JP2002239481A - 木材の洗浄処理方法及び洗浄処理装置 - Google Patents

木材の洗浄処理方法及び洗浄処理装置

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JP2002239481A
JP2002239481A JP2001039149A JP2001039149A JP2002239481A JP 2002239481 A JP2002239481 A JP 2002239481A JP 2001039149 A JP2001039149 A JP 2001039149A JP 2001039149 A JP2001039149 A JP 2001039149A JP 2002239481 A JP2002239481 A JP 2002239481A
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cleaning
washing
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liquid
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JP2001039149A
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English (en)
Inventor
Minoru Ishida
稔 石田
Yasunori Ota
保則 太田
Kazuaki Ejima
一昭 江島
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Togami Electric Mfg Co Ltd
Original Assignee
Togami Electric Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】泥などで汚れた木材を効率よく洗浄することが
できるようにし、木材を洗浄した洗浄液の浄化と、浄化
した処理液の再利用ができるようにする。 【解決手段】洗浄処理装置は、木材を粗洗浄する第1洗
浄槽1と、粗洗浄後の木材を本洗浄する第2洗浄槽2
と、本洗浄後の木材を濯ぐ第3洗浄槽3とを有し、洗浄
液を第3洗浄槽3に注入され、第2洗浄槽2の洗浄液は
第3洗浄槽3から注入され、第1洗浄槽1の洗浄液は第
2洗浄槽2から注入される。粗洗浄後の廃液はスクリー
ン41を通過して廃液貯留槽4に貯留され、攪拌凝集槽
5に送られる。廃液に凝集剤と中和剤とを入れ、攪拌凝
集槽5内で攪拌して凝集フロックを形成させて沈殿槽6
へ送り、傾斜板61の下側から上側へ向けて流通させ
て、凝集フロックを沈殿槽6に沈殿させる。分離された
処理液を沈殿槽6の上部側で採集し、濾過槽7で濾過し
た後、放流または第1洗浄槽1へ送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄処理方法及び
洗浄処理装置に関するものである。更に詳しくは、廃木
材など、泥などで汚れた木材を効率よく洗浄することが
でき、洗浄液の浄化と、浄化した処理液の再利用ができ
るようにした木材の洗浄処理方法及び洗浄処理装置に関
する。
【0002】
【従来技術】例えば、建設現場で生じる端材などの廃木
材や、木造建築物の解体などによって大量に発生する廃
木材は、焼却による処分だけでなく、堆肥化したり、更
には燃料チップや建材(MDF:中質性繊維板など)、
木炭、木酢液に加工するなどして再利用が行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような廃木材の処理には、次のような様々な課題があ
った。すなわち、廃木材は、現場において泥や砂にまみ
れて汚れており、上記したような加工をするには、洗浄
して汚れを落とす必要がある。廃木材の洗浄に使用され
た洗浄液は、通常は浄化されることなく、そのまま放流
されており、環境に及ぼす影響は大きい。また、大きさ
や形状がまちまちである廃木材の洗浄には大変な手間が
かかるので、そのほとんどは有効利用されずに、焼却処
分されているのが実状である。
【0004】廃木材を焼却すると、大量の煤煙を排出す
ることになる。廃木材の焼却では、例えばプラスチック
やゴムの焼却ほどには有毒物質の発生はないにしても、
環境を汚染し、焼却施設の周囲の住民の健康を害してし
まう、いわゆる煙害が発生することについてはいうまで
もない。また、廃木材を単に焼却してしまうのでは、そ
こからは何も生まれず、現代の社会的な要求にはそぐわ
ない。すなわち、廃木材などを様々に加工して有効に利
用することは、環境の保護だけでなく、資源を保護する
観点からも極めて重要である。
【0005】(本発明の目的)本発明の目的は、廃木材
など、泥などで汚れた木材を効率よく洗浄することがで
きるようにすることである。本発明の他の目的は、木材
を洗浄した洗浄液の浄化と、浄化した処理液の再利用が
できるようにすることである。本発明の他の目的は、木
材の加工をしやすくして、良質で付加価値の高い加工品
が得られるようにし、これにより、廃木材などの再利用
を促進して、煙害など、環境に悪影響を及ぼすなどの問
題がある廃木材の焼却処分を結果的に減らすことができ
るようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、洗浄槽内の洗浄液に木材を投入するステッ
プ、洗浄液に浮かべた木材を動かして洗浄するステッ
プ、洗浄後の廃液中の固形物を分離するステップ、廃液
から分離された固形物を洗浄槽内から外部へ排出するス
テップ、固形物を分離した廃液を浄化するステップ、を
含むことを特徴とする、木材の洗浄処理方法である。
【0007】第2の発明にあっては、木材の洗浄を、順
次別の洗浄槽に移しながら複数回行うステップを含むこ
とを特徴とする、第1の発明に係る木材の洗浄処理方法
である。
【0008】第3の発明にあっては、洗浄槽と、洗浄槽
内の洗浄液に木材を投入する手段と、洗浄液に浮かべた
木材を動かして洗浄する手段と、洗浄槽内の洗浄後の廃
液中の固形物を分離する分離装置と、廃液から分離され
た固形物を洗浄槽内から外部へ排出する排出装置と、固
形物を分離した廃液を浄化する洗浄液浄化装置と、を備
えていることを特徴とする、木材の洗浄処理装置であ
る。
【0009】第4の発明にあっては、洗浄液浄化装置
は、廃液を導入する攪拌凝集槽と、攪拌凝集槽内に凝集
剤あるいは凝集剤と中和剤とを入れる手段と、攪拌凝集
槽で凝集した凝集物を沈殿させる沈殿槽と、沈殿槽の上
澄み液を濾過する濾過槽と、を備えていることを特徴と
する、第3の発明に係る木材の洗浄処理装置である。
【0010】第5の発明にあっては、濾過槽内の濾材の
逆洗浄を行う手段を備えていることを特徴とする、第4
の発明に係る木材の洗浄処理装置である。
【0011】第6の発明にあっては、濾過槽内の処理液
を洗浄槽に戻す手段を備えていることを特徴とする、第
4または第5の発明に係る木材の洗浄処理装置である。
【0012】第7の発明にあっては、木材を粗洗浄する
第1洗浄槽と、粗洗浄後の木材を本洗浄する第2洗浄槽
と、本洗浄後の木材を濯ぐ第3洗浄槽とを設け、洗浄液
を第3洗浄槽に注入するようにし、第2洗浄槽の洗浄液
は第3洗浄槽から注入するようにし、第1洗浄槽の洗浄
液は第2洗浄槽から注入するようにしてあり、粗洗浄後
の廃液は濾膜を通過して廃液貯留槽に貯留されるように
し、廃液貯留槽に貯留された廃液は攪拌凝集槽に送られ
るようにし、廃液に凝集剤あるいは凝集剤と中和剤とを
入れ、攪拌凝集槽内で攪拌して凝集フロックを形成させ
るようにし、凝集フロックを含む廃液を、沈殿槽に横方
向に所要間隔で並設され上下方向において傾斜した複数
の傾斜板の下側から上側へ向けて流通させて、凝集フロ
ックを沈殿槽に沈殿させるようにし、分離された処理液
を沈殿槽の上部側で採集するようにし、採集した処理液
を濾過槽で濾過した後、放流または第1洗浄槽へ送るよ
うにしたことを特徴とする、木材の洗浄処理装置であ
る。
【0013】第8の発明にあっては、木材の洗浄処理装
置に使用する洗浄液浄化装置であって、木材の洗浄後の
廃液を導入する攪拌凝集槽と、廃液に凝集剤あるいは凝
集剤と中和剤とを入れる手段と、攪拌凝集槽で凝集した
凝集フロックを含む処理液から凝集フロックを沈殿させ
る沈殿槽と、凝集フロックを分離した処理液を濾過する
濾過槽と、を備えており、上記沈殿槽内には、横方向に
所要間隔で並設され、上下方向において傾斜した複数の
傾斜板が設けられていることを特徴とする、木材の洗浄
処理装置に使用する洗浄液浄化装置である。
【0014】洗浄される木材としては、建設現場で生じ
る端材などの廃木材や、木造建築物の解体などによって
大量に発生する廃木材の他、例えば伐採した製材前の生
木、あるいは間伐材などがあげられるが、これらに限定
されるものではない。洗浄液としては、地下水、水道水
あるいは浄化処理した処理液などの水の他、例えば洗剤
や剥離剤などの添加剤を入れた水溶液があげられるが、
これらに限定するものではない。洗浄液浄化装置に使用
される処理方法としては、沈降分離法、凝集分離法、浮
上分離法などの物理・化学的処理法があげられるが、こ
れらに限定されるものではない。
【0015】洗浄槽内の洗浄液に木材を投入する手段と
しては、効率よく作業ができ、省力化が図れるパワーシ
ョベルやクレーンあるいはブルドーザなどの建設機械、
あるいはコンベアなどがあげられるが、これらに限定さ
れるものではない。また、洗浄液に浮かべた木材を動か
して洗浄する手段としては、パワーショベルやクレーン
などの建設機械、振動部または可動部を有する専用の機
械、あるいは洗浄液に波を発生させる機械などがあげら
れるが、これらに限定されるものではない。
【0016】(作用)本発明に係る木材の洗浄処理装置
は次のように作用する。洗浄槽内の洗浄液に、パワーシ
ョベルなどを使用して木材を投入し、洗浄液に浮かべた
木材を、更にアーム先端で揺動させるなどして洗浄す
る。木材から落ちた汚れなどの固形物は、洗浄液中に浮
遊し、一部は洗浄槽の底部に沈殿する。固形物を含んだ
廃液は、分離装置によって処理され、固形物(浮遊して
いるゴミ、泥の粒子など)が分離されて取り除かれる。
【0017】分離装置で取り除かれた固形物のほとんど
は、次第に洗浄槽の底部に沈殿する。沈殿物は、ポンプ
やパワーショベルなどの排出装置によって洗浄槽内から
外部へ排出される。固形物を分離した廃液は、洗浄液浄
化装置によって浄化される。
【0018】洗浄液浄化装置による廃液の浄化は、次の
ように行われる。廃液は攪拌凝集槽に導入される。攪拌
凝集槽内の廃液に、廃液の状態に合わせて、凝集剤の
み、あるいは凝集剤と中和剤の両方を入れ、攪拌する。
これにより、攪拌凝集槽内の廃液にフロックが凝集す
る。凝集フロックと処理液の混合液は、沈殿槽へ送られ
る。沈殿槽においては、底部に凝集フロックが沈殿す
る。沈殿槽の上澄み液は、濾過槽へ送られて、濾過され
る。
【0019】沈殿槽内に、横方向に所要間隔で並設さ
れ、上下方向において傾斜した複数の傾斜板が設けられ
ているものは、凝集フロックの沈殿が効率よく行われ
る。すなわち、複数の傾斜板を並設することにより、混
合液と接触する面、すなわち凝集フロックの沈降を促進
する面の面積が増えることになる。しかも、各傾斜板の
上面に沈殿する凝集フロックは傾斜面で下方へ誘導さ
れ、沈殿槽の底部に沈殿して堆積する。このようにし
て、凝集フロックが比較的短時間で沈殿するので、効率
がよい。
【0020】濾過槽内の濾材の逆洗浄を行う手段を備え
ているものは、濾材に目詰まりが生じて濾過能力が低下
した場合でも、逆洗浄によって目詰まりを解消すること
ができるので、濾材を繰り返し使用することができる。
【0021】濾過槽内の処理液を洗浄槽に戻す手段を備
えているものは、洗浄液として注入した地下水や水道水
などを繰り返し使用できることになり、新たに注入する
量を少なくすることができるので、地下水や水道水など
を節約することができる。
【0022】なお、本発明は、木材に付着している泥な
どの固形物を洗浄液で取り除き、当該固形物を含む洗浄
廃液から固形物を取り除き、固形物を取り除いた洗浄廃
液を再度洗浄液として使用するかまたは排出し、洗浄さ
れた木材は資源として利用するものである。また、泥な
どの固形物が付着している木材を洗浄液で洗浄する洗浄
装置と、固形物を含む洗浄廃液から固形物を取り除き、
固形物を取り除いた洗浄廃液を再度洗浄液として使用す
るかまたは排出するようにした洗浄液浄化装置とを備え
ているものである。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明を図面に示した実施の形態
に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明に係る木材
の洗浄処理装置の実施の形態を示す説明図、図2は本発
明に係る洗浄装置の施設の概略側面図、図3は本発明に
係る洗浄装置の施設の概略平面図である。
【0024】木材の洗浄処理装置は、洗浄装置Aと洗浄
液浄化装置Bにより構成されている。洗浄装置Aは、第
1洗浄槽1、第2洗浄槽2、第3洗浄槽3及び廃液貯留
槽4を備えている。これら各槽は、平面視でL字形の槽
体A1を構成している。第1洗浄槽1は、木材を粗洗浄
する槽である。第1洗浄槽1の隣には、隔壁10で隔て
られた第2洗浄槽2が設けられている。第2洗浄槽2
は、粗洗浄後の木材を本洗浄する槽である。第2洗浄槽
2の隣には、隔壁20で隔てられた第3洗浄槽3が設け
られている。第3洗浄槽3は、本洗浄後の木材を濯ぐ槽
である。なお、符号30は槽体A1の側壁である。
【0025】また、第1洗浄槽1の隣(第2洗浄槽2と
は異なる方向)には、隔壁11で隔てられた廃液貯留槽
4が設けられている。隔壁11上部の約二分の一には、
分離装置である細かな網目を有するスクリーン(濾膜)
41が設けられている。廃液貯留槽4には、スクリーン
41(隔壁11)とやや離れた位置に仕切板42が平行
に設けられている。
【0026】隔壁10、11、20及び側壁30の高さ
は、隔壁11が最も低く、次いで隔壁10、隔壁20、
側壁30の順で高くなっている。これによって、液位が
最も高くなる第3洗浄槽3に洗浄水(地下水などの清
水)を注入すると、各隔壁20、10、11を順にオー
バーフローすることによって、第2洗浄槽2から第1洗
浄槽1へ、更に廃液貯留槽4へ注入ができるようになっ
ている。
【0027】洗浄液浄化装置Bは、攪拌凝集槽5、沈殿
槽6及び濾過槽7を備えている。これら各槽は、槽体B
1を構成している。攪拌凝集槽5は、廃液貯留槽4から
送られる洗浄廃液を攪拌し、凝集フロックを凝集させる
ものである。
【0028】攪拌凝集槽5内には、隔壁50と所要の間
隔をおいて邪魔板56が設けられている。邪魔板56
は、開口された下部側のみで通水できるようになってい
る。符号51は攪拌機、54は凝集剤注入ポンプ、55
は中和剤注入ポンプである。上記廃液貯留槽4内には廃
液移送ポンプ43が設けられている。廃液移送ポンプ4
3から延長された送水管57は、攪拌凝集槽5に導入さ
れている。なお、符号52は廃液注入バルブであり、廃
液移送ポンプ43が作動するときに開けられ、廃液移送
ポンプ43の停止時の廃液逆流や送水管57内への空気
の侵入を防止する。
【0029】攪拌凝集槽5の隣には、隔壁50で隔てら
れた沈殿槽6が設けられている。沈殿槽6内には、隔壁
50と所要の間隔をおいて邪魔板63が設けられてい
る。邪魔板63は、開口された下部側のみで通水できる
ようになっている。沈殿槽6内には、横方向に所要間隔
で並設され上下方向において傾斜した複数の傾斜板61
を備えている。傾斜板61の間隔は、処理水の通過に支
障のない間隔が適宜設定される。また、傾斜板61の傾
斜角度は、本実施の形態では45°であるが、この角度
に限定するものではない。
【0030】沈殿槽6の隣には、隔壁64で隔てられて
濾過槽7が設けられている。濾過槽7の内部には、通水
板711の上面に砂712を所要の厚さに堆積させて形
成された濾過部71が設けられている。濾過槽7の底部
には、送水管77の一端側が接続されている。送水管7
7の他端側は、逆洗浄用貯水槽8に接続されている。な
お、符号92は逆洗浄用ポンプ、73は逆洗浄用バルブ
である。
【0031】上記攪拌凝集槽5、沈殿槽6及び濾過槽7
の底部には、返送管76の一端側がそれぞれ分岐されて
接続されている。攪拌凝集槽5に接続された返送管76
には、汚水排出バルブ53が設けられている。沈殿槽6
に接続された返送管76には、汚泥排出バルブ62が設
けられている。濾過槽7に接続された返送管76には、
汚水排出バルブ74が設けられている。返送管76は、
各槽から汚水や汚泥を第1洗浄槽1に返送する。
【0032】濾過槽7の側壁70上部(濾過部71より
上側)には、返送管75の一端側が接続されている。返
送管75は、途中で上記返送管76と合流させてあり、
汚水や汚泥と共に処理水を第1洗浄槽1に返送する。ま
た、濾過槽7の底部には、返送管78の一端側が接続さ
れている。返送管78は、濾過された処理水を上記第3
洗浄槽3に返送する。符号91は処理水送水ポンプ、7
2は処理水送水バルブである。なお、処理水送水バルブ
72は処理水送水ポンプ91が作動すると開き、停止す
ると閉じる。
【0033】(作 用)図1ないし図3を参照して、本
発明に係る木材の洗浄処理装置の作用を説明する。な
お、ここでは、廃木材を洗浄してオガクズ(おが粉)に
加工する場合を例にとり説明する。まず、地下水や水道
水が洗浄水として第3洗浄槽3に注入され、オーバーフ
ローによって第2洗浄槽2、第1洗浄槽1及び廃液貯留
槽4に順次注入される。注入は、通常連続的に行われて
いるが、断続的に行うようにしてもよい。なお、地下水
は逆洗浄用貯水槽8にも注入される。
【0034】(1)廃木材置場101からパワーショベ
ル(図示省略)などを使用して廃木材を第1洗浄槽1に
投入する。 (2)パワーショベルによって、洗浄水に浮かべた廃木
材を揺動させるなどして第1洗浄槽1において洗浄す
る。 (3)廃木材に付着していた泥や砂などは、洗浄水との
比重差により、次第に第1洗浄槽1の底部に堆積する。
堆積した泥、砂などは、排出装置であるパワーショベル
やポンプなどを利用して、適宜外部へ移される。第1洗
浄槽1内の廃液は、スクリーン41を通って濾過され、
廃液貯留槽4へ移り、更に仕切板42をオーバーフロー
した廃液が廃液移送ポンプ43のある側へ移る。この廃
液は、微細な泥(砂)の粒子を含み、コロイド状になっ
ている。
【0035】(4)洗浄された廃木材は、パワーショベ
ルで第2洗浄槽2へ移され、揺動されて本洗浄が行われ
る。本洗浄された廃木材は、同様に第3洗浄槽3へ移さ
れて濯ぎが行われ、最後に槽外に出されて乾燥される。 (5)乾燥した廃木材は、一旦粗粉砕され、更に微粉砕
されてオガクズがつくられる。このようにしてつくられ
るオガクズは、砂などが混入していないので良質であ
る。なお、洗浄された廃木材を燃料チップに加工した
り、建材(MDF:中質性繊維板など)に加工したり、
木炭や木酢液に加工することもできる。この場合も、廃
木材がきれいに洗浄されているので、良質のものが得ら
れる。
【0036】(6)廃液移送ポンプ43で取水された廃
液は、送水管57を通り、攪拌凝集槽5へ送られる。な
お、廃液の注入は、廃液注入バルブ52を開けることに
よって適宜行われる。 (7)攪拌凝集槽5内の廃液を攪拌機51で攪拌しなが
ら、凝集剤注入ポンプ54から凝集剤(PAC)を注入
し、同時に中和剤注入ポンプ55から中和剤(NaO
H)を注入することにより、凝集フロックが凝集され
る。
【0037】(8)凝集フロックを含む処理水は、邪魔
板56の下側を通り、隔壁50をオーバーフローして沈
殿槽7へ移る。沈殿槽7へ移った上記処理水は、邪魔板
63の下側を通り、傾斜板61の下側へ移る。 (9)処理水は、傾斜板61間の隙間を通り、上方側へ
ゆっくりと流れる。このとき、各傾斜板61の沈降作用
により、処理水に含まれる凝集フロックは、沈殿して底
部に堆積し、上方側へは移動しない。
【0038】(10)沈殿槽6で凝集フロックが分離除
去された処理水は、隔壁64をオーバーフローして濾過
槽7に注入される。処理水は、濾過部71を通って濾過
され、更に微細な固形物が除去される。濾過された処理
水は、返送管78を通って第3洗浄槽3へ返送され、再
び洗浄水として利用される。すなわち、洗浄装置Aに導
入された洗浄水は、洗浄処理装置内で循環することにな
るので、地下水などを節約できる。また、濾過部71を
通った処理水は、十分にきれいなので、河川などに放流
することもできる。
【0039】本実施の形態に係る洗浄処理装置により廃
水を浄化処理し、水質を比較した結果、次のようなデー
タが得られた。なお、凝集剤として、 PAC(ポリ塩化アルミニウム) 0.85 mL/L(850 ppm) 高分子凝集剤(A-101 0.1wt%水溶液として) 15 mL/L(15000 ppm) 中和剤として、 水酸化ナトリウム(4wt%水溶液として) 0.75 mL/L(750 ppm) を使用した。
【0040】
【表1】
【0041】(11)濾過部71の砂712が汚れた
り、目が詰まったりした場合は、逆洗浄用ポンプ92を
作動させ、送水管77から濾過部71へ勢いよく水を送
り、濾過部71を構成している砂712を水流で踊らせ
て逆洗浄する。なお、逆洗浄の際、踊っている砂の一部
が返送管75を通って第1洗浄槽1へ送られてしまうの
で、砂は適宜追加するようにする。
【0042】(12)攪拌凝集槽5の底部に汚水が堆積
したら、汚水排出バルブ53を開けて、汚水を返送管7
6で第1洗浄槽1に返送する。また、沈殿槽6の底部に
堆積した凝集フロック(汚泥)は、汚泥排出バルブ62
を開けて適宜第1洗浄槽1に返送する。更に、濾過槽7
を清掃したときなどに底部に溜まる汚水は、汚水排出バ
ルブ74を開けて返送管76で第1洗浄槽1に返送す
る。
【0043】なお、本明細書で使用している用語と表現
は、あくまで説明上のものであって限定的なものではな
く、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するもの
ではない。また、本発明は図示されている実施の形態に
限定されるものではなく、技術思想の範囲内において種
々の変形が可能である。
【0044】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。(a)本発明に係る木材の洗浄処理方法及び洗浄
処理装置によれば、廃木材などの汚れた木材を効率よく
洗浄することができ、大量の木材の洗浄処理も可能にな
る。
【0045】(b)本発明に係る木材の洗浄処理方法及
び洗浄処理装置によれば、木材を洗浄した洗浄液の浄化
をすることができるので、河川などに放流しても、環境
に影響を及ぼすことがない。また、浄化した処理液は、
例えば洗浄液として再利用ができるので、地下水や水道
水などの使用量を減らして、洗浄液を節約することがで
きる。
【0046】(c)木材の洗浄を効率よく行うことがで
きるので、廃木材などの木材を建材や木炭、木酢などの
製品に加工する際の手間が軽減され、加工がしやすくな
る。しかも、きれいに洗浄された木材を使用することに
より、良質で付加価値の高い製品を得ることができる。
これにより、廃木材などの再利用を促進して、煙害な
ど、環境に悪影響を及ぼすなどの問題がある廃木材の焼
却処分を結果的に減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る木材の洗浄処理装置の実施の形態
を示す説明図。
【図2】本発明に係る洗浄装置の施設の概略側面図。
【図3】本発明に係る洗浄装置の施設の概略平面図。
【符号の説明】
A 洗浄装置 A1 槽体 1 第1洗浄槽 10 隔壁 11 隔壁 2 第2洗浄槽 20 隔壁 3 第3洗浄槽 30 側壁 4 廃液貯留槽 41 スクリーン 42 仕切板 43 廃液移送ポンプ B 洗浄液浄化装置 B1 槽体 5 攪拌凝集槽 50 隔壁 51 攪拌機 52 廃液注入バルブ 53 汚水排出バルブ 54 凝集剤注入ポンプ 55 中和剤注入ポンプ 56 邪魔板 57 送水管 6 沈殿槽 61 傾斜板 62 汚泥排出バルブ 63 邪魔板 64 隔壁 7 濾過槽 70 側壁 71 濾過部 711 通水板 712 砂 72 処理水送水バルブ 73 逆洗浄用バルブ 74 汚水排出バルブ 75 返送管 76 返送管 77 送水管 78 返送管 8 逆洗浄用貯水槽 91 処理水送水ポンプ 92 逆洗浄用ポンプ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 29/00 B08B 3/10 A B08B 3/10 3/14 3/14 C02F 1/52 ZABB C02F 1/52 ZAB 1/00 L // C02F 1/00 B01D 23/02 A (72)発明者 江島 一昭 佐賀県佐賀市大財北町1番1号 株式会社 戸上電機製作所内 Fターム(参考) 3B201 AA06 AB01 AB38 BB04 BB92 CA01 CB15 CC01 CD22 4D015 BA19 BB06 BB12 CA10 DA04 DB01 EA12 EA32 4D041 AA11 AB03 AC01 CB07 CC08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄槽内の洗浄液に木材を投入するステ
    ップ、 洗浄液に浮かべた木材を動かして洗浄するステップ、 洗浄後の廃液中の固形物を分離するステップ、 廃液から分離された固形物を洗浄槽内から外部へ排出す
    るステップ、 固形物を分離した廃液を浄化するステップ、を含むこと
    を特徴とする、 木材の洗浄処理方法。
  2. 【請求項2】 木材の洗浄を、順次別の洗浄槽に移しな
    がら複数回行うステップを含むことを特徴とする、 請求項1記載の木材の洗浄処理方法。
  3. 【請求項3】 洗浄槽と、 洗浄槽内の洗浄液に木材を投入する手段と、 洗浄液に浮かべた木材を動かして洗浄する手段と、 洗浄槽内の洗浄後の廃液中の固形物を分離する分離装置
    と、 廃液から分離された固形物を洗浄槽内から外部へ排出す
    る排出装置と、 固形物を分離した廃液を浄化する洗浄液浄化装置と、を
    備えていることを特徴とする、 木材の洗浄処理装置。
  4. 【請求項4】 洗浄液浄化装置は、 廃液を導入する攪拌凝集槽と、 攪拌凝集槽内に凝集剤あるいは凝集剤と中和剤とを入れ
    る手段と、 攪拌凝集槽で凝集した凝集物を沈殿させる沈殿槽と、 沈殿槽の上澄み液を濾過する濾過槽と、を備えているこ
    とを特徴とする、 請求項3記載の木材の洗浄処理装置。
  5. 【請求項5】 濾過槽内の濾材の逆洗浄を行う手段を備
    えていることを特徴とする、 請求項4記載の木材の洗浄処理装置。
  6. 【請求項6】 濾過槽内の処理液を洗浄槽に戻す手段を
    備えていることを特徴とする、 請求項4または5記載の木材の洗浄処理装置。
  7. 【請求項7】 木材を粗洗浄する第1洗浄槽と、 粗洗浄後の木材を本洗浄する第2洗浄槽と、 本洗浄後の木材を濯ぐ第3洗浄槽とを設け、 洗浄液を第3洗浄槽に注入するようにし、 第2洗浄槽の洗浄液は第3洗浄槽から注入するように
    し、 第1洗浄槽の洗浄液は第2洗浄槽から注入するようにし
    てあり、 粗洗浄後の廃液は濾膜を通過して廃液貯留槽に貯留され
    るようにし、 廃液貯留槽に貯留された廃液は攪拌凝集槽に送られるよ
    うにし、 廃液に凝集剤あるいは凝集剤と中和剤とを入れ、攪拌凝
    集槽内で攪拌して凝集フロックを形成させるようにし、 凝集フロックを含む廃液を、沈殿槽に横方向に所要間隔
    で並設され上下方向において傾斜した複数の傾斜板の下
    側から上側へ向けて流通させて、凝集フロックを沈殿槽
    に沈殿させるようにし、 分離された処理液を沈殿槽の上部側で採集するように
    し、 採集した処理液を濾過槽で濾過した後、放流または第1
    洗浄槽へ送るようにしたことを特徴とする、 木材の洗浄処理装置。
  8. 【請求項8】 木材の洗浄処理装置に使用する洗浄液浄
    化装置であって、 木材の洗浄後の廃液を導入する攪拌凝集槽と、 廃液に凝集剤あるいは凝集剤と中和剤とを入れる手段
    と、 攪拌凝集槽で凝集した凝集フロックを含む処理液から凝
    集フロックを沈殿させる沈殿槽と、 凝集フロックを分離した処理液を濾過する濾過槽と、を
    備えており、 上記沈殿槽内には、横方向に所要間隔で並設され、上下
    方向において傾斜した複数の傾斜板が設けられているこ
    とを特徴とする、 木材の洗浄処理装置に使用する洗浄液浄化装置。
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