JP2004016775A - 盗難防止用ポケット付き袋物及びカバン類 - Google Patents
盗難防止用ポケット付き袋物及びカバン類 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】スリやひったくりなどの非常事態発生後に、その盗品回収に有効なる物品を提供する。
【解決手段】袋物又はカバン類の内部適所に小ポケットを設け、小ポケット側面及び小ポケット近傍の袋物等側面に適宜サイズの細孔を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】袋物又はカバン類の内部適所に小ポケットを設け、小ポケット側面及び小ポケット近傍の袋物等側面に適宜サイズの細孔を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、盗難防止のために小ポケットを設け、このポケット内に市販の防犯ブザーを収納して使用する、袋物及びカバン類に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、単独商品として前記の緊急防犯ブザーがあるが、このブザーと袋物及びカバン類を組み合わせて用いるものは見当たらない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来より、袋物やカバン類を持ち歩いているとき、ひったくりにあって盗まれてしまうことがある。また財布をすられてしまうこともある。このようなとき、その状態を回避する有効な手段がなく、カバン等をしっかりと抱えるとか、財布をすられにくいように収納場所を工夫するといったことしかなく、これといった妙案がないのが現状である。
本発明は、以上のような不具合に対処するために発明されたもので、非常時に自動的にブザーが発音し、しかもその発音状態が持続することで犯罪者の心理に多大な影響を与えて、盗難防止に役立てることを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
課題を解決する手段として本発明は、袋物又はカバン類内部に小ポケットを設け、該ポケット近傍に細孔を設けてその主要部を構成した。
すなわち、袋物又はカバン類の内部適所に小ポケットを設け、小ポケット側面及び小ポケット近傍の袋物等側面に適宜サイズの細孔を設ける。
本発明は、以上の構成よりなる盗難防止用ポケット付き袋物及びカバン類である。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明を使用するには、まず市販の防犯ブザーを入手し、その発音状態を確認してから該ブザーに添付のキーを差し込んで発音を停止させておく。
次ぎに、小ポケットにこの防犯ブザーを収納し、小ポケット側面及びカバン類等の側面の細孔から前記キーに付属している紐を外に出し、人体着用のベルトやボタン孔に結びつけておく。
外出時にひったくりやスリに会ったとき、カバン等が犯人に持ち去られたとしても、小ポケット内の防犯ブザーはキー付属の紐を介して人体に接続されているため、所定距離を超えると防犯ブザーからキーが抜けてブザーが発音する。
このブザー発音はキーを差し込まない限り止むことはないので、犯人は多大な音量を発生しているカバン等を所持しながら逃走することとなり、そのことが他人に容易に察知されるので、そのカバン等を所持し続けることが困難となって放棄せざるを得なくなり、そのカバン等の所持者はそれを回収することができる。
なお、後述の実施例にて示すように、小ポケットに施錠機構を設けることで防犯ブザーをカバン等から抜き取って投げ捨てることを防止することができる。
【0006】
【実施例】
以下、本発明の実施例について説明する。
図において、1は皮革製のカバン本体で、その上部には開閉可能な蓋体が一体に形成されている。2は施錠機構で、カバン本体と蓋体の対応個所に各々金属製の部品が取り付けられ、一方に突片が、他方に凹部が形成され、この凹部に突片が挿入係止され、鍵穴にキーを差し込んで回動させることで双方の部品のロックと解除を行うことのできるものであり、市販のカバン類に多用されている機構である。
3は小ポケットで、カバン本体と同材質・同形状に形成され、カバン本体内の底部近傍に取り付けられる。この小ポケットにもカバン本体に設けられている施錠機構と同様の小型の施錠機構4が設けられる。5は小ポケット側面に設けられる細孔、6はカバン本体の小ポケット近傍側面に設けられる細孔である。
以上が本発明の一実施例である。
【0007】
本発明の概要については既述したが、本例では小ポケットに施錠機構を設けている。これは、犯人が逃走中に、万が一カバンにカギがかかっていなかった場合、カバン等を開けて小ポケットの蓋を開け、発音している防犯ブザーを取り出し、このブザーのみを投げ捨てることを防止するために設けたものである。
この機構を設けたことで、犯人はいやでもその発音しているカバン等を所持しなければならず、前記した効果を得ることができる。
なお、図3にて示すように、市販の防犯ブザーに添付されているキー付属の紐に代えて金属チェーンを用いれば強度が増して、より確実に作動させることができる。この図ではチェーンの先に金属環を用い、この金属環をベルトやボタン穴に取り付けて目的を達することのできるよう構成している。
なお、本発明の簡易形として図7にて示すように、財布内に施錠機構ではなくスナップ係止方式の小ポケットを設けて、このポケット内に小型の防犯ブザーを収納し、該ポケット及び財布の側面に細孔を設け、前記の方式にて目的を達するものとすることもできる。
【0008】
また、本発明の小ポケット内を複数個に仕切分割し、側面寄りのポケットに防犯ブザーを、他のポケットに貴重品を各々収納することもできる。
本発明の例として携帯カバンを主に説明したが、本発明は他に、手提げカバン、スーツケース、トランク、ハンドバッグ、ボストンバッグ、ランドセル、リュックサックなどのカバン類、手提げ袋、買い物袋、がま口、財布、キーケースなどの袋物など、多種にわたる物品に利用可能である。
以上説明したように、本発明を用いることによってスリやひったくりなどの非常事態が発生した場合において、その盗品の回収に有効となる有用な防犯手段を得ることができる。
【0009】
【発明の効果】
本発明によれば、袋物やカバン類内部に小ポケットを設け、この小ポケット内に防犯ブザーを収納し、この防犯ブザーは添付の紐を介して人体に接続して使用するので、スリやひったくりにあったとしても自動的に防犯ブザーが発音し、この発音はキーを差し込まない限り続くため、犯人はその盗品を放棄せざるを得なくなり、結果その物品を所有者が回収することを可能とする、有用なる物品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の正面図
【図2】本発明の左側面図
【図3】本発明の要部説明図(正面視)
【図4】本発明の要部説明図(側面視)
【図5】防犯ブザーの一例を示す平面図
【図6】防犯ブザーの一例を示す正面図
【図7】本発明の他例説明図(財布開状態)
【符号の説明】
1 カバン本体
2 施錠機構
3 小ポケット
4 施錠機構
5 細孔
6 細孔
7 チェーン
8 金属環
9 防犯ブザー
10 発音孔
11 キー
12 財布
13 小ポケット
14 細孔
【発明の属する技術分野】
この発明は、盗難防止のために小ポケットを設け、このポケット内に市販の防犯ブザーを収納して使用する、袋物及びカバン類に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、単独商品として前記の緊急防犯ブザーがあるが、このブザーと袋物及びカバン類を組み合わせて用いるものは見当たらない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来より、袋物やカバン類を持ち歩いているとき、ひったくりにあって盗まれてしまうことがある。また財布をすられてしまうこともある。このようなとき、その状態を回避する有効な手段がなく、カバン等をしっかりと抱えるとか、財布をすられにくいように収納場所を工夫するといったことしかなく、これといった妙案がないのが現状である。
本発明は、以上のような不具合に対処するために発明されたもので、非常時に自動的にブザーが発音し、しかもその発音状態が持続することで犯罪者の心理に多大な影響を与えて、盗難防止に役立てることを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
課題を解決する手段として本発明は、袋物又はカバン類内部に小ポケットを設け、該ポケット近傍に細孔を設けてその主要部を構成した。
すなわち、袋物又はカバン類の内部適所に小ポケットを設け、小ポケット側面及び小ポケット近傍の袋物等側面に適宜サイズの細孔を設ける。
本発明は、以上の構成よりなる盗難防止用ポケット付き袋物及びカバン類である。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明を使用するには、まず市販の防犯ブザーを入手し、その発音状態を確認してから該ブザーに添付のキーを差し込んで発音を停止させておく。
次ぎに、小ポケットにこの防犯ブザーを収納し、小ポケット側面及びカバン類等の側面の細孔から前記キーに付属している紐を外に出し、人体着用のベルトやボタン孔に結びつけておく。
外出時にひったくりやスリに会ったとき、カバン等が犯人に持ち去られたとしても、小ポケット内の防犯ブザーはキー付属の紐を介して人体に接続されているため、所定距離を超えると防犯ブザーからキーが抜けてブザーが発音する。
このブザー発音はキーを差し込まない限り止むことはないので、犯人は多大な音量を発生しているカバン等を所持しながら逃走することとなり、そのことが他人に容易に察知されるので、そのカバン等を所持し続けることが困難となって放棄せざるを得なくなり、そのカバン等の所持者はそれを回収することができる。
なお、後述の実施例にて示すように、小ポケットに施錠機構を設けることで防犯ブザーをカバン等から抜き取って投げ捨てることを防止することができる。
【0006】
【実施例】
以下、本発明の実施例について説明する。
図において、1は皮革製のカバン本体で、その上部には開閉可能な蓋体が一体に形成されている。2は施錠機構で、カバン本体と蓋体の対応個所に各々金属製の部品が取り付けられ、一方に突片が、他方に凹部が形成され、この凹部に突片が挿入係止され、鍵穴にキーを差し込んで回動させることで双方の部品のロックと解除を行うことのできるものであり、市販のカバン類に多用されている機構である。
3は小ポケットで、カバン本体と同材質・同形状に形成され、カバン本体内の底部近傍に取り付けられる。この小ポケットにもカバン本体に設けられている施錠機構と同様の小型の施錠機構4が設けられる。5は小ポケット側面に設けられる細孔、6はカバン本体の小ポケット近傍側面に設けられる細孔である。
以上が本発明の一実施例である。
【0007】
本発明の概要については既述したが、本例では小ポケットに施錠機構を設けている。これは、犯人が逃走中に、万が一カバンにカギがかかっていなかった場合、カバン等を開けて小ポケットの蓋を開け、発音している防犯ブザーを取り出し、このブザーのみを投げ捨てることを防止するために設けたものである。
この機構を設けたことで、犯人はいやでもその発音しているカバン等を所持しなければならず、前記した効果を得ることができる。
なお、図3にて示すように、市販の防犯ブザーに添付されているキー付属の紐に代えて金属チェーンを用いれば強度が増して、より確実に作動させることができる。この図ではチェーンの先に金属環を用い、この金属環をベルトやボタン穴に取り付けて目的を達することのできるよう構成している。
なお、本発明の簡易形として図7にて示すように、財布内に施錠機構ではなくスナップ係止方式の小ポケットを設けて、このポケット内に小型の防犯ブザーを収納し、該ポケット及び財布の側面に細孔を設け、前記の方式にて目的を達するものとすることもできる。
【0008】
また、本発明の小ポケット内を複数個に仕切分割し、側面寄りのポケットに防犯ブザーを、他のポケットに貴重品を各々収納することもできる。
本発明の例として携帯カバンを主に説明したが、本発明は他に、手提げカバン、スーツケース、トランク、ハンドバッグ、ボストンバッグ、ランドセル、リュックサックなどのカバン類、手提げ袋、買い物袋、がま口、財布、キーケースなどの袋物など、多種にわたる物品に利用可能である。
以上説明したように、本発明を用いることによってスリやひったくりなどの非常事態が発生した場合において、その盗品の回収に有効となる有用な防犯手段を得ることができる。
【0009】
【発明の効果】
本発明によれば、袋物やカバン類内部に小ポケットを設け、この小ポケット内に防犯ブザーを収納し、この防犯ブザーは添付の紐を介して人体に接続して使用するので、スリやひったくりにあったとしても自動的に防犯ブザーが発音し、この発音はキーを差し込まない限り続くため、犯人はその盗品を放棄せざるを得なくなり、結果その物品を所有者が回収することを可能とする、有用なる物品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の正面図
【図2】本発明の左側面図
【図3】本発明の要部説明図(正面視)
【図4】本発明の要部説明図(側面視)
【図5】防犯ブザーの一例を示す平面図
【図6】防犯ブザーの一例を示す正面図
【図7】本発明の他例説明図(財布開状態)
【符号の説明】
1 カバン本体
2 施錠機構
3 小ポケット
4 施錠機構
5 細孔
6 細孔
7 チェーン
8 金属環
9 防犯ブザー
10 発音孔
11 キー
12 財布
13 小ポケット
14 細孔
Claims (3)
- 袋物又はカバン類の内部適所に小ポケットを設け、小ポケット側面及び小ポケット近傍の袋物等側面に適宜サイズの細孔を設けたことを特徴とする盗難防止用ポケット付き袋物及びカバン類。
- 小ポケットの本体と蓋体の対応個所に施錠機構を設けてなる請求項1記載の盗難防止用ポケット付き袋物及びカバン類。
- 小ポケット内を仕切壁にて複数に区分けしてなる請求項1または2記載の盗難防止用ポケット付き袋物及びカバン類。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002210259A JP2004016775A (ja) | 2002-06-14 | 2002-06-14 | 盗難防止用ポケット付き袋物及びカバン類 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002210259A JP2004016775A (ja) | 2002-06-14 | 2002-06-14 | 盗難防止用ポケット付き袋物及びカバン類 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004016775A true JP2004016775A (ja) | 2004-01-22 |
Family
ID=31184381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002210259A Pending JP2004016775A (ja) | 2002-06-14 | 2002-06-14 | 盗難防止用ポケット付き袋物及びカバン類 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004016775A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010012191A (ja) * | 2008-07-01 | 2010-01-21 | Arakawa Katsuyo | ひったくり抑止のwバッグ |
WO2011101819A1 (en) | 2010-02-22 | 2011-08-25 | Rosalia Zabelli | Anti-theft device for handbags |
CN104665165A (zh) * | 2015-02-13 | 2015-06-03 | 李志明 | 多用卫生应急背囊 |
-
2002
- 2002-06-14 JP JP2002210259A patent/JP2004016775A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010012191A (ja) * | 2008-07-01 | 2010-01-21 | Arakawa Katsuyo | ひったくり抑止のwバッグ |
WO2011101819A1 (en) | 2010-02-22 | 2011-08-25 | Rosalia Zabelli | Anti-theft device for handbags |
CN104665165A (zh) * | 2015-02-13 | 2015-06-03 | 李志明 | 多用卫生应急背囊 |
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