JP2002237776A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JP2002237776A
JP2002237776A JP2001033210A JP2001033210A JP2002237776A JP 2002237776 A JP2002237776 A JP 2002237776A JP 2001033210 A JP2001033210 A JP 2001033210A JP 2001033210 A JP2001033210 A JP 2001033210A JP 2002237776 A JP2002237776 A JP 2002237776A
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JP2001033210A
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Yutaka Itakura
豊 板倉
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末装置4、5との間で無線通信する基
地局装置1との間で通信する親局装置2と、基地局装置
との間で無線通信することが可能な領域外に設けられて
親局装置との間で有線通信するとともに携帯端末装置と
の間で無線通信する子局装置3とを備えた無線通信シス
テムで、子局装置の状態に関する情報を子局装置側から
管理側に通知する。 【解決手段】 子局装置側及び子局装置の管理側に、互
いに無線通信することが可能な無線通信装置11〜13
をそれぞれ備え、子局装置側の無線通信装置11は子局
装置の状態に関する情報を管理側の無線通信装置12、
13に対して無線送信する機能を有し、管理側の無線通
信装置は子局装置側の無線通信装置から無線送信される
情報を受信して出力する機能を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基地局装置との間
で無線通信することが可能な領域外に設けられた子局装
置が携帯端末装置との間で無線通信するとともに親局装
置との間で有線通信し、親局装置が基地局装置との間で
通信する無線通信システムに関し、特に、子局装置の状
態に関する情報を子局装置側から管理側に通知する技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各通信事業者が進める例えばPD
C(Personal Digital Cellular)方式による移動体通
信のサービスエリアの拡大事業では、主要エリアサービ
ス用の基地局設備の設置がほぼ終了し、基地局装置から
の電波が届かないエリア(不感エリア)への対策及びサ
ービス向上を図ることへと施策を変えてきている。ここ
で、不感エリアとしては例えばトンネルや地下街やビル
内などのエリアがあり、このような不感エリアに存する
携帯電話機等の携帯端末装置は基地局装置との間で直接
的に無線通信することができない。
【0003】そこで、移動体通信の不感エリア対策とし
て、トンネルや地下街やビル内などの各サービスエリア
の特質に合った対策用設備が開発され、用いられてい
る。このような不感エリア対策の一環として、例えばビ
ル内などでの移動体通信サービスを実現するための光伝
送装置が開発等されている。
【0004】図6には、このような光伝送装置を用いた
無線通信システムの一例として、基地局装置31と、光
伝送装置から構成された2個の親局装置32、51と、
光伝送装置から構成された複数の子局装置33、34、
52、53と、親局装置32、51と子局装置33、3
4、52、53とを接続する光ファイバ38〜41、5
7〜60と、複数の携帯端末装置35〜37、54〜5
6とを示してある。また、同図には、基地局装置31か
らの電波が届かない不感エリアR11の一例を点線で示
してある。
【0005】各親局装置32、51は基地局装置31と
の間で通信信号等を例えば無線により通信する。また、
1単位となる光伝送装置システムは例えば1個の親局装
置と複数個の子局装置から構成され、同図の例では、一
方の親局装置32と複数の子局装置33、34とがそれ
ぞれ下り回線用及び上り回線用の2つの光ファイバ38
〜41を介して接続されており、同様に、他方の親局装
置51と複数の子局装置52、53とがそれぞれ下り回
線用及び上り回線用の2つの光ファイバ57〜60を介
して接続されている。
【0006】このような構成により、各単位となる光伝
送装置システムでは、親局装置32、51と各子局装置
33、34、52、53との間で通信信号等を光信号と
して光ファイバ38〜41、57〜60を介して通信す
ることが行われる。また、各子局装置33、34、5
2、53はそれぞれ、不感エリアR11に設置されてお
り、例えば当該不感エリアR11に存するとともに当該
各子局装置33、34、52、53の通信可能エリアに
存する携帯端末装置35〜37、54〜56との間で通
信信号等を無線により通信する。
【0007】このような無線通信システムでは、基地局
装置31から携帯端末装置35〜37、54〜56への
下り回線の通信信号を基地局装置31から親局装置3
2、51及び下り回線用の光ファイバ38、40、5
7、59及び子局装置33、34、52、53を介して
携帯端末装置35〜37、54〜56へ送信することが
でき、また、携帯端末装置35〜37、54〜56から
基地局装置31への上り回線の通信信号を携帯端末装置
35〜37、54〜56から子局装置33、34、5
2、53及び上り回線用の光ファイバ39、41、5
8、60及び親局装置32、51を介して基地局装置3
1へ送信することができる。このようにして、同図に示
した無線通信システムでは、不感エリアR11に存する
携帯端末装置35〜37、54〜56による通信を可能
とすることができる。
【0008】また、図7には、1単位の光伝送装置シス
テムの一例を示してあり、この光伝送装置システムは、
光伝送装置から構成された1個の親局装置61と、光伝
送装置から構成された例えば6個の子局装置62〜67
と、親局装置61と各子局装置62〜67とを接続する
光ファイバ68〜79とから構成されている。ここで、
各子局装置62〜67はそれぞれ下り回線用及び上り回
線用の2つの光ファイバ68〜79を介して親局装置6
1と接続されている。また、各子局装置62〜67のそ
れぞれには例えば“A1”〜“A6”といった識別番号
が付与されている。
【0009】なお、1個の親局装置に接続される子局装
置の数は例えば光伝送装置システムが設置されるビルな
どの規模に応じて変化するものの、通常は、1個の親局
装置に対して複数個の子局装置が接続され、ビルなどの
規模が大きくなるにしたがって子局装置の数が増加して
光伝送装置システムの規模が増大する。
【0010】ところで、上記のような親局装置や子局装
置を有する光伝送装置システムの中には、エラー等によ
って子局装置でアラームが発生した場合に、当該子局装
置から親局装置に対してアラームが発生したことを通知
するためのアラーム信号を送信する機能(アラーム通知
機能)のみしか備えられておらず、その他には特に報知
機能が備えられていないものがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように子局装置でのアラーム発生に対してアラーム通知
機能のみしか備えられていない光伝送装置システムで
は、例えば子局装置でアラームが発生した場合に親局装
置には「子局装置でアラームが発生した」という情報及
び「当該子局装置の識別番号」の情報しか通知されず、
このため、親局装置側では、このアラームが発生した理
由や、このアラームが発生した子局装置が存する場所な
どの子局装置の状態に関する情報を把握することができ
ないといった不具合があった。
【0012】具体的には、例えば、子局装置でアラーム
が発生した時にアラームの詳細な内容が親局装置側に通
知されないため、当該アラームの詳細な内容を親局装置
側で把握することができず、アラームの発生時からの迅
速な対応ができないことがあった。また、例えば、エラ
ーの発生に起因して子局装置でアラームが発生した時に
エラーが発生した当該子局装置の設置場所を親局装置側
で把握することができず、特に、光伝送装置システムが
膨大化している場合には各子局装置が離隔した場所に点
在することとなるため、アラームの発生時からの対応に
時間がかかってしまい、結果として適切な対応がとれな
くなってしまうことがあった。
【0013】また、従来の光伝送装置システムでは、例
えば親局装置から子局装置に対して制御情報を報知する
ことができず、親局装置から子局装置の設置場所などを
問い合わせるための機能が備えられていないため、メン
テナンス時等において、子局装置の設置場所などを親局
装置側で把握することが困難であり、このため、迅速な
対応ができず、メンテナンス等に非常に時間がかかって
しまうといった不具合があった。
【0014】本発明は、このような従来の事情に鑑みな
されたもので、例えば上記のように子局装置でのアラー
ム発生に対してアラーム通知機能のみしか備えられてい
ない光伝送装置システムを有した無線通信システムにお
いて、子局装置の状態に関する情報を子局装置側から親
局装置側等の管理側に通知することを実現することがで
き、これにより、例えば子局装置でエラー等が発生した
際や子局装置のメンテナンス等を行う際に迅速な対応を
可能とすることができる無線通信システムを提供するこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る無線通信システムでは、携帯端末装置
との間で無線通信する基地局装置との間で通信する親局
装置と、基地局装置との間で無線通信することが可能な
領域外に設けられて親局装置との間で有線通信するとと
もに携帯端末装置との間で無線通信する子局装置とを備
えた構成において、子局装置側及び子局装置の管理側
に、互いに無線通信することが可能な無線通信装置をそ
れぞれ備えた。そして、子局装置側の無線通信装置は子
局装置の状態に関する情報を管理側の無線通信装置に対
して無線送信する機能を有しており、管理側の無線通信
装置は子局装置側の無線通信装置から無線送信される情
報を受信して出力する機能を有している。
【0016】従って、子局装置の状態に関する情報が子
局装置側の無線通信装置から管理側の無線通信装置に対
して送信されることで、当該情報が管理側に通知される
ことが実現され、これにより、例えば子局装置でエラー
等が発生した際や子局装置のメンテナンス等を行う際に
迅速な対応を可能とすることができる。
【0017】なお、例えばメンテナンス時等において、
管理側の無線通信装置から子局装置側の無線通信装置に
対して子局装置の設置場所などを問い合わせるための情
報を無線送信し、これに応じて、子局装置側の無線通信
装置が問い合わされた情報を管理側の無線通信装置に対
して無線送信するような構成とすることもできる。
【0018】ここで、基地局装置や親局装置や子局装置
や携帯端末装置としては、種々なものが用いられてもよ
く、また、各装置の数としても種々な数が用いられても
よい。また、1個の親局装置に接続される子局装置の数
としては、種々な数が用いられてもよく、通常は複数で
ある。また、親局装置と基地局装置との間の通信として
は、例えば無線通信が用いられてもよく、有線通信が用
いられてもよい。
【0019】また、例えば基地局装置との間で無線通信
することが可能な領域が通信可能エリアに相当し、例え
ば基地局装置との間で無線通信することが可能な領域外
が不感エリアに相当する。また、親局装置と子局装置と
の間の有線通信としては、種々な通信が用いられてもよ
く、好ましくは、例えば光信号を光ファイバにより通信
する構成を用いることができる。
【0020】また、子局装置の管理側としては、例えば
親局装置側や、例えば子局装置を管理するオペレータ室
などを用いることができる。また、子局装置側の無線通
信装置としては、例えば無線信号を送信する機能を有し
た無線送信機や、無線信号を送受信する機能を有した無
線送受信機を用いることができる。また、管理側の無線
通信装置としては、例えば無線信号を受信する機能を有
した無線受信機や、無線信号を送受信する機能を有した
無線送受信機を用いることができる。
【0021】なお、管理側の無線通信装置から子局装置
側の無線通信装置に対して無線により問い合わせをし
て、子局装置側の無線通信装置から管理側の無線通信装
置に対して子局装置の状態に関する情報を無線送信する
構成では、管理側の無線通信装置や子局装置側の無線通
信装置としてそれぞれ無線送受信機が用いられる。
【0022】また、子局装置の状態に関する情報として
は、種々な情報が用いられてもよく、例えば子局装置で
発生したアラームの詳細な内容や、アラームが発生した
子局装置の設置場所或いはメンテナンス対象となる子局
装置の設置場所などの保守管理に関する情報等を用いる
ことができる。
【0023】また、管理側の無線通信装置が子局装置側
の無線通信装置から受信した情報を出力する態様として
は、種々な態様が用いられてもよく、例えば他の装置に
対して情報を出力する態様や、画面表示や音声出力等に
より情報をユーザに対して出力する態様などを用いるこ
とができる。
【0024】また、無線通信装置による無線通信で用い
られる無線通信方式としては、例えば基地局装置や親局
装置や子局装置や携帯端末装置から成る無線通信システ
ムで用いられる無線通信方式とは異なる方式が用いら
れ、一例として、当該無線通信システムでは無線通信方
式として日本が採用している移動通信におけるデジタル
伝送方式であるPDC方式が用いられ、無線通信装置で
は無線通信方式として構内PHS(Personal Handy pho
ne System)の方式や電波法外の構内無線通信等の方式
が用いられる。
【0025】つまり、基地局装置や親局装置や子局装置
や携帯端末装置から成る無線通信システムでは子局装置
の設置場所付近が不感エリアであっても、これとは異な
るシステムでは当該設置場所付近を通信可能エリアとし
て子局装置側の無線通信装置と管理側の無線通信装置と
の間で無線通信することを可能とすることができ、本発
明は、このような現実の無線通信における状況を有効に
活用するものである。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明に係る一実施例を図面を参
照して説明する。図1には、本発明に係る無線通信シス
テムの一例を示してあり、これは、例えば上記図6に示
したようなPDC方式を用いた無線通信システムに本発
明を適用したものとなっている。
【0027】具体的には、同図には、基地局装置1と、
光伝送装置から構成された親局装置2と、光伝送装置か
ら構成された子局装置3と、親局装置2と子局装置3と
を接続する下り回線用の光ファイバ6及び上り回線用の
光ファイバ7と、複数の携帯端末装置4、5と、子局装
置3側の報知信号通知無線機11と、親局装置2側の報
知信号通知無線機12と、オペレータ室に設けられた報
知信号通知無線機13とを示してある。なお、同図に
は、電源からの電力が親局装置2や子局装置3に入力さ
れる様子も示してある。
【0028】また、同図には、基地局装置1や親局装置
2や子局装置3や携帯端末装置4、5から成る無線通信
システムで用いられるPDC方式により子局装置3が携
帯端末装置4、5との間で無線通信することが可能なエ
リア(通信可能エリア)R1の一例を示してあるととも
に、報知信号通知無線機11〜13による無線通信で用
いられる構内PHS方式等により当該報知信号通知無線
機11〜13間で無線通信することが可能なエリア(通
信可能エリア)R2の一例を示してある。
【0029】なお、本例では説明の便宜上から、1個の
親局装置2や1個の子局装置3を例として説明するが、
1個の基地局装置に複数の親局装置が無線により接続さ
れてもよく、この場合には例えば各親局装置毎に報知信
号通知無線機が備えられ、また、1個の親局装置には通
常複数の子局装置が接続され、各子局装置毎に報知信号
通知無線機が備えられる。また、無線通信システムに備
えられる基地局装置や携帯端末装置の数としては、種々
な数であってもよい。
【0030】本例の無線通信システムの下り通信では、
基地局装置1が親局装置2に対して通信信号を無線送信
し、親局装置2が基地局装置1から受信した当該通信信
号を光信号として下り回線用の光ファイバ6を介して子
局装置3に対して送信し、子局装置3が親局装置2から
受信した光信号を元の通信信号として携帯端末装置4、
5に対して無線送信することにより、基地局装置1から
各携帯端末装置4、5への通信信号を伝送することが行
われる。
【0031】同様に、本例の無線通信システムの上り通
信では、携帯端末装置4、5が子局装置3に対して通信
信号を無線送信し、子局装置3が携帯端末装置4、5か
ら受信した当該通信信号を光信号として上り回線用の光
ファイバ7を介して親局装置2に対して送信し、親局装
置2が子局装置3から受信した光信号を元の通信信号と
して基地局装置1に対して無線送信することにより、各
携帯端末装置4、5から基地局装置1への通信信号を伝
送することが行われる。
【0032】以下では、報知信号通知無線機12〜13
の構成例や動作例を示す。上記図1に示されるように、
本例では、子局装置3側の報知信号通知無線機11と子
局装置3とが有線の回線を介して通信可能に接続されて
おり、また、親局装置2側の報知信号通知無線機12と
親局装置2とが有線の回線を介して通信可能に接続され
ている。
【0033】また、図2には、各報知信号通知無線機1
1〜13として例えばPHS端末装置等を用いた場合に
おける構内PHS等の構成例を示してある。同図に示さ
れるように、子局装置3側の報知信号通知無線機11
は、親局装置2側の報知信号通知無線機12やオペレー
タ室21に設けられた報知信号通知無線機13との間で
無線通信することが可能である。
【0034】まず、図3を参照して、子局装置3側の報
知信号通知無線機11から子局装置3で発生したアラー
ムの種類を通知する処理の一例を示す。なお、本例で
は、子局装置3でのアラームの種類が“アラーム1”〜
“アラーム5”の5種類あるとする。また、各アラーム
の内容としては、例えば過出力を警告するための過出力
アラームや、過温度を警告するための過温度アラーム
や、光未入力を警告するための光未入力アラームや、光
未出力を警告するための光未出力アラームなどがある。
【0035】同図(a)に示されるように例えば識別番
号“A1”を有する子局装置3で“アラーム3”が発生
したとすると(状態1)、同図(b)に示されるように
「“アラーム3”が発生したこと」を通知するための信
号を子局装置3が当該子局装置3に設置されている報知
信号通知無線機11に対して送信し(状態2)、同図
(c)に示されるように当該信号を受信した当該報知信
号通知無線機11が「識別番号“A1”を有する子局装
置3で“アラーム3”が発生したこと」を通知するため
の報知信号を親局装置2に設置されている報知信号通知
無線機12やオペレータ室21に設置されている報知信
号通知無線機13に対して無線送信する(状態3)。
【0036】なお、子局装置3の識別番号“A1”は、
例えば当該子局装置3に接続された報知信号通知無線機
11の内部のメモリに予め登録されて記憶されている。
また、子局装置3側の報知信号通知無線機11からの報
知信号は、例えば親局装置2側の報知信号通知無線機1
2のみに対して無線送信されてもよく、オペレータ室2
1の報知信号通知無線機13のみに対して無線送信され
てもよく、また、これら両方の報知信号通知無線機1
2、13に対して無線送信されてもよい。
【0037】そして、親局装置2側の報知信号通知無線
機12では、子局装置3側の報知信号通知無線機11か
らの報知信号を受信すると、受信した報知信号の内容
「識別番号“A1”を有する子局装置3で“アラーム
3”が発生したこと」の情報を親局装置2に対して出力
し、これにより、このような情報が当該親局装置2等に
よりオペレータに対して報知出力される。
【0038】また、オペレータ室21の報知信号通知無
線機13では、子局装置3側の報知信号通知無線機11
からの報知信号を受信すると、受信した報知信号の内容
「識別番号“A1”を有する子局装置3で“アラーム
3”が発生したこと」の情報を例えばオペレータ室21
のオペレータに対して報知出力する。以上のような報知
出力により、オペレータは、子局装置3でアラームが発
生した時には直ぐにアラームの詳細な内容を把握するこ
とができ、これにより、子局装置3で発生するアラーム
に対して迅速に対応することが可能となる。
【0039】次に、図4を参照して、子局装置3側の報
知信号通知無線機11からアラームが発生した子局装置
3の設置場所を通知する処理の一例を示す。なお、本例
では、識別番号“A1”を有する子局装置3が“ビルの
2F 北の端”の場所に設置されており、この場所を特
定する情報が当該子局装置3に接続された報知信号通知
無線機11の内部のメモリに予め登録されて記憶されて
いる。
【0040】同図(a)に示されるように例えば識別番
号“A1”を有する子局装置3で“アラーム3”が発生
したとすると(状態1)、同図(b)に示されるように
「“アラーム3”が発生したこと」を通知するための信
号を子局装置3が当該子局装置3に設置されている報知
信号通知無線機11に対して送信し(状態2)、同図
(c)に示されるように当該信号を受信した当該報知信
号通知無線機11が「識別番号“A1”を有する子局装
置3で“アラーム3”が発生したこと及び当該子局装置
3の設置場所が“ビルの2F 北の端”であること」を
通知するための報知信号を親局装置2に設置されている
報知信号通知無線機12やオペレータ室21に設置され
ている報知信号通知無線機13に対して無線送信する
(状態3)。
【0041】なお、上述のように、子局装置3側の報知
信号通知無線機11からの報知信号は、例えば親局装置
2側の報知信号通知無線機12のみに対して無線送信さ
れてもよく、オペレータ室21の報知信号通知無線機1
3のみに対して無線送信されてもよく、これら両方の報
知信号通知無線機12、13に対して無線送信されても
よい。
【0042】そして、親局装置2側の報知信号通知無線
機12では、子局装置3側の報知信号通知無線機11か
らの報知信号を受信すると、受信した報知信号の内容
「識別番号“A1”を有する子局装置3で“アラーム
3”が発生したこと及び当該子局装置3の設置場所が
“ビルの2F 北の端”であること」の情報を親局装置
2に対して出力し、これにより、このような情報が当該
親局装置2等によりオペレータに対して報知出力され
る。
【0043】また、オペレータ室21の報知信号通知無
線機13では、子局装置3側の報知信号通知無線機11
からの報知信号を受信すると、受信した報知信号の内容
「識別番号“A1”を有する子局装置3で“アラーム
3”が発生したこと及び当該子局装置3の設置場所が
“ビルの2F 北の端”であること」の情報を例えばオ
ペレータ室21のオペレータに対して報知出力する。以
上のような報知出力により、オペレータは、子局装置3
でアラームが発生した時には直ぐにアラームが発生した
子局装置3の設置場所を把握することができ、これによ
り、子局装置3で発生するアラームに対して迅速に対応
することが可能となる。
【0044】なお、子局装置3側の報知信号通知無線機
11から親局装置2側の報知信号通知無線機12やオペ
レータ室21の報知信号通知無線機13に対して無線送
信される報知信号の電文内容としては、種々なものが用
いられてもよく、一例として、「Floor No.→2, Positi
on→1, Access No.→1, Alarm Type→Amp」等のような
電文内容を用いることができる。ここで、「Floor No.
→2」はビル内の階数が“2階”であることを示してお
り、「Position→1」は場所が“1”に対応する“北の
端”であることを示しており、「Access No.→1」は子
局装置3の識別番号が“A1”であることを示してお
り、「Alarm Type→Amp」はアラームの種類が“Am
p”に対応する“過出力アラーム”であることを示して
いる。なお、“Position”の値と場所との対応関係や、
“Alarm Type”の文字列とアラームの種類との対応関係
は、例えば各報知信号通知無線機11〜13等に予め設
定されて記憶されている。
【0045】次に、図5を参照して、親局装置2側の報
知信号通知無線機12やオペレータ室21の報知信号通
知無線機13から子局装置3側の報知信号通知無線機1
1に対して子局装置3の設置場所の通知を要求する場合
の処理の一例を示す。なお、子局装置3の設置場所を問
い合わせる要求などは、例えばオペレータの操作によ
り、親局装置2側の報知信号通知無線機12やオペレー
タ室21の報知信号通知無線機13に実行させることが
できる。
【0046】同図(a)に示されるように親局装置2側
の報知信号通知無線機12やオペレータ室21の報知信
号通知無線機13が例えば識別番号“A1”を有する子
局装置3に設置された報知信号通知無線機11に対して
「識別番号“A1”を有する子局装置の設置場所の通
知」を要求するための問い合わせ信号を無線送信すると
(状態1)、同図(b)に示されるように当該問い合わ
せ信号を受信した当該報知信号通知無線機11が「問い
合わされた子局装置の設置場所が“ビルの2F北の端”
であること」を通知するための報知信号を例えば当該問
い合わせを行った報知信号通知無線機12、13に対し
て無線送信する(状態2)。
【0047】そして、例えば問い合わせを行った親局装
置2側の報知信号通知無線機12では、子局装置3側の
報知信号通知無線機11からの報知信号を受信すると、
受信した報知信号の内容「問い合わされた子局装置の設
置場所が“ビルの2F 北の端”であること」の情報を
親局装置2に対して出力し、これにより、このような情
報が当該親局装置2等によりオペレータに対して報知出
力される。
【0048】また、例えば問い合わせを行ったオペレー
タ室21の報知信号通知無線機13では、子局装置3側
の報知信号通知無線機11からの報知信号を受信する
と、受信した報知信号の内容「問い合わされた子局装置
の設置場所が“ビルの2F 北の端”であること」の情
報を例えばオペレータ室21のオペレータに対して報知
出力する。以上のような報知出力により、オペレータ
は、メンテナンス時等において、各子局装置3の設置場
所を正確に把握することができ、これにより、当該メン
テナンス時等に迅速に対応することが可能となる。
【0049】以上のように、本例の無線通信システムで
は、例えば子局装置3でアラームが発生した時に、子局
装置3側の報知信号通知無線機11から親局装置2側の
報知信号通知無線機12やオペレータ室21の報知信号
通知無線機13に対してアラームの詳細内容や子局装置
3の設置場所などの子局装置3の状態に関する情報を通
知することが行われる。
【0050】また、本例の無線通信システムでは、例え
ば子局装置3の状態を確認するための指示を親局装置2
から親局装置2側の報知信号通知無線機12に入力して
当該報知信号通知無線機12が問い合わせ信号を子局装
置3側の報知信号通知無線機11に対して無線送信する
ことや、オペレータ室21の報知信号通知無線機13が
問い合わせ信号を子局装置3側の報知信号通知無線機1
1に対して無線送信することにより、子局装置3側の報
知信号通知無線機11に対して子局装置3の状態を問い
合わせてその通知を要求することができる。
【0051】また、本例の無線通信システムでは、例え
ば子局装置3側の報知信号通知無線機11が子局装置3
に対して当該子局装置3の状態を問い合わせてその通知
を当該子局装置3から受信し、これを親局装置2側の報
知信号通知無線機12やオペレータ室21の報知信号通
知無線機13に対して通知することができる。また、本
例の無線通信システムでは、例えば親局装置2からの指
示等に応じて、親局装置2側の報知信号通知無線機12
が子局装置2側の報知信号通知無線機11から受信した
子局装置3の状態に関する情報を親局装置2に対して通
知することができる。
【0052】従って、本例の無線通信システムでは、例
えば上記従来例で示したように子局装置3でのアラーム
発生に対してアラーム通知機能のみしか備えられていな
い光伝送装置システムを有した構成において、子局装置
3の状態に関する情報を子局装置3側から親局装置2側
等の管理側に迅速に通知することを実現することがで
き、これにより、例えば子局装置3でエラー等が発生し
た際や子局装置3のメンテナンス等を行う際に迅速な対
応を可能とすることができる。
【0053】ここで、本例では、基地局装置1が本発明
に言う基地局装置に相当し、親局装置2が本発明に言う
親局装置に相当し、子局装置3が本発明に言う子局装置
に相当し、携帯端末装置4、5が本発明に言う携帯端末
装置に相当する。また、本例では、子局装置3が設置さ
れている場所が本発明に言う基地局装置との間で無線通
信することが可能な領域外となっている。また、本例で
は、親局装置2側やオペレータ室21が本発明に言う管
理側に相当し、報知信号通知無線機11〜13が本発明
に言う無線通信装置に相当する。
【0054】なお、他の構成として、子局装置3でのア
ラーム発生時等に例えば子局装置3と親局装置2とを接
続する光ファイバ6、7を用いて子局装置2の状態に関
する情報を親局装置2に対して通知する構成も考えられ
るが、このような構成では、以下に示すような問題が生
じてしまうことが考えられるため、本例のように報知信
号通知無線機11〜13を備えた構成とするのが望まし
い。
【0055】(1)親局装置2と子局装置3とが光ファ
イバ6、7を介して通信する信号中に大量の制御情報を
混ぜてしまうと本来の通信信号の通信が十分に確保され
なくなってしまう。特に、親局装置2と子局装置3とが
予め設定された通信スロットを用いて通信する場合に
は、通信スロット中にサイズの大きな制御情報用のスロ
ットを確保する必要があり、通信効率が悪くなってしま
う。
【0056】(2)親局装置2と複数の子局装置3とが
接続されている場合に、いずれかの子局装置3でアラー
ムが発生すると、他の子局装置3と親局装置2との間の
光ファイバ6、7による通信に支障が生じてしまうこと
がある。 (3)親局装置2と子局装置3との間の光ファイバ6、
7等の伝送系の故障によりアラームが発生した場合に
は、親局装置2と子局装置3との間で光ファイバ6、7
により通信することができなくなってしまう。
【0057】(4)本例のように基地局装置1や親局装
置2や子局装置3や携帯端末装置4、5から成る無線通
信システムが一般の公衆回線を使用するものである場合
には、子局装置3の状態に関する情報を光ファイバ6、
7を介して通知すると、一般の公衆回線による通信を阻
害してしまうことがある。これに対して、本例では、報
知信号通知無線機11〜13が構内等に限られたローカ
ルな無線回線を使用するものであるため、一般の公衆回
線による通信を阻害せずに子局装置3の状態に関する情
報を管理側に通知することができる。
【0058】(5)子局装置3でのアラーム発生に対し
てアラーム通知機能のみしか備えられていない光伝送装
置システムが既に開発等されており、このような既存の
光伝送装置システムにおいて、子局装置3の状態に関す
る情報を光ファイバ6、7を介して通知するように変更
することが困難である。これに対して、本例では、この
ような既存の光伝送装置システムをあまり変更すること
なく、子局装置2の状態に関する情報を親局装置2に通
知することができる。
【0059】ここで、本発明に係る無線通信システムや
基地局装置や親局装置や子局装置や携帯端末装置や無線
通信装置の構成としては、必ずしも以上に示したものに
限られず、種々な構成が用いられてもよい。また、本発
明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限
られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能な
ものである。
【0060】また、本発明に係る無線通信システムや基
地局装置や親局装置や子局装置や携帯端末装置や無線通
信装置において行われる各種の処理としては、例えばプ
ロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源において
プロセッサがROMに格納された制御プログラムを実行
することにより制御される構成が用いられてもよく、ま
た、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立
したハードウエア回路として構成されてもよい。また、
本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー
(登録商標)ディスクやCD−ROM等のコンピュータ
により読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自
体)として把握することもでき、当該制御プログラムを
記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行
させることにより、本発明に係る処理を遂行させること
ができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る無線
通信システムによると、携帯端末装置との間で無線通信
する基地局装置との間で通信する親局装置と、基地局装
置との間で無線通信することが可能な領域外に設けられ
て親局装置との間で有線通信するとともに携帯端末装置
との間で無線通信する子局装置とを備えた構成におい
て、子局装置側及び子局装置の管理側に互いに無線通信
することが可能な無線通信装置をそれぞれ備え、子局装
置側の無線通信装置は子局装置の状態に関する情報を管
理側の無線通信装置に対して無線送信する機能を有し、
管理側の無線通信装置は子局装置側の無線通信装置から
無線送信される情報を受信して出力する機能を有するよ
うにしたため、子局装置の状態に関する情報が子局装置
側の無線通信装置から管理側の無線通信装置に対して送
信されることで、当該情報が管理側に通知されることを
実現することができ、これにより、例えば子局装置でエ
ラー等が発生した際や子局装置のメンテナンス等を行う
際に迅速な対応を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る無線通信システムの一例を示す
図である。
【図2】 報知信号通知無線機を設置した例を示す図で
ある。
【図3】 報知信号通知無線機により子局装置で発生し
たアラームの種類を通知する処理の一例を示す図であ
る。
【図4】 報知信号通知無線機によりアラームが発生し
た子局装置の場所を通知する処理の一例を示す図であ
る。
【図5】 報知信号通知無線機により子局装置の設置場
所の通知を要求する場合の処理の一例を示す図である。
【図6】 無線通信システムの一例を示す図である。
【図7】 光伝送装置システムの構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1・・基地局装置、 2・・親局装置(光伝送装置)、
3・・子局装置(光伝送装置)、 4、5・・携帯端末
装置、6、7・・光ファイバ、 11〜13・・報知信
号通知無線機、R1、R2・・通信可能エリア、 21
・・オペレータ室、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯端末装置との間で無線通信する基地
    局装置との間で通信する親局装置と、基地局装置との間
    で無線通信することが可能な領域外に設けられて親局装
    置との間で有線通信するとともに携帯端末装置との間で
    無線通信する子局装置とを備えた無線通信システムにお
    いて、 子局装置側及び子局装置の管理側に、互いに無線通信す
    ることが可能な無線通信装置をそれぞれ備え、 子局装置側の無線通信装置は子局装置の状態に関する情
    報を管理側の無線通信装置に対して無線送信する機能を
    有し、管理側の無線通信装置は子局装置側の無線通信装
    置から無線送信される情報を受信して出力する機能を有
    したことを特徴とする無線通信システム。
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