JP2002237753A - 復号装置および復号方法 - Google Patents

復号装置および復号方法

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JP2002237753A JP2001031850A JP2001031850A JP2002237753A JP 2002237753 A JP2002237753 A JP 2002237753A JP 2001031850 A JP2001031850 A JP 2001031850A JP 2001031850 A JP2001031850 A JP 2001031850A JP 2002237753 A JP2002237753 A JP 2002237753A
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速フェージング環境下において正規化
処理を施してもアンダーフロー化されず、高い誤り訂正
能力を保つこと。 【解決手段】 基準シフト数算出部104は、RAKE
合成後のデータに係る各スロットのシフト数を平均化し
て第1基準シフト数を算出する。正規化部105は、各
スロットのシフト数および第1基準シフト数に基づい
て、RAKE合成後のデータをフレーム内で正規化す
る。基準シフト数算出部109は、各フレームの第1基
準シフト数を平均化して第2基準シフト数を算出する。
正規化部110は、各フレームの第1基準シフト数およ
び第2基準シフト数に基づいて、デインターリーバ10
6で分割されたトランスポートチャネル毎のデータをT
TI内で正規化する。誤り訂正復号部111は、正規化
部110で正規化されたデータに対して誤り訂正復号等
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データを正規化処
理した後に誤り訂正復号を行う復号装置および復号方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】第3世代の移動体通信システムでは、
(1)RAKE合成処理、(2)物理チャネルデコード
処理、(3)トランスポートチャネルデコード処理の順
に各処理を行った後に誤り訂正復号処理を行う。なお、
RAKE合成処理とは、マルチパス伝送路において、遅
延時間が異なり独立なフェージング変動を受けた先行波
および遅延波が重畳された受信信号から先行波、遅延波
を分離し、遅延時間を揃えて重み付けを行って最大比合
成を行う処理であり、ダイバーシチ効果を得るものであ
る。また、物理チャネルデコード処理とは、RAKE合
成処理された物理チャネルデータ系列毎の信号にフレー
ム内デインターリーブ等を行ってトランスポートチャネ
ルに分割する処理である。また、トランスポートチャネ
ルデコード処理とは、個々に分割されたトランスポート
チャネルデータ系列の信号に対して、複数フレームに渡
るデインターリーブ、レートマッチングおよび誤り訂正
復号を行う処理である。
【0003】誤り訂正復号においてビタビ復号やターボ
復号を行う場合、受信データ系列の指標が同一でない
と、推定された確率密度関数と実際の信号の分布が異な
りビット間の尤度が正しく求まらないため、誤り訂正能
力が低下してしまう。
【0004】上記(1)〜(3)の処理は互いに処理単
位が異なる為、誤り訂正復号の能力を低減させないため
に、処理単位(指標)を同一とする必要がある。この異
なった指標で表わされている複数のデータ系列を共通の
指標に揃える処理を正規化という。
【0005】すなわち、RAKE合成処理の処理単位が
スロットであり、物理チャネルデコード処理の処理単位
はフレームであるので、RAKE合成処理を行った後、
物理チャネルデコード処理を行う前に各スロットにおけ
る受信データ系列の指標をフレーム内で正規化しなけれ
ばならない。同様に、物理チャネルデコード処理の処理
単位はフレームであり、トランスポートチャネルデコー
ド処理の処理単位はTTI(Transmit Time Interval)
であるので、トランスポートチャネルデコード処理を行
う前に各フレームにおける受信データ系列の指標をTT
I内のフレーム間で正規化しなければならない。ただ
し、TTIは、1、2、4あるいは8フレームのいずれ
かの値であるので、TTIが1フレームの場合にはフレ
ーム間正規化を行う必要はない。
【0006】なお、フレーム内正規化は、フレーム内デ
インターリーブの前に行うべきである。これは、スロッ
トデータ系列の順序が入れ替わった後では、各々のデー
タに対してシフト数を記憶する等の効率的でない正規化
処理をしなければならなくなるためである。同様に、フ
レーム間正規化は、フレーム間デインターリーブの前に
行うべきである。
【0007】また、第3世代の移動体通信システムで
は、一般に、ビット長が有限であるハードウェアあるい
はソフトウェアで誤り訂正復号化処理を行っており、正
規化処理は、ビット長を制限する場合に必須の処理であ
る。ビット長の制限は、受信データ系列の所定のビット
位置部分を抽出することにより行われる。
【0008】以下、従来におけるRAKE合成処理を行
った後、物理チャネルデコード処理を行う前の正規化処
理およびビット長の制限について説明する。
【0009】スロット番号をm、データ番号をn、RA
KE合成処理後のデータ系列をX(m,n)、各スロット
の指標を2^(-(s(m)-S))(^:べき乗を表わす演算
子)とすると、正規化されたフレームデータ系列Xf
(m,n)は、以下の式(1)で表わされる。
【0010】 Xf(m,n)=X(m,n)×2^(-(s(m)-S)) …(1) ここで、指標Sは、S=min[s(m)]であり、s(m)は0以
上の整数、min[s(m)]はs(m)の集合[s(m)]の中で最小値
を検出する関数である。なお、式(1)の右辺第2項が2
の指数となっているのは、ハードウェアあるいはソフト
ウェアで処理する場合に2の指数が通常の乗算処理より
も低処理量で実現可能なシフト演算で代替することが可
能なためである(以下、「指標」を「シフト数」と置換
えて説明する)。また、シフト数Sとして最小値を検出
しているのは、式(1)において2の指数が負で表現され
ているためである。すなわち、最小のシフト数Sは、最
大振幅に対応するものである。
【0011】図9は、ビット長の制限を説明するための
図である。なお、図9では、16ビットで表わされるデ
ータを8ビットにビット長を制限する場合を示してい
る。
【0012】最大振幅が大きいときは、小数点位置を基
準に抽出位置を上側(値が大きい側)にシフトさせる。
例えば図9の場合、シフト数Sは3であり、符号ビット
(図9のB)、整数部5桁、小数部2桁(+31.75
〜−32.0)を抽出している。逆に最大振幅が小さい
ときは、小数点位置を基準に抽出位置を下側にシフトさ
せる。例えば図9の場合、シフト数Sは5であり、符号
ビット、整数部3桁、小数部4桁(+7.9325〜−
8.0)を抽出している。
【0013】このように、従来の復号方法では、最大振
幅に基づいて正規化し、ビット長を制限している。ま
た、フレーム内正規化とフレーム間正規化とを分けて処
理することにより、データ系列を格納するメモリの容量
削減を図っている。
【0014】図10は、RAKE合成処理後の出力デー
タを正規化後に8ビットにビット長を制限した場合であ
って、誤り訂正能力が高いときの振幅分布を示す。図1
0において、横軸は振幅値であり、縦軸は分布量であ
る。図10に示すように、正規化して8ビットにビット
長を制限した場合であって、誤り訂正能力が高いときの
振幅分布は、振幅値「−127」および「+127」に
おいて分布量が最大で、振幅値「0」において分布量が
ほぼ0の正規分布となる。
【0015】図11は、RAKE合成処理後の出力デー
タにおける時間振幅応答の一例であり、あるタイミング
1における振幅値が他のタイミングの振幅値よりも極
端に大きい場合を示す。そして、図12は、図11のR
AKE合成処理後の出力データにおける正規化前の振幅
分布を示す。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来の復号方法では、
最大振幅に基づいて正規化し、ビット長を制限している
ため、図11の場合、t1以外のタイミングに係るスロ
ットデータはほとんどアンダーフロー化されてしまう
(軟判定値として0となってしまう)。従って、これを
正規化すると図13に示す振幅分布のように振幅値
「0」における分布量が最大となり誤り訂正能力が劣化
してしまう。
【0017】このような状態はフェージング環境下にお
いて発生し、移動速度が速くドップラー周波数が高くな
るほど頻繁に発生する。従って、フェージング環境下に
おけるBER(Bit Error Rate)特性が著しく劣化し、
通話品質が悪くなり、最悪の場合には突然通話断となる
状況が発生してしまう。
【0018】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、高速フェージング環境下において正規化処理を施
してもアンダーフロー化されず、高い誤り訂正能力を有
する復号装置および復号方法を提供することを目的とす
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の復号装置は、正
規化に係るデータ系列の指標を平均化して基準値を算出
する基準値算出手段と、前記基準値に基づいて異なった
指標で表わされている複数のデータ系列を共通の指標に
揃える正規化手段と、正規化されたデータ系列に対して
誤り訂正復号処理を行う誤り訂正復号手段とを具備する
構成を採る。
【0020】本発明の復号装置は、2のべき乗で表現さ
れたデータ系列のシフト数を正規化に係る指標とし、デ
ータ系列のシフト数を平均化して基準シフト数を算出す
る基準シフト数算出手段と、前記基準シフト数に基づい
てデータ系列のシフト数を揃える正規化手段と、正規化
されたデータ系列に対して誤り訂正復号処理を行う誤り
訂正復号手段とを具備する構成を採る。
【0021】これらの構成により、正規化するデータ系
列の振幅幅を有効ビット幅内に適応的に収めることがで
きるので、高速フェージング環境下における極端なアン
ダーフローを発生させることがなく、データ系列の尤度
を有効に保持し、誤り訂正能力を高めることができる。
【0022】本発明の復号装置は、正規化手段は、デー
タ系列のシフト数から基準シフト数を減じた値だけ右シ
フトして正規化する構成を採る。
【0023】本発明の復号装置は、正規化手段は、デー
タ系列のシフト数から基準シフト数を減じた第1値を2
で除した第2値だけ右シフトして正規化する構成を採
る。
【0024】本発明の復号装置は、正規化手段は、デー
タ系列のシフト数から基準シフト数を減じた第1値が0
以上である場合に前記第1値を2で除した第2値だけ右
シフトして正規化し、前記第1値が0より小さい場合に
前記第1値だけ右シフトして正規化する構成を採る。
【0025】本発明の復号装置は、正規化手段は、デー
タ系列のシフト数から基準シフト数を減じた第1値が0
以上である場合にシフトせずに正規化し、前記第1値が
0より小さい場合に前記第1値を2で除した第2値だけ
右シフトして正規化する構成を採る。
【0026】本発明の復号装置は、正規化手段は、デー
タ系列のシフト数から基準シフト数を減じた第1値が有
限ビット幅の1/2以上である場合に前記第1値を2で
除した第2値だけ右シフトして正規化し、前記第1値が
有限ビット幅の1/2より小さい場合に前記第1値だけ
右シフトして正規化する構成を採る。
【0027】本発明の復号装置は、正規化手段は、デー
タ系列のシフト数から基準シフト数を減じた第1値が有
限ビット幅の1/2以上である場合にシフトせずに正規
化し、前記第1値が有限ビット幅の1/2より小さい場
合に前記第1値を2で除した第2値だけ右シフトして正
規化する構成を採る。
【0028】これらの構成により、正規化処理を工夫し
てアンダーフローおよびオーバーフローを回避すること
ができる。
【0029】本発明の復号装置は、2のべき乗で表現さ
れたデータ系列のシフト数を正規化に係る指標とし、R
AKE合成後のスロット単位のデータ系列のシフト数を
平均化して第1基準シフト数を算出する第1基準シフト
数算出手段と、前記第1基準シフト数に基づいてスロッ
ト単位のデータ系列のシフト数を揃える第1正規化手段
と、この第1正規化手段から出力されたフレーム単位の
データ系列のシフト数を平均化して第2基準シフト数を
算出する第2基準シフト数算出手段と、前記第2基準シ
フト数に基づいてフレーム単位のデータ系列のシフト数
を揃える第2正規化手段と、この第2正規化手段から出
力されたデータ系列に対して誤り訂正復号処理を行う誤
り訂正復号手段とを具備する構成を採る。
【0030】この構成により、正規化するデータ系列の
振幅幅を有効ビット幅内に適応的に収めることができる
ので、高速フェージング環境下における極端なアンダー
フローを発生させることがなく、データ系列の尤度を有
効に保持し、誤り訂正能力を高めることができる。
【0031】本発明の復号装置は、第1正規化手段は、
スロット単位のデータ系列のシフト数から第1基準シフ
ト数を減じた値だけ右シフトして正規化する構成を採
る。
【0032】本発明の復号装置は、第2正規化手段は、
フレーム単位のデータ系列のシフト数から第2基準シフ
ト数を減じた値だけ右シフトして正規化する構成を採
る。
【0033】これらの構成により、正規化処理を工夫し
てアンダーフローおよびオーバーフローを回避すること
ができる。
【0034】本発明の通信端末装置は、上記いずれかの
復号装置を具備する構成を採る。また、本発明の基地局
装置は、上記いずれかの復号装置を具備する構成を採
る。
【0035】これらの構成により、誤り訂正能力を高め
ることができるので、高品質の無線通信を行うことがで
きる。
【0036】本発明のプログラムは、正規化に係るデー
タ系列の指標を平均化して基準値を算出する基準値算出
機能と、前記基準値に基づいて異なった指標で表わされ
ている複数のデータ系列を共通の指標に揃える正規化機
能と、正規化されたデータ系列に対して誤り訂正復号処
理を行う誤り訂正復号機能と、を実現させる。
【0037】本発明のプログラムは、2のべき乗で表現
されたデータ系列のシフト数を正規化に係る指標とし、
データ系列のシフト数を平均化して基準シフト数を算出
する基準シフト数算出機能と、前記基準シフト数に基づ
いてデータ系列のシフト数を揃える正規化機能と、正規
化されたデータ系列に対して誤り訂正復号処理を行う誤
り訂正復号機能と、を実現させる。
【0038】本発明のプログラムは、2のべき乗で表現
されたデータ系列のシフト数を正規化に係る指標とし、
RAKE合成後のスロット単位のデータ系列のシフト数
を平均化して第1基準シフト数を算出する第1基準シフ
ト数算出機能と、前記第1基準シフト数に基づいてスロ
ット単位のデータ系列のシフト数を揃える第1正規化機
能と、正規化されたフレーム単位のデータ系列のシフト
数を平均化して第2基準シフト数を算出する第2基準シ
フト数算出機能と、前記第2基準シフト数に基づいてフ
レーム単位のデータ系列のシフト数を揃える第2正規化
機能と、正規化された複数フレームに渡るデータ系列に
対して誤り訂正復号処理を行う誤り訂正復号機能と、を
実現させる。
【0039】これらのプログラムにより、正規化するデ
ータ系列の振幅幅を有効ビット幅内に適応的に収めるこ
とができるので、高速フェージング環境下における極端
なアンダーフローを発生させることがなく、データ系列
の尤度を有効に保持し、誤り訂正能力を高めることがで
きる。
【0040】本発明の復号方法は、正規化に係るデータ
系列の指標を平均化して基準値を算出する基準値算出工
程と、前記基準値に基づいて異なった指標で表わされて
いる複数のデータ系列を共通の指標に揃える正規化工程
と、正規化されたデータ系列に対して誤り訂正復号処理
を行う誤り訂正復号工程と、を具備する。
【0041】本発明の復号方法は、2のべき乗で表現さ
れたデータ系列のシフト数を正規化に係る指標とし、デ
ータ系列のシフト数を平均化して基準シフト数を算出す
る基準シフト数算出工程と、前記基準シフト数に基づい
てデータ系列のシフト数を揃える正規化工程と、正規化
されたデータ系列に対して誤り訂正復号処理を行う誤り
訂正復号工程と、を具備する。
【0042】本発明の復号方法は、2のべき乗で表現さ
れたデータ系列のシフト数を正規化に係る指標とし、R
AKE合成後のスロット単位のデータ系列のシフト数を
平均化して第1基準シフト数を算出する第1基準シフト
数算出工程と、前記第1基準シフト数に基づいてスロッ
ト単位のデータ系列のシフト数を揃える第1正規化工程
と、正規化されたフレーム単位のデータ系列のシフト数
を平均化して第2基準シフト数を算出する第2基準シフ
ト数算出工程と、前記第2基準シフト数に基づいてフレ
ーム単位のデータ系列のシフト数を揃える第2正規化工
程と、正規化された複数フレームに渡るデータ系列に対
して誤り訂正復号処理を行う誤り訂正復号工程と、を具
備する。
【0043】これらの方法により、正規化するデータ系
列の振幅幅を有効ビット幅内に適応的に収めることがで
きるので、高速フェージング環境下における極端なアン
ダーフローを発生させることがなく、データ系列の尤度
を有効に保持し、誤り訂正能力を高めることができる。
【0044】
【発明の実施の形態】本発明者は、他よりも振幅値が極
端に大きい部分でオーバーフローが発生しても誤り訂正
能力に大きな影響はないことに着目し、本発明をするに
至った。すなわち、本発明の骨子は、シフト数を平均化
して基準シフト数を算出することにより、正規化するデ
ータ系列の振幅幅を有効ビット幅内に適応的に収めるこ
とである。
【0045】以下、本発明の実施の形態について、添付
図面を参照して詳細に説明する。
【0046】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る復号装置の構成を示すブロック図である。
【0047】RAKE合成部101は、逆拡散後の受信
データを入力してRAKE合成を行い、RAKE合成後
のデータを所定のビット幅に制限してデータメモリ10
2に書き込み、ビット長を制限する際のシフト数をシフ
ト数メモリ103に書き込む。
【0048】データメモリ102は、RAKE合成後の
データをスロット単位で記憶する。シフト数メモリ10
3は、RAKE合成後のデータに係る各スロットのシフ
ト数を記憶する。
【0049】基準シフト数算出部104は、シフト数メ
モリ103に記憶されたシフト数を平均化して第1基準
シフト数を算出する。なお、基準シフト数算出部104
の動作の詳細は後述する。
【0050】正規化部105は、シフト数メモリ103
に記憶されたシフト数および第1基準シフト数に基づい
て、データメモリ102に記憶されたRAKE合成後の
データをフレーム内で正規化する。なお、正規化部10
5の動作の詳細は後述する。
【0051】デインターリーバ106は、正規化部10
5にて正規化されたデータに対してフレーム内デインタ
ーリーブ等を行ってトランスポートチャネルに分割し、
データメモリ107に書き込む。
【0052】データメモリ107は、トランスポートチ
ャネル毎に分割されたデータをフレーム単位で記憶す
る。シフト数メモリ108は、第1基準シフト数を当該
フレームのシフト数として記憶する。
【0053】基準シフト数算出部109は、シフト数メ
モリ108に記憶されたシフト数を平均化して第2基準
シフト数を算出する。正規化部110は、シフト数メモ
リ108に記憶されたシフト数および第2基準シフト数
に基づいて、データメモリ107に記憶されたトランス
ポートチャネル毎のデータをTTI内で正規化する。
【0054】誤り訂正復号部111は、正規化部110
にて正規化されたデータに対してフレーム間デインター
リーブ、レートマッチングおよび誤り訂正復号等を行
う。
【0055】次に、基準シフト数算出部104の動作に
ついて詳細に説明する。
【0056】スロットシフト数をs(m)[m=0〜物理
チャネル数×スロット数−1]とすると、基準シフト数
算出部104は、以下の手順(1)〜(6)でシフト数を
平均化して第1基準シフト数S1を算出する。
【0057】(1) S1=0 (2) m=0 (3) S1=S1+s(m) (4) m=m+1 (5) m=物理チャネル数×スロット数;になるまで、
(3)、(4)を繰り返す。 (6) S1=S1/(物理チャネル数×スロット数):
(小数点以下切り上げ)
【0058】なお、基準シフト数算出部109も、上記
基準シフト数算出部104と同様の動作によりシフト数
を平均化して第2基準シフト数S2を算出する。この場
合、物理チャネル数×スロット数をトランスポートチャ
ネルのTTI/10に読み替える。
【0059】また、上記(6)で、小数点以下を切り上げ
ているが切り下げてもよい。
【0060】次に、正規化部105の動作について詳細
に説明する。
【0061】正規化部105は、入力データ系列In Dat
a[m][n]、シフト数メモリ103に記憶された各スロッ
トのシフト数s[m]および第1基準シフト数S1を用いて
図2に示すフローにより出力データ系列Out Data[m][n]
を生成する。なお、図2において、Nは1スロット内の
データ数、Mは物理チャネル数×スロット数である。
【0062】正規化部105は、図2のフローに従って
動作することにより、入力データ系列In Data[m][n]に
対して各スロットのシフト数s[m]から第1基準シフト
数S1を減じた値だけ右シフトを行い、出力データ系列O
ut Data[m][n]を生成することができる。
【0063】なお、正規化部110も、上記正規化部1
05と同様の動作により出力データ系列Out Data[m][n]
を生成する。この場合、物理チャネル数×スロット数を
トランスポートチャネルのTTI/10に読み替える。
【0064】図3は、シフト数を平均化して基準シフト
数を算出した場合の振幅分布を示し、振幅値平均値にお
いて分布量が最大で、振幅値「0」において分布量がほ
ぼ0の正規分布となる。
【0065】このように、シフト数を平均化して基準シ
フト数を算出することにより、正規化するデータ系列の
振幅幅を有効ビット幅内に適応的に収めることができる
ので、高速フェージング環境下における極端なアンダー
フローを発生させることがなく、データ系列の尤度を有
効に保持し、誤り訂正能力を高めることができる。な
お、シフト数を平均化して基準シフト数を算出すること
により、他よりも振幅値が極端に大きい部分でオーバー
フローが発生するが、誤り訂正能力に大きな影響はな
い。
【0066】(実施の形態2)実施の形態2では、実施
の形態1と異なる正規化部105の動作について詳細に
説明する。
【0067】正規化部105は、入力データ系列In Dat
a[m][n]、シフト数メモリ103に記憶された各スロッ
トのシフト数s[m]および第1基準シフト数S1を用いて
図4に示すフローにより出力データ系列Out Data[m][n]
を生成する。なお、図4において、Nは1スロット内の
データ数、Mは物理チャネル数×スロット数である。
【0068】正規化部105は、図4のフローに従って
動作することにより、入力データ系列In Data[m][n]に
対して各スロットのシフト数s[m]から第1基準シフト
数S1を減じた値の1/2だけ右シフトを行い、出力デ
ータ系列Out Data[m][n]を生成することができる。
【0069】これにより、実施の形態1よりもオーバー
フローを回避することができる確率を高めることができ
る。
【0070】なお、正規化部110も、上記正規化部1
05と同様の動作により出力データ系列Out Data[m][n]
を生成する。この場合、物理チャネル数×スロット数を
トランスポートチャネルのTTI/10に読み替える。
【0071】(実施の形態3)実施の形態3では、実施
の形態1、2と異なる正規化部105の動作について詳
細に説明する。
【0072】正規化部105は、入力データ系列In Dat
a[m][n]、シフト数メモリ103に記憶された各スロッ
トのシフト数s[m]および第1基準シフト数S1を用いて
図5に示すフローにより出力データ系列Out Data[m][n]
を生成する。なお、図5において、Nは1スロット内の
データ数、Mは物理チャネル数×スロット数である。
【0073】正規化部105は、図5のフローに従って
動作することにより、各スロットのシフト数s[m]から
第1基準シフト数S1を減じた値Sが0以上である場合
に、入力データ系列In Data[m][n]に対してS/2だけ
右シフトを行い出力データ系列Out Data[m][n]を生成す
ることができる。また、正規化部105は、各スロット
のシフト数s[m]から第1基準シフト数S1を減じた値S
が負である場合に入力データ系列In Data[m][n]に対し
てSだけ右シフトを行い、出力データ系列Out Data[m]
[n]を生成することができる。
【0074】これにより、実施の形態1よりもアンダー
フローを回避することができる確率を大幅に高めること
ができる。
【0075】なお、正規化部110も、上記正規化部1
05と同様の動作により出力データ系列Out Data[m][n]
を生成する。この場合、物理チャネル数×スロット数を
トランスポートチャネルのTTI/10に読み替える。
【0076】(実施の形態4)実施の形態4では、実施
の形態1〜3と異なる正規化部105の動作について詳
細に説明する。
【0077】正規化部105は、入力データ系列In Dat
a[m][n]、シフト数メモリ103に記憶された各スロッ
トのシフト数s[m]および第1基準シフト数S1を用いて
図6に示すフローにより出力データ系列Out Data[m][n]
を生成する。なお、図6において、Nは1スロット内の
データ数、Mは物理チャネル数×スロット数である。
【0078】正規化部105は、図6のフローに従って
動作することにより、各スロットのシフト数s[m]から
第1基準シフト数S1を減じた値Sが0以上である場合
に入力データ系列In Data[m][n]のシフト数を0として
出力データ系列Out Data[m][n]を生成することができ
る。また、正規化部105は、各スロットのシフト数s
[m]から第1基準シフト数S1を減じた値Sが負である場
合に入力データ系列In Data[m][n]に対してS/2だけ
右シフトを行い、出力データ系列Out Data[m][n]を生成
することができる。
【0079】これにより、実施の形態1よりもアンダー
フローおよびオーバーフローを回避することができる確
率を大幅に高めることができる。
【0080】なお、正規化部110も、上記正規化部1
05と同様の動作により出力データ系列Out Data[m][n]
を生成する。この場合、物理チャネル数×スロット数を
トランスポートチャネルのTTI/10に読み替える。
【0081】(実施の形態5)実施の形態5では、実施
の形態1〜4と異なる正規化部105の動作について詳
細に説明する。
【0082】正規化部105は、入力データ系列In Dat
a[m][n]、シフト数メモリ103に記憶された各スロッ
トのシフト数s[m]、第1基準シフト数S1および有効ビ
ット幅Xを用いて図7に示すフローにより出力データ系
列Out Data[m][n]を生成する。なお、図7において、N
は1スロット内のデータ数、Mは物理チャネル数×スロ
ット数である。
【0083】正規化部105は、図7のフローに従って
動作することにより、各スロットのシフト数s[m]から
第1基準シフト数S1を減じた値Sが有効ビット幅Xの
1/2以上である場合に入力データ系列In Data[m][n]
に対してS/2だけ右シフトを行い、出力データ系列Ou
t Data[m][n]を生成することができる。
【0084】これにより、実施の形態1の効果に加え、
アンダーフローを回避することができる効果も有する。
【0085】なお、正規化部110も、上記正規化部1
05と同様の動作により出力データ系列Out Data[m][n]
を生成する。この場合、物理チャネル数×スロット数を
トランスポートチャネルのTTI/10に読み替える。
【0086】(実施の形態6)実施の形態6では、実施
の形態1〜5と異なる正規化部105の動作について詳
細に説明する。
【0087】正規化部105は、入力データ系列In Dat
a[m][n]、シフト数メモリ103に記憶された各スロッ
トのシフト数s[m]、第1基準シフト数S1および有効ビ
ット幅Xを用いて図8に示すフローにより出力データ系
列Out Data[m][n]を生成する。なお、図8において、N
は1スロット内のデータ数、Mは物理チャネル数×スロ
ット数である。
【0088】正規化部105は、図8のフローに従って
動作することにより、各スロットのシフト数s[m]から
第1基準シフト数S1を減じた値Sが有効ビット幅Xの
1/2以上である場合に入力データ系列In Data[m][n]
のシフト数を0として出力データ系列Out Data[m][n]を
生成することができる。また、正規化部105は、各ス
ロットのシフト数s[m]から第1基準シフト数S1を減じ
た値Sが有効ビット幅Xの1/2より小さい場合に入力
データ系列In Data[m][n]に対してS/2だけ右シフト
を行い、出力データ系列Out Data[m][n]を生成すること
ができる。
【0089】これにより、実施の形態1の効果に加え、
アンダーフローおよびオーバーフローを回避することが
できる効果も有する。
【0090】なお、正規化部110も、上記正規化部1
05と同様の動作により出力データ系列Out Data[m][n]
を生成する。この場合、物理チャネル数×スロット数を
トランスポートチャネルのTTI/10に読み替える。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シフト数を平均化して基準シフト数を算出することによ
り、正規化するデータ系列の振幅幅を有効ビット幅内に
適応的に収めることができるので、高速フェージング環
境下における極端なアンダーフローを発生させることが
なく、データ系列の尤度を有効に保持し、誤り訂正能力
を高めることができる。さらに、正規化処理を工夫する
ことにより、アンダーフローおよびオーバーフローを回
避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る復号装置の構成を
示すブロック図
【図2】上記実施の形態に係る復号装置の正規化処理の
フロー図
【図3】上記実施の形態に係る復号装置による正規化後
の振幅分布を示す図
【図4】本発明の実施の形態2係る復号装置の正規化処
理のフロー図
【図5】本発明の実施の形態3係る復号装置の正規化処
理のフロー図
【図6】本発明の実施の形態4係る復号装置の正規化処
理のフロー図
【図7】本発明の実施の形態5係る復号装置の正規化処
理のフロー図
【図8】本発明の実施の形態6係る復号装置の正規化処
理のフロー図
【図9】ビット長の制限を説明するための図
【図10】誤り訂正能力が高いときの振幅分布を示す図
【図11】RAKE合成処理後の出力データにおける時
間振幅応答の一例を示す図
【図12】図11のRAKE合成処理後の出力データに
おける正規化前の振幅分布を示す図
【図13】従来の復号装置による正規化後の振幅分布を
示す図
【符号の説明】
101 RAKE合成部 102 データメモリ 103 シフト数メモリ 104 基準シフト数算出部 105 正規化部 106 デインターリーバ 107 データメモリ 108 シフト数メモリ 109 基準シフト数算出部 110 正規化部 111 誤り訂正復号部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B001 AB02 AC05 AD06 5J064 AA01 BA17 BB08 BC01 BC02 BC17 BC21 BD02 5J065 AC02 AE06 AG06 AH07 AH12 AH13 AH21 5K014 AA01 BA05 EA01 FA16 GA02

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正規化に係るデータ系列の指標を平均化
    して基準値を算出する基準値算出手段と、前記基準値に
    基づいて異なった指標で表わされている複数のデータ系
    列を共通の指標に揃える正規化手段と、正規化されたデ
    ータ系列に対して誤り訂正復号処理を行う誤り訂正復号
    手段とを具備することを特徴とする復号装置。
  2. 【請求項2】 2のべき乗で表現されたデータ系列のシ
    フト数を正規化に係る指標とし、データ系列のシフト数
    を平均化して基準シフト数を算出する基準シフト数算出
    手段と、前記基準シフト数に基づいてデータ系列のシフ
    ト数を揃える正規化手段と、正規化されたデータ系列に
    対して誤り訂正復号処理を行う誤り訂正復号手段とを具
    備することを特徴とする復号装置。
  3. 【請求項3】 正規化手段は、データ系列のシフト数か
    ら基準シフト数を減じた値だけ右シフトして正規化する
    ことを特徴とする請求項2記載の復号装置。
  4. 【請求項4】 正規化手段は、データ系列のシフト数か
    ら基準シフト数を減じた第1値を2で除した第2値だけ
    右シフトして正規化することを特徴とする請求項2記載
    の復号装置。
  5. 【請求項5】 正規化手段は、データ系列のシフト数か
    ら基準シフト数を減じた第1値が0以上である場合に前
    記第1値を2で除した第2値だけ右シフトして正規化
    し、前記第1値が0より小さい場合に前記第1値だけ右
    シフトして正規化することを特徴とする請求項2記載の
    復号装置。
  6. 【請求項6】 正規化手段は、データ系列のシフト数か
    ら基準シフト数を減じた第1値が0以上である場合にシ
    フトせずに正規化し、前記第1値が0より小さい場合に
    前記第1値を2で除した第2値だけ右シフトして正規化
    することを特徴とする請求項2記載の復号装置。
  7. 【請求項7】 正規化手段は、データ系列のシフト数か
    ら基準シフト数を減じた第1値が有限ビット幅の1/2
    以上である場合に前記第1値を2で除した第2値だけ右
    シフトして正規化し、前記第1値が有限ビット幅の1/
    2より小さい場合に前記第1値だけ右シフトして正規化
    することを特徴とする請求項2記載の復号装置。
  8. 【請求項8】 正規化手段は、データ系列のシフト数か
    ら基準シフト数を減じた第1値が有限ビット幅の1/2
    以上である場合にシフトせずに正規化し、前記第1値が
    有限ビット幅の1/2より小さい場合に前記第1値を2
    で除した第2値だけ右シフトして正規化することを特徴
    とする請求項2記載の復号装置。
  9. 【請求項9】 2のべき乗で表現されたデータ系列のシ
    フト数を正規化に係る指標とし、RAKE合成後のスロ
    ット単位のデータ系列のシフト数を平均化して第1基準
    シフト数を算出する第1基準シフト数算出手段と、前記
    第1基準シフト数に基づいてスロット単位のデータ系列
    のシフト数を揃える第1正規化手段と、この第1正規化
    手段から出力されたフレーム単位のデータ系列のシフト
    数を平均化して第2基準シフト数を算出する第2基準シ
    フト数算出手段と、前記第2基準シフト数に基づいてフ
    レーム単位のデータ系列のシフト数を揃える第2正規化
    手段と、この第2正規化手段から出力されたデータ系列
    に対して誤り訂正復号処理を行う誤り訂正復号手段とを
    具備することを特徴とする復号装置。
  10. 【請求項10】 第1正規化手段は、スロット単位のデ
    ータ系列のシフト数から第1基準シフト数を減じた値だ
    け右シフトして正規化することを特徴とする請求項9記
    載の復号装置。
  11. 【請求項11】 第2正規化手段は、フレーム単位のデ
    ータ系列のシフト数から第2基準シフト数を減じた値だ
    け右シフトして正規化することを特徴とする請求項9又
    は請求項10記載の復号装置。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項11のいずれかに
    記載の復号装置を具備することを特徴とする通信端末装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項1から請求項11のいずれかに
    記載の復号装置を具備することを特徴とする基地局装
    置。
  14. 【請求項14】 正規化に係るデータ系列の指標を平均
    化して基準値を算出する基準値算出機能と、前記基準値
    に基づいて異なった指標で表わされている複数のデータ
    系列を共通の指標に揃える正規化機能と、正規化された
    データ系列に対して誤り訂正復号処理を行う誤り訂正復
    号機能と、を実現させるためのプログラム。
  15. 【請求項15】 2のべき乗で表現されたデータ系列の
    シフト数を正規化に係る指標とし、データ系列のシフト
    数を平均化して基準シフト数を算出する基準シフト数算
    出機能と、前記基準シフト数に基づいてデータ系列のシ
    フト数を揃える正規化機能と、正規化されたデータ系列
    に対して誤り訂正復号処理を行う誤り訂正復号機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  16. 【請求項16】 2のべき乗で表現されたデータ系列の
    シフト数を正規化に係る指標とし、RAKE合成後のス
    ロット単位のデータ系列のシフト数を平均化して第1基
    準シフト数を算出する第1基準シフト数算出機能と、前
    記第1基準シフト数に基づいてスロット単位のデータ系
    列のシフト数を揃える第1正規化機能と、正規化された
    フレーム単位のデータ系列のシフト数を平均化して第2
    基準シフト数を算出する第2基準シフト数算出機能と、
    前記第2基準シフト数に基づいてフレーム単位のデータ
    系列のシフト数を揃える第2正規化機能と、正規化され
    た複数フレームに渡るデータ系列に対して誤り訂正復号
    処理を行う誤り訂正復号機能と、を実現させるためのプ
    ログラム。
  17. 【請求項17】 正規化に係るデータ系列の指標を平均
    化して基準値を算出する基準値算出工程と、前記基準値
    に基づいて異なった指標で表わされている複数のデータ
    系列を共通の指標に揃える正規化工程と、正規化された
    データ系列に対して誤り訂正復号処理を行う誤り訂正復
    号工程と、を具備する復号方法。
  18. 【請求項18】 2のべき乗で表現されたデータ系列の
    シフト数を正規化に係る指標とし、データ系列のシフト
    数を平均化して基準シフト数を算出する基準シフト数算
    出工程と、前記基準シフト数に基づいてデータ系列のシ
    フト数を揃える正規化工程と、正規化されたデータ系列
    に対して誤り訂正復号処理を行う誤り訂正復号工程と、
    を具備する復号方法。
  19. 【請求項19】 2のべき乗で表現されたデータ系列の
    シフト数を正規化に係る指標とし、RAKE合成後のス
    ロット単位のデータ系列のシフト数を平均化して第1基
    準シフト数を算出する第1基準シフト数算出工程と、前
    記第1基準シフト数に基づいてスロット単位のデータ系
    列のシフト数を揃える第1正規化工程と、正規化された
    フレーム単位のデータ系列のシフト数を平均化して第2
    基準シフト数を算出する第2基準シフト数算出工程と、
    前記第2基準シフト数に基づいてフレーム単位のデータ
    系列のシフト数を揃える第2正規化工程と、正規化され
    た複数フレームに渡るデータ系列に対して誤り訂正復号
    処理を行う誤り訂正復号工程と、を具備する復号方法。
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