JP2002238019A - 集積回路 - Google Patents

集積回路

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JP2002238019A
JP2002238019A JP2001032400A JP2001032400A JP2002238019A JP 2002238019 A JP2002238019 A JP 2002238019A JP 2001032400 A JP2001032400 A JP 2001032400A JP 2001032400 A JP2001032400 A JP 2001032400A JP 2002238019 A JP2002238019 A JP 2002238019A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】処理モード移行時における画面の切り換えを簡
単に行い得るようにする。 【解決手段】集積回路120は、DVD101の再生デ
ータ(蓄積情報)を処理する機能及びモデム114を通
じて取得されたインターネット情報(外部情報)を処理
する機能を備える。DVD及びインターネットの同時処
理モード時には、ビデオプロセッサ129より出力され
るビデオデータは、DVDの再生画像IM1及びインタ
ーネットの所定WebサイトのWebページに係る画像
IM2を、親子画面で同時表示するためのものとなる。
この同時処理モードからDVD処理またはインターネッ
ト処理のモードに移行するとき、ビデオプロセッサ12
9より出力されるビデオデータは、画像IM1,IM2
を同時表示するためのものから、画像IM1または画像
IM2を全画面に表示するためのものとなる。各処理は
同一の集積回路内で行われるため、画面の切り換えを簡
単に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばディスク
状記録媒体より再生された情報(蓄積情報)の処理部お
よびインターネットに接続された通信回線で取得された
情報(外部情報)の処理部を有する集積回路に関する。
詳しくは、蓄積情報および外部情報を処理する同時処理
モードにあって2画像を同時表示するための画像信号を
出力している状態より、一方の情報を処理する処理モー
ドに移行するとき、当該一方の情報を処理して全画面表
示をするための画像信号を得ると共にこの画像信号を出
力する構成とすることによって、処理モード移行時にお
ける画面の切り換えを簡単に行い得るようにした集積回
路に係るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、DVD(Digital Versatile Disc)
を取り扱うDVDプレーヤが普及しつつある。DVDに
は、ビデオデータがMPEG2(Moving Picture Expert
s Group 2)を使って圧縮して記憶されていると共に、オ
ーディオデータがAC3やMPEG2オーディオを使っ
て圧縮して記憶されている。そのため、DVDプレーヤ
は、DVDから、高品質の画像や音声を長時間にわたっ
て再生できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなDVDプレ
ーヤに、インターネットに接続された通信回線で取得さ
れた情報を処理する機能を付加することが考えられてい
る。これにより、DVDプレーヤで、インターネットよ
り取得された種々の情報を処理してモニタに表示でき、
DVDプレーヤがより便利なものとなると思われる。
【0004】この発明の目的は、例えばディスク状記録
媒体より再生された情報(蓄積情報)の処理部およびイ
ンターネットに接続された通信回線で取得された情報
(外部情報)の処理部を有し、蓄積情報および外部情報
を処理する同時処理モードより一方の情報を処理する処
理モードへの移行時における画面の切り換えを簡単に、
また自動的に行い得る集積回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る集積回路
は、蓄積情報を入力する第1の情報入力部と、外部情報
を入力する第2の情報入力部と、この第1の情報入力部
で入力される蓄積情報を処理して第1の画像信号を得る
第1の情報処理部と、第2の情報入力部で入力される外
部情報を処理して第2の画像信号を得る第2の情報処理
部と、第1の情報処理部で得られる第1の画像信号およ
び第2の情報処理部で得られる第2の画像信号のいずれ
かまたは双方に係る出力画像信号を出力する画像信号出
力部と、第1の情報入力部、第2の情報入力部、第1の
情報処理部、第2の情報処理部および画像信号出力部の
動作を制御する制御部とを備えるものである。そして、
制御部は、蓄積情報および外部情報を処理する同時処理
モードにあり、画像信号出力部より第1の画像信号およ
び第2の画像信号の双方に係る出力画像信号が出力され
ている状態で、同時処理モードより蓄積情報または外部
情報のうち一方を処理する処理モードに移行するとき、
第1の情報処理部および第2の情報処理部のうち上記一
方の情報を処理する一方の情報処理部を全画面表示をす
るための画像信号を得るように制御すると共に、その一
方の情報処理部で得られる画像信号を出力画像信号とし
て出力するように画像信号出力部を制御するものであ
る。
【0006】この発明においては、例えば蓄積情報をデ
コードする第1の情報処理部および外部情報をデコード
する第2の情報処理部を備えている。蓄積情報は、例え
ばDVD等のディスク状記録媒体より再生された情報で
ある。外部情報は、例えばインターネットに接続された
通信回線で取得された情報である。
【0007】画像信号出力部からは第1の情報処理部で
得られる第1の画像信号および第2の情報処理部で得ら
れる第2の画像信号のいずれかまたは双方に係る出力画
像信号が出力される。蓄積情報および外部情報を処理す
る同時処理モードでは、この出力画像信号は、第1の画
像信号および第2の画像信号の双方に係るものとなり、
2画像を同時表示するものとなる。
【0008】第1の情報入力部、第2の情報入力部、第
1の情報処理部、第2の情報処理部および画像信号出力
部の動作は制御部によって制御される。制御部は、同時
処理モードより一方の情報を処理する処理モードに移行
するとき、第1の情報処理部および第2の情報処理部の
うち上記一方の情報を処理する一方の情報処理部を全画
面表示をするための画像信号を得るように制御すると共
に、その一方の情報処理部で得られる画像信号を出力画
像信号として出力するように画像信号出力部を制御す
る。
【0009】このように、第1、第2の情報処理部およ
び画像信号出力部を備え、蓄積情報や外部情報より画像
信号を得る処理、これら画像信号に基づいた出力画像信
号を得る処理を同一の集積回路内で行うものであり、蓄
積情報および外部情報を処理する同時処理モードから一
の情報を処理する処理モードへの移行時における画面の
切り換えを簡単に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、インター
ネット機能を有するDVDプレーヤ100の構成を示し
ている。DVDプレーヤ100は、DVD101を回転
駆動するためのスピンドルモータ102と、半導体レー
ザ、対物レンズ、光検出器等から構成される光ピックア
ップ103と、この光ピックアップ103をDVD10
1の半径方向(ラジアル方向)に移動させるための送り
モータ104とを有している。この場合、光ピックアッ
プ103を構成する半導体レーザからのレーザビームが
DVD101の記録面に照射され、その反射光が光ピッ
クアップ103を構成する複数の光検出器(4分割フォ
トディテクタ)に照射される。
【0011】また、DVDプレーヤ100は、フロント
エンド側の動作を制御するコントローラとしてのCPU
(Central Processing Unit)105と、サーボ制御回路
106とを有している。サーボ制御回路106によっ
て、光ピックアップ103におけるトラッキングやフォ
ーカスが制御され、また送りモータ104の動作が制御
される。さらに、サーボ制御回路106によってスピン
ドルモータ102の回転が制御され、DVD101の再
生時には、このDVD101がCLV(ConstantLinear
Velocity)で回転駆動される。
【0012】また、DVDプレーヤ100は、光ピック
アップ103の複数の光検出器の出力信号を演算増幅し
て、再生RF信号、非点収差方式によるフォーカスエラ
ー信号、位相差方式によるトラッキングエラー信号を作
成するRFアンプ部107を有している。このRFアン
プ部107で作成されるフォーカスエラー信号およびト
ラッキングエラー信号はサーボ制御回路106に供給さ
れ、サーボ制御回路106では、これらのエラー信号を
用いて、上述したように光ピックアップ103における
トラッキングやフォーカスを制御する。なお、このRF
アンプ部107は、光ピックアップ103を構成する半
導体レーザのパワー制御機能も備えている。
【0013】また、DVDプレーヤ100は、RFアン
プ部107で作成された再生RF信号の2値化スライ
ス、その後のPLL(Phase-Locked Loop)による同期デ
ータの生成等、一連のアナログ信号処理を行うリードチ
ャネル部108を有している。なお、このリードチャネ
ル部108は、CLV制御信号の生成などの機能も備え
ている。このCLV制御信号はサーボ制御回路106に
供給され、サーボ制御回路106では、このCLV制御
信号を用いて、上述したようにスピンドルモータ102
の回転を制御する。
【0014】また、DVDプレーヤ100は、リードチ
ャネル部108で生成された同期データ(8/16変調
データ)の復調、その後の誤り訂正等の処理を行う復調
/ECC部109と、RAM110をバッファメモリと
して使用し、復調/ECC部109の出力データを後段
の処理回路が要求するデータレートで出力するVBR(V
ariable Bit Rate)制御部111とを有している。この
VBR制御部111までが、フロントエンドを構成して
いる。
【0015】また、DVDプレーヤ100は、DVD処
理機能およびインターネット処理機能を備える集積回路
120を有している。ここで、DVD処理機能は、DV
D101の再生データを処理する機能である。一方、イ
ンターネット処理機能は、後述するインターネットに接
続された通信回線で取得された情報(インターネット情
報)を処理する機能である。
【0016】集積回路120の構成を説明する。この集
積回路120は、集積回路内の各回路の動作を制御する
CPU121を有している。このCPU121は、内部
バス122に接続されていると共に、上述したフロント
エンド側のCPU105と通信可能に接続されている。
【0017】また、集積回路120は、VBR制御部1
11より出力されるデータストリームにかけられている
コピーガードのためのスクランブルを解除するデスクラ
ンブラ123と、このデスクランブラ123でスクラン
ブルが解除されたデータストリームより、ビデオデー
タ、オーディオデータ、サブピクチャデータ等を分離す
るデマルチプレクサ124を有している。
【0018】また、集積回路120は、上述したDVD
101の再生データを処理するための動作プログラムや
インターネット情報を処理(デコード処理、ブラウジン
グ処理等)するための動作プログラムが格納されたRO
M(Read Only Memory)112を外付けするためのROM
インタフェース125と、CPU121の制御に伴って
生成されるデータを格納したり、ワーキングエリアとし
て用いられるRAM(Random Access Memory)113を外
付けするためのRAMインタフェース126とを有して
いる。インタフェース125,126はそれぞれ内部バ
ス122に接続されている。
【0019】また、集積回路120は、電話回線を介し
てインターネットに接続するためのモデム114を外付
けするためのモデムインタフェース127と、液晶表示
素子、FL表示管等で構成される表示部141および複
数の操作キーが配された操作キー部142を含むパネル
部140を接続するためのCPUインタフェース128
とを有している。インタフェース127,128はそれ
ぞれ内部バス122に接続されている。ここで、パネル
部140にはCPU143が備えられており、表示部1
41および操作キー部142はそれぞれCPU143に
接続されている。そして、集積回路120のCPUイン
タフェース128には、CPU143が接続されてい
る。
【0020】また、集積回路120は、DVD処理モー
ド時に、デマルチプレクサ124より得られる圧縮ビデ
オデータ(MPEG2ビデオデータ)に対して伸長処理
等を行ったり、インターネット処理モード時に、インタ
ーネット情報より所定WebサイトのWebページを表
示するためのビデオデータを得る処理等を行うビデオプ
ロセッサ129を有している。このビデオプロセッサ1
29は内部バス122に接続されている。なお、インタ
ーネット情報を処理して所定WebサイトのWebペー
ジを表示するためのビデオデータを得る処理の一部また
は全部がCPU121で行われるようにしてもよい。
【0021】また、集積回路120は、DVD処理モー
ド時に、デマルチプレクサ124より得られるサブピク
チャデータを処理して字幕等を表示するための表示デー
タを得るためのサブピクチャデコーダ130と、上述し
たビデオプロセッサ129より出力されるビデオデータ
にサブピクチャデコーダ130より出力される表示デー
タを合成する合成器131と、この合成器131より出
力されるビデオデータを使用して例えばNTSC方式の
映像データを生成し、その後この映像データをアナログ
信号に変換して映像信号SVを得、この映像信号SVを
外部のビデオ出力端子115に出力するTVエンコーダ
/DAC132を有している。ビデオプロセッサ129
およびサブピクチャデコーダ130は、それぞれ内部バ
ス122に接続されている。
【0022】また、集積回路120は、OSD(On Scre
en Display)回路133を有している。このOSD回路
133より出力される表示データはTVエンコーダ/D
AC132に供給され、合成器131からのビデオデー
タに合成される。これにより、OSD回路133より出
力される表示データによるOSD表示が可能となってい
る。このOSD回路133は内部バス122に接続さ
れ、その動作はCPU121によって制御される。
【0023】また、集積回路120は、DVD処理モー
ド時に、デマルチプレクサ124より得られるオーディ
オデータ(AC−3データ、MPEG2オーディオデー
タ等)に対して伸長処理等を行ったり、インターネット
処理モード時に、インターネット情報を処理して所定W
ebサイトのWebページに係るオーディオデータを
得、このオーディオデータを外部のD/Aコンバータ1
16に供給するオーディオプロセッサ134を有してい
る。なお、インターネット情報に係るオーディオデータ
を得る処理の一部または全部がCPU121で行われる
ようにしてもよい。D/Aコンバータ116より出力さ
れるアナログの音声信号SAはオーディオ出力端子11
7に出力される。
【0024】また、上述せずも、パネル部140の操作
キー部142には、DVD処理およびインターネット処
理が同時に行われる同時処理モード時に、ビデオプロセ
ッサ129より出力されるビデオデータによる2画像の
同時表示の態様を切り換えるための切換キー142aが
配設されている。この切換キー142aを操作すること
で、DVDの再生画面を親画面とし、インターネットの
所定Webサイトの閲覧画面を子画面とする状態、また
はインターネットの所定Webサイトの閲覧画面を親画
面とし、DVDの再生画面を子画面とする状態に切り換
えることができる。
【0025】また、上述せずも、パネル部140の操作
キー部142には、DVD処理およびインターネット処
理が同時に行われる同時処理モード時に、オーディオプ
ロセッサ134より出力されるオーディオデータを、D
VD処理に係るオーディオデータまたはインターネット
処理に係るオーディオデータに切り換えるための切換キ
ー142bが配設されている。この切換キー142bを
操作することで、インターネット音声の出力状態または
DVD音声の出力状態に切り換えることができる。
【0026】図1に示すDVDプレーヤ100の動作を
説明する。ユーザの操作キー部142の操作によってD
VD再生が指示された場合について述べる。その場合、
再生指示信号がパネル部140のCPU143、CPU
インタフェース128、内部バス122を通じて集積回
路120のCPU121に送られるため、集積回路12
0はDVD処理モードとなる。
【0027】そして、集積回路120のCPU121
は、フロントエンド側のCPU105に再生を指示す
る。これにより、サーボ制御回路106の制御によって
スピンドルモータ102の回転が開始され、DVD10
1がCLVで回転駆動され、再生が開始される。
【0028】DVD101の再生状態でRFアンプ部1
07より得られる再生RF信号はリードチャネル部10
8に供給され、このリードチャネル部108で2値化ス
ライス処理、PLLによる同期データの生成処理等が行
われる。リードチャネル部108より出力される同期デ
ータは復調/ECC部109に供給され、この復調/E
CC部109で復調処理および誤り訂正処理が行われ
る。そして、この復調/ECC部109からのデータス
トリームが、VBR制御部111を通じて、所定のデー
タレートで集積回路120のデスクランブラ123に供
給される。
【0029】デスクランブラ123ではデータストリー
ムにかけられているスクランブルが解除され、スクラン
ブルが解除されたデータストリームはデマルチプレクサ
124に供給される。このデマルチプレクサ124で
は、データストリームより、ビデオデータ、オーディオ
データ、サブピクチャデータ等の分離が行われる。
【0030】そして、デマルチプレクサ124で分離さ
れたビデオデータ(MPEG2ビデオデータ)はビデオ
プロセッサ129に供給されて伸長処理が施される。そ
して、このビデオプロセッサ129より出力されるビデ
オデータが合成器131を介してTVエンコーダ/DA
C132に供給され、ビデオ出力端子115には例えば
DVD101の再生信号に係るNTSC方式の映像信号
SVが出力される。この映像信号SVをモニタ(図示せ
ず)に供給することで、図2Aに示すように、モニタの
全面に再生画像IM1が表示される。
【0031】また、デマルチプレクサ124で分離され
たサブピクチャデータはサブピクチャデコーダ130に
供給される。そして、ユーザの操作キー部142の操作
に基づいて、このサブピクチャデコーダ130でデコー
ド処理が行われ、字幕等を表示するための表示データが
作成される。この表示データは合成器131でビデオプ
ロセッサ129からのビデオデータに合成されるので、
再生画像に字幕等が重ねて表示されることとなる。
【0032】また、デマルチプレクサ124で分離され
たオーディオデータ(AC−3データ等)はオーディオ
プロセッサ134に供給されて処理される。そして、こ
のオーディオプロセッサ134より出力されるオーディ
オデータが外部のD/Aコンバータ116に供給されて
アナログ音声信号SAとされ、この音声信号SAがオー
ディオ出力端子117に出力される。この音声信号SA
を増幅してスピーカ(図示せず)に供給することで、再
生音声(DVD音声)が出力される。
【0033】次に、ユーザの操作キー部142の操作に
よってインターネット接続が指示された場合について述
べる。その場合、接続指示信号がパネル部140のCP
U143、CPUインタフェース128、内部バス12
2を通じて集積回路120のCPU121に送られるた
め、集積回路120はインターネット処理モードとな
る。
【0034】そして、集積回路120のCPU121
は、ブラウザを起動すると共に、モデム114よりダイ
ヤルアップしてインターネットの接続サービスを提供す
る所定のプロバイダ(ISP:Internet Service Provi
der)との回線を接続する。そして、インターネットの
設定されたURL(Uniform Resource Locator)のWeb
サイトにアクセスする。これにより、当該Webサイト
を構成するWebページの情報がダウンロードされてモ
デム114よりCPU121に供給される。
【0035】このダウンロードされた情報がCPU12
1やビデオプロセッサ129で処理され、所定Webサ
イトのWebページを表示するためのビデオデータが得
られる。このビデオデータはビデオプロセッサ129よ
り出力され、合成器131を介してTVエンコーダ/D
AC132に供給され、ビデオ出力端子115には所定
WebサイトのWebページに係るNTSC方式の映像
信号SVが出力される。この映像信号SVをモニタ(図
示せず)に供給することで、図2Bに示すように、モニ
タの全面に所定WebサイトのWebページに係る画像
IM2が表示される。
【0036】また、ダウンロードされた情報に音声情報
があるときは、CPU121やオーディオプロセッサ1
34で処理され、所定WebサイトのWebページに係
るオーディオデータが得られる。このオーディオデータ
はオーディオプロセッサ134より出力され、D/Aコ
ンバータ116でアナログ音声信号SAとされて、オー
ディオ出力端子117に出力される。この音声信号SA
を増幅してスピーカ(図示せず)に供給することで、所
定WebサイトのWebページに係る音声(インターネ
ット音声)が出力される。
【0037】次に、集積回路120がDVD処理モード
にある状態でさらにパネル部140の操作キー部142
の操作によってインターネット接続が指示された場合、
および集積回路120がインターネット処理モードにあ
る状態でさらにパネル部140の操作キー部142によ
ってDVD再生が指示された場合について述べる。
【0038】これらの場合、集積回路120は、上述し
たDVD処理モードの動作と、インターネット処理モー
ドの動作とが並行して行われる同時処理モードとなる。
ただし、この同時処理モードにおいては、ビデオプロセ
ッサ129より出力されるビデオデータは、DVDの再
生画像IM1およびインターネットの所定Webサイト
のWebページに係る画像IM2を同時表示するための
ものとなる。この場合、画像IM1,IM2のうち、一
方が親画面に表示され、他方が子画面に表示される。
【0039】集積回路120がDVD処理モードにある
状態で、さらにパネル部140の操作キー部142の操
作によってインターネット接続が指示された場合、最
初、例えば図2Cに示すように、画像IM1が親画面に
表示され、画像IM2が子画面に表示される状態とな
る。一方、集積回路120がインターネット処理モード
にある状態で、さらにパネル部140の操作キー部14
2によってDVD再生が指示された場合、最初、例えば
図2Dに示すように、画像IM2が親画面に表示され、
画像IM1が子画面に表示される状態となる。
【0040】本実施の形態においては、このように画像
IM1,IM2が同時表示される状態で、ユーザが操作
キー部142の切換キー142aを操作することで、図
2Cに示す表示態様と、図2Dに示す表示態様とを切り
換えることができる。
【0041】このように、2つの画像IM1,IM2を
同時に表示するためのビデオデータを得るために、ビデ
オプロセッサ129では、第1の画像処理方法、または
第2の画像処理方法が行われる。
【0042】第1の画像処理方法について説明する。親
画面に表示する画像を得るためのビデオデータを、DV
Dの再生ビデオデータ(MPEGデータ)やインターネ
ット情報(文字情報としてのHTMLデータ、画像情報
としてのGIFデータ、JPEGデータ等)のうち、子
画面部分を除いてデコードして得るようにする。また、
子画面に表示する圧縮画像を得るためのビデオデータ
を、DVDの再生ビデオデータ(MPEGデータ)やイ
ンターネット情報(文字情報としてのHTMLデータ、
画像情報としてのGIFデータ、JPEGデータ等)を
デコードする際に必要なデータ(情報)のみをデコード
することで直接圧縮処理をして得るようにする。
【0043】ここで、MPEGデータはマクロブロック
単位やスライス単位で符号化されているので、マクロブ
ロックやスライスを選択的にデコードすることで、親画
面に表示する画像IM1を得るためのビデオデータのみ
を効率的に得ることができ、また子画面に表示する画像
(圧縮画像)IM1のビデオデータを効率的に得ること
ができる。このように、MPEGデータの必要な部分の
みをデコードすることで、CPU121の負荷を軽減で
きる。
【0044】また、文字情報としてのHTMLデータは
内容を示すフォントデータおよび表示位置データからな
っていると共に、画像情報としてのGIFデータ、JP
EGデータ等はブロック単位で符号化されているので、
選択的にデコードすることで、親画面に表示する画像I
M2を得るためのビデオデータのみを効率的に得ること
ができ、またデコードに際してフォントサイズや表示間
隔を調整したり、画像ブロックを選択的にデコードする
ことで、子画面に表示する画像(圧縮画像)IM2のビ
デオデータを得ることができる。
【0045】第1の画像処理方法では、さらに、以上の
ようにして得られる親画面用のビデオデータと子画面用
のビデオデータとをメモリ上で合成して2つの画像IM
1,IM2を同時に表示するためのビデオデータを得る
ようにする。
【0046】この第1の画像処理方法では、親画面用の
ビデオデータと子画面用のビデオデータとを得、これら
のビデオデータをメモリ上で合成して2つの画像IM
1,IM2を同時に表示するためのビデオデータを得る
ものであるが、各ビデオデータを得るためのデコード処
理や圧縮処理、さらにビデオデータを合成する処理を、
全て単一の集積回路120内で行うものであり、ビデオ
データの合成処理を容易に行うことができる。
【0047】また、この第1の画像処理方法では、親画
面用のビデオデータを、DVDの再生ビデオデータやイ
ンターネット情報のうち子画面部分を除いてデコードし
て得ると共に、子画面用のビデオデータをDVDの再生
ビデオデータやインターネット情報をデコードする際に
直接圧縮処理をして得るものであり、CPU121の負
荷を軽減でき、またメモリ(RAM)の作業領域を節約
できる。
【0048】第2の画像処理方法について説明する。D
VDの再生ビデオデータ(MPEGデータ)およびイン
ターネット情報(文字情報としてのHTMLデータ、画
像情報としてのGIFデータ、JPEGデータ等)をそ
れぞれデコードして、モニタ全面にDVDの再生画像I
M1を表示する(図2A参照)ためのビデオデータと、
モニタ全面に所定WebサイトのWebページに係る画
像IM2を表示する(図2B参照)ためのビデオデータ
とを得るようにする。
【0049】そして、子画面に表示する画像に係るビデ
オデータに対しては、例えば間引き処理をして圧縮画像
を表示するためのビデオデータを得るようにする。そし
て、親画面を表示する画像に係るビデオデータに対し
て、圧縮画像を表示するためのビデオデータを合成し
て、2つの画像IM1,IM2を同時に表示するための
ビデオデータを得るようにする。
【0050】この第2の画像処理方法では、親画面に表
示する画像に係るビデオデータに子画面に表示する圧縮
画像に係るビデオデータを合成して、2つの画像IM
1,IM2を同時に表示するためのビデオデータを得る
ものであるが、各ビデオデータを得るためのデコード処
理や圧縮処理、さらにビデオデータを合成する処理を、
全て同一の集積回路120内で行うものであり、ビデオ
データの合成処理を容易に行うことができ、従って複数
画像の同時表示を簡単に行うことができる。
【0051】図3のフローチャートを使用して、画面の
表示態様の切り換え処理について説明する。まず、ステ
ップST1で、インターネットの所定Webサイトの閲
覧状態にあるか否かを判定する。所定Webサイトの閲
覧状態にないときは、ステップST2で、DVDの再生
中か否かを判定する。DVDの再生中でないときは、ス
テップST1に戻る。一方、DVDの再生中であるとき
は、ステップST3で、全画面をDVDの再生画面とし
(図2A参照)、その後にステップST1に戻る。
【0052】また、ステップST1で、所定Webサイ
トの閲覧状態にあるときは、ステップST4で、DVD
の再生中であるか否かを判定する。DVDの再生中でな
いときは、ステップST5で、全画面をインターネット
の所定Webサイトの閲覧画面とし(図2B参照)、そ
の後にステップST1に戻る。
【0053】また、ステップST4で、DVDの再生中
であるときは、ステップST6で、切換キー142aに
よる画面切り換え操作があるか否かを判定する。画面切
り換え操作がないときは、ステップST7で、画面の表
示態様をそのままにして、ステップST1に戻る。
【0054】また、ステップST6で、画面切り換え操
作があるときは、ステップST8で、親画面が、インタ
ーネットの所定Webサイトの閲覧画面か、DVDの再
生画面かを判定する。親画面がインターネットの所定W
ebサイトの閲覧画面であるときは、ステップST9
で、親画面をDVDの再生画面にし、子画面をインター
ネットの所定Webサイトの閲覧画面にし(図2C参
照)、その後にステップST1に戻る。一方、親画面が
DVDの再生画面であるときは、ステップST10で、
親画面をインターネットの所定Webサイトの閲覧画面
にし、子画面をDVDの再生画面にし(図2D参照)、
その後にステップST1に戻る。
【0055】このように、インターネットの所定Web
サイトの閲覧状態にあると共に、DVDの再生中にある
とき、切換キー142aを操作する毎に、インターネッ
トの所定Webサイトの閲覧画面とDVDの再生画面の
親子関係が逆転する。ユーザは、切り換えキー142a
を操作して、表示態様を自由に選択することができる。
【0056】また、本実施の形態においては、上述した
ようにDVD処理およびインターネット処理が並行して
行われる同時処理モードより、インターネット接続終了
操作またはDVD再生終了操作があって、DVD処理モ
ードまたはインターネット処理モードに移行するとき、
ビデオプロセッサ129より出力されるビデオデータ
は、DVDの再生画像IM1およびインターネットの所
定WebサイトのWebページに係る画像IM2を同時
表示するためのものから、画像IM1または画像IM2
を全画面に表示するためのものとなる。
【0057】図4のフローチャートを使用して、インタ
ーネット接続終了操作時における画面切り換え処理につ
いて説明する。まず、ステップST31で、親画面が、
インターネットの所定Webサイトの閲覧画面か、DV
Dの再生画面かを判定する。親画面がインターネットの
所定Webサイトの閲覧画面であるときは、ステップS
T32で、親画面の閲覧画面を止め、その後にステップ
ST33で、全画面をDVDの再生画面にして、切り換
え処理を終了する。一方、親画面がDVDの再生画面で
あるときは、ステップST34で、子画面の閲覧画面を
止め、その後にステップST33で、全画面をDVDの
再生画面にして、切り換え処理を終了する。
【0058】また、図5のフローチャートを使用して、
DVDの再生終了操作時における画面切り換え処理につ
いて説明する。まず、ステップST41で、親画面が、
インターネットの所定Webサイトの閲覧画面か、DV
Dの再生画面かを判定する。親画面がインターネットの
所定Webサイトの閲覧画面であるときは、ステップS
T42で、子画面の再生画面を止め、その後にステップ
ST43で、全画面をインターネットの所定Webサイ
トの閲覧画面にして、切り換え処理を終了する。一方、
親画面がDVDの再生画面であるときは、ステップST
44で、親画面の再生画面を止め、その後にステップS
T43で、全画面をインターネットの所定Webサイト
の閲覧画面にして、切り換え処理を終了する。
【0059】また、図1に示すDVDプレーヤ100に
おいて、上述した同時処理モードでは、オーディオプロ
セッサ134より出力されるオーディオデータは、DV
D処理に係るオーディオデータまたはインターネット処
理に係るオーディオデータとなる。
【0060】集積回路120がDVD処理モードにある
状態で、さらにパネル部140の操作キー部142の操
作によってインターネット接続が指示された場合、最
初、例えばDVD処理に係るオーディオデータが出力さ
れる。一方、集積回路120がインターネット処理モー
ドにある状態で、さらにパネル部140の操作キー部1
42によってDVD再生が指示された場合、最初、例え
ばインターネット処理に係るオーディオデータが出力さ
れる。
【0061】本実施の形態においては、ユーザが操作キ
ー部142の切換キー142bを操作することで、DV
D処理に係るオーディオデータが出力される状態と、イ
ンターネット処理に係るオーディオデータが出力される
状態とを切り換えることができる。このように、2つの
オーディオデータを切り換えるために、オーディオプロ
セッサ134では、第1の音声処理方法、または第2の
音声処理方法が行われる。
【0062】第1の音声処理方法では、オーディオプロ
セッサ134より出力されるオーディオデータに対応す
る、再生オーディオデータまたは所定WebサイトのW
ebページに係る音声情報のみをデコードして、出力オ
ーディオデータを得るようにする。この第1の音声処理
方法によれば、出力されるオーディオデータに対応しな
いオーディオデータ(音声情報)をデコート゛しなくても
よく、CPU121の負荷を軽減でき、またメモリ(R
AM)の作業領域を節約できる。
【0063】また、第2の音声処理方法では、再生オー
ディオデータおよび所定WebサイトのWebページに
係る音声情報の双方をデコードし、その一方を出力オー
ディオデータとして出力するようにする。この第2の音
声処理方法では、第1の音声処理方法のようにCPU1
21の負荷を軽減することはできないが、双方のデコー
ド処理、さらにはオーディオデータの切換処理を、全て
同一の集積回路120内で行うものであり、オーディオ
データの切換処理を容易に行うことができる。
【0064】図6を使用して、音声切り換え処理につい
て説明する。まず、ステップST21で、インターネッ
トの所定Webサイトの閲覧状態にあるか否かを判定す
る。所定Webサイトの閲覧状態にないときは、ステッ
プST22で、DVDの再生中か否かを判定する。DV
Dの再生中でないときは、ステップST21に戻る。一
方、DVDの再生中であるときは、ステップST23
で、DVD音声の出力状態とし、その後にステップST
21に戻る。
【0065】また、ステップST21で、所定Webサ
イトの閲覧状態にあるときは、ステップST24で、D
VDの再生中であるか否かを判定する。DVDの再生中
でないときは、ステップST25で、インターネット音
声の出力状態とし、その後にステップST21に戻る。
【0066】また、ステップST24で、DVDの再生
中であるときは、ステップST26で、切換キー142
bによる音声切り換え操作があるか否かを判定する。音
声切り換え操作がないときは、ステップST27で、音
声出力状態をそのままにして、ステップST21に戻
る。
【0067】また、ステップST26で、音声切り換え
操作があるときは、ステップST28で、DVD音声が
出力されているか、インターネット音声が出力されてい
るかを判定する。インターネット音声が出力されている
ときは、ステップST23で、DVD音声の出力状態と
し、その後にステップST21に戻る。一方、DVD音
声が出力されているときは、ステップST25で、イン
ターネット音声の出力状態とし、その後にステップST
21に戻る。
【0068】このように、インターネットの所定Web
サイトの閲覧状態にあると共に、DVDの再生中にある
とき、切換キー142bを操作する毎に、インターネッ
トの音声の出力状態またはDVD音声の出力状態とな
る。ユーザは、切り換えキー142bを操作して、いず
れの音声出力状態にするかを自由に選択することができ
る。
【0069】また、本実施の形態においては、上述した
ようにDVD処理およびインターネット処理が並行して
行われる同時処理モードより、インターネット接続終了
操作があってDVD処理モードに移行するとき、オーデ
ィオプロセッサ134より出力されるオーディオデータ
はDVD処理に係るオーディオデータとなる。同様に、
同時処理モードより、DVD再生終了操作があってイン
ターネット処理モードに移行するとき、オーディオプロ
セッサ134より出力されるオーディオデータはインタ
ーネット処理に係るオーディオデータとなる。
【0070】図7のフローチャートを使用して、インタ
ーネット接続終了操作時における音声切り換え処理につ
いて説明する。まず、ステップST51で、DVD音声
が出力されているか、インターネット音声が出力されて
いるかを判定する。インターネット音声が出力されてい
るときは、ステップST52で、DVD音声の出力状態
として、切り換え処理を終了する。一方、DVD音声が
出力されているときは、ステップST53で、音声出力
状態をそのままとして、切り換え処理を終了する。
【0071】また、図8のフローチャートを使用して、
インターネット接続終了操作時における音声切り換え処
理について説明する。まず、ステップST61で、DV
D音声が出力されているか、インターネット音声が出力
されているかを判定する。インターネット音声が出力さ
れているときは、ステップST62で、音声出力状態を
そのままとして、切り換え処理を終了する。一方、DV
D音声が出力されているときは、ステップST63で、
インターネット音声の出力状態として、切り換え処理を
終了する。
【0072】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、集積回路120は、DVD処理機能およびインタ
ーネット処理機能を備えるものであり、それぞれの機能
を別個の集積回路で実現するものと比べて、CPU等の
ハードウェア資源を有効に使用でき、回路配線を簡単化
でき、回路規模を小さくでき、消費電力を低減でき、さ
らに外部回路(RAM、ROM、モニタ、スピーカな
ど)をそれぞれの処理時に共通に使用することが容易と
なる。
【0073】また、本実施の形態においては、DVD処
理およびインターネット処理が並行して行われる同時処
理モードよりDVD処理モードまたはインターネット処
理モードに移行するとき、DVDの再生画像IM1およ
びインターネットの所定WebサイトのWebページに
係る画像IM2を同時表示するためのビデオデータを出
力する状態から、画像IM1または画像IM2を全画面
表示するためのビデオデータを出力する状態に切り替わ
るものであるが、各ビデオデータを得るためのデコード
処理や出力処理を、全て単一の集積回路120内で行う
ものであり、同時処理モードからDVD処理モードまた
はインターネット処理モードへの移行時における画面の
切り換えを簡単に行うことができる。
【0074】また、本実施の形態においては、DVD処
理およびインターネット処理が並行して行われる同時処
理モードよりDVD処理モードまたはインターネット処
理モードに移行するとき、DVD音声またはインターネ
ット音声の出力状態から、移行した処理モードに係る音
声の出力状態に切り替わるものであるが、各オーディオ
データを得るためのデコード処理や出力処理を、全て単
一の集積回路120内で行うものであり、同時処理モー
ドからDVD処理モードまたはインターネット処理モー
ドへの移行時における音声切り換えを簡単に行うことが
できる。
【0075】なお、上述実施の形態においては、DVD
処理およびインターネット処理が同時に行われる同時処
理モード時に、DVDの再生画像IM1および所定We
bサイトのWebページに係る画像IM2を、親子関係
で表示するものを示したが(図2C,D参照)、これら
画像IM1,IM2を、図9Aに示すように左右に分割
された画面に表示し、また図9Bに示すように上下に分
割された画面に表示し、さらには図9Cに示すように双
方とも子画面に表示することも考えられる。それらの場
合も、切換キー142aを操作する毎に、画像IM1,
IM2の表示位置関係が逆転することとなる。
【0076】また、上述実施の形態においては、蓄積情
報の処理としてDVD101の再生データの処理を示し
たが、この蓄積情報の処理としてはその他の記録媒体か
らの再生データの処理であってもよい。また、外部情報
の処理としてモデム114を介してインターネットより
取得した情報の処理を示したが、この外部情報の処理と
してはその他の外部より取得される情報の処理であって
もよい。
【0077】また、上述実施の形態においては、集積回
路120内のCPU121の他に、フロントエンド側に
CPU105を備えるものであるが、これらを1個のC
PUのみで実現するようにしてもよい。
【0078】
【発明の効果】この発明によれば、例えば蓄積情報処理
部と外部情報処理部とを備えるものであり、それぞれの
処理部を別個の集積回路で実現するものに比べて、例え
ばCPU等のハードウェア資源を有効に使用でき、回路
配線を簡単化でき、回路規模を小さくでき、消費電力を
低減でき、さらにRAM、ROM等の外部回路をそれぞ
れの処理時に共通に使用することが容易となる。
【0079】また、この発明によれば、蓄積情報および
外部情報を処理する同時処理モードにあって2画像を同
時表示するための画像信号を出力している状態より、一
方の情報を処理する処理モードに移行するとき、当該一
方の情報を処理して全画面表示をするための画像信号を
得ると共にこの画像信号を出力するものであり、これら
の処理を同一の集積回路内で行うことから、処理モード
移行時における画面の切り換えを簡単に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としてのDVDプレーヤの構成を示
すブロック図である。
【図2】モニタの画像表示態様を示す図である。
【図3】画面の表示態様の切り換え処理を説明するため
のフローチャートである。
【図4】インターネット接続終了操作時における画面切
り換え処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】DVD再生終了操作時における画面切り換え処
理を説明するためのフローチャートである。
【図6】音声の切り換え処理を説明するためのフローチ
ャートである。
【図7】インターネット接続終了操作時における音声切
り換え処理を説明するためのフローチャートである。
【図8】DVD再生終了操作時における音声切り換え処
理を説明するためのフローチャートである。
【図9】2画像を表示する際の画面分割の他の例を示す
図である。
【符号の説明】
100 DVDプレーヤ 101 DVD 103 光ピックアップ 105,121,143 CPU 106 サーボ制御回路 107 RFアンプ部 108 リードチャネル部 109 復調/ECC部 111 VBR制御部 112 ROM 113 RAM 114 モデム 115 ビデオ出力端子 117 オーディオ出力端子 120 集積回路 122 内部バス 123 デスクランブラ 124 デマルチプレクサ 128 CPUインタフェース 129 ビデオプロセッサ 130 サブピクチャデコーダ 132 TVエンコーダ/DAC 133 OSD回路 134 オーディオプロセッサ 140 パネル部 141 表示部 142 操作キー部 142a,142b 切換キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G11B 20/10 321 G09G 5/00 555A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄積情報を入力する第1の情報入力部
    と、 外部情報を入力する第2の情報入力部と、 上記第1の情報入力部で入力される上記蓄積情報を処理
    して第1の画像信号を得る第1の情報処理部と、 上記第2の情報入力部で入力される上記外部情報を処理
    して第2の画像信号を得る第2の情報処理部と、 上記第1の情報処理部で得られる第1の画像信号および
    上記第2の情報処理部で得られる第2の画像信号のいず
    れかまたは双方に係る出力画像信号を出力する画像信号
    出力部と、 上記第1の情報入力部、上記第2の情報入力部、上記第
    1の情報処理部、上記第2の情報処理部および上記画像
    信号出力部の動作を制御する制御部とを備え、 上記制御部は、 上記蓄積情報および上記外部情報を処理する同時処理モ
    ードにあり、上記画像信号出力部より上記第1の画像信
    号および上記第2の画像信号の双方に係る出力画像信号
    が出力されている状態で、上記同時処理モードより上記
    蓄積情報または上記外部情報のうち一方を処理する処理
    モードに移行するとき、 上記第1の情報処理部および上記第2の情報処理部のう
    ち上記一方の情報を処理する一方の情報処理部を全画面
    表示をするための画像信号を得るように制御すると共
    に、 該一方の情報処理部で得られる画像信号を上記出力画像
    信号として出力するように上記画像信号出力部を制御す
    ることを特徴とする集積回路。
  2. 【請求項2】 上記制御部は、 上記同時処理モードで、上記画像信号出力部より上記第
    1の画像信号および上記第2の画像信号の双方に係る出
    力画像信号が出力されるとき、 該出力画像信号で同時表示される2画像にそれぞれ対応
    した2つの画像信号部分を、該2つの画像信号部分に対
    応した情報のみをそれぞれデコードして得るように、上
    記第1の情報処理部および上記第2の情報処理部を制御
    すると共に、 上記第1の情報処理部および上記第2の情報処理部で得
    られる上記2つの画像信号部分を合成して上記出力画像
    信号を出力するように上記画像信号出力部を制御するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の集積回路。
  3. 【請求項3】 上記制御部は、 上記同時処理モードで、上記画像信号出力部より上記第
    1の画像信号および上記第2の画像信号に係る出力画像
    信号が出力されるとき、 該出力画像信号で同時表示される2画像に係る2つの画
    像信号を、該2つの画像信号に対応した情報をそれぞれ
    デコードして得るように、上記第1の情報処理部および
    上記第2の情報処理部を制御すると共に、 上記第1の情報処理部および上記第2の情報処理部で得
    られる上記2つの画像信号のうち、上記出力画像信号で
    同時表示される2画像にそれぞれ対応した2つの画像信
    号成分を合成して上記出力画像信号を出力するように上
    記画像信号出力部を制御することを特徴とする請求項1
    に記載の集積回路。
  4. 【請求項4】 上記第1の画像信号および上記第2の画
    像信号の双方に係る出力画像信号で同時表示される2画
    像のうち、一方は圧縮されていない状態で親画面に表示
    され、他方は圧縮された状態で子画面に表示されること
    を特徴とする請求項1に記載の集積回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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