JP2002233059A - 変電所遠隔監視制御保護システム - Google Patents
変電所遠隔監視制御保護システムInfo
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Abstract
システム試験が容易に行える変電所監視制御保護システ
ムを提供することにある。 【解決手段】 分散ホストコンピュータ11は、伝送路
12を介して接続されたインターフェース処理装置17
からの変電所情報に基づいて変電所1の監視制御保護演
算処理を行い、インターフェース処理装置17に変電所
1の監視制御保護動作の指令を出力する。中央ホストコ
ンピュータ14は、分散ホストコンピュータ11と伝送
路12を介して接続され分散ホストコンピュータ11を
管理する。
Description
変電所を遠隔から監視制御保護するための変電所監視制
御保護システムに関する。
遮断器さらには断路器等の電気機器が配置され、これら
の電気機器を監視制御するための監視機器や制御機器が
配置されている。また、系統事故を検出する保護継電器
も配置されている。
図である。変電所1内には主回路系統2が形成されてお
り、例えば、主回路系統2の変成器3からの電気量を保
護継電器4に入力し、主回路系統2に事故が発生したと
きには保護継電器4が動作して、主回路系統2の遮断器
5に指令を出力し遮断器5を開放するようになってい
る。
を入力して各種制御を行う。例えば、遮断器5が開放さ
れたときには、別の遮断器や断路器に開閉指令を出力し
て接続状態を変更し、変電所1の変圧器から安定して電
力が供給できるように制御する。また、監視装置7は変
電所1に設置される電気機器が正常に動作しているか否
かの監視を行う。そして、これら保護継電器4、制御機
器6および監視機器7を結合回路8で結合し変電所監視
制御保護システムとして構成している。
ステムは、変電所1内の主回路系統2に応じて予め論理
回路が組み込まれている複数の監視機器7、制御機器6
および保護継電器4を各々個別に設置し稼働させること
で各機能を実現し、それらを結合回路8で結合すること
により構築されている。この場合、一変電所単独構成の
場合だけでなく、複数の変電所が距離の離れた箇所に分
散配置され全体として一つのシステムを構成する場合
も、同様に、複数の監視機器7、制御機器6および保護
継電器4を各々個別に設置し稼働させることで各機能を
実現し、それらを結合回路8で結合することにより構築
されている。
従来の変電所監視制御保護システムでは、複数の監視機
器7、制御機器6および保護継電器4を設置するスペー
スが必要であり、それらの物理的な保守メンテナンスが
必要である。また、各監視機器7、制御機器6および保
護継電器4が独立して稼働しているため、システムの応
動解析を行う場合には変電所に纏わる各種情報を同期し
て収集するための計測記録機器の設置が必要となる。
所に分散配置され、全体として一つのシステムを構成す
る場合においては、システム全体の応動が把握しづらく
解析が困難である。また、システム全体を網羅した試験
の実施が困難である。
護継電器4が各々単独の機器として設置されているた
め、予め各機器に組み込まれている論理回路に変更が必
要となった場合、変電所の現地にて機器個別に変更して
動作検証する必要がある。また、各監視機器7、制御機
器6および保護継電器4が独立して稼働しているため、
全体の協調がとれたシステムとして稼働させるための専
用回路が必要である。
節約でき応動解析やシステム試験が容易に行える変電所
監視制御保護システムを提供することにある。
変電所遠隔監視制御保護システムは、各々の変電所に設
置され変電所情報を入力すると共に変電所の監視制御保
護動作を行うインターフェース処理装置と、前記インタ
ーフェイス処理装置と伝送路を介して接続され前記イン
ターフェース処理装置からの変電所情報に基づいて変電
所の監視制御保護演算処理を行い前記インターフェース
処理装置に変電所の監視制御保護動作の指令を出力する
分散ホストコンピュータと、前記分散ホストコンピュー
タと伝送路を介して接続され前記分散ホストコンピュー
タを管理する中央ホストコンピュータとを備えたことを
特徴とする。
御保護システムにおいては、分散ホストコンピュータ
は、伝送路を介して接続されたインターフェース処理装
置からの変電所情報に基づいて変電所の監視制御保護演
算処理を行い、インターフェース処理装置に変電所の監
視制御保護動作の指令を出力する。中央ホストコンピュ
ータは、分散ホストコンピュータと伝送路を介して接続
され分散ホストコンピュータを管理する。
御保護システムは、請求項1の発明において、前記中央
ホストコンピュータは、前記分散ホストコンピュータに
よる監視制御保護演算処理結果を含む変電所情報に時刻
データを付加し一括してデータベース処理部に記録保存
し、各々の変電所における変電所情報を一元管理するこ
とを特徴とする。
御保護システムにおいては、請求項1の発明の作用に加
え、中央ホストコンピュータは、各々の変電所における
変電所情報をデータベース処理部に記録保存し一元管理
する。
御保護システムは、請求項2の発明において、前記中央
ホストコンピュータは、前記データベース処理部に保存
された変電所の監視制御保護処理結果を含む変電所情報
を用いて、系統事故解析および変電所システム応動解析
を行い、その解析結果を前記データベース処理部に保存
することを特徴とする。
御保護システムにおいては、請求項2の発明の作用に加
え、中央ホストコンピュータは、系統事故解析および変
電所システム応動解析を行い、その解析結果をデータベ
ース処理部に保存する。
御保護システムは、請求項2の発明の作用に加え、中央
ホストコンピュータは、システム試験および実際の系統
事故のシミュレーション試験を行い、その試験結果をデ
ータベース処理部に保存する。
御保護システムは、請求項2乃至請求項4のいずれか1
項の発明の作用に加え、中央ホストコンピュータは、専
用オンライン回線または広域公衆網に接続されたサービ
ス享受者のコンピュータ装置に対し、データベース処理
部に保存された情報を提供する。
する。図1は、本発明の実施の形態に係わる変電所監視
制御保護システムの構成図である。各々の変電所1は伝
送路9を介して機能サービスステーション10の分散ホ
ストコンピュータ11に接続され、機能サービスステー
ション10の分散ホストコンピュータ11は、さらに伝
送路12を介してセンターサービスステーション13の
中央ホストコンピュータ14に接続されている。中央ホ
ストコンピュータ14は広域公衆網15に接続され、広
域公衆網15に接続されたコンピュータ装置16からの
アクセスにより情報を提供するようになっている。
7が設置されており、インタフェース処理装置17の主
回路インタフェース処理部18は、主回路系統2の電気
量を変成器3を介して入力すると共に、遮断器5や図示
省略の断路器いった主回路機器の開閉状態の入力および
主回路機器への開閉指令を出力する。インタフェース処
理装置17のヒューマンインタフェース処理部19は、
種々のシステム状態を表示出力および人間系による操作
指令を入力する。また、伝送処理部20は、これら電気
量データ、主回路機器の開閉状態、主回路機器の開閉指
令、表示出力データ、操作指令等の変電所情報を伝送路
9を介して機能サービスステーション10の分散ホスト
コンピュータ11と送受信する。
ストコンピュータ11が設置され、変電所1のインタフ
ェース処理装置17から受信した変電所情報はデータベ
ース処理部21に蓄積される。機能プログラム22はデ
ータベース処理部21に蓄積された変電所情報を用いて
監視制御保護演算処理を行う。また、解析プログラム2
3はデータベース処理部21に蓄積された変電所情報を
用いてシステムの応動解析を行う。
される中央ホストコンピュータ14は、基本的に機能サ
ービスステーンョン10に設置される分散ホストコンピ
ュータ11と同一構成であるが、大容量・高速化されて
いる。そして、複数存在する分散ホストコンビュータ1
1のデータベース処理部21に蓄積された変電所情報の
すべてを取得し、時系列的な同期を取った上でデータベ
ース処理部24に永続的に保存する。
ストコンピュータ11上で実行される機能プログラム2
6および解析プログラム27が保存されており、プログ
ラム配信処理部28は各分散ホストコンピュータ11に
機能プログラム22および解析プログラム23として配
信する。また、解析プログラム29は分散ホストコンピ
ュータ11では処理できない複数の変電所1のデータを
使用した解析処理を行う。
ベース処理部24に格納された変電所情報や解析プログ
ラム29の解析処理結果を広域公衆網15を介してサー
ビス享受者にオンラインで提供するものである。
監視制御保護システムの動作を説明する。システム起動
時には、中央ホストコンピュータ14の機能プログラム
26および解析プログラム27は、プログラム配信部2
8により伝送路12を介して機能サービスステーンョン
10に設置された分散ホストコンピュータ11に、機能
プログラム22および解析プログラム23としてダウン
ロードされる。
27を変更する場合には、機能プログラム26または解
析プログラム27に変更を加えてから分散ホストコンピ
ュータ11にダウンロードすることになる。
よび解析プログラム23は分散ホストコンピュータ11
上に記憶され、分散ホストコンピュータ11により演算
処理が開始される。
1から見て遠隔地に存在する分散ホストコンピュータ1
1上で実行され、変電所1では変電所監視・制御・保護
機能に関する処理は実行されない。なお、保護機能の一
部など、特に高速性を要求される機能については、変電
所1のインタフェース処理装置17にその機能プログラ
ムをダウンロードして変電所1で処理することも可能で
ある。
る機能プログラム22の入力データとしては、各変電所
1に設置されたインタフェース処理装置17の主回路イ
ンタフェース処理部18に接続された変成器3が出力す
る電気量データ、遮断器5や断路器等の主回路機器の開
閉状態信号、およびヒューマンインタフェース処理部1
9から人間系により入力された操作制御指令等の変電所
情報が使用される。
装置17の伝送処理部20から伝送路9を介して分散ホ
ストコンピュータ11に伝送される。分散ホストコンピ
ュータ11上で実行される機能プログラム22の実行結
果である主回路機器を開閉するための制御指令やインタ
フェース処理装置17のヒューマンインタフェース処理
部19に表示するための表示データは、伝送路9を介し
て変電所1に設置されたインタフェース処理装置17に
送信される。
コンピュータ11から伝送されてきた表示データをヒュ
ーマンインタフェース処理部19に表示すると共に、主
回路インタフェース処理部18を介して主回路機器を開
閉するための制御指令等を出力する。
処理を変電所1においてではなく、遠隔地の分散ホスト
コンピュータ11で実行し実現するので、変電所1に監
視機器、制御機器、保護継電器を設置するスペースが不
要となり、物理的な保守メンテナンス作業も不要とな
る。また各機能の変更も中央ホストコンピュータ14の
機能プログラム26の変更のみで可能であるため、変電
所1に赴いての機器個別の変更作業および試験作業の必
要がなくなる。また、監視・制御・保護機能処理を分散
ホストコンピュータ11が一括処理するため、各機能間
の協調をプログラム上で容易にとることができるため、
そのための物理的な専用回路を設ける必要がなくなる。
された変電所1からの変電所情報は、その情報発生元で
時刻データを付加した後に、分散ホストコンピュータ1
1のデータベース処理部21に変電所1毎に保存され
る。そして、データベース処理部21に保存された変電
所情報は伝送路12を介して中央ホストコンピュータ1
4へ送信される。中央ホストコンピュータ14では複数
の分散ホストコンピュータ11から送られてきたデータ
をデータベース処理部24に一括記録保存し一元管理す
る。この場合の変電所情報には、分散ホストコンピュー
タ11での機能プログラム22の処理結果、すなわち、
変電所監視・制御・保護機能の遠隔処理結果も含まれ
る。
り一括記録保存し管理することで、これまで各所に散在
していた変電所情報を一元管理することが可能となり、
過去から最新に渡るすべての変電所情報を自在に取得し
システム全体の応動の把握が容易になる。また、変電所
システム運転計画の策定、主回路機器の更新計画の策
定、次回変電所更新時のシステム設計に有効活用するこ
とができる。
解析機能について説明する。系統事故発生時やシステム
が意図しない不適合な応動を示した場合、中央ホストコ
ンピュータ14および分散ホストコンピュータ11に保
存された変電所監視・制御・保護機能の処理結果および
変電所情報を用いて、系統事故解析や変電所システム応
動解析を行う。
継電器の動作データを基に、短絡や地絡といった事故の
種別、事故の規模や継続時間の算出、事故点の標定や電
流電圧波形の周波数成分の分析等を実施する。一方、変
電所システム応動解析は、主回路機器に対する制御指令
とそれに伴う主回路機器の応動記録を基に各信号のタイ
ミングや応動の妥当性の解析を実施する。
ータ11で行うモードと中央ホストコンピュータ14で
行うモードとがある。分散ホストコンピュータ11で
は、単一の変電所1で発生した事象の解析を、分散ホス
トコンピュータ11にダウンロードし記憶しておいた解
析プログラム23により行い、中央ホストコンピュータ
14では、中央ホストコンピュータ14に記憶している
解析プログラム29により複数の変電所1が関係する事
象の解析処理を行う。
に一括保存管理した変電所情報を、解析プログラム2
2、29で解析処理するので、複数の変電所1が距離の
離れた複数箇所に分散配置され全体として一つのシステ
ムを構成する場合や、単一変電所の場合にかかわらず、
これまで専用装置を設置しても困難であったシステム全
体の応動解析が容易となる。
る。主回路系統2の構成やシステムの運用に変更が生
じ、機能プログラム26に変更が発生する場合には、そ
の機能プログラム26の変更は前述したように分散ホス
トコンピュータ11にダウンロードされて行われる。こ
れに伴いシステムの試験および実際の系統事故を想定し
たシミュレーション試験が必要となる。
理部24に過去の変電所情報として保存されている系統
事故発生時の電気量データや主回路機器の開閉状態状態
等の変電所情報に基づいて行われる。すなわち、過去の
変電所情報として中央ホストコンピュータ14のデータ
ベース処理部24に保存されている系統事故発生時に変
成器3が出力した電流電圧データや主回路機器の開閉状
態状態等の変電所情報データを、変更後の機能プログラ
ム26に入力することにより実施する。そして、その試
験結果を評価すると共に変電所情報としてデータベース
処理部24に一元記録保存し管理する。
に保存された過去の変電所情報を試験のための入力デー
タとしてシステム全体を網羅した試験や、過去に実際に
発生した系統現象をシミュレートした試験を実施するの
で、実際の変電所運用に即した実際的で効果的な試験が
可能となり、システムの信頼性向上を図ることが可能と
なる。
説明する。サービス享受者は、広域公衆網15に接続さ
れたコンピュータ装置16を用いて中央ホストコンピュ
ータ14に情報を問い合わせる。中央ホストコンピュー
タ14は、コンピュータ装置16から問い合わせがある
と、オンライン情報配信処理部30により、データベー
ス処理部24に格納された変電所情報を広域公衆網15
を介してコンピュータ装置16に配信する。この変電所
情報には、変電所監視制御保護機能の処理結果、系統事
故解析や変電所システム応動解析の処理結果、システム
応動模擬や試験の処理結果が含まれる。
ら中央ホストコンピュータ14に情報の問い合わせがあ
った場合に、変電所情報を提供するようにしているが、
中央ホストコンピュータ14からの発報により取得でき
るようにすることも可能である。また、以上の説明で
は、広域公衆網15にサービス享受者のコンピュータ装
置16を接続するようにしたが、広域公衆網15の代わ
りに専用伝送路を用いるようにしても良い。
ピュータ14からサービス享受者の保有するコンピュー
タ装置16にオンラインでサービスとして提供すること
ができる。従って、監視機器、制御機器、保護継電器を
設備として購入し、主回路系統に適用し、保守メンテナ
ンスするという形態から、監視・制御・保護機能サービ
スを購入するという形態となり、ユーザがこれまで負担
してきた人的、金銭的、物理的負担の軽減を図ることが
可能となる。
電所に監視機器、制御機器、保護継電器を設置するスペ
ースが不要となり、物理的な保守メンテナンス作業も不
要となる。また、各所に散在している変電所情報を一元
管理するので、システム全体の応動の把握が容易にな
り、解析プログラムでシステム全体の応動の解析処理や
システム試験が容易にできる。さらに、サービス享受者
に適正に変電所情報を提供できる。
護システムの構成図。
電器、5…遮断器、6…制御機器、7…監視機器、8…
結合回路、9、12…伝送路、10…機能サービスステ
ーション、11…分散ホストコンピュータ、13…セン
ターサービスステーション、14…中央ホストコンピュ
ータ、15…広域公衆網、16…コンピュータ装置、1
7…インタフェース処理装置、18…主回路インタフェ
ース処理部、19…ヒューマンインタフェース処理部、
20…伝送処理部、21、24…データベース処理部、
22、26…機能プログラム、23、27…解析プログ
ラム、25…プログラム格納部、28…プログラム配信
処理部、29…解析プログラム、30…オンライン情報
配信処理部
Claims (5)
- 【請求項1】 各々の変電所に設置され変電所情報を入
力すると共に変電所の監視制御保護動作を行うインター
フェース処理装置と、前記インターフェイス処理装置と
伝送路を介して接続され前記インターフェース処理装置
からの変電所情報に基づいて変電所の監視制御保護演算
処理を行い前記インターフェース処理装置に変電所の監
視制御保護動作の指令を出力する分散ホストコンピュー
タと、前記分散ホストコンピュータと伝送路を介して接
続され前記分散ホストコンピュータを管理する中央ホス
トコンピュータとを備えたことを特徴とする変電所遠隔
監視制御保護システム。 - 【請求項2】 前記中央ホストコンピュータは、前記分
散ホストコンピュータによる監視制御保護演算処理結果
を含む変電所情報に時刻データを付加し一括してデータ
ベース処理部に記録保存し、各々の変電所における変電
所情報を一元管理することを特徴とする請求項1に記載
の変電所遠隔監視制御保護システム。 - 【請求項3】 前記中央ホストコンピュータは、前記デ
ータベース処理部に保存された変電所の監視制御保護処
理結果を含む変電所情報を用いて、系統事故解析および
変電所システム応動解析を行い、その解析結果を前記デ
ータベース処理部に保存することを特徴とする請求項2
に記載の変電所遠隔監視制御保護システム。 - 【請求項4】 前記中央ホストコンピュータは、前記デ
ータベース処理部に保存された変電所の監視制御保護処
理結果を含む変電所情報を用いて、システム試験および
実際の系統事故のシミュレーション試験を行い、その試
験結果を前記データベース処理部に保存することを特徴
とする請求項2に記載の変電所遠隔監視制御保護システ
ム。 - 【請求項5】 前記中央ホストコンピュータは、専用オ
ンライン回線または広域公衆網に接続され、その専用オ
ンライン回線または広域公衆網に接続されたサービス享
受者のコンピュ−タ装置からのアクセスまたは前記中央
ホストコンピュータからの発報により、前記データベー
ス処理部に保存された情報を前記サービス享受者に提供
することを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか
1項に記載の変電所遠隔監視制御保護システム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001019686A JP2002233059A (ja) | 2001-01-29 | 2001-01-29 | 変電所遠隔監視制御保護システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001019686A JP2002233059A (ja) | 2001-01-29 | 2001-01-29 | 変電所遠隔監視制御保護システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002233059A true JP2002233059A (ja) | 2002-08-16 |
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ID=18885524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001019686A Pending JP2002233059A (ja) | 2001-01-29 | 2001-01-29 | 変電所遠隔監視制御保護システム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2002233059A (ja) |
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