JP2002233714A - リーフフィルターとその残液処理方法 - Google Patents

リーフフィルターとその残液処理方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 (1)回転軸の垂直度や濾葉の外縁の凹凸等
があっても、濾葉からの溢流にアンバランスが生じにく
く、(2)残液処理の循環流量が多い場合でも、溢流す
る原液を下方の濾葉に順次安定して流すことができ、こ
れにより広い流量範囲で安定した濾過能力を維持でき、
(3)濾葉の表面に形成されたケーキ層の崩れが生じに
くく、(4)原液が最初から少ない場合でも、濾葉の表
面にケーキ第1層を形成して濾過ができる、リーフフィ
ルターとその残液処理方法を提供する。 【解決手段】 鉛直方向に間隔を隔てて配置され、その
直径が上から下に順に大きく形成されている複数の円板
状の濾葉10を備え、最下段の濾葉を溢流した原液3を
最上段の濾葉上に循環供給し、各濾葉の外縁10aを溢
流した原液をその下の濾葉の上部に順次溢流させ、これ
により各濾葉上に原液を保持して固液分離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リーフフィルター
とその残液処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2、図3は、従来のリーフフィルター
の模式図である。リーフフィルターとは、表面に濾過面
を有する円板状の濾葉1(リーフ又はフィルターディス
クと呼ぶ)を用い、ベッセル内を原液で満たして濾葉1
の表面に最初に原液中の固形物をケーキ第1層として形
成させ、このケーキ第1層により濾過を行いケーキ層2
を形成し、原液3を固形物4(ケーキ)と濾液5とに分
離する固液分離装置である。かかるリーフフィルター
は、薬品や化学物質の分離に従来から広く用いられてい
る。
【0003】リーフィルタのケーキ排出はその構造によ
り回転、振動、掻き取り、逆洗などのさまざまな方法が
取られている。図2,3の例では、濾葉の回転駆動装置
6を備えており、固液分離が完了した後、濾葉を高速回
転させてケーキ層2を遠心力で濾葉の外側に移動し、図
2のように下方からスクレーパ7で排出するか、又は図
3のように遠心力で飛ばされた固形をコーン部8で集め
て排出して、1回の固液分離を終了するようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、リー
フフィルターにおける固液分離は、ベッセル内を原液3
で満たした状態で行われるため、外部から供給される原
液がなくなった後にフィルタ内の原液をガス加圧で濾過
しようとすると、その進行により、液面から濾葉が露出
し、原液を加圧するための加圧ガスが露出した濾葉を通
過してしまい、液面下の原液の濾過ができなくなる問題
点があった。
【0005】そのため、図2のリーフフィルターでは、
下端の1枚又は複数枚の濾葉1’を残液処理用に独立し
て構成し、通常の濾過時にはその他の濾葉1のみ(又は
濾葉1と1’の両方)を用いて濾過し、残液処理時に
は、濾葉1の濾液ラインを閉じて、濾葉1’のみで濾過
する手段がとられていた。そのため、この残液処理手段
では、通常の濾過時に比較して残液処理時の処理能力が
大幅に低下する問題点があった。
【0006】一方、図3のリーフフィルターでは、濾葉
1を内方に傾斜して切頭円錐形にし、残液処理時には、
残液をポンプで循環して各濾葉1上に原液を溜めなが
ら、外周部から下方の濾葉上に溢流(オーバーフロー)
させる残液処理手段がとられていた。従って、この残液
処理手段では、加圧ガスが各濾葉上の残液に均一に作用
するため、すべての濾葉を残液処理時にも同様に使用で
き、残液処理時に処理能力がほとんど低下しない利点が
ある。
【0007】しかし、図3のリーフフィルターでは、各
濾葉の外縁から原液が均一に溢流し、すべての濾葉上に
原液が溜まっている必要がある。そのため、以下の問題
が生じることがあった。 (1)回転軸の垂直度や濾葉の外縁の凹凸等により、濾
葉からの溢流にアンバランスが生じやすい。 (2)残液処理の循環流量が多すぎたり、溢流のアンバ
ランスがあると、溢流する原液の流速が速すぎて外方に
飛びやすくなり、表面張力で濾葉の下面をつたわって下
方の濾葉に流れる原液量が不足し、下方の濾葉が露出し
て濾過能力が低下する。 (3)逆に残液処理の循環流量が少なすぎると、溢流が
均一にできても、下方の濾葉に流れる原液量が不足し、
同様に下方の濾葉が露出して濾過能力が低下してしま
う。
【0008】また、従来のリーフフィルターでは、以下
の問題点もあった。 (4)リーフ上のカスケード流15にムラが起こると、
残液濾過の効率と濾液清涼度に悪影響を及ぼす場合があ
る。 (5)カスケード流15のムラの悪影響をなくすには、
その流量を大きくすれば良いが、それは、液の粘度など
の物性と、リーフ外周部の丸みやリーフの上反角に支配
されている。
【0009】本発明は上述した種々の問題点を解決する
ために創案されたものである。すなわち、本発明の目的
は、(1)回転軸の垂直度や濾葉の外縁の凹凸等があっ
ても、濾葉からの溢流にアンバランスが生じにくく、
(2)残液処理の循環流量が多い場合でも、溢流する原
液を下方の濾葉に順次安定して流すことができ、これに
より広い流量範囲で安定した濾過能力を維持でき、
(3)濾葉の表面に形成されたケーキ層の崩れが生じに
くく、(4)原液が最初から少ない場合でも、濾葉の表
面にケーキ層を形成して濾過ができる、リーフフィルタ
ーとその残液処理方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、鉛直方
向に間隔を隔てて配置され、その直径が上から下に順に
大きく形成されている複数の円板状の濾葉(10)を備
える、ことを特徴とするリーフフィルターが提供され
る。
【0011】また、本発明によれば、鉛直方向に間隔を
隔てて配置され、その直径が上から下に順に大きく形成
されている複数の円板状の濾葉(10)を備え、最下段
の濾葉を溢流した原液(3)を最上段の濾葉上に循環供
給し、各濾葉の外縁(10a)を溢流した原液をその下
の濾葉の上部に順次溢流させ、これにより各濾葉上に原
液を保持して固液分離する、ことを特徴とするリーフフ
ィルターの残液処理方法が提供される。
【0012】上記本発明の装置及びその残液処理方法に
よれば、複数の円板状の濾葉(10)の直径が上から下
に順に大きく形成されているので、最下段の濾葉を溢流
した原液(3)を最上段の濾葉上に循環供給し、各濾葉
の外縁(10a)を溢流した原液をその下の濾葉の上部
に順次溢流させ、これにより各濾葉上に原液を保持して
固液分離することができる。
【0013】すなわち、濾葉(10)の直径が、その下
の濾葉より小さく形成されているので、下側の濾葉自体
が一種の樋として機能する。従って(1)、回転軸の垂
直度や濾葉の外縁の凹凸等があっても、循環流量を多め
に設定することにより濾葉からの溢流のアンバランス
(偏流)を低減できる。また、(2)残液処理の循環流
量が多い場合でも、表面張力に頼ることなく、樋として
機能する下側の濾葉自体により溢流する原液全体を下方
の濾葉に順次安定して流すことができる。これにより広
い流量範囲で安定した濾過能力を維持できる。更に、
(3)偏流が少なく、全体がほぼ均一に濾葉上を流れる
ため、濾葉の表面に形成されたケーキ層の崩れが生じに
くい。また、(4)原液が最初から少ない場合でも、循
環供給される原液中に濾葉が浸かりかつ偏流が少ないこ
とから、循環原液中の固形分が濾葉の表面に堆積してケ
ーキ層を形成でき、少量の原液を濾過することができ
る。
【0014】言い換えれば、1.残液濾過時に、上部濾
葉から下部濾葉に容易に液を流下させるので、大量の確
実なカスケード流15の形成ができ、2.液の物性、リ
ーフ外周形状、リーフ上反角などに影響されないカスケ
ード流15が形成でき、3.残液濾過時の循環量を多く
できる。そのため、濾葉上に不均一な固形形成後、また
は、固形層がない状態でも、残液濾過を始めることがで
きる。
【0015】本発明の好ましい実施形態によれば、前記
濾葉(10)は、外側が上方に傾斜した切頭円錐形状で
ある。この構成により、各濾葉上に原液を安定して溜め
ることができる。
【0016】また、前記濾葉(10)の下部に、その最
大直径と等しい外縁を有する複数の濾葉(11)を更に
備える、ことが好ましい。この構成により、従来より大
量の原液を上部の濾葉(10)に供給しても、上部の濾
葉(10)で濾過しながら下方の濾葉に順次安定して流
すことができるので、直径が等しい複数の濾葉(11)
との併用により、原液の処理量を増大させ、装置の容積
効率を高めることができる。
【0017】更に、前記濾葉(10)又は下部濾葉(1
1)の上面には濾過面を有し、該濾過面は、濾布、金
網、焼結金網、のいずれか又はこれらの組合せであるの
がよい。この構成により、濾過面の固液分離性能を調整
することができる。例えば、数ミクロンの目を有する焼
結金網を濾葉の外表面に用いることにより、ケーキ第1
層2の必要性を低減あるいはなくすことができ、フィル
タ内を充満できない程度の少量、高濃度スラリーをケー
キ第1層の形成をおこなわず、ただちに残液濾過するこ
とが可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を、図面を参照して説明する。なお、各図において、共
通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略
する。
【0019】図1は、本発明のリーフフィルターの全体
構成図である。この図に示すように、本発明のリーフフ
ィルターは、その直径が上から下に順に大きく形成され
ている複数(この図では3枚)の円板状の濾葉10をそ
の上部に備える。
【0020】各濾葉10は、鉛直方向に一定の間隔を隔
てて配置され、中空の回転軸6aに内端が固定されてい
る。濾葉10は、外側が上方に傾斜した切頭円錐形状で
ある。各濾葉10の内縁は中空の回転軸6aの内部に連
通し、濾液5を中空回転軸6aから外部に抜き出すよう
になっている。また、中空回転軸6aは、回転駆動装置
6により、濾葉全体を高速回転できるようになってお
り、固液分離が完了した後、ケーキ層2を遠心力で濾葉
の外側に移動し、下方のコーン部8で集めて排出するよ
うになっている。更に、各濾葉10の上面には濾過面
(破線で示す)を有する。この濾過面は、濾布、金網、
焼結金網、のいずれか又はこれらの組合せで構成され、
その表面に固形分のケーキ層2を形成するようになって
いる。なお、特に、数ミクロンの微細な目を有する焼結
金網を用いて、ケーキ第1層の必要性を低減し、あるい
はなくすようにしてもよい。
【0021】図1において、本発明のリーフフィルター
は、更に、上部の濾葉10の下部にその最大直径と等し
い外縁を有する複数の下部濾葉11を更に備える。この
下部濾葉11も外側が上方に傾斜した切頭円錐形状であ
り、かつその内縁は中空の回転軸6aの内部に連通して
いる。また、その上面に濾葉10と同様な濾過面を有し
ている。
【0022】上述したリーフフィルターの運転方法を図
1を参照して以下に説明する。 (1)原液3が大量にある通常の濾過時には、濾葉1
0,11を内蔵したベッセル13内にポンプ9で原液3
を加圧して供給し、ベッセル13を原液3で満たす。こ
の際、原液の再循環ライン14は図示しない弁で閉鎖し
ておく。濾過工程の最初に、原液中の固形物が濾葉1の
表面にケーキ第1層を形成し、その後ケーキ層2ができ
る。この濾過工程により、原液3が固形物4(ケーキ)
と濾液5とに分離される。分離された濾液5は、中空回
転軸6aから外部に抜き出される。
【0023】(2)原液3が小量になり、ベッセル内を
原液で満たせなくなると、残液処理工程に切り換える。
この工程では、前述の再循環ライン14を開き、ポンプ
9でフィルタタンクの下部から原液3をオーバーフロー
プレート12の上に供給して最上段の濾葉10上に循環
供給する。循環供給された原液3は、最上段の濾葉10
の上に溜まり、そこで一部が濾過されながらその上にケ
ーキ層2を形成する。更に余分に供給された原液は各濾
葉の外縁10aからその下の濾葉10,11の上部に順
次溢流し、原液3は順次各濾葉10,11の上に溜ま
り、そこで一部が濾過されながらその上にケーキ層2を
形成し、更に下方に溢流する。この工程を持続すること
により、各濾葉10,11が均一に露出するようになっ
ても残液濾過は続き、ベッセル内の原液3が無くなった
時に残液処理を終了する。
【0024】(3)残液処理工程後は、適宜、ケーキ脱
水乾燥操作を行った後、回転駆動装置6により濾葉1
0,11を高速回転させてケーキ層2を遠心力で濾葉の
外側に移動し、下方のコーン部8で集めて排出して、1
回の固液分離を終了する。
【0025】上述した本発明の装置及びその残液処理方
法によれば、複数の円板状の濾葉10の直径が上から下
に順に大きく形成されているので、最下段の濾葉を溢流
した原液3を最上段の濾葉上に循環供給し、各濾葉の外
縁10aを溢流した原液をその下の濾葉の上部に順次溢
流させ、これにより各濾葉上に原液を保持して固液分離
することができる。
【0026】すなわち、濾葉10の直径が、その下の濾
葉より小さく形成されているので、下側の濾葉自体が一
種の樋として機能する。従って(1)、回転軸の垂直度
や濾葉の外縁の凹凸等があっても、循環流量を多めに設
定することにより濾葉からの溢流のアンバランス(偏
流)を低減できる。また、(2)残液処理の循環流量が
多い場合でも、表面張力に頼ることなく、樋として機能
する下側の濾葉自体により溢流する原液全体を下方の濾
葉に順次安定して流すことができる。これにより広い流
量範囲で安定した濾過能力を維持できる。更に、(3)
偏流が少なく、全体がほぼ均一に濾葉上を流れるため、
濾葉の表面に形成されたケーキ層の崩れが生じにくい。
また、(4)原液が最初から少ない場合でも、循環供給
される原液中に濾葉が浸かりかつ偏流が少ないことか
ら、循環原液中の固形分が濾葉の表面に堆積してケーキ
層を形成でき、少量の原液を濾過することができる。
【0027】なお本発明は上述した実施形態に限られる
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変
更が可能である。例えば、濾葉10のように、上から下
に順に大きくしていると、リーフの上反角は0度でもカ
スケード流15による残液濾過ができる。
【0028】
【発明の効果】上述したように本発明では、複数の円板
状の濾葉10の直径が上から下に順に大きく形成するこ
とで、残液濾過が容易になり、以下の利点を有する。
【0029】1.残液濾過時に、上部濾葉から下部濾葉
に容易に液を流下させるので、大量の確実なカスケード
流の形成ができる。 2.液の物性、リーフ外周形状、リーフ上反角などに影
響されないカスケード流が形成できる。 3.残液濾過時の循環量を多くできる。そのため、濾葉
上に不均一な固形形成後、または、固形層がない状態で
も、残液濾過を始めることができる。 4.従来の残液濾過に必要な条件(ケーキ第1層の形
成)が不要になるため、高濃度スラリーをケーキ第1層
の形成なしに残液濾過が可能になる。 5.濾葉上の原液の流れが均一となり偏流が少なくでき
るので、ケーキ層が厚い場合でもこれを崩すことなく、
カスケード流による残液濾過ができる。
【0030】従って、本発明のリーフフィルターとその
残液処理方法は、(1)回転軸の垂直度や濾葉の外縁の
凹凸等があっても、濾葉からの溢流にアンバランスが生
じにくく、(2)残液処理の循環流量が多い場合でも、
溢流する原液を下方の濾葉に順次安定して流すことがで
き、これにより広い流量範囲で安定した濾過能力を維持
でき、(3)濾葉の表面に形成されたケーキ層の崩れが
生じにくく、(4)原液が最初から少ない場合でも、濾
葉の表面にケーキ第1層を形成して濾過ができる、等の
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリーフフィルターの全体構成図であ
る。
【図2】従来のリーフフィルターの模式図である。
【図3】従来のリーフフィルターの別の模式図である。
【符号の説明】
1 濾葉(リーフ又はフィルターディスク)、2 ケー
キ層、3 原液、4 固形物(ケーキ)、5 濾液、6
回転駆動装置、6a 中空回転軸、7 スクレーパ、
8 ベッセルコーン部、9 ポンプ、10 濾葉、10
a 外縁11 下部濾葉、12 オーバーフロープレー
ト、13 フィルターベッセル、14 再循環ライン、
15 カスケード流
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 29/42 510 520

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛直方向に間隔を隔てて配置され、その
    直径が上から下に順に大きく形成されている複数の円板
    状の濾葉(10)を備える、ことを特徴とするリーフフ
    ィルター。
  2. 【請求項2】 前記濾葉(10)は、外側が上方に傾斜
    した切頭円錐形状である、ことを特徴とする請求項1に
    記載のリーフフィルター。
  3. 【請求項3】 前記濾葉(10)の下部に、その最大直
    径と等しい外縁を有する複数の下部濾葉(11)を更に
    備える、ことを特徴とする請求項1に記載のリーフフィ
    ルター。
  4. 【請求項4】 前記濾葉(10)又は下部濾葉(11)
    の上面には濾過面を有し、該濾過面は、濾布、金網、焼
    結金網、のいずれか又はこれらの組合せである、ことを
    特徴とする請求項1に記載のリーフフィルター。
  5. 【請求項5】 鉛直方向に間隔を隔てて配置され、その
    直径が上から下に順に大きく形成されている複数の円板
    状の濾葉(10)を備え、最下段の濾葉を溢流した原液
    (3)を最上段の濾葉上に循環供給し、各濾葉の外縁
    (10a)を溢流した原液をその下の濾葉の上部に順次
    溢流させ、これにより各濾葉上に原液を保持して固液分
    離する、ことを特徴とするリーフフィルターの残液処理
    方法。
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