JP2002240868A

JP2002240868A - 魚尺付きク−ラ−ボックス

Info

Publication number: JP2002240868A
Application number: JP2001079428A
Authority: JP
Inventors: Tadatora Nagao; 忠虎長尾
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2001-02-12
Filing date: 2001-02-12
Publication date: 2002-08-28

Abstract

(57)【要約】【課題】魚長計測もできる魚尺付きク−ラ−ボックス
の提供。【解決手段】釣魚収納用ク−ラ−ボックスの筐体形状を
利用して、魚尺を組込む。第１手段外蓋（８）の小口面にガイド板（１１）を設け、内蓋
（９）の平面に、直尺スケ−ル（１３）を配設する。第２手段内箱（５）の互面角９０°をなす壁平面（６）に、直尺
スケ−ル（１３）を配設する。いずれの方法も、魚長を
計測するには、ク−ラ−ボックスの蓋を開けて、魚の鼻
面を鼻面当て面（１２）に当て、魚尾までの目盛線（１
４）を読み取る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ク−ラ−ボックス
への魚の出入れ時に、魚長計測もできる、魚尺付きク−
ラ−ボックスに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、長短２枚の平板を直角にＬ字状に
組み、Ｌ字状内面の短尺の平板面を魚の鼻面当てとし、
Ｌ字状内面の面交線を基線として長尺の平板面にスケ−
ルを付けた魚尺と、釣魚収納用ク−ラ−ボックスは、そ
れぞれ単体で使われていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、釣魚収納用
ク−ラ−ボックスの蓋を開けて、釣った魚をク−ラ−ボ
ックスに収納したり取出す時に、魚の鼻面をガイド板や
ク−ラ−ボックスの内壁面に当てて魚体をスケ−ルの方
向線に沿わせて魚尾までのスケ−ルを読むと、魚長を計
測することができ、魚尺単体を持運びする必要もなく、
収納や取扱いが簡便で、また、ク−ラ−ボックスの筐体
洗浄清掃と同時に魚尺部分の洗浄清掃もでき衛生的であ
る、魚尺付きク−ラ−ボックスの提供を目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】釣魚収納用ク−ラ−ボッ
クスは、一般的には外形が直方体に近い筐体形状で、胴
部と底部をプラスチック等の素材で一体成型した外箱
（４）と内箱（５）及び断熱体その他副材を組合せた断
熱箱体（１）と、断熱箱体（１）に被さるプラスチック
等の素材でできた外蓋（８）と内蓋（９）と密閉シ−ル
材（１０）及び断熱体その他副材を組合せた断熱蓋部
（２）から構成されている。

【０００５】断熱蓋部（２）は、断熱箱体（１）とヒン
ジ（３）で連接開閉し、外蓋（８）と内蓋（９）の前縁
接合部には断熱箱体（１）との密閉のため柔らかなプラ
スチック等の素材でできた密閉シ−ル材（１０）が付け
られている。

【０００６】また断熱箱体（１）胴部収納部の形状は、
内箱（５）の平滑な互面角９０°の壁平面（６）で囲ま
れた空洞状態で、プラスチック等素材の一体成型の製法
上、並びにク−ラ−ボックスの洗浄清掃のしやすさ等か
ら、壁平面（６）相互のコ−ナ−部（７）はＲ形状の面
に仕上げられている。

【０００７】本案は以上のような釣魚収納用ク−ラ−ボ
ックスの筐体形状を利用して、魚尺を組込むものであ
る。以下、本発明実施のための２手段を説明する。

【０００８】第１手段ク−ラ−ボックスの断熱蓋部（２）を構成する外蓋
（８）の小口面に、鼻面当て面（１２）と内蓋（９）の
平面との互面角９０°をなすガイド板（１１）を設け、
鼻面当て面（１２）から密閉シ−ル材（１０）を跨いで
内蓋（９）の平面に直尺スケ−ル（１３）の位置出しを
行ない、密閉シ−ル材（１０）の内側、内蓋（９）の平
面に、直尺スケ−ル（１３）を配設する。

【０００９】第２手段ク−ラ−ボックスの断熱箱体（１）を構成する内箱
（５）の互面角９０°をなす壁平面（６）に、他の壁平
面（６）からの直尺スケ−ル（１３）の位置出しを行な
い、直尺スケ−ル（１３）を配設する。

【００１０】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の２形態を図
示例に基づいて説明する。

【００１１】第１形態外蓋（８）の小口面にガイド板（１１）を設け、密閉シ
−ル材（１０）の内側、内蓋（９）の平面に、直尺スケ
−ル（１３）を配設する方法１．プラスチック、金属等でできた断面がかまぼこ状の
プレ−トを準備し、その根元に取付け孔を開けたガイド
板（１１）を作製する。２．治具として、曲尺状で外２辺直交部に切り欠き（１
７）を入れ、寸法線を刻んだスケ−ル位置出しゲ−ジ
（１６）を用意する。３．スケ−ル位置出しゲ−ジ（１６）を用いて、ガイド
板（１１）の鼻面当て面（１２）と内蓋（９）の平面と
の互面角９０°を保ち、外蓋（８）の小口面に沿わせ
て、外蓋（８）とガイド板（１１）とをネジ止め又は鋲
止め若しくは溶着する。４．プラスチック又は金属又はその複合体でできた薄い
短冊状のシ−トに、レリ−フ又は印刷等により、１ＣＭ
以下の等間隔の目盛線（１４）とその目盛線に直交する
方向線（１５）を記し、取付け孔を開けるか若しくは粘
着剤をつけた直尺スケ−ル（１３）を作製する。５．鼻面当て面（１２）と内蓋（９）の平面との面交線
を基線とし、鼻面当て面（１２）にスケ−ル位置出しゲ
−ジ（１６）を当て、鼻面当て面（１２）からの直尺ス
ケ−ル（１３）の位置出しを行ない、密閉シ−ル材（１
０）の内側、内蓋（９）の平面に、直尺スケ−ル（１
３）をネジ止め又は鋲止め若しくは貼着する。

【００１２】第２形態断熱箱体（１）の互面角９０°をなす内箱（５）の壁平
面（６）に、直尺スケ−ル（１３）を配設する方法１．プラスチック又は金属又はその複合体でできた薄い
短冊状のシ−トに、レリ−フ又は印刷等により、１ＣＭ
以下の等間隔の目盛線（１４）とその目盛線（１４）に
直交する方向線（１５）を記し、取付け孔を開けるか若
しくは粘着剤をつけた直尺スケ−ル（１３）を作製す
る。２．治具として、曲尺状で外２辺直交部に切り欠き（１
７）を入れ、寸法線を刻んだスケ−ル位置出しゲ−ジ
（１６）を用意する。３．断熱箱体（１）の互面角９０°をなす壁平面（６）
の一方を鼻面当て面（１２）とし、鼻面当て面（１２）
と他方の壁平面（６）にスケ−ル位置出しゲ−ジ（１
６）を当て、壁平面（６）からの直尺スケ−ル（１３）
の位置出しを行ない、他方の壁平面（６）に直尺スケ−
ル（１３）をネジ止め又は鋲止め若しくは貼着する。

【００１３】

【発明の効果】本発明の魚尺付きク−ラ−ボックスは、
釣魚収納用ク−ラ−ボックスに魚尺が組込まれているの
で、別途に魚尺の持運びの必要がなく、釣魚のク−ラ−
ボックスへの取込み時に、直ぐに魚長計測ができ、一定
サイズ以下の釣魚をリリ−スすることができるので、魚
の資源保護に役立つ。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の魚尺を組み込む一般的な釣魚収納用
ク−ラ−ボックスを示す斜視説明図である。

【図２】本発明の第１実施形態及び第２実施形態で用
いるスケ−ル位置出しゲ−ジを示す。

【図３】本発明の第１実施形態の斜視図である。

【図４】本発明の第２実施形態の斜視図である。

【図５】本発明の第１実施形態のガイド板を示す。

【図６】本発明の第１実施形態及び第２実施形態の直
尺スケ−ルを示す。

【図７】本発明の第１実施形態の使用状態を示す外観
図である。

【図８】本発明の第２実施形態の使用状態を示す外観
図である。

【符号の説明】

１・・断熱箱体２・・断熱蓋部３・・ヒンジ４・・外箱５・・内箱６・・壁平面７・・コ−ナ−部８・・外蓋９・・内蓋１０・・密閉シ−ル材１１・・ガイド板１２・・鼻面当て面１３・・直尺スケ−ル１４・・目盛線１５・・方向線１６・・スケ−ル位置出しゲ−ジ１７・・切り欠き

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ク−ラ−ボックスの断熱蓋部（２）を構
成する外蓋（８）の小口面に、鼻面当て面（１２）と内
蓋（９）の平面との互面角９０°をなすガイド板（１
１）を設け、密閉シ−ル材（１０）の内側、内蓋（９）
の平面に、直尺スケ−ル（１３）を配設した、魚尺付き
ク−ラ−ボックス。
【請求項２】ク−ラ−ボックスの断熱箱体（１）を構
成する内箱（５）の互面角９０°をなす壁平面（６）
に、直尺スケ−ル（１３）を配設した、魚尺付きク−ラ
−ボックス。