする請求
    項1に記載の音響出力時計。
  4. 【請求項4】ユーザにより選定された音響データが書換
    可能に記録された記録媒体を着脱自在に挿着する挿着手
    段を有する音響出力時計に対して実行させるプログラム
    を格納するプログラム格納媒体であって、 上記挿着手段に挿着された上記記録媒体から再生する音
    響データと、当該音響データを再生する時刻とを表す設
    定情報を生成する設定情報生成ステップと、 上記設定情報を上記記録媒体に記録する設定情報記録ス
    テップとを具えることを特徴とするプログラム格納媒
    体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016218387A (ja) * 2015-05-26 2016-12-22 エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社 再生装置、再生プログラム、及び再生装置製造システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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