JP2002241663A - 無公害印刷インキ - Google Patents
無公害印刷インキInfo
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- JP2002241663A JP2002241663A JP2001039947A JP2001039947A JP2002241663A JP 2002241663 A JP2002241663 A JP 2002241663A JP 2001039947 A JP2001039947 A JP 2001039947A JP 2001039947 A JP2001039947 A JP 2001039947A JP 2002241663 A JP2002241663 A JP 2002241663A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 焼却処分に際して有害ガスが発生しない印刷
インキ、さらには、印刷インキのみならず印刷物全体か
らも焼却処分しても有害ガスが発生しない印刷インキを
提供する。 【解決手段】 天然植物油を重量比で30%以上と、天
然重合樹脂を重量比で20%以上とを混練してなる無公
害印刷インキ。
インキ、さらには、印刷インキのみならず印刷物全体か
らも焼却処分しても有害ガスが発生しない印刷インキを
提供する。 【解決手段】 天然植物油を重量比で30%以上と、天
然重合樹脂を重量比で20%以上とを混練してなる無公
害印刷インキ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷インキに関する
もので、さらに詳しくは、無害で食品に接触する包装紙
等に使用でき、また、印刷物(包装用紙等の印刷を施し
た物)を焼却した際に、発熱量を抑止して焼却装置の破
損を防ぎ、さらには、有害ガスが発生しないようになし
た無公害印刷インキに関するものである。
もので、さらに詳しくは、無害で食品に接触する包装紙
等に使用でき、また、印刷物(包装用紙等の印刷を施し
た物)を焼却した際に、発熱量を抑止して焼却装置の破
損を防ぎ、さらには、有害ガスが発生しないようになし
た無公害印刷インキに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷インキは、石油系油脂材に無
機顔料又は有機顔料を混練して製造している。したがっ
て、このような印刷インキで印刷した印刷物(代表的に
は紙)を焼却すると、発熱量が大きく焼却炉を傷めると
いう問題点と、ソックス(SOx)や塩化水素(HC
l)等の有害ガスが発生するという問題点とを有してい
る。
機顔料又は有機顔料を混練して製造している。したがっ
て、このような印刷インキで印刷した印刷物(代表的に
は紙)を焼却すると、発熱量が大きく焼却炉を傷めると
いう問題点と、ソックス(SOx)や塩化水素(HC
l)等の有害ガスが発生するという問題点とを有してい
る。
【0003】なお、印刷物全体に対する印刷インキの量
はごく少ないので、発熱量は印刷物に炭酸カルシウムを
混入することで抑止でき、最近は廃棄するゴミを入れる
ゴミ袋に所定量の炭酸カルシウム(CaCO3)混入さ
せることを義務付けており、相応の効果が認められてい
る。しかし、上記ソックス(SOx)や塩化水素(HC
l)の発生は、炭酸カルシウムの混入では抑止できず、
逆に燃焼温度が低下してダイオキシンが発生しやすくな
るという問題点が生ずることがある。
はごく少ないので、発熱量は印刷物に炭酸カルシウムを
混入することで抑止でき、最近は廃棄するゴミを入れる
ゴミ袋に所定量の炭酸カルシウム(CaCO3)混入さ
せることを義務付けており、相応の効果が認められてい
る。しかし、上記ソックス(SOx)や塩化水素(HC
l)の発生は、炭酸カルシウムの混入では抑止できず、
逆に燃焼温度が低下してダイオキシンが発生しやすくな
るという問題点が生ずることがある。
【0004】すなわち、従来の印刷インキを焼却する
と、大量の有害ガスが発生し、多少の炭酸カルシウムの
混入では有害ガスの発生を抑止できず、また、印刷物を
焼却するとダイオキシンが発生しやすく、特に包装用
紙、包装資材等の印刷物は全面印刷が施されることが多
く、さらには、最近は印刷効果を強調するため下地印刷
を施したり、表面保護層や表面防水層を印刷することも
多く、印刷インキの使用量は増える傾向にあり、焼却に
伴って有害ガスが発生することを抑止することがますま
す困難となってきていおり、このような状態を無視する
ことはできない状態となっている。
と、大量の有害ガスが発生し、多少の炭酸カルシウムの
混入では有害ガスの発生を抑止できず、また、印刷物を
焼却するとダイオキシンが発生しやすく、特に包装用
紙、包装資材等の印刷物は全面印刷が施されることが多
く、さらには、最近は印刷効果を強調するため下地印刷
を施したり、表面保護層や表面防水層を印刷することも
多く、印刷インキの使用量は増える傾向にあり、焼却に
伴って有害ガスが発生することを抑止することがますま
す困難となってきていおり、このような状態を無視する
ことはできない状態となっている。
【0005】また、従来の印刷インキのみならず、印刷
物の素材、合成樹脂フィルムは無論であるが、印刷物と
して最も代表的な紙においても、製紙工程で漂白に使用
した塩素分が残留しており、これを焼却するとダイオキ
シンが発生することは最近大きな社会問題となってい
る。
物の素材、合成樹脂フィルムは無論であるが、印刷物と
して最も代表的な紙においても、製紙工程で漂白に使用
した塩素分が残留しており、これを焼却するとダイオキ
シンが発生することは最近大きな社会問題となってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
記問題点に鑑みなされたもので、焼却処分に際して発熱
量が低く押さえられると共に、有害ガスが発生しない印
刷インキ、さらには、印刷インキのみならず印刷物全体
からも焼却処分しても有害ガスが発生しない印刷インキ
を提供することを課題としたものである。
記問題点に鑑みなされたもので、焼却処分に際して発熱
量が低く押さえられると共に、有害ガスが発生しない印
刷インキ、さらには、印刷インキのみならず印刷物全体
からも焼却処分しても有害ガスが発生しない印刷インキ
を提供することを課題としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明は、天然植物油を重量比で30%以上と、天
然重合樹脂を重量比で20%以上とを混練し、さらに、
顔料を適宜量混入した技術的手段を講じたものである。
め、本発明は、天然植物油を重量比で30%以上と、天
然重合樹脂を重量比で20%以上とを混練し、さらに、
顔料を適宜量混入した技術的手段を講じたものである。
【0008】それ故、本発明無公害印刷インキは石油系
の油分を含まないので、印刷後石油系独特の臭いがない
印刷が行える作用を呈する。また、上記石油系の臭いが
しないことは、その分無毒で、食品包装材の印刷に適す
る作用を呈するものである。
の油分を含まないので、印刷後石油系独特の臭いがない
印刷が行える作用を呈する。また、上記石油系の臭いが
しないことは、その分無毒で、食品包装材の印刷に適す
る作用を呈するものである。
【0009】また、本発明に使用される主要材料は天然
物質であるので、石油系に比べ硫黄分や塩素分の含有量
が極端に少なく、焼却しても有害物質の発生が少なく抑
えられる作用を呈するものである。
物質であるので、石油系に比べ硫黄分や塩素分の含有量
が極端に少なく、焼却しても有害物質の発生が少なく抑
えられる作用を呈するものである。
【0010】次に、請求項2の発明は、天然植物油を重
量比で30%以上と、天然重合樹脂を重量比で20%以
上と、顔料を適宜量とを混練し、さらに、炭酸カルシウ
ムと水酸化カルシウムのいずれか一方又は双方を重量比
で4〜10%混練した技術的手段を講じたものである。
量比で30%以上と、天然重合樹脂を重量比で20%以
上と、顔料を適宜量とを混練し、さらに、炭酸カルシウ
ムと水酸化カルシウムのいずれか一方又は双方を重量比
で4〜10%混練した技術的手段を講じたものである。
【0011】それ故、本発明無公害印刷インキは、前記
請求項1の作用に加え、炭酸カルシウム又は水酸化カル
シウムを混入したので、印刷物全体を焼却した際、発熱
量が低く押さえられる作用を呈する。
請求項1の作用に加え、炭酸カルシウム又は水酸化カル
シウムを混入したので、印刷物全体を焼却した際、発熱
量が低く押さえられる作用を呈する。
【0012】なお、炭酸カルシウムまたは水酸化カルシ
ウムの混入は、下地印刷に適する印刷インキの遮蔽度
(不透明度)を向上させる作用を呈する。また、水酸化
カルシウムの混入は以下の化学式に示すように塩素を塩
化カルシウムとして固定して、ダイオキシンの発生を防
ぐ作用を呈するものである。 Ca(OH)2+2HCl→CaCl2+2H2O
ウムの混入は、下地印刷に適する印刷インキの遮蔽度
(不透明度)を向上させる作用を呈する。また、水酸化
カルシウムの混入は以下の化学式に示すように塩素を塩
化カルシウムとして固定して、ダイオキシンの発生を防
ぐ作用を呈するものである。 Ca(OH)2+2HCl→CaCl2+2H2O
【0013】次に、請求項3の発明は、天然植物油を重
量比で30%以上と、天然重合樹脂を重量比で20%以
上と、顔料を適宜量と、炭酸カルシウムと水酸化カルシ
ウムのいずれか一方又は双方を重量比で4〜10%とを
混練し、さらに、ドライヤを重量比2%以下混練した技
術的手段を講じたものである。
量比で30%以上と、天然重合樹脂を重量比で20%以
上と、顔料を適宜量と、炭酸カルシウムと水酸化カルシ
ウムのいずれか一方又は双方を重量比で4〜10%とを
混練し、さらに、ドライヤを重量比2%以下混練した技
術的手段を講じたものである。
【0014】それ故、本発明無公害印刷インキは、請求
項2の作用にさらに加えて、ドライヤを加えたので、印
刷表面が強固に固化し、インキ物質の剥離を抑え、より
安全を高め、炭酸カルシウム又は水酸化カルシウムを印
刷物の焼却時まで確実に保持する作用を呈するものであ
る。
項2の作用にさらに加えて、ドライヤを加えたので、印
刷表面が強固に固化し、インキ物質の剥離を抑え、より
安全を高め、炭酸カルシウム又は水酸化カルシウムを印
刷物の焼却時まで確実に保持する作用を呈するものであ
る。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。本発明無
公害印刷インキは、従来の印刷インキと同じく、顔料
と、この顔料を均一に分散して保持する粘性の液体(ベ
ヒクルと称する。)とで構成されているのは無論であ
る。そして、本発明では、上記ベヒクルが従来石油系の
油分を使用していたのに対して、天然植物油を重量比で
30%以上と、天然重合樹脂を重量比で20%以上とを
混練してなる。
公害印刷インキは、従来の印刷インキと同じく、顔料
と、この顔料を均一に分散して保持する粘性の液体(ベ
ヒクルと称する。)とで構成されているのは無論であ
る。そして、本発明では、上記ベヒクルが従来石油系の
油分を使用していたのに対して、天然植物油を重量比で
30%以上と、天然重合樹脂を重量比で20%以上とを
混練してなる。
【0016】上記天然植物油としては、代表的にはアマ
ニ油が使用でき、その他に、コーンオイル、桐油、脱水
ヒマシ油等が利用できる。この天然植物油を印刷インキ
のベヒクルの材料に使用することは無論従来からも行わ
れていたが、従来は、該天然植物油を軟化材、粘着材と
して補助的に混入していたが、本発明ではベヒクルの主
材として重量比で30%以上使用している。なお、試作
において、本発明では、該天然植物油は重量比で30〜
40%の範囲が最も好適であった。
ニ油が使用でき、その他に、コーンオイル、桐油、脱水
ヒマシ油等が利用できる。この天然植物油を印刷インキ
のベヒクルの材料に使用することは無論従来からも行わ
れていたが、従来は、該天然植物油を軟化材、粘着材と
して補助的に混入していたが、本発明ではベヒクルの主
材として重量比で30%以上使用している。なお、試作
において、本発明では、該天然植物油は重量比で30〜
40%の範囲が最も好適であった。
【0017】そして、本発明では上記天然植物油のみで
は、粘性・弾性・塑性等の流動形式が適宜に得られない
ため、天然重合樹脂を重量比で20%以上を混練してな
る。この天然重合樹脂としては、セラック(ラック昆虫
の分泌する樹脂)、ロジン(松柏類から得られる樹脂)
等が使用できる。なお、この天然重合樹脂は、重量比で
20%以上混入することが望ましく、実際には重量比で
20〜30%が、前記天然植物油との混合比で、粘性・
弾性・塑性等の流動形式が印刷インキとして最も好適に
得られるものであった。
は、粘性・弾性・塑性等の流動形式が適宜に得られない
ため、天然重合樹脂を重量比で20%以上を混練してな
る。この天然重合樹脂としては、セラック(ラック昆虫
の分泌する樹脂)、ロジン(松柏類から得られる樹脂)
等が使用できる。なお、この天然重合樹脂は、重量比で
20%以上混入することが望ましく、実際には重量比で
20〜30%が、前記天然植物油との混合比で、粘性・
弾性・塑性等の流動形式が印刷インキとして最も好適に
得られるものであった。
【0018】そして、本発明も、顔料を適宜量混入する
のは無論である。この顔料は、従来公知なものを使用す
ればよく、本実施例では無機顔料を使用したが、無論、
有機顔料を使用してもよい。無機顔料としては、アルミ
ナ、硫酸バリウム、黄鉛、紺青、チタンホワイト、カー
ボンブラック等が使用でき、有機顔料としてはアゾ染料
から作られたアゾ顔料、塩基性染料から作られたレーキ
顔料等が使用できる。
のは無論である。この顔料は、従来公知なものを使用す
ればよく、本実施例では無機顔料を使用したが、無論、
有機顔料を使用してもよい。無機顔料としては、アルミ
ナ、硫酸バリウム、黄鉛、紺青、チタンホワイト、カー
ボンブラック等が使用でき、有機顔料としてはアゾ染料
から作られたアゾ顔料、塩基性染料から作られたレーキ
顔料等が使用できる。
【0019】従って、本発明無公害印刷インキは、天然
植物油、天然重合樹脂をその主材として使用しているの
で、石油分を全く含まない食品包装に使用しても安全
で、臭いもほとんど感じない(天然植物油、天然重合樹
脂も精製によってほとんど臭気は抑止できる。)印刷イ
ンキを提供できるものである。また、本発明無公害印刷
インキは、石油を全く含まないので、焼却しても印刷イ
ンキよりは、ほとんど有害物質が発生しないという効果
を有するものである。
植物油、天然重合樹脂をその主材として使用しているの
で、石油分を全く含まない食品包装に使用しても安全
で、臭いもほとんど感じない(天然植物油、天然重合樹
脂も精製によってほとんど臭気は抑止できる。)印刷イ
ンキを提供できるものである。また、本発明無公害印刷
インキは、石油を全く含まないので、焼却しても印刷イ
ンキよりは、ほとんど有害物質が発生しないという効果
を有するものである。
【0020】次に、請求項2の発明は、上記構成に加
え、炭酸カルシウムと水酸化カルシウムのいずれか一方
又は双方を重量比で4〜10%混練してなる。この炭酸
カルシウムと水酸化カルシウムとの混入量は多いほど望
ましいが、印刷インキとして使用する場合、顔料の色を
白濁させる傾向があり、あまりに多く混入することがで
きない。従って、その上限を重量比で10%としたもの
で、また透明印刷の場合、白濁を気にしない程度とする
には重量比4%程度まであったので、本願では該炭酸カ
ルシウムと水酸化カルシウムとの混入量を重量比で4〜
10%としたものである。
え、炭酸カルシウムと水酸化カルシウムのいずれか一方
又は双方を重量比で4〜10%混練してなる。この炭酸
カルシウムと水酸化カルシウムとの混入量は多いほど望
ましいが、印刷インキとして使用する場合、顔料の色を
白濁させる傾向があり、あまりに多く混入することがで
きない。従って、その上限を重量比で10%としたもの
で、また透明印刷の場合、白濁を気にしない程度とする
には重量比4%程度まであったので、本願では該炭酸カ
ルシウムと水酸化カルシウムとの混入量を重量比で4〜
10%としたものである。
【0021】印刷インキに、炭酸カルシウム(CaCO
3)または水酸化カルシウム(Ca(OH)2)を混入
することで、焼却時に、前記したように発熱量を低く抑
え、や塩化水素(HCl)さらにはダイオキシンの発生
を防ぐことは、すでに明らかなことで、排ガス中にこれ
らの有害物質が混入することを防止できる無公害印刷イ
ンキを提供できるものである。また、この水酸化カルシ
ウムは印刷インキの焼却時に発生する有害ガスのみなら
ず、印刷物が焼却される際の有害ガスの発生をも抑止す
る量混入できるものであった。
3)または水酸化カルシウム(Ca(OH)2)を混入
することで、焼却時に、前記したように発熱量を低く抑
え、や塩化水素(HCl)さらにはダイオキシンの発生
を防ぐことは、すでに明らかなことで、排ガス中にこれ
らの有害物質が混入することを防止できる無公害印刷イ
ンキを提供できるものである。また、この水酸化カルシ
ウムは印刷インキの焼却時に発生する有害ガスのみなら
ず、印刷物が焼却される際の有害ガスの発生をも抑止す
る量混入できるものであった。
【0022】さらに、この炭酸カルシウムまたは水酸化
カルシウムの混入は、前記したように、下地印刷に適す
る印刷インキの遮蔽度(不透明度)を向上させる作用を
呈するもので、従来は印刷インキを厚く盛って遮蔽度を
確保していたものが、薄い印刷層で行えることになり、
その分印刷インキの使用量が低減でき、自然界に与える
ストレスを抑止できるものである。
カルシウムの混入は、前記したように、下地印刷に適す
る印刷インキの遮蔽度(不透明度)を向上させる作用を
呈するもので、従来は印刷インキを厚く盛って遮蔽度を
確保していたものが、薄い印刷層で行えることになり、
その分印刷インキの使用量が低減でき、自然界に与える
ストレスを抑止できるものである。
【0023】次に、請求項3の発明は、上記請求項2の
構成にさらに加えて、ドライヤを重量比2%以下混練し
たものである。このドライヤは、コバルト、マンガン、
鉛等の塩類からなる酸化促進剤が使用でき、また、油分
子を重合またはゲル化させる触媒等が使用される。
構成にさらに加えて、ドライヤを重量比2%以下混練し
たものである。このドライヤは、コバルト、マンガン、
鉛等の塩類からなる酸化促進剤が使用でき、また、油分
子を重合またはゲル化させる触媒等が使用される。
【0024】上記ドライヤの混入は、従来の印刷インキ
全般に行われている汎用技術で、通常は印刷物によって
はドライヤを使用しないで乾燥できるため、このドライ
ヤは印刷時にインキに混入して使用することが多いが、
本発明では乾燥が遅いので予めインキに混入して、乾燥
を確実化している。当業界では、印刷層が強固に積層さ
れることを「食い付きがよい」と称するが、前記したよ
うに、炭酸カルシウム(CaCO3)または水酸化カル
シウム(Ca(OH)2)を混入すると、この食い付き
が悪くなる。従って、印刷物によっては、このドライヤ
を混入しないで印刷を施すと、乾燥しないこともあり、
さらには、乾燥した表面の強度が少なく、摩耗等しやす
くなるので、最低必要量は予め該ドライヤを混入して印
刷層の強度を増すことが必要となるものである。
全般に行われている汎用技術で、通常は印刷物によって
はドライヤを使用しないで乾燥できるため、このドライ
ヤは印刷時にインキに混入して使用することが多いが、
本発明では乾燥が遅いので予めインキに混入して、乾燥
を確実化している。当業界では、印刷層が強固に積層さ
れることを「食い付きがよい」と称するが、前記したよ
うに、炭酸カルシウム(CaCO3)または水酸化カル
シウム(Ca(OH)2)を混入すると、この食い付き
が悪くなる。従って、印刷物によっては、このドライヤ
を混入しないで印刷を施すと、乾燥しないこともあり、
さらには、乾燥した表面の強度が少なく、摩耗等しやす
くなるので、最低必要量は予め該ドライヤを混入して印
刷層の強度を増すことが必要となるものである。
【0025】
【発明の効果】本発明は上記のごときで、石油類を含ま
ないので、安全で食品包装にも安心して使用でき、か
つ、無臭の無公害印刷インキを提供できるものである。
ないので、安全で食品包装にも安心して使用でき、か
つ、無臭の無公害印刷インキを提供できるものである。
【0026】また、本発明は石油系の油を使用していな
いので焼却しても有害ガスの発生が抑止され、かつ、無
臭の無公害印刷インキを提供できるものである。
いので焼却しても有害ガスの発生が抑止され、かつ、無
臭の無公害印刷インキを提供できるものである。
【0027】また、請求項2の発明では、炭酸カルシウ
ム(CaCO3)または水酸化カルシウム(Ca(O
H)2)によって、有害ガスの発生を積極的に抑止で
き、かつ、無臭の無公害印刷インキを提供できるもので
ある。
ム(CaCO3)または水酸化カルシウム(Ca(O
H)2)によって、有害ガスの発生を積極的に抑止で
き、かつ、無臭の無公害印刷インキを提供できるもので
ある。
【0028】また、請求項3の発明によれば、上記効果
に加えて、印刷層が従来の印刷インキに比べて劣らない
強度を有し、かつ無臭の無公害印刷インキを提供できる
ものである。
に加えて、印刷層が従来の印刷インキに比べて劣らない
強度を有し、かつ無臭の無公害印刷インキを提供できる
ものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 天然植物油を重量比で30%以上と、天
然重合樹脂を重量比で20%以上とを混練し、さらに、
顔料を適宜量混入した石油系溶剤を含まない無公害印刷
インキ。 - 【請求項2】 天然植物油を重量比で30%以上と、天
然重合樹脂を重量比で20%以上と、顔料を適宜量とを
混練し、さらに、炭酸カルシウムと水酸化カルシウムの
いずれか一方又は双方を重量比で4〜10%混練した石
油系溶剤を含まない無公害印刷インキ。 - 【請求項3】 天然植物油を重量比で30%以上と、天
然重合樹脂を重量比で20%以上と、顔料を適宜量と、
炭酸カルシウムと水酸化カルシウムのいずれか一方又は
双方を重量比で4〜10%とを混練し、さらに、ドライ
ヤを重量比2%以下混練した石油系溶剤を含まない無公
害印刷インキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001039947A JP2002241663A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | 無公害印刷インキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001039947A JP2002241663A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | 無公害印刷インキ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002241663A true JP2002241663A (ja) | 2002-08-28 |
Family
ID=18902643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001039947A Pending JP2002241663A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | 無公害印刷インキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002241663A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005126632A (ja) * | 2003-10-27 | 2005-05-19 | Toppan Printing Co Ltd | インキ、それを用いたカード及びその製造方法 |
| WO2010001965A1 (ja) * | 2008-07-04 | 2010-01-07 | 株式会社トクヤマ | 塗布組成物 |
| CN103087587A (zh) * | 2013-02-06 | 2013-05-08 | 茂名阪田油墨有限公司 | 一步捏合法生产含有碳酸钙的平版油墨的制备方法 |
-
2001
- 2001-02-16 JP JP2001039947A patent/JP2002241663A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005126632A (ja) * | 2003-10-27 | 2005-05-19 | Toppan Printing Co Ltd | インキ、それを用いたカード及びその製造方法 |
| WO2010001965A1 (ja) * | 2008-07-04 | 2010-01-07 | 株式会社トクヤマ | 塗布組成物 |
| CN103087587A (zh) * | 2013-02-06 | 2013-05-08 | 茂名阪田油墨有限公司 | 一步捏合法生产含有碳酸钙的平版油墨的制备方法 |
| CN103087587B (zh) * | 2013-02-06 | 2014-10-15 | 茂名阪田油墨有限公司 | 一步捏合法生产含有碳酸钙的平版油墨的制备方法 |
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