JP2002242401A - 除雪用具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の除雪用具の形状は、雪の抵抗が大き
く、重量もあるために、取り扱いが困難であり、庭木の
除雪の場合、枝などを傷つける場合があった。 【解決手段】 物干し竿の先に、リング状に加工した金
具を取り付けることによって、雪の抵抗も少なく、軽量
で取り扱いが容易であり、庭木の除雪の場合でも枝を傷
つけることがない。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、除雪作業に用い
る用具の形状に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の除雪用具の形状は、図３に示すよ
うに、金属製のパイプ（１．５Ｍ〜３．０Ｍ）ａの先に
ゴムｂ付きの金具（５０ｃｍ〜６０ｃｍ）ｃを取り付け
たものである。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
従来技術によれば、雪の抵抗が大きく重量もあるため、
取扱いが困難であった。また、庭木の除雪の場合、除雪
しにくく枝を傷つける恐れがあった。そこで、この発明
は、軽量で取扱いが容易であるのと、豆腐を切るよう
に、おもしろい程新雪を除雪することが出来、用具がリ
ング状であるため、雪の抵抗も少なく、庭木の枝も傷つ
けることなく除雪できる除雪用具を提供することを課題
とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項１の発明は、物干し竿の先にリング状に加
工した金具を取付けることによって、除雪することを特
徴とする除雪用具である。また、請求項２の発明は、物
干しざおの先にリング状に加工した金具を取り付け、こ
れによって家の軒先上の新雪の除雪と、つららの撤去、
及び庭木に積もった新雪の除雪を、豆腐を切るように簡
単に除雪することを特徴とする除雪用具でる。

【０００５】

【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を、図１、
図２に示す。除雪用具の本体１は亜鉛メッキ鉄線（φ４
ｍｍ）であり、これを直径（φ５００ｍｍ）のリング状
に加工したものを、取付金具２に溶接して取付けたもの
である。取付け金具の内径は、（φ３０〜３５ｍｍ）と
し、物干しざおに取り付く範囲とする。亜鉛メッキ鉄線
と取り付け金具を溶接した後、中にゴムパッキン４を入
れ、物干し竿に取り付け、ボルトナット３によって締め
つける。 「実施形態の効果」この実施形態によれば、軽量で取り
扱いが容易であり、高い場所の新雪も雪の抵抗も少な
く、庭木の除雪も枝を傷つけることなく、豆腐を切るよ
うにおもしろい程除雪が可能である。 「他の実施形態」図１、図２の実施形態では、除雪用具
を物干し竿に取り付けたものであったが、他の棒状（伸
縮自在）の竿に取り付けても良い。

【０００６】

【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、軽量で取り扱いが容易であり、豆腐を切るように、
おもしろい程新雪を除雪することが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 この発明の一実施形態が示す斜視図である。

【図２】 この発明の一実施形態が示す斜視図である。

【図３】 従来技術を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ リング本体 ２ 取り付け金具 ａ 金属製のパイプ ｂ ゴム ３ ボルトナット ４ ゴムパッキン ｃ 金具

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 物干し竿の先にリング状に加工した金具
   を取りつけることによって、除雪することを特徴とする
   除雪用具。
2. 【請求項２】 物干し竿の先にリング状に加工した金具
   を取り付け、これによって家の軒先上の新雪の除雪とつ
   ららの撤去、及び庭木に積もった新雪の除雪を豆腐を切
   るように簡単に除雪することを特徴とする請求項１記載
   の除雪用具。