JP2002232492A - 2線式データバスのエラー認識用回路構成 - Google Patents

2線式データバスのエラー認識用回路構成

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JP2002232492A JP2001367017A JP2001367017A JP2002232492A JP 2002232492 A JP2002232492 A JP 2002232492A JP 2001367017 A JP2001367017 A JP 2001367017A JP 2001367017 A JP2001367017 A JP 2001367017A JP 2002232492 A JP2002232492 A JP 2002232492A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実にエラー認識可能な2線式データバスの
回路構成を提供する。 【解決手段】 2本のバスライン上でドミナントビット
が別々に送信される2線式データバスのエラー認識用回
路構成は、差動電流を測定する手段4を備える。この差
動電流はデータバス上でドミナントビットを送信する時
に2本のバスラインを駆動する駆動電流の差が送信機内
で測定されるものである。上記回路構成には、駆動電流
間の差が所定の制限値を超えるとエラー信号を供給する
評価手段5がさらに設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信されたドミナ
ントビット(dominant bit)が2本のバスライン上で別
々に送信される2線式データバスのエラー認識用回路構
成に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特性がISO11898に規定
されているCAN等のようなデータバスにおいては、別
々のデータビットが2本のバスライン上で別々に送信さ
れる。静止状態で、バスの両ラインは、終端抵抗器を介
して一緒に結合されるため、ほぼ同じ電位を有する。駆
動電流をONすることにより、ドミナントビットは送信
機からバスに活発に送信される。この送信は別々に行わ
れる。即ち、バスの一方のラインの電位が上昇し、バス
の他方のラインの電位が低下する。駆動電流をOFFに
することにより、リセッシブビット(recessive bit)
が送信機により送信される。その結果、2本のバスライ
ンが、再びほぼ同じ電位を呈する。
【0003】このタイプのデータバスでは、性質の異な
るエラーが起こることがある。基準電位に対してだけで
なく相互に対しても、個々のラインの短絡が起こること
がある。
【0004】従って、既知の回路構成は各ラインの電位
を評価し、そのような短絡に対する対処を講じている。
米国特許第5,488,306号から知られた回路構成
では、2本のバスライン間の電位差も評価される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
既知の構成のすべては、2本のバスラインのマスオフセ
ット(mass offset)に応答するという重大な欠点を有し
ている。2本のライン電位がずれるそのようなマスオフ
セットは、特に自動車分野に適用する場合に起こること
がある。既知のエラー認識回路においては、これらのマ
スオフセットにより、誤ったエラーメッセージ、即ち、
マスオフセットのみに言及して実際にはエラーを表さ
ず、かつ、実際のライン短絡には言及しないエラーメッ
セージが容易に導かれる。
【0006】本発明の目的は、最初に記載したタイプの
回路構成であって、バスラインのマスオフセットに応答
することなく、確実にエラー認識可能な回路構成を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、上記回路構成が差動電流を測定する手段を備え、
この差動電流は、データバス上にドミナントビットを送
信する時に2本のバスラインを駆動する駆動電流の差が
送信機内で測定されたものであり、かつ、上記回路構成
に、上記駆動電流間の差が所定の制限値を超えるとエラ
ー信号を供給する評価手段が設けられていることで、解
決される。
【0008】本発明の基本概念は、電位は測定しない
が、電流は測定するということである。データバス上で
ドミナントビットを駆動するための2つの駆動電流間の
差が測定される。データバスにデータビットを送信する
送信機は、一般に、データバスラインをそれぞれ駆動す
る2個のドライバを有する。ビットがデータバス上で別
々に送信されるため、各駆動電流は反対の符号を有す
る。これら駆動電流間の差が判定される。2個の駆動電
流の一方が大幅に上昇した場合、これら2個の駆動電流
の相反する極性に基づき、その差も大幅に増大する。通
常の動作では駆動電流間の差を超えることがない所定の
制限値が設定される。しかしながら、上記短絡の一つに
おいては、差動電流が大幅に増大し、上記所定の制限値
を超えてしまう。この時、上記回路構成はエラーメッセ
ージを供給する。
【0009】両方の駆動電流が測定されて評価されるた
め、2線式バスの2ライン上で電位ズレが起きても、エ
ラーメッセージを出さない。なぜならば電位ズレは本質
的に駆動電流に影響を与えず、また2ラインの終端抵抗
器が電位なしでそれらの間に設置されているからであ
る。
【0010】さらに、本発明の回路構成は、外部EMV
からバスラインへの影響が少ないという一般的な利点を
有する。
【0011】請求項2に記載の本発明の実施態様によれ
ば、上記回路構成は、ISO11898に応じたCAN
バスに好適である。なぜならばこのバスは、実際にマス
オフセットまたはEMVの影響が起こることの多い車両
で使用されるからである。また、これらの条件下で、実
際にラインの相互短絡がある場合、あるいは異なる電位
で短絡が起きた場合にのみ、本発明の回路構成はエラー
メッセージを供給する。
【0012】請求項3に記載の本発明の実施態様では、
送信機がドミナントビットを送信する時、駆動電流が最
初に急激に上昇する。これは、バスラインが容量性負荷
を表すからである。従って、ドミナントビット期間の後
半を除いて、このドミナントビットの開始時に駆動電流
間の差を測定もしくは評価しない、または測定も評価も
しないことが有利である。なぜならば、この時には2ラ
インで表される容量性/誘導性負荷による過渡現象が低
下しているからである。
【0013】請求項5に記載の本発明の実施態様では、
CANバスプロトコルで提供されるTXD信号を上記目
的のために有利に評価することができる。TXD信号は
ドミナントビットの期間を表す。各個々のビットについ
てTXD信号のトレーリングエッジでオリエンテーショ
ン(orientation)を行えることは有利である。なぜな
らば、この瞬間でバスラインに過渡現象が起こり、か
つ、駆動電流は、この瞬間の過渡現象の影響をもはや受
けないからである。
【0014】請求項4に記載の本発明の実施態様では、
データバスの2線の短絡が非常に確実に認識される。こ
の目的に対して、2個の駆動電流が別々に基準電流と比
較され、2個の駆動電流が別々に基準電流を超えるとき
にのみ、エラーメッセージが供給される。その結果、エ
ラー認識がより確実となる。
【0015】上述したように、データバス上のドミナン
トビットのビットフェーズ(bit phase)の最後で駆動
電流を評価することが有利であるため、請求項6に記載
の本発明の他の実施態様では、ドミナントビットの送信
開始後に所定間隔で駆動電流の測定および/または評価
が行われるように、上記駆動電流の測定および/または
評価、または上記駆動電流間の差の測定および/または
評価がタイマで引き起こされることを特徴とする。よっ
て、バスライン上での過渡現象に影響を与えることな
く、駆動電流間の差の測定が行われることが可能とな
り、さらに有利である。
【0016】CANプロトコルでは、アクノレッジビッ
ト(acknowledge bit)およびエラーフレックス(error
flex)の送信中の他、いわゆるアービトレーションフ
ェーズ(arbitration phase)の間、ドミナントビット
の複数のCANトランシーバによって、バス上での同時
送信が提供される。この段階では、電流差測定で、不必
要なエラー表示につながる値が生成されることがある。
従って、請求項7に記載の本発明の他の実施態様では、
CANバスプロトコルでの送信中断サービスルーチンの
期間中にのみ、駆動電流またはそれらの差を測定および
/または評価することが有利である。なぜならばこの段
階では、たった1人の参加者がバス上でビットを活発に
送信することができるからである。従って、この段階に
おいて、妨害の影響を受けることなく、駆動電流の確実
な評価が可能となる。
【0017】本発明の回路構成が供給するエラー信号
が、十分に長い期間有効であり、次の電信のアービトレ
ーションフェーズにより破壊されないことを確実にする
ため、請求項8に記載の本発明の他の実施態様では、そ
の回路構成が、エラー信号が遅延され供給されるよう、
評価結果をバッファリングするシフトレジスタを備える
ことを特徴とする。このシフトレジスタの長さにより、
エラー表示を評価するため、送信中断サービスルーチン
に有効な時間が判定される。
【0018】個々ビットの送信中にすでに起きている差
動電流が、エラー表示を行わないように、請求項9に記
載の本発明の他の実施態様では、回路構成が多数決回路
を備えることを特徴とする。このような多数決回路は、
複数測定の過半数が、結果として制限値を超えたことを
示すときにのみ、エラー信号を出すものである。この多
数決回路は、シフトレジスタに接続可能であり、有利で
ある。シフトレジスタが、複数のドミナントビットに関
する評価結果を同時に供給するからである。
【0019】請求項10に記載の本発明の他の実施態様
では、好ましくは、単一ビットの送信中に、このビット
に隣接のビット、即ち、前後のビットの送信中を除き、
差動電流が所定の制限値を超えたときのみ、エラーメッ
セージが抑制されるように、上記多数決評価が行われる
ようにしてよく、有利である。この場合、該単一ビット
に関して誤ったエラー評価が起きたと結論づけることが
できる。そして、エラーメッセージが抑制される。
【0020】請求項11に記載の本発明の他の実施態様
では、駆動電流の合計により、エラー評価からアービト
レーションフェーズとアクノレッジビットを除外し、よ
ってそのような段階で、正しく評価されたエラー信号
が、不注意で早まって書き換えられてしまうことを防ぐ
ことが目的である。アービトレーションフェーズとアク
ノレッジビットは、バス上で、複数のトランシーバが同
時にドミナントビットを送信できることを特徴とする。
その結果、2個の駆動電流の合計が、制限値より低くな
り、電流差信号は評価されない。
【0021】上記および他の本発明の態様は、次の実施
の形態の説明で明らかになる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、いわゆるトランシーバ、
即ち、データバスに接続されてデータビットがデータバ
ス上に送信できるようになる装置を示すブロック図であ
る。図1のブロック図では、バスエラー認識用に実施さ
れる本発明にかかる回路構成もさらに示されている。
【0023】図1の実施形態において、データバスは、
ISO11898に従ってその構造とプロトコルが規定
されたCANバスである。このデータバスは、例えばビ
ット送信が別々に行われる2本のデータバスラインCA
NHとCANLを有する。
【0024】CANバスの静止状態では、両データバス
ラインCANH,CANLは、ほぼ同じ電位を有する。
これは、図示しない方法でこれら2本のラインが終端抵
抗器を介して結合されているからである。単一ビットが
送信機により送信される際、データバスラインCANH
の電位は上昇し、データバスラインCANLの電位は低
下する。
【0025】このことは、図1の回路構成において、デ
ータバスラインCANH用のドライバ1により、かつ、
データバスラインCANL用のドライバ2により行われ
る。ドライバ1,2は両方とも、駆動制御回路3により
制御される。駆動制御回路3は、単一ビットが、2本の
データバスラインCANH,CANLを通し区別して送
信されるよう、2個のドライバ1,2を同期制御するも
のである。このため、駆動制御回路3は、信号TXDに
より制御される。静止状態では、TXDは高い電位を有
する。データバス上に送信される単一の活性なドミナン
トビットは、低レベルの信号TXDで特徴づけられる。
信号TXDが低レベルである限り、上述した方法で2本
のデータバスラインCANH,CANLを通してビット
が別々に送信されるよう、ドライバ1,2への対応する
制御が駆動制御回路3により行われる。電流供給のた
め、ドライバ1は電源電位VCCに接続され、ドライバ
2は基準電位GNDに接続される。
【0026】データバス上での上記のようなドミナント
ビット送信において、干渉が起こることがある。特に、
データバスラインCANH,CANLが、他の電位に対
してまたは相互の短絡という点から、短絡する場合があ
る。従って、そのようなエラー条件が存在するかどうか
をいつでも判定することが好ましい。しかし、そのよう
なエラー条件の判定の際、追加の問題として、データバ
スラインCANH,CANL上でマスオフセットが起こ
ることがある。この問題は、特に自動車分野で起こるこ
とが多い。従って、本発明によれば、2線式データバス
の短絡には応答するが、2本のバスラインの電位ズレに
は感応しない、エラー認識用の回路構成が提供される。
【0027】本発明のエラー認識用回路構成の基本概念
は、ドライバ1,2によりデータバスに供給される2つ
の駆動電流間の差を測定することである。電圧評価が行
われる従来技術の構成とは対照的に、この場合、電位ズ
レまたは外部EMVの影響には感応しないことが明らか
な電流評価が行われる。
【0028】従って、本発明の回路構成は、差動電流を
測定する手段4を備える。この手段4は、図1の実施形
態において比較器として形成され、ドライバ1およびド
ライバ2からの信号を受け取る。これらの信号は、ドラ
イバ1,2からデータバスラインCANH,CANLに
送られる駆動電流にそれぞれ比例する。比較器4によ
り、これらの駆動電流は減算されて所定の制限値と比較
される。この比較の結果は、信号Cとして評価手段5に
渡される。手段5では、信号Cがさらに評価され、対応
するエラー信号Fが供給される。駆動電流間の差の評価
は、図1に示すトランシーバにより、ドミナントビット
の送信中に行われる必要があるため、信号TXDが手段
5に提供される。これにより、手段5は、トランシーバ
がドミナントビットをデータバス上に送信する低レベル
に信号TXDがなる期間内にのみ、信号Cの評価を行
う。また、手段5は、信号Fの時間遅延を行い、かつ/
または複数の値を介して信号Cの評価を行うよう実施し
てもよい。
【0029】さらに、合計装置により、図示しない方法
で駆動電流の合計を算出し、第2の所定の制限値との比
較を行うさらなる比較器により評価するようにしてもよ
い。合計信号が制限値未満となる期間内にのみ手段5に
信号TXDを供給するために比較信号を使用してもよ
い。それにより、アービトレーションフェーズとアクノ
レッジビットが、エラー評価から除外される。従って、
そのような段階で、正しく評価されたエラー信号が不注
意に書き換えられてしまうことが防がれる。アービトレ
ーションフェーズとアクノレッジビットは、複数のトラ
ンシーバが、バス上で同時にドミナントビットを送信で
きることを特徴とする。その結果、2つの駆動電流が、
制限値より低下し、電流差信号が評価されることはな
い。
【0030】手段5は、正信号Cでカウントアップし、
負信号Cでカウントダウンするカウントnを有するカウ
ンタとして形成してよい。計数結果は、ドミナントビッ
トフェーズの最後にトリガーされるようにしてよい。カ
ウンタが所定値を超えると、エラー信号Fがセットされ
る。電流差エラーがそのようなエラーではないと判定さ
れた回数がn倍を超えるまでエラー信号は供給されない
ため、多数決評価も同時に達成される。
【0031】図2は、図1の評価手段5の可能な実施形
態を示す。図2では、3個のDフリッピフロップ11,
12,13が次々に配置されたシフトレジスタチェーン
が示されている。信号TXDが、Dフリップフロップ1
1,12,13のクロック入力に供給される。第1シフ
トレジスタ11の入力には、信号Cが与えられる。エラ
ー信号Fは、シフトレジスタチェーンの最後のDフリッ
プフロップ13の出力から供給される。
【0032】エラー表示遅延は、その期間がシフトレジ
スタの長さに依存し、評価手段5内のそのようなシフト
レジスタにより達成するようにしてもよい。新しい値C
は、その後のシフトレジスタ内で信号TXDの新しいパ
ルスにいずれも置き換えられる。図3に示す実施形態で
は、3個の送信されたドミナントビット期間に及ぶエラ
ー信号Fの遅延が、このようにして達成される。
【0033】Dフリップフロップ11,12,13は、
信号TXDの正端(positive edge)でクロック測定さ
れることが有利である。この信号TXDは、各ドミナン
トビットの終わりに現れる。この時、図1の構成のドラ
イバ1,2が依然として充分に活性であるため、駆動電
流の測定が可能である。この時の評価により、またデー
タバスラインCANH,CANL上でドミナントビット
の交換が行われることで起こる過渡現象ももはや活性で
ないことは確実である。
【0034】送信された各ドミナントビットのビットフ
ェーズの終端のみによる駆動電流測定の他の可能性が図
3に示されている。図3では、図2の回路によるDフリ
ップフロップ11,12,13を含むシフトレジスタが
示されている。しかし、図3の変形例では、信号TXD
が、タイマ14により遅延される。ここで、Dフリップ
フロップは、TXD信号のリーディングエッジ、即ち、
その負端(negative edge)に応答するよう形成され
る。タイマ14は、Dフリップフロップ11,12,1
3がドミナントビットの後半の期間でのみそのデータ入
力Dでデータを置き換えるように、遅延を設定する。ま
た、このようにして、送信されたドミナントビットの後
半においてのみ差動電流が評価されるようにすることも
確実にできる。
【0035】図4は、図1の回路構成の手段5のさらな
る変形例を示す図である。この変形例も、次々に配置さ
れる3個のDフリップフロップ11,12,13を備
え、信号TXDによりクロック測定される。しかし、こ
の変形例では、エラー信号Fの供給において、遅延が達
成されない。むしろ、Dフリップフロップ11,12,
13に記憶された3個の連続するエラー信号に関し、そ
の多数決評価を達成することがその目的である。このた
め、Dフリップフロップ11,12,13の3個のデー
タ出力Q全てが、ANDゲート15の3個の入力に接続
される。ANDゲート15は、その出力からエラー信号
Fを供給する。それにより、3個の連続するドミナント
ビット期間中に、2個のドライバの差動電流が、所定の
制限値を超えたことを信号Cが示したときのみ、エラー
信号が供給されることが達成される。
【0036】言うまでもなく、他の多数決評価変形例も
可能である。どちらにせよ、多数決評価は、単一ドミナ
ントビットの送信中に、エラー条件が満たされるとき、
すでにエラー信号が供給されていないことを確実にする
必要がある。このエラー条件が、干渉の原因となる可能
性があるからである。
【0037】図4に示す差信号評価用手段5の変形例で
は、時間遅延評価が行われる可能性はもはや存在しな
い。しかし、このことは、図5に従い可能となる。図5
は、図4の変形例に従って接続されるDフリップフロッ
プ11,12,13を含むシフトレジスタを示す図であ
る。しかしながら、シフトレジスタは、Dフリップフロ
ップ13の後に配置されるもう1個のDフリップフロッ
プ16により拡張される。
【0038】Dフリップフロップ11,12,13のデ
ータ出力を評価する第1ANDゲート17、Dフリップ
フロップ12,13,16のデータ出力を評価するAN
Dゲート18が設置される。2個のANDゲート17,
18の出力信号が、出力からエラー信号Fを供給するO
Rゲート19に提供される。
【0039】図5の回路構成にある、拡張されたシフト
レジスタと修正された多数決評価により、多数決評価の
みならず、多数決評価なしの図2、3の変形例に対して
さらに与えられるように、時間遅延も達成される。
【0040】従って、図5に示す評価手段5の変形例で
は、図2、3に示す変形例エラー信号Fの供給時間遅延
と、図4に示す評価手段5の変形例の多数決評価とが組
み合わされる。
【0041】図6は、トランシーバにおける本発明の回
路構成の第2の実施の形態を示すブロック図である。
【0042】図6に示す第2の実施の形態のトランシー
バは、図1に示す第1の実施の形態のトランシーバと同
様に、第1のドライバ1、第2ドライバ2および駆動制
御回路3を備える。このトランシーバの動作は、ここま
では図1に示す第1の実施の形態の動作と同一である。
【0043】第1の実施の形態と同様に、本発明のエラ
ー認識用回路構成も、2つのドライバ1,2から駆動電
流を受け取り、2つの駆動電流間の差値を示す信号Cを
その出力から供給する比較器4を備える。この信号は、
評価手段23により評価される。評価手段23は、その
出力からエラー信号を供給する。この第2の実施の形態
で示される本発明による回路構成の動作も、ここまでは
図1に示す第1の実施の形態の動作と同一である。
【0044】しかしながら、本発明による回路構成の第
2の実施の形態は、図6に示すように、追加の手段2
1,22,23を備える。これらの手段は、ドライバ
1,2の電流を基準信号REFと直接比較し、また、駆
動電流がそれぞれこの基準信号REFを超える時に、エ
ラー信号も供給する。
【0045】このため、ドライバ1の駆動電を基準信号
REFと比較し、対応する出力信号を評価手段23に供
給する比較器21が設けられる。
【0046】これに対応して、ドライバ2の駆動電流を
基準信号REFと比較してその比較結果も評価手段23
に供給する比較器22が設けられる。
【0047】評価手段23では、駆動電流間の差が、所
定の制限値を超えるか、ドライバ1の駆動電流が、基準
信号REFを超えるか、またはドライバ2の駆動電流
が、基準信号REFを超えるかのいづれかのとき、エラ
ー信号を供給する。
【0048】このような個々の駆動電流の追加評価のた
め、追加の認識が確実に達成される。特に、ライン間の
短絡が、回路構成の拡張により、より確実に認識可能と
なる。
【0049】図7は、図6に示す回路構成の評価手段2
3の可能な実施の形態を示す図である。
【0050】比較器21,22によって供給される2つ
の信号R,Rが、図7の回路構成において、AND
ゲート31に与えられる。ANDゲート31の出力信号
は、ORゲート32,33,34の第1入力に供給され
る。
【0051】図6に示す回路構成の比較器4の信号C
は、ORゲート32の第2入力に供給される。
【0052】図7に示す回路構成は、信号TXDにより
クロックされる3個のDフリップフロップ35,36,
37を備える。
【0053】ORゲート32の出力信号は、フリップフ
ロップ35のデータ入力Dに与えられる。フリップフロ
ップ35の出力信号は、ORゲート33の第2入力に与
えられる。ORゲート33の出力信号は、今度は第2の
Dフリップフロップ36に与えられる。第2のDフリッ
プフロップ36の出力信号は、ORゲート34の第2入
力に結合される。ORゲート34の出力信号は、Dフリ
ップフロップ37のデータ入力に結合される。Dフリッ
プフロップ37のデータ出力Qは、エラー信号Fを供給
する。
【0054】図7の回路構成におけるシフトレジスタ変
形例によって、関連するドミナントビットに信号R
の一つが応答したかどうかの追加のチェックが、各
個々のバッファリングエラー条件に対して達成される。
従って、3個のエラー条件のうち一つが満足されたと
き、即ち、信号R、R、またはCの一つが割当ドミ
ナントビットの送信中に活性であったとき、Dフリップ
フロップ35,36,37は、各個々のドミナントビッ
ト毎にエラー信号を記憶する。
【0055】エラー信号Fは、図6、7に示す第2の実
施の形態において、追加的にフィルタリングされるよう
にしてもよい。しかしながら、2本のCANバスライ
ン、CANHとCANLとの間の短絡の認識は、このよ
うな短絡によりバスを通るデータ送信の可能性が阻害さ
れ、データ送信が直ちに中断されてしまうため、直接評
価しなければならないことに留意されたい。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したとおり、本発明は、以下の
効果を奏する。
【0057】即ち、本発明によれば、2つの駆動電流を
測定して評価するので、2線式バスの2ライン上で電位
ズレが起きても、エラーメッセージを出すことがない。
これにより、確実にエラー認識可能な2線式データバス
の回路構成が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回路構成の第1の実施の形態を示
すブロック図である。
【図2】例えば図1の回路構成の評価手段5で使用する
ことのできるシフトレジスタのブロック図である。
【図3】タイマが追加された図2のシフトレジスタを示
す図である。
【図4】多数決評価を有する図2のシフトレジスタを示
す図である。
【図5】図4の多数決評価を有するが、時間遅延を伴う
評価が可能となるように拡張シフトレジスタを有するシ
フトレジスタを示す図である。
【図6】図1の第1の実施の形態に従うが、駆動電流の
単一評価が追加された本発明による回路構成の第2の実
施の形態を示す図である。
【図7】図6の第2の実施の形態における回路の評価手
段の可能な詳細形態を示す図である。
【符号の説明】
1,2 ドライバ 4,21,22 比較器 5,23 評価手段 14 タイマ 11,12,13,16,35,36,37 Dフリッ
プフロップ 15,17,18 ANDゲート 19 ORゲート F エラー信号
フロントページの続き (71)出願人 590000248 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands (72)発明者 トーマス、シュールマン ドイツ連邦共和国ハンブルク、ファルケン リート、93 Fターム(参考) 5K029 CC01 DD23 KK21 LL16

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信されたドミナントビットが2本のバス
    ライン上に別々に送信される2線式データバスのエラー
    認識用回路構成であって、 前記データバス上にドミナントビットを送信するときに
    前記2本のバスラインを駆動する駆動電流の差を送信機
    内で測定する差動電流測定手段を備え、 前記駆動電流間の差が所定の制限値を超えるときに、エ
    ラー信号を供給する評価手段が設けられていることを特
    徴とする回路構成。
  2. 【請求項2】前記2線式バスは、ISO11898に従
    ったCANバスであることを特徴とする請求項1に記載
    の回路構成。
  3. 【請求項3】送信されたビットの期間の後半で前記駆動
    電流間の差を測定し、もしくは評価し、または、測定し
    かつ評価することを特徴とする請求項1に記載の回路構
    成。
  4. 【請求項4】両方の駆動電流を別々に基準電流と比較
    し、両方の駆動電流が別々に前記基準電流を超えるとエ
    ラーメッセージを供給する手段をさらに備えることを特
    徴とする請求項1に記載の回路構成。
  5. 【請求項5】前記駆動電流の測定もしくは評価または測
    定および評価の時点を判定するためにCANバス送信機
    のTXD入力信号が使用され、 特に、前記TXD信号のトレーリングエッジが前記測定
    時点を判定することを特徴とする請求項2または3に記
    載の回路構成。
  6. 【請求項6】ドミナントビットの送信開始後の所定の間
    隔で、前記駆動電流の測定もしくは評価または測定およ
    び評価を引き起こすタイマを備えることを特徴とする請
    求項3に記載の回路構成。
  7. 【請求項7】前記CANバスの送信中断サービスルーチ
    ン中にのみ、前記駆動電流を測定し、もしくは評価し、
    または、測定しかつ評価することを特徴とする請求項2
    に記載の回路構成。
  8. 【請求項8】前記エラー信号を遅延の態様で供給するシ
    フトレジスタを備えることを特徴とする請求項2に記載
    の回路構成。
  9. 【請求項9】前記制限値を超えたことを複数の測定の過
    半数の結果が示したときにのみエラーメッセージを供給
    するように、前記測定の評価を行う多数決回路を備える
    ことを特徴とする請求項8に記載の回路構成。
  10. 【請求項10】前記多数決評価において前記ビットの位
    置の考慮も行い、好ましくは、ビットの送信中に前記制
    限値を超えたときにのみエラーメッセージを抑制し、こ
    のビットに隣接する2つのビットが送信された時には、
    前記エラーメッセージの抑制は行わないことを特徴とす
    る請求項1または8に記載の回路構成。
  11. 【請求項11】前記駆動電流間の差の評価だけではなく
    これらの合計の評価も行い、前記駆動電流の合計が所定
    の制限値を超えるときにのみ前記駆動電流間の差を評価
    することを特徴とする請求項1に記載の回路構成。
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