JP2002234398A - 車載用電子装置 - Google Patents

車載用電子装置

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JP2002234398A
JP2002234398A JP2001075031A JP2001075031A JP2002234398A JP 2002234398 A JP2002234398 A JP 2002234398A JP 2001075031 A JP2001075031 A JP 2001075031A JP 2001075031 A JP2001075031 A JP 2001075031A JP 2002234398 A JP2002234398 A JP 2002234398A
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置本体の前面に配置した操作部材の反転作
動機構の構成を容易にし、その反転動作の機械的安定性
をはかった車載用電子装置を提供する。 【解決手段】 操作部材2の左右側面に設けた固定歯車
11に噛合する従動歯車21に、切欠歯車22を一体に
設け、これを回転可能に取り付けた連結板24により、
操作部材2と、後端を枢着点13として垂直揺動する揺
動板27の前端部とを連結し、装置本体1の側面に設け
た案内板40の前縁に、切欠歯車22の無歯部分2
2’’と嵌合する嵌合凹部42,43を上下位置に有
し、中間に切欠歯車22の歯部分22’’と噛合する歯
部44を有した作用部45を設け、従動歯車21を駆動
手段17により回転することにより、操作部材2を回動
すると共に、切欠歯車22を作用部45に沿って移動さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、装置本体の前面位置
で、操作部材を、その外面が装置本体の正面で起立する
第1起立状態と、装置本体の下部位置に水平状に横臥す
る状態と、内面が装置本体の正面で起立する第2起立状
態の間で反転動作するように構成した車載用電子装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車載用電子装置において、装置本
体の前面に配置した操作部材を、その外面が装置本体の
正面で起立する第1起立状態から、その内面が装置本体
の正面で起立する第2起立状態に反転動作するように構
成したものは、例えば特開平11−232858号公報
において公知である。
【0003】上記した公知の車載用電子装置は、出入自
在の第1レバーと、駆動及び出入自在な第2レバーとの
各先端を、操作部材の側面の中間位置との端部位置と
に、第1軸と第2軸を介して回動自在に取り付け、か
つ、相対方向に回転する2個のカムギヤに設けたカム溝
を利用して、第1軸が出入り運動をしつつ第2軸が第1
軸を中心に回転するように、第1レバーと第2レバーを
駆動する構成である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した車載用電子装
置によれば、レバーの駆動をカム手段によって行う構成
であるから、構造が極めて複雑で動作の安定性を欠くば
かりでなく、操作部材の側面中間位置に取り付けた第1
レバーの第1軸の回りを、操作部材の側面端部位置に取
り付けた第2レバーの第2軸を旋回させる構成であるの
で、操作部材が第1起立状態から90°回動して装置本
体の前面に横臥した状態(特開平11−232858号
公報中図4(c)から同図(d)に移行する間の状
態)、すなわち装置本体の前面に形成したCD等の挿入
口やMD等の挿入口を開放可能とする状態としたとき、
操作部材が、装置本体の下面から相当程度高い位置で横
臥姿勢とするので、装置本体の前面の開放領域が制限さ
れて、CDやMDの出入れ操作に支障が生じるという不
都合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本願は、上記し
た従来のものの不都合を解消したもので、その特徴とす
るところは、装置本体と操作部材とを反転作動機構によ
り連結し、操作部材の外面が、装置本体の正面に位置し
て起立する第1起立状態と、操作部材の内面が、装置本
体の正面に位置して起立する第2起立状態とを相互に反
転可能に構成した車載用電子装置であって、前記反転作
動機構が、操作部材に設けた固定歯車に常時噛合する従
動歯車およびこれと一体で、一部に歯部分を有した切欠
歯車とを回転可能に設けて、後述する揺動板の前端部
を、前記固定歯車の中心軸に回転可能に連結して成る連
結手段と、後端部が、装置本体に上下動可能に枢着され
た揺動板に、伝動歯車手段を介して駆動手段により駆動
され、かつ、前記従動歯車と常時噛合する主動歯車を設
けて成る従動手段と、装置本体に取り付けられた案内板
の前縁に、操作部材の第1起立状態で切欠歯車の無歯部
分と嵌合する第1嵌合凹部と、操作部材の第2起立状態
で切欠歯車の無歯部分と嵌合する第2嵌合凹部との間
に、切欠歯車の歯部と噛合する歯部を形成した作用部を
有して成る案内手段とから構成したことを特徴とするも
のである。
【0006】上記において、好ましくは、従動手段に、
揺動手段に加わる荷重とバランスするバランス用スプリ
ングを負荷状態に取り付けて成るものである。
【0007】また、上記において、案内板に設けた円弧
状の案内孔と、この案内孔内を移動するコロと、一端が
揺動板に枢着され、他端にコロを有したアームと、コロ
を案内板の枢着点方向に不勢するスプリングとから成る
保持手段を備え、前記案内孔が、案内板の枢着点を向心
点とする曲率半径によって形成された中間部分の上下端
に、内方に屈曲した屈曲部をそれぞれ連設して成るもの
である。
【0008】さらにまた、上記において、装置本体を構
成するケースの左右位置に、連結手段と、揺動手段と、
案内手段とをそれぞれ設けて、その左右の揺動手段の主
動歯車同士を連結杆により連結し、かつ、揺動手段の一
方に、伝動歯車手段を備えて成るものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面にもとづいて、本願の実
施の形態を詳述する。実施の形態は、操作部材として、
外面に操作用パネルを、内面に画像表示部をそれぞれ設
けたモニタを用いた場合を示しており、図1は、装置本
体1の前面をモニタ2により閉じた状態における車載用
電子装置の斜視図を、また、図2は、装置本体1の前面
に、モニタ2を横臥姿勢に配置した状態の斜視図をそれ
ぞれ示している。
【0010】前記装置本体1は、ケース3の内部に、図
示しないが、周知のように、CD,DVD,MD,カセ
ット,FM,AM等の電子作動機能部を備え、また側面
には、前記モニタ2を反転作動するための反転作動機構
4が装備されており、装置本体1の前面には、MD,カ
セット等の第1挿入口5と、CD,DVDなどの第2挿
入口6とが、上下2段に平行状に設けてある。
【0011】前記モニタ2は、外面に、前記電子作動機
能部を操作する操作用パネル7を、内面にTVなどの画
面を表示する画像表示部8をそれぞれ配置してあり、そ
の外形は、前記ケース3の前面を閉じるに適した大きさ
を有している。
【0012】このように構成されたモニタ2は、常態で
は、図1で示すように、操作用パネル7を有した外面
が、装置本体1の正面に、起立した第1起立状態にあ
り、この第1起立状態から、反転作動機構4の作動によ
り、モニタ2は90°回転して、図2で示すように、ケ
ース3の正面の下部位置に横臥姿勢の状態となり、これ
によって第1挿入口5に対するMD等の出し入れ操作お
よび第2挿入口6に対するCD等の出し入れ操作がそれ
ぞれ可能になる。
【0013】さらに、モニタ2は、反転作動機構4の作
動により、さらに90°回転して画像表示部8を有した
内面が、装置本体1の正面に起立する第2起立状態とな
り、このモニタ2の任意の反転動作の選択は、反転作動
機構4を作動することによって適宜行われる。
【0014】図3,4,5は、モニタ2と反転作動機構
4との関係を示した図であって、前記反転作動機構4
は、モニタ2の左右側面の下部に設けた固定歯車11と
噛合してモニタ2に反転動作を付与する歯車を含み、後
述の従動手段15と、前記モニタ2とを連結する左右一
対の連結手段12と、後端部を枢着点13として上下方
向に揺動可能であって、前端部に前記連結手段12の歯
車に回転力を付与する主動歯車14を備えた左右一対の
従動手段15と、前記主動歯車14に回転を伝動する伝
動歯車手段16と、前記ケース3の後部位置に設けられ
て、前記歯車手段16を回転駆動する駆動手段17と、
ケース3の左右内側面に、それぞれ止片18によって固
着され、かつ、前記連結手段12との作用により、従動
手段15を上下方向に揺動する左右一対の案内手段19
と、従動手段15の上限位置および下限位置を安定状態
に保持する保持手段20とから構成されている。
【00015】具体的には、連結手段12は、固定歯車
11に常時噛合する従動歯車21と、これと一体であっ
て、外周縁一部に歯部分22’を有した大径の切欠歯車
22と、これらを回転自在に支承23した連結板24と
から成り、この連結板24は、後述する揺動板27の前
端部に固着25されると共に、先端突出部24’が、前
記固定歯車11の回転中心軸11’に取り付けられ、こ
れによってモニタ2の下部左右側部と揺動板27の先端
とが、連結板24により、一体に連結される。
【0016】従動手段15は、図7,8で示すように、
前後方向に延び、後端部に、下方に延びる係止片26を
有した揺動板27の前端部内面に、前記連結手段12の
従動の歯車21と常時噛合する主動歯車14を有して成
り、この左右一対の従動手段15の主動歯車14同士
は、左右方向に延びる連結軸29によって一体に連結さ
れており、揺動板27の後端部は、後述する案内板40
の内面に、回動自在に枢着13されている。
【0017】伝動歯車手段16は、段状の歯車を相互に
噛合した複数の歯車30を前後方向に配列して成り、そ
の終端の歯車30’が、前記主動歯車14に常時噛合す
るように、添板31を介して図7,8で示すように、一
方の揺動板27の内面にサンドイッチ状態に取り付けら
れている。
【0018】前記案内手段19は、図6で示すように、
ケース3の内側面に止片18により固着された案内板4
0から成り、その前縁には、モニタ2の第1起立状態に
おいて、切欠歯車22の無歯部分22’’と嵌合する第
1嵌合凹部42の下部に、モニタ2の第2起立状態にお
いて、切欠歯車22の無歯部分22’’と嵌合する第2
嵌合凹部43を上部にそれぞれ有し、それらの間に、切
欠歯車22の回転に伴ってその歯部22’と噛合する歯
部44を設けて成る作用部45が形成されている。
【0019】駆動手段17は、伝動歯車手段16の始端
の歯車30’’と噛合する小径歯車46と、これと一体
であって、ゴムなどから成る摩擦輪47と、この摩擦輪
47と圧接する摩擦輪48と、これと一体のウオームホ
イール49と、このウオームホイール49と噛合し、か
つ、モータ50により回転するウオーム51とから成
り、図9で示すように、前記始端の歯車30’’と小径
歯車46との回転中心軸は、リンク片52により、また
摩擦輪47と48との回転中心軸は、リンク片53によ
りそれぞれ連結されている。
【0020】前記保持手段20は、前記案内板40に設
けた円弧状の案内孔55と、この案内孔55内を移動す
るコロ56と、下端が前記揺動板27に枢着57され、
上端に前記コロ56を取り付けたアーム58と、コロ5
6を揺動板27の枢着点13方向に付勢するスプリング
59とから成る。
【0021】詳細には、図11で示すように、前記案内
孔55は、揺動板27の枢着点13を向心点とする曲率
半径rをもって形成された中間部分55aの上下端に、
内方に屈曲した屈曲部55bと55cをそれぞれ連設し
て成り、また前記スプリング59の軸心nは、枢着点1
3とコロ56を結ぶ線n’に平行するように、アーム5
8の上端と、揺動板27の上縁に設けた止片60との間
に掛止されている。
【0022】さらに、上記した構成において、バランス
手段61を備えている。このバランス手段61は、揺動
板27の後部に設けた係止片26と、案内板40の下縁
に設けた係止片40’との間に張架され、前記揺動板2
7に作用する荷重,すなわち、揺動板27自体の重量,
連結手段12と伝動歯車手段16の重量および固定歯車
11との噛合を介して切欠歯車22に作用するモニタ2
の重量の総和とバランスするバランス用スプリング62
から成る。
【0023】次に、上記した構成の作用について詳述す
ると、常態においては、図1および図10(a)で示す
ように、モニタ2の操作用パネル7が装置本体1の正面
に起立した第1起立状態におかれる。
【0024】この状態から、操作用パネル7に配置した
始動スイッチを操作すると、モータ50が一方向に回転
し、この回転は、駆動手段17および伝動手段16を介
して左右位置の主動歯車14に伝達され、さらにこれと
噛合する従動歯車21に伝達されて、切欠歯車22は図
中時計方向に回転すると共に、その回転は、固定歯車1
1にも伝達される。
【0025】すると、固定歯車11は、図中反時計方向
に回転し、その回転により、連結板24に支持されたモ
ニタ2は、回転中心軸11’を支軸として反時計方向に
回動しながら伏倒して、図10(b)の仮想線で示す状
態となる。すなわち、モニタ2は、装置本体1の下部位
置で横臥姿勢の状態となる。この状態は、切欠歯車22
の無歯部分22’’が、案内板40の前縁に設けた作用
部の下部の第1嵌合凹部42と嵌合した状態で行われ
る。
【0026】この状態では、図2で示すように、装置本
体1の前面上部が大きく開放され、従って、第1挿入口
5に対するMD等と出し入れ操作および第2挿入口6に
対するCD等の出し入れ操作を、容易に行うことができ
る。
【0027】この状態から、さらに主動歯車14が回転
すると、切欠歯車22に設けた歯部分22’が、案内板
40の前縁に設けた作用部45の歯部44に噛合し、こ
の状態でモニタ2は、一次的に図10(b)の実線で示
すように僅か下向きに傾斜したのち、切欠歯車22の歯
部分22’と作用部45の歯車44とが噛合しながら、
図10(c)で示すように、切欠歯車22は、作用部4
5に沿って上動すると共に、連結板24によりモニタ2
の下部側面が持ち上げられる。
【0028】このようにして、切欠歯車22の歯部分2
2’と作用部45の歯部44との噛合状態の終了位置に
おいて、図10(d)で示すように、モニタ2は、ほぼ
垂直状態に反転し、次いで前記歯部22’が前記歯部4
4から外れて切欠歯車22の無歯部分22’が、作用部
45の上部の第2嵌合凹部43に嵌合したとき、図10
(e)で示すように、モニタ2は180°と反転した状
態で起立する。すなわち、図5で示すように、モニタの
画像表示部8を有した内面が、装置本体1の正面に位置
する第2起立状態となり、この状態でモータ50の回転
は停止する。
【0029】上記において、切欠歯車22の歯部分2
2’が、作用部45の歯部44と噛合して、切欠歯車2
2が作用部45に沿って上動する図10(b)から
(e)に至る間、揺動板27は、枢着点13を支点とし
て、図中時計方向に揺動し、この揺動のいづれの状態に
おいても、図5で示すように、駆動手段17と伝動歯車
手段16との噛合状態は、リンク片52と53とにより
維持され、かつ、モータ50の駆動中は、切欠歯車22
が回転を持続する。
【0030】上記において、揺動板27が枢着点13を
支点として図2の状態から図6の状態に揺動すると、そ
の揺動作用により、下端が揺動板27に枢着57された
アーム58も上動して、アーム58の上端に取り付けた
コロ56は、案内孔55に沿って下部屈曲部55cから
上部屈曲部55bに移動する。
【0031】次に、保持手段20の作用を、図11にも
とづいて詳述する。すでに述べたように、モニタ2の操
作用パネル7が装置本体1の正面に位置した第1起立状
態においては、コロ56は、案内孔55の下部屈曲部5
5cに位置しており、この状態で、スプリング59によ
り、コロ56は案内孔55の内縁に圧接している。
【0032】今この状態で、スプリング59によって、
コロ56を揺動板27の枢着点13方向に付勢する付勢
力をfとすると、その付勢力fは、下部屈曲部55
cの屈曲方向aと直交する分力fと、この直交する分
力fとに分解される。
【0033】この分力fは、コロ56に対し下向きの
付勢力として作用し、その結果、モニタ2の第1起立状
態において、揺動板26および従動歯車21と固定歯車
11との噛合を介してモニタ2に、下向きの付勢力が作
用することにより、これによって、モニタ2の第1起立
状態が安定状態に保持される。
【0034】次いで、コロ56が、第1屈曲部55cよ
り脱して、案内孔55の中間部分すなわち枢着点13を
向心点とする曲率半径rによって形成された中間部分5
5aにおいては、ほとんど分力が生じることはなく(実
際上は、スプリング59のアーム58に対する係止点
が、コロ56の中心点より僅かに、上方に位置している
ので、若干の分力が発生するが、説明の便宜上この分力
を無視する)、コロ56は、前記中間部分55aを円滑
に移動する。
【0035】次いで、コロ56が、上部屈曲部55bに
移動し、モニタ2の画像表示部8を有した内面が、装置
本体1の正面に位置した第2起立状態において、スプリ
ング59により、コロ56を揺動板27の枢着点13方
向に付勢する付勢力をfとすると、その付勢力f
は、上部屈曲部55bの屈曲方向aと直交する分力f
と、この分力を直交する分力fとに分解される。
【0036】この分力fは、コロ56に対し上向きの
付勢力として作用し、その結果、モニタ2の第2起立状
態において、揺動板27および従動歯車22と固定歯車
11との噛合を介して、モニタ2に、上向きの付勢力が
作用することにより、これによって、モニタ2の第2起
立状態が安定状態に保持される。
【0037】なお、実施例において、連結板24と揺動
板27とを一体に形成してもよいことは勿論である。
【0038】
【発明の効果】以上詳記したように、本願によれば、操
作部材の反転動作機構が、操作部材に設けた固定歯車に
噛合する従動歯車と一体に設けた切欠歯車を、案内手段
に設けられ、上下部に嵌合凹部を、中間に歯部をそれぞ
れ有した作用部に作用させる構成であるので、構造並び
に製作が容易で、安定した動作が得られると共に、切欠
歯車の無歯部分が、作用部の下部の嵌合凹部に嵌合した
状態で、操作部材が横臥姿勢の状態となるので、装置本
体の最も下方位置で、操作部材を横臥させることがで
き、これによって、装置本体の前面上部を大きく開放で
きて、CDやMDの出し入れ操作が容易になるという利
点を有する。
【0039】また、請求項2記載の発明によれば、バラ
ンス用スプリングを備えているので、従動手段の揺動作
用を軽快に行うことができる利点を有する。
【0040】また、請求項3記載の発明によれば、操作
部材の第1起立状態および第2起立状態が安定状態に確
保でき、特にバランス用スプリングにより、操作部材の
重量とのバランスがとられているので、保持手段に使用
するスプリングとして、比較的弾性の弱いスプリングが
使用できるという利点を有する。
【0041】さらにまた、請求項4記載の発明によれ
ば、構造を簡略化することができるという利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】常態における総体斜視図
【図2】操作部材の横臥状態を示す総体斜視図
【図3】反転作動機構と操作部材との関係を示す一部省
略した平面図
【図4】ケースを省略して示した第1起立状態の側面図
【図5】ケースを省略して示した第2起立状態の側面図
【図6】案内板の側面図
【図7】歯車伝動手段を備えた従動手段の外側面図
【図8】歯車伝動手段を備えた従動手段の内側面図
【図9】駆動手段の分解斜視図
【図10】(a)〜(e)は操作部材の反転動作の過程
を示す側面図
【図11】保持手段の作用を示す図
【符号の説明】
1 装置本体 2 操作部材(モニタ) 4 反転動作機構 5 第1挿入口 6 第2挿入口 7 操作用パネル 8 画像表示部 11 固定歯車 12 連結手段 13 枢着点 14 主動歯車 15 従動手段 16 伝動歯車手段 17 駆動手段 19 案内手段 20 保持手段 21 従動歯車 22 切欠歯車 24 連結板 27 揺動板 29 連結軸 40 案内板 42 第1嵌合凹部 43 第2嵌合凹部 44 歯部 45 作用部 52,53 リンク片 55 案内孔 55b,55c 屈曲部 56 コロ 58 アーム 59 スプリング 62 バランス用スプリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体と操作部材とを反転作動機構に
    より連結し、操作部材の外面が、装置本体の正面に位置
    して起立する第1起立状態と、操作部材の内面が、装置
    本体の正面に位置して起立する第2起立状態とを相互に
    反転可能に構成した車載用電子装置であって、前記反転
    作動機構が、操作部材に設けた固定歯車に常時噛合する
    従動歯車およびこれと一体で、一部に歯部分を有した切
    欠歯車とを回転可能に設けて、後述する揺動板の前端部
    を、前記固定歯車の中心軸に回転可能に連結して成る連
    結手段と、後端部が、装置本体に上下動可能に枢着され
    た揺動板に、伝動歯車手段を介して駆動手段により駆動
    され、かつ、前記従動歯車と常時噛合する主動歯車を設
    けて成る従動手段と、装置本体に取り付けられた案内板
    の前縁に、操作部材の第1起立状態で切欠歯車の無歯部
    分と嵌合する第1嵌合凹部と、操作部材の第2起立状態
    で切欠歯車の無歯部分と嵌合する第2嵌合凹部との間
    に、切欠歯車の歯部と噛合する歯部を形成した作用部を
    有して成る案内手段とから構成したことを特徴とする車
    載用電子装置。
  2. 【請求項2】 従動手段に、揺動手段に加わる荷重とバ
    ランスするバランス用スプリングを負荷状態に取り付け
    て成る請求項1記載の車載用電子装置。
  3. 【請求項3】 案内板に設けた円弧状の案内孔と、この
    案内孔内を移動するコロと、一端が揺動板に枢着され、
    他端にコロを有したアームと、コロを案内板の枢着点方
    向に付勢するスプリングとから成る保持手段を備え、前
    記案内孔が、案内板の枢着点を向心点とする曲率半径に
    よって形成された中間部分の上下端に、内方に屈曲した
    屈曲部をそれぞれ連設して成る請求項1または2記載の
    車載用電子装置。
  4. 【請求項4】 装置本体を構成するケースの左右位置
    に、連結手段と揺動手段と、案内手段とをそれぞれ設け
    て、その左右の揺動手段の主動歯車同士を連結杆により
    連結し、かつ、揺動手段の一方に、伝動歯車手段を備え
    て成る請求項1,2または3記載の車載用電子装置。
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