JP2002237879A - 見開き型表示装置付き携帯無線端末 - Google Patents

見開き型表示装置付き携帯無線端末

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JP2002237879A
JP2002237879A JP2001125348A JP2001125348A JP2002237879A JP 2002237879 A JP2002237879 A JP 2002237879A JP 2001125348 A JP2001125348 A JP 2001125348A JP 2001125348 A JP2001125348 A JP 2001125348A JP 2002237879 A JP2002237879 A JP 2002237879A
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Masanobu Kujirada
雅信 鯨田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ポケットやバッグから取り出して直ぐに(特に
「折畳み状態から見開き状態にする」などの操作を必要
とすることなく)使用できるという「手軽さ・簡便さ」
を保持しながら、同時に、「データの表示面積を広くさ
せること」を可能にした携帯無線端末を提供する。 【構成】1つの筐体の上面に、マイク、スピーカ(イヤ
ホンを含む)、及び、表示装置が備えられている携帯電
話などの携帯無線端末であって、前記表示装置は、2つ
の表示パネルから構成されており、前記2つの表示パネ
ルは、互いに折畳み可能に接続されており、且つ、それ
らの表示画面が共にユーザーの方向に見開かれた状態で
保持されるように接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話などの携帯無
線端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯電話などの携帯無線端末
は、単に音声による通話だけでなく、インターネットに
接続してホームページを閲覧したり電子メールやチャッ
トを送受信したりするデータ通信にも利用されている。
例えば、NTTドコモの「iモード」サービスなどであ
る。このiモードでは、ユーザーが携帯電話に備えられ
たiモードへの移行を指示するボタンを押すことによ
り、iモードのメニュー画面が液晶画面(表示装置)に
表示され、ユーザーはインターネットなどのネットワー
クを介したサービスを受けられるようになっている。と
ころで、このように、携帯電話においても、単に音声に
よる通話だけでなくデータ通信の需要が多くなると、従
来の携帯電話に備えられていた液晶画面では、データ表
示面積が狭いため、十分なデータ(文字・図形・静止画
・画像などのデータ)を表示できないという問題があ
る。このような課題を解決するため、例えば、特開平1
1−85313公報のように、2つの表示パネルを折畳
み可能に接続し、使用時には、この2つ表示パネルを見
開き状態にして、データ通信や通話を行うことが提案さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
特開平11−85313公報のように、「非使用時に
は、2つの表示パネルを折畳み可能に接続し、他方、使
用時には、この2つ表示パネルを見開き状態にして、デ
ータ通信や通話を行うようにした携帯無線端末」では、
ユーザーは、通話やデータ通信のために使用する毎にい
ちいち2つの表示パネルを見開き状態にしなくてはなら
ず、大変に面倒である。もともと、今のように携帯電話
が爆発的に普及したのは、ポケットやバッグに入れるこ
とができ、しかも、ポケットやバッグから取り出して、
そのまま(特に「折畳み状態から見開き状態にする」な
どの操作を必要とすることなく)使用できるという「手
軽さ・簡便さ」が存在するからである。そして、そのよ
うな「手軽さ・簡便さ」を実現するためには、「携帯電
話がポケットやバッグなどに収容されているとき(非使
用時)でも、使用時と同様に、携帯電話の筐体の上面
(ユーザーに対向する側の面)に、マイク、スピーカ、
テンキー、及び液晶画面が配置されていること」、すな
わち「非使用時であろうと使用時であろうと共通に、マ
イク、スピーカ、テンキー、及び液晶画面が、携帯電話
の筐体の上面(ユーザーに対向する面)に配置されてい
ること」が必要である。それなのに、、前記の特開平1
1−85313公報のように「非使用時には、2つの表
示パネルを折畳み可能に接続し、他方、使用時には、こ
の2つ表示パネルを見開き状態にして、データ通信や通
話を行うようにした携帯無線端末」においては、「少な
くとも非使用時(2つの表示パネルが折り畳まれている
とき)には、マイク、スピーカ、テンキー、及び、液晶
画面が、携帯電話の外枠を構成する筐体の上面に備えら
れていない」ため、ユーザーは、この携帯無線端末を使
用しようとするときには、「いちいち折畳み状態から見
開き状態にするための操作をする」という煩雑な動作が
必要になり、前記のような「従来の携帯電話が有してい
た、せっかくの手軽さ・簡便さ」が犠牲になってしまう
という問題がある。すなわち、前記の特開平11−85
313公報のように「非使用時には、2つの表示パネル
を折畳み可能に接続し、他方、使用時には、この2つ表
示パネルを見開き状態にして、データ通信や通話を行う
ようにした携帯無線端末」においては、「使用時にはマ
イク、スピーカ、及び表示装置が筐体の上面に備えられ
ているが、不使用時には(2つの表示パネルが折り畳ま
れているため)マイク、スピーカ、テンキー、及び表示
装置が筐体の上面に備えられていない」ため、ユーザー
は、不使用状態から使用状態に移行するために、例えば
「2つの表示パネルを見開きにするという煩雑な動作」
をする必要があった。本発明はこのような従来技術の課
題に着目したもので、ポケットやバッグから取り出して
直ぐに(特に「表示装置を折畳み状態から見開き状態に
する」などの操作を必要とすることなく)使用できると
いう「手軽さ・簡便さ」を保持しながら、同時に、「非
常に簡単な操作をするだけでデータの表示面積を広くさ
せること」を可能にした携帯無線端末を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】(本発明の内容)本発明
の内容は、本明細書の特許請求の範囲に記載したとおり
のものである。よって、本明細書の特許請求の範囲の内
容をここに援用する(前記特許請求の範囲の記載をここ
に転写することは、省略する)。 (用語説明)本発明において、2つの表示パネルから成
る表示装置は、筐体のユーザーに対向する側の面の一部
(一領域、例えば、前記面の約2分1以下の面積の一
部、又は、前記面の約3分の1以下の面積の一部)に、
備えられている。この筐体のユーザーに対向する側の面
の一部には、前記表示装置だけでなく、音声通話に使用
するためのスピーカやマイク、音声通話及びデータ通信
に使用するテンキーなども備えられている。本発明にお
いて、「スピーカ」は、イヤホンを含む(構成・構造か
ら言っても、一般に「スピーカ」という概念は「イヤホ
ン」を含むのが通常の用語の使い方である)。本発明に
おいて、「携帯無線端末」は、携帯電話や、携帯情報端
末(PDA=パーソナル・デタ・アシスタント)などを
含むものである。本発明において、「表示パネル」は、
液晶表示パネルだけでなく、有機EL(エレクトロルミ
ネッセンス)パネル、FED(フィールドエミッション
ディスプレイ)などの様々な方式による表示パネルをも
含む。本発明において、2つの表示パネルから成る表示
装置は、インターネットなどのネットワークを利用した
データ通信のための情報を表示するだけでなく、テレビ
放送番組を表示するためにも使用することができる。す
なわち、本発明の携帯無線端末の筐体の中に、テレビ放
送受信機(例えば、2003年頃から日本で開始される
地上波デジタル放送電波の受信機で、小型アンテナを含
むもの)を内蔵して、前記表示装置に受信したテレビ放
送番組、このテレビ放送番組コンテンツに関連する関連
情報(放送電波の隙間を利用したデータ放送により放送
される関連の詳細情報)、又はテレビCM画像などを表
示させるようにしてもよい。また、本発明では、2つの
表示パネルを見開いた状態で使用するときは、2つの表
示パネルをユーザーから見て縦方向(上下方向)の線を
境にして見開かれた状態で使用してもよいし、2つの表
示パネルをユーザーから見て横方向(左右方向)の線を
境にして見開かれた状態で使用してもよい。つまり、図
8の2つの表示パネル44,45や、図10の2つの表
示パネル54,55は、図8,図10では、「ユーザー
から見て縦方向(上下方向)の線」を境にして見開かれ
た状態で使用されている。しかし、本発明では、図8の
2つの表示パネル44,45や図10の2つの表示パネ
ル54,55は、「ユーザーから見て横方向(左右方
向)の線」を境にして見開かれた状態にして使用しても
よい。つまり、図8や図10では、2つの表示パネルを
含む携帯電話の筐体41,51をその筐体の長手方向が
ユーザーから見て縦方向(上下方向)になるように配置
して使用しているが、本発明では、そのようにしない
で、図8及び図10の携帯電話の筐体41,51をその
筐体の長手方向がユーザーから見て横方向(左右方向)
にくるように配置して使用してもよい。
【0005】
【発明の実施の形態】実施形態1.図1から3までは、
本発明の実施形態1による携帯電話を示す斜視図であ
る。図1〜3において、1は筐体、1aは筐体1の上面
(使用時にユーザーに対向する側の面)、2は例えば通
話の相手方からの音声を出力するためのスピーカ(イヤ
ホンを含む)、3はユーザーの音声(通話のための音
声、又は、操作情報・制御情報などのデータ入力用の音
声)を入力するためのマイク、4は電話番号などを入力
するためのキー、5は通話の相手先を呼び出すときに使
用する通話ボタン、6は通話を切断するときに使用する
切断ボタンである。また、図1〜3において、10は液
晶表示画面を有する表示パネル、10aはこの表示パネ
ル10のユーザー側に対向する表面(図1に示すよう
な、後述の2つの表示パネル10,11が「折畳み状
態」で使用されているときにユーザーに対向する面)、
10aaはこの表示パネル10の前記表面10aの一部
に形成されている液晶表示画面、である。
【0006】また、図1〜3において、7は例えばNT
Tドコモの「iモード」のようなネットワークを利用し
たデータ通信サービス(インターネットのホームページ
閲覧、電子メール、チャットなどのサービス)を利用す
るときにその通信サービスのトップ・メニューを前記画
面10aaに表示するためのメニュー・ボタン、8は前
記通信サービスのトップ・メニューからユーザーが選択
した個別のサービス・メニューによるデータを前記画面
10aaに表示しているときに元のトップ・メニューの
画面に戻るためのクリア・ボタン、9は外部の無線基地
局との間で電波をやり取りするための図示上下方向に伸
縮可能に形成されたアンテナ、である。図1〜3に示す
ように、本実施形態1では、筐体1のユーザーと対向す
る面1aに、ユーザーから見て下方から順に、テンキー
4、マイク3、液晶表示画面10aa(表示パネル10
の一部)、及びスピーカ2が備えられている。これらの
「下方から、テンキー、マイク、液晶表示画面、スピー
カという配置」は、現在の市販の携帯電話の通常の形態
である(場合により、「下方から、マイク、テンキー、
液晶表示画面、スピーカ」、「下方から、マイク、テン
キー、スピーカ、液晶表示画面」などの配置もある)。
【0007】また、図1において、20は、前記液晶表
示パネル10aに表示された画面10aaの上で、例え
ば矢印形状に表示されたポインタ(図示せず)を移動さ
せると共にその移動させたポインタの位置にあるアイコ
ン(絵文字)や文字を指示・選択・決定するためのポイ
ンティングデバイス(アキュポインタ、トラッキングポ
インタ、などとも呼ばれる。なお、このアキュポインタ
以外に、トラックボール、スライスパッドなどのポイン
ティングデバイスを使用してもよい)。
【0008】図1に示すように、本実施形態では、筐体
1の上面1aに、マイク3、スピーカ2、液晶表示パネ
ル10、液晶画面10aa、及び、さまざまなボタン
(キー)4,5,6,7,及び8が、備えられている。
ユーザーは、携帯電話の非使用時(ポケットやバッグな
どに収容するとき)においても、また、携帯電話を通話
やデータ通信などのために使用する使用時においても、
図1に示す状態そのままで、すなわち、特に何らの操作
をすることなく(例えば、前記の特開平11−8531
3公報のように「非使用時において折畳まれていた2つ
表示パネルを、いちいち見開き状態に開く、という面倒
な操作などをすることなく)、携帯電話(データ通信機
能を有する携帯電話)として使用することができる。
【0009】また、本実施形態においては、図2及び図
3に示すように、前記表示パネル10の裏面10bに
も、液晶画面10baが備えられている。また、本実施
形態においては、前記表示パネル10の図示下側に、も
う1つの表示パネル11が備えられている。この表示パ
ネル11の図示上面には、液晶画面11aaが備えられ
ている。
【0010】また、図1〜3に示すように、前記の2つ
の表示パネル10及び表示パネル11は、それぞれの端
部が、蝶番(ヒンジ部)12により、互いに折畳み・折
り曲げ・見開き自在に接続されている。つまり、本実施
形態では、この蝶番12により、表示パネル10と11
とが、互いに折畳み可能となっている。他方、本実施形
態では、図1に示すように、前記の2つの表示パネル1
0,11を折畳み状態にしたまま使用することができる
し、また、図2及び図3に示すように、前記の蝶番12
により表示パネル10と11とを互いに見開きの状態に
した上で使用することもできる。
【0011】また、本実施形態1では、図1〜3に示す
ように、前記筐体1の上面(ユーザーに対向する面)の
一部に備えられた表示装置を構成する2つの表示パネル
10,11の接続部分(蝶番12が取り付けられた部
分)の各辺は、前記筐体1の図示右側の端部(図示右側
の辺)と、ユーザーからみてほぼ同一線上に配置されて
いる。
【0012】本実施形態1では、図1〜3に示すよう
に、2つの表示パネル10,11は、前記の蝶番12に
より、使用時においてユーザーから見て横方向(左右方
向)に、折畳み・見開き可能に接続されている。また、
本実施形態では、前記の蝶番(ヒンジ部)12に、例え
ば、従来より公知の摩擦力の強い部分を設けたり(従来
より、ノート型パソコンなどでは、キーボード部とディ
スプレイ部との間を蝶番(ヒンジ部)で折畳み自在に接
続し、且つ、蝶番(ヒンジ部)の部分に摩擦力の強い部
分を設けて、キーボード部とディスプレイ部とを例えば
120〜16度などの所定の角度で固定させることが行
われている)、従来より公知のフック又はストッパを設
けたりすることにより、前記の2つの表示パネル10及
び11を、前記の「ある程度見開きの状態」(約175
度(又は170度)から約100度(又は約110度)
までの範囲内の任意の折り曲げ角度に折り曲げた状態)
で互いに固定してから、使用することができるようにし
てもよい(このように、約180度未満の所定の角度で
折り曲げたまま使用することは、例えば、通勤電車など
の混雑している場所で使用するときなどに、見開きにし
たことによる表示画面のスペースの増大を最小に抑える
ことができるため、大変に便利である)。
【0013】また、本実施形態では、前記表示パネル1
0の図1の図示左側端部(前記蝶番12が備えられた端
部と反対側の端部)の中央部に、例えば突起状の引っ掛
かり部22が形成されている。この引っ掛かり部22
は、ユーザーが、前記2つの表示パネル10及び11を
図1の折畳み状態から図2の見開き状態に移行させたい
と希望したとき、前記表示パネル10を、表示パネル1
1の方に折畳まれた状態から図2の見開きの状態の方向
(前記表示パネル10を図2の矢印α方向)に回動させ
るために指を引っ掛けるためのものである。すなわち、
ユーザーは、前記引っ掛かり部22に指先を引っ掛け
て、前記表示パネル10を矢印α方向に回動させること
ができる。
【0014】以上のように、本実施形態では、前記2つ
の表示パネル10,11、蝶番(ヒンジ部)12、及
び、引っ掛かり部22などにより、「表示装置」が構成
されている。以上のように、本実施形態では、表示装置
を構成する2つの表示パネル10及び11の中の前記折
り畳まれたときにユーザーに対向する側の表示パネル1
0には、その(表示パネル10の)折り畳まれた状態
(図1の状態)のときにユーザーに対向している面10
aに表示画面10aaが備えられていると共に、その
(表示パネル10の)見開きにされた状態(図2及び図
3の状態)のときにユーザーに対向している面(前記面
10aと反対側の面)10bにも表示画面10baが備
えられている。
【0015】また、本実施形態では、前記筐体1の上面
1aに、見開き用ワンタッチボタン21が備えられてい
る。この見開き用ワンタッチボタン21は、ユーザー
が、前記2つの表示パネル10及び11を図1の折畳み
状態から図2の見開き手段に移行させたいと希望すると
き、表示パネル10を、図1のように表示パネル11の
方に折畳まれた状態から図2の見開き状態の方向(図2
の矢印α方向)に回動させるためのものである。すなわ
ち、ユーザーは、前記見開き用ワンタッチボタン21を
指先で押すことにより、前記表示パネル10は、自動的
に、矢印α方向に回動して、表示パネル11の平面との
関係で所定の角度(「図2に示すような、約170度か
ら約100度(又は約110度)までの間の所定の折り
曲げ角度」、又は、「図3に示すような、約180度に
完全に見開かれた状態の角度」)となるように、停止・
固定される。この場合、前記表示パネル10の平面を表
示パネル11の平面との関係でどの角度で停止・固定さ
せるか(例えば、表示パネル10の平面を、表示パネル
11の平面との関係で、約180度の角度、約170度
の角度、約110度、約100度の角度などの、どのよ
うな角度で停止・固定させるか)は、ユーザーが予め
(携帯電話に備えられた設定機能を使用して)設定して
おくことができる。なお、前記の見開きワンタッチボタ
ン21を押すことにより自動的に表示パネル10を前記
矢印α方向に回動させるための構成は、例えば、スプリ
ングを使用する構成、電磁石を使用する構成などのよう
な、従来より公知の様々な構成を使用できるので、説明
を省略する。
【0016】本実施形態の動作 本実施形態においては、ユーザーは、図1に示すよう
に、前記2つの表示パネル10,11を互いに折畳んだ
ままの状態で、通話やデータ通信のためにこの携帯電話
を使用することができる。この場合は、図1に示すよう
に、前記表示パネル10の表面10aに形成された液晶
画面10aaに、電話番号、電子メールの文章、インタ
ーネット・ホームページ画面などのデータが表示され
る。
【0017】また、ユーザーは、図2に示すように、前
記2つの表示パネル10,11を互いに「ある程度見開
きにした状態」(例えば約170度から約100度まで
の範囲内の任意の折り曲げ角度に折り曲げた状態)にし
てから、通話やデータ通信のためにこの携帯電話を使用
することができる。この場合は、前記表示パネル10の
裏面10bに形成された液晶画面10baと前記表示パ
ネル11の図示上面に形成された液晶画面11aaとの
2つの画面に渡って、電話番号、電子メールの文章、イ
ンターネット・ホームページ画面などのデータが表示さ
れる。なお、この場合、前記の蝶番(ヒンジ部)12に
摩擦力の強い部分を設けたり、従来より公知のフック又
はストッパを設けたりすることにより、前記の2つの表
示パネル10及び11を、前記の「ある程度見開きの状
態」(約170度から約100度までの範囲内の任意の
折り曲げ角度に折り曲げた状態)で互いに固定してか
ら、使用することができる(このように、約180度未
満の所定の角度で折り曲げたまま使用することは、例え
ば、通勤電車などの混雑している場所で使用するときな
どに、見開きによる表示画面のスペースの増大を最小に
抑えることができるため、大変に便利である)。また、
ユーザーは、図3に示すように、前記2つの表示パネル
10及び11を互いに「完全に見開きの状態」(約18
0度の角度に見開いた状態)にしてから、通話やデータ
通信のためにこの携帯電話を使用することができる。こ
の場合も、図2に述べた例と同様に、前記表示パネル1
0の裏面10bに形成された液晶画面10baと前記表
示パネル11の液晶画面11aaとの両画面に、電話番
号、電子メールの文章、インターネット・ホームページ
画面などのデータが表示される。
【0018】なお、本実施形態1では、ユーザーは、前
記ワンタッチボタン21を操作することにより、2つの
表示パネル10,11を、図1に示すような「折畳み状
態」から図2又は図3に示すような「見開き状態」に移
行・変更させることができるが、本実施形態1では、さ
らに、次のような構成も可能である。すなわち、前記筐
体1に内蔵されたマイクロコンピュータのソフトウェア
により、ユーザーが携帯無線端末を「音声通話のため」
に使用するのか「データ通信(電子メールやインターネ
ットのホームページ閲覧など)のため」に使用するのか
を、ユーザーの操作内容などに基づいてマイクロコンピ
ュータが検知し、携帯無線端末が「音声通話のため」に
使用されているとマイクロコンピュータが検知したとき
は前記2つの表示パネルを前記の折り畳まれた状態のま
ま(不使用時の状態のまま、すなわち、図1に示す状態
のまま)に保持しておき、携帯無線端末が「データ通信
のため」に使用されているとマイクロコンピュータが検
知したときは、前記マイクロコンピュータが自動的に
(前記マイクロコンピュータのソフトウェアにより、前
記ワンタッチボタン21の機構部分を自動的に駆動させ
るようにして)、前記2つの表示パネルを前記の見開か
れた状態(図2又は図3の状態)に移行させるようにし
てもよい。
【0019】本実施形態2.図4、図5及び図6は本発
明の実施形態2を示す図で、それぞれ、実施形態1に関
する図1、図2及び図3に対応している。図4、図5及
び図6において、図1、図2及び図3に示す符号と同一
の符号を付している部分は互いに共通しているので、説
明を省略する。図4において、30,31は表示パネ
ル、32(図4の前記筐体1の上方に記載されている”
32”)はこれらの2つの表示パネル30,31を折畳
み・見開き可能に接続するための蝶番、30aは前記表
示パネル30の前記2つの表示パネル30,31が互い
に折り畳まれた状態のときにユーザーに対向する側の
面、30aaは前記表示パネル30の面30aの一部に
形成されている表示画面、32(図4の前記表示画面3
0aaの下方に記載されている”32”)はユーザーが
前記表示パネル30を図4の上方向(図5の矢印α参
照)に回動させて表示パネル30を見開き状態にするた
めに指を引っ掛けるための引っ掛かり部、である。
【0020】図4〜6に示すように、本実施形態2で
は、筐体1のユーザーと対向する面1aに、ユーザーか
ら見て下方から順に、マイク3、テンキー4、スピーカ
2、及び表示画面30aa(表示パネル30の一部)が
備えられている。また、本実施形態2では、図4〜6に
示すように、前記筐体1の上面(ユーザーに対向する
面)の一部に備えられた表示装置を構成する2つの表示
パネル30,31の接続部分(蝶番32が取り付けられ
た部分)の各辺は、前記筐体1の図示上側の端部(アン
テナ9が取り付けられている側の辺)と、ユーザーから
みてほぼ同一線上に配置されている。
【0021】また、図5及び図6において、30bは前
記表示パネル30の前記2つの表示パネル30,31が
互いに見開かれた状態にあるときにユーザーに対向する
側の面(前記の2つの表示パネル30,31が互いに折
り畳まれた状態のときの、前記表示パネル30のユーザ
ーに対向する側の面30aの反対側の面)、30baは
前記表示パネル30の面30bの一部に形成された表示
画面、31は前記表示パネル30と折畳み可能に接続さ
れている表示パネル(前記2つの表示パネル30,31
が互いに折畳み状態にされたときに前記表示パネル30
よりもユーザーから離れる側に位置している表示パネ
ル)、31aaは前記表示パネル31の上面(前記2の
表示パネル30,31が見開き状態にされたときにユー
ザーに対向する面)側に形成された表示画面、である。
【0022】本実施形態2では、図4〜5に示すよう
に、2つの表示パネル30,31は、前記の蝶番32に
より、使用時において、ユーザーから見て縦方向(上下
方向)に(すなわち、ユーザーから見て横方向(左右方
向)の線を境として)、折畳み・見開き可能に接続され
ている(この点で、図1〜3に示すように、2つの表示
パネル10,11は、前記の蝶番12により、使用時に
おいて、ユーザーから見て横方向(左右方向)に(すな
わち、ユーザーから見て縦方向(上下方向)の線を境と
して)、折畳み・見開き可能に接続されているように形
成された実施形態1と異なっている)。
【0023】よって、ユーザーは、(1)携帯無線端末
を使用しないとき(不使用時)は前記2つの表示パネル
30,31を折り畳んだ状態(図4に示す状態)で保持
し、(2)携帯無線端末を「音声通話」のために使用す
るときは前記の不使用時の状態と同じように前記2つの
表示パネル30,31を折り畳んだ状態(図4に示す状
態)のまま使用し、(3)携帯無線端末を「データ通
信」のために使用するときは、前記の2つの表示パネル
30,31を折り畳んだ状態(図4に示す状態)から2
つの表示パネル30,31を見開きにした状態(図5又
は図6に示す状態)に移行させて(前記表示パネル30
を図5の矢印α方向に回動させて)、前記の表示パネル
30の表示画面30baと表示パネル31の表示画面3
1aaとを合わせた大きな画面で、データを表示させる
ことができる。なお、上記(3)の場合は、ユーザー
は、前記の2つの表示パネル30,31を、図5に示す
ような「約110度から170度の間の所定の角度で折
り曲げ・見開きにした状態」で使用することもできる
し、図6に示すような「約180度に完全に見開きにし
た状態」で使用することもできる。特に、通勤電車の中
などの多数の人で混雑している場所では、図6のような
完全な見開き状態ではなく、図5のような少しだけ見開
きにした状態で使用すると周囲の他人に表示パネル30
が接触することが少なくなり便利である。本実施形態2
では、前記蝶番32の部分に、摩擦力により(又は、公
知のストッパやフックなどの手段により)前記2つの表
示パネル30,31を「約110度から170度の間の
所定の角度で折り曲げたまま固定すること」が可能であ
る。
【0024】実施形態3.次に、図7−8は本発明の実
施形態3による携帯電話を示す図である。図7−8にお
いて、図1−6と共通する部分には同一の符号を付して
説明を省略する。図7−8において、41は筐体、41
aは前記筐体41の上端部(使用時のユーザーから見て
上方の端部)、41bは前記筐体41の胴体部(使用時
にユーザーが手で握る部分)である。前記上端部41a
の上面41aaは、前記筐体41の中で、「常にユーザ
ーに対向している面」(携帯電話としての使用時にも不
使用時にも共通してユーザーに対向している面)となっ
ている。
【0025】本実施形態3においては、前記筐体41の
上端部41aの「常にユーザーに対向している面」であ
る上面41aaの一部には、ユーザーが音声通話のため
に使用するスピーカ2(マイクとしても使用できるも
の)が備えられている。また、本実施形態3において
は、前記筐体41を構成する前記の胴体部41bには、
その図示上方に、略平板状の回動部42(図8参照)が
前記胴体部41bに対して回動自在に取り付けられてい
る。この回動部42は、図8に示す蝶番(又は、蝶番な
どのように、2つのパネルを回動自在に(折畳み・折り
曲げ・見開き自在に)接続する部材)43により、前記
胴体部41bに対して回動自在に取り付けられている。
すなわち、前記回動部42は、前記胴体部41bに対し
て折畳み・見開き自在に取り付けられている。
【0026】A.主として「音声通話」のために使用す
る場合及び不使用の場合 本実施形態3においては、前記回動部42が前記胴体部
41bに対して折り畳まれた状態(図7に示す状態)に
あるときは、前記回動部42のユーザーに対向する面4
2aには、図示下方から、テンキー4、マイク3、ポイ
ンティングデバイス20、液晶表示画面42bなどが備
えられている。ユーザーは、この図7に示す状態のまま
カバンや被服のポケットの中などにこの携帯電話を収納
して持ち運ぶことができるし、また、この図7に示す状
態のまま前記マイク3とスピーカ2とテンキー4などを
使用して遠隔の相手先と音声通話を行うことができる。
ユーザーは、この音声通話を行うとき、前記表示画面4
2bに、相手先の電話番号などを表示して発呼先を確認
することなどができる。また、ユーザーは、前記表示画
面42bを、単に音声通話の相手先の電話番号を表示す
るために使用するだけでなく、前記表示画面42bにイ
ンターネット・ホームページの画面を表示したり電子メ
ールの文字を表示したりするなどのデータ通信のために
使用することもできる。
【0027】B.主として「データ通信」のために使用
する場合 また、本実施形態3においては、図8に示すように、前
記胴体部41bのユーザーに対向する面41cには、表
示パネル44が備えられている。また、図8に示すよう
に、前記回動部42の前記胴体部41bに対向する側の
面42c(前記回動部42が図8のような見開き状態に
されたときにユーザーに対向する側の面42c)には、
表示パネル45が備えられている。ユーザーは、インタ
ーネット・ホームページの画面を表示したり電子メール
の文字を表示したりするなどのように「データ通信」の
ために比較的大量の文字や画像などを入力したり表示し
たりしようとするときは、図8に示すように、(図7−
8の前記回動部42の側端部に形成されている引っ掛か
り部42bに自分の指を引っ掛けて)前記回動部42を
図8の矢印α方向に回動させて、前記の2つの表示パネ
ル44,45を、「互いに折り畳まれた状態(図7の状
態)」から「ユーザーから見て見開きの状態(図8の状
態)」に移行させることができる。この図8の状態で
は、前記の2つの表示パネル44,45が互いに見開か
れた状態となるので、ユーザーは、これらの「2つの表
示パネル44,45を合わせた大きな画面」を使用し
て、データ(文字・画像など)を入力したり、データ
(文字・画像など)を表示させたりすることができる。
なお、図8の状態でユーザーがデータを入力する場合
は、ユーザーは、前記スピーカ2をマイクとして使用し
て(一般に、スピーカとマイクとは構造が同一なので、
互いに兼用できる)、データを音声入力することができ
る(この場合、前記上端部41a又は胴体部41bの中
に、公知の音声認識装置が内蔵されているものとす
る)。また、ユーザーは、図示しない電子ペンを使用し
て、前記2つの表示パネル44,45の各画面にデータ
入力することもできる。
【0028】なお、図8には図示していないが、前記胴
体部41bの上面41cの一部に、又は、前記回動部4
2の前記面42cの一部に、ポインティングデバイスや
数字・文字入力用のテンキーなどを備えるようにしても
よい。また、前記2つの表示パネル44又は45の少な
くとも一部に、文字や図形の入力が可能な画面(タッチ
パネル画面など)の領域を形成して、その領域にペンや
指先で接触することにより、文字や図形などのデータを
入力できるように構成してもよい。
【0029】実施形態4.次に、図9−10は本発明の
実施形態4による携帯電話を示す図である。図9−10
において、図1−8と共通する部分には同一の符号を付
して説明を省略する。図9−10において、51は筐
体、51aは前記筐体51の下端部(筐体51の図示下
方の部分)、51bは前記筐体51の胴体部(使用時に
ユーザーの手で持つ部分)である。前記下端部51aの
上面51aaは、前記筐体51の中で「常にユーザーに
対向している面」(携帯電話としての使用時にも不使用
時にも共通してユーザーに対向している面)となってい
る。
【0030】本実施形態4においては、前記筐体51の
下端部51aの「常にユーザーに対向している面」であ
る前記上面51aaの一部には、ユーザーが音声通話の
ために使用するマイク3(スピーカとしても使用できる
もの)が備えられている。また、本実施形態4において
は、前記筐体51の一部である前記胴体部51bには、
その図示上方に、略平板状の回動部52が前記胴体部5
1bに対して図10の矢印α方向に回動自在に取り付け
られている。この回動部52は、図10に示す蝶番(又
は、蝶番などのように、2つのパネルを回動自在に(見
開き、折り曲げ、及び見開き自在に)接続する部材)5
3により、前記胴体部51bに対して回動自在に取り付
けられている。すなわち、前記回動部42は、前記胴体
部51bに対して折畳み・折り曲げ・見開き自在に取り
付けられている。
【0031】A.主として「音声通話」のために使用す
る場合及び不使用の場合 本実施形態4においては、前記回動部52が前記胴体部
51bに対して折り畳まれた状態(図9に示す状態)に
あるときは、前記回動部52のユーザーに対向する面5
2aには、テンキー4、ポインティングデバイス20、
スピーカ2、液晶表示画面52bなどが、備えられてい
る。ユーザーは、この図9に示す状態のままカバンや被
服のポケットの中などにこの携帯電話を収納して持ち運
ぶことができるし、また、ユーザーは、この図9に示す
状態のまま前記マイク3とスピーカ2とテンキー4とを
使用して遠隔の相手先と音声通話を行うことができる。
ユーザーは、この音声通話を行うとき、前記表示画面5
2bに、相手先の電話番号などを表示して発呼先が間違
っていないかなどを確認することなどができる。また、
ユーザーは、前記表示画面52bを、単に音声通話の相
手先の電話番号を表示するために使用するだけでなく、
前記表示パネル52bにインターネット・ホームページ
の画面を表示したり電子メールの文字や画像を表示した
りするなどのデータ通信のために使用することもでき
る。
【0032】B.主として「データ通信」のために使用
する場合 また、本実施形態4においては、図10に示すように、
前記胴体部51bのユーザーに対向する面51cの一部
には、表示パネル54が備えられている。また、図10
に示すように、前記回動部52の前記胴体部51bに対
向する側の面52c(前記回動部52が図10に示すよ
うな見開き状態にされたときにユーザーに対向する側の
面52c)の一部には、表示パネル55が備えられてい
る。ユーザーは、インターネット・ホームページの画面
を表示したり電子メールの文字や画像を表示したりする
など、「データ通信」のために比較的大量の文字や画像
などを入力したり表示したりしようとするときは、図1
0に示すように、(例えば図9−10の前記回動部52
の側端部に形成されている引っ掛かり部52bに自分の
指を引っ掛けて)前記回動部52を図10の矢印α方向
に回動させて、前記の2つの表示パネル54,55を、
「互いに折り畳まれた状態(図9の状態)」から「ユー
ザーから見て見開きにされた状態(図10の状態)」に
移行させることができる。この図10の状態では、前記
の2つの表示パネル54,55が互いに見開かれた状態
となるので、ユーザーは、これらの「2つの表示パネル
54,55を合わせた大きな画面」を使用して、データ
(文字・画像など)を入力したり、データ(文字・画像
など)を表示させたりすることができる。なお、図10
の状態でユーザーがデータを入力する場合は、ユーザー
は、前記下端部51aに備えられたマイク3を使用し
て、データを音声入力することができる(この場合、前
記下端部51a又は胴体部51bの中に、公知の音声認
識装置が内蔵されているものとする)。
【0033】なお、図10には図示していないが、前記
胴体部51bの上面51cの一部に、又は、前記回動部
52の前記面52cの一部に、ポインティングデバイス
や数字・文字入力用のテンキーなどを備えるようにして
もよい。また、前記2つの表示パネル54又は55の少
なくとも一部に文字や図形の入力が可能な画面(タッチ
パネル画面など)の領域を形成して、その領域にペンや
指先で接触することにより、文字や図形などのデータを
入力できるように構成してもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、(a)「音声通話」を
するときには、携帯電話などの携帯無線端末を、ポケッ
トやバッグから取り出してそのまま(特に「折畳み状態
から見開き状態にする」などの操作を必要とすることな
く)使用することができ、且つ、(b)「データ通信」
をするときには、「非常に簡単な操作(例えば図2の見
開きワンタッチボタン21を押すという操作)又は動作
(例えば図1の突起状の引っ掛かり部22に指先を当て
て表示パネル10を図2の矢印α方向に回動させるとい
う動作)」をするだけで、データ(入力用データ又は出
力用データ)の表示面積を広くさせること(約2倍以上
にすること)が可能になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1による携帯電話を示す斜視
図である。
【図2】本実施形態1による携帯電話を示す斜視図であ
る。
【図3】本実施形態1による携帯電話を示す斜視図であ
る。
【図4】本発明の実施形態2による携帯電話を示す斜視
図である。
【図5】本実施形態2による携帯電話を示す斜視図であ
る。
【図6】本実施形態2による携帯電話を示す斜視図であ
る。
【図7】本発明の実施形態3による携帯電話を示す斜視
図である。
【図8】本実施形態3による携帯電話を示す斜視図であ
る。
【図9】本発明の実施形態4による携帯電話を示す斜視
図である。
【図10】本実施形態4による携帯電話を示す斜視図で
ある。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月9日(2002.4.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願2000−373195(P2000−373195) (32)優先日 平成12年12月7日(2000.12.7) (33)優先権主張国 日本(JP)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップや電子回路などを収納する
    筐体の「ユーザーと 対向する面の一部」に表示装置が配
    置されている携帯電話などの携帯無線端末であって、 前記表示装置は、2つの表示パネルと、前記2つの表示
    パネルをそれらの表示画面が互いに対向する折畳み状態
    に接続すると共に、前記2つの表示パネルをそれらの表
    示画面がいずれもユーザー側に向けられた見開きの状態
    に接続するための接続部と、を備えており、 前記2つの表示パネルの前記接続部により互いに接続さ
    れている部分の各辺と、前記筐体のいずれかの辺とは、
    ユーザーからみてほぼ同一線上に配置されており、 前記2つの表示パネルの中の折畳み状態のときにユーザ
    ーに近い側に配置された表示パネルは、見開き状態にさ
    れたとき前記筐体の外側に張り出すように配置されてい
    る、ことを特徴とする見開き型表示装置付き携帯無線端
    末。
  2. 【請求項2】 半導体チップや電子回路などを収納する
    筐体の「ユーザーと 対向する面の一部であって、前記面
    の全体の約2分の1以下の面積を有する一部」に表示装
    置が配置されている携帯電話などの携帯無線端末であっ
    て、 前記表示装置は、2つの表示パネルと、前記2つの表示
    パネルをそれらの表示画面が互いに対向する折畳み状態
    に接続すると共に、前記2つの表示パネルをそれらの表
    示画面がいずれもユーザー側に向けられた見開きの状態
    に接続するための接続部と、を備えており、 前記2つの表示パネルの前記接続部により互いに接続さ
    れている部分の各辺と、前記筐体のいずれかの辺とは、
    ユーザーからみてほぼ同一線上に配置されており、 前記2つの表示パネルの中の折畳み状態のときにユーザ
    ーに近い側に配置された表示パネルは、見開き状態にさ
    れたとき前記筐体の外側に張り出すように配置されてい
    る、ことを特徴とする見開き型表示装置付き携帯無線端
    末。
  3. 【請求項3】 半導体チップや電子回路などを収納する
    筐体の「ユーザーと 対向する面の一部であって、前記面
    の全体の約3分の2以下の面積を有する一部」に表示装
    置が配置されている携帯電話などの携帯無線端末であっ
    て、 前記表示装置は、2つの表示パネルと、前記2つの表示
    パネルをそれらの表示画面が互いに対向する折畳み状態
    に接続すると共に、前記2つの表示パネルをそれらの表
    示画面がいずれもユーザー側に向けられた見開きの状態
    に接続するための接続部と、を備えており、 前記2つの表示パネルの前記接続部により互いに接続さ
    れている部分の各辺と、前記筐体のいずれかの辺とは、
    ユーザーからみてほぼ同一線上に配置されており、 前記2つの表示パネルの中の折畳み状態のときにユーザ
    ーに近い側に配置された表示パネルは、見開き状態にさ
    れたとき前記筐体の外側に張り出すように配置されてい
    る、ことを特徴とする見開き型表示装置付き携帯無線端
    末。
  4. 【請求項4】 「マイク、イヤホンを含むスピーカ、及
    び、表示装置」が、半導体チップや電子回路などを収納
    する筐体のユーザーと対向する面の上の互い に異なる領
    域にそれぞれ配置されている携帯電話などの携帯無線端
    末であって、 前記表示装置は、2つの表示パネルと、前記2つの表示
    パネルをそれらの表示画面が互いに対向する折畳み状態
    に接続すると共に、前記2つの表示パネルをそれらの表
    示画面がいずれもユーザー側に向けられた見開きの状態
    に接続するための接続部と、を備えており、 前記2つの表示パネルの中の折畳み状態のときにユーザ
    ーに近い側に配置された表示パネルは、見開き状態にさ
    れたとき前記筐体の外側に張り出すように配置されてい
    る、ことを特徴とする見開き型表示装置付き携帯無線端
    末。
  5. 【請求項5】 半導体チップや電子回路などを収納する
    筐体のユーザーと対 向する面の下方部には「マイク及び
    テンキーが互いに異なる領域にそれぞれ配置されてお
    り、且つ、前記筐体のユーザーと対向する面の上方部
    は「イヤホンを含むスピーカ及び表示装置」が互いに異
    なる領域にそれぞれ配置されている携帯電話などの携帯
    無線端末であって、 前記表示装置は、2つの表示パネルと、前記2つの表示
    パネルをそれらの表示画面が互いに対向する折畳み状態
    に接続すると共に、前記2つの表示パネルをそれらの表
    示画面がいずれもユーザー側に向けられた見開きの状態
    に接続するための接続部と、を備えており、 前記2つの表示パネルの中の折畳み状態のときにユーザ
    ーに近い側に配置された表示パネルは、見開き状態にさ
    れたとき前記筐体の外側に張り出すように配置されてい
    る、ことを特徴とする見開き型表示装置付き携帯無線端
    末。
  6. 【請求項6】 請求項1から5までのいずれかにおい
    て、 前記前記2つの表示パネルの中の前記折畳み状態のとき
    にユーザーに近い側に配置された表示パネルは、その前
    記折畳み状態のときにユーザーに対向する面の全部又は
    一部に表示画面が形成されている、ことを特徴とする見
    開き型表示装置付き携帯無線端末。
  7. 【請求項7】 請求項1から5までのいずれかにおい
    て、 前記前記2つの表示パネルの中の前記折畳み状態のとき
    にユーザーに近い側に配置された表示パネルは、その前
    記折畳み状態のときにユーザーに対向する面の一部に
    ピーカが備えられている、ことを特徴とする見開き型表
    示装置付き携帯無線端末。
  8. 【請求項8】 請求項1から5までのいずれかにおい
    て、 前記前記2つの表示パネルの中の前記折畳み状態のとき
    にユーザーに近い側に配置された表示パネルは、その前
    記折畳み状態のときにユーザーに対向する面の一部に
    イクが備えられている、ことを特徴とする見開き型表示
    装置付き携帯無線端末。
  9. 【請求項9】 請求項1から8までのいずれかにおい
    て、ユーザーの単一の操作のみで、前記表示装置を構成
    する2つの表示パネルを折畳み状態から見開き状態に移
    行させるためのワンタッチ・ボタンを備えた、ことを特
    徴とする見開き型表示装置付き携帯無線端末。
  10. 【請求項10】 請求項1から9までのいずれかにおい
    て、ユーザーが携帯無線端末を音声通話のために使用す
    るときは前記2つの表示パネルを折り畳まれた状態のま
    まに保持しておき、ユーザーが携帯無線端末を電子メー
    ルやインターネットのホームページ閲覧などのデータ通
    信のために使用するときは、自動的に、前記2つの表示
    パネルを前記折畳み状態から前記見開き状態に移行させ
    るための移行手段、を備えたことを特徴とする見開き型
    表示装置付き携帯無線端末。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005012459A (ja) * 2003-06-18 2005-01-13 Fuji Photo Film Co Ltd 携帯用画像合成装置
JP2005539326A (ja) * 2002-09-17 2005-12-22 キム、シハン マルチディスプレイ装置
WO2006038499A1 (ja) * 2004-10-01 2006-04-13 Sharp Kabushiki Kaisha 携帯情報端末
JP2016046800A (ja) * 2014-08-25 2016-04-04 鴻海精密工業股▲ふん▼有限公司 携帯型電子装置の保護カバー

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