JP2002232815A - ビデオプリントシステムおよび情報配信システムならびに受信装置 - Google Patents

ビデオプリントシステムおよび情報配信システムならびに受信装置

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JP2002232815A JP2001216385A JP2001216385A JP2002232815A JP 2002232815 A JP2002232815 A JP 2002232815A JP 2001216385 A JP2001216385 A JP 2001216385A JP 2001216385 A JP2001216385 A JP 2001216385A JP 2002232815 A JP2002232815 A JP 2002232815A
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敦士 太田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画像を受信しつつそのフレームに対応する
大容量の情報を容易に取得することを可能とするビデオ
プリントシステムを提供する。 【解決手段】 動画データおよび該データのフレームに
対応付けられた情報のポインタを多重放送する放送局9
0と、放送受信装置10と、ネットワーク60上のサー
バ装置61とからなるビデオプリントシステムにおい
て、動画データのフレームに対応付けられた情報がサー
バ装置61の前記ポインタで指定される箇所に格納さ
れ、放送受信装置10は、放送局90からの動画データ
およびポインタを受信して前記動画データに基づく動画
を表示しつつ、ユーザからの画像選択指示があった場合
に、その指示時点に対して所定の時間関係にある時点で
表示していた動画のフレームに対応付けられたポインタ
を記憶保持し、ユーザからの印刷要求があると、記憶保
持したポインタで指定される情報を取得して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像を受信しつ
つ動画像のフレームに対応する情報を取得することを可
能とするビデオプリントシステムであり、特にフレーム
を高画質な静止画で印刷することを可能とするビデオプ
リントシステムに関する。また、本発明は、上記ビデオ
プリントシステムにて利用できる情報配信システム、お
よび受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラ等で撮影した動画を
再生する際に、より高解像度の静止画を再現するための
技術が開発されている。例えば、特開平10−2622
44号公報に開示されている技術は、インターレース方
式の動画データに対して、画像の動きを考慮しつつ偶数
フィールドデータと奇数フィールドデータとに基づいて
解像度変換した静止画を生成するようになっている。こ
れにより、静止画の高解像度化と、動きの激しい画像の
ぶれの抑制を図っている。
【0003】また、特開平9−51498号公報に開示
されている技術は、画像撮影時において通常解像度の動
画の記録中に高解像度の静止画を動画と対応づけて記録
するようになっている。これにより、撮影者が意図した
任意の時点での高解像度の静止画を取り出すことができ
るようになっている。
【0004】一方、テレビ放送では、特にデジタルテレ
ビ放送等において番組と多重化させてデータを送るデー
タサービスが提案されており、そのデータとしては番組
ガイドや番組関連情報等が提案されている。
【0005】しかしながら、動画の1フレームに含まれ
る画像情報の情報量は限られたものであり、上記のよう
な解像度変換を行ったとしても得られる静止画の画質に
は限界があり、十分な画質を得ることは困難である。
【0006】また、デシタルテレビであっても単位時間
当りのデータの伝送容量には制限があることから、上記
のように多重化させてデータを送る方法で高解像度の静
止画を送ろうとしても、高解像度の静止画を動画に対し
て十分な量だけ対応付けて送ることは困難である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の課題
に鑑みてなされた発明であり、動画像を受信しつつその
動画のフレームに対応する大容量の情報を容易に取得す
ることを可能とするビデオプリントシステム、情報配信
システム、および受信装置を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、動画データと、動画データのフレームに
対応付けられた情報へのポインタとを多重して放送する
放送装置と、記動画データのフレームに対応付けられた
情報を前記ポインタで指定される箇所に格納するネット
ワークと、前記放送装置からの動画データおよびポイン
タを受信するとともに、前記ネットワークに接続された
受信装置と、前記受信装置に接続された印刷装置とを含
むビデオプリントシステムにおいて、前記受信装置は、
前記動画データに基づく動画を表示しつつ、ユーザから
の画像選択指示があった場合には、その指示時点に対し
て所定の時間関係にある時点で表示していた動画のフレ
ームに対応付けられたポインタを記憶保持し、ユーザか
らの印刷要求があった場合には、記憶保持したポインタ
で指定される前記ネットワーク上の箇所に格納されてい
る情報を取得して、取得した情報を前記印刷装置に出力
するようにした。
【0009】本発明は、動画データと、動画データのフ
レームに対応付けられた情報へのポインタとを多重して
放送する放送装置と、前記放送装置からの動画データお
よびポインタを受信する受信装置と、前記受信装置で受
信した動画データおよびポインタを格納および抽出可能
な画像/音声記録再生手段と、前記受信装置に接続され
た印刷装置とを含むビデオプリントシステムにおいて、
前記受信装置は、前記動画データに基づく動画を表示し
つつ、ユーザからの画像選択指示があった場合に、その
指示時点に対して所定の時間関係にある時点で表示して
いた動画のフレームに対応付けられたポインタを記憶保
持し、ユーザからの印刷要求があった場合には、記憶保
持したポインタで指定される前記画像/音声記録再生手
段上に格納されている情報を取得して、取得した情報を
前記印刷装置に出力するようにした。
【0010】本発明は、上記ビデオプリントシステムに
おいて、前記放送装置は、前記動画データのフレームよ
り、そのフレームに対応付けられた情報へのポインタを
先に送信し、前記受信装置は、受信したポインタを一時
的に記憶する。
【0011】本発明は、上記ビデオプリントシステムに
おいて、前記受信装置は、ユーザからの画像選択指示が
あった場合には、その指示時点から前後所定の範囲内に
表示していた動画のフレームに対応付けられたポインタ
を記憶保持するものであり、前記所定の範囲は前記指示
時点から前側より後側が長くなるように設定した。
【0012】本発明は、上記ビデオプリントシステムに
おいて、前記受信装置は、ユーザからの印刷要求があっ
た場合に、前記ユーザからの画像選択指示により記憶保
持したポインタに対応するフレームのうち実際に印刷す
るものの特定をユーザに促し、ユーザが特定したフレー
ムに対応するポインタで指定される前記ネットワーク上
の箇所に格納されている情報を取得して、取得した情報
を前記印刷装置に出力する。
【0013】本発明は、上記ビデオプリントシステムに
おいて、前記受信装置で受信したポインタは、同一フレ
ームに対して様々な解像度に対応した複数ポインタを設
定可能とし、ユーザの要求する解像度に応じて前記ポイ
ンタで指定された箇所から画像データを取得して、取得
した情報を前記印刷装置に出力するようにした。
【0014】本発明は、上記ビデオプリントシステムに
おいて、前記受信装置は、ユーザの要求する印刷構成の
必要度に応じて複数のポインタを設定可能とし、前記ポ
インタは印刷位置を設定したりコンテンツを選択するポ
インタであり、格納場所の異なる複数のコンテンツから
ユーザの要求に応じた印刷を可能とするようにした。
【0015】上記課題を解決するために、本発明は、動
画データおよび動画データのフレームに対応付けられた
情報へのポインタとを多重放送する放送装置と、前記動
画データのフレームに対応付けられた情報を前記ポイン
タで指定されるネットワーク上の箇所に格納するサーバ
とを含んで情報配信システムを構成した。
【0016】上記課題を解決するために、本発明は、動
画データおよび動画データのフレームに対応付けられた
情報へのポインタとが多重放送されるとともに、前記動
画データのフレームに対応付けられた情報がネットワー
ク上の前記ポインタで指定される箇所に格納されている
情報配信システムにおける受信装置において、前記放送
装置からの動画データおよびポインタを受信するととも
に、前記ネットワークに接続されており、前記動画デー
タに基づく動画を表示しつつ、ユーザからの画像選択指
示があった場合には、その指示時点に対して所定の時間
関係にある時点で表示していた動画のフレームに対応付
けられたポインタを記憶保持し、ユーザからの印刷要求
があった場合には、記憶保持したポインタで指定される
前記ネットワーク上の箇所に格納されている情報を取得
して、取得した情報を出力するようにした。
【0017】上記課題を解決するために、本発明は、動
画データと、動画データのフレームに対応付けられた情
報へのポインタとが多重放送されるとともに、前記動画
データのフレームに対応付けられた情報が前記ポインタ
で指定される箇所に格納されている情報配信システムに
おける受信装置において、前記放送装置からの動画デー
タおよびポインタを受信するとともに、前記受信した動
画データおよびポインタは前記画像/音声記録再生手段
に格納されており、前記動画データに基づく動画を表示
しつつ、ユーザからの画像選択指示があった場合には、
その指示時点に対して所定の時間関係にある時点で表示
していた動画のフレームに対応付けられたポインタを記
憶保持し、ユーザからの印刷要求があった場合には、記
憶保持したポインタで指定される前記画像/音声記録再
生手段上に格納されている情報を取得して、取得した情
報を出力するようにした。
【0018】上記課題を解決するために、本発明は、動
画データおよび動画データのフレームに対応付けられた
情報へのポインタとが多重放送されるとともに、前記動
画データのフレームに対応付けられた情報がネットワー
ク上の前記ポインタで指定される箇所に格納されている
情報配信システムにおける受信装置において、前記動画
データおよびポインタを受信する受信手段と、受信した
動画データを表示する表示手段と、ユーザの画像選択指
示を受け付ける印刷指示受付手段と、画像選択指示を受
け付けたタイミングで表示手段にて表示されている動画
フレームを特定するフレーム特定手段と、前記特定され
たフレームから所定の範囲内にあるフレームに対応する
ポインタで指定される箇所に格納されている情報を取得
する通信手段と、前記取得された情報を出力する出力手
段とを備えた。
【0019】本発明は、上記受信装置において、前記特
定されたフレームから所定の範囲内にあるフレームに対
応するポインタがない場合に、特定したフレームを印刷
に適したデータに変換して出力する変換手段を備えた。
【0020】本発明は、上記ビデオプリントシステムの
受信装置が受信する前記ポインタは、画像を識別するた
めの識別番号(ID)或いはコンテンツのメタデータ、
或いはフレーム番号、或いは時間データ等を含む記述言
語のデータであるようにした。
【0021】(作用)上記の構成を有するピデオプリン
トシステムは、放送装置から動画データに重畳されて送
られるデータが例えばURL等のポインタであるため、
1つのデータの容量を小さくすることができ、動画のよ
り多くのフレームに対してポインタを重畳させて送るこ
とができる。
【0022】また、ユーザが選択した画像を印刷する際
には、ネットワークを介して選択したフレームに対応す
る情報のみを取得すればよいため、各フレームに対応す
る情報としては十分な情報量を割り当てることができ
る。したがって、上記フレームに対応する情報として例
えば動画に対応する静止画を対応させておくと、極めて
高画質な静止画を印刷することが可能になる。
【0023】上記の構成を有するビデオプリントシステ
ムは、ポインタに印刷するための画像データ参照先やテ
キストデータ、配置情報等を組み込めるような構造にす
ることにより、ポインタの内容に基づいて情報を取得し
印刷画面を作成するので、表示フレームに対して大容量
の情報を含んだものを印刷することが可能になる。
【0024】さらに、上記の構成を有するビデオプリン
トシステムは、フレームより先にそのフレームに対応す
るポインタが受信装置に送られ、送られたポインタを受
信装置が一時的に記憶するので、ユーザがそのフレーム
を見る時点で、ポインタが受信装置に記憶された状態と
なるようにすることができる。これにより、ユーザから
の画像選択指示があった場合に、対応するポインタを確
実に記憶保持することができ、ユーザの意図した情報の
取得をより確実化することができる。
【0025】上記の構成では、動画表示中にユーザが印
刷したい画像を認識してから選択指示を行うまでの遅延
時間を考慮した設定となり、ユーザの意図した情報の取
得をより確実化することができる。さらに、ユーザは動
画表示中にとりあえず印刷したい候補画面を指示してお
き、後から必要な画面に絞って印刷を実施することが可
能になる。
【0026】上記の構成を有する情報配信システムは、
動画データに基づいてその動画データのフレームに関連
するより情報量の多い情報へのアクセスを容易にするこ
とができる。
【0027】上記の構成を有する受信装置は、取得した
情報を例えば印刷装置に出力することにより、前記ビデ
オプリントシステムの場合と同様、フレームに対応する
極めて高画質な静止画を印刷することが可能になる。
【0028】上記の構成を有する受信装置は、取得した
情報を例えば印刷装置に出力することにより、請求項1
の場合と同様、フレームに対応する極めて高画質な静止
画を印刷することが可能になる。さらに、特定されたフ
レームの近傍にポインタが存在しない場合でも、動画デ
ータそのものを印刷用データとして出力することができ
る。したがって、そのフレームに対応して出力するデー
タが存在しないという事態を回避することができる。
【0029】上記の構成を有する受信装置は、印刷要求
があった画面に対し複数のポインタを持っている場合、
ポインタの内容に基づいた印刷する情報を、ユーザの好
みおよび端末環境等に応じて、ユーザが選択したり、受
信装置が判別したりすることで、詳細な情報を適切な形
で印刷することが可能である。
【0030】上記の構成を有する受信装置は、同一画面
に対して様々な解像度に対応したポインタを持つ場合、
ユーザの好みや端末環境に応じた解像度を選択すること
で、適切な画像データを印刷することが可能となる。
【0031】上記構成を有する受信装置で、受信装置と
画像データなどが格納されている記録装置が直接接続さ
れている場合も、ポインタを用いて記録装置内部のデー
タを直接指定し、そのデータを取得して印刷すること
で、大容量の情報を含んだものを印刷することが可能に
なる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
に基づいて説明する。図1は、本実施の形態にかかるビ
デオプリントシステムならびに情報配信システムの概要
を示すブロック図である。このシステムは、主に放送受
信装置10、放送局90、ネットワーク60から構成さ
れている。なお、本システムにおける放送としては、デ
ジタルテレビ放送が特に好ましい。
【0033】放送局90から送られてくる信号(画像デ
ータ等)は、アンテナ(地上波放送や衛星放送等の場
合)やケーブル(ケーブルテレビ等の場合)を介して画
像/音声受信装置91により受信され放送受信装置10
に入力される。放送受信装置10に入力された信号は、
所定の処理が施されてディスプレイ装置30やスピーカ
35に出力される。これにより、ユーザが放送内容を視
聴することができる。また、ディスプレイ装置30やス
ピーカ35にて出力されるべき画像データや音声データ
は、必要に応じて画像/音声記録装置50に記録され
る。
【0034】ネットワーク60には、サーバ装置61が
接続されている。放送受信装置10は、ネットワーク6
0を介してサーバ装置61に蓄積されているデータを取
得することができる。このサーバ装置61は複数あって
もよく、URL等でデータが蓄積されている箇所を指定
できればよい。
【0035】放送受信装置10には、印刷装置70が接
続されており、後述する放送内容に関連する静止画等を
印刷できるようになっている。なお、ここでは印刷装置
70が放送受信装置10に直接接続されているように図
示しているが、ローカルなネットワーク等を介して接続
されていてもよい。
【0036】また、放送受信装置10は、リモートコン
トローラ(リモコン)40によりコントロールされるよ
うになっている。このリモコン40は図8に示すような
構造を有している。
【0037】なお、画像/音声受信装置91にて受信さ
れた画像データ等は他の画像/音声再生装置55にも送
られるようになっていてもよい。
【0038】放送受信装置10は、チャンネル切替装置
101と、画像データアドレス情報抽出装置102と、
画像復調装置103と、音声復調装置104と、情報管
理装置110と、情報記録装置120と、画像調整装置
132および音声調整装置132とを有する信号調整装
置130と、画像出力装置141と音声出力装置142
とを有する信号出力装置140と、チャンネル切替部1
51と印刷処理部152と、画像音声調整部153と出
力調整部154とを有する制御部150と、受信機16
1とリモコン情報入力部162と情報解析部163とを
有するリモコン受信部160と、画像データ取得部17
0と、ネットワーク処理部180と、印刷データ生成部
191と印刷制御部192と出力ポート193を有する
印刷データ処理装置190とを備えて構成される。
【0039】本システムにおいて、放送局90から送ら
れてくる信号について図2および図3を用いて説明す
る。放送局90から送られてくる信号は、図2に示すよ
うに、画像/音声データDPと画像データアドレス情報
DAとに大別することができる。画像/音声データDP
は、ディスプレイ装置30やスピーカ35によって再生
されるべきデータである。このデータは従来の放送にお
いて送られてくる信号に相当しており、フレームごとに
順次送られてくる。画像データアドレス情報は放送され
ている内容に対応付けられたデータであり、ここでは放
送されている各フレームの高解像度静止画像が蓄積され
ているネットワーク60上の場所を指定するURL等
(アドレス)と、そのアドレスに蓄積されているデータ
に対応するサムネイル画像(サムネイル画像データ)と
からなっている。
【0040】画像/音声データDPと画像データアドレ
ス情報DAとは、互いに重畳されて放送局90から送ら
れてくる。このとき、画像/音声データDPと画像デー
タアドレス情報DAとは、図2に示すように各フレーム
ごとに1対1に対応付けられていてもよく、図3に示す
ように、データヘッダとデータ本体に分け、データ本体
に搭載された複数のフレーム(例えば、放送内容におけ
る一連のシーン等に対応するフレーム)に相当する画像
/音声データDPに対して、データヘッダに搭載された
1つの画像データアドレス情報DAが対応付けられてい
てもよい。前者(図2)の場合には、特に必要とされな
いフレームに対しては画像データアドレス情報DAが無
くてもよい。後者(図3)の場合には画像データアドレ
ス情報DAにさらにフレーム情報が含まれている。この
フレーム情報は、その画像データアドレス情報DAに対
応するフレームを指定する情報であり、このフレーム情
報によってフレームと画像データアドレス情報とが対応
付けられる。
【0041】このように、放送局90からは放送内容
(画像/音声データ:DP)と、その放送内容に対応す
るデータ(画像データアドレス情報:DA)とがリンク
されて送信される。
【0042】なお、フレームに対応付けられ、ネットワ
ーク60上に蓄積されたデータは、フレームの高解像度
静止画像に限らず、そのフレームに対応したデータであ
り、視聴者が欲すると思われるものであれば、どのよう
なデータでもよい。
【0043】次に、放送局90から送られてくる上記信
号が放送受信装置10内でどのように処理されるかにつ
いて図1に戻って説明する。まず、チャンネル切替装置
101は、複数の放送局から送られてくる信号のうち所
定の放送局からのものを選択して出力する。チャンネル
切替装置101から出力された信号は、画像データアド
レス情報抽出装置102、画像復調装置103、および
音声復調装置104にそれぞれ入力される。画像データ
アドレス情報抽出装置102は、放送局90からの信号
のうち上記画像データアドレス情報DAを抽出するもの
である。画像復調装置103は、放送局90からの信号
の画像/音声データDPのうち画像データを抽出して復
調するものである。同様に、音声復調装置104は画像
/音声データのうち音声データを抽出して復調するもの
である。
【0044】音声復調装置104で復調された音声デー
タは、音声調整装置132で調整され音声出力装置14
2を介してスピーカ35から出力され、必要に応じて画
像/音声記録装置50に記録される。
【0045】一方、画像データアドレス情報抽出装置1
02および画像復調装置103からの出力は、情報管理
装置110に入力される。情報管理装置110は情報記
憶装置120に接続されており、画像データアドレス情
報や復調された画像データを適宜情報記憶装置120に
記憶させる。より具体的には、フレームに対応する画像
データアドレス情報が存在するときにはその画像データ
アドレス情報を情報記憶装置120に記憶させ、存在し
ないときには復調された画像データを記憶させる。な
お、この時点ではデータは一時的に記憶されるものであ
り、後述する画像データアドレス情報記憶処理にて指定
される保存データ以外のデータは所定期間経過後に他の
データにより上書きされることで削除される。
【0046】この情報記憶装置120に記憶させたデー
タを用いて、後述する印刷処理を行うことができる。ま
た、情報管理装置110は後述する印刷画像選択処理に
おいて、情報記憶装置120に記憶された画像データま
たはネットワーク60を介して取得された画像データを
画像調整装置131に送ることで、その画像をディスプ
レイ装置30に表示させる機能も有する。
【0047】また、画像復調装置103から情報管理装
置110に入力された画像データは画像調整装置131
で調整され画像出力装置141を介してディスプレイ装
置30から出力され、必要に応じて画像/音声記録装置
に記録される。
【0048】上記チャンネル切替装置101、情報管理
装置110、画像調整装置131・音声調整装置13
2、および画像出力装置141・音声出力装置142
は、制御部150のそれぞれチャンネル切替部151、
印刷処理部152、画像音声調整部153、および出力
切替部154と接続されており、これらによって制御さ
れる。
【0049】また、制御部150は、リモコン受信部1
60と接続されており、ユーザによるリモコン40から
の指示に基づいてチャンネル切替、印刷処理、画像音声
調整、および出力切替が行われる。ここで、リモコン受
信部160はリモコン40からの信号を受ける受信機1
61、リモコン情報入力部162およびその信号を解析
する情報解析部163を有している。
【0050】制御部150の印刷処理部152は、ユー
ザによりリモコン40からの指示に基づいて情報管理装
置110に対して後述する画像データアドレス情報記憶
処理、印刷画像選択処理等を行わせる。また、印刷処理
部152は後述する印刷処理を行う。
【0051】上記各処理について説明する。まず、画像
データアドレス情報記憶処理について図4に基づいて説
明する。放送受信装置10の電源がONされると、受信
された信号には上記チャンネル切替装置101から画像
出力装置141・声出力装置142への一連の処理が施
される。この処理と並行して印刷処理部152により次
の処理が行われる。まず、リモコン40からの電源OF
Fの要求がなされたか否か(リモコン40の「電源」ボ
タンが押されたか否か)を判別する(ステップS1)。
ここで電源OFF要求がなされている場合には処理を終
了して電源をOFFするが、電源OFF要求がなされて
いない場合には、リモコン40から画像保存要求がなさ
れたか否か(リモコン40の「画像保存」ボタンが押さ
れた否か)を判別する(ステップS2)。画像保存要求
がなされた場合には、情報管理装置110を介してその
要求を認識した時点に対して所定の時間的関係にあるフ
レームの画像データアドレス情報を保存データとして指
定する(ステップS3)。ここで保存データに指定され
た画像データアドレス情報は、情報記憶装置120に一
時的に記憶された他の画像データアドレス情報とは区別
されて保存される。つまり、保存データに指定された画
像データアドレス情報は、後で他のデータにより上書き
されて削除されることがない。
【0052】受信内容の再生と並行して上記の処理が繰
り返されることにより、ユーザは放送内容を視聴しなが
ら、その視聴している動画の中から印刷したいフレーム
をリモコン40で指定することにより、印刷したい画像
に関する情報を蓄積することができる。
【0053】なお、画像保存要求があった場合に、保存
データに指定する画像データアドレス情報に対応するフ
レームをどのフレームとするか、つまり画像保存要求と
フレームとの時間的な関係は、ディスプレイ装置30で
のそのフレームの表示タイミングに対してユーザの反応
時間によるタイムラグを考慮して設定すればよい。例え
ば画像保存要求の時点に対して前後1秒程度の範囲内の
フレームにおいて画像データアドレス情報を含むものの
中から、画像保存要求の時点に最も近いものを保存デー
タに指定することが考えられる。また、ユーザの反応時
間を考慮すると、画像保存要求の時点に対して前側を短
く後側を長くとった範囲内のフレームを対象としてもよ
い。
【0054】なお、画像データアドレス情報は、図2お
よび図3に示すように画像/音声データより先に送られ
ることが好ましい。これにより、ユーザが画像保存要求
をした時点では画像データアドレス情報が情報記憶装置
120に記憶されていることになり、画像データアドレ
ス情報記憶処理を確実に行うことができる。
【0055】ステップS2において画像保存要求がなさ
れていなかった場合、またはステップS3処理後は、ス
テップS4において印刷画像選択要求がなされたか否か
を判別する。ここで印刷画像選択要求がなされている場
合にはステップS5において印刷画像選択処理を行い、
印刷画像選択要求がなされていない場合にはステップS
1に戻る。
【0056】次に、印刷画像選択処理について図5に基
づいて説明する。まず、情報記憶装置120内に保存デ
ータとして指定されたデータがあるか否かを判別する
(ステップS11)。ここで、保存データがない場合に
はリターンし、ある場合にはステップS12に進む。ス
テップS12では、情報記憶装置120に保存データと
して指定された画像が情報管理装置110によりディス
プレイ装置30に表示される。ここで情報記憶装置12
0内に放送局90から送られたサムネイル画像データが
保存されている場合にはそのサムネイル画像を表示す
る。サムネイル画像データが保存されていない場合に
は、情報記憶装置120に保存されているアドレスに基
づいて、印刷処理部152により画像データ取得部17
0、ネットワーク処理部180、ネットワーク60を介
してサーバ装置61から対応する画像のサムネイルを取
得して表示する。なお、サムネイルを表示しているとき
のディスプレイ装置30の画面は、例えば図6に示すよ
うなものである。
【0057】このサムネイル画像に基づいてユーザはリ
モコン40のカーソル(「←」ボタン、「→」ボタン)
と「選択」ボタンとにより印刷する画像を決定する(ス
テップS13).決定されたサムネイルに対応する画像
データアドレス情報は、情報記憶装置120内において
他の保存データから区別して印刷データとされる。ユー
ザによる選択が終了するとステップS14に進む。
【0058】ステップS14では、ユーザがリモコン4
0の「終了」ボタン、「拡大」ボタン「印刷」ボタンの
何れかを押すまで待機する。ここで、「終了」ボタンが
押されるとサムネイル画像の表示を終了し、通常の受信
画像に戻る(ステップS15)。「印刷」ボタンが押さ
れると、後述する印刷処理(ステップS16)に移行
し、印刷処理が終了するとステップS15に移行する。
「拡大」ボタンが押されると決定されたサムネイル画像
を拡大してディスプレイ装置30に表示する(ステップ
S17)。このとき、サムネイル画像を解像度を低下さ
せて拡大表示してもよいが、サーバ装置26から高解像
度の静止画像を取得して表示してもよい。そして、ステ
ップS18においてユーザがリモコン40の「終了」ボ
タン、または「印刷」ボタンの何れかを押すまで待機す
る。「終了」ボタンが押されるとステップS15に移行
し、「印刷」ボタンが押されると印刷処理に移行する。
なお、印刷処理が完了するとステップS15に移行す
る。
【0059】次に、印刷処理について図7に基づいて説
明する。印刷処理では、まず決定されたサムネイルに対
応する印刷画像データを印刷処理部152によりサーバ
装置61から取得する(ステップS21)。なお、上記
ステップS17において高解像度の静止画像が既に取得
されている場合はこのステップを省略することができ
る。そして、印刷のための各種設定をするために印刷設
定画面をディスプレイ装置30に表示する(ステップS
22)。この印刷設定画面に基づいてユーザは印刷装置
の選択等を行った後、印刷実行を指示する(ステップS
23)。これにより、印刷処理部152が印刷画像デー
タを印刷データ処理装置190を介して指定された印刷
装置70に送り、指定された設定で印刷を実行させる
(ステップS24)。
【0060】以上のように、この実施の形態によれば、
動画像を受信しつつその動画のフレームに対応する大容
量の情報を容易に取得することを可能とすることがで
き、指定された印刷装置で指定された設定で印刷を実行
することができる。
【0061】以下、本発明の第2の実施の形態につい
て、図9以降を用いて説明する。この実施の形態は、デ
ータアドレスを示すポインタがXML(eXtensible Mar
kup Language)のような記述言語を用いて記述されたデ
ータとし、同一のフレーム画像に複数のポインタを設定
するようにした例である。
【0062】図9は、放送局90から送られる信号が、
XMLで記述した第1のポインタDAa及び第2のポイ
ンタDAbなどをまとめているデータヘッドDHと、実
際の画像・音声データDP1〜DPn等で構成するデー
タ本体DBを多重化した例を示す。第1のポインタDA
1a、第2のポインタDA1bなどと表示する場合は、
フレーム1と対応付けて説明する場合である。
【0063】第1のポインタDAa及び第2のポインタ
DAbは、あるフレームの画像データDPに対する印刷
データを示すポインタである。ポインタDAaは、画像
データへのリンク先を示す要素PPaと、別の画像デー
タへのリンク先を示す要素LPaで構成している。さら
に、要素PPaには、『位置=“右”』という画像デー
タの属性APaも記載してある。ポインタDAbはリン
ク先を示す要素PPbとテキストデータである要素TX
で構成している。
【0064】XMLを用いてポインタを構成する場合、
ポインタDAaは、内部でポインタPPa及びポインタ
LPaのように複数の画像参照先を持てるので、一枚の
印刷データを複数の画像データから構成するポインタを
作成することが可能である。その上、印刷対象物の配置
情報も位置といった属性AP等を使用して書くことが可
能である。その結果、このポインタからは図10の例の
ように表示フレーム21から印刷画面22を作成するこ
とができ、表示フレームと印刷画面をより詳細な情報を
提供するなど、様々な印刷画面構成を作成することが可
能となる。
【0065】更に、図9のXMLを用いてポインタDA
1bのように、画像の参照要素PPbとテキスト要素T
Xを一緒にしたポインタDAbとすることで、画像とテ
キストデータを一緒に配置して図10の印刷画面23を
印刷することが可能となる。この場合、テキスト要素T
Xは表示フレーム21に直接表示してある文だけではな
く、記述言語にて独自にテキストデータを追加・作成す
ることができる。例えば表示フレーム21を詳細に説明
するコメントを印刷画面に入れることで、より大容量の
情報を持つ印刷ができる。
【0066】また、画像を参照するためのポインタはU
RI(Unique Resource Identifier),URLやXML
で構成する手法だけに限定する必要はない。ID(Iden
tifier)を使用したポインタでは、放送受信装置でID
から画像等のデータを識別して、印刷画面を取得、作成
してもよい。フレーム番号や時間データなどでポインタ
を構成した場合も、参照する画像データはシステム上で
算出して取得、作成することで、前記手法と同様の効果
が得ることができる。
【0067】上記のように、データアドレスを示すポイ
ンタに記述言語を用いたときのフレーム画像を印刷する
場合に関して説明する。
【0068】ユーザからあるフレーム画像を印刷する要
求があったとき、受信装置はその画像フレームデータに
付随するポインタを用いて、印刷する画像データを取得
する。このとき、そのフレームに対してポインタを複数
用意し、そのポインタが様々な解像度に対応したデータ
に対応づけておく。印刷したユーザは、自分の受信装
置、印刷装置などの端末環境やユーザ自身の好みなどに
応じて、適した解像度の印刷用の画像データを示すポイ
ンタを選択することにより、大容量かつ高品質の情報を
取得して印刷することが可能となる。
【0069】図12は、上記のような印刷を行うときの
フローチャートである。以下、フローチャートに従っ
て、印刷手順を説明する。ユーザからある表示フレーム
に対して印刷要求があったとき、データヘッドDHを参
照して当該表示フレームに対して複数のポインタが用意
されているか否かを判別する(S31)。
【0070】ステップS31で、複数のポインタが存在
している場合は、そのポインタの内容が解像度に応じて
印刷すべき画像データを変えられるようなポインタであ
るか否かを判別する(S32)。解像度に応じて印刷デ
ータが変更できるようなポインタが存在する場合は、接
続されているプリンタからプリンタで印刷可能な解像度
の情報を入手する(S33)。ステップS32で入手し
たポインタの内容とステップS34で入手したプリンタ
の解像度から得た情報等を元に判別した、印刷可能な又
は印刷するのに適切な解像度の画像データ及び解像度の
情報を画面に提示する(S34)。その後、ユーザは提
示された画像データから自分で印刷したい画面を、ユー
ザ自身の好みや機器の環境などを考慮して選択し(S3
5)、印刷すべき画像データをポインタに基づいて取得
する(S36)。その後、取得された画像データを元に
実際に印刷するための処理を行ない、プリンタで印刷す
る(S37)。
【0071】ステップS31において、複数のポインタ
が存在しない場合には、ポインタに従って画像データを
取得し(S36)、その後、取得された画像データを元
に実際に印刷するための処理を行ない、プリンタで印刷
する(S37)。本来ならばポインタがない場合につい
ても考えるべきだが、ここでは省略する。
【0072】ステップS32の判断において、ポインタ
の内容が解像度とは関係ない場合はユーザが印刷したい
画像を選択し(S35)、ステップS36、S37の流
れによって、印刷する。
【0073】図10は、一つの表示フレームから二つの
印刷画面を作成できることを示す具体例である。ある表
示フレーム21に対応した複数のポインタがあることに
より、ユーザが欲する情報等に応じて、印刷すべき内容
を変更することが可能である。この実施の形態によれ
ば、例えば、ポインタの内容に応じて印刷画面22のよ
うに印刷したり、印刷画面23のように印刷するなど、
1つ表示のフレームに対してユーザは様々な印刷画面の
中から選択して印刷することが可能になる。
【0074】次に、図2では、ネットワーク上のサーバ
から画像データを取得し、印刷する場合を説明したが、
ここでは、受信したデータを画像/音声記録再生装置に
格納し、格納したデータを再利用して印刷する場合につ
いて図11に基づいて説明する。図11では、図2と同
一の構成要素には、同一の符号を付しており、その詳細
な説明は、省略する。
【0075】図11の受信装置は、図1では放送受信装
置10の外部にあった画像データを保存、管理するため
の手段であるサーバ装置61と画像/音声記録装置50
を備えた装置が、画像/音声記録・再生装置51として
統合して存在し、放送受信装置10の画像データ取得部
170と直接接続されており、その他は図1と変わらな
いモデルを示した図である。この画像/音声記録・再生
装置51は、画像データ等を検索、取得、管理、保存等
を行う機能も備えている。この実施の形態では、画像/
音声記録・再生装置51を、放送受信装置10の外部に
設けた例として示したが、この画像/音声記録・再生装
置51を、放送受信装置10内部に設けた内蔵型モデル
とすることも可能である。
【0076】画像/音声記録・再生装置51が放送受信
装置10に直接接続されていることで、放送受信装置1
0はポインタが画像/音声記録・再生装置51のデータ
を示している場合、データを画像/音声記録・再生装置
51に蓄積されているデータから直接取得することがで
きる。その結果として、直接接続されている画像/音声
記録・再生装置51から画像データを取得することによ
り、大容量の情報の印刷が行える。ポインタは画像/音
声記録・再生装置51に蓄積されている画像データ等の
データだけではなく、画像/音声記録・再生装置51に
記録されている画像フレームを含んでいるコンテンツの
フレームやデータ放送の特定データ・フレーム等を参照
することができる。これは、ポインタに自分のコンテン
ツが保存されているロケーション情報とフレームの位置
を示すフレーム番号或いはフレームを参照する時間とい
った情報を含むことで行える。
【0077】それだけではなく、前述の手法を利用し
て、画像/音声記録・再生装置51に蓄積済みの他コン
テンツの特定フレームやデータ放送の特定データ・フレ
ーム等を参照することも可能である。これらの参照を行
うとき、ポインタで参照されているフレームデータを事
前に抽出し、印刷用データを作成し、その印刷データを
画像/音声記録・再生装置10に保存しておくことによ
り、印刷を素早く行うことも可能である。
【0078】なお、この例として画像データをあげた
が、画像だけでなく文字データなど印刷可能なデータを
含んでもよい。また、ポインタで参照される画像データ
の格納場所は一ヵ所に限定されず、ネットワークで接続
されているサーバや直接接続されている画像/音声記録
装置など様々な格納場所からデータを取得して印刷する
ことが可能である。
【0079】以上のように、デジタルテレビ放送の動画
と多重化させるデータサービスとして動画の特定フレー
ムと対応させた印刷用データへのポインタを持たせてお
き、受像機側で動画を印刷する操作を行った場合にポイ
ンタをたどって印刷用データを取得して印刷を行う。ポ
インタで指定されるサーバには、デジタルテレビで放送
する動画のフレームと対応する静止画を蓄えておく。ユ
ーザがデジタルテレビ番組を視聴しながら画面の印刷を
指示することで、そのフレームと対応する静止画をサー
バから取得して印刷に用いることができ、これにより放
送された動画データによる印刷に比べて高画質な印刷結
果を得る。
【0080】なお、サーバから取得する情報は対応する
フレームの静止画に限るものではなく、そのフレームに
関連する情報であればよい。デジタルテレビ放送にフレ
ームに関連する情報そのものを多重させて放送する場合
と比較して、より大容量の情報を提供することが可能に
なる。
【0081】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、動画デ
ータおよび動画データのフレームに対応付けられた情報
へのポインタとを多重して放送する放送装置と、前記動
画データのフレームに対応付けられた情報を前記ポイン
タで指定される箇所に格納するネットワークと、前記放
送装置からの動画データおよびポインタを受信するとと
もに、前記ネットワークに接続された受信装置と、前記
受信装置に接続された印刷装置とを含むビデオプリント
システムおよび情報配信システムならびに該情報配信シ
ステムにおける受信装置において、動画像を受信しつつ
その動画のフレームに対応する大容量の情報を容易に取
得することを可能とすることができる。
【0082】更に、ポインタの形態を様々な形で提供す
ることによって、動画フレームに対応する大容量の情報
をユーザの好みや端末環境に応じて取得し、印刷するこ
とが可能になる。受信装置と画像データなどが格納され
ている記録装置が直接接続されている場合も、同様であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるビデオプリントシステム、情報
配信システム、受信装置の構成を説明するブロック図。
【図2】本発明において、放送局から送られる信号の例
を説明する図。
【図3】本発明において、放送局から送られる信号の他
の例を説明する図。
【図4】画像データアドレス情報記憶処理の流れを示す
フローチャート。
【図5】印刷画像選択処理の流れを説明するフローチャ
ート。
【図6】サムネイル画像の例を説明する図。
【図7】印刷処理の流れを説明するフローチャート。
【図8】リモートコントローラの構造例を説明する平面
図。
【図9】本発明において、放送局から送られる信号の他
の例を説明する図。
【図10】印刷画面の例を説明する図。
【図11】本発明にかかる他のビデオプリントシステ
ム、情報配信システム、受信装置の構成を説明するブロ
ック図。
【図12】他の印刷画像選択処理の流れを説明するフロ
ーチャート。
【符号の説明】
10 放送受信装置 101 チャンネル切替装置 102 画像データアドレス情報抽出装置 103 画像復調装置 104 音声復調装置 110 情報管理装置 120 情報記憶装置 130 信号調整措置 131 画像調整装置 132 音声調整装置 140 信号出力装置 141 画像出力装置 142 音声出力装置 150 制御部 151 チャンネル切替部 152 印刷処理部 153 画像音声調整部 154 出力切替部 160 リモコン受信部 161 受信機 162 リモコン情報入力部 163 情報解析部 170 画像データ取得部 180 ネットワーク処理部 190 印刷データ処理装置 191 印刷データ生成部 192 印刷装置制御部 193 出力ポート 21 表示フレーム 22 印刷画面 23 印刷画面 30 ディスプレイ装置 35 スピーカ 40 リモートコントローラ 50 画像/音声記録装置 51 画像/音声記録・再生装置 55 画像/音声再生装置 60 ネットワーク 61 サーバ装置 70 印刷装置 90 放送局 91 画像/音声受信装置 APa 画像データの属性 DAa 第1のポインタ DAb 第2のポインタ DB データ本体 DH データヘッド Lpa 画像データへのリンク先を示す要素 PPa 画像データへのリンク先を示す要素 PPb 画像データへのリンク先を示す要素 TX テキストデータである要素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 良則 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5C025 BA25 DA01 DA05 DA10 5C052 AA11 AC08 FA03 FA04 FA07 FB01 FB05 FC01 FE08 5C063 AB07 AC02 CA23 DA07 DA13

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画データと、動画データのフレームに
    対応付けられた情報へのポインタとを多重して放送する
    放送装置と、前記動画データのフレームに対応付けられ
    た情報を前記ポインタで指定される箇所に格納するネッ
    トワークと、前記放送装置からの動画データおよびポイ
    ンタを受信するとともに、前記ネットワークに接続され
    た受信装置と、前記受信装置に接続された印刷装置とを
    含むビデオプリントシステムにおいて、前記受信装置
    は、前記動画データに基づく動画を表示しつつ、ユーザ
    からの画像選択指示があった場合に、その指示時点に対
    して所定の時間関係にある時点で表示していた動画のフ
    レームに対応付けられたポインタを記憶保持し、ユーザ
    からの印刷要求があった場合には、記憶保持したポイン
    タで指定される前記ネットワーク上の箇所に格納されて
    いる情報を取得して、取得した情報を前記印刷装置に出
    力することを特徴とするビデオプリントシステム。
  2. 【請求項2】 動画データと、動画データのフレームに
    対応付けられた情報へのポインタとを多重して放送する
    放送装置と、前記放送装置からの動画データおよびポイ
    ンタを受信する受信装置と、前記受信装置で受信した動
    画データおよびポインタを格納および抽出可能な画像/
    音声記録再生手段と、前記受信装置に接続された印刷装
    置とを含むビデオプリントシステムにおいて、前記受信
    装置は、前記動画データに基づく動画を表示しつつ、ユ
    ーザからの画像選択指示があった場合に、その指示時点
    に対して所定の時間関係にある時点で表示していた動画
    のフレームに対応付けられたポインタを記憶保持し、ユ
    ーザからの印刷要求があった場合には、記憶保持したポ
    インタで指定される前記画像/音声記録再生手段上に格
    納されている情報を取得して、取得した情報を前記印刷
    装置に出力することを特徴とするビデオプリントシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記放送装置は、前記動画データのフレ
    ームより、そのフレームに対応付けられた情報へのポイ
    ンタを先に送信し、前記受信装置は、受信したポインタ
    を一時的に記憶することを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載のビデオプリントシステム。
  4. 【請求項4】 前記受信装置は、ユーザからの画像選択
    指示があった場合には、その指示時点から前後所定の範
    囲内に表示していた動画のフレームに対応付けられたポ
    インタを記憶保持するものであり、前記所定の範囲は前
    記指示時点から前側より後側が長くなるように設定され
    ていることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れ
    か1項に記載のビデオプリントシステム。
  5. 【請求項5】 前記受信装置は、ユーザからの印刷要求
    があった場合に、前記ユーザからの画像選択指示により
    記憶保持したポインタに対応するフレームのうち実際に
    印刷するものの特定をユーザに促し、ユーザが特定した
    フレームに対応するポインタで指定される前記ネットワ
    ーク上の箇所に格納されている情報を取得して、取得し
    た情報を前記印刷装置に出力することを特徴とする請求
    項1ないし請求項4の何れか1項に記載のビデオプリン
    トシステム。
  6. 【請求項6】 前記受信装置で受信したポインタは、同
    一フレームに対して様々な解像度に対応した複数ポイン
    タを設定可能とし、ユーザの要求する解像度に応じて前
    記ポインタで指定された箇所から画像データを取得し
    て、取得した情報を前記印刷装置に出力することを特徴
    とする請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載のビ
    デオプリントシステム。
  7. 【請求項7】 前記受信装置は、ユーザの要求する印刷
    構成の必要度に応じて複数のポインタを設定可能とし、
    前記ポインタは印刷位置を設定したりコンテンツを選択
    するポインタであり、格納場所の異なる複数のコンテン
    ツからユーザの要求に応じた印刷を可能とすることを特
    徴とする請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載の
    ビデオプリントシステム。
  8. 【請求項8】 動画データと、動画データのフレームに
    対応付けられた情報へのポインタとを多重放送する放送
    装置と、前記動画データのフレームに対応付けられた情
    報を前記ポインタで指定されるネットワーク上の箇所に
    格納するサーバとを含む情報配信システム。
  9. 【請求項9】 動画データと、動画データのフレームに
    対応付けられた情報へのポインタとが多重放送されると
    ともに、前記動画データのフレームに対応付けられた情
    報がネットワーク上の前記ポインタで指定される箇所に
    格納されている情報配信システムにおける受信装置にお
    いて、前記放送装置からの動画データおよびポインタを
    受信するとともに、前記ネットワークに接続されてお
    り、前記動画データに基づく動画を表示しつつ、ユーザ
    からの画像選択指示があった場合には、その指示時点に
    対して所定の時間関係にある時点で表示していた動画の
    フレームに対応付けられたポインタを記憶保持し、ユー
    ザからの印刷要求があった場合には、記憶保持したポイ
    ンタで指定される前記ネットワーク上の箇所に格納され
    ている情報を取得して、取得した情報を出力することを
    特徴とする受信装置。
  10. 【請求項10】 動画データと、動画データのフレーム
    に対応付けられた情報へのポインタとが多重放送される
    とともに、前記動画データのフレームに対応付けられた
    情報が前記ポインタで指定される箇所に格納されている
    情報配信システムにおける受信装置において、前記放送
    装置からの動画データおよびポインタを受信するととも
    に、前記受信した動画データおよびポインタは前記画像
    /音声記録再生手段に格納されており、前記動画データ
    に基づく動画を表示しつつ、ユーザからの画像選択指示
    があった場合には、その指示時点に対して所定の時間関
    係にある時点で表示していた動画のフレームに対応付け
    られたポインタを記憶保持し、ユーザからの印刷要求が
    あった場合には、記憶保持したポインタで指定される前
    記画像/音声記録再生手段上に格納されている情報を取
    得して、取得した情報を出力することを特徴とする受信
    装置。
  11. 【請求項11】 動画データと、動画データのフレーム
    に対応付けられた情報へのポインタとが多重放送される
    とともに、前記動画データのフレームに対応付けられた
    情報がネットワーク上の前記ポインタで指定される箇所
    に格納されている情報配信システムにおける受信装置に
    おいて、前記動画データおよびポインタを受信する受信
    手段と、受信した動画データを表示する表示手段と、ユ
    ーザの画像選択指示を受け付ける印刷指示受付手段と、
    画像選択指示を受け付けたタイミングで表示手段にて表
    示されている動画フレームを特定するフレーム特定手段
    と、前記特定されたフレームから所定の範囲内にあるフ
    レームに対応するポインタで指定される箇所に格納され
    ている情報を取得する通信手段と、前記取得された情報
    を出力する出力手段とを備えることを特徴とする受信装
    置。
  12. 【請求項12】 前記特定されたフレームから所定の範
    囲内にあるフレームに対応するポインタがない場合に、
    特定したフレームを印刷に適したデータに変換して出力
    する変換手段を備えることを特徴とする請求項11に記
    載の受信装置。
  13. 【請求項13】 前記ポインタは、画像を識別するため
    の識別番号(ID)或いはコンテンツのメタデータ、或
    いはフレーム番号、或いは時間データ等を含む記述言語
    のデータであることを特徴とする請求項1ないし請求項
    12の何れか1項に記載の受信装置。
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