JP2002236883A - 電子情報記録媒体利用システム - Google Patents

電子情報記録媒体利用システム

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JP2002236883A
JP2002236883A JP2001034671A JP2001034671A JP2002236883A JP 2002236883 A JP2002236883 A JP 2002236883A JP 2001034671 A JP2001034671 A JP 2001034671A JP 2001034671 A JP2001034671 A JP 2001034671A JP 2002236883 A JP2002236883 A JP 2002236883A
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JP2001034671A
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Tomoya Akiyama
知哉 秋山
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物理的手段によらずソフトウェア手段により
不正利用を防止できる電子情報記録媒体利用システムを
提供する。 【解決手段】 本発明の電子情報記録媒体利用システム
は、サービス提供者が提供した電子情報記録媒体を利用
可能とする電子情報記録媒体利用システムにおいて、
電子情報記録媒体の接触端子または非接触通信機能を介
して初期登録が可能な電子情報記録媒体をサービス提供
者が利用者に提供することと、電子情報記録媒体送付
とは別の手段で、初期登録の際の入力情報をサービス提
供者がサービス利用者に送付することと、サービス利
用者がデータ入力手段を有するリーダライタを用いて、
当該初期登録の際の入力情報を入力し、前記入力情報に
基づき初期登録判定データ書き換え処理を行うことと、
電子情報記録媒体内において、前記初期登録判定デー
タを判定する判定手段を有し、前記判定手段がサービス
利用可能であると判定した場合にのみ、非接触通信機能
を有するサービスを利用することが可能となること、を
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子情報記録媒
体の利用処理システムに関する。詳しくは、情報記録が
できるICチップと非接触通信機能または非接触通信機
能と接触の双方の機能を有する電子情報記録媒体におけ
るセキュリティー性と利便性を向上させることを目的と
するシステム技術に関する。
【0002】
【従来技術】半導体集積回路(ICチップ)を内蔵して
情報を電子的に記録し、かつ外部リーダライタと交信す
る各種電子情報記録媒体が広範に使用されるようになっ
てきている。この電子情報記録媒体は、データの通信を
端子板における接触接点を介して行う接触型と、アンテ
ナを介し電磁誘導方式等の非接触通信手段によって通信
を行う非接触型媒体とに分類される。接触型電子情報記
録媒体は、通信の確実性から主に決済用途に使われ、非
接触型電子情報記録媒体は、操作の容易性、迅速性等か
ら交通システム等のゲート・アクセス管理等に用いられ
ている。また、近年、接触型の機能と非接触型の機能を
併せ持つ接触/非接触共用型電子情報記録媒体が開発さ
れており、接触機能を用いたシステムと非接触機能を用
いたシステムとが融合されたシステム等で用いられてい
る。
【0003】また、電子情報記録媒体には、カード型の
パスポートサイズ形状のものではなく、板状のホルダー
に保持されていて、当該ホルダーからIC搭載モジュー
ル部分を取り外して使用可能ないわゆる「ホルダー付き
電子情報記録媒体」形態のものも開発されており、小型
の機器等に組み込んで使用する場合でも、前記IC搭載
モジュールの挿入が可能となる。非接触型電子情報記録
媒体は、少なくとも1つのアンテナコイルとICチップ
とが接続されており、コイルを通じて、リーダライタよ
り送出される交流電磁波の受信を行い、電力供給及び信
号送受信を行うという手法により媒体/リーダライタ間
の通信が可能となる。
【0004】非接触型電子情報記録媒体は、リーダライ
タに近づけるだけで電子情報の送受信が可能であるた
め、新規カード等のラッピングや保護材料を破壊するこ
となく利用が可能であり、ラッピングに封入された状態
であっても未使用状態であることの保証はできない。す
なわち、非接触型電子情報記録媒体では使用、未使用状
態の判定が困難な問題がある。この問題を解決するため
に、特開平11-78323号ではカードを不作動とする短絡回
路をカードの切除片を通過するように設け、当該切除片
を折り曲げて除去することによりカードを動作可能とす
ることが提案されている。また、特開平2000−3428号で
は、カードの表面にカードを不作動とする素子を設け、
カードを使用する際には、前記素子を取り除くことによ
り動作可能になるという方式が提案されている。これら
の物理的手段は、非接触型の電子情報記録媒体に対して
一つの解決策を提供するものであるが、電子情報記録媒
体に新たな機能を設ける必要がある点で製造工程を複雑
にする問題がある。また、第三者が不正に電子情報記録
媒体を入手し、電子情報記録媒体が使用されてしまうと
いう危険性がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、少
なくとも非接触通信機能を備える電子情報記録媒体にお
いて、物理的手段によらず、ソフトウェア的処理で電子
情報記録媒体の不正使用を防止することを研究し、本発
明の完成に至ったものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の要旨は、サービス提供者が提供した電子情報記録媒
体を利用可能とする電子情報記録媒体利用システムにお
いて、 電子情報記録媒体の接触端子または非接触通信機能を
介して初期登録が可能な電子情報記録媒体をサービス提
供者が利用者に提供することと、電子情報記録媒体送
付とは別の手段で、初期登録の際の入力情報をサービス
提供者がサービス利用者に送付することと、サービス
利用者がデータ入力手段を有するリーダライタを用い
て、当該初期登録の際の入力情報を入力し、前記入力情
報に基づき初期登録判定データ書き換え処理を行うこと
と、電子情報記録媒体内において、前記初期登録判定
データを判定する判定手段を有し、前記判定手段がサー
ビス利用可能であると判定した場合にのみ、非接触通信
機能を有するサービスを利用することが可能となるこ
と、を特徴とする電子情報記録媒体利用システム、にあ
る。かかる電子情報記録媒体情報記録媒体利用システム
であるため、提供される電子情報記録媒体の不正使用を
防止することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電子情報記録媒体
利用システムについて説明する。図1は、本発明の電子
情報記録媒体利用システムを説明する概念図、図2は、
本発明に使用する電子情報記録媒体の概略構成を示す図
である。図2のように、電子情報記録媒体1は、少なく
とも非接触通信機能を有するICチップ11とそれに接
続されたアンテナ12を有するものとし、前記ICチッ
プ11は、インターフェイス110、CPU(演算処理
ユニット)111、不揮発性メモリ(ROM)112、
同(EEPROM)113、揮発性メモリ(RAM)1
14等のメモリを有している。これらのメモリには、少
なくとも初期登録データが格納されるメモリM1および
初期登録判定データが格納されるメモリM2およびサー
ビス利用データが格納されるメモリM3とを有する。例
えば、前記ROM112は、初期登録データD1を格納
するメモリM1を有し、前記EEPROM113は、初
期登録判定データD2を格納するメモリM2と、サービ
ス利用データD3を格納するメモリM3とを有する。
【0008】図1のように、初期登録データD1は、サ
ービス提供者2が、電子情報記録媒体1をサービス利用
者3に渡す前の段階で既に前記電子情報記録媒体に書き
込まれているデータであり、書き換えが不可能であるこ
とが望ましい。例えば、ICチップ製造段階において、
ICチップに具備されるROMに書き込むことにより書
き換えが不可能な状態となっている。初期登録判定デー
タD2は、初期登録の際の入力情報に基づくデータであ
り、前記入力情報がそのまま初期登録判定データとなる
場合と、前記入力情報を入力手段を有するリーダライタ
4および/もしくは電子情報記録媒体1内部において、
入力データに応じて予め定められた処理を行い、その処
理結果を初期登録判定データとする場合と、がある。
【0009】なお、前記入力情報とは別の手段で、サー
ビス提供者から電子情報記録媒体1が送付されるものと
する。前記入力情報と前記電子情報記録媒体とが別々に
送付されることにより、送付段階における電子情報記録
媒体の不正利用を防止することが可能となる。別の手段
とは、例えば電子情報記録媒体を郵送手段で送付した場
合には、入力情報をインターネットの通信網を介して送
付すること、または同じ郵送による場合であっても異な
る日に発送する、等の手段をいう。これにより、電子情
報記録媒体および入力情報をともに不正入手することが
さらに困難となり、セキュリティー性が向上する。
【0010】さらに好適には、入力手段を有するリーダ
ライタ4が赤外線、電波等の遠隔通信手段を有している
とともに、前記入力情報が前記遠隔通信手段を介して入
手可能であることが望ましい。入力手段を有するリーダ
ライタを用いて前記入力情報を入手することにより、入
力情報をリーダライタに入力する作業を省略することが
可能となり、利便性が向上する。
【0011】サービス利用データとは、利用者がサービ
ス提供者よりサービスを受ける際に読み書きがなされる
サービス情報、利用履歴のデータのことである。サービ
ス利用処理とは、サービス利用可否判定処理とサービス
データアクセス処理とで構成されており、サービス利用
可否判定処理の結果に応じてサービスデータアクセス処
理可否を決定する。即ち、サービス利用可否判定処理に
おいて利用可能であると判定された場合は、サービスデ
ータアクセス処理が可能となり、サービス利用可否判定
処理において利用不可であると判定された場合は、サー
ビスデータアクセス処理が不可となる。
【0012】サービス利用可否判定処理は、初期登録判
定データと初期登録データとの比較により行われる。初
期登録判定データと初期登録データとが一致している場
合には、サービスデータアクセス処理が行われ、初期登
録判定データと初期登録データが不一致の場合には、サ
ービスデータアクセス処理は行われない。即ち、使用者
が正しい初期登録の際の入力情報を入力手段を有するリ
ーダライタを介して入力を行わなければ、サービスデー
タアクセス処理は行われない。
【0013】サービスデータアクセス処理は、リーダラ
イタからの処理要求に対応した処理であり、サービス利
用データの読み出しや書き込み処理を行う処理である。
本発明における電子情報記録媒体を用いたサービス利用
システムを用いることにより、サービス提供者から電子
情報記録媒体が送付された段階では、電子情報記録媒体
は、サービスの利用は不可となっているとともに、第三
者が容易にサービス利用を可能とすることができないシ
ステムを構築することが可能となる。
【0014】また、接触通信機能と非接触通信機能を併
せ持つ電子情報記録媒体を用いることにより、各々の処
理に応じて接触通信機能と非接触通信機能とを使い分け
ることが可能となる。例えば、初期登録判定データの入
力の際には、接触通信機能を用い、サービス利用処理に
は、非接触通信機能を使用することにより、初期登録判
定データの入力とサービス利用処理とは別々の通信機能
を用いる必要を生じ、さらに容易に初期登録判定データ
の入力およびサービス利用処理を行うことが困難とな
り、利便性は損なわれずにセキュリティー性を向上させ
ることができる。
【0015】また、前記電子情報記録媒体をICチップ
を含む特定の領域がモジュール化されて前記電子情報記
録媒体から取り外し可能な状態になっているとともに、
前記電子情報記録媒体における特定領域を取り外し、前
記特定領域(モジュール)の形状に合致した挿入スペー
スを有するリーダライタに装着した場合のみ、少なくと
も初期登録判定データが入力可能となることが望まし
い。初期登録判定データを入力するためには、電子情報
記録媒体から特定領域を取り外す必要があるため、電子
情報記録媒体の使用有無を容易に判別することが可能と
なる。
【0016】以下、本システム利用のフローチャートに
ついて説明する。図3は、初期登録処理のフローチャー
ト、図4は、サービス利用処理のフローチャートであ
る。図3のように、初期登録利用処理は、初期登録の際
の入力情報を入力することにより始める(S11)。入
力は、リーダライタ4のボタン操作により行う。入力手
段を有するリーダライタ及び/もしくは電子情報記録媒
体内部にて、入力情報に応じて予め定められた処理を行
い初期登録判定データを作成し(S12)、前記初期登
録判定データ作成処理が正常処理されたか否かを判定し
(S13)、正常処理がされた場合には、初期登録判定
データが格納されるメモリM2に初期登録判定データの
書込み処理を実施し(S14)、ICチップ内部で正常
処理されたか否かを判定し(S15)、正常処理がされ
た場合には、正常レスポンスをリーダライタに送信する
(S16)。ステップ13(S13)で正常処理が行わ
れない場合には、エラーレスポンスを送信する(S1
7)。また、ステップ15(S15)で正常処理が行わ
れない場合には、エラーレスポンスをリーダライタへ送
信する(S18)。
【0017】図4のように、サービス利用処理は、初期
登録データが格納されるメモリM1と初期登録判定デー
タが格納されるメモリM2とを照合し(S21)、メモ
リM1とメモリM2とが同一である場合には、コマンド
処理を実行し(S22)、ICチップ内部で正常処理さ
れたか否かを判定し(S23)、正常処理がされた場合
には、正常レスポンスをリーダライタに送信する(S2
4)。初期登録データが格納されるメモリM1と初期登
録判定データが格納されるメモリM2とが不一致である
場合には、コマンド処理を実行せず、リーダライタに対
して無応答となる(S25)。また、ステップ23(S
23)で正常処理が行われない場合には、エラーレスポ
ンスをリーダライタへ送信する(S26)。
【0018】
【実施例】(実施例1) <非接触ICカードの実施例>実施例1に用いられる電
子情報記録媒体は、短辺54mm、長辺85.6mm、
厚み0.76mmのICカードであり、非接触通信機能
を有するICチップとそれに接続されたアンテナを有
し、前記ICチップはCPU(演算処理ユニット)、不
揮発性メモリ(ROM)、同(EEPROM)、揮発性
メモリ(RAM)等のメモリを有しており、前記ROM
は、初期登録データを格納するメモリM1を有し、前記
EEPROMは、初期登録判定データを格納するメモリ
M2と、サービス利用データを格納するメモリM3とを
有する。本実施例の場合、初期登録データは、ICチッ
プ製造段階において、ICチップに具備されるROMに
固定データの書き込み処理を行った。
【0019】サービス提供者は、サービス利用者に前記
ICカードを郵送で送付し、初期登録の際の入力情報が
記載された書類を前記ICカードの送付とは別にして郵
送で送付を行う。サービス利用者は、前記ICカードと
入力情報が記載された書類を入手し、前記ICカードを
リーダライタに近づけるとともに、入力情報をリーダラ
イタに具備されたボタンで入力する。正しい入力情報を
入力した場合には、リーダライタに具備されるディスプ
レイに「処理完了」と表示され、サービス提供者が提供
するポイントデータ・サービス等のサービスを利用する
ことができる。また、間違った入力情報を入力した場合
には、リーダライタに具備されるディスプレイに、「も
う一度入力を行って下さい。」と表示される。なお、5
回連続して間違った入力情報を入力した場合、前記IC
カードは、初期登録処理も不能となり、リーダライタに
具備される通信回線を通じてサービス提供者に自動的に
カード初期登録処理失敗となった旨が報告される。
【0020】(実施例2) <接触/非接触共用ICカードの実施例>実施例2に用
いられる電子情報記録媒体は、短辺54mm、長辺8
5.6mm、厚み0.76mmのICカードであり、接
触通信機能および非接触通信機能を共に有するICチッ
プとそれに接続された接触端子およびアンテナを有し、
ICチップとそれに接続された接触端子およびアンテナ
を含む短辺15mm、長辺25mmのICモジュール周
辺に切り欠き溝が形成されており、容易に前記ICモジ
ュールが取り外し可能な構造をとっている。
【0021】前記ICチップはCPU(演算処理ユニッ
ト)、不揮発性メモリ(ROM)、同(EEPRO
M)、揮発性メモリ(RAM)等のメモリを有してお
り、前記EEPROMは、初期登録データを格納するメ
モリM1と、初期登録判定データを格納するメモリM2
と、サービス利用データを格納するメモリM3とを有す
る。また、本ICカードは、接触通信機能と非接触通信
機能のどちらが行われているかを判別する判別手段を有
するとともに、接触通信でのみ読み書きが可能なメモリ
領域と、非接触通信でのみ読み書き可能なメモリ領域
と、接触通信、非接触通信のどちらでも読み書きが可能
なメモリ領域を有しており、前記判別手段における判別
結果にもとづき、各メモリの読み書きが可能か否かが定
まる。
【0022】本実施例の場合、初期登録データを格納す
るメモリM1および初期登録判定データを格納するメモ
リM2は、接触通信でのみ読み書きが可能なメモリ領域
であり、サービス利用データを格納するメモリM3は、
接触通信、非接触通信のどちらでも読み書きが可能なメ
モリ領域とした。サービス利用者は、インターネットを
用いて、サービス申込み手続きを行い、サービス提供者
は、サービス利用者に前記ICカードを郵送で送付し、
初期登録の際の入力情報を電子メールで送付を行う。
【0023】サービス利用者は、郵送された前記ICカ
ードを入手する。また、サービス利用者は、電子メール
受信機能、および接触端子を介したICカードの読み書
き処理機能、および前記ICモジュール部と同一形状の
挿入スペースおよびボタンを有するリーダライタを用い
て初期登録の際の入力情報を入手する。サービス利用者
は、前記ICカードのICモジュール部を取り出し、前
記ICモジュール部を前記リーダライタに挿入し、リー
ダライタに具備されたボタンを押すことにより、初期登
録処理を行い、サービス提供者が提供するポイントデー
タ・サービス等の接触通信機能もしくは非接触通信機能
を用いたサービスを利用することが出来るようになっ
た。
【0024】
【発明の効果】上述のように、本発明の電子情報記録媒
体利用システムによれば、少なくとも非接触通信機能を
備える電子情報記録媒体において、物理的手段によら
ず、ソフトウェア的処理で電子情報記録媒体の不正使用
を防止することができるので、セキュリティー性と利便
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電子情報記録媒体利用システムを説
明する概念図である。
【図2】 本発明に使用する電子情報記録媒体の概略構
成を示す図である。
【図3】 初期登録処理のフローチャートを示す図であ
る。
【図4】 サービス利用処理のフローチャートを示す図
である。
【符号の説明】
1 電子情報記録媒体 2 サービス提供者 3 サービス利用者 4 リーダライタ 5 接触端子板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月12日(2001.3.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子情報記録媒
体の利用システムに関する。詳しくは、情報記録ができ
るICチップと非接触通信機能または非接触通信機能と
接触の双方の機能を有する電子情報記録媒体におけるセ
キュリティー性と利便性を向上させることを目的とする
システム技術に関する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の要旨は、サービス提供者が提供した電子情報記録媒
体を利用可能とする電子情報記録媒体利用システムにお
いて、 電子情報記録媒体の接触端子または非接触通信機能を
介して初期登録が可能な電子情報記録媒体をサービス提
供者が利用者に提供することと、電子情報記録媒体送
付とは別の手段で、初期登録の際の入力情報をサービス
提供者がサービス利用者に送付することと、サービス
利用者がデータ入力手段を有するリーダライタを用い
て、当該初期登録の際の入力情報を入力し、前記入力情
報に基づき初期登録判定データ書き換え処理を行うこと
と、電子情報記録媒体内において、前記初期登録判定
データを判定する判定手段を有し、前記判定手段がサー
ビス利用可能であると判定した場合にのみ、非接触通信
機能を有するサービスを利用することが可能となるこ
と、を特徴とする電子情報記録媒体利用システム、にあ
る。かかる電子情報記録媒体利用システムであるため、
提供される電子情報記録媒体の不正使用を防止すること
ができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】以下、本システム利用のフローチャートに
ついて説明する。図3は、初期登録処理のフローチャー
ト、図4は、サービス利用処理のフローチャートであ
る。図3のように、初期登録処理は、初期登録の際の入
力情報を入力することにより始める(S11)。入力
は、リーダライタ4のボタン操作により行う。入力手段
を有するリーダライタおよび/もしくは電子情報記録媒
体内部にて、入力情報に応じて予め定められた処理を行
い初期登録判定データを作成し(S12)、前記初期登
録判定データ作成処理が正常処理されたか否かを判定し
(S13)、正常処理がされた場合には、初期登録判定
データが格納されるメモリM2に初期登録判定データの
書き込み処理を実施し(S14)、ICチップ内部で正
常処理されたか否かを判定し(S15)、正常処理がさ
れた場合には、正常レスポンスをリーダライタに送信す
る(S16)。ステップ13(S13)で正常処理が行
われない場合には、エラーレスポンスを送信する(S1
7)。また、ステップ15(S15)で正常処理が行わ
れない場合には、エラーレスポンスをリーダライタへ送
信する(S18)。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月12日(2001.3.1
2)
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07B 15/00 510 G06K 19/00 P H

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サービス提供者が提供した電子情報記録
    媒体を利用可能とする電子情報記録媒体利用システムに
    おいて、 電子情報記録媒体の接触端子または非接触通信機能を
    介して初期登録が可能な電子情報記録媒体をサービス提
    供者が利用者に提供することと、 電子情報記録媒体送付とは別の手段で、初期登録の際
    の入力情報をサービス提供者がサービス利用者に送付す
    ることと、 サービス利用者がデータ入力手段を有するリーダライ
    タを用いて、当該初期登録の際の入力情報を入力し、前
    記入力情報に基づき初期登録判定データ書き換え処理を
    行うことと、 電子情報記録媒体内において、前記初期登録判定デー
    タを判定する判定手段を有し、前記判定手段がサービス
    利用可能であると判定した場合にのみ、非接触通信機能
    を有するサービスを利用することが可能となること、 を特徴とする電子情報記録媒体利用システム。
  2. 【請求項2】 データ入力手段が、プッシュ式もしくは
    タッチ式のボタンを備えるリーダライタである、ことを
    特徴とする請求項1記載の電子情報記録媒体利用システ
    ム。
  3. 【請求項3】 データ判定手段が、サービス利用者が入
    力した初期登録の際の入力情報と電子情報記録媒体内に
    予め格納された特定メモリ領域のデータとの照合手段で
    ある、ことを特徴とする請求項1記載の電子情報記録媒
    体利用システム。
  4. 【請求項4】 データ判定手段が、サービス利用者が入
    力した初期登録の際の入力情報を用いて電子情報記録媒
    体内及び/もしくはリーダライタ内で演算処理されたデ
    ータと電子情報記録媒体内に予め格納された特定メモリ
    領域のデータとの照合手段である、ことを特徴とする請
    求項1記載の電子情報記録媒体利用システム。
  5. 【請求項5】 電子情報記録媒体が接触通信機能と非接
    触通信機能とを併せ持つとともに、前記入力情報に基づ
    く初期登録判定データ書き換え処理が、接触通信機能を
    有するリーダライタを用いて行われる、ことを特徴とす
    る請求項1記載の電子情報記録媒体利用システム。
  6. 【請求項6】 リーダライタが電子情報記録媒体と交信
    するための接触通信機能と非接触通信機能とを併せ持つ
    ことを特徴とする請求項5記載の電子情報記録媒体利用
    システム。
  7. 【請求項7】 リーダライタが電子情報記録媒体との通
    信以外の有線、赤外線、電波等の遠隔通信手段を併せ持
    つことを特徴とする請求項1記載の電子情報記録媒体利
    用システム。
  8. 【請求項8】 リーダライタが電子情報記録媒体との通
    信以外の有線、赤外線、電波等の遠隔通信手段を併せ持
    つとともに、前記遠隔通信手段を介して、前記入力情報
    をサービス提供者がサービス利用者に送付することを特
    徴とする請求項7記載の電子情報記録媒体情報媒体シス
    テム。
  9. 【請求項9】 リーダライタが処理結果を画面表示する
    ディスプレイを有することを特徴とする請求項1記載の
    電子情報記録媒体利用システム。
  10. 【請求項10】 電子情報記録媒体のICチップを含む
    特定の領域がモジュール化されて電子情報記録媒体基板
    から取り外し可能な構造となっており、当該特定領域を
    取り外し、ICモジュールの形状に合致した挿入スペー
    スを有するリーダライタに挿入して処理を行うことを特
    徴とする請求項1記載の電子情報記録媒体利用システ
    ム。
  11. 【請求項11】 電子情報記録媒体がコイン状、スティ
    ック状、カード状、万年筆状形態であることを特徴とす
    る請求項1記載の電子情報記録媒体利用システム。
  12. 【請求項12】 電子情報記録媒体がICカードである
    ことを特徴とする請求項1記載の電子情報記録媒体利用
    システム。
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