JP2002236975A - 釣銭管理方法、釣銭管理システム - Google Patents

釣銭管理方法、釣銭管理システム

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JP2002236975A
JP2002236975A JP2001032341A JP2001032341A JP2002236975A JP 2002236975 A JP2002236975 A JP 2002236975A JP 2001032341 A JP2001032341 A JP 2001032341A JP 2001032341 A JP2001032341 A JP 2001032341A JP 2002236975 A JP2002236975 A JP 2002236975A
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Shunei Murata
俊英 村田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 硬貨を釣銭に含ませないようにする。 【解決手段】 店舗にて商品を購入した顧客のIDに基
づき当該顧客の累積ポイント数を取得する。購入代金が
累積ポイント数より大きい場合、購入代金から累積ポイ
ント数を差し引くことで仮請求額を算出し、この仮請求
額を千円単位に切り上げることで請求額を算出する。請
求額から仮請求額を差し引いて預かり釣銭金額を算出す
る。そして、ポイントカードシステムにおいて商品購入
に伴い発生するポイントを、算出した預かり釣銭金額に
加算することによって累積ポイント数を算出する。つま
り、釣銭のうち硬貨で返す分を返さずにポイントとして
蓄積する。そして、新たな累積ポイント数でポイントデ
ータベースの当該顧客の累積ポイント数を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釣銭に硬貨が含ま
れないようにするための釣銭管理の一手法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、商品を購入したり、何らかのサ
ービスの提供を受けるには、その代金として現金で支払
うことが通常であるが、現在においては、プリペイドカ
ードやクレジットカード、デビットカードなど種々の支
払方法が採られている。
【0003】このような支払方法において共通すること
は、現金を扱わないですむということである。従って、
少額商品の代金として、また、支払った代金のお釣りと
して硬貨を持ち歩く必要がなくなる。
【0004】このように、硬貨の流通機会を減少できる
ということは、消費者からしてみれば、紙幣と比べて重
たくかさばる硬貨を持ち歩きたくないという人の要求に
合致する。一方、販売店側からしてみれば、釣り銭準備
金を少なく抑えることができ、また、お釣りの計算、硬
貨の管理等の負担を軽減することができる。
【0005】ところで、例えば、家電量販店では、購入
代金の何%分のポイントを消費者所有のいわゆるポイン
トカードと呼ばれるリライトカードに蓄積するというポ
イントカードシステムを導入している場合が少なくな
い。蓄積されたポイントは、ポイント有効期限内におい
て次回以降の商品購入の際の代金として充当することが
できるので、消費者に割安感を持たせることができる。
【0006】このポイントカードシステムは、購入代金
に応じたポイントを蓄積するものであり、今回の商品購
入のお釣りは、別途受け取ることになる。つまり、釣銭
として硬貨を受け取り持ち歩く可能性が高くなる。そこ
で、例えば特開平10−340387号公報には、釣銭
カードを用意して、お釣りをこの釣銭カードに蓄積する
という釣銭管理システムが開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
においては、商品購入代金全体では可能であるが、その
代金の一部に釣銭カードに蓄積された釣銭を充当するこ
とはできない。つまり、釣銭カードに蓄積された釣銭金
額以上の商品を購入しない限り、蓄積された釣銭を使用
することができない。また、次回購入の都度利用するこ
とができるとは限らない。従って、この従来例の利用方
法を誤ると、預けた釣銭を回収し損なう可能性がある。
このような心理が働くと消費者に受け入れられない可能
性がある。
【0008】また、ポイントカードシステムでは、購入
代金の一部に蓄積したポイントを使用することはできる
が、釣銭と連動したシステムは提供されていないので、
釣銭を購入により発生するポイントと同様に取り扱うこ
とのできるシステムが望まれる。
【0009】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、硬貨を釣銭に含ま
せないようにすることができる釣銭管理方法及び釣銭管
理システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、本発明に係る釣銭管理方法は、代金が、保
持管理されている代金支払者の預かり釣銭金額より大き
い場合に代金から預かり釣銭金額を差し引いて仮請求額
を算出する仮請求額算出ステップと、仮請求額を最小紙
幣額面単位に切り上げて、代金支払者に請求する請求額
を算出する請求額算出ステップと、請求額から仮請求額
を差し引いて預かり釣銭金額を算出する預かり釣銭金額
算出ステップと、前記預かり釣銭金額算出ステップが算
出した預かり釣銭金額を当該代金支払者の新たな預かり
釣銭金額として保持する預かり釣銭金額管理ステップと
を含み、代金支払者への釣銭に硬貨が含まれないように
請求額を決定するものである。
【0011】また、購入することにより次回以降の購入
代金として利用できるポイントを発生させるポイントカ
ードシステムにおいて実施される場合、預かり釣銭金額
をポイントと同様に取り扱うものである。
【0012】また、本発明に係る釣銭管理システムは、
顧客識別情報と当該顧客に蓄積された預かり釣銭金額を
格納した預かり釣銭金額記憶手段と、入力された顧客識
別情報をキーにして蓄積された預かり釣銭金額を前記預
かり釣銭金額記憶手段から取得する預かり釣銭金額取得
処理手段と、蓄積された預かり釣銭金額と入力された代
金に基づいて代金支払者への請求額を算出する請求額算
出処理手段と、蓄積された預かり釣銭金額、入力された
代金及び前記請求額算出処理手段が算出した請求額に基
づいて新たな預かり釣銭金額を算出する預かり釣銭金額
算出処理手段と、前記預かり釣銭金額算出処理手段が算
出した新たな預かり釣銭金額で前記預かり釣銭金額記憶
手段に格納されている当該顧客の預かり釣銭金額を更新
する預かり釣銭金額更新処理手段とを有し、前記請求額
算出処理手段は、代金支払者への釣銭に硬貨が含まれな
いように請求額を決定するものである。
【0013】また、本発明に係る釣銭管理システムは、
購入することにより次回以降の購入代金として利用でき
るポイントを発生させるポイントカードシステムにおい
て、購入した顧客の顧客識別情報と当該顧客の蓄積ポイ
ント数を格納したポイント記憶手段と、入力された顧客
識別情報をキーにして当該顧客の蓄積ポイント数を前記
ポイント記憶手段から取得するポイント取得処理手段
と、前記ポイント取得処理手段が取得した蓄積ポイント
数及び入力された購入代金に基づいて購入者への請求額
を算出する請求額算出処理手段と、前記ポイント取得処
理手段が取得した蓄積ポイント数、入力された購入代金
及び前記請求額算出処理手段が算出した請求額に基づい
て新たな累積ポイント数を算出するポイント算出処理手
段と、前記ポイント算出処理手段が算出した新たな累積
ポイント数で前記ポイント記憶手段に格納されている当
該顧客の累積ポイント数を更新するポイント更新処理手
段とを有し、前記請求額算出処理手段は、購入者への釣
銭に硬貨が含まれないように請求額を決定するものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
好適な実施の形態について説明する。
【0015】実施の形態1.図1は、本発明に係る釣銭
管理システムの一実施の形態を採用したポイントカード
システムの概略的な全体構成図である。図1には、情報
管理センタ1と種々の商品を販売している複数の店舗2
が示されている。情報管理センタ1には、ポイントデー
タベース(DB)3に格納されている各顧客の累積ポイ
ント数を集中管理するポイント管理サーバ4が設置され
ている。各店舗2には、一般にレジと呼ばれるPOS端
末5が複数台設置されている。POS端末5は、各種ア
プリケーションの実行機能を有しており、後述する本実
施の形態の特徴的な各処理機能を実行することができ
る。また、各POS端末5には、顧客が所有するポイン
トカードに記録されている顧客ID(顧客識別情報)を
読み取るカードリーダ6がそれぞれ接続されており、商
品を購入し代金を支払うべき顧客の顧客IDと購入代金
とを関連付けることができる。各店舗2に設置された店
舗サーバ7には、店舗内の各POS端末5が接続されて
いる。店舗サーバ7と各POS端末5は、LANで接続
され、ポイント管理サーバ4と各店舗サーバ7とは、専
用線や公衆回線等を介して接続されている。
【0016】このシステム構成において顧客が商品を購
入すると、カードリーダ6によってポイントカードから
読み取られた顧客IDは、情報管理センタ1へ送られ
る。ポイントデータベース3には、顧客IDと当該顧客
が蓄積した累積ポイント数とが対応付けして格納されて
いるので、ポイント管理サーバ4は、顧客IDをキーに
してポイントデータベース3を検索することによって当
該顧客の累積ポイント数を取得し、それを該当するPO
S端末5へ返信する。当該POS端末5では、後述する
方法で新たな累積ポイント数を算出すると、それを情報
管理センタ1へ送る。この新たな累積ポイント数でポイ
ントデータベース3に記録されている当該顧客の累積ポ
イント数は更新され、次回以降の購入時に使用される。
この処理の流れ自体は、従来からあるポイントカードシ
ステムと同じでよい。
【0017】図2は、本実施の形態における釣銭管理シ
ステムの機能ブロック図であり、情報管理センタ1側と
店舗2側に分けて図示している。図2において、顧客I
D読取処理部8は、図1に示したカードリーダ6を用い
てポイントカードから顧客IDを読み取る。ポイント取
得処理部9は、顧客ID読取処理部8から入力された顧
客IDをキーにして当該顧客の蓄積ポイント数をポイン
トデータベース3から取得する。店舗2側に設けられて
いるポイント問合せ部10は、顧客IDを情報管理セン
タ1側へ送信する。情報管理センタ1側に設けられてい
るポイント返答部11は、送られてきた顧客IDに対応
した蓄積ポイント数をポイントデータベース3から取得
して返答する。請求額算出処理部12は、ポイント取得
処理部9が取得した蓄積ポイント数及びPOS端末5に
入力された商品の購入代金に基づいて購入者への請求額
を算出する。ポイント算出処理部13は、商品を購入し
たことによって購入代金に応じたポイントが新たに発生
するので、このポイント数、蓄積ポイント数及び請求額
に基づいて新たな累積ポイント数を算出する。ポイント
更新処理部14は、ポイント算出処理部13が算出した
新たなポイント数でポイントデータベース3に格納され
ている当該顧客の累積ポイント数を更新する。店舗2側
に設けられている新ポイント数通知部15は、新たなポ
イント数を情報管理センタ1側へ送信する。情報管理セ
ンタ1側に設けられているポイント数更新部16は、送
られてきた新ポイント数でポイントデータベース3を書
き替える。請求処理部17は、商品購入に伴う請求額及
び新たな累積ポイント数を提示する。店舗2側に配設さ
れた各構成要素は、POS端末5において機能する。た
だ、データ通信機能などに関しては、必要に応じて店舗
サーバ7と連動して機能する。情報管理センタ1側に配
設された構成要素は、ポイント管理サーバ4にて動作す
る。
【0018】ところで、現在、市場で流通している紙幣
としては、千円札、二千円札、五千円札及び一万円札が
あるが、このうち最も小さい額面は千円である。つま
り、現在において最小紙幣額面というのは、千円という
ことになる。本実施の形態において特徴的なことは、釣
銭に硬貨が含まれないように最小紙幣額面単位、すなわ
ち、千円、二千円、……という千円の整数倍となるよう
に請求額を決定することである。つまり、釣銭は無い若
しくは紙幣のみで返すようにしたことである。そして、
千円未満の釣銭がでてしまうときには、その釣銭をポイ
ントカードシステムにおいて商品購入に伴い発生するポ
イントと同様に蓄積するようにしたことである。つま
り、本来、硬貨で返すべき釣銭分を返さないでポイント
として蓄積するようにしたことである。これにより、紙
幣に比べて重たくかさばる硬貨を含ませずに釣銭を顧客
に返すことができる。
【0019】図3は、本実施の形態において店舗2側に
おける処理の流れを示したフローチャートであるが、次
に、図1乃至図3を用いて本実施の形態における処理の
流れを説明する。
【0020】顧客は、店舗2において商品を購入すると
き精算所に行って精算を行う。店員は、この際に購入者
からポイントカードを受け取り、カードリーダ6にその
ポイントカードに記録されている顧客IDを読み取らせ
る。顧客ID読取処理部8は、顧客IDを読み取ると
(ステップ101)、ポイント問合せ部10は、その顧
客IDをポイント管理サーバ4へ送信することで累積ポ
イント数を問い合わせる(ステップ102)。
【0021】ポイント管理サーバ4においてポイント返
答部11は、送られてきた顧客IDをキーにしてポイン
トデータベース3を検索することによって当該顧客の累
積ポイント数を取得し、問合せ部10へ返答する。
【0022】店舗2側においてポイント管理サーバ4か
ら送られてきた当該顧客の累積ポイント数を受け取ると
(ステップ103)、購入代金と累積ポイント数とを比
較する(ステップ104)。ここで、購入代金が累積ポ
イント数より小さい若しくは同じ場合は代金を払わなく
ても累積ポイント数だけで商品を購入することができる
ので、本実施の形態では、購入代金をポイントだけで支
払うことにする。従って、請求額算出処理部12は、請
求額を0円とする。また、ポイント算出処理部13は、
現在の累積ポイント数から購入代金を差し引くことで新
たな累積ポイント数を算出する(ステップ105)。
【0023】一方、購入代金が累積ポイント数より大き
い場合は、本実施の形態の特徴でもある以下のようにし
て請求額及び累積ポイント数を算出する(ステップ10
6)。
【0024】まず、請求額算出処理部12は、購入代金
から累積ポイント数を差し引くことで仮請求額を算出す
る。続いて、請求額算出処理部12は、算出した仮請求
額を千円単位に切り上げる。この金額を請求額とする。
例えば、仮請求額が230円、1230円、1980円
の請求額は、それぞれ千円、二千円、二千円となる。請
求額は、常に千円の整数倍になる。
【0025】続いて、ポイント算出処理部13は、請求
額から仮請求額を差し引いて預かり釣銭金額を算出し、
この預かり釣銭金額に商品購入に伴い発生するポイント
を加算して累積ポイント数を算出する。商品購入に伴い
発生するポイントというのは、ポイントカードシステム
において発生させるポイントであり、本実施の形態でも
既存システムにならって仮請求額に、還元率とも呼ばれ
る設定ポイント率を乗算してポイントを求める。
【0026】新ポイント数通知部15は、以上のように
して算出された新ポイント数を情報管理センタ1へ送信
すると(ステップ107)、ポイント数更新部16は、
その新ポイント数でポイントデータベース3に格納され
ている当該顧客の累積ポイントを書き替える。請求処理
部17は、請求額算出処理部12が算出した請求額及び
ポイント算出処理部13が算出した新たな累積ポイント
数をPOS端末5に表示し、また、レシートへの印刷等
により提示する(ステップ108)。このようにして、
商品の購入者へ代金の支払いを請求することになる。
【0027】本実施の形態によれば、以上のようにして
釣銭に硬貨を含めないように顧客への請求額を決定する
ことができる。これにより、硬貨は紙幣より重たくかさ
ばるため持ち歩きたくないという人の意志に即したシス
テムを提供することができる。
【0028】以上の処理から理解できるように、本実施
の形態では、硬貨で返金する分の釣銭を、そのまま購入
者へ返すのではなく、ポイントカードシステムにおいて
発生させるポイントと同様にポイントとして蓄積するよ
うにしたので、顧客は硬貨を持ち歩く必要がなくなる。
従って、顧客は、当該店舗を再利用しない限り釣銭分の
金額をその店舗に預けていることになる。しかしなが
ら、本実施の形態では、蓄積されたポイントを次回の購
入時に最大限使えるようにしているので預けた釣銭の回
収をし損なう可能性が低い。また、発生する預り釣銭金
額の上限は、999円なので高額でないと考えられる。
このため、消費者心理からしてみると釣銭分が未回収状
態であるという精神的な負担は抑えられていると考えら
れる。このように、顧客からしてみれば、紙幣より重た
くかさばる硬貨を釣銭として受け取らなくてすむ。商品
の販売業者側からしてみれば、釣銭用に用意する硬貨を
なくすことができる。また、蓄積された釣銭の使用のた
めに顧客の再来店を期待することができる。
【0029】なお、本実施の形態では、消費者の心理状
態を考慮して蓄積したポイントを自動的に次回の購入時
に最大限使用できるようにしたが、通常のポイントと同
様にポイントを使用せずに蓄積するように購入者に選択
させるようにしてもよい。
【0030】また、本実施の形態では、請求額算出処理
部12、ポイント算出処理部13及び新ポイント数通知
部15をPOS端末5に配設し、ポイント返答部11か
ら蓄積ポイント数を送ってもらってPOS端末5にて請
求額及び累積ポイント数を算出するようにした。しかし
ながら、これらの構成要素は、システムやネットワーク
の負荷等を考慮して店舗サーバ7やポイント管理サーバ
4へ配設することもできる。この場合、POS端末5で
は、顧客ID読取処理部8、ポイント問合せ部10及び
送られてきた請求額を受け取り提示する請求処理部17
に対応する構成要素のみを有すればよい。
【0031】また、本実施の形態では、現状に即してポ
イント記憶手段を情報管理センタ1に配設したが、各ポ
イントカード内にポイント記憶手段を設けることによっ
て各自の累積ポイント数を記憶させるようにしてもよ
い。この場合、情報管理センタ1は不要となる。
【0032】実施の形態2.上記実施の形態1では、本
発明をポイントカードシステムに融合させた場合を例に
して説明した。言うならば、釣銭をポイントとして扱う
ことで、預かり釣銭金額を扱うための釣銭カードとポイ
ントカードとを共通化した場合である。本実施の形態で
は、ポイントカードシステムを導入していない販売業者
に適用した場合の例ということができる。
【0033】図4は、本実施の形態における釣銭管理シ
ステムの機能ブロック図である。ポイントカードシステ
ムが発生させるポイントとの関係を取り除いたため各構
成要素の名称が異なる程度で預かり釣銭金額を扱う処理
機能自体は、実施の形態1と同じである。従って、本実
施の形態においては、顧客IDを記録した独自のカード
を発行し、このカードから読み取った顧客IDに基づき
預かり釣銭金額データベース28を検索して当該顧客の
累積預かり釣銭金額を取得し、実施の形態1と同様に仮
請求額、請求額を算出する。そして、本実施の形態で
は、請求額から仮請求額を差し引くことで求まる預かり
釣銭金額がそのまま累積預かり釣銭金額となる。本実施
の形態の処理は、基本的には実施の形態1と同じなので
詳細な説明は省略する。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、商品の購入などに要し
た代金に対して、釣銭に硬貨を含めないように顧客への
請求額を決定することができる。硬貨は紙幣より重たく
かさばるため持ち歩きたくないという人の意志に即した
システムを提供することができる。一方、支払代金を受
ける販売業者等からしてみれば、釣銭用に用意する硬貨
をなくすことができる。また、蓄積された釣銭の使用の
ために顧客の再来店を期待することができる。
【0035】また、蓄積された釣銭は、次回の代金支払
時に最大限使用することができるので、預けた釣銭が使
用できなくなるという精神的な負担を軽減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る釣銭管理システムの一実施の形
態を採用したポイントカードシステムの概略的な全体構
成図である。
【図2】 実施の形態1における釣銭管理システムの機
能ブロック図である。
【図3】 実施の形態1において店舗側における処理の
流れを示したフローチャートである。
【図4】 実施の形態2における釣銭管理システムの機
能ブロック図である。
【符号の説明】 1 情報管理センタ、2 店舗、3 ポイントデータベ
ース(DB)、4 ポイント管理サーバ、5 POS端
末、6 カードリーダ、7 店舗サーバ、8,18 顧
客ID読取処理部、9 ポイント取得処理部、10 ポ
イント問合せ部、11 ポイント返答部、12,22
請求額算出処理部、13 ポイント算出処理部、14
ポイント更新処理部、15 新ポイント数通知部、16
ポイント数更新部、17,27 請求処理部、19
預かり釣銭金額取得処理部、20預かり釣銭金額問合せ
部、21 預かり釣銭金額返答部、23 金額算出処理
部、24 預かり釣銭金額更新処理部、25 金額通知
部、26 金額更新部、28 預かり釣銭金額データベ
ース。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 406 G06F 17/60 406 410 410A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 代金が、保持管理されている代金支払者
    の預かり釣銭金額より大きい場合に代金から預かり釣銭
    金額を差し引いて仮請求額を算出する仮請求額算出ステ
    ップと、 仮請求額を最小紙幣額面単位に切り上げて、代金支払者
    に請求する請求額を算出する請求額算出ステップと、 請求額から仮請求額を差し引いて預かり釣銭金額を算出
    する預かり釣銭金額算出ステップと、 前記預かり釣銭金額算出ステップが算出した預かり釣銭
    金額を当該代金支払者の新たな預かり釣銭金額として保
    持する預かり釣銭金額管理ステップと、 を含み、代金支払者への釣銭に硬貨が含まれないように
    請求額を決定することを特徴とする釣銭管理方法。
  2. 【請求項2】 購入することにより次回以降の購入代金
    として利用できるポイントを発生させるポイントカード
    システムにおいて実施される場合、預かり釣銭金額をポ
    イントと同様に取り扱うことを特徴とする請求項1記載
    の釣銭管理方法。
  3. 【請求項3】 顧客識別情報と当該顧客に蓄積された預
    かり釣銭金額を格納した預かり釣銭金額記憶手段と、 入力された顧客識別情報をキーにして蓄積された預かり
    釣銭金額を前記預かり釣銭金額記憶手段から取得する預
    かり釣銭金額取得処理手段と、 蓄積された預かり釣銭金額と入力された代金に基づいて
    代金支払者への請求額を算出する請求額算出処理手段
    と、 蓄積された預かり釣銭金額、入力された代金及び前記請
    求額算出処理手段が算出した請求額に基づいて新たな預
    かり釣銭金額を算出する預かり釣銭金額算出処理手段
    と、 前記預かり釣銭金額算出処理手段が算出した新たな預か
    り釣銭金額で前記預かり釣銭金額記憶手段に格納されて
    いる当該顧客の預かり釣銭金額を更新する預かり釣銭金
    額更新処理手段と、 を有し、 前記請求額算出処理手段は、代金支払者への釣銭に硬貨
    が含まれないように請求額を決定することを特徴とする
    釣銭管理システム。
  4. 【請求項4】 購入することにより次回以降の購入代金
    として利用できるポイントを発生させるポイントカード
    システムにおいて、 購入した顧客の顧客識別情報と当該顧客の蓄積ポイント
    数を格納したポイント記憶手段と、 入力された顧客識別情報をキーにして当該顧客の蓄積ポ
    イント数を前記ポイント記憶手段から取得するポイント
    取得処理手段と、 前記ポイント取得処理手段が取得した蓄積ポイント数及
    び入力された購入代金に基づいて購入者への請求額を算
    出する請求額算出処理手段と、 前記ポイント取得処理手段が取得した蓄積ポイント数、
    入力された購入代金及び前記請求額算出処理手段が算出
    した請求額に基づいて新たな累積ポイント数を算出する
    ポイント算出処理手段と、 前記ポイント算出処理手段が算出した新たな累積ポイン
    ト数で前記ポイント記憶手段に格納されている当該顧客
    の累積ポイント数を更新するポイント更新処理手段と、 を有し、 前記請求額算出処理手段は、購入者への釣銭に硬貨が含
    まれないように請求額を決定することを特徴とする釣銭
    管理システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007140991A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Seiko Epson Corp 対価徴収システム
JP2007140990A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Seiko Epson Corp 対価徴収システム
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JP2016221104A (ja) * 2015-06-02 2016-12-28 野中 誠之 サーバ、及び商品価格調整方法

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