JP2002232997A - エレクトレットコンデンサマイクの駆動回路 - Google Patents

エレクトレットコンデンサマイクの駆動回路

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JP2002232997A
JP2002232997A JP2001024334A JP2001024334A JP2002232997A JP 2002232997 A JP2002232997 A JP 2002232997A JP 2001024334 A JP2001024334 A JP 2001024334A JP 2001024334 A JP2001024334 A JP 2001024334A JP 2002232997 A JP2002232997 A JP 2002232997A
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drain
condenser microphone
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electret condenser
drive circuit
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Yoshinori Nasu
美則 那須
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Rhythm Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低消費電力化を実現できるエレクトレットコン
デンサマイクの駆動回路を提供する。 【解決手段】振動膜の振動に応じて容量が変化するコン
デンサと、ゲートが上記コンデンサの第1の電極に接続
され、ソースが上記コンデンサの第2の電極および基準
電位に接続されたFETとを有するエレクトレットコン
デンサマイク10の駆動回路20Aにおいて、電源電圧
の供給ラインとFETのドレインとの間に接続されたド
レイン抵抗R21と、FETのドレインDへの電力供給
ラインをタイミングパルスに応じて電気的な接続状態と
非接続状態に切り替えるスイッチ22と、スイッチ22
の接続状態と非接続状態の切り替えのためのタイミング
パルスを発生するタイミング発生回路23とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレクトレットコ
ンデンサマイクの駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、一般的なエレクトレットコンデ
ンサマイクの構成を示す図である。図6に示すように、
エレクトレットコンデンサマイク10は、コンデンサ1
1、電界効果トランジスタ(以下、FETと略記する)
12、筐体13、および回路基板14を主構成要素とし
て有している。
【0003】コンデンサ11は、振動膜111と僅かな
空隙を隔てて配置されている背電極(第1の電極)11
2により構成されている。振動膜111は、厚さ数十μ
m導電性の薄膜であるエレクトレット膜113と、その
片面に施された金属めっき114により構成され、エレ
クトレット膜113が空気圧の変動によって振動する。
この振動により、コンデンサ11の静電容量が変化す
る。振動膜111は金属めっき(第2の電極)114の
導電性で電気的に筐体13に接続されている。また、F
ET12のゲートGは、コンデンサ11の背電極112
に電気的に接続されている。
【0004】図7は、エレクトレットコンデンサマイク
の等価回路を示す図である。上述したように、コンデン
サは背電極、振動膜間の静電容量である。コンデンサマ
イクに使用されるFETは一般的に、N接合型FET
で、たとえば特開昭61−160962号公報、特開昭
51−6512号公報にあるように、ゲートとソース間
に抵抗R1またはダイオードD1によって高抵抗が形成
されているものが多い。したがって、ゲート・ソース間
の電圧は静的状態では0Vになっている。また、ゲート
Gは背電極112に、ソースSは筐体13、さらに振動
膜111に接続されているので、振動膜111と背電極
112間の電圧は0Vである。
【0005】図8は、エレクトレットコンデンサマイク
の従来の駆動回路の構成例を示す図である。
【0006】この駆動回路20においては、エレクトレ
ットコンデンサマイクを構成するFETのドレインDに
負荷用抵抗素子(以下、ドレイン抵抗という)R21の
一端が接続され、ソースはグランドGNDに接続されて
いる。また、FETのドレインDは増幅回路21の入力
に接続され、ドレイン抵抗R21の他端が電源電圧VCC
の供給ラインに接続されている。
【0007】図9は、エレクトレットコンデンサマイク
用FETであるNEC社製の2SK660のゲート・ソ
ース間電圧とドレイン電流の特性例を示す図である。図
9において、横軸がゲート・ソース間電圧VGSを表し、
縦軸がドレイン電流ID を表している。また、図10
は、ドレイン・ソース間電圧とドレイン電流の特性例を
示す図である。図10において、横軸がドレイン・ソー
ス間電圧VDSを表し、縦軸がドレイン電流ID を表して
いる。
【0008】図9に示すように、ゲート・ソース間電庄
VGSが0Vのときドレイン電流IDが流れる。この電流
ID は、図8から解かるように、ドレイン・ソース間電
圧VDSが1V以上であれば、ドレイン・ソース間電圧V
DSが変化してもほとんど変化しない。
【0009】ドレインDにはドレイン抵抗R21が接続
されているので、このドレイン電流ID によって電圧降
下が生じる。この電圧が静的動作点となる。ゲート・ソ
ース間交流的電庄変動が生じると、ゲート・ソース間電
圧とドレイン電流の特性に従ってドレイン電流が変化
し、この電流変化をドレイン抵抗R21で電圧変動に変
換して出力する。
【0010】ドレイン電圧がゲート・ソース間の電圧変
動に対してリニアに変動するためには、ドレイン電流が
ドレイン・ソース間電庄に依存せず、ゲート・ソース間
電圧により決まる領域で動作するように、ドレイン抵抗
R21を選ばなければならない。つまり、図10に従え
ば、ドレイン電圧が静的、動的状態で1V以上となるよ
うに選ばなければならない。このようにしたとき、ドレ
インDには、平均してゲート・ソース間電圧0Vの時の
ドレイン電流が流れ続ける。その電流は通常数百μAと
なる。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、従来技術によ
ってエレクトレットコンデンサマイクを低消費電力機器
に使用しようとしたときに、消費電力が大きな問題とな
る。そこで、エレクトレットコンデンサマイクを目覚ま
し時計などの低消費電力機器に使用する場合、消費電力
が問題となるため、使用時(音声の録音時)にのみエレ
クトレットコンデンサマイク部の電源を投入し、通常は
オフにするなどの対策をしていた。
【0012】しかしながら、特開平11−218361
号公報、特開平11−19056号公報のように、ドア
センサや生体計測センサに使用する場合、センサは常時
動作状態にしておく必要があり、上記のエレクトレット
コンデンサマイクを目覚まし時計などのような対策を採
用することはできず、低消費電力化をすることができな
いという不利益があった。
【0013】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、低消費電力化を実現できるエレ
クトレットコンデンサマイクの駆動回路を提供すること
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、振動膜の振動に応じて容量が変化するコ
ンデンサと、ゲートが上記コンデンサの第1の電極に接
続され、ソースが上記コンデンサの第2の電極および基
準電位に接続された電界効果トランジスタとを有するエ
レクトレットコンデンサマイクの駆動回路であって、電
源と上記電界効果トランジスタのドレインとの間に接続
されたドレイン抵抗と、上記電源による上記電界効果ト
ランジスタのドレインおよびソースに流れる電流をタイ
ミングパルスに応じて入切する電流制御手段と、上記電
流制御手段の状態の切り替えのためのタイミングパルス
を発生するパルス発生手段とを有する。
【0015】また、本発明では、上記電流制御手段によ
りドレインおよびソースに電流が流れる状態に切り替え
られている期間に発生するドレイン出力電圧を検出し、
電流が流れない状態に切り替えられている期間に当該ド
レイン出力電圧を保持するレベルホールド回路を有す
る。
【0016】また、本発明では、上記パルス発生手段
は、ドレインおよびソースに電流が流れる状態に切り替
えられている期間より、流れない状態に切り替えられて
いる期間が長くなるように上記タイミングパルスを発生
する。
【0017】本発明によれば、パルス発生手段によりタ
イミングパルスが発生されて電流制御手段に供給され
る。電流制御手段ではタイミングパルスを受けて、電源
による電界効果トランジスタのドレインおよびソースに
流れる電流がタイミングパルスに応じて入切される。こ
れにより、エレクトットコンデンサマイクの特性を生か
し、駆動電源を間欠的にオン、オフして使用することが
でき、ドレイン電流は高速に確定される。
【0018】
【発明の実施の形態】第1実施形態 図1は、本発明に係るエレクトレットコンデンサマイク
の駆動回路の第1の実施形態を示す回路図であって、従
来例を示す図7と同一構成部分は同一符号をもって表し
ている。
【0019】すなわち、本駆動回路20Aは、駆動対象
のエレクトレットコンデンサマイク10、ドレイン抵抗
R21、増幅回路21、電流制御手段としてのスイッチ
22、パルス発生手段としてのタイミング発生回路2
3、およびレベルホールド回路24を有している。
【0020】スイッチ22は、接点aがドレイン抵抗R
21の他端に接続され、接点bが電源電圧VCCの供給ラ
インに接続され、タイミング発生回路23により発生さ
れるタイミングパルスS23に従い、エレクトレットコ
ンデンサマイク10のFETのドレインDに電源電圧V
CCを供給するための電力供給ライン(電源との接続ライ
ン)を電気的な接続状態と非接続状態に切り替える(以
下、オン・オフという)。
【0021】タイミング発生回路23は、スイッチ22
をオン・オフさせるタイミングパルスS23を発生し、
スイッチ22に供給する。
【0022】レベルホールド回路24は、エレクトレッ
トコンデンサマイク10のFETのドレインDに電圧が
供給されたとき、すなわちスイッチ22がオンの期間に
発生するドレイン出力電圧を検出し、ドレインDへの電
圧供給が絶たれたとき、すなわちスイッチ22がオフに
なった期間このドレイン出力電圧を保持する。
【0023】以下に、本エレクトレットコンデンサマイ
クの駆動回路20Aのより具体的な機能について、図面
に関連付けて説明する。
【0024】図2は、図1の回路の各部の波形を示す図
である。図2において、波形AWはエレクトレットコン
デンサマイク10のFETのゲートに加わる電圧であ
る。波形BWはスイッチ22をオン・オフするタイミン
グパルスS23で、ハイでスイッチ23がオンし、ロー
でオフする。波形CWは、FETのドレインDに現れる
波形であり、スイッチ22がオフの時、電力の供給が断
たれ、ソースSとほぼ同電位、つまり、回路におけるグ
ランドレベルに近い値になる。スイッチ22がオンの時
には、その時のゲート・ソース間電圧VGSと、FETの
ゲート・ソース間電圧とドレイン電流の特性に従ったド
レイン電流が流れ、ドレイン抵抗R21によって、その
電流分の電圧降下が生じる。
【0025】前述した図9および図10から解かるよう
に、ゲート・ソース間電圧VGSとドレイン電流ID は、
ドレイン・ソース間電圧VDSに関わらず、ほぼ比例して
いるので、ドレインDには、ゲート・ソース間電圧VGS
と逆相の電圧変化が現れる。
【0026】波形DWはレベルホールド回路24の出力
で、量子化された電圧波形が現れる。必要に応じて、増
幅回路21に帯域制限を加えて、ローパスフィルタ機能
をもたせれば、階段状の量子化ノイズは除去される。こ
のとき、FETにはスイッチ22がオンしたときにのみ
電流が流れるので、オン期間がオフ期間の1/100で
あれば、平均電流も1/100となり、消費電流が大幅
に削減される。
【0027】以下、エレクトレットコンデンサマイク1
0においては、電源のオン・オフに関わらず、そのFE
Tのゲートに、振動膜に加わる空気圧の変動に応じた電
圧変化が現れることを説明する。エレクトレット膜は、
電気的に半永久的に分極している高分子材料よりなり、
磁石に半永久的に磁界が形成されているのと同じように
内部に半永久的に電界を形成している。
【0028】図3は、エレクトレットコンデンサマイク
の内部の電界の状態を示す図である。なお、図3では、
各部に付した符号は、基本的に同一構成であることから
図6および図7と同じ符号を用いている。
【0029】図3において、E1 はエレクトレット膜1
13に分極によって永久的に形成されている電界、E2
はエレクトレット膜113と背電極(第1の電極)11
2のなす空隙の電荷、エレクトレット膜113の厚さを
1 、空隙の間隔をd2 とすると静的状態においては、
背電極112と金属めっき114の間の電位は0Vであ
るから次の式が成り立つ。
【0030】
【数1】E11 +E22 =0
【0031】エレクトレットコンデンサマイク10のエ
レクトレット膜111は強い分極を示し、E11 の値
は数百Vになる。したがって、エレクトレット膜111
と背電極112のなす空隙には強い電界E2 が存在して
いる。この状態で、振動膜111に加わる空気圧に変化
が生じ、エレクトレット膜113と背電極112のなす
空隙の間隔がδd2 変化したとし、その変化時間が振動
膜111と背電極112聞の静電竜容量CとFET12
のゲートとソース間に接続された高抵抗R1によって決
まる電荷放電の時定数に対して十分に小さいとき、つま
り、間隙の変化期間に電荷の変化がほとんどなかったと
すると、電界にも変化がなく、第1の電極としての背電
極112と第2の電極としての金属めっき113の間の
電位は、次のようになる。
【0032】
【数2】E11 +E2 (d2 +δd2 )=E22
【0033】FET12のゲートGとソースSの間に
は、E2 δd2 なる電圧が発生する。FET12のゲー
GトとドレインD、ゲートGとソースS間のインピーダ
ンスは極めて高く、ゲートGへのドレインD、ソースS
からの電流の出入りはほとんどないため、ドレインDに
電圧が加えられていてもいなくても、上記の動作に影響
を及ばさない。よって、第1の実施形態のスイッチがオ
ン・オフに関わらず、ゲート電圧は振動膜に加わる空気
圧の変動に応じて、変化し続けている。ゲート・ソース
間の電圧VGSは常に確定しているので、電源をオンした
とき(スイッチ22をオンしたとき)ドレイン電流ID
はきわめて高速に確定する。よって、極めて短時間のオ
ン特間で出力を取り出すことができる。
【0034】この方式でエレクトレットコンデンサマイ
クを使用したドアセンサを開発した。パルス発生回路
は、時計用のCMOSICを使用した。発信源は32k
Hzで、128Hzのパルスを発生する。消費電力はき
わめて低く、350nAでこの回路を付加することで全
体の消費電力はほとんど増加しない。ドアの開閉による
空気圧の変化は、10Hz以下であり、サンプリング周
期は128Hzで十分である。サンプリングパルスは5
μ秒とした。消費電力は第1の実施形態に示す全ての回
路で5μAとなった。
【0035】このエレクトレットコンデンサマイクを従
来方式で駆動したときの消費電流は160μAであっ
た。すなわち、本発明に係る駆動回路では、1/30以
下に消費電力を低減させることができた。
【0036】以上説明したように、振動膜の振動に応じ
て容量が変化するコンデンサと、ゲートが上記コンデン
サの第1の電極に接続され、ソースが上記コンデンサの
第2の電極および基準電位に接続されたFETとを有す
るエレクトレットコンデンサマイク10の駆動回路20
Aにおいて、電源電圧の供給ラインとFETのドレイン
との間に接続されたドレイン抵抗R21と、FETのド
レインDへの電力供給ラインをタイミングパルスに応じ
て電気的な接続状態と非接続状態に切り替えるスイッチ
22と、スイッチ22の接続状態と非接続状態の切り替
えのためのタイミングパルスを発生するタイミング発生
回路23と、スイッチ22により電力供給ラインが接続
状態に切り替えられている期間に発生するドレイン出力
電圧を検出し、電力供給ラインが非接続状態に切り替え
られている期間にドレイン出力電圧を保持するレベルホ
ールド回路24とを設けたので、エレクトットコンデン
サマイク10の特性を生かし、駆動電源を間欠的にオ
ン、オフして使用することができ、飛躍的な低消費電力
化を図ることができる利点がある。
【0037】なお、第1の実施形態において、スイッチ
22とドレイン抵抗D21の接続を入れ替えても同じ効
果が得られることはいうまでもない。
【0038】第2実施形態 図4は、本発明に係るエレクトレットコンデンサマイク
の駆動回路の第2の実施形態を示す回路図である。
【0039】本第2の実施形態と上述した第1の実施形
態が異なる点は、パルス発生手段としてタイミング発生
回路の代わりにマイクロコンピュータ25を用い、マイ
クロコンピュータ25によりスイッチ22をオン、オフ
させるためのマイクロコンピュータパルス(タイミング
パルス)S25を発生するようにしたことにある。
【0040】また、パルス発生手段としてのマイクロコ
ンピュータ25に備えられたアナログ/デジタル(A/
D)コンバータ251で同期してドレイン出力を取り込
めば、レベルホールド回路は不要となる。
【0041】本第2の実施形態によれば、上述した第1
の実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
【0042】第3実施形態 図5は、本発明に係るエレクトレットコンデンサマイク
の駆動回路の第3の実施形態を示す回路図である。
【0043】本第3の実施形態と上述した第1の実施形
態が異なる点は、電流制御手段としてスイッチの代わり
にドレイン抵抗R1の他端に直接、タイミング発生回路
23によりタイミングパルス(図2のBW)を与えるド
ライバ回路26を設けたことによる。
【0044】本第3の実施形態によれば、上述した第1
の実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
エレクトットコンデンサマイクの特性を生かし、駆動電
源を間欠的にオン、オフして使用することができ、これ
により飛躍的な低消費電力化を図ることができる利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエレクトレットコンデンサマイク
の駆動回路の第1の実施形態を示す回路図である。
【図2】図1の回路の各部の波形を示す図である。
【図3】エレクトレットコンデンサマイクの内部の電界
の状態を示す図である。
【図4】本発明に係るエレクトレットコンデンサマイク
の駆動回路の第2の実施形態を示す回路図である。
【図5】本発明に係るエレクトレットコンデンサマイク
の駆動回路の第3の実施形態を示す回路図である。
【図6】一般的なエレクトレットコンデンサマイクの構
成を示す図である。
【図7】エレクトレットコンデンサマイクの等価回路を
示す図である。
【図8】エレクトレットコンデンサマイクの従来の駆動
回路の構成例を示す図である。
【図9】エレクトレットコンデンサマイク用FETのゲ
ート・ソース間電圧とドレイン電流の特性例を示す図で
ある。
【図10】エレクトレットコンデンサマイク用FETの
ドレイン・ソース間電圧とドレイン電流の特性例を示す
図である。
【符号の説明】
10…エレクトレットコンデンサマイク 11…コンデンサ 111…振動膜 112…背電極(第1の電極) 113…エレクトレット膜 114…金属メッキ(第2の電極) 12…電界効果トランジスタ(FET) 13…筐体 14…回路基板 R21…ドレイン抵抗(負荷用抵抗素子) 20A,20B…エレクトレットコンデンサマイクの駆
動回路 21…増幅回路 22…スイッチ 23…タイミング発生回路 24…レベルホールド回路 25…マイクロコンピュータ 251…アナログ/デジタル(A/D)コンバータ 26…ドライバ回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動膜の振動に応じて容量が変化するコ
    ンデンサと、ゲートが上記コンデンサの第1の電極に接
    続され、ソースが上記コンデンサの第2の電極および基
    準電位に接続された電界効果トランジスタとを有するエ
    レクトレットコンデンサマイクの駆動回路であって、 電源と上記電界効果トランジスタのドレインとの間に接
    続されたドレイン抵抗と、 上記電源による上記電界効果トランジスタのドレインお
    よびソースに流れる電流をタイミングパルスに応じて入
    切する電流制御手段と、 上記電流制御手段の状態の切り替えのためのタイミング
    パルスを発生するパルス発生手段とを有するエレクトレ
    ットコンデンサマイクの駆動回路。
  2. 【請求項2】 上記電流制御手段によりドレインおよび
    ソースに電流が流れる状態に切り替えられている期間に
    発生するドレイン出力電圧を検出し、電流が流れない状
    態に切り替えられている期間に当該ドレイン出力電圧を
    保持するレベルホールド回路を有するを有する請求項1
    記載のエレクトレットコンデンサマイクの駆動回路。
  3. 【請求項3】 上記パルス発生手段は、ドレインおよび
    ソースに電流が流れる状態に切り替えられている期間よ
    り、流れない状態に切り替えられている期間が長くなる
    ように上記タイミングパルスを発生する請求項1または
    2記載のエレクトレットコンデンサマイクの駆動回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006033269A1 (ja) * 2004-09-24 2006-03-30 Hosiden Corporation 信号増幅回路及びこれを備えた加速度センサ
WO2019167643A1 (ja) * 2018-02-27 2019-09-06 学校法人帝京大学 鼻腔通気度検査装置

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