JP2002236746A - 情報通知方法及びプログラム - Google Patents

情報通知方法及びプログラム

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JP2002236746A
JP2002236746A JP2001031647A JP2001031647A JP2002236746A JP 2002236746 A JP2002236746 A JP 2002236746A JP 2001031647 A JP2001031647 A JP 2001031647A JP 2001031647 A JP2001031647 A JP 2001031647A JP 2002236746 A JP2002236746 A JP 2002236746A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、利用者及び管理者ともに負担が少
なく、容易に組織の状況を管理し、問題がある場合には
迅速に対応できる情報通知方法及びプログラムを提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 上記課題は、質問に対する回答から利用
者の回答が異常かを判断する第一の判断ステップと、複
数の利用者が属するグループで、グループに属する利用
者のうち第一の判断ステップで異常と判断された利用者
数が予め定められた割合以上であった場合に、グループ
を異常と判断する第二の判断ステップと、第一の判断ス
テップで異常と判断された場合に、利用者と対応付けら
れている第一の連絡先へ、第二の判断ステップで異常と
判断された場合に、グループと対応付けられている第二
の連絡先へ、通知するステップとから解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を利用し
た、複数の利用者の端末から診断を行なうための質問に
対する回答を受信し、該回答に対する診断結果を通知す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インタネット等の通信回線を利用
したアンケートシステムが存在している。これは、一般
的にはサーバに調査票を作成する機能、調査票をWEB
ページとして表示したり、利用者に送信したりする機
能、入力された回答に対して何らかの判定を行なう機
能、収集した回答を集計する機能などが備えられたもの
である。このようなシステムを利用することで、複数の
利用者に対し容易に調査を行ない、容易に回答の集計を
行なうことができる。
【0003】このようなアンケートを応用した例として
は、健康診断やストレス診断などが行われている。これ
は、従来の紙の問診票による調査と個々の回答に対する
診断結果の通知という作業を、スタンドアロンのコンピ
ュータ、または通信回線に接続されたコンピュータを利
用して行なうもので、予め設定された質問に対し、各利
用者からの回答入力を受け付け、個々の回答内容に応じ
て、健康度やストレス度を判定したり、健康な生活を送
るためのアドバイスを出力したりするようなシステムで
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】企業では、従業員個人
の健康を維持管理するために健康診断やストレス診断を
実施する必要がある。また一方で、例えば、ストレスを
強く感じている従業員が多い職場については、職場の環
境や担当職務についての見直しや人員の配置などについ
て検討する必要があるように、組織としての健康を維持
管理するために、企業内の部や課などの各グループ自体
についても、そこに所属している各従業員がどのような
状態であるかを把握しておく必要がある。
【0005】従業員個人の状態に問題がある場合には、
産業医や衛生管理者などの健康を管理する職務の担当者
が問題のある従業員に対して面接やカウンセリングを行
なうなどの処置を行なう必要があるが、組織自体に問題
がある場合には、人事部など企業内の組織構成を管理す
る職務の担当者が、問題のあるグループに対して状況を
調査したり人員の配置について処置を行なったりする必
要がある。
【0006】特に、従業員個人やグループに心理的側面
において問題がある場合には、早急に適切な対応を行な
うことが必要であるが、先に述べたような既存の診断シ
ステムは、コンピュータシステムを利用して調査を行な
うことにより複数の利用者に対する調査を容易に実施す
る点、及び、入力された回答に対してシステムが即座に
判定を行なうことにより利用者個人が容易に診断結果を
得られるようにする点に主眼が置かれたものであり、組
織自体を診断したり、適切に管理したりするための機能
については考慮されていなかった。
【0007】従って、企業は、従業員個人に対する調査
と、組織自体に対する調査とをわざわざ別個に実施した
り、従業員の回答をもとに、担当者が手作業で組織毎の
状況を判定したりするという手間が生じていた。
【0008】本発明は上述の問題点を解決するために、
利用者及び管理者ともに負担が少なく、容易に組織の状
況を管理し、問題がある場合には迅速に対応できるよう
な情報通知方法及びプログラムを提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の情報通知方法
は、質問に対する回答と該回答が異常であるかどうかを
示す情報とを対応付けて管理するデータをもとに、前記
受信した利用者の回答が異常であるかどうかを判断する
第一の判断ステップと、利用者を識別するための情報と
該利用者が属するグループを識別するための情報とを対
応付けて管理するデータをもとに、該グループ毎に、該
グループに属する利用者のうち前記第一の判断ステップ
で異常と判断された利用者の割合を算出し、該算出結果
と予め定められた値とを比較して、該グループが異常で
あるかどうかを判断する第二の判断ステップとから構成
される。
【0010】本発明の情報通知方法によれば、利用者か
らの回答を元に利用者自身の回答を診断するのみでなく
利用者が属するグループの診断も行なうことができる。
【0011】また、第二の判断ステップは、前記グルー
プに属する利用者のうち、予め定められた割合以上の利
用者からの回答を受信済みである場合に判断を行う。こ
の方法によれば、グループに属する全員の回答が入力さ
れる以前であっても、グループの診断を行なうことがで
きる。
【0012】また本発明の情報通知方法は更に、前記第
一の判断ステップで前記利用者の回答が異常と判断され
た場合には、前記利用者を識別するための情報または前
記利用者が属するグループを識別するための情報と、第
一の連絡先とを対応付けて管理するデータをもとに、該
第一の連絡先へ、前記第二の判断ステップで前記グルー
プが異常と判断された場合には、前記グループを識別す
るための情報と第二の連絡先とを対応付けて管理するデ
ータをもとに、該第二の連絡先へ、それぞれ通知するス
テップを含んで構成される。
【0013】本発明の情報通知方法によれば、利用者や
グループのそれぞれの診断結果に応じて、適切な担当者
へ通知を行なうことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
企業におけるストレス診断を例にとり、図面を用いて説
明する。企業における診断を例にしているため、本シス
テムの利用者は企業の従業員に、利用者が所属している
グループは、企業の部や課に相当する。
【0015】図1は本発明を実現するためのシステム構
成図である。図示のように、本実施例のコンピュータシ
ステムは、サーバ1と、ネットワーク4を介してサーバ
1に接続された利用者クライアント2や管理者クライア
ント3とから構成される。
【0016】サーバ1の受付プログラム11は、問診の
開始にあたり、利用者クライアント2の送信プログラム
21からの利用者情報を受け付け、利用者情報が正しい
かどうかの確認を行う。
【0017】診断プログラム12は、問診DB9を参照
して問診内容を利用者クライアント2の受信プログラム
22に送信し、また送信プログラム21から送られる利
用者、即ち従業員の問診に対する回答を受信する。そし
て、受信した回答を、従業員診断DB7に格納する。
【0018】分析プログラム13は、診断プログラム1
2が従業員診断DB7に格納した従業員からの回答をも
とに問診DB9を参照し、従業員の健康リスクを算出し
て、従業員の回答が異常かどうかを判断する。そして、
算出した結果を従業員診断DB7に格納するとともに、
回答を送信してきた従業員の利用者クライアント2へ問
診結果として送信する。また、計時プログラム14によ
り所定の時間を経過したと通知された場合には、従業員
診断DB7と所属DB5とから、各グループに属する各
従業員の診断結果を参照する。参照の結果、グループに
属する従業員のうち、予め定められた割合以上の従業員
の診断結果が異常であった場合には、そのグループ自体
の診断結果を異常と判断し、判断結果を、所属診断DB
8に格納する。
【0019】計時プログラム14は、予め指定された時
刻または時間を経過したかどうかを判断し、経過してい
た場合には、分析プログラム13へ分析を行なうように
通知する。
【0020】通知プログラム15は、分析プログラム1
3が従業員診断DB7や所属診断DB8に格納した判断
の結果を参照することで、アラームを通知するべき従業
員またはグループの情報を得る。そして、その情報をも
とに所属DB5を参照し、アラームを通知するべき従業
員またはグループに対応する連絡先の情報を得て、アラ
ームを送信する。
【0021】所属DB5は、所属自体の情報を管理する
もので、例えば、部や課など従業員が所属しているグル
ープを識別するための所属IDや、所属名や、その所属
に属している従業員の人数や、その所属に属する従業員
が分析プログラム13により異常と判断された場合に通
知プログラム15が通知するべき連絡先の情報や、その
所属が分析プログラム13により異常と判断された場合
に通知プログラム15が通知するべき連絡先の情報など
を格納している。また、各所属が属する企業を識別する
ための企業IDや企業名に関する情報も格納できるの
で、複数企業の複数部署の従業員についての管理を同じ
システムを利用して実施することができる。
【0022】従業員DB6は、従業員の情報を管理する
もので、例えば、従業員を識別するための従業員ID
や、従業員の氏名や、従業員が所属している所属IDな
どを格納している。
【0023】従業員診断DB7は、従業員毎の問診に対
する回答や結果などを管理するもので、例えば、従業員
が属している所属の所属IDや、従業員IDや、問診に
対し従業員から送信されてきた回答データや、回答デー
タと問診DB9とを元に、分析プログラム13が算出し
た結果データや、回答データを診断プログラム12が受
け付けた受診日時や、分析プログラム13の判断の結果
が異常であった場合のアラームや、通知プログラム15
がアラームを通知した通知日時などを格納している。通
知プログラム15は、このアラームの欄と通知日時欄と
を参照することで、どの従業員についてのアラームを通
知するべきかを知ることができる。
【0024】所属診断DB8は、所属毎の分析プログラ
ム13による判断結果などを管理するもので、例えば、
所属IDや、分析プログラム13による判断結果である
結果データや、分析プログラム13の判断の結果が異常
であった場合のアラームや、アラームを通知した通知日
時などを格納している。通知プログラム15は、このア
ラームの欄と通知日時の欄とを参照することで、どの所
属についてのアラームを通知するべきかを知ることがで
きる。
【0025】問診DB9は、問診を行なうための質問内
容や、問診に対する回答が示す意味などを管理するもの
で、例えば、質問番号や、質問内容や、その質問のカテ
ゴリの種別や、その質問にその通り当てはまるという意
味の「そうだ」と回答があった場合、やや当てはまると
いう意味の「まあそうだ」と回答があった場合、あまり
当てはまらないという意味の「ややちがう」と回答があ
った場合、全く当てはまらないという意味の「ちがう」
と回答があった場合のそれぞれにおける点数などを格納
している。質問のカテゴリとは、ストレスの要因や症状
として考えられるものをグルーピングしたものであっ
て、例えばストレスの要因としては、職場の人間関係に
関するものや職務内容に関するものなどであり、症状と
しては、イライラ感や疲労感などである。
【0026】診断プログラム12は、この質問内容を参
照することで、従業員に問診のための質問を送信する。
また分析プログラム13は、従業員診断DB7の回答デ
ータと問診DBの質問番号や各回答のカテゴリ種別と点
数とを参照することで、各従業員の健康リスクを算出で
きる。
【0027】サーバ1はさらに、入力手段101や出力
手段102を備える。
【0028】利用者クライアント2は、ネットワーク4
を通じてサーバ1と接続されており、サーバ1から送信
されてきた問診の内容を受信するための受信プログラム
22や、従業員が入力した問診の回答をサーバ1に送信
するための送信プログラム21を備える。この送信プロ
グラム21や受信プログラム22は、インタネットを利
用するためのブラウザソフトなどであってもよい。また
従業員がこの利用者クライアント2を操作するために、
図示しない入力手段や出力手段を備える。
【0029】管理者クライアント3は、例えば、産業医
や衛生管理者などの従業員の健康を管理する職務の担当
者や、人事部など企業内の組織構成を管理する職務の担
当者など、所属DB5内に格納されている連絡先に設置
されるもので、サーバ1の通知プログラム15がアラー
ムの通知を行なう送信先に該当する。
【0030】図2は、所属DB5のデータ例を示す図で
ある。図示のように、所属DB5は、企業を識別するた
めの企業ID51や、企業名52や、部や課など従業員
が所属しているグループを識別するための所属ID53
や、所属名54や、その所属に属している従業員の人数
55や、その所属に属する従業員が分析プログラム13
により異常と判断された場合に通知プログラム15が通
知するべき連絡先として個人連絡先56や、その所属が
分析プログラム13により異常と判断された場合に通知
プログラム15が通知するべき連絡先としてグループ連
絡先57などを格納している。
【0031】例えば、企業ID51が9001であるX
社には、所属ID53が5001である営業部があり、
営業部に所属している従業員は20人おり、営業部に所
属する従業員の問診結果が異常と判断された場合の個人
連絡先56として健康管理部が、営業部自体が異常と判
断された場合のグループ連絡先57として営業人事部が
登録されている。同様に、企業ID51が9001であ
るX社には所属ID53が5002である開発部もあ
り、開発部に所属している従業員は30人おり、開発部
に所属する従業員の問診結果が異常と判断された場合の
個人連絡先56として健康管理部が、開発部自体が異常
と判断された場合のグループ連絡先57として開発人事
部が登録されている。
【0032】所属DB5に、各所属毎の在籍人数が格納
されているため、分析プログラム13はこの人数をもと
に、その所属に属する従業員のうち、現時点でどのくら
いの割合の従業員が問診を受診しているかを算出するこ
とができる。
【0033】また、所属毎に、各所属に属する従業員の
回答結果が異常と判断された場合のアラームの連絡先
と、各所属自体が異常と判断された場合のアラームの連
絡先とが格納されているため、通知プログラム15は、
いずれが異常と判断された場合であっても適切な連絡先
へアラームを送信することができる。
【0034】図3は、従業員DB6のデータ例を示す図
である。図示のように、従業員DB6は、従業員を識別
するための従業員ID61や、従業員の氏名62や、従
業員が所属している所属ID63などを格納している。
【0035】この例では、従業員ID61がA001で
ある従業員の氏名62はaであり、その従業員は所属I
D63が5001である部署に所属しているという情報
が登録されている。
【0036】また図示はしていないが、受付プログラム
11が従業員を認証するための情報として、従業員毎の
パスワードの情報を格納しても良い。また、所属DB5
に登録されている企業毎に、従業員DB6を分けて管理
するような構成もとることができる。所属DB5と従業
員DB6とは、所属ID53と所属ID63によってそ
れぞれを対応付けて参照することができる。
【0037】図4は、従業員診断DB7のデータ例を示
す図である。図示のように、従業員診断DB7は、従業
員が所属している所属の所属ID71や、従業員ID7
2や、問診に対し従業員から送信されてきた回答データ
73や、回答データと問診DB9とを元に、分析プログ
ラム13が算出した結果データ74や、回答データを診
断プログラム12が受け付けた受診日時75や、分析プ
ログラム13の判断の結果であるアラームの要不要を示
すアラーム76や、通知プログラム15がアラームを通
知した通知日時77などを格納している。
【0038】例えば、所属ID71が5001で従業員
ID72がA001である従業員については、問診に対
する回答データ73としてd1−1aが、その回答デー
タをもとに分析プログラム13が算出した結果データ7
4としてd1−1bが、受付プログラム11が従業員か
ら回答データを受け付けた、即ち、従業員が問診を受診
した受診日時75として2000年9月20日10時0
0分が、分析プログラム13が算出した結果をもとに、
この従業員の回答が異常であると判断した結果としてア
ラーム76にアラームが必要であることを示す印が登録
されている。また、通知日時77の欄が空欄であるた
め、まだ通知プログラム15がアラームの通知を行なっ
ていないことを示している。
【0039】同様に従業員ID72がA002である従
業員や、A004である従業員についてのデータも登録
されている。A002の従業員のアラーム76の欄に
は、分析プログラム13が回答を判断した結果、アラー
ムが不必要であると判断したということを示す印が登録
されている。また、A004の従業員については、アラ
ーム76の欄にアラーム要の印が登録されているが、通
知日時77にもデータが登録されているので、既に通知
プログラム15がアラームの通知を行なったものである
ことを示している。またA003の従業員については、
回答データ73や結果データ74や受診日時75が登録
されていないので、まだ問診の回答をしていないことを
示している。
【0040】この従業員診断DB7は、所属ID53と
所属ID71によって所属DB5と、従業員ID61と
従業員ID72によって従業員DB6と、それぞれを対
応付けて参照することができる。
【0041】診断プログラム12は、利用者クライアン
ト2の送信プログラム21から問診の回答データを受け
付けると、この従業員診断DB7の該当する従業員の回
答データ73の欄を更新し、さらに、受け付けた日時を
もとに受診日時75の欄を更新する。また、分析プログ
ラム13は、回答データ73をもとに問診DB9を参照
し、その従業員の健康リスクを算出し、該当する従業員
の結果データ74の欄を更新し、さらに、その結果を異
常であると判断した場合にはアラーム要の印で、正常で
あると判断した場合にはアラーム不要の印でアラーム7
6の欄を更新する。また、通知プログラム15は、その
従業員の異常を通知する連絡先へ通知を行なった場合
に、通知を行なった日時で、通知日時77の欄を更新す
る。
【0042】また、所属DB5に登録されている企業毎
に、従業員診断DB7を分けて管理するような構成もと
ることができる。
【0043】図5は、所属診断DB8のデータ例を示す
図である。図示のように、所属診断DB8は、所属ID
81や、分析プログラム13による判断結果である結果
データ82や、分析プログラム13の判断の結果である
アラームの要不要を示すアラーム83や、通知プログラ
ム15がアラームを通知した通知日時84などを格納し
ている。
【0044】この例では、所属ID81が5001の所
属については、分析プログラム13による判断の結果で
ある結果データ82としてd1−Sbと、その結果、ア
ラームが必要であると判断した印と、通知プログラム1
5がアラームを通知した通知日時84として2000年
9月20日18時00分とを示している。また5002
の所属については、アラーム83欄にアラームが不必要
であることを示す印がついており、所属自体に異常では
なく、アラームの必要がないことを示している。
【0045】通知プログラム15は、アラームを連絡先
へ通知した日時により、通知日時84を更新する。分析
プログラム13は、従業員診断DB7と所属DB5を元
に、回答が異常と判断された従業員の割合から各所属が
異常かどうかを判断し、その結果で結果データ82とア
ラーム83の欄とを更新する。
【0046】この所属診断DB8は、所属ID53と所
属ID81によって所属DB5とそれぞれを対応付けて
参照することができる。また、所属DB5に登録されて
いる企業毎に、所属診断DB8を分けて管理するような
構成もとることができる。
【0047】図6は、問診DB9のデータ例を示す図で
ある。図示のように、問診DB9は、質問番号91や、
質問内容92や、その質問のカテゴリ93や、その質問
にその通り当てはまるという意味の「そうだ」と回答が
あった場合、やや当てはまるという意味の「まあそう
だ」と回答があった場合、あまり当てはまらないという
意味の「ややちがう」と回答があった場合、全く当ては
まらないという意味の「ちがう」と回答があった場合の
表中94から97の欄にそれぞれにおける点数などを格
納している。
【0048】この例では、質問番号1番として、「仕事
にやりがいを感じる」という質問がカテゴリのAとして
登録されており、この質問に対し「そうだ」という回答
であった場合には0点が、同様に「まあそうだ」であっ
た場合には1点が、「ややちがう」であった場合には2
点が、「ちがう」であった場合には3点が、質問カテゴ
リのAの点数として加算されることを示している。
【0049】分析プログラム13は、従業員からの回答
として、質問番号と回答とが対になっているデータであ
る、従業員診断DB7に格納されている回答データと、
この問診DB9の各質問のカテゴリと回答に対する点数
とを参照することで、従業員毎の質問カテゴリ別の点数
の合計を算出する。算出した結果、予め設定した点数よ
りも高い点数のカテゴリについては、その従業員がスト
レスを感じている、即ち異常な状態であると判断する。
【0050】図7は、診断プログラム12が、利用者ク
ライアント2の受信プログラム22に送信する問診の画
面例を示す図である。図示のように、問診は質問とそれ
に対する回答とで構成されており、従業員は各質問につ
いて自分がどのように感じているかを回答の中から選択
する。全ての回答が終わり、送信指示を受け付けると、
利用者クライアント2の送信プログラム21は、この回
答内容をサーバ1の診断プログラム12へ送信する。
【0051】この画面例は、1番目の「仕事にやりがい
を感じる」という質問に対し従業員が「ややちがう」と
いう回答を選択している。同様に、2番目の質問に対し
ては「ちがう」を、20番目の質問に対しては「そう
だ」を選択していることを表している。
【0052】図8と図9は、本発明の動作を示すフロー
図である。図8の処理が従業員に対する問診の処理を行
い、図9の処理が、グループの診断とアラーム通知の処
理を行なう。
【0053】図8では、まずST01で、利用者クライ
アント2の送信プログラム21が、問診受診の申し込み
として、従業員を識別するための情報である従業員ID
やパスワードをサーバ1の受付プログラム11に送信す
る。
【0054】ST1で、サーバ1の受付プログラム11
は、送信プログラム21が送信してきたデータを受け付
け、従業員DB6を参照して従業員IDやパスワードが
正しいかどうかを確認する。正しければ、問診を行なう
ために診断プログラム12に処理を引き継ぐ。
【0055】ST2で、診断プログラム12は、問診D
B9から問診を行なうための質問を参照し、従業員ID
とともに、問診のためのデータを利用者クライアント2
の受信プログラム22へ送信する。
【0056】ST02で、利用者クライアント2の受信
プログラム22は、サーバ1から送信された問診内容を
受信し、図7に示すような問診画面として表示する。問
診画面の表示に対し従業員が回答したデータを、ST0
3で送信プログラム21が、サーバ1から送信されてき
た従業員IDとともに、サーバ1の診断プログラム12
へ返信する。
【0057】ST3で、診断プログラム12は送信され
てきた問診の回答と従業員IDとを受け付け、図4に示
すような従業員診断DB7の従業員ID72を、受信し
た従業員IDをキーとして参照し、該当する従業員の回
答データ73の欄に、受け付けた回答データを格納す
る。
【0058】ST4で、分析プログラム13は、診断プ
ログラム12が格納した従業員の回答データと、図6に
示すような問診DB9とを参照し、その従業員の健康リ
スクを算出し、算出した結果を従業員診断DB7の結果
データ74に格納する。例えば、従業員IDがA001
の利用者が問診に対し図7に示すような回答を行った場
合には、質問の1番の回答が「ややちがう」、2番の回
答が「ちがう」、20番の回答が「そうだ」なので、問
診DB9の該当する質問番号の回答欄を参照することに
より、1番はカテゴリAに2点、2番はカテゴリBに3
点、20番はカテゴリxに3点というように点数を加算
していく。
【0059】加算の結果、カテゴリ毎の点数が予め設定
された点数を上回った場合には、そのカテゴリは、その
従業員がストレスを感じている原因やストレスによる症
状がそれぞれ高得点であったカテゴリであると判断す
る。例えば、予め設定された点数が10点であった場合
に、従業員IDがA001の従業員のカテゴリAの得点
が12点、カテゴリBが8点、カテゴリxが14点であ
った場合には、カテゴリAが要因となって従業員A00
1はストレスを感じており、ストレスの結果、カテゴリ
xの症状が出ていると判断し、その判断結果を従業員診
断DB7の従業員IDがA001の従業員の結果データ
74の欄にd1−1bとして格納する。
【0060】また、A001の従業員については、予め
設定された点数を超えたカテゴリがあったため、異常と
判断し、従業員診断DB7のアラーム76の欄にアラー
ムが必要として印を格納する。同様にA002の従業員
についても、問診の回答を受け付けた場合に回答を判断
し、予め設定された点数を超えたカテゴリがなかった場
合には、アラーム76の欄にアラームが不要として印を
格納する。
【0061】ST5で、分析プログラム13は、ST4
で格納した結果データを回答を送信してきた従業員の利
用者クライアント2へ返信する。この際には、分析プロ
グラム13が判断した結果とともに、従業員のストレス
状況を改善するためのアドバイス情報などを一緒に送信
しても良い。
【0062】ST04で、利用者クライアント2の受信
プログラム22は、分析プログラム13から送信されて
きた問診の回答に対する判断結果を受信し、従業員に表
示する。従って、従業員は問診の回答を送信すると、す
ぐに問診の回答に対する判断結果やアドバイスなどを見
ることができる。
【0063】図9の処理は、予め設定された時刻または
時間を経過すると動作する、ループする処理である。
【0064】ST6で、計時プログラム14は、所定の
時刻または時間を経過したかどうかを判断する。これ
は、管理者クライアント3へのアラーム情報の通知をい
つ行なうかを制御するためのもので、例えば時刻で18
時と設定されていれば、毎日18時に未通知分のアラー
ム情報を通知するようにできるし、4時間毎と設定され
ていれば、前回の通知から4時間が経過した場合に未通
知分のアラーム情報を通知するようにできる。まだ通知
を行なう時間に至っていないと判断した場合には、例え
ば、一定時間WAIT状態に入り、再びST6の処理を
行なう。
【0065】ST6で所定の時間になったと判断された
場合には、ST7に進み、分析プログラム13が、所属
診断DB8の中から結果データがまだ登録されていない
所属を抽出する。抽出された所属のそれぞれについて
は、抽出された所属ID81をキーとして所属DB5の
所属ID53欄を元にしてその所属の在籍人数を参照
し、在籍人数と予め設定された割合とをもとに、何人以
上が問診の回答を行なっていれば、その所属自体の分析
を行なうのかを算出する。例えば、予め設定された割合
が7割であった場合には、例えば所属IDが5001の
営業部は在籍人数が20人なので、14人以上が既に問
診の回答を行なったかどうかがその所属自体の分析を行
なうのかどうかの判断基準となる。
【0066】そして、抽出された所属の所属ID81を
もとに従業員診断DB7の所属ID71を参照し、それ
ぞれの所属に属する従業員のうち、何人が問診の回答を
行なっているかをカウントし、所定の割合以上の人数で
ある場合には、その所属自体の分析を行なっても良いと
判断する。判断の結果、全ての所属について回答済みの
従業員数がそれぞれの所定の人数に至っていなかった場
合にはST9へ進み、1つでも至っていた所属があった
場合にはST8へ進む。
【0067】ST8で分析プログラム13は、ST8で
分析しても良いと判断された所属につき、その所属に属
する従業員のうちアラームが必要な従業員の割合を算出
する。そして、予め設定された割合を超えた場合には、
所属自体に問題があるとして、所属診断DB8の該当す
る所属IDの結果データ82欄に結果を格納するととも
に、アラーム83欄にアラームが必要である旨の印を付
す。
【0068】例えば、所属IDが5001の在籍人数が
20人の営業部で、予め設定された割合が5割であった
場合には、10人以上の従業員がアラームが必要であっ
た場合に、この所属自体もアラームが必要であると判断
する。割合を算出する方法は、上述の方法に限らず、例
えば予め設定された標準値と所属毎に算出された値との
誤差が有意である場合にアラームが必要であると判断す
るなど、統計的手法による算出方法であっても良い。
【0069】また、その所属の中でアラームが必要とさ
れている従業員の割合が、予め設定された割合に満たな
かった場合には、所属自体についてはアラームは不要と
判断し、所属診断DB8の結果データ82欄に結果を格
納するとともに、アラーム83欄にアラームが不必要で
ある旨の印を付す。
【0070】次にST9で、通知プログラム15は、従
業員診断DB7と所属診断DB8とから、アラームが未
通知、即ちアラーム76やアラーム83にアラームが必
要である印がついていて通知日時77や通知日時84が
空欄である従業員の所属ID71または所属の所属ID
81を、それぞれ抽出する。そして、抽出した情報をも
とに所属DB5の所属ID53欄を参照し、従業員のア
ラームを通知するべき個人連絡先56の情報と、所属自
体のアラームを通知するべきグループ連絡先57の情報
とを得て、従業員自体のアラーム情報については、それ
ぞれの従業員のアラームを通知するべき連絡先へ、所属
自体のアラーム情報については、それぞれの所属自体の
アラームを通知するべき連絡先へ通知を行なう。ST8
を通らずにST7からST9へ処理が進んできた場合に
は、所属診断DB8の参照を行なわなくてもよい。
【0071】ST9で通知プログラム15がそれぞれの
連絡先へアラーム情報を送信すると、連絡先である管理
者クライアント3は、そのアラーム情報をST05で受
信する。
【0072】ST10で、通知プログラム15は、通知
を行なった従業員のアラームについては従業員診断DB
7の通知日時77欄へ、所属自体のアラームについては
所属診断DB8の通知日時84欄へ、それぞれ通知日時
の情報を格納する。
【0073】従って、従業員個人の健康を管理する職務
の担当者や、企業内の組織構成を管理する職務の担当者
は、それぞれが担当する範囲のアラーム情報を入手する
ことができる。
【0074】本発明の情報通知方法は上記説明のように
動作するので、利用者の回答に問題があった場合でも、
利用者が所属しているグループ自体に問題があった場合
でも、それぞれに対応した適切な連絡先へアラームを通
知することができる。また、所属に在籍している利用者
からの回答が全員分集まる前であっても、所属自体の判
断を行なうことができるため、所属自体に問題がある場
合に、迅速にアラームの通知を行なうことができる。
【0075】本発明の情報通知方法は上記説明した構成
にとらわれるものではなく、前記特許請求の範囲に記載
した技術的思想の範囲内において、種々の異なる実施の
形態にて実施されてよいものである。
【0076】(付記1) 通信回線を利用して、複数の
利用者の端末から診断を行なうための質問に対する回答
を受信し、該回答に対する診断結果を通知する方法であ
って、質問に対する回答と該回答が異常であるかどうか
を示す情報とを対応付けて管理するデータをもとに、受
信した利用者の回答が異常であるかどうかを判断する第
一の判断ステップと、利用者を識別するための情報と該
利用者が属するグループを識別するための情報とを対応
付けて管理するデータをもとに、該グループ毎に、該グ
ループに属する利用者のうち前記第一の判断ステップで
異常と判断された利用者の割合を算出し、該算出結果と
予め定められた値とを比較して、該グループが異常であ
るかどうかを判断する第二の判断ステップとを含んだこ
とを特徴とする情報通知方法。
【0077】(付記2) 前記第二の判断ステップは、
前記グループに属する利用者のうち、予め定められた割
合以上の利用者からの回答を受信済みである場合に判断
を行うことを特徴とする付記1記載の情報通知方法。
【0078】(付記3) 前記第二の判断ステップは、
予め定められたタイミングに判断を行なうことを特徴と
する付記1記載の情報通知方法。
【0079】(付記4) 前記第一の判断ステップで異
常と判断された場合には、前記利用者を識別するための
情報または前記利用者が属するグループを識別するため
の情報と第一の連絡先とを対応付けて管理するデータを
もとに、該第一の連絡先へ、前記第二の判断ステップで
異常と判断された場合には、前記グループを識別するた
めの情報と第二の連絡先とを対応付けて管理するデータ
をもとに、該第二の連絡先へ、それぞれ通知するステッ
プを更に含んだことを特徴とする付記1記載の情報通知
方法。
【0080】(付記5) 前記通知するステップは、予
め定められたタイミングに通知を行なうことを特徴とす
る付記4記載の情報通知方法。
【0081】(付記6) 前記第一の連絡先は、利用者
個人の健康を管理する職務担当であり、前記第二の連絡
先は、前記グループを管理する職務担当であることを特
徴とする付記4記載の情報通知方法。
【0082】(付記7) 通信回線を利用して、複数の
利用者の端末から、診断を行なうための質問に対する回
答を受信し、該回答に対する診断結果を通知する、コン
ピュータを動作させるためのプログラムであって、コン
ピュータに質問に対する回答と該回答が異常であるかど
うかを示す情報とを対応付けて管理するデータをもと
に、前記受信した利用者の回答が異常であるかどうかを
判断する第一の判断手段と、利用者を識別するための情
報と該利用者が属するグループを識別するための情報と
を対応付けて管理するデータをもとに、該グループ毎
に、該グループに属する利用者のうち前記第一の判断手
段で異常と判断された利用者の割合を算出し、該算出結
果と予め定められた値とを比較して、該グループが異常
であるかどうかを判断する第二の判断手段とを機能させ
るためのプログラム。
【0083】(付記8) 通信回線を利用して、情報を
通知する装置であって、診断を行なうための質問に対す
る回答と、該回答が異常であるかどうかを示す情報とを
対応付けて管理する問診DBと、診断を受診する利用者
を識別するための情報と、該利用者が属するグループを
識別するための情報と、第一の連絡先と、第二の連絡先
とを対応付けて管理する管理DBと、利用者から、質問
に対する回答を受信する手段と、前記受信した回答に基
づいて、前記問診DBを参照し、前記利用者の回答が異
常であるかどうかを判断する第一の判断手段と、前記管
理DBを参照し、前記グループ毎に、該グループに属す
る利用者のうち前記第一の判断手段で回答が異常と判断
された利用者の割合が予め定められた割合以上であった
場合に、該グループが異常であると判断する第二の判断
手段と、前記管理DBを参照し、前記第一の判断手段で
前記利用者の回答が異常と判断された場合には該利用者
に対応付けられている前記第一の連絡先へ、前記第二の
判断手段で前記グループが異常と判断された場合には該
グループに対応付けられている前記第二の連絡先へ、そ
れぞれ通知する手段とを備えたことを特徴とする情報通
知装置。
【0084】(付記9) 通信回線を利用して、複数の
利用者の端末から診断を行なうための質問に対する回答
を受信し、該回答に対する診断結果を通知する、コンピ
ュータを動作させるためのプログラムを格納した記憶媒
体であって、コンピュータに質問に対する回答と該回答
が異常であるかどうかを示す情報とを対応付けて管理す
るデータをもとに、前記受信した利用者の回答が異常で
あるかどうかを判断する第一の判断手段と、利用者を識
別するための情報と該利用者が属するグループを識別す
るための情報とを対応付けて管理するデータをもとに、
該グループ毎に、該グループに属する利用者のうち前記
第一の判断手段で異常と判断された利用者の割合を算出
し、該算出結果と予め定められた値とを比較して、該グ
ループが異常であるかどうかを判断する第二の判断手段
とを機能させるためのプログラムを格納したことを特徴
とする記憶媒体。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は各利用者
の回答から、その利用者自身の状態を判定するととも
に、その利用者が属するグループの状態も判定すること
ができるため、利用者に1度回答を入力させるだけで、
利用者の状態及び利用者の属するグループの状態の両方
を把握することができる。
【0086】また、判定された利用者の状態及びグルー
プの状態に応じて、それぞれに対応する管理者宛に通知
を行なうことができるため、利用者自身またはグループ
自体のいずれに問題がある場合であっても、時期を失す
ることなく、適切な対応を取ることが可能になる。
【0087】また、グループに属する利用者全員が回答
を行なう前であっても、グループ自体の状態を判定する
ことができるため、グループ自体に問題がある場合に
は、より迅速な対応を取ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実現するためのシステム構成図であ
る。
【図2】所属DBのデータ例である。
【図3】従業員DBのデータ例である。
【図4】従業員診断DBのデータ例である。
【図5】所属診断DBのデータ例である。
【図6】問診DBのデータ例である。
【図7】問診画面の画面例である。
【図8】本発明の動作フローである。
【図9】本発明の動作フローである。
【符号の説明】
1 サーバ 2 利用者クライアント 3 管理者クライアント 4 ネットワーク 5 所属DB 6 従業員DB 7 従業員診断DB 8 所属診断DB 9 問診DB 11 受付プログラム 12 診断プログラム 13 分析プログラム 14 計時プログラム 15 通知プログラム 101 入力手段 102 出力手段 21 送信プログラム 22 受信プログラム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線を利用して、複数の利用者の端末
    から診断を行なうための質問に対する回答を受信し、該
    回答に対する診断結果を通知する方法であって、 質問に対する回答と該回答が異常であるかどうかを示す
    情報とを対応付けて管理するデータをもとに、受信した
    利用者の回答が異常であるかどうかを判断する第一の判
    断ステップと、 利用者を識別するための情報と該利用者が属するグルー
    プを識別するための情報とを対応付けて管理するデータ
    をもとに、該グループ毎に、該グループに属する利用者
    のうち前記第一の判断ステップで異常と判断された利用
    者の割合を算出し、該算出結果と予め定められた値とを
    比較して、該グループが異常であるかどうかを判断する
    第二の判断ステップとを含んだことを特徴とする情報通
    知方法。
  2. 【請求項2】前記第二の判断ステップは、前記グループ
    に属する利用者のうち、予め定められた割合以上の利用
    者からの回答を受信済みである場合に判断を行うことを
    特徴とする請求項1記載の情報通知方法。
  3. 【請求項3】前記第一の判断ステップで異常と判断され
    た場合には、前記利用者を識別するための情報または前
    記利用者が属するグループを識別するための情報と第一
    の連絡先とを対応付けて管理するデータをもとに、該第
    一の連絡先へ、前記第二の判断ステップで異常と判断さ
    れた場合には、前記グループを識別するための情報と第
    二の連絡先とを対応付けて管理するデータをもとに、該
    第二の連絡先へ、それぞれ通知するステップを更に含ん
    だことを特徴とする請求項1記載の情報通知方法。
  4. 【請求項4】前記通知するステップは、予め定められた
    タイミングに通知を行なうことを特徴とする請求項3記
    載の情報通知方法。
  5. 【請求項5】通信回線を利用して、複数の利用者の端末
    から、診断を行なうための質問に対する回答を受信し、
    該回答に対する診断結果を通知する、コンピュータを動
    作させるためのプログラムであって、コンピュータに質
    問に対する回答と該回答が異常であるかどうかを示す情
    報とを対応付けて管理するデータをもとに、前記受信し
    た利用者の回答が異常であるかどうかを判断する第一の
    判断手段と、 利用者を識別するための情報と該利用者が属するグルー
    プを識別するための情報とを対応付けて管理するデータ
    をもとに、該グループ毎に、該グループに属する利用者
    のうち前記第一の判断手段で異常と判断された利用者の
    割合を算出し、該算出結果と予め定められた値とを比較
    して、該グループが異常であるかどうかを判断する第二
    の判断手段とを機能させるためのプログラム。
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JP2020018675A (ja) * 2018-08-02 2020-02-06 スターライト工業株式会社 表示システム

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