JP2002233414A - ひったくり防止用警報装置、該警報装置を備えたカバン及びひったくり防止用カバン - Google Patents

ひったくり防止用警報装置、該警報装置を備えたカバン及びひったくり防止用カバン

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ひったくり防止用の警報装置において、該警
報装置をカバン等の側に取り付けて、該カバン等の側で
警報音を発するようにすると共に、前記警報装置を簡単
に取り外せない構造にすること。 【解決手段】 少なくとも電源部、警報音を発する回路
及び作動用のピンを配設し、該ピンを抜くことによって
前記回路が作動して警報音を発する警報装置であって、
該警報装置の本体部には、第1の施錠の手段及び第1の
係止部材を配設し、前記本体部にピンを配設させたとき
に第1の施錠を解錠することができて第1の係止部材の
動作が可能になる構成にしたことにより、警報装置をカ
バン等の側に取り付けて、該カバン等の側で警報音を発
するようにすると共に、前記警報装置を簡単に取り外せ
ない構造にすることができ、従来の解決課題を解決でき
るのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、集金用カ
バン、ビジネスカバン、旅行用カバン、買い物カバン等
のカバン、或いは財布等の小物、または自転車等のカゴ
に収納させた袋等に使用され、ひったくり等の盗難の際
に、周囲に喚起すべく警報音を発して、盗難をさせづら
くさせるというひったくり防止用の警報装置及びカバン
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種の悪質な犯罪等が急激に増加
しており、中でも年寄りや女性を狙ったひったくり等の
犯罪の件数が増加している。犯人は、目標とする人物を
見つけると該人物の背後から近づいて犯行を行うことが
多く、そのため、被害者達が犯行を事前に察知し、瞬時
にそれに反応して防御することは困難なのである。そこ
で、ひったくり等を防止する対策として、予め警報装置
を備え、ひったくり等にあった際に、それを前記警報装
置によって周囲に喚起する方法としては、実用新案登
録の第3046043号公報、または実用新案登録第
3067667号公報に開示された技術が公知である。
の公知技術においては、ピンを抜くことによって警報
音を発する装置であり、キーホルダと警報装置とが別々
に配設されているものである。の公知技術において
は、ピンを抜くことによって警報音を発する警報器であ
り、ピンにはワイヤを介してワイヤ巻き取り装置が接続
されており、該装置内のワイヤが最後まで引き出された
際に、ピンが抜けるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、の技
術は、キーホルダと警報装置とが別々に配設されている
ため、ひったくり等にあってピンが抜けた際に、ピン及
びキーホルダは、ひったくられたカバン等と共に犯人に
持ち去られ、警報装置は被害者の手元に残って被害者の
手元で警報音を発するだけであり、犯人が少し離れてし
まうと、周囲の人達には、その犯行について全く伝えら
れないという問題点を有する。また、の技術は、警報
器にキーホルダーが配設されたものであるが、該警報器
を使用する際には比較的大きなサイズのワイヤ巻き取り
装置を使用者が服等に収容させる等をして所持する必要
があるため嵩張り、カバン等に警報器が配設されていて
警報音を発しても、キーホルダーを取りはずすことで警
報器を簡単に取りはずすことができるためにその効果が
少なく、そのため、旅行用カバンに使用して該カバンを
預ける場合には、全く効果がないという問題点を有する
のである。
【0004】従って、従来技術においては、警報装置を
カバン等の側に取り付けて、該カバン等の側で警報音を
発するようにすると共に、前記警報装置を簡単に取り外
せない構造にするという解決しようとする課題を有して
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の従来例における課
題を解決する具体的手段として本発明に係る第1の発明
は、少なくとも電源部、警報音を発する回路及び作動用
のピンを配設し、該ピンを抜くことによって前記回路が
作動して警報音を発する警報装置であって、該警報装置
の本体部には、第1の施錠の手段及び第1の係止部材を
配設し、前記本体部にピンを配設させたときに第1の施
錠を解錠することができて第1の係止部材の動作が可能
になる構成にしたことを特徴とするひったくり防止用警
報装置を提供するものである。この第1の発明におい
て、前記ピンには、他端に第2の係止部材を配設した紐
状部材を配設することと、前記ピンは、第2の施錠の手
段であることと、前記第1の施錠は、電気的または機械
的な施錠であることと、前記警報装置は、前記ピンを抜
いても警報音を発さず、第1の施錠を解錠しようとする
ことにより警報音を発するように設定できることと、前
記警報装置は、位置を検出して、該位置を通報する手段
を備えることと、を付加的な要件として含むものであ
る。また、本発明に係る第2の発明は、少なくとも電源
部、警報音を発する回路及び作動用のピンを配設し、該
ピンを抜くことによって前記回路が作動して警報音を発
する警報装置を備えたカバンであって、前記警報装置の
本体部には、第1の施錠の手段及び第1の係止部材を配
設し、前記本体部にピンを配設させたときに第1の施錠
を解錠することができて第1の係止部材の動作が可能に
なる構成にしたことを特徴とするひったくり防止用警報
装置を備えたカバンを提供するものである。更にまた、
本発明に係る第3の発明は、開閉部に第3の施錠の手段
を配設したカバンであって、少なくとも電源部、警報音
を発する回路及び作動用のピンを配設し、該ピンを抜く
ことによって前記回路が作動して警報音を発することを
特徴とするひったくり防止用カバンを提供するものであ
る。この第3の発明において、前記第3の施錠は、前記
ピンを配設させたときに解錠できる構成にしたことと、
前記ピンには、他端に第3の係止部材を配設した紐状部
材を配設することと、前記ピンは、第4の施錠の手段を
であることと、前記カバンは、液体を吐出させる手段を
備えることと、前記カバンは、前記ピンを抜いても警報
音を発さず、第3の施錠を解錠しようとすることにより
警報音を発するように設定できることと、前記カバン
は、位置を検出して、該位置を通報する手段を備えるこ
とと、を付加的な要件として含むものである。
【0006】このように、警報装置をカバン等の側に取
り付けて、カバン等の側で警報音を発するようにさせる
ことによって、ひったくり等の際に周囲に喚起させると
共に、カバン等の側で警報音が発せられているため、犯
人が簡単に特定でき、そのため、周囲に応援を求めるこ
ともできるようになる。更に、警報装置を簡単に取り外
せない構造にしたため、警報音が発せられている前記カ
バン等を犯人が長時間に亘って所持し続けることを困難
にさせることができるのである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体的な実施の形
態に基づいて詳しく説明する。本発明の第1の実施の形
態に係るひったくり防止用の警報装置1の施錠前の略示
的な平面図を図1に示し、警報装置1を施錠の状態に
し、且つ警報音を発する状態にさせた略示的な平面図を
図2に示す。警報装置1は、例えば、金属または硬質の
合成樹脂等からなり、好ましくはチタン、アルミニウ
ム、銅、鉄、ニッケル、ステンレス、或いはマグネシウ
ム、またはこれらの合金等の金属を使用して形成させる
ものである。警報装置1の本体部2には、作動用のピン
3を嵌合させる図示しない嵌合用の孔部が形成されてお
り、ピン3は該嵌合用の孔部に抜き差しの可能な状態で
配設されている。本体部2には、第1の施錠の手段4と
して、例えば、0〜9、E(決定・Enter)、及び
C(取消・Clear)等の数字等を入力できるボタン
等が夫々配設されている。これらのボタン等としては、
例えば、数字、文字、又は記号等の何れか一種又は二種
以上を組み合わせて使用すると良い。また、本体部2に
は、入力した数字等を表示できる表示部等を配設させて
も良い。これらの入力は、例えば、予め設定された数字
等を入力してEを押すことによって決定され、入力を誤
った場合には、Cを押すことによって取り消しができ、
再度入力をやり直すことができるようにさせることが好
ましい。
【0008】本体部2には、第1の係止部材5としてワ
イヤーが配設されている。該ワイヤーの一端部は本体部
2に収容されており、例えば、本体部2から適宜長さを
引き出すことによって、その長さを調整することができ
るようにされていると共に、前記ワイヤーを軽く引いた
後に手を離すことによって該ワイヤーの全体を本体部2
に収容させることもできるようにさせることが好まし
い。この際、前記ワイヤーを収容させるためのスイッチ
等を配設させても良い。前記ワイヤーの他端部には、嵌
合部6が配設されている。嵌合部6には、図1のように
鉤状部7が形成されており、嵌合部6を本体部2に形成
された図示しない嵌合孔に嵌合させて鉤状部7が嵌合さ
れることによって、図2のように警報装置1は施錠され
た状態になる。この施錠された状態になった場合には、
前記ワイヤーの長さを調整できなくさせることが好まし
い。このように、長さを調整した第1の係止部材5を、
例えば、カバン等のハンドル部または施錠部等に係止さ
せることによって、カバン等の側に取り付けることがで
きる。また、第1の係止部材5としては、多くの種類の
大きさのものを係止することができるため、前記ワイヤ
ーを使用することが好ましいが、これに限定されるもの
ではない。
【0009】この施錠された状態になった警報装置1を
解錠するには、本体部2にピン3を配設させた状態のと
きにのみ第1の施錠の手段4を解錠できるようにさせて
おり、第1の施錠の手段4が解錠されることによって、
第1の係止部材5が動作できるように構成されているの
である。この第1の施錠の手段4の解錠としては、例え
ば、暗証番号またはパスワード等を入力し、前述のよう
にE(決定・Enter)等を入力して、その入力され
た内容が、予め規定または設定された内容と同一である
場合にのみ解錠できるようにさせるという電気的な施錠
によって行われているのである。この際、暗証番号また
はパスワード等を複数回にわたって誤入力した場合に
は、解錠できなくする、及び/又は警報音を発する等を
させても良い。
【0010】ピン3には、紐状部材8が配設されてお
り、ピン3と接続された紐状部材8の他端部には、第2
の係止部材9が配設されている。この紐状部材8として
は、例えば、ワイヤー、紐、糸またはナイロン製の糸等
を使用することができる。第2の係止部材9は、爪部1
0を移動させることに伴って可動部11を移動させるこ
とができ、第2の係止部材9の内部には、例えば、図示
しない弾性体等が配設されており、該弾性体等の付勢力
によって、可動部11が常に付勢されて閉じるようにな
っており、これによって、例えば、使用者のズボンまた
はベルト等に係止させることができるのである。この第
2の係止部材9としては、例えば、可動部を嵌合させる
他端部を鉤状に形成させて該鉤状部に前記可動部を引っ
かけて固定させる、第1の係止部材5のようにワイヤー
等を使用して長さの調整を可能にして配設させる、また
は紐状部材8の端部を単に輪状に形成させる等にしても
良い。このように第2の係止部材9を配設させることに
よって、第2の係止部材9をポケット等の内部に収容さ
せる必要がないため、ポケット等が嵩張ることがなくな
ると共に、第2の係止部材9をポケット等から落とした
り、ひったくり等にあった際に本体部2及びピン3に伴
って引っ張られてポケット等から飛び出したり、この際
に、ピン3が抜けずに警報装置が作動しないということ
がないのである。
【0011】本体部2には、警報音を発するための開口
部12が設けられており、開口部12の内部には、図示
しないスピーカー等が配設されており、図2に示したよ
うにピン3を抜くことによって、周囲に犯行を喚起すべ
く大きな警報音が開口部12から発せられる。これによ
って、例えば、ひったくり等の盗難にあった場合には、
ピン3が紐状部材8と第2の係止部材9とを介して使用
者に係止されているために、ピン3が警報装置1の本体
部2から抜けて警報音が発せられるのである。この際、
本体部2は前述のようにカバン等の側に係止されている
ため、該カバン等の側で警報音を発して周囲に犯行を喚
起できると共に、第1の施錠の手段4によって前記ピン
3が抜かれている状態では取り外すことができず、犯人
は警報音が鳴り続けるカバン等を持って逃亡することに
なるため、犯人が被害者から離れても犯人を簡単に特定
でき、更に、犯人が隠れたとしても少しの距離であれ
ば、その場所を容易に探すことができるのである。この
警報音としては、例えば、特定の周波数または周期的に
変化する周波数の大きな音等であることが好ましい。こ
の際、警報装置1は警報音だけでなく、例えば、「ひっ
たくり」または「私は犯人です」等の音声を発するよう
にさせても良い。従って、犯人は警報装置1を係止して
配設されたカバン等を持って逃亡することが困難にな
り、カバン等を手放さざるを得ないようにさせるのであ
る。また、ひったくり等でなく、例えば、強盗、または
突然暴力を振るわれる等の被害にあって咄嗟に声がでな
い場合であっても、ピン3を自ら抜くことによって警報
音を発して、周囲に喚起して助けを求めることもできる
のである。更に、警報装置1を、例えば、玄関のドアや
窓枠等に配設することによって、空き巣等を防止するこ
ともできるのである。
【0012】また、本体部2には、ピン3を抜いたとし
ても警報音が発しないようにするための一時停止スイッ
チ13が配設されている。この一時停止スイッチ13
は、例えば、本体部2にピン3を配設した状態で警報装
置1を施錠し、且つピン3が配設されたままの状態で一
時停止スイッチ13を押した場合にのみ有効に動作する
ようにさせることが好ましい。この条件の下で一時停止
スイッチ13を押して設定した場合には、ピン3を抜い
たとしても警報音を発することはなく、このようにピン
3が配設されていない状態で、第1の施錠の手段4を解
錠しようとした場合に警報音を発するようになるのであ
る。つまり、第1の施錠の手段4を解錠するためには、
ピン3を配設させる必要があり、使用者がピン3を保持
していれば、他人が第1の施錠の手段4を解錠すること
はできないのである。このようにすることによって、例
えば、海外旅行等の際に、カバン等を手放して預けなけ
ればならないような場合に、警報装置1をカバン等の施
錠部等に係止して配設させて一時停止スイッチ13を押
すことによって、使用者はピン3を抜いて所持していれ
ば良く、ピン3が配設されていない状態で、第3者が警
報装置1を解錠しようとした場合に警報音が発するよう
になるのである。
【0013】警報装置1の本体部2には、位置を検出し
て特定し、該位置を通報する手段としてGPS(Glo
bal Positioning System)用の
アンテナ14を配設させている。本体部2は、その内部
に図示しないGPS信号の処理回路と電波を発信する回
路とが配設されており、GPS用の衛星から発信された
GPS信号をGPS用のアンテナ14で受信し、前記G
PS信号の処理回路によって処理して位置を検出して特
定し、前記電波を発信する回路によって電波を発信させ
て位置を通報するのである。このGPS用のアンテナ1
4は、必ずしも本体部2から突出させる必要はなく、本
体部2の内部に収容されていても良い。この位置を通報
する手段は、前述のように警報音を発する状態になった
ときに通報するようにさせることが好ましく、このよう
に、位置を通報する手段を備えることによって、犯人が
警報装置1を係止して配設されたカバン等を持って逃亡
した場合であっても、その居所を容易に見つけ出すこと
ができるようになるのである。尚、位置を検出または通
報する手段としては、多くの技術が公知になっている
が、本発明においては、前記のGPS信号を用いた方法
に限定されるものではなく、何れの方法であっても良
い。
【0014】ピン3を抜くことによって回路が作動して
警報音を発する回路の構成の一例の概略を示した図3の
回路図を用いて、警報音を発する構成を簡単に説明す
る。図3において前記回路は、例えば、電源部15と、
スイッチS1,S2と、抵抗Rと、警報音を発する回路
16と、マイコン17等とで構成されており、これらは
全て前記本体部2に配設させているものである。スイッ
チS1と、前記ピン3とは夫々関連した動作をするよう
にになっており、ピン3が配設された場合には、スイッ
チS1がOPENになって警報音を発する回路16には
電源部15の電源が供給されないために警報音は発しな
い。ピン3を抜いた場合には、スイッチSがCLOSE
になって電源部15の電源が抵抗Rを介して警報音を発
する回路16に供給されるため警報音を発するようにな
るのである。また、前記一時停止スイッチ13を押した
場合には、スイッチS2がCLOSEになったことをマ
イコン17が検出して、ピン3を抜いても警報音を発さ
ず、前記のように第1の施錠の手段4を解錠しようとし
た場合に警報音を発するようにさせるのである。尚、警
報音を発する回路の構成は、これに限定されるものでは
なく、ピン3を抜いたときに警報音を発する構成であれ
ば異なる回路の構成であっても良い。また、前述したよ
うに、第1の施錠の手段4の解錠する場合には、暗証番
号またはパスワード等を入力するものであるが、その入
力された内容が、予め規定または設定された内容の確認
は、例えば、マイコン17等に予め規定または設定され
た内容と比較して確認させれば良く、その内容が同一で
ある場合にのみマイコン17から指示を出して第1の施
錠の手段4を解錠できるようにさせる等にすることが好
ましい。更にまた、ピン3の配設の状態を検出する方法
として、例えば、ピン3を嵌合させる前記嵌合用の孔部
等に図示しないセンサー等を配設させてピン3の配設の
有無を検出し、それをマイコン17に入力して、マイコ
ン17で確認させる等であっても良い。
【0015】ピン3を拡大して略示的に示した平面図を
図4に示す。ピン3は、第2の施錠の手段18としての
機能を有しており、所謂ギザギザ部19を有した鍵状に
形成されている。そのため、このようにピン3を形成さ
せることによって、警報装置1を解錠する際には、第2
の施錠の手段18であるピン3を配設させてピン3の形
状が一致し、且つ第1の施錠の手段4を解錠させなけれ
ばならないのである。即ち、施錠に対する信頼性を高く
することができるのである。この第2の施錠の手段18
としては、例えば、ギザギザ、凸凹、或いは孔等の鍵
状、またはICチップを内蔵させる等の一般的に鍵とし
て使用できるもの等を一種または二種以上を組み合わせ
たものを使用することが好ましいが、単なる円柱等であ
っても良い。
【0016】本発明の第2の実施の形態に係るひったく
り防止用の警報装置21の略示的に示した平面図を図5
に示す。尚、図の理解を容易にするために、前記第1の
実施の形態と同一のものについては、同一の符号を付し
て説明し、その詳細な説明については省略する。警報装
置21の本体部22には、第1の施錠の手段23として
ダイヤルキーが配設されている。この第1の施錠の手段
23には、例えば、数字等が記されており、ダイヤルを
回転させることによって、予め設定された数字等に合わ
せて解錠させるという機械的な施錠により構成されてい
る。そして、警報装置21を解錠させるには、前記第1
の実施の形態と同様に、本体部22にピン3を配設させ
た状態のときにのみ第1の施錠の手段23が解錠できる
ようにさせており、このように第1の施錠の手段23を
解錠することによって、第1の係止部材24が動作でき
るように構成されている。この際、第1の施錠の手段2
3は、ピン3を配設させたときにのみ操作ができるよう
にさせても良く、このように、機械的にピン3の配設を
確認できる場合には、必ずしも前記マイコン等は必要な
いのである。この第1の係止部材24は、例えば本体部
22と同一の材料を棒状にして、該棒状を略半円形状ま
たは略半楕円形状等の形状に形成させたものであり、第
1の施錠の手段23が解錠されている状態の場合は、一
端部を中心にして回転する動作ができ、他端部を本体部
22に形成された図示しない嵌合孔に嵌合することによ
って、第1の施錠の手段23を施錠の状態にできると共
に、第1の係止部材24は動作できなくなる。この第1
の係止部材24としては、例えば、本体部22と同一の
材料で形成することが好ましいが、これに限定されるも
のではなく、例えば、本体部22とは異なる金属または
硬質の合成樹脂等によって形成させても良く、更に、前
記第1の実施の形態のようにワイヤー等を使用しても良
い。
【0017】ピン3には、前記第1の実施の形態と同様
に、紐状部材8が配設されており、その他端部には第2
の係止部材25が配設されている。第2の係止部材25
は、回転部26を中心にして回転可能に形成されてお
り、弾性体27によって常に付勢されているため、外部
から力を加えていない第2の係止部材25は挟持部28
a,28bが弾性体27の付勢力によって強く接触させ
られている。第2の係止部材25は、押圧部29a,2
9bに押圧力を加えられることによって、回転部26を
中心にして回転し、挟持部28a,28bが開いた状態
になる。これによって、第2の係止部材25を、例え
ば、使用者の上着またはポケット等に係止させることが
できる。
【0018】この第2の実施の形態に係る警報装置21
におけるその他の構成、例えば、警報音を発するための
開口部12、一時停止スイッチ13、GPS用のアンテ
ナ14、警報音を発する回路の構成、または第2の施錠
の手段18であるピン3の形状等においては、前記第1
の実施の形態である警報装置1と同様にして構成させた
ものであり、そのため、その作用・効果は同様であり、
前記警報装置1と説明が重複するため、その詳細な説明
については省略する。
【0019】本発明の第3の実施の形態に係る前記第1
の実施の形態の警報装置1を備えたカバン31の一例を
略示的に示した斜視図を図6に示す。カバン31のケー
ス本体部32は、開閉部33の底部を中心にして開閉で
き、その内部には収容用のスペースが備えられている。
ケース本体部32の上部にはハンドル34が配設されて
おり、カバン31を手で持った際に携帯しやすくさせて
いる。開閉部33の一方の接合面には、図示しない鉤状
部が配設されており、対面の接合部には、該鉤状部に対
応した図示しない嵌合孔が形成されており、前記鉤状部
を該嵌合孔に嵌合させることによって、開閉部33を閉
じると共に、開閉部33を開かないようにさせている。
開閉部33を開く場合には、開ボタン35を押すことに
よって、前記鉤状部が前記嵌合孔から外れて開閉部33
が開くようになる。また、開閉部33の一部位には、止
め金36が配設されており、止め金36を止め部37で
止めて、止め部37に前記第1の実施の形態の警報装置
1を係止して配設させることにより、開閉部33は警報
装置1を解錠しなければ開閉することができないため、
ひったくり等にあった際に、カバン等に収納した内容物
のみ盗られることがないのである。そのため、警報装置
1は止め部37に配設させることが好ましいが、ハンド
ル34等に配設させても良い。また、前述のように警報
装置1には、ピン3と紐状部材8とを介して第2の係止
部材9が配設されており、第2の係止部材9をカバン3
1の携帯者の、例えば、上着のポケット、ズボンまたは
ベルト等に係止させることによって、カバン31をひっ
たくり等の盗難された場合に、ピン3が抜けることによ
って、警報装置1はカバン31側で警報音を発すると共
に、容易に取り外すことができないのである。尚、図4
のカバンはあくまでも一例であって、カバン等はこれに
限定されるものではなく、例えば、財布または単なるビ
ニール袋等であっても良く、必ずしも止め金36及び止
め部37等の施錠部が配設されている必要はないのであ
る。また、第1の実施の形態の警報装置1を備えたカバ
ン31の一例について説明したが、第2の実施の形態の
警報装置21等を配設させて備えたカバン等であっても
良く、警報装置21等を配設させた場合であっても、そ
の作用・効果は同様であるため、その詳細な説明につい
ては省略する。
【0020】本発明の第4の実施の形態に係るひったく
り防止用のカバン41の一例の略示的に示した斜視図を
図7に示し、カバン41の警報装置部42の拡大した略
示的な平面図を図8に示す。尚、図の理解を容易にする
ために、前記第1の実施の形態と同一の機能を有するも
のについては、同一の符号を付して説明し、その詳細な
説明については省略する。カバン41のケース本体部4
3には、開閉部44が設けられており、ケース本体部4
3は開閉部44の底部を中心にして開閉でき、開閉部4
4を開けることによって、ケース本体部43の内部に形
成された収容用のスペースに、例えば、雑誌または小物
等の収容物を収容させることができる。ケース本体部4
3の上部には、ハンドル45が配設されており、カバン
41を手で持つ際に携帯しやすくさせている。ケース本
体部43の開閉部44の一部位、例えば、上部側の開閉
部44には、警報装置部42を配設させると共に、開閉
部44の対向した警報装置部42の近傍のケース本体部
43上部側の一部位には、鉤状部を有する止め金46を
配設させている。警報装置部42には、止め金46の鉤
状部が嵌合される嵌合用孔部47が形成されており、止
め金46の鉤状部を嵌合用孔部47に嵌合させることに
よって、第3の施錠の手段48としてダイヤルを使用し
た施錠が作動して、警報装置部42は施錠されることに
なって、開閉部44を閉じると共に、開閉部44が容易
に開閉できないようにさせることができる。この第3の
施錠の手段48としては、例えば、ダイヤル等の機械的
な施錠、又は数字、文字、或いは記号等を入力する電気
的な施錠等を使用できる。従って、カバン41をひった
くられたとしても、開閉部44を容易に開閉させること
ができないため、カバン41の内部に収納した物品等を
容易に盗られることがないのである。尚、カバン41の
内部、例えば、開閉部44の接合面に鉤状部と嵌合用孔
部とを形成させた場合には、必ずしも止め金46と嵌合
用孔部47とを形成させる必要はない。
【0021】また、警報装置部42には、ピン49を嵌
合させる嵌合用孔部50を形成させるものであり、嵌合
用孔部50からピン49を抜くことによって前記第1の
実施の形態と同様にして警報音を発するのである。第3
の施錠の手段48を解錠する場合は、前記第1の実施の
形態と同様にして、嵌合用孔部50にピン49を嵌合さ
せた状態のときに第3の施錠の手段48を解錠できるよ
うに構成されているのである。ピン49は、前記第1の
実施の形態のピン3と同様にして形成されており、前記
第2の施錠の手段18と同様に第4の施錠の手段として
の機能を有している。そのため、警報装置部42を解錠
する場合には、第4の施錠の手段であるピン49を配設
させてピン49の形状が一致し、且つ第3の施錠の手段
48を解錠させなければならないのである。更にまた、
警報装置部42には、液体を吐出させる手段として、液
体の吐出口51を配設させている。警報装置部42の内
部には、例えば、蛍光液等の液体を収納する図示しない
液体収納部を配設させており、前記液体は圧縮された気
体と共に収納されている。この液体は、嵌合用孔部50
からピン49を抜くことによって吐出口51から吐出す
るようにされており、ひったくり等の盗難の際に、吐出
口51から蛍光液等の液体が吐出して、該液体が犯人に
付着することによって、ひったくり等の犯人を特定する
際の証拠の一つにできるのである。従って、犯人がカバ
ン41をひったくる等することによって、警報装置部4
2は警報音を発すると共に、液体を吐出するため、犯人
がカバン41を持ち続けることを困難にさせるばかりで
なく、カバン41を置いて逃走したとしても、その犯人
を特定するための一つの証拠を付与できるのである。こ
の際、蛍光液等の液体としては、石鹸等で洗浄しても容
易に落ちないものを使用することが好ましい。また、液
体を吐出させる手段としては、これに限定されるもので
はなく、例えば、ポンプ等を配設させて、該ポンプ等に
よって吐出させても良い。
【0022】この第4の実施の形態に係るカバン41に
おけるその他の構成、例えば、警報音を発するための開
口部12、一時停止スイッチ13、GPS用のアンテナ
14または警報音を発する回路の構成等においては、前
記第1の実施の形態である警報装置1と同様にして構成
させたものであり、そのため、その作用・効果は同様で
あり、前記警報装置1と説明が重複するため、その詳細
な説明については省略する。
【0023】尚、第2または3の係止部材の形状を、例
えば、自転車等のハンドルまたはサドル下部のポール等
の形状に合わせて形成させることによって、本発明に係
る警報装置またはカバン等を前記ハンドルまたはサドル
下部のポール等に簡単に取り付けることができ、これら
を取り付けたカバン等を自転車等の前カゴまたは後部の
荷台に配設させたカゴ等に収容することにより、確実に
警報装置を作動させることができると共に、自転車等の
運転に支障を生じることもないのである。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明に係る
ひったくり防止用警報装置は、少なくとも電源部、警報
音を発する回路及び作動用のピンを配設し、該ピンを抜
くことによって前記回路が作動して警報音を発する警報
装置であって、該警報装置の本体部には、第1の施錠の
手段及び第1の係止部材を配設し、前記本体部にピンを
配設させたときに第1の施錠を解錠することができて第
1の係止部材の動作が可能になる構成にしたことによ
り、警報装置をカバン等の側に取り付けて、該カバン等
の側で警報音を発するようにすると共に、前記警報装置
を簡単に取り外せない構造にすることができるのであ
る。また、第2の発明に係るひったくり防止用警報装置
を備えたカバンにおいても、少なくとも電源部、警報音
を発する回路及び作動用のピンを配設し、該ピンを抜く
ことによって前記回路が作動して警報音を発する警報装
置を備えたカバンであって、前記警報装置の本体部に
は、第1の施錠の手段及び第1の係止部材を配設し、前
記本体部にピンを配設させたときに第1の施錠を解錠す
ることができて第1の係止部材の動作が可能になる構成
にしたことにより、警報装置がカバン等の側に取り付け
ているため、該カバン等の側で警報音を発すると共に、
前記警報装置を簡単に取り外せない構造にすることがで
きるのである。更にまた、第3の発明に係るひったくり
防止用カバンは、開閉部に第3の施錠の手段を配設した
カバンであって、少なくとも電源部、警報音を発する回
路及び作動用のピンを配設し、該ピンを抜くことによっ
て前記回路が作動して警報音を発することにより、警報
装置をカバン等に配設させているため、該カバン等で警
報音を発すると共に、前記警報装置は簡単に取り外せな
いのである。従って、本発明に係る何れの発明を用いて
も、警報装置をカバン等の側に配設させて、該カバン等
の側で警報音を発するようにできると共に、前記警報装
置を簡単に取り外せない構造にできるばかりでなく、ひ
ったくり等の犯人は警報音が鳴り続けるカバン等を持っ
て逃亡することになるため、犯人が被害者から離れても
犯人を簡単に特定でき、犯人が隠れたとしても少しの距
離であればその場所を容易に探すことができ、犯人は前
記警報装置を配設させたカバン等を持って逃亡すること
が困難になり、カバン等を手放さざるを得ないようにさ
せることができる。また、ひったくり等でなく、例え
ば、強盗、または突然暴力を振るわれる等の被害にあっ
て咄嗟に声がでない場合であっても、ピンを自ら抜くこ
とによって警報音を発して周囲に喚起して助けを求める
こともできる。更にまた、前記警報装置を、例えば、玄
関のドアや窓枠等に配設することによって、空き巣等を
防止することもできるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るひったくり防
止用の警報装置の施錠前の状態を略示的に示した平面図
である。
【図2】同警報装置を施錠の状態にして警報音の発する
状態を略示的に示した平面図である。
【図3】同警報装置の警報音を発する回路の構成の概略
を示した回路図の一例である。
【図4】同警報装置に使用されるピンを拡大して略示的
に示した平面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るひったくり防
止用の警報装置を略示的に示した平面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係るひったくり防
止用の警報装置を備えたカバンを略示的に示した斜視図
である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係るひったくり防
止用のカバンを略示的に示した斜視図である。
【図8】同カバンの警報装置部を拡大して略示的に示し
た平面図である。
【符号の説明】
1,21 警報装置;2,22 本体部;3,49 ピ
ン;4,23 第1の施錠の手段 5,24 第1の係
止部材;6 嵌合部;7 鉤状部;8 紐状部材 9.25 第2の係止部材;10 爪部;11 可動
部;12 開口部 13 一時停止スイッチ;14 GPS用のアンテナ;
15 電源部 16 警報音を発する回路;17 マイコン;18 第
2の施錠の手段 19 ギザギザ部;26 回転部;27 弾性体;28
a,28b 挟持部 29a,29b 押圧部;31,41 カバン;32,
43 ケース本体部;33,44 開閉部 34,45
ハンドル;35 開ボタン;36,46 止め金;3
7 止め部 42 警報装置部;47,50 嵌合用孔
部;48 第3の施錠の手段;51 吐出口

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも電源部、警報音を発する回路
    及び作動用のピンを配設し、該ピンを抜くことによって
    前記回路が作動して警報音を発する警報装置であって、
    該警報装置の本体部には、第1の施錠の手段及び第1の
    係止部材を配設し、前記本体部にピンを配設させたとき
    に第1の施錠を解錠することができて第1の係止部材の
    動作が可能になる構成にしたことを特徴とするひったく
    り防止用警報装置。
  2. 【請求項2】 前記ピンには、他端に第2の係止部材を
    配設した紐状部材を配設することを特徴とする請求項1
    に記載のひったくり防止用警報装置。
  3. 【請求項3】 前記ピンは、第2の施錠の手段であるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載のひったくり防
    止用警報装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の施錠は、電気的または機械的
    な施錠であることを特徴とする請求項1に記載のひった
    くり防止用警報装置。
  5. 【請求項5】 前記警報装置は、前記ピンを抜いても警
    報音を発さず、第1の施錠を解錠しようとすることによ
    り警報音を発するように設定できることを特徴とする請
    求項1に記載のひったくり防止用警報装置。
  6. 【請求項6】 前記警報装置は、位置を検出して、該位
    置を通報する手段を備えることを特徴とする請求項1ま
    たは5に記載のひったくり防止用警報装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも電源部、警報音を発する回路
    及び作動用のピンを配設し、該ピンを抜くことによって
    前記回路が作動して警報音を発する警報装置を備えたカ
    バンであって、前記警報装置の本体部には、第1の施錠
    の手段及び第1の係止部材を配設し、前記本体部にピン
    を配設させたときに第1の施錠を解錠することができて
    第1の係止部材の動作が可能になる構成にしたことを特
    徴とするひったくり防止用警報装置を備えたカバン。
  8. 【請求項8】 開閉部に第3の施錠の手段を配設したカ
    バンであって、少なくとも電源部、警報音を発する回路
    及び作動用のピンを配設し、該ピンを抜くことによって
    前記回路が作動して警報音を発することを特徴とするひ
    ったくり防止用カバン。
  9. 【請求項9】 前記第3の施錠は、前記ピンを配設させ
    たときに解錠できる構成にしたことを特徴とする請求項
    8に記載のひったくり防止用カバン。
  10. 【請求項10】 前記ピンには、他端に第3の係止部材
    を配設した紐状部材を配設することを特徴とする請求項
    8または9に記載のひったくり防止用カバン。
  11. 【請求項11】 前記ピンは、第4の施錠の手段をであ
    ることを特徴とする請求項8または10に記載のひった
    くり防止用カバン。
  12. 【請求項12】 前記カバンは、液体を吐出させる手段
    を備えることを特徴とする請求項8に記載のひったくり
    防止用カバン。
  13. 【請求項13】 前記カバンは、前記ピンを抜いても警
    報音を発さず、第3の施錠を解錠しようとすることによ
    り警報音を発するように設定できることを特徴とする請
    求項8または12に記載のひったくり防止用カバン。
  14. 【請求項14】 前記カバンは、位置を検出して、該位
    置を通報する手段を備えることを特徴とする請求項8、
    12または13に記載のひったくり防止用カバン。
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