JP2002243133A - ガス処理装置 - Google Patents
ガス処理装置Info
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/34—Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery
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- Incineration Of Waste (AREA)
Abstract
提としてガスのリークを防止する。 【解決手段】 蓄熱体13により、導入される被処理ガ
スを排ガス熱で予熱するガス処理装置において、蓄熱体
13を複数の蓄熱要素20…に分割するとともに、この
各蓄熱要素20…をそれぞれ独立した筒状の蓄熱容器2
1…に収容し、この各蓄熱容器21…の下端を共通の容
器支持板23に固定して熱膨張・収縮を妨げない状態で
支持した。
Description
だガスを燃焼させることによって脱臭や分解を行うガス
処理装置に関するものである。
省エネルギーの観点から、たとえば特開平6−2811
31号公報に示されているように処理済みガス(排ガ
ス)の熱を被処理ガスの予熱に利用する回転蓄熱バーナ
ー式のガス処理装置が注目されている。この回転蓄熱バ
ーナー式ガス処理装置の公知例を図5によって説明す
る。
バーナー2を設けて構成される。
3と、このバーナー本体3を取り囲んで炉内に配置され
た蓄熱体4、及び炉外に配置された吸排ダクト5等によ
って構成され、バーナー本体3の噴射口3aから助燃剤
を噴射して火炎Aを発生させることにより炉内で被処理
ガスを燃焼させる。
び吸排ダクト5を通して被処理ガスを炉内に導入し、排
ガスを炉外に排出することにより、蓄熱体3部分で排ガ
ス熱を被処理ガスの予熱に利用し、燃焼効率を高める。
有し、この回転ダクトを回転させることにより、蓄熱体
3に対する被処理ガス及び排ガスの通路を周方向に連続
して変化させ、熱交換作用が蓄熱体3の全周部分で均等
に効率良く行われるように構成されている。
の耐熱性金属板をロール状に巻いて形成したコロケード
ハニカムが用いられる。
属板をロール状に曲げるだけで安価に製造でき、しかも
表面積が大きくて高い熱交換効率が得られるという利点
がある。
このコロケードハニカム構造の蓄熱体の弱点として、長
期操業中に熱応力による変形によってガスがリークし、
被処理ガスが未処理のまま排出されて臭気成分や有機物
の除去率が低下するおそれがある。
蓄熱体を製造することも可能であるが、熱交換効率を高
めるためにハニカムを構成する壁を薄く作る必要がある
ことから、長期操業中にこの壁が破損することによって
同様にガスのリークが発生するおそれがある。
の蓄熱要素に分割し、この各蓄熱要素間を隔壁で区画す
る方法も提案された。隔壁は、中心のバーナー本体と、
蓄熱体を取り囲む周壁との間に放射状に配置され、溶接
固定される。
いるため、それぞれに作用する膨張・収縮による応力を
抑えることができる。
は、周壁及びバーナー本体に固定されているため、この
固定部分に大きな熱応力が作用する。これは、高温が作
用する炉内側(蓄熱体上部)でとくに顕著となり、この
熱応力により隔壁と周壁の溶接部分に亀裂が入るおそれ
がある。
リークが発生し、解決には至らなかった。
に分割する方式を前提としてガスのリークを防止するこ
とができるガス処理装置を提供するものである。
炉に蓄熱バーナーを設け、この蓄熱バーナーは、炉内で
被処理ガスを燃焼させるバーナー本体と、このバーナー
本体を取り囲んで配置した蓄熱体及び吸排ダクトを具備
し、この吸排ダクトを蓄熱体に対して相対回転させなが
ら、蓄熱体により、炉外に排出される排ガスの熱で上記
吸排ダクトから導入される被処理ガスを予熱するように
構成したガス処理装置において、上記蓄熱体を複数の蓄
熱要素に分割するとともに、この各蓄熱要素をそれぞれ
独立した筒状の蓄熱容器に収容し、この各蓄熱容器を、
熱膨張・収縮を妨げない状態で支持してなるものであ
る。
て、各蓄熱容器の下端部を共通の容器支持体に固定する
ことにより、熱膨張・収縮を妨げない状態で支持したも
のである。
て、各蓄熱容器の内周面と蓄熱要素との間の隙間部分
に、ガスを通過させない状態で蓄熱要素を保持する保持
部材を設けたものである。
れかの構成において、各蓄熱要素の上端に燃焼炉内に向
けて延長通路を設けたものである。
が小さく、この熱応力による蓄熱要素そのものの破損等
の可能性が低くなる。
れた隔壁で区画する従来の分割方式と異なり、各蓄熱要
素を各個独立した蓄熱容器に収容する構成であること、
及びこの各蓄熱容器は熱膨張・収縮を妨げない状態で
(請求項2では容器下端部を共通の容器支持体に固定す
ることによって)支持されていることにより、蓄各熱容
器に働く熱応力も小さくてすむ。
ても、ガスが他の蓄熱容器(蓄熱要素)内に侵入するお
それがない。
長期に亘って一定のガス処理性能を維持することが可能
となる。
器の内周面と蓄熱要素との間の隙間部分に、ガスを通過
させない状態で蓄熱要素を保持する保持部材を設けたか
ら、容器内周面と蓄熱要素の接触を防止しながら上記隙
間部分の気密性を保つことができる。
端に炉内に向けて延長通路を設けたから、給気側から排
気側へのガスのショートパスを防止し、被処理ガスを炉
内の長い区間で予熱して燃焼効率を高めることができ
る。
よって説明する。
本的には図5に示す従来装置と同様に、燃焼炉11内に
回転蓄熱バーナー12が設けられて構成される。
壁中央部に設けられた蓄熱体13と、この蓄熱体13の
中心部を貫通して設けられたバーナー本体14と、この
バーナー本体14を取り囲むようにして炉外に設けられ
た吸排ダクト15等によって構成され、バーナー本体1
4の噴射口14aから助燃剤が噴射されて火炎が発生す
ることにより炉内で被処理ガスが燃焼する。
して被処理ガスが炉内に導入されるとともに排ガスが炉
外に排出されることにより、蓄熱体13部分で排ガス熱
が被処理ガスの予熱に利用される。
ロットバーナー、18は処理済みガスを吸排ダクト15
外に吸引する吸引ファン、19は煙突である。
しない)を有し、この回転ダクトが回転することによ
り、熱交換作用が蓄熱体13の全周部分で均等に効率良
く行われる。
は、図2に示すようにコージェライト等を素材とするハ
ニカム構造を有する複数の蓄熱要素20…に分割され、
この各蓄熱要素20…が、それぞれ独立した筒状の蓄熱
容器21…に収容されている。
は、図3に示すように四角筒状としてもよいし、図4に
示すように円筒状に形成してもよい。
らに複数の蓄熱ピース20a…に分割され、これらが蓄
熱容器21内で上下に積層されている。
ロープのような耐熱性とクッション性を有し、かつ、ガ
スを通過させない素材から成る保持部材22が、蓄熱容
器21の内周面と蓄熱要素20との間の隙間部分を埋め
る形で設けられている。
熱要素20の接触が防止されながら上記隙間部分の気密
性が保たれる。
持板(容器支持体)23上に、図3に示すようにリング
状(図示のような四角形リング状でもよいし円形リング
状でもよい)に配置され、それぞれの下端が容器支持板
23に溶接等によって固定されている。
20…に分割されているため、各蓄熱要素20…に作用
する熱応力が小さく、この熱応力による蓄熱要素20…
そのものの破損等の可能性が低くなる。
立した蓄熱容器21…に収容され、(ii)この各蓄熱
容器21…は共通の容器支持板23に下端のみが固定さ
れ、全体として熱膨張・収縮を妨げられない状態で支持
されているため、蓄各熱容器21…に働く熱応力も小さ
くてすむ。
…を図4に示す円筒状に形成すれば、熱応力の集中や歪
みが生じにくいため、破損や亀裂が起こりにくい。
こっても、ガスが他の蓄熱容器21(蓄熱要素20)内
に侵入するおそれがない。
でのガスのリークが確実に防止される。
熱ピース20aの上端)に、耐熱性断熱材(たとえば石
膏ボード)からなる四角筒状の延長管24が上向きに
(炉内に向けて)延設され、これによって蓄熱要素20
…の上方に連なる延長通路25が形成されている。
側へのガスのショートパスが防止されるとともに、被処
理ガスが排ガス熱及び炉熱によって長い区間で予熱され
ることにより燃焼効率が高められる。
もの、各蓄熱要素20はコージェライト製)を用い、下
記の条件で性能確認試験を行った。なお、下記結果中の
例1〜例3は延長通路25を設け、例4については延長
通路25を設けなかった。
間後の給気ガス及び排ガスをサンプリングして計算し
た。
%以上と、トルエンを高度に除去できることが確認でき
た。とくに延長通路25を設ける(例1〜例3)ことで
除去率が約90%となり、トルエンがさらに高度に除去
できることが確認された。
体を複数の蓄熱要素に分割するとともに、この各蓄熱要
素をそれぞれ独立した筒状の蓄熱容器に収容し、この各
蓄熱容器を熱膨張・収縮を妨げない状態で支持したか
ら、 各蓄熱要素に作用する熱応力が小さく、この熱応力
による蓄熱要素そのものの破損等の可能性が低くなるこ
と、 蓄各熱容器に働く熱応力も小さくてすむこと、 もし、特定の蓄熱容器に破損が起こっても、ガスが
他の蓄熱容器内に侵入するおそれがないこと により、ガスのリークを防止し、長期に亘って一定のガ
ス処理性能を維持することが可能となる。
器の内周面と蓄熱要素との間の隙間部分に、ガスを通過
させない状態で蓄熱要素を保持する保持部材を設けたか
ら、容器内周面と蓄熱要素の接触を防止しながら上記隙
間部分の気密性を保つことができる。
要素の上端にガス延長通路を設けたから、給気側から排
気側へのガスのショートパスを防止し、被処理ガスをよ
り長い区間で予熱して燃焼効率を高めることができる。
概略断面図である。
た場合の図3相当図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 燃焼炉に蓄熱バーナーを設け、この蓄熱
バーナーは、炉内で被処理ガスを燃焼させるバーナー本
体と、このバーナー本体を取り囲んで配置した蓄熱体及
び吸排ダクトを具備し、この吸排ダクトを蓄熱体に対し
て相対回転させながら、蓄熱体により、炉外に排出され
る排ガスの熱で上記吸排ダクトから導入される被処理ガ
スを予熱するように構成したガス処理装置において、上
記蓄熱体を複数の蓄熱要素に分割するとともに、この各
蓄熱要素をそれぞれ独立した筒状の蓄熱容器に収容し、
この各蓄熱容器を、熱膨張・収縮を妨げない状態で支持
してなることを特徴とするガス処理装置。 - 【請求項2】 各蓄熱容器の下端部を共通の容器支持体
に固定することにより、熱膨張・収縮を妨げない状態で
支持したことを特徴とする請求項1記載のガス処理装
置。 - 【請求項3】 各蓄熱容器の内周面と蓄熱要素との間の
隙間部分に、ガスを通過させない状態で蓄熱要素を保持
する保持部材を設けたことを特徴とする請求項1または
2記載のガス処理装置。 - 【請求項4】 各蓄熱要素の上端に燃焼炉内に向けて延
長通路を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいず
れかに記載のガス処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001037033A JP3929708B2 (ja) | 2001-02-14 | 2001-02-14 | ガス処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001037033A JP3929708B2 (ja) | 2001-02-14 | 2001-02-14 | ガス処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002243133A true JP2002243133A (ja) | 2002-08-28 |
JP3929708B2 JP3929708B2 (ja) | 2007-06-13 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001037033A Expired - Fee Related JP3929708B2 (ja) | 2001-02-14 | 2001-02-14 | ガス処理装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3929708B2 (ja) |
-
2001
- 2001-02-14 JP JP2001037033A patent/JP3929708B2/ja not_active Expired - Fee Related
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